JPS6315168Y2 - - Google Patents

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JPS6315168Y2
JPS6315168Y2 JP5199084U JP5199084U JPS6315168Y2 JP S6315168 Y2 JPS6315168 Y2 JP S6315168Y2 JP 5199084 U JP5199084 U JP 5199084U JP 5199084 U JP5199084 U JP 5199084U JP S6315168 Y2 JPS6315168 Y2 JP S6315168Y2
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JP
Japan
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container
hanging
main body
container body
hanging tool
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JP5199084U
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JPS60167744U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は容器用吊具に関し、特に容器本体底
部の凹陥部に形成される係合片に係着させ容器座
りを良好にすると共に、この容器本体を底部側か
ら吊り下げ支持させるための容器用吊具に係るも
のである。
容器本体を底部側で吊り下げ支持して使用する
容器としては、例えば出願人においてさきに提案
した医療用の輸液容器がある(実開昭60−61043
号)。この輸液容器は容器本体底部に条設される
凹陥部内に係合片を突出形成させておき、また起
立位置に保持され、かつ倒伏位置に係留されるよ
うにした起伏自在な摘み部をもつ吊具を設け、こ
の吊具に形成した係合部を、前記凹陥部内で係合
片に着脱自在に係止させたものである。すなわ
ち、この既提案の吊具は、吊具自体を容器本体底
部の凹陥部内に、そのまゝすつぽり納め込む形式
の構成である。
しかし一方、この種の輸液容器は、一般に合成
樹脂のブロー成形によつて形成されるものである
ために、全体的に薄肉化されていて、例えばその
容器本体底部を採り上げてみても薄肉であること
に変りはなく、そしてこの容器本体内部に輸液が
充填された状態においては、輸液自体の重量が全
て本体底部に加えられるために、この本体底部形
状が崩形される傾向にあつて変形し易く、しかも
容器自体が比較的高さのある細長い形状であるこ
とからも、この底部の変形に伴なつて、前記した
ように常態では凹陥部内に入り込んでいた吊具の
一部が、全体の重量を支持する支承点となり、そ
して同吊具の一部は必ずしも平面的な構成となつ
ていないから、座りが悪く、いわゆる立ち上り性
に欠ける場合があるという難点を有するものであ
つた。
この考案は従来のこのような実状に鑑み、容器
本体底部の凹陥部に形成した係合片に係着される
ところの、吊具本体を平面的な板状に構成させて
底部外面に密着させ、この吊具本体自体を容器本
体の底板部として、同容器本体の保形性、ひいて
は立ち上り性を向上させると共に、この吊具本体
に吊環部を起伏自在に引き起し得るようにしたも
のである。
以下この考案に係る容器用吊具の一実施例につ
き、第1図ないし第8図を参照して詳細に説明す
る。
第1図および第2図は輸液容器の底部およびこ
の実施例による吊具を装着した同底部をそれぞれ
に示す。これらの各図において、容器本体1の底
部2には長手の巾方向に凹陥部3が形成されてお
り、この凹陥部3の領域内の中央部に同巾方向に
沿う係合片4を突設させると共に、この係合片4
には端縁両側に突条5a,5bを設け、かつ少な
くとも一方の突条5aの中間部に膨出条6を形成
させてある。そしてこの実施例による吊具本体7
は、前記係合片4に係合されると共に、前記底部
2に密着するようにして装着される。
また第3図ないし第8図は前記吊具本体7の詳
細構造を示している。すなわち、吊具本体7は少
なくとも前記容器本体底部2の略全面を覆う程度
の大きさの平板状をなしていて、容器本体底部2
側の表面部中央には、巾方向に沿わせて前記係合
片4に嵌挿させる嵌挿溝9、および前記膨出条6
を受入れる係合切欠10をそれぞれに形成した一
組の立ち上り片8a,8bが突設されており、各
立ち上り片8a,8bの中間部対向面にあつて前
記各突条5a,5bに係合させる突条11a,1
1bを有している。
また前記吊具本体7の裏面部は、中央部で区分
された一半部が、前記一組の立ち上り片8a,8
bに対応する他半部内側を含んで底板部12とさ
れ、かつ他半部外側が吊環部13とされており、
この吊環部13は前記他半部内側の周囲から中央
部にかけて穿設した溝14により、僅かな継ぎ部
15を介して前記底板部12から切り離されると
共に、前記中央部での薄肉にされたヒンジ部16
により起伏自在になされ、さらに前記中央部を除
く前記底板部12の外周囲および前記吊環部13
の内、外周囲にそれぞれリブ17および18,1
9を突設させたものである。
しかしてこの実施例においては、容器本体1の
底部2にあつて、その凹陥部3に突設させた係合
片4に対し、吊具本体7の立ち上り片8a,8b
を嵌挿させ、その突条11a,11bを突条5
a,5bに係合させると共に、係合切欠10に膨
出条6を受入れることにより係止させて装着でき
る。
そしてこの装着状態では、前記容器本体1の底
部2に前記吊具本体7の平板状をなした表面の全
面、特に底板部12がぴつたり密着されて容器本
体1自体の底板部を構成することになる。
こゝで継ぎ部15を切断させることにより、吊
環部13は底板部12から独立され、ヒンジ部1
6を支点として自由に起伏可能になり、必要に応
じこれを起立させることにより、容器本体1自体
を底部2側から倒立状態に吊り下げて支持でき、
またこれを倒伏させることにより、底板部と共に
一体となつて容器本体1を底部2側で直立状態に
支承できるのである。
なお、前記実施例における容器本体側と吊具本
体側との着脱自在な係止態様は、単に一例を示し
ており、必ずしもこの態様に限定されるものでは
ない。
以上詳述したようにこの考案によれば、底部の
凹陥部内に係止片を突設させた容器にあつて、容
器底部の略全面を覆う程度の大きさの平板状とさ
れていて、底板部とこの底板部から起伏自在に切
り離される吊環部とからなる吊具本体を設け、こ
の吊具本体の底板部の表面側に、容器本体の係止
片に着脱自在に係着される係止部を形成したの
で、吊環部を引き起すことにより、容器本体を底
部側から吊り下げて支持できるのは勿論、この吊
環部を倒伏させた状態では、吊具本体の底板部、
ならびに吊環部を容器本体の底部面に密着させる
ことができ、これにより容器底部を充分に保形し
て全重量の支承を効果的に行い得ると共に、容器
本体自体の座りが良好になつてその立ち上り性を
向上し得るなどの利点を有し、しかも容器本体に
対して吊具本体を着脱自在にさせたから、任意に
付け換えて反復使用可能であり、さらに吊具本体
自体の構造も簡単で容易かつ安価に提供できるな
どの特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る容器用吊具の一実施例を
示すもので、第1図および第2図は輸液容器の底
部およびこの実施例による吊具本体を装着した同
底部をそれぞれに示す斜視図、第3図および第4
図は同上吊具本体の裏面図および表面図、第5図
ないし第8図は第1図−ないし−線部の
それぞれ断面および拡大断面図である。 1……容器本体、2……底部、3……凹陥部、
4……係合片、5a,5b……突条、6……膨出
条、7……吊具本体、8a,8b……立ち上り
片、9……嵌挿溝、10a,10b……係合切
欠、11a,11b……突条、12……底板部、
13……吊環部、16……ヒンジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体底部に凹陥部を設け、該凹陥部の領域
    内に係止片を突設し、この係止片に係着させ容器
    本体底面に密接して取付けられる容器吊具であつ
    て、該吊具が、容器本体底部の略全面を覆う程度
    の大きさの平板状をなす吊具本体と、 この吊具本体の一部をヒンジ部として起伏自在
    に継ぎ部を介して切離し得るように形成された上
    記ヒンジ部より延長する吊環部と、 前記吊具本体の容器底面側に前記係止片に対応
    する位置関係に設けられ、これに着脱自在に係着
    されて同吊具本体を容器底面に密接させる係止部
    と、 からなる輸液用等の容器用吊具。
JP5199084U 1984-04-11 1984-04-11 容器用吊具 Granted JPS60167744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5199084U JPS60167744U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 容器用吊具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5199084U JPS60167744U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 容器用吊具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167744U JPS60167744U (ja) 1985-11-07
JPS6315168Y2 true JPS6315168Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30571533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5199084U Granted JPS60167744U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 容器用吊具

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JP (1) JPS60167744U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311155Y2 (ja) * 1987-05-26 1991-03-19
US7771249B2 (en) 2007-03-30 2010-08-10 Park Industries, Inc. Corner saw

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60167744U (ja) 1985-11-07

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