JPH0429947Y2 - - Google Patents

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JPH0429947Y2
JPH0429947Y2 JP1984082712U JP8271284U JPH0429947Y2 JP H0429947 Y2 JPH0429947 Y2 JP H0429947Y2 JP 1984082712 U JP1984082712 U JP 1984082712U JP 8271284 U JP8271284 U JP 8271284U JP H0429947 Y2 JPH0429947 Y2 JP H0429947Y2
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guide
bearing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転体の回転軸を回転自在に支承す
る軸受を、その回転軸へ挿着する軸受挿入装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、例えばモータの回転子等の回転軸の両端
に、それぞれ軸受を挿入する装置がある。
第2図は、この種の従来装置の一部を切り欠い
た側断面図である。
1は軸受5を回転軸8に挿入するために保持す
る非磁性体の軸受保持体(例えばステンレス鋼か
らなる)、2は軸受保持体1を右から左へ矢印の
方向へ摺動させるエアシリンダー、3は軸受5を
その発生する磁力により軸受保持体1の挿入方向
最先端部に付着させるマグネツト、4はマグネツ
ト3に直接に軸受が当接しないようにしてマグネ
ツト3の保護用のステンレス薄板、6は軸受保持
体1とマグネツト3を接合する接着剤層、7はス
テンレス薄板4とマグネツト3を接合する接着剤
層、8は軸受5が挿入される回転軸、9は回転軸
8により回転するモータの回転子である。
挿入される軸受5の内径を大きくして、挿入し
やすくするために予め別装置(例えばヒーター
等)で加熱されている磁性体からなる軸受5を吸
引させて、回転軸8へ挿入していく部分(軸受保
持体1)の先端にマグネツト3を接着し、さらに
その上にマグネツト3の保護用にステンレス薄板
4を接着していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の軸受挿入装置はこのように構成されてい
るので、接着剤層6,7の厚み、ステンレス薄板
4の歪み等で、付着させた軸受5の端面が、これ
から挿入される回転軸8の軸線に対し直角がとり
にくい。
そこで、回転軸8と軸受5の嵌合が固い場合に
は挿入不能を生起したり、またステンレス薄板4
とマグネツト3の接着がはがれてステンレス薄板
4が脱落し、その結果としてマグネツト3が破損
すること等が発生するという欠点があつた。
ここにおいて本考案は、従来装置の難点を克服
し、軸受保持体へのマグネツトの装着を改良した
軸受挿入装置を提供することを、その目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、 筒状の内側側面にガイド面を形成し、その一端
面を端板で塞ぎ、その他端を開放し、端板にはガ
イド面に沿い軸方向に直線状に駆動する駆動装置
のシリンダーを挿通させる孔をその端板に開けた
ガイドを設け、 このガイドの内側側面に嵌合し、駆動装置のシ
リンダーの軸方向の直線状の移動に従い、ガイド
内側側面をガイドの開放された他端から突出可能
にして、摺動する軸受保持体を備え、 その軸受保持体は非磁性体からなり、ガイドの
端板側端面にはシリンダーの軸端を固着し、ガイ
ドの開口側端面には挿入する磁性体の軸受のほぼ
内輪の内周に近い大きさの窪みを開設し、焼きば
め用に加熱された軸受が当接したときに軸受の外
輪に当接しないようにしたわずかの隙間を形成す
る段差を備え、段差からさらにシリンダー側に僅
かの距離でガイドの外周面もしくは内周面にマグ
ネツトが装着できる溝を設け、この溝に分割され
たマグネツトをリング状に嵌合挿入接着固定して
構成した ことを特徴とする軸受挿入装置である。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、 軸にワークを挿入する装置における軸心とワク
の挿入孔との平行度および軸心とワーク端面との
直角度を保つことが、確実にかつ容易に実施可能
となり、しかも挿入する装置にワークを付着ある
いは脱却するのと付着位置の修正も極めて自然に
容易にでき、軸受の軸への装着が自動化可能とな
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例における一部を切り欠き、断
面で表した側面図を第1図に示す。
第1図において、第2図と同一符号は同一もし
くは相当部分を表す。
10は非磁性体の軸受保持体1がエアシリンダ
ー2によつて右から左への矢印の方向へ摺動する
ためのガイド、11は軸受5の外輪が軸受保持体
1の端面と接触しないように設けた隙間である。
軸受保持体1の先端部の外周面にマグネツト3
が装着できるリング状の溝を設け、この溝に円周
方向において分割されたマグネツト3をリング状
に嵌合挿入接着固定する。
また、この一実施例ではマグネツト3を軸受保
持体1の先端部の外周面に設けているが、内周面
に溝を作りそこにマグネツト3を固着してもよ
い。
こうすると、軸受保持体1の端面は回転軸8の
軸心に対して、常に直角になるようにガイド10
によつて正確に保たれる。
これらのことから、本考案は、第1図から明瞭
であるように、以下の手段から構成されている。
すなわち、ガイド10は筒状に形成しており、
その内側側面に軸受保持体1を摺動案内するガイ
ド面10aを持つている。
また、その一端面を円形端板12で塞ぎ、その
他端を開放するとともに、端板12の中心部には
孔12aを開け、ガイド面10aに沿い、軸方向
に直線状に駆動する駆動装置2のシリンダーの軸
13を挿入して、円滑に出し入れできるようにし
ている。
さらに詳しく説明すると、軸受保持体1はガイ
ド10のガイド面10aに嵌合しながら、駆動装
置2のシリンダーの軸13方向の直線状の移動に
従い、ガイド10の内側側面をガイド10の開放
された他端から突出できるようにして摺動する。
そうして、軸受保持体1にはガイド10の端板
12側の軸受保持体1の端面に、シリンダーの軸
13の端部を固着しており、ガイド10の開口側
の軸受保持体1の端面にはこれから挿入しようと
する軸受5のほぼ内輪の内周に近い大きさの窪み
を開設し、また、軸受5がガイド端面に当接した
ときに、軸受5の外輪に当接しないようにしたわ
ずかの隙間11を形成する段差を作つている。
さらに、この段差からシリンダーの軸13側に
僅かの間隔(距離)で、軸受保持体1の外周面か
あるいはその内周面にマグネツト3が装着できる
溝を設けている。この溝に分割された平板状のマ
グネツト3をリング状に嵌合させて挿入し、接着
固定して構成したのが、本考案の軸受挿入装置で
ある。
勿論、図示から明白のとおりに、モータの整置
も一つのロツト加工については同じ動作の繰り返
しであるから、当然に軸受保持体1の中心軸線に
回転軸8の中心軸線が一致するような位置にモー
タの回転子9が整置されるわけである。もつと
も、ガイド10は図示しない支持台に定常的に固
定されており、支持台に据置かれた平面盤上に固
定された例えばVブロツクの上に焼きばめ用に加
熱された軸受5が、ポトリと自動的に落とされる
と、そこに、右から軸受保持体1がVブロツク上
の軸受5を目標にして駆動装置2により押し出さ
れ、やがて軸受5に当接しマグネツト3に基づく
磁力により吸着され、マグネツト3は軸受保持体
1の移動中心軸方向に整置された回転軸8に向か
つて進行する。
ところで、回転軸8の先端には逃げ8aで示す
嵌合される部材への逃げ手段である切り取りRが
一般的に取つてあり、そこで、軸受5が回転軸8
の中心から多少のずれが生じていても、この逃げ
8aの部分に軸受5の中心が回転軸8の中心と一
致しつつ嵌合することになる。
ここにおける軸受5をズラしてその中心と回転
軸8の中心とを一致させる作用は、マグネツト3
が軸受5を軸受保持体1の端面上を摺動して位置
を変位することができるように磁気吸着で保持し
ているからである。
〔考案の効果〕
軸にワークを挿入する装置においては、軸心と
ワークの挿入孔との平行度および軸心とワーク端
面との直角度を保つことが最も重要であり、その
部分に接着剤、半田などの寸法に不安定な部材を
介在させてはならない。
かくして本考案は、これらの不安定な部材を排
除した手段で、軸受の回転軸への挿入の確実性が
非常に高く、かつ破損する部材はなく、当該分野
での工業的利益は大きい。
すなわち本考案によれば、軸にワークを挿入す
る装置における軸心とワクの挿入孔との平行度お
よび軸心とワーク端面との直角度を保つことが、
確実にかつ容易に実施可能となり、しかも挿入す
る装置にワークを付着あるいは脱却するのと付着
位置の修正も極めて自然に容易にでき、軸受の軸
への装着が自動化可能となる。
軸受保持体の先端に加熱され磁気吸着された軸
受はエアシリンダーの駆動で回転軸の先端に当接
し、その切り取りRの範囲以内の中心のズレが生
起していても、切り取りRの傾斜に従つて、軸受
は磁気吸着されながら位置をズラし、確実に軸受
と回転軸の中心が一致することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における一部を断面
で表した側面図、第2図はこの種の従来装置の側
断面図である。 1……軸受保持体、2……駆動装置(エアシリ
ンダー)、3……マグネツト、4……ステンレス
薄板、5……軸受、6,7……接着剤層、8……
回転軸、9……モータの回転子、10……ガイ
ド、10a……ガイド10のガイド面、11……
隙間、12……ガイド10の一端面を閉じる端
板、12a……端板12に開設された孔、13…
…エアシリンダー2の軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の内側側面にガイド面を形成し、その一端
    面を端板で塞ぎ、その他端を開放し、端板にはガ
    イド面に沿い軸方向に直線状に駆動する駆動装置
    2のシリンダーを挿通させる孔をその端板に開け
    たガイド10を設け、 ガイド10の内側側面に嵌合し、駆動装置2の
    シリンダーの軸方向の直線状の移動に従い、ガイ
    ド10内側側面をガイド10の開放された他端か
    ら突出可能にして、摺動する軸受保持体1を備
    え、 その軸受保持体1は非磁性体からなり、ガイド
    10の端板側端面にはシリンダーの軸端を固着
    し、ガイド10の開口側端面には挿入する磁性体
    の軸受5のほぼ内輪の内周に近い大きさの窪みを
    開設し、焼きばめ用に加熱された軸受5が当接し
    たときに軸受5の外輪に当接しないようにしたわ
    ずかの隙間11を形成する段差を備え、段差から
    さらにシリンダー側に僅かの距離でガイド10の
    外周面もしくは内周面にマグネツト3が装着でき
    る溝を設け、この溝に分割されたマグネツト3を
    リング状に嵌合挿入接着固定して構成した ことを特徴とする軸受挿入装置。
JP8271284U 1984-06-04 1984-06-04 軸受挿入装置 Granted JPS60194475U (ja)

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JP8271284U JPS60194475U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 軸受挿入装置

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JP8271284U JPS60194475U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 軸受挿入装置

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Publication Number Publication Date
JPS60194475U JPS60194475U (ja) 1985-12-25
JPH0429947Y2 true JPH0429947Y2 (ja) 1992-07-20

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ID=30630671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8271284U Granted JPS60194475U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 軸受挿入装置

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JPS60194475U (ja) 1985-12-25

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