JPH04135723U - 回転多面鏡装置 - Google Patents

回転多面鏡装置

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Publication number
JPH04135723U
JPH04135723U JP4391291U JP4391291U JPH04135723U JP H04135723 U JPH04135723 U JP H04135723U JP 4391291 U JP4391291 U JP 4391291U JP 4391291 U JP4391291 U JP 4391291U JP H04135723 U JPH04135723 U JP H04135723U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotating body
magnets
housing
polygon mirror
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4391291U
Other languages
English (en)
Inventor
順信 坂本
進 斎藤
Original Assignee
日立工機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は回転多面鏡装置に関するものであ
り、その目的とするところは、回転体に設けた磁石とハ
ウジングに設けた磁石に多少の芯ずれが発生しても、ラ
ジアル方向へ作用する力を減少させることである。 【構成】 回転体1の軸方向両端部に磁石5を設け、回
転体1を覆うハウジング7には回転体1に設けた磁石5
と対向する磁石6を設け、磁石5と磁石6との磁界表面
積を異ならせて設けることにより、回転体1とハウジン
グ7とを組み立てる際に磁石5と磁石6に多少の芯ずれ
が発生しても、磁界表面積の大きい磁石の均一な磁束分
布内に他方の磁石を存在させるようにし、ラジアル方向
への磁力発生が減少するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転多面鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4および図5に従来例を示す。 1は回転体を示し、多面鏡2およびモータ3を備えて構成されている。回転体 1の軸方向両端部には磁石5が装着されており、回転体1を覆うハウジング7に は回転体1に設けた磁石5と同一形状の磁石6が、磁石5に対向して設けられ、 回転体1に設けた磁石5とハウジング7に設けた磁石6との間に生じる磁力(反 発力あるいは吸引力)により回転体1をハウジング7内に浮上させ支持している 。 なお、図中4は回転体1のラジアル方向を支持するための空気軸受けを示す 。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
従来の回転多面鏡装置の場合、回転体1とハウジング7とを組み立てる際、磁 石5と磁石6の芯がずれてしまうと、磁力線のバランスが崩れ、反発力が回転体 1の軸方向のみでなくラジアル方向にも発生してしまい軸受けの摩耗や起動時の 接触摩擦が増大し、起動不良を起こしやすくなるという問題点があった。
【0004】 本考案は、回転体に設けた磁石とハウジングに設けた磁石との芯ずれにより生 じるラジアル方向の磁力を減少させることのできる回転多面鏡装置を得ることを 目的としている。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の回転多面鏡装置においては、回転体に設 けた磁石とハウジングに設けた磁石との磁界表面積を異ならせることにより達成 される。
【0006】
【作用】
上記のように構成することにより、回転体に設けた磁石とハウジングに設けた 磁石に多少の芯ずれが発生しても、磁界表面積の大きい磁石の磁束分布内に他方 の磁石が存在すればラジアル方向への磁力発生が減少するようになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3を用いて説明する。なお、従来例と同様 である部分には同一符号を付し、説明を省略する。 要するに、本考案の回転多面鏡装置は、回転体1に設けた磁石5とハウジング 7に設けた磁石6との磁界表面積を異ならせて設けたものであり、本実施例にお いては、磁石5と磁石6の面積比を1:1.25 として実験したときのデータを 用いて説明することにする。 図3に示すように、磁石5と磁石6との芯ずれ量tに対するラジアル方向の力 Fxの大きさは、従来構成(磁石5と磁石6の面積比が1:1である場合)に比 べ大幅に減少される。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の回転多面鏡装置よれば、回転体に設けた磁石とハ ウジングに設けた磁石との磁界表面積を異ならせて設けたので、回転体とハウジ ングとを組み立てる際、回転体に設けた磁石とハウジングに設けた磁石に多少の 芯ずれが発生しても、磁界表面積の大きい磁石の均一な磁束分布内で他方の磁石 が存在することとなり、ラジアル方向に生じる力を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案となる回転多面鏡装置の一実施例を示
す側面図である。
【図2】 本考案の磁石部分を示す概略図である。
【図3】 芯ずれ量とラジアル方向の力との関係を示す
図である。
【図4】 従来例を示す側面図である。
【図5】 従来の磁石部分を示す概略図である。
【符号の説明】
1は回転体、2は多面鏡、3はモータ、4は空気軸受
け、5、6は磁石、7はハウジングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多面鏡と、多面鏡を回転駆動させるモー
    タとから成る回転体の軸方向両端部に磁石を備え、前記
    回転体を覆うハウジングには前記回転体に設けた磁石に
    対向させて同一の磁石を設け、前記両磁石間に作用する
    磁力により前記ハウジング内に前記回転体を支持させた
    回転多面鏡装置において、前記回転体に設けた磁石と前
    記ハウジングに設けた磁石との磁界表面積を異ならせて
    設けたことを特徴とする回転多面鏡装置。
JP4391291U 1991-06-12 1991-06-12 回転多面鏡装置 Withdrawn JPH04135723U (ja)

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JP4391291U JPH04135723U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 回転多面鏡装置

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JP4391291U JPH04135723U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 回転多面鏡装置

Publications (1)

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JPH04135723U true JPH04135723U (ja) 1992-12-17

Family

ID=31924165

Family Applications (1)

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JP (1) JPH04135723U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980065822A (ko) * 1997-01-15 1998-10-15 김광호 자성물질을 이용한 저어널 유체 베어링 장치

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Effective date: 19950907