JPH0737542U - 軸受挿入装置 - Google Patents

軸受挿入装置

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Publication number
JPH0737542U
JPH0737542U JP7356993U JP7356993U JPH0737542U JP H0737542 U JPH0737542 U JP H0737542U JP 7356993 U JP7356993 U JP 7356993U JP 7356993 U JP7356993 U JP 7356993U JP H0737542 U JPH0737542 U JP H0737542U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
center
male
insertion device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7356993U
Other languages
English (en)
Inventor
憲一 坂巻
Original Assignee
株式会社安川電機
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社安川電機 filed Critical 株式会社安川電機
Priority to JP7356993U priority Critical patent/JPH0737542U/ja
Publication of JPH0737542U publication Critical patent/JPH0737542U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軸2の外周面に軸方向から軸受1を挿入する
軸受挿入装置において、軸2の軸方向両端に形成したセ
ンタ穴11に挿入して軸2をそれぞれ支持するオスセン
タ12を有するとともに、オスセンタ12をガイドとし
て軸方向に移動する軸受保持体5を備えるようにしたも
の。 【効果】 軸心とワークの挿入穴の中心が一致し、その
平行度および軸心とワーク端面との直角度について精度
を必要とする位置関係を確実にかつ容易に保持すること
が可能となり、軸受の軸への挿入が自動化可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軸受の挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばモータの回転子等の回転軸の両端にそれぞれ軸受を挿入する装置 がある。図2はこの種の従来装置を示す側面図で一部を断面で示している。 挿入される軸受1は磁性体からなり、内径を大きくして挿入しやすくするため に、図示しない別装置(例えばヒーター等)であらかじめ加熱され、その後供給 される。また、軸2は、支持台3(例えばVブロック等)上に回転子4の外径を 基準として支持される。 軸受保持体5は非磁性体で構成され、ガイド6にそって矢印Aの方向にエアシ リンダー7によって駆動される。 軸受保持体5の先端には、挿入する磁性体の軸受1のほぼ内輪の内周に近い大 きさの窪みを開設し、焼きばめ用に加熱された軸受1が当接したときに軸受1の 外輪に当接しないようにしたわずかな隙間8を形成する段差を備え、段差からさ らにシリンダー側に僅かの距離で軸受保持体5の外周面もしくは内周面にマグネ ット9が装着できる溝を設け、この溝に分割されたマグネット9をリング状に挿 入接着固着できるようにし、磁性体である軸受1をマグネット9により磁気吸着 保持し、エアシリンダー7によって軸受保持体5が矢印A方向に突き出すことに よって、軸受1を軸2に挿入する構造となっている。 ところで、軸2の先端には、挿入される部材への逃げ手段である切り取り10 が一般的に取ってあり、軸受保持体5の先端に加熱され磁気吸着された軸受1は 、エアシリンダー7の駆動で軸2の先端に当接し、その切り取り10の範囲以内 の中心のズレgが生起していても、切り取り10の傾斜に従って、軸受1は磁気 吸着されながら位置をズラし、軸受1と軸2の中心を一致させるしくみとなって いる(たとえば実公平4−29947号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術では、中心のズレgが切り取り10の範囲内であれば軸 受1を軸2に挿入できるが、軸2を回転子4の外径を基準として支持しているた め、回転子4の外径のバラつきがそのまま中心のズレgを増加させることとなり 、その結果として、回転子4の外径が大きい場合、もしくは小さい場合に中心軸 のズレgが切り取り10を越えてしまい、挿入不能を生起するという欠点があっ た。 そこで本考案は、軸2および回転子4の支持方式を改良することによって、挿 入確率が向上した軸受挿入装置を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、軸の外周面に軸方向から軸受を挿入す る軸受挿入装置において、軸の軸方向両端に形成したセンタ穴に挿入して前記軸 をそれぞれ支持するオスセンタを有するとともにし、前記オスセンタをガイドと して軸方向に移動する軸受保持体を備えるようにしたものである。
【0005】
【作用】
上記手段により、軸加工時の基準であるセンタ穴をオスセンタで支持するので 、軸の軸心と、軸受挿入装置における軸心とが容易に合致する。また、軸受保持 体はオスセンタをガイドとして軸方向に移動するので、軸の軸心と軸受端面の直 角度、および軸の軸心と軸受の内周面との平行度を確実に、かつ容易に保つこと ができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す側面図で、要部を断面で示している。 図1において、図2と同一符号は、同一もしくは相当部分を表す。 挿入される軸受1は磁性体からなり、内径を大きくして挿入しやすくなるため 、予め図示しない別装置(例えばヒータ等)で加熱後、供給される。 軸2の先端には、挿入される部材への逃げ手段である切り取り10と軸を加工 する際の支持のために、センタ穴11が加工されているのが一般的であり、当初 は支持台3(例えばVブロック等)に回転子の外径を支持されて、オスセンタ1 2の中心より微小量低い位置へ供給される。 ここで、オスセンタ12は、オスセンタガイド13に嵌合しながらオスセンタ 駆動用エアシリンダー14によって、矢印A方向に突出可能であり、それを突出 することにより、オスセンタ12は軸受1の中心を貫通して軸2の加工センタで あるセンタ穴11と接合し、それによって軸2及びそれに付随する回転子4は、 微少量浮きあがり、回転子4の外径支持から、両センタ支持方式に切り換ること で、回転子4の外径寸法のバラつきの影響をうけず、挿入される軸2の中心とオ スセンタ12の中心が一致することとなる。 さらに、軸受保持体5はオスセンタ12をガイドとして、軸受保持体駆動用エ アシリンダー7によって、矢印A方向へ突出可能であり、その先端には先に説明 したとおり、隙間8とマグネット9をそなえているので、焼きばめ用に加熱され た、磁性体の軸受1は、軸受保持体5の先端にマグネット9により磁気吸着保持 される。 軸受保持体5がオスセンタ12を案内として摺動することにより、オスセンタ 12によって支持される軸2と軸受1は中心が一致し、より自然な挿入が可能と なる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、軸心とワークの挿入穴の中心が一致し、 その平行度および軸心とワーク端面との直角度について精度を必要とする位置関 係を確実にかつ容易に保持することが可能となり、軸受の軸への挿入が自動化可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側面図で要部を断面で示
している。
【図2】従来の軸受挿入装置を示す側面図で一部を断面
で示している。
【符号の説明】
1 軸受 2 軸 3 支持台 4 回転子 5 軸受保持体 6 ガイド 7 エアシリンダー 8 隙間 9 マグネット 10 逃げ 11 センタ穴 12 オスセンタ 13 オスセンタガイド 14 オスセンタ駆動用エアシリンダー g 軸受中心と軸中心のズレ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸の外周面に軸方向から軸受を挿入する
    軸受挿入装置において、軸の軸方向両端に形成したセン
    タ穴に挿入して前記軸をそれぞれ支持するオスセンタを
    有するとともに、前記オスセンタをガイドとして軸方向
    に移動する軸受保持体を備えたことを特徴とする軸受挿
    入装置。
JP7356993U 1993-12-21 1993-12-21 軸受挿入装置 Pending JPH0737542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7356993U JPH0737542U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 軸受挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7356993U JPH0737542U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 軸受挿入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737542U true JPH0737542U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13522045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7356993U Pending JPH0737542U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 軸受挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737542U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101442660B1 (ko) * 2013-04-24 2014-09-23 주식회사 포스코 가이드 롤의 베어링 제거장치
US10118262B2 (en) 2015-03-02 2018-11-06 Nsk Ltd. Bearing insertion device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101442660B1 (ko) * 2013-04-24 2014-09-23 주식회사 포스코 가이드 롤의 베어링 제거장치
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