JP2590771B2 - ヘッド送り機構 - Google Patents

ヘッド送り機構

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JP2590771B2
JP2590771B2 JP31740194A JP31740194A JP2590771B2 JP 2590771 B2 JP2590771 B2 JP 2590771B2 JP 31740194 A JP31740194 A JP 31740194A JP 31740194 A JP31740194 A JP 31740194A JP 2590771 B2 JP2590771 B2 JP 2590771B2
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慎一 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘッド送り機構に関し、
特にモータにより回転されたリードスクリューによりヘ
ッドを記録媒体の記録面に沿って移動せしめるためのヘ
ッド送り機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヘッド送り機構について
図3,4を用いて説明する。図3はその平面図であり、
図4は図3のX−X線に沿う断面図である。ヘッド11
は軸受5を有しており、この軸受5にはリードスクリュ
ー3が挿通されている。また、ヘッド11にはガイド1
0が取付けられており、このガイド先端はリードスクリ
ュー3の螺旋状溝に嵌合されている。従って、このリー
ドスクリュー3をモータ7により回転駆動することによ
って、ヘッド11はこのリードスクリュー3の軸方向に
沿って直線的な移動をなすのである。
【0003】一方、シャーシ2に固定されたモータ7の
シャフトにはギヤ8が圧入されている。リードスクリュ
ー3にもギヤ9が圧入されており、ギヤ8とギヤ9とは
ピッチ円上でかみ合っている。また、リードスクリュー
3の端部には、このリードスクリュー3の軸方向動作を
制約するための板バネ6が圧接されており、リードスク
リュー3はシャーシ2の一部からなるシャフト軸受部2
1とシャフト受け4により構成される角穴の軸受機構に
より位置決めされ、回転運動可能となっている。
【0004】特開平2−273383号公報には、図5
に示すヘッド可動部保持機構が開示されている。ヘッド
の可動部51は、この可動部に固定された同一軸を中心
とし同一径を有する円筒摺動内面を持つ2つの摺動スリ
ーブ53,54によりシャーシ55に2つの摺動スリー
ブ53,54を貫通して固定された強磁性体よりなるメ
インフレーム56に保持されている。
【0005】可動部51はまたメインフレーム56に平
行に配置されたサブフレーム57を、摺動パッド58,
59により挟み込むように配置されている。更に、2つ
の摺動スリーブ53,54の間において磁気吸着手段6
0がメインフレーム56に対向する位置に可動部51に
固定されている。
【0006】この磁気吸着手段60の吸着作用によっ
て、メインフレーム56と摺動スリーブ53,54との
ガタを除くようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3,4に示した従来
例では、リードスクリュー3の回転を妨げないように、
リードスクリュー3と軸受部4,21との間に隙間を設
けているので、リードスクリュー3の正確な位置決めが
困難である。また、軸受部はモールドで構成され、更に
組立て上、2つ以上のパーツからなるために、リードス
クリューの位置決めが難しく、しかもリードスクリュー
両端部の両軸受5は精度の高い同心度を要求されるの
で、高度な成形技術が必要とされている。
【0008】図5に示した従来例では、磁気吸着手段6
0を可動部51に搭載する必要があり、よって可動部の
重量が大となり、それだけ可動制御が困難となるという
大きな欠点がある。
【0009】また、可動部51の軸受部53,54とメ
インフレーム56との嵌合は摩擦係合であるために、軸
受部53,54の精度が極めて高く要求されるという欠
点がある。
【0010】本発明の目的は、軸受部の精度を高くする
ことが必要なく、極めて簡単に高精度の位置決めが可能
なヘッド送り機構を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるヘッド送り
機構は、螺旋状溝が設けられかつこの螺旋状溝に沿って
ヘッドを移動せしめる磁性体からなるリードスクリュー
と、このリードスクリューを回転自在に軸支する軸受手
段と、前記リードスクリューの軸方向に直角な平面内に
おいて互いに直交する2方向に前記リードスクリューに
対して吸着力を付与する磁気吸着手段とを含むことを特
徴としている。
【0012】
【作用】リードスクリューを磁性体として、このリード
スクリューの軸方向に対して互いに直交する2方向にこ
のリードスクリューを吸引する磁石とを設ける構造とす
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0014】図1は本発明の実施例の斜視図であり、図
2は図1のY−Y線断面図である。図1,2において図
3,4と同等部分は同一符号にて示している。
【0015】図1の斜視図においては図3の従来構成と
特に変化は見られないが、図2の軸受部4の断面図にお
いて、本発明の実施例の構成が示されている。図2にお
いて、シャーシ2の一部からなるシャフト軸受部21と
シャフト受け4とにより角穴が形成されており、この角
穴はリードスクリュー3を挿通するに充分な大きさの径
を有するものとする。
【0016】このリードスクリュー3は磁性体からなる
ものとする。そして、シャーシ2上の角穴近傍にはこの
リードスクリュー3に吸着力を作用させるための磁石1
が取付けられている。この磁石1はL字状とされてお
り、L字状の底部はシャーシ2上に固定されている。
【0017】これにより、リードスクリュー3は、その
軸方向に直交する平面(図2の面)内において、シャー
シ2に平行な方向とそれに直角な方向との2方向に吸着
力が作用する。ヘッド11はこのシャーシ2の面に平行
な面すなわち記録媒体の記録面を移動するが、このヘッ
ドの当該移動面を規定するのが、リードスクリュー3で
あることから、このリードスクリュー3の軸方向におけ
る位置決めが、図2の構造により精度良くなされること
になり、特に軸受部分の精度を高めることなく、所期の
目的が達成されることになる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、リー
ドスクリューをマグネット等の磁気吸着手段によって角
穴軸受内の2つの面に吸引するようにしたので、シャー
シに対するリードスクリューの位置決めは、リードスク
リューと角穴とのガタを考慮することなく、単純に角穴
軸受の2面だけで決定できるという効果がある。従っ
て、シャーシに対するリードスクリューの位置精度が向
上し、更にシャーシの角穴径寸法精度は必要なくなるこ
とにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】図1のY−Y線断面図である。
【図3】従来のヘッド送り機構の一例を示す平面図であ
る。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】従来のヘッド送り機構の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 マグネット 2 シャーシ 3 リードスクリュー 4 シャフト軸受 5 軸受 6 板バネ 7 モータ 8,9 ギヤ 10 ガイド 11 ヘッド 21 シャーシのシャフト軸受部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状溝が設けられかつこの螺旋状溝に
    沿ってヘッドを移動せしめる磁性体からなるリードスク
    リューと、このリードスクリューを回転自在に軸支する
    軸受手段と、前記リードスクリューの軸方向に直角な平
    面内において互いに直交する2方向に前記リードスクリ
    ューに対して吸着力を付与する磁気吸着手段とを含むこ
    とを特徴とするヘッド送り機構。
  2. 【請求項2】 前記軸受手段はリードスクリューを挿通
    するに十分な大きさの角穴を有し、前記磁気吸着手段は
    前記軸受手段の角穴近傍に取付けられていることを特徴
    とする請求項1記載のヘッド送り機構。
  3. 【請求項3】 前記磁気吸着手段による吸着力の2方向
    は、前記ヘッドの移動面に平行な方向とそれに直角な方
    向であることを特徴とする請求項1または2記載のヘッ
    ト送り機構。
  4. 【請求項4】 前記吸着手段による前記2方向の吸着力
    によって、前記リードスクリューは、その軸方向断面の
    円周上の2点で前記角穴と接触して位置決めがなされる
    ようになっていることを特徴とする請求項1〜4いずれ
    か記載のヘッド送り機構。
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