JPH08464Y2 - 収納庫等の扉 - Google Patents
収納庫等の扉Info
- Publication number
- JPH08464Y2 JPH08464Y2 JP349091U JP349091U JPH08464Y2 JP H08464 Y2 JPH08464 Y2 JP H08464Y2 JP 349091 U JP349091 U JP 349091U JP 349091 U JP349091 U JP 349091U JP H08464 Y2 JPH08464 Y2 JP H08464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- back plate
- plate
- door
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は台所等で使用される収納
庫等の扉に関するものである。
庫等の扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、収納庫等の扉は表板と裏板内部に
ペーパーコア等を内在せしめた形態のものが一般的であ
った。そして、扉の意匠的変化によって収納庫全体の美
観を向上せしめる場合、扉の端部のみを曲面に仕上げる
か、あるいは把手の意匠を変えるか、あるいは表面を校
倉風にする等していた。
ペーパーコア等を内在せしめた形態のものが一般的であ
った。そして、扉の意匠的変化によって収納庫全体の美
観を向上せしめる場合、扉の端部のみを曲面に仕上げる
か、あるいは把手の意匠を変えるか、あるいは表面を校
倉風にする等していた。
【0003】しかし、前者の場合はコストアップにはつ
ながらないものの、意匠的変化に乏しく、後者の場合、
意匠的変化が大きいが金型投資を必要とし、コストアッ
プにつながる恐れがあった。
ながらないものの、意匠的変化に乏しく、後者の場合、
意匠的変化が大きいが金型投資を必要とし、コストアッ
プにつながる恐れがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、金型投資を必要とせず、簡単な構造で、安価に製作
できる意匠的にもすぐれた収納庫等の扉を得る事にあ
る。
は、金型投資を必要とせず、簡単な構造で、安価に製作
できる意匠的にもすぐれた収納庫等の扉を得る事にあ
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】表板と、裏板と、裏板と表
板間に内在する芯材と、表板と裏板の上下端部にとりつ
けられる上下扉キャップよりなり、芯材の表板側を所定
の曲面となし、芯材表面に表板を沿わせて表板裏面を貼
りつけ、芯材表面の曲面に沿った上下扉キャップの基部
に形成された表板押さえ突縁の内側に表板の上下端部表
面を当接せしめ、裏板と上下扉キャップをネジ止めした
ものである。
板間に内在する芯材と、表板と裏板の上下端部にとりつ
けられる上下扉キャップよりなり、芯材の表板側を所定
の曲面となし、芯材表面に表板を沿わせて表板裏面を貼
りつけ、芯材表面の曲面に沿った上下扉キャップの基部
に形成された表板押さえ突縁の内側に表板の上下端部表
面を当接せしめ、裏板と上下扉キャップをネジ止めした
ものである。
【0006】
【実施例】図2は本考案の扉を具備した収納庫を示し、
符号10は収納庫本体を示し、符号1は収納庫本体10
の前面に開閉自在に取りつけられた扉を示している。
符号10は収納庫本体を示し、符号1は収納庫本体10
の前面に開閉自在に取りつけられた扉を示している。
【0007】扉1は図1に示す如く、表板2と、裏板3
と、表板2と裏板3間に配設される芯材4と、表板2と
裏板3の上下端面に取りつけられる扉上下キャップ5、
6より構成されている。
と、表板2と裏板3間に配設される芯材4と、表板2と
裏板3の上下端面に取りつけられる扉上下キャップ5、
6より構成されている。
【0008】表板2は、左右端部が孤状で、内方にL字
形に折り曲げられた内方突縁21、21を有し、左右の
内方突縁21、21の内側端部には表板2側に窪む裏板
取付段部22、22が形成されている。
形に折り曲げられた内方突縁21、21を有し、左右の
内方突縁21、21の内側端部には表板2側に窪む裏板
取付段部22、22が形成されている。
【0009】芯材4は、発泡スチロールよりなり、表板
2よりやや小なる高さ寸法で、左右の内方突縁21、2
1間より小さな幅寸法に形成されている。そして、表板
2側は所定の曲線形状をなし、両面テープ、あるいは接
着剤にて、表板2が上記曲面形状に沿って接着される。
2よりやや小なる高さ寸法で、左右の内方突縁21、2
1間より小さな幅寸法に形成されている。そして、表板
2側は所定の曲線形状をなし、両面テープ、あるいは接
着剤にて、表板2が上記曲面形状に沿って接着される。
【0010】符号41・・・は裏板3側の上下端部所定
個所に形成された扉上下キャップ5、6の取付用切り欠
きを示している。
個所に形成された扉上下キャップ5、6の取付用切り欠
きを示している。
【0011】裏板3は、その左右端部が表板2の左右の
裏板取付段部22、22に、両面テープ、あるいは接着
剤にて接着される。
裏板取付段部22、22に、両面テープ、あるいは接着
剤にて接着される。
【0012】そして、上下端部には、表板2側に突出す
る上下突縁31、31が形成され、両面テープ、あるい
は接着剤にて芯材4と接着された状態で、前記取付用切
り欠き21・・・に対応して上下突縁31、31にキャ
プ取付孔32・・・が形成されている。符号33は芯材
4と接着する時の位置決め用突起を示している。
る上下突縁31、31が形成され、両面テープ、あるい
は接着剤にて芯材4と接着された状態で、前記取付用切
り欠き21・・・に対応して上下突縁31、31にキャ
プ取付孔32・・・が形成されている。符号33は芯材
4と接着する時の位置決め用突起を示している。
【0013】上下キャップ5、6は合成樹脂材より上下
対象形に形成されている。すなわち、扉下キャップ6
は、裏板3の下突縁31に両面テープ等で接着される基
部61を有している。
対象形に形成されている。すなわち、扉下キャップ6
は、裏板3の下突縁31に両面テープ等で接着される基
部61を有している。
【0014】基部61の表板2側端部は、前記芯材4の
表板2側の曲線形状をなし、端部から両側部にかけて上
方に突出する表板下押さえ突縁62が形成されている。
表板2側の曲線形状をなし、端部から両側部にかけて上
方に突出する表板下押さえ突縁62が形成されている。
【0015】基部61の裏板3側端部には、前記裏板3
のキャップ取付孔32・・・に嵌入する嵌入突片63・
・・が形成されている。
のキャップ取付孔32・・・に嵌入する嵌入突片63・
・・が形成されている。
【0016】嵌入突片63・・・には裏板3の取付孔3
0・・・に対応して連結孔64・・・が形成されてい
る。そして、扉上キャップ5にも扉下キャップ6同様基
部51、表板上押さえ突縁52、嵌入突片53、連結孔
54が形成されている。すなわち、本考案は上記の如く
形成されており、芯材4の表裏両面に両面テープ等にて
表裏板2、3が接着される。
0・・・に対応して連結孔64・・・が形成されてい
る。そして、扉上キャップ5にも扉下キャップ6同様基
部51、表板上押さえ突縁52、嵌入突片53、連結孔
54が形成されている。すなわち、本考案は上記の如く
形成されており、芯材4の表裏両面に両面テープ等にて
表裏板2、3が接着される。
【0017】この時、表板2と裏板3は、裏板3の左右
端部が表板2の裏板取付段部22、22と接着される。
端部が表板2の裏板取付段部22、22と接着される。
【0018】次に扉上下キャップ5、6を表裏板2、3
の上下方向から、キャップ取付孔32・・・に嵌入突片
63・・・を嵌入する。この状態で、表板2の上下端部
は、扉上下キャップ5、6の表板上下押さえ突縁52、
62の内側に当接して、芯材4の表面の曲線形状に沿っ
た形態が維持される。
の上下方向から、キャップ取付孔32・・・に嵌入突片
63・・・を嵌入する。この状態で、表板2の上下端部
は、扉上下キャップ5、6の表板上下押さえ突縁52、
62の内側に当接して、芯材4の表面の曲線形状に沿っ
た形態が維持される。
【0019】次に、裏板3の取付孔30・・・からビス
を挿通して、連結孔64・・・に螺合せしめ、嵌入突片
63・・・と、裏板3を連結し、扉1が組立てられる。
ここで、扉上下キャップ5、6にヒンジ取付孔、あるい
はヒンジ取付座を形成しておく事も当然可能である。
を挿通して、連結孔64・・・に螺合せしめ、嵌入突片
63・・・と、裏板3を連結し、扉1が組立てられる。
ここで、扉上下キャップ5、6にヒンジ取付孔、あるい
はヒンジ取付座を形成しておく事も当然可能である。
【0020】
【考案の効果】以上説明した様に、本考案の扉は芯材を
発泡スチロールとした事により、従来のペーパーコア等
に比較して、芯材を所望の形態に製作しやすく、かつ軽
量であり、芯材を所望の形状、例えば本考案の様に、表
板側を円弧状にし、これに表板を沿わせて接着する事に
より、表板を円弧状にする事が出来る。よって、表板を
円弧状に加工する手間も、また加工用の金型も必要とせ
ず、安価に製作出来る。また、扉上下キャップの芯材の
曲面形状に沿って形成された基部の表板側端部に表板押
さえ突部を形成して、この内面に表板の上下端部の表面
側を当接せしめたので、扉上下キャップと裏板を連結し
た状態で、表板の湾曲状態を強制的に維持せしめる事が
出来、扉の意匠的変化を手軽に得る事が出来る。さら
に、裏板の上下端部に上下突縁を形成し、この上下突縁
にキャップ取付孔をもうけ、扉上下キャップに嵌入突部
を形成しているので、キャップ取付孔に嵌入突部を嵌入
した状態で、芯材をはさみ込んで、表板と裏板とは連結
された状態となり、表板は芯材の表面形状に沿った形状
を維持し、裏板と嵌入突部を連結する事により、扉上下
キャップの脱落が防止される。
発泡スチロールとした事により、従来のペーパーコア等
に比較して、芯材を所望の形態に製作しやすく、かつ軽
量であり、芯材を所望の形状、例えば本考案の様に、表
板側を円弧状にし、これに表板を沿わせて接着する事に
より、表板を円弧状にする事が出来る。よって、表板を
円弧状に加工する手間も、また加工用の金型も必要とせ
ず、安価に製作出来る。また、扉上下キャップの芯材の
曲面形状に沿って形成された基部の表板側端部に表板押
さえ突部を形成して、この内面に表板の上下端部の表面
側を当接せしめたので、扉上下キャップと裏板を連結し
た状態で、表板の湾曲状態を強制的に維持せしめる事が
出来、扉の意匠的変化を手軽に得る事が出来る。さら
に、裏板の上下端部に上下突縁を形成し、この上下突縁
にキャップ取付孔をもうけ、扉上下キャップに嵌入突部
を形成しているので、キャップ取付孔に嵌入突部を嵌入
した状態で、芯材をはさみ込んで、表板と裏板とは連結
された状態となり、表板は芯材の表面形状に沿った形状
を維持し、裏板と嵌入突部を連結する事により、扉上下
キャップの脱落が防止される。
【0021】
【図1】本考案の要部分解斜視図
【図2】本考案を具備した収納庫の斜視図
【図3】本考案の要部縦断面図
【図4】本考案の要部横断面図
1 扉 2 表板 21 内方突縁 22 裏板取付段部 3 裏板 31 上下突縁 32 キャップ取付孔 4 芯材 5 扉上キャップ 51 基部 6 扉下キャッフ 61 基部 62 表板下押さえ突縁 63 嵌入突片
Claims (1)
- 表板と、裏板と、表板と裏板間に配設される芯材と、表
板と裏板の上下端面にとりつけられる扉上下キャップよ
り構成された収納庫の扉である。表板は左右端部が孤状
で内方にL字形に折り曲げられた内方突縁を有し、内方
突縁の内側端部には表板側に窪む裏板取付段部が形成さ
れている。芯材は発泡スチロールよりなり、ほぼ裏板に
相当する大きさで所定の厚みを有し、表板側が所定の曲
面形状をなし、表板と裏板間に配設されている。裏板は
左右端部が前記表板取付段部に当接し、上下端部に表板
側に突出する突縁が形成され、上下突縁には左右方向に
所定間隔を有してキャップ取付孔が形成されている。扉
上下キャップは合成樹脂材より互いにほぼ上下対称形を
なし、表板と裏板の上下端面に当接し、表板側端部が上
記芯材の曲面形状に沿って形成された基部と、基部端部
から下方に突出する表板押さえ突縁と、裏板に形成され
たキャップ取付孔に嵌入する連結孔が形成された嵌入突
部よりなる。そして、裏板の所定箇所に芯材が接着さ
れ、芯材に表板が接着されて、表板は芯材の表面形状に
沿って変形されると共に、裏板のキャップ嵌合孔に嵌入
した扉上下キャップの嵌入突部と裏板がビス等にて連結
されて、表板端面は扉上下キャップの表板押さえ突縁の
裏面に当接して変形姿勢が維持されている収納庫等の
扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP349091U JPH08464Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 収納庫等の扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP349091U JPH08464Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 収納庫等の扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494087U JPH0494087U (ja) | 1992-08-14 |
JPH08464Y2 true JPH08464Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31732466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP349091U Expired - Lifetime JPH08464Y2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 収納庫等の扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08464Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP349091U patent/JPH08464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494087U (ja) | 1992-08-14 |
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