JPH0737968Y2 - 車両の幌収容装置 - Google Patents

車両の幌収容装置

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JPH0737968Y2
JPH0737968Y2 JP1988169019U JP16901988U JPH0737968Y2 JP H0737968 Y2 JPH0737968 Y2 JP H0737968Y2 JP 1988169019 U JP1988169019 U JP 1988169019U JP 16901988 U JP16901988 U JP 16901988U JP H0737968 Y2 JPH0737968 Y2 JP H0737968Y2
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JP
Japan
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hood
attached
rope
load
floor plate
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JP1988169019U
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JPH0287616U (ja
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正憲 小森
淳 山田
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の幌収容装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、積み荷を覆う幌に関する考案として、例えば実公
昭57−8492号公報又は実開昭62−123418号公報に開示さ
れたものが知られている。
前者の従来技術は、幌掛装置に関するもので、貨物トラ
ックの荷台に幌骨を取り付け、幌骨の上に幌が掛けられ
ている貨物トラックの幌掛装置に於て、幌骨は溝を有
し、そして、幌骨の下端は荷台に連結具を介して着脱自
在に取り付けられ、荷台の下部の両側に2本の巻取軸を
設けると共にそれらの巻取軸の回転装置を設け、その巻
取軸は夫々一定長さのロープを直接又は間接に巻回して
おり、そのロープは上記溝に移動自在に嵌められ、所定
の点に於てロープを幌骨に掛けられた幌に固着し、そし
て、巻取軸の回転装置は荷台の両側に手動ハンドルを有
していることを特徴としている。
又、後者の実開昭62−123418号公報に開示された幌掛装
置は、車両の荷台を覆う幌の前部垂直面の先端にロープ
を取り付け、ロープの先端は荷台前方に設けられたロー
プ巻取り用ウインチに巻き付けられると共に、前部垂直
面の先端に取り付けられた他のロープは荷台下方後方ま
で延び、幌の後部垂直面の先端は荷台後部に設けられた
幌巻取り用ウインチに巻き取られてなるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上記実公昭57−8492号公報に開示された前者
の従来例にあっては、荷台に幌骨を取り付ける貨物トラ
ックのみにしか適用できず、荷台に幌骨を装着しないト
ラック等に広く適用することができないものであった。
又、後者の従来例にあっては、幌巻取り用ウインチが荷
台後部に配置されているため、これに幌が巻き取られる
と、後輪で跳ね上げられた泥や排気ガスによって幌が汚
れてしまう欠点があった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、幌掛けが
簡単であり、然も、不使用時の幌の汚れを防止した車両
用幌収容装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は、荷台の床板よりも
下部に荷台の幅一杯に亘って幌収容部が形成され、該幌
収容部の開口に蝶番を介して床板と同一平面を形成する
蓋体を回動自在に設けられ、前記幌収容部内に幌が収納
され、幌収容部の底部に幌の後端部が固着され、幌の表
側にはあおりに被せる折返片が取り付けられ、幌のコー
ナ部にロープが取り付けられたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、幌収容部から幌を取り出し、そして、
積み荷に幌を被せて引掛部材を荷台のフックに引っ掛け
れば、幌の取付けが完了することとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示し、第1図
に於て、符号1は荷台、3は当該荷台1の後あおり5に
沿って荷台1の後部に設置された幌収容部で、当該幌収
容部3は荷台1の床板1aよりも下部に設置され、そし
て、第2図に示すように荷台1の横幅一杯に亘って形成
されている。又、第1図に示すように、上記幌収容部3
の蓋体3aは床板1aに蝶番7を介して矢印A,B方向へ回動
自在に取り付けられており、当該蓋体3aを矢印B方向に
回動して幌収容部3を閉じると、当該蓋体3aが床板1aと
同一平面を形成し、又、蓋体3aを矢印A方向に開くと、
幌収容部3が荷台1に開口するようになっている。そし
て、上記幌収容部3内には幌9が収納されている。
幌9は第3図に示すように展開した状態が長方形形状
で、積み荷の左右側方を覆う側方覆い部9aが積み荷の上
部を覆う上部覆い部9bに折り畳まれ、更に、これを丸め
又は折り畳んで幌収容部3内に収容されているが、幌9
の上方覆い部9bの後縁部9b′は第1図に示すように上記
幌収容部3の底部3bに固着されている。又、当該幌9の
表側には折返片11が取り付けられており、幌9を積み荷
13に被せる際に、当該折返片11が後あおり5に被さって
後あおり5と積み荷13との間に雨が入らないようになっ
ている。更に、第3図に示すように上記側方覆い部9aの
コーナ部及び上方覆い部9bの車両前方側コーナ部には夫
々ロープ15,17が取り付けられており、荷台1に積み荷1
3を積み込んだ後に、幌9を被せて上記ロープ17を鳥居1
9の先端に取り付けた手動ウインチ21に巻き付ければ、
幌9が積み荷13の上部に被さるようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、幌9を使用
しない場合は、幌9を折り畳んでこれを幌収容部3内に
収納しておけばよい。
そして、積み荷13に幌9を被せるには、先ず、第1図に
示すように蓋体3aを開けて幌9を第1図及び第3図の実
線で示す状態で地面23に展開し、そして、蓋体3aを閉じ
て荷台1を平坦にしておく。而して、積み荷13を荷台1
に積み込んだ後、地面23に展開していた幌9を積み荷13
に被せ、そして、ロープ17を手動ウインチ21に巻き付け
てこれを巻回すれば、幌9が積み荷13の上部を覆うこと
となる。
そして、ロープ15を引っ張って側方覆い部9aを側方に垂
らした後、各ロープ15をフック(図示せず)に係止すれ
ば、積み荷13が幌9で覆われることとなる。
又、幌9を外すには、上記ロープ15,17を外して幌9を
第1図の如く地面に降ろし、そして、第3図の実線の如
く折り畳んだ後、適宜これを小さく折るか丸めておいて
積み荷13を降ろせばよい。そして、積み荷13を降ろし終
えた後に蓋体3aを開けて幌9を幌収容部3内に収容すれ
ばよい。
このように、本実施例は、荷台1の床板1a部分に幌9の
収納場所たる幌収容部3を設けたので、上記実開昭62−
123418号公報に開示された従来例と異なり後輪で跳ね上
げられた泥や排気ガスによって幌が汚れてしまうことが
なく、又、幌9の取り付けも何等従来例と遜色なく極め
て簡単に行なうことができるものである。
第4図及び第5図は本実施例の第二実施例を示し、本実
施例は、上記一実施例の幌収容部3に代えてこれを荷台
の左右両側部に設けたものである。
即ち、第4図に於て、符号25,27は左右の側あおり29に
沿って荷台31の左右側部に設置された幌収容部で、当該
各幌収容部25,27は荷台31の床板31aよりも下部に設置さ
れ、そして、荷台31の縦幅一杯に亘って形成されてい
る。又、第4図に示すように、上記各幌収容部25,27の
蓋体25a,27aは、夫々、蝶番7を介して床板31aに矢印C,
D方向及び矢印E,F方向へ回動自在に取り付けられてお
り、蓋体25a,27aを夫々矢印D,F方向に回動して幌収容部
25,27を閉じると、各蓋体25a,27aが床板31aと同一平面
を形成し、又、蓋体25a,27aを夫々矢印C,E方向に開く
と、幌収容部25,27が荷台31に開口するようになってい
る。そして、上記各幌収容部25,27内には幌33,35が収容
されている。
幌33,35は第4図に示すように積み荷13の側方からこれ
を覆うもので、その横の長さは第5図に示すように側あ
おり29を略同一の長さを有し、又、縦の長さは第4図の
如く積み荷13に被せた際に、積み荷13の上部で互いに重
なり合う長さとなっている。そして、幌33,35の側あお
り29と略同一の長さの一辺は各幌収容部25,27の底部25
b,27bに固着されている。又、各幌33,35の表側には折返
片37,39が取り付けられており、幌33,35を積み荷13に被
せる際に、当該折返片37,39が側あおり29に被さって、
側あおり29と積み荷13との間への雨の浸入を防止してい
る。その他、第4図中、符号41は上記幌33,35のコーナ
部に取り付けられたロープで、荷台31に積み荷13を積み
込んだ後に、幌33を被せて上記ロープ41を引っ張り、次
いで、幌35を被せて上記ロープ41を引っ張れば、第4図
の如く幌33,35が積み荷13を覆うようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、幌33,35を
使用しない場合は、これを折り畳んで各幌収容部25,27
内に収容しておけばよい。又、積み荷13に幌33,35を被
せるには、先ず、第4図に示すように蓋体25a,27aを開
けて幌33,35を第5図の如く展開し、そして、蓋体25a,2
7aを閉じて荷台31を平坦にしておく。而して、積み荷13
を荷台31に積み込んだ後、幌33を矢印C方向に被せ乍ら
ロープ41を同方向に引っ張って幌33を積み荷13に被せ、
次いで、幌35を矢印D方向に被せ乍らロープ41を同方向
に引っ張って幌35の先端を幌33に重ね、そして、幌35の
ロープをフックに係止すれば、積み荷13が幌33,35で覆
われることとなる。
又、幌33,35を外すには、上記ロープ41を外して幌33,35
を側方に展開し、そして、積み荷13を全て降ろした後で
幌収容部25,27内に収容すればよい。
このように、本実施例は、荷台31の両側部に幌33,35の
収容場所たる幌収容部25,27を設けたので、本実施例に
よっても、後輪で跳ね上げられた泥や排気ガスによって
幌が汚れてしまうことがなく、又、幌33,35の取り付け
も何等従来例と遜色なく極めて簡単に行なうことができ
るものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の幌収容装置は、荷台の床板よ
りも下部に荷台の幅一杯に亘って幌収容部が形成され、
該幌収容部の開口に蝶番を介して床板と同一平面を形成
する蓋体を回動自在に設けられ、前記幌収容部内に幌が
収納され、幌収容部の底部に幌の後端部が固着され、幌
の表側にはあおりに被せる折返片が取り付けられ、幌の
コーナ部にロープが取り付けられたので、本考案によれ
ば、上記実開昭62−123418号公報に開示された従来例と
異なり後輪で跳ね上げられた泥や排気ガスによって幌が
汚れてしまうことがなくなり、又、幌の取り付けも何等
従来例と遜色なく極めて簡単に行なうことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示し、第1図
は第一実施例に係る幌収容装置の縦断面図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は幌の平面図、第4図及
び第5図は本考案の第二実施例を示し、第4図は幌収容
装置の横断面図、第5図は幌を展開した状態に於けるト
ラックの側面図である。 1,31……荷台 1a,31a……床板 3,25,27……幌収容部 3a,25a,27a……蓋体 5……後あおり 7……蝶番 9,33,35……幌 11,37,39……折返片 13……積み荷 15,17,41……ロープ 29……側あおり。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−37615(JP,U) 実開 昭55−27199(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台の床板よりも下部に荷台の幅一杯に亘
    って幌収容部が形成され、該幌収容部の開口に蝶番を介
    して床板と同一平面を形成する蓋体を回動自在に設けら
    れ、前記幌収容部内に幌が収納され、幌収容部の底部に
    幌の後端部が固着され、幌の表側にはあおりに被せる折
    返片が取り付けられ、幌のコーナ部にロープが取り付け
    られたことを特徴とする車両の幌収容装置。
JP1988169019U 1988-12-27 1988-12-27 車両の幌収容装置 Expired - Lifetime JPH0737968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988169019U JPH0737968Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 車両の幌収容装置

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Publication Number Publication Date
JPH0287616U JPH0287616U (ja) 1990-07-11
JPH0737968Y2 true JPH0737968Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=31458710

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527199U (ja) * 1978-08-12 1980-02-21
JPS5737615U (ja) * 1980-08-13 1982-02-27

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JPH0287616U (ja) 1990-07-11

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