JPH06284650A - 永久磁石形回転子の組立て方法 - Google Patents
永久磁石形回転子の組立て方法Info
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- JPH06284650A JPH06284650A JP5091859A JP9185993A JPH06284650A JP H06284650 A JPH06284650 A JP H06284650A JP 5091859 A JP5091859 A JP 5091859A JP 9185993 A JP9185993 A JP 9185993A JP H06284650 A JPH06284650 A JP H06284650A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーの径方向寸法に高い精度を必要とする
ことなく、円筒状カバーを磁石に密着させることができ
る永久磁石形回転子の組立て方法を提供する。 【構成】 円筒状又は円柱状の鉄心の周囲に、複数の断
面が弓状の永久磁石を、隣接する永久磁石の外周面の間
に軸方向に延在する溝状の凹部を形成するように配設
し、永久磁石を鉄心に接着固定し、永久磁石の外径より
も大きな内径を有する非磁性体から成る円筒状カバーを
永久磁石に外嵌させ、隣接する永久磁石の外周面の間に
形成された軸方向に延在する溝状の凹部に対峙する円筒
状カバーの部位を径方向内方に塑性変形させる。
ことなく、円筒状カバーを磁石に密着させることができ
る永久磁石形回転子の組立て方法を提供する。 【構成】 円筒状又は円柱状の鉄心の周囲に、複数の断
面が弓状の永久磁石を、隣接する永久磁石の外周面の間
に軸方向に延在する溝状の凹部を形成するように配設
し、永久磁石を鉄心に接着固定し、永久磁石の外径より
も大きな内径を有する非磁性体から成る円筒状カバーを
永久磁石に外嵌させ、隣接する永久磁石の外周面の間に
形成された軸方向に延在する溝状の凹部に対峙する円筒
状カバーの部位を径方向内方に塑性変形させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁路形成のための円筒
状又は円柱状の鉄心の周囲に永久磁石が配設された永久
磁石形回転子の組立て方法に関するものである。
状又は円柱状の鉄心の周囲に永久磁石が配設された永久
磁石形回転子の組立て方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＤＣブラシレスモータに用いられる永久
磁石形回転子は、磁路形成のための円筒状又は円柱状の
鉄心の周囲に永久磁石が接着固定された構造を有する。
固定子に回転子を組み付ける際に磁石が損傷するのを防
止するために、またモータの回転中に磁石が破損した場
合に磁石が飛散するのを防止するために、磁石は非磁性
体から成る円筒状カバーで包囲される。高速回転する回
転子の動バランスを良くするために、円筒状カバーを磁
石に密着させる必要がある。従来、磁石の外径よりも小
さい内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或い
は磁石に焼き嵌めすることにより、円筒状カバーを磁石
に密着させていた。
磁石形回転子は、磁路形成のための円筒状又は円柱状の
鉄心の周囲に永久磁石が接着固定された構造を有する。
固定子に回転子を組み付ける際に磁石が損傷するのを防
止するために、またモータの回転中に磁石が破損した場
合に磁石が飛散するのを防止するために、磁石は非磁性
体から成る円筒状カバーで包囲される。高速回転する回
転子の動バランスを良くするために、円筒状カバーを磁
石に密着させる必要がある。従来、磁石の外径よりも小
さい内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或い
は磁石に焼き嵌めすることにより、円筒状カバーを磁石
に密着させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁石の外径よりも小さ
い内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは
磁石に焼き嵌めする場合、圧入或いは焼き嵌めに際して
磁石やカバーの損傷を防止するために、カバーの径方向
寸法に高い精度が必要とされるという問題があった。本
発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、カバー
の径方向寸法に高い精度を必要とすることなく、円筒状
カバーを磁石に密着させることができる永久磁石形回転
子の組立て方法を提供することを目的とする。
い内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは
磁石に焼き嵌めする場合、圧入或いは焼き嵌めに際して
磁石やカバーの損傷を防止するために、カバーの径方向
寸法に高い精度が必要とされるという問題があった。本
発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、カバー
の径方向寸法に高い精度を必要とすることなく、円筒状
カバーを磁石に密着させることができる永久磁石形回転
子の組立て方法を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、円筒状又は円柱状の鉄心に外周
面に凹部が形成された円筒状の永久磁石を外嵌させて接
着固定し、永久磁石の外径よりも大きな内径を有する非
磁性体から成る円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、永
久磁石の外周面に形成された凹部に対峙する円筒状カバ
ーの部位を径方向内方に塑性変形させることを特徴とす
る永久磁石形回転子の組立て方法を提供する。永久磁石
の外周面に形成された凹部は、周方向の複数の所定位置
において軸方向に所定の間隔を隔てて配設されたえくぼ
状の凹部であっても良く、軸方向に延在する溝状の凹部
であっても良く、或いは周方向に延在する溝状の凹部で
あっても良い。また本発明においては、円筒状又は円柱
状の鉄心の周囲に、複数の断面が弓状の永久磁石を、隣
接する永久磁石の外周面の間に軸方向に延在する溝状の
凹部を形成するように配設し、永久磁石を鉄心に接着固
定し、永久磁石の外径よりも大きな内径を有する非磁性
体から成る円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、隣接す
る永久磁石の外周面の間に形成された軸方向に延在する
溝状の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方
に塑性変形させることを特徴とする永久磁石形回転子の
組立て方法を提供する。外周面の周方向の両端部に軸方
向に延びる面取り部が形成された複数の断面が弓状の永
久磁石を、周方向の端部が互いに当接した状態で配設す
ることにより、隣接する永久磁石の外周面の間に軸方向
に延在する溝状の凹部を形成しても良く、複数の断面が
弓状の永久磁石を、周方向に隙間をあけて配設すること
により、隣接する永久磁石の外周面の間に軸方向に延在
する溝状の凹部を形成しても良い。円板状の押圧部材を
円筒状カバーに押し当て、回転させつつ溝状の凹部に沿
って移動させて、溝状の凹部に対峙する円筒状カバーの
部位を径方向内方に塑性変形させるのが望ましい。凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に僅かに変
形させた後に円筒状カバーを永久磁石に外嵌させても良
く、鉄心の端部にえくぼ状の凹部の周方向位置を示す目
印を予め形成しておいても良く、鉄心の端部に軸方向に
延在する溝状の凹部の位置を示す目印を予め形成してお
いても良く、或いは、円筒状カバーを永久磁石に外嵌さ
せた後に磁気センサによって凹部の位置を検出しても良
い。凹部に接着剤を塗布した後に円筒状カバーを永久磁
石に外嵌させるのが望ましい。
に、本発明においては、円筒状又は円柱状の鉄心に外周
面に凹部が形成された円筒状の永久磁石を外嵌させて接
着固定し、永久磁石の外径よりも大きな内径を有する非
磁性体から成る円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、永
久磁石の外周面に形成された凹部に対峙する円筒状カバ
ーの部位を径方向内方に塑性変形させることを特徴とす
る永久磁石形回転子の組立て方法を提供する。永久磁石
の外周面に形成された凹部は、周方向の複数の所定位置
において軸方向に所定の間隔を隔てて配設されたえくぼ
状の凹部であっても良く、軸方向に延在する溝状の凹部
であっても良く、或いは周方向に延在する溝状の凹部で
あっても良い。また本発明においては、円筒状又は円柱
状の鉄心の周囲に、複数の断面が弓状の永久磁石を、隣
接する永久磁石の外周面の間に軸方向に延在する溝状の
凹部を形成するように配設し、永久磁石を鉄心に接着固
定し、永久磁石の外径よりも大きな内径を有する非磁性
体から成る円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、隣接す
る永久磁石の外周面の間に形成された軸方向に延在する
溝状の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方
に塑性変形させることを特徴とする永久磁石形回転子の
組立て方法を提供する。外周面の周方向の両端部に軸方
向に延びる面取り部が形成された複数の断面が弓状の永
久磁石を、周方向の端部が互いに当接した状態で配設す
ることにより、隣接する永久磁石の外周面の間に軸方向
に延在する溝状の凹部を形成しても良く、複数の断面が
弓状の永久磁石を、周方向に隙間をあけて配設すること
により、隣接する永久磁石の外周面の間に軸方向に延在
する溝状の凹部を形成しても良い。円板状の押圧部材を
円筒状カバーに押し当て、回転させつつ溝状の凹部に沿
って移動させて、溝状の凹部に対峙する円筒状カバーの
部位を径方向内方に塑性変形させるのが望ましい。凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に僅かに変
形させた後に円筒状カバーを永久磁石に外嵌させても良
く、鉄心の端部にえくぼ状の凹部の周方向位置を示す目
印を予め形成しておいても良く、鉄心の端部に軸方向に
延在する溝状の凹部の位置を示す目印を予め形成してお
いても良く、或いは、円筒状カバーを永久磁石に外嵌さ
せた後に磁気センサによって凹部の位置を検出しても良
い。凹部に接着剤を塗布した後に円筒状カバーを永久磁
石に外嵌させるのが望ましい。
【０００５】
【作用】本発明にあっては、永久磁石の外周面に形成さ
れた凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向に塑性
変形させ、或いは隣接する永久磁石の外周面の間に形成
された軸方向に延在する溝状の凹部に対峙する円筒状カ
バーの部位を径方向内方に塑性変形させることにより、
円筒状カバーの周長が減少し円筒状カバーは永久磁石に
密着する。永久磁石の外径よりも大きな内径を有する円
筒状カバーを永久磁石に外嵌させた後、円筒状カバーを
径方向内方に塑性変形させるので、永久磁石の外径より
も小さな内径を有する円筒状カバーを圧入、焼き嵌めす
る場合と異なり、円筒状カバーの径方向寸法の精度が低
くても、円筒状カバーを永久磁石に密着させる際に、円
筒状カバー或いは永久磁石が損傷するおそれは無い。凹
部の深さを比較的大きくすることにより、円筒状カバー
の径方向寸法の精度が低くても、円筒状カバーを永久磁
石に密着させることができる。円板状の押圧部材を円筒
状カバーに押し当て、回転させつつ溝状の凹部に沿って
移動させることにより、溝状の凹部に対峙する円筒状カ
バーの部位を容易に径方向内方に塑性変形させることが
できる。凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内
方に僅かに変形させた後に円筒状カバーを永久磁石に外
嵌させ、鉄心の端部にえくぼ状の凹部の周方向位置を示
す目印を予め形成し、鉄心の端部に軸方向に延在する溝
状の凹部の位置を示す目印を予め形成し、或いは、円筒
状カバーを永久磁石に外嵌させた後に磁気センサによっ
て凹部の位置を検出することにより、正確に凹部に対峙
する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変形させる
ことができる。
れた凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向に塑性
変形させ、或いは隣接する永久磁石の外周面の間に形成
された軸方向に延在する溝状の凹部に対峙する円筒状カ
バーの部位を径方向内方に塑性変形させることにより、
円筒状カバーの周長が減少し円筒状カバーは永久磁石に
密着する。永久磁石の外径よりも大きな内径を有する円
筒状カバーを永久磁石に外嵌させた後、円筒状カバーを
径方向内方に塑性変形させるので、永久磁石の外径より
も小さな内径を有する円筒状カバーを圧入、焼き嵌めす
る場合と異なり、円筒状カバーの径方向寸法の精度が低
くても、円筒状カバーを永久磁石に密着させる際に、円
筒状カバー或いは永久磁石が損傷するおそれは無い。凹
部の深さを比較的大きくすることにより、円筒状カバー
の径方向寸法の精度が低くても、円筒状カバーを永久磁
石に密着させることができる。円板状の押圧部材を円筒
状カバーに押し当て、回転させつつ溝状の凹部に沿って
移動させることにより、溝状の凹部に対峙する円筒状カ
バーの部位を容易に径方向内方に塑性変形させることが
できる。凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内
方に僅かに変形させた後に円筒状カバーを永久磁石に外
嵌させ、鉄心の端部にえくぼ状の凹部の周方向位置を示
す目印を予め形成し、鉄心の端部に軸方向に延在する溝
状の凹部の位置を示す目印を予め形成し、或いは、円筒
状カバーを永久磁石に外嵌させた後に磁気センサによっ
て凹部の位置を検出することにより、正確に凹部に対峙
する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変形させる
ことができる。
【０００６】
【実施例】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子
の組立て方法を図１〜３に基づいて説明する。図１にお
いて、永久磁石形回転子Ａは円筒状の鉄心１と、３枚の
断面が弓状の永久磁石２と、一対の端板３と、円筒状カ
バー４とを備えている。永久磁石２は、３枚の永久磁石
２が周方向端部を互いに当接させて配設された時に、鉄
心１を密着して包囲するように、寸法が設定されてい
る。永久磁石２の外周面の周方向両端には、軸方向に延
在するＣ１程度の面取り部２ａが形成されている。円筒
状カバー４はＳＵＳ３０４等の非磁性金属から成る。円
筒状カバー４の内径は、鉄心１と３枚の永久磁石２とを
組み立てた状態での永久磁石２の外径よりも０．１ｍｍ
〜０．２ｍｍ大きく設定されている。円筒状カバー４の
板厚は、０．２ｍｍ〜０．３ｍｍに設定されている。
の組立て方法を図１〜３に基づいて説明する。図１にお
いて、永久磁石形回転子Ａは円筒状の鉄心１と、３枚の
断面が弓状の永久磁石２と、一対の端板３と、円筒状カ
バー４とを備えている。永久磁石２は、３枚の永久磁石
２が周方向端部を互いに当接させて配設された時に、鉄
心１を密着して包囲するように、寸法が設定されてい
る。永久磁石２の外周面の周方向両端には、軸方向に延
在するＣ１程度の面取り部２ａが形成されている。円筒
状カバー４はＳＵＳ３０４等の非磁性金属から成る。円
筒状カバー４の内径は、鉄心１と３枚の永久磁石２とを
組み立てた状態での永久磁石２の外径よりも０．１ｍｍ
〜０．２ｍｍ大きく設定されている。円筒状カバー４の
板厚は、０．２ｍｍ〜０．３ｍｍに設定されている。
【０００７】永久磁石形回転子Ａは以下の手順で組み立
てられる。 鉄心１に接着剤を塗布し、３枚の永久磁石２を鉄心
に接着し、隣接する永久磁石２の周方向端部を互いに当
接させて、鉄心１を３枚の永久磁石２で包囲する。永久
磁石２の外周面の周方向両端には、軸方向に延在する面
取り部２ａが形成されているので、鉄心１を３枚の永久
磁石２で包囲した状態で、永久磁石２の表面には、図２
に示すように、軸方向に延在する溝状の凹部２ｂが形成
される。 端板３を鉄心１の両端に接着する。 円筒状カバー４を、鉄心１と永久磁石２と端板３と
から成る組立体に被せる。円筒状カバー４の内径は、鉄
心１と３枚の永久磁石２とを組み立てた状態での永久磁
石２の外径よりも０．１ｍｍ〜０．２ｍｍ大きく設定さ
れているので、容易に、円筒状カバー４を、鉄心１と永
久磁石２と端板３とから成る組立体に被せることができ
る。 図２、３に示すように、円板状の押圧部材５を円筒
状カバー４に押し当て、押圧部材５を回転させつつ永久
磁石２の面取り部２ａによって形成された軸方向に延在
する溝状の凹部２ｂに沿って移動させ、永久磁石２の表
面に形成された軸方向に延在する溝状の凹部２ｂに対峙
する円筒状カバー４の部位を、径方向内方に塑性変形さ
せ、溝状の凹部２ｂに添わせる。円筒状カバー４の板厚
は、０．２ｍｍ〜０．３ｍｍに設定されているので、容
易に、溝状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位
を径方向内方に塑性変形させることができる。 永久磁石２の表面に形成された軸方向に延在する溝
状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位が径方向
内方に塑性変形する際に、円筒状カバー４の周長が減少
し、円筒状カバー４は永久磁石２に密着する。
てられる。 鉄心１に接着剤を塗布し、３枚の永久磁石２を鉄心
に接着し、隣接する永久磁石２の周方向端部を互いに当
接させて、鉄心１を３枚の永久磁石２で包囲する。永久
磁石２の外周面の周方向両端には、軸方向に延在する面
取り部２ａが形成されているので、鉄心１を３枚の永久
磁石２で包囲した状態で、永久磁石２の表面には、図２
に示すように、軸方向に延在する溝状の凹部２ｂが形成
される。 端板３を鉄心１の両端に接着する。 円筒状カバー４を、鉄心１と永久磁石２と端板３と
から成る組立体に被せる。円筒状カバー４の内径は、鉄
心１と３枚の永久磁石２とを組み立てた状態での永久磁
石２の外径よりも０．１ｍｍ〜０．２ｍｍ大きく設定さ
れているので、容易に、円筒状カバー４を、鉄心１と永
久磁石２と端板３とから成る組立体に被せることができ
る。 図２、３に示すように、円板状の押圧部材５を円筒
状カバー４に押し当て、押圧部材５を回転させつつ永久
磁石２の面取り部２ａによって形成された軸方向に延在
する溝状の凹部２ｂに沿って移動させ、永久磁石２の表
面に形成された軸方向に延在する溝状の凹部２ｂに対峙
する円筒状カバー４の部位を、径方向内方に塑性変形さ
せ、溝状の凹部２ｂに添わせる。円筒状カバー４の板厚
は、０．２ｍｍ〜０．３ｍｍに設定されているので、容
易に、溝状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位
を径方向内方に塑性変形させることができる。 永久磁石２の表面に形成された軸方向に延在する溝
状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位が径方向
内方に塑性変形する際に、円筒状カバー４の周長が減少
し、円筒状カバー４は永久磁石２に密着する。
【０００８】上記説明から分かるごとく、本実施例にお
いては、鉄心１と３枚の永久磁石２とを組み立てた状態
での永久磁石２の外径よりも大きな内径を有する円筒状
カバー４を永久磁石２に外嵌させた後、円筒状カバー４
を径方向内方に塑性変形させるので、永久磁石の外径よ
りも小さな内径を有する円筒状カバーを圧入、焼き嵌め
する場合と異なり、円筒状カバー４の径方向寸法の精度
が低くても、円筒状カバーを永久磁石に密着させる際
に、円筒状カバー或いは永久磁石が損傷するおそれは無
い。溝状凹部２ｂの深さは１ｍｍ程度あるので、仮に円
筒状カバー４の径方向寸法の精度が低く、円筒状カバー
４の内径寸法が正規寸法より０．１ｍｍ〜０．２ｍｍ程
度大きくなっても、円筒状カバー４を永久磁石に密着さ
せることができる。円板状の押圧部材５を円筒状カバー
４に押し当て、押圧部材５を回転させつつ移動させるこ
とにより、永久磁石２の表面に形成された軸方向に延在
する溝状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位
を、容易に径方向内方に塑性変形させることができる。
いては、鉄心１と３枚の永久磁石２とを組み立てた状態
での永久磁石２の外径よりも大きな内径を有する円筒状
カバー４を永久磁石２に外嵌させた後、円筒状カバー４
を径方向内方に塑性変形させるので、永久磁石の外径よ
りも小さな内径を有する円筒状カバーを圧入、焼き嵌め
する場合と異なり、円筒状カバー４の径方向寸法の精度
が低くても、円筒状カバーを永久磁石に密着させる際
に、円筒状カバー或いは永久磁石が損傷するおそれは無
い。溝状凹部２ｂの深さは１ｍｍ程度あるので、仮に円
筒状カバー４の径方向寸法の精度が低く、円筒状カバー
４の内径寸法が正規寸法より０．１ｍｍ〜０．２ｍｍ程
度大きくなっても、円筒状カバー４を永久磁石に密着さ
せることができる。円板状の押圧部材５を円筒状カバー
４に押し当て、押圧部材５を回転させつつ移動させるこ
とにより、永久磁石２の表面に形成された軸方向に延在
する溝状の凹部２ｂに対峙する円筒状カバー４の部位
を、容易に径方向内方に塑性変形させることができる。
【０００９】本発明の第２実施例に係る永久磁石形回転
子の組立て方法を、図４に基づいて説明する。図４に示
すように、本実施例においては、３枚の断面が弓状の永
久磁石１２を、周方向に隙間をあけて鉄心１１に接着す
ることにより、隣接する永久磁石１２の間に軸方向に延
在する溝状の凹部１２ｂを形成する。上記を除き本実施
例は第１実施例と同様である。本実施例においても、第
１実施例と同様の効果が得られる。
子の組立て方法を、図４に基づいて説明する。図４に示
すように、本実施例においては、３枚の断面が弓状の永
久磁石１２を、周方向に隙間をあけて鉄心１１に接着す
ることにより、隣接する永久磁石１２の間に軸方向に延
在する溝状の凹部１２ｂを形成する。上記を除き本実施
例は第１実施例と同様である。本実施例においても、第
１実施例と同様の効果が得られる。
【００１０】本発明の第３実施例に係る永久磁石形回転
子の組立て方法を、図５に基づいて説明する。図５に示
すように、本実施例においては、外周面に周方向に互い
に間隔を隔てて３本の軸方向に延在する溝状の凹部が２
２ｂが形成された円筒状の永久磁石２２を、鉄心２１に
外嵌接着する。上記を除き本実施例は第１実施例と同様
である。本実施例においても、第１実施例と同様の効果
が得られる。
子の組立て方法を、図５に基づいて説明する。図５に示
すように、本実施例においては、外周面に周方向に互い
に間隔を隔てて３本の軸方向に延在する溝状の凹部が２
２ｂが形成された円筒状の永久磁石２２を、鉄心２１に
外嵌接着する。上記を除き本実施例は第１実施例と同様
である。本実施例においても、第１実施例と同様の効果
が得られる。
【００１１】本発明の第４実施例に係る永久磁石形回転
子の組立て方法を、図６に基づいて説明する。図６に示
すように、本実施例においては、外周面に周方向の複数
の所定位置において軸方向に所定の間隔を隔てて複数の
えくぼ状の凹部３２ｂが形成された円筒状の永久磁石３
２を、鉄心３１に外嵌接着する。円筒状カバー３４を永
久磁石３２に外嵌させた後、永久磁石３２に形成された
えくぼ状の凹部３２ｂに対峙する円筒状カバー３４の部
位を、棒状の押圧部材３５を用いて径方向内方に塑性変
形させる。これにより円筒状カバー３４の周長が減少
し、円筒状カバー３４は永久磁石３２に密着する。本実
施例においても、第１実施例と同様の効果が得られる。
子の組立て方法を、図６に基づいて説明する。図６に示
すように、本実施例においては、外周面に周方向の複数
の所定位置において軸方向に所定の間隔を隔てて複数の
えくぼ状の凹部３２ｂが形成された円筒状の永久磁石３
２を、鉄心３１に外嵌接着する。円筒状カバー３４を永
久磁石３２に外嵌させた後、永久磁石３２に形成された
えくぼ状の凹部３２ｂに対峙する円筒状カバー３４の部
位を、棒状の押圧部材３５を用いて径方向内方に塑性変
形させる。これにより円筒状カバー３４の周長が減少
し、円筒状カバー３４は永久磁石３２に密着する。本実
施例においても、第１実施例と同様の効果が得られる。
【００１２】本発明の第５実施例に係る永久磁石形回転
子の組立て方法を、図７に基づいて説明する。図７に示
すように、本実施例においては、外周面に軸方向に間隔
を隔てて周方向に延在する複数の溝状の凹部４２ｂが形
成された円筒状の永久磁石４２を、鉄心４１に外嵌接着
する。円筒状カバー４４を永久磁石４２に外嵌させた
後、永久磁石４２に形成された周方向に延在する溝状の
凹部４２ｂに対峙する円筒状カバー４４の部位を、円板
状の押圧部材４５を用いて径方向内方に塑性変形させ
る。これにより、前記塑性変形量に対して略ポアソン比
分、円筒状カバー４４の周長が減少し、円筒状カバー４
４は永久磁石４２に密着する。本実施例においても、第
１実施例と同様の効果が得られる。
子の組立て方法を、図７に基づいて説明する。図７に示
すように、本実施例においては、外周面に軸方向に間隔
を隔てて周方向に延在する複数の溝状の凹部４２ｂが形
成された円筒状の永久磁石４２を、鉄心４１に外嵌接着
する。円筒状カバー４４を永久磁石４２に外嵌させた
後、永久磁石４２に形成された周方向に延在する溝状の
凹部４２ｂに対峙する円筒状カバー４４の部位を、円板
状の押圧部材４５を用いて径方向内方に塑性変形させ
る。これにより、前記塑性変形量に対して略ポアソン比
分、円筒状カバー４４の周長が減少し、円筒状カバー４
４は永久磁石４２に密着する。本実施例においても、第
１実施例と同様の効果が得られる。
【００１３】永久磁石の外周面に形成され、或いは隣接
する永久磁石の外周面の間に形成された凹部に対峙する
部位を予め径方向内方に僅かに変形させた円筒状カバー
を永久磁石に外嵌させることにより、押圧部材による円
筒状カバーの押圧作業が容易になり、且つ、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を押圧できる。また、鉄
心の端部に、永久磁石の表面に形成されたえくぼ状の凹
部の周方向位置を示す目印を、刻印或いは塗装等によ
り、予め形成し、又は鉄心の端部に、永久磁石の外周面
或いは隣接する永久磁石の外周面の間に形成された軸方
向に延在する溝状の凹部の位置を示す目印を、刻印或い
は塗装等により、予め形成することにより、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を押圧できる。或いは、
円筒状カバーを永久磁石に外嵌させた後に、磁気センサ
によって凹部の位置を検出することにより、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変形
させることができる。
する永久磁石の外周面の間に形成された凹部に対峙する
部位を予め径方向内方に僅かに変形させた円筒状カバー
を永久磁石に外嵌させることにより、押圧部材による円
筒状カバーの押圧作業が容易になり、且つ、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を押圧できる。また、鉄
心の端部に、永久磁石の表面に形成されたえくぼ状の凹
部の周方向位置を示す目印を、刻印或いは塗装等によ
り、予め形成し、又は鉄心の端部に、永久磁石の外周面
或いは隣接する永久磁石の外周面の間に形成された軸方
向に延在する溝状の凹部の位置を示す目印を、刻印或い
は塗装等により、予め形成することにより、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を押圧できる。或いは、
円筒状カバーを永久磁石に外嵌させた後に、磁気センサ
によって凹部の位置を検出することにより、正確に凹部
に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変形
させることができる。
【００１４】永久磁石の外周面に形成され、或いは隣接
する永久磁石の外周面の間に形成された凹部に接着剤を
塗布した後に円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、しか
る後に、凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内
方に塑性変形させることにより、円筒状カバーと永久磁
石との密着状態を確実に維持することができる。
する永久磁石の外周面の間に形成された凹部に接着剤を
塗布した後に円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、しか
る後に、凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内
方に塑性変形させることにより、円筒状カバーと永久磁
石との密着状態を確実に維持することができる。
【００１５】
【効果】以上説明したごとく、本発明にあっては、永久
磁石の外周面に形成された凹部に対峙する円筒状カバー
の部位を径方向に塑性変形させ、或いは隣接する永久磁
石の外周面の間に形成された軸方向に延在する溝状の凹
部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変
形させることにより、円筒状カバーの周長が減少し円筒
状カバーは永久磁石に密着する。永久磁石の外径よりも
大きな内径を有する円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ
た後、円筒状カバーを径方向内方に塑性変形させるの
で、永久磁石の外径よりも小さな内径を有する円筒状カ
バーを圧入、焼き嵌めする場合と異なり、円筒状カバー
の径方向寸法の精度が低くても、円筒状カバーを永久磁
石に密着させる際に、円筒状カバー或いは永久磁石が損
傷するおそれは無い。凹部の深さを比較的大きくするこ
とにより、円筒状カバーの径方向寸法の精度が低くて
も、円筒状カバーを永久磁石に密着させることができ
る。円板状の押圧部材を円筒状カバーに押し当て、回転
させつつ溝状の凹部に沿って移動させることにより、溝
状の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を容易に径方向
内方に塑性変形させることができる。凹部に対峙する円
筒状カバーの部位を径方向内方に僅かに変形させた後に
円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、鉄心の端部にえく
ぼ状の凹部の周方向位置を示す目印を予め形成し、鉄心
の端部に軸方向に延在する溝状の凹部の位置を示す目印
を予め形成し、或いは、円筒状カバーを永久磁石に外嵌
させた後に磁気センサによって凹部の位置を検出するこ
とにより、正確に凹部に対峙する円筒状カバーの部位を
径方向内方に塑性変形させることができる。
磁石の外周面に形成された凹部に対峙する円筒状カバー
の部位を径方向に塑性変形させ、或いは隣接する永久磁
石の外周面の間に形成された軸方向に延在する溝状の凹
部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変
形させることにより、円筒状カバーの周長が減少し円筒
状カバーは永久磁石に密着する。永久磁石の外径よりも
大きな内径を有する円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ
た後、円筒状カバーを径方向内方に塑性変形させるの
で、永久磁石の外径よりも小さな内径を有する円筒状カ
バーを圧入、焼き嵌めする場合と異なり、円筒状カバー
の径方向寸法の精度が低くても、円筒状カバーを永久磁
石に密着させる際に、円筒状カバー或いは永久磁石が損
傷するおそれは無い。凹部の深さを比較的大きくするこ
とにより、円筒状カバーの径方向寸法の精度が低くて
も、円筒状カバーを永久磁石に密着させることができ
る。円板状の押圧部材を円筒状カバーに押し当て、回転
させつつ溝状の凹部に沿って移動させることにより、溝
状の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を容易に径方向
内方に塑性変形させることができる。凹部に対峙する円
筒状カバーの部位を径方向内方に僅かに変形させた後に
円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、鉄心の端部にえく
ぼ状の凹部の周方向位置を示す目印を予め形成し、鉄心
の端部に軸方向に延在する溝状の凹部の位置を示す目印
を予め形成し、或いは、円筒状カバーを永久磁石に外嵌
させた後に磁気センサによって凹部の位置を検出するこ
とにより、正確に凹部に対峙する円筒状カバーの部位を
径方向内方に塑性変形させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図２】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図３】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図４】本発明の第２実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図５】本発明の第３実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図６】本発明の第４実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
【図７】本発明の第５実施例に係る永久磁石形回転子の
組立て方法を示す斜視図である。
組立て方法を示す斜視図である。
１、１１、２１、３１、４１ 鉄心 ２、１２、２２、３２、４２ 永久磁石 ２ａ 面取り部 ２ｂ、１２ｂ、２２ｂ、４２ｂ 溝状の凹部 ３ 端板 ４、１４、２４、３４、４４ 円筒状カバー ５、４５ 円板状の押圧部材 ３２ｂ えくぼ状の凹部 ３５ 棒状の押圧部材
Claims (14)
- 【請求項１】 円筒状又は円柱状の鉄心に外周面に凹部
が形成された円筒状の永久磁石を外嵌させて接着固定
し、永久磁石の外径よりも大きな内径を有する非磁性体
から成る円筒状カバーを永久磁石に外嵌させ、永久磁石
の外周面の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向
内方に塑性変形させることを特徴とする永久磁石形回転
子の組立て方法。 - 【請求項２】 永久磁石の外周面に形成された凹部は、
周方向の複数の所定位置において軸方向に所定の間隔を
隔てて配設された、えくぼ状の凹部であることを特徴と
する請求項１に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項３】 永久磁石の外周面に形成された凹部は、
軸方向に延在する溝状の凹部であることを特徴とする請
求項１に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項４】 永久磁石の外周面に形成された凹部は、
周方向に延在する溝状の凹部であることを特徴とする請
求項１に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項５】 円筒状又は円柱状の鉄心の周囲に、複数
の断面が弓状の永久磁石を、隣接する永久磁石の外周面
の間に軸方向に延在する溝状の凹部を形成するように配
設し、永久磁石を鉄心に接着固定し、永久磁石の外径よ
りも大きな内径を有する非磁性体から成る円筒状カバー
を永久磁石に外嵌させ、隣接する永久磁石の外周面の間
に形成された軸方向に延在する溝状の凹部に対峙する円
筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変形させることを
特徴とする永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項６】 外周面の周方向の両端部に軸方向に延び
る面取り部が形成された複数の断面が弓状の永久磁石
を、周方向の端部が互いに当接した状態で配設すること
により、隣接する永久磁石の外周面の間に軸方向に延在
する溝状の凹部を形成することを特徴とする請求項５に
記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項７】 複数の断面が弓状の永久磁石を、周方向
に隙間をあけて配設することにより、隣接する永久磁石
の外周面の間に軸方向に延在する溝状の凹部を形成する
ことを特徴とする請求項５に記載の永久磁石形回転子の
組立て方法。 - 【請求項８】 円板状の押圧部材を円筒状カバーに押し
当て、回転させつつ溝状の凹部に沿って移動させて、溝
状の凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に
塑性変形させることを特徴とする請求項３乃至７の何れ
か１項に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項９】 凹部に対峙する円筒状カバーの部位を径
方向内方に僅かに変形させた後に円筒状カバーを永久磁
石に外嵌させることを特徴とする請求項１乃至８の何れ
か１項に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項１０】 鉄心の端部に、えくぼ状の凹部の周方
向位置を示す目印を予め形成しておくことを特徴とする
請求項２に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項１１】 鉄心の端部に、軸方向に延在する溝状
の凹部の位置を示す目印を予め形成しておくことを特徴
とする請求項３に記載の永久磁石形回転子の組立て方
法。 - 【請求項１２】 鉄心の端部に、軸方向に延在する溝状
の凹部の位置を示す目印を予め形成しておくことを特徴
とする請求項５乃至８の何れか１項に記載の永久磁石形
回転子の組立て方法。 - 【請求項１３】 円筒状カバーを永久磁石に外嵌させた
後に磁気センサによって凹部の位置を検出し、その後凹
部に対峙する円筒状カバーの部位を径方向内方に塑性変
形させることを特徴とする請求項１乃至８の何れか１項
に記載の永久磁石形回転子の組立て方法。 - 【請求項１４】 凹部に接着剤を塗布した後に円筒状カ
バーを永久磁石に外嵌させることを特徴とする請求項１
乃至１３の何れか１項に記載の永久磁石形回転子の組立
て方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091859A JPH06284650A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 永久磁石形回転子の組立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091859A JPH06284650A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 永久磁石形回転子の組立て方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284650A true JPH06284650A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14038287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5091859A Pending JPH06284650A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 永久磁石形回転子の組立て方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06284650A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004236366A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形モータ |
| US6864610B2 (en) | 2002-08-07 | 2005-03-08 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Rotor, manufacturing method of the rotor and motor using the rotor |
| JP2007202355A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式回転子用の接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法 |
| EP2405557A1 (en) | 2010-07-05 | 2012-01-11 | Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha | Permanent Magnet Rotor |
| WO2016067931A1 (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-06 | Ｋｙｂ株式会社 | ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 |
| JP2017034774A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 日産自動車株式会社 | ローターの製造方法 |
| CN110190691A (zh) * | 2018-02-23 | 2019-08-30 | 日本电产株式会社 | 转子组装体、马达、送风装置以及吸尘器 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5091859A patent/JPH06284650A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6864610B2 (en) | 2002-08-07 | 2005-03-08 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Rotor, manufacturing method of the rotor and motor using the rotor |
| JP2004236366A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形モータ |
| JP2007202355A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式回転子用の接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法 |
| EP2405557A1 (en) | 2010-07-05 | 2012-01-11 | Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha | Permanent Magnet Rotor |
| CN102315708A (zh) * | 2010-07-05 | 2012-01-11 | 信浓绢糸株式会社 | 永磁体转子 |
| WO2016067931A1 (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-06 | Ｋｙｂ株式会社 | ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 |
| JP2016092858A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | Ｋｙｂ株式会社 | ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 |
| CN106797149A (zh) * | 2014-10-29 | 2017-05-31 | Ｋｙｂ株式会社 | 转子、转子的制造方法以及包括转子的旋转电机 |
| JP2017034774A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 日産自動車株式会社 | ローターの製造方法 |
| CN110190691A (zh) * | 2018-02-23 | 2019-08-30 | 日本电产株式会社 | 转子组装体、马达、送风装置以及吸尘器 |
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