JPH0350019Y2 - - Google Patents

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JPH0350019Y2
JPH0350019Y2 JP1983035173U JP3517383U JPH0350019Y2 JP H0350019 Y2 JPH0350019 Y2 JP H0350019Y2 JP 1983035173 U JP1983035173 U JP 1983035173U JP 3517383 U JP3517383 U JP 3517383U JP H0350019 Y2 JPH0350019 Y2 JP H0350019Y2
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container
shaped
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container body
fitted
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JP1983035173U
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JPS59141041U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、合成樹脂製の樽状容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 容器の強度を高めると共に、肉薄化でき、又軽
量化できる等、その他種々の利点から、近時二軸
延伸させた合成樹脂製容器が多く用いられてお
り、又該容器を使い易く、しかも容器外見を向上
させるため、二軸延伸容器の下方および上方両部
に筒状をなす脚台と冠状部材とを嵌合させて、外
観形状を樽状としたものが特にビール容器として
用いられている。ところでこの種容器は比較的大
形であるため、把手を付設させることが望まし
い。
そこで、本出願人は、昭和57年5月27日付をも
つて把手付き樽状二軸延伸容器を出願したが(実
願昭57−78749号)、該出願の容器における把手
は、別成形した把手主幹の差込み片を冠状部材下
部外面に付設した筒部内へ差込み固定すると共に
その把手上端部を冠状部材後面に当接させるか、
或いは、把手主幹の上端に付設した逆V字形係合
部を冠状部材上端に係合させたので、把手上部が
横ずれして容器に対して把手がぐらつくことがあ
つた。
本案は、そのような不都合を解消し、容器に把
手を確実かつ容易に装着できるようにしたもので
ある。
「課題を解決するための手段」 二軸延伸させた合成樹脂製容器体1の、下部に
は筒状をなす脚台8を、上部には筒状をなす冠状
部材9を、それぞれ嵌着させた樽形状をなす容器
本体と、該容器本体に装着させた把手21とから
なる樽状容器において、上記脚台と冠状部材との
うち、少くともその一方外周面の一部に差込み筒
部16を形成させると共に、該差込み筒部上方
の、冠状部材上端縁部分に嵌合溝20を形成させ
ておき、上記把手は、主幹22一部から突出させ
た差込み片23を上記差込み筒部に抜出し不能に
嵌合させると共に、主幹上端部に、該上端部に対
して逆V字形状をなすよう係合片25を突出させ
て形成させた逆V字形状嵌合部26を、上記嵌合
溝下方の冠状部材部分に嵌合させて固定させ、主
幹22を容器本体外面の上下方向に沿つて、かつ
容器本体との間に間隙をおいて垂下させた。
「実施例」 以下第1図から第3図が示す第1実施例につい
て説明すると、1は飽和ポリエステル樹脂製のコ
ールドパリソンを二軸延伸して形成させた容器体
で、その底部2は球面状に下方へ膨出形成されて
いる。3は底部周縁から円筒状に起立させた胴
部、5は丸みを持たせて形成された肩部4を介し
て上方へ起立させた口頚部で、該口頚部の下部に
は外向きフランジ6が付設させてあり、該口頚部
の上部にはキヤツプ7が螺合させてある。
上記容器体の下部には、該容器体を安定に起立
させるための筒状脚台8が、又上部には筒状の冠
状部材9が、それぞれ嵌合させてある。これ等脚
台と冠状部材との各上下両部外周面には締め輪を
形どつた突条帯10…が形成させてあり、これ等
脚台、冠状部材、および突条帯とが、樽状容器の
外見を与えている。
脚台8は、容器体胴部の下部に筒部11上部を
嵌合させ、該筒部下部を二重筒状に形成させて脚
部12を形成させ、該脚部の内筒部12a上端に
底壁13周縁を接続させている。脚部下端面から
は嵌合リング14を垂設させるとよい。該嵌合リ
ング一部外面は第2図が示すように切欠き15し
てある。該切欠きについては後述する。又該脚台
上方突条帯の、切欠き上方部分には、上下両端面
開口の差込み筒部16が形成させてある。
冠状部材9は、筒部17の下部を、容器体上部
の外面に嵌合させている。筒部の上端内周縁から
は、下内方へ垂下彎曲させ、かつ中央部を筒状に
起立させた内向きフランジ18が突出させてあ
り、該フランジ内周部は既述口頚部の外向きフラ
ンジ外周部下縁に係合させてあつて、冠状部材の
筒部内に埃等が入るのを防止すると共に、容器体
上部に対する冠状部材の固定を確実にしている。
該内向きフランジ18の、筒部上端縁からの下方
垂下部分途中には屈折線18aを形成させるとよ
い。又内向きフランジの下方垂下部分よりも上方
の筒部分一部および該部分内方の内向きフランジ
垂下部分は切欠きして凹部19が形成させてあ
る。該凹部は容器体内液体をコツプ等に注出する
に際して便利であるよう設けてある。又該凹部と
対向する側の筒上端部分に嵌合溝20が形成させ
てある。該嵌合溝については後述する。該嵌合溝
は既述嵌合リングの切欠き15の垂直上方に位置
させる。冠状部材筒部の上端部内径は、既述嵌合
リング14の外径とほぼ同径としてあり、該樽状
容器上へ、同一形状、同一大きさの他の樽状容器
を積上げたとき、上位容器の嵌合リングが下位容
器の冠状部材筒部の上端部内へ嵌合できるよう設
けてある。
把手21は、主幹22をほぼ弧状に形成させ、
主幹下部を、差込み片23に形成させて既述差込
み筒部16内に嵌合させ、差込み片下端外面に付
設させた逆刺24をその筒部下端外縁に係合させ
ている。又主幹上端部から、該上端部に対して逆
V字形状をなすよう係合片25を突出させて逆V
字形状嵌合部26を形成させ、該嵌合部の頂部2
7を、既述冠状部材の嵌合溝20内に嵌合させて
該逆V字形状嵌合部を嵌合溝下方の冠状部材部分
外面へ嵌合させている。上記頂部27の横巾は嵌
合溝20の横巾とほぼ同一として緊密に嵌合させ
る。係合片下端縁は既述屈折線18aに係合させ
ればよい。このようにして主幹22は、容器本体
外面の上下方向に沿つて位置することとなり、主
幹中間部と容器本体外面との間には、その主幹中
間部を持つて容器を持ち上げ易い程度の間隙を設
ける。尚主幹上下両部の内面には当板28,28
が付設させてあつて、各当板内面を、対応する容
器本体部分に当接させてある。
第4図は第2実施例を示すもので、該実施例で
は、既述差込み筒部16を冠状部材の下部外周面
に設け、又該筒部内に差込むための差込み片23
を、把手主幹の中間部やや上方内面から突出し板
部23aを介して垂設させている。その他の部分
は第1図から第3図が示す第1実施例と場合と同
様である。
上記樽状容器は、輸送時把手が邪魔とならない
よう容器本体を別にしておき、輸送完了後に小売
店等で装着させるようにしてもよい。樽状容器は
積上げできるようにするとよく、既述嵌合リング
の切欠き15は複数容器の積上げの際、把手の係
合片25上端部が嵌合リング14に触れて、その
ため容器の積上げが不完全となることを防止する
ために設けたものである。尚図示のように、逆V
字形状嵌合部の頂部27の肉厚よりも嵌合溝20
の深さを大としてその差を嵌合リング14の高さ
とほぼ同一とすれば、上記切欠き15を不要とす
ることが出来る。
「考案の効果」 本案は上記構成とするもので、容器体上部に嵌
着させた冠状部材の上端縁部分に嵌合溝20を、
脚台又は冠状部材に設けた差込み筒部16上方に
位置させて設けたから、把手の主幹上端部に形成
させた逆V字形状嵌合部26を、上記嵌合溝下方
の、冠状部材部分に嵌合させ、又把手主幹の一部
から突出させた差込み片23を上記差込み筒部に
嵌合させた際、上記逆V字形状嵌合部の頂部は、
嵌合溝内に位置するため横ずれすることが全くな
く、よつて把手主幹は容器本体に対してぐらつく
ことがなく、把手使用上便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の一部を断面とした側面図、
第2図は第1図−線を矢示方向にみた横断面
図、第3図はその容器の一部を示す正面図、第4
図は別実施例で示す、本案容器の一部を切欠いた
側面図である。 1……容器体、21……把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二軸延伸させた合成樹脂製容器体1の、下部に
    は筒状をなす脚台8を、上部には筒状をなす冠状
    部材9を、それぞれ嵌着させた樽形状をなす容器
    本体と、該容器本体に装着させた把手21とから
    なる樽状容器において、上記脚台と冠状部材との
    うち、少くともその一方外周面の一部に差込み筒
    部16を形成させると共に、該差込み筒部上方
    の、冠状部材上端縁部分に嵌合溝20を形成させ
    ておき、上記把手は、主幹22一部から突出させ
    た差込み片23を上記差込み筒部に抜出し不能に
    嵌合させると共に、主幹上端部に、該上端部に対
    して逆V字形状をなすよう係合片25を突出させ
    て形成させた逆V字形状嵌合部26を、上記嵌合
    溝下方の冠状部材部分に嵌合させて固定させ、主
    幹22を容器本体外面の上下方向に沿つて、かつ
    容器本体との間に間隙をおいて垂下させたことを
    特徴とする合成樹脂製樽状容器。
JP3517383U 1983-03-10 1983-03-10 合成樹脂製樽状容器 Granted JPS59141041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3517383U JPS59141041U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 合成樹脂製樽状容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3517383U JPS59141041U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 合成樹脂製樽状容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59141041U JPS59141041U (ja) 1984-09-20
JPH0350019Y2 true JPH0350019Y2 (ja) 1991-10-25

Family

ID=30165878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3517383U Granted JPS59141041U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 合成樹脂製樽状容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS59141041U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356522Y2 (ja) * 1985-07-30 1991-12-19
JP2586400Y2 (ja) * 1993-06-29 1998-12-02 株式会社アンドウ製作所 上口付成形容器の簡易取手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174435U (ja) * 1982-05-18 1983-11-21 株式会社吉野工業所 把手付き樽状容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59141041U (ja) 1984-09-20

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