JPH08275438A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH08275438A
JPH08275438A JP7187095A JP7187095A JPH08275438A JP H08275438 A JPH08275438 A JP H08275438A JP 7187095 A JP7187095 A JP 7187095A JP 7187095 A JP7187095 A JP 7187095A JP H08275438 A JPH08275438 A JP H08275438A
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rotor
motor chassis
bearing
bearing housing
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愼二郎 秋葉
Hiroshi Murata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータのロータシャフトの軸受機構をモータ
シャーシと一体構造にしてロータとモータシャーシとを
互いに吸引マグネットにより直接吸引させロータシャフ
トをスラスト方向に軸支する。 【構成】 磁性金属製のモータシャーシ21に、深絞り
加工により軸受保持部としての筒状の軸受ハウジング部
31を一体に形成し、この軸受ハウジング部31を囲繞
する部面31cに対応してロータ29側に吸引マグネッ
ト34を固定し、吸引マグネット34とモータシャーシ
21とを直接吸引させてロータ29をモータシャーシ2
1側に偏倚させ、ロータシャフト28を軸受ハウジング
部31に固定保持される軸受32にスラスト方向に軸支
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば偏平ブラシレス
モータ等のモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の偏平ブラシレスモータは、図5に
示すように、モータシャーシ1に係合保持されるステー
タ基板2を両面側からヨーク板3,4に固定されたロー
タマグネット5,6により所定間隔を置いて挟み、この
状態で両ヨーク板3,4を、その中心部においてボス7
に固定し、このボス7の中心にロータシャフト8の一端
側8aを圧入固定してロータ9を構成している。
【0003】一方、モータシャーシ1には、ロータシャ
フト8を軸支する軸受支持機構10が設けられて、この
軸受支持機構10にロータシャフト8の他半部側8bを
軸支すると共にステータ基板2をモータシャーシ1の周
縁部に係合保持させ、このステータ基板2に対してロー
タマグネット5,6から発生する垂直磁束によりロータ
9が回転されるようになっている。
【0004】このように構成される従来の偏平ブラシレ
スモータにおいては、軸受支持機構10は、円筒状で基
端側にフランジ部11aを有する軸受ハウジング11の
円筒部11bに焼結含油軸受12を圧入固定し、フラン
ジ部11aの外端面側に円筒部11bの軸方向に対応し
てナイロン等の耐摩耗性樹脂から形成されるスラスト受
13をかしめにより固定して構成されており、この軸受
支持機構10をモータシャーシ1の中心部にかしめによ
り固定して、ロータシャフト8を、他半部側8bを焼結
含油軸受12に挿入すると共にその端面をスラスト受1
3に当接させて軸支するようになっている。
【0005】そして、この偏平ブラシレスモータは、ロ
ータ9がモータシャーシ1から浮上、即ち、ロータシャ
フト8のスラスト軸支方向と逆方向の移動を防止し安定
回転を確保するために、吸引マグネットによりモータシ
ャーシ1側とロータ9側を互いに吸引するいわゆるロー
タ吸引マグネット方式として構成されている。このため
軸受ハウジング11は鉄等の磁性金属材により形成し、
真ちゅう等の金属により形成されるボス7の内周部に軸
受ハウジング11のフランジ部11aに対応してリング
状の吸引マグネット14を嵌合固定しておき、この吸引
マグネット14と軸受ハウジング11のフランジ部11
aとの間に磁性吸引力を作用させてロータ9をモータシ
ャーシ1側に偏倚、即ち、ロータシャフト8をスラスト
受13に当接させてスラスト方向に軸支するよう構成さ
れている。
【0006】また、この図示する偏平ブラシレスモータ
においては、モータシャーシ1の解放面側には、ロータ
9を保護するモータカバー15が嵌合されており、ボス
7の外端部にはプーリー16が一体に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、図5に示
す従来の偏平ブラシレスモータは、ロータマグネットと
は別個の吸引マグネットをロータ側に固定し、モータシ
ャーシに固定した磁性金属により形成される軸受ハウジ
ングのフランジ部との間に磁性吸引力を作用させてロー
タをモータシャーシ側へ吸引し、ロータのモータシャー
シに対する浮上を防止するように構成したもので、ロー
タマグネットの磁気力がモータシャーシ側に作用しな
い、いわゆるロータ吸引マグネット方式であるため、ロ
ータの無負荷回転ロスが低く、低消費電力モータとして
適しているが、吸引マグネットをモータシャーシとは別
体の磁性金属により形成される軸受ハウジングに対して
吸引する構成であるためコスト高になる不具合がある。
即ち、モータ軸受として使用される焼結含油軸受は性能
向上のため十分な含油量を確保しようとすると焼結密度
が下がり衝撃荷重に対する強度が低下することになるの
で、十分な強度を持った高精度の軸受ハウジングに圧入
保持した後、軸受ハウジングをその基端のフランジ部に
おいてモータシャーシにかしめて結合していた。
【0008】一方、ロータ側に固定される吸引マグネッ
トはスペース上の制約から軸受ハウジングのフランジ部
に吸引することが必要となり、このため軸受ハウジング
は非磁性の真ちゅうより割高な磁性金属により形成する
ので軸受ハウジング自体がコスト高になると共に、モー
タシャーシに固定するかしめ作業等にかかるコストによ
りモータ全体のコストダウンの障害となっていた。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、モータシャーシにロータの軸受を保持するための保
持部を一体に形成し、ロータ側に固定される吸引マグネ
ットとモータシャーシとを直接吸引してロータをモータ
シャーシ側へ偏倚させてロータの浮上を防止し、安定し
た回転を確保できると共にコストの低減化を可能にした
モータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるモータは、ロータシャフトを軸支する軸
受と、モータシャーシに一体に形成され、ロータシャフ
トの軸受を保持する保持部と、ロータ側に固定され、モ
ータシャーシに直接吸引される吸引マグネットとを具備
して構成したものである。
【0011】
【作用】このように構成することにより、モータシャー
シに一体に形成した筒状の保持部にロータシャフトの軸
受が固定保持されて、ロータシャフトの軸受機構がモー
タシャーシと一体化され、また、ロータは吸引マグネッ
トによりモータシャーシと直接吸引されてロータシャフ
トがスラスト方向に安定して軸支され、モータシャーシ
に対する浮上が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4を参照し
て説明するに、先ず図1及び図2を参照して一実施例を
説明する。
【0013】本例のブラシレスモータにおいても前述し
た図4に示す従来の偏平ブラシレスモータと同様にステ
ータとロータから構成されている。即ち、磁性金属製の
モータシャーシ21に固定されるステータコイルとして
のプリントコイルを形成したステータ基板22を両面側
からヨーク板23,24に固定されたロータマグネット
25,26により所定間隔を置いて挟んだ状態で両ヨー
ク板23,24を、その中心部においてボス27に固定
し、このボス27の中心にロータシャフト28の一端部
側28aを圧入固定することにより、ロータ29を構成
している。
【0014】そして、本例においてはロータ29の軸受
支持機構30をモータシャーシ21に一体に設けるもの
である。即ち、磁性金属製のモータシャーシ21の底面
中心部に深絞り加工により軸受を保持する保持部として
の円筒状の軸受ハウジング部31を一体に立上げ形成し
たもので、この軸受ハウジング部31の深絞り加工によ
りモータシャーシ21の底部下面側は、軸受ハウジング
部31の下端の円筒口部31aを囲繞する外周面部が凹
面部31bとして形成されている。
【0015】このようにモータシャーシ21に深絞り加
工により一体に形成された軸受ハウジング部31に焼結
含油軸受32を上端側から圧入固定すると共に、この軸
受ハウジング部31の下端の円筒口部31aにナイロン
等の耐摩耗性物質により形成されるスラスト受33を嵌
合して焼結含油軸受32の下端面に当接させる。この状
態でモータシャーシ21の下面側の凹面部31bにスラ
スト規制板33aを溶接又は接着により固定してスラス
ト受33を保持することにより軸受支持機構30を構成
している。
【0016】また、本例においては、ロータ29側のボ
ス27の内端部には、軸受ハウジング部31に、その外
周面との間に所要の間隙を持って嵌挿されるリング状の
吸引マグネット34を嵌合して接着固定し、モータシャ
ーシ21の底部内面の軸受ハウジング部31を囲繞する
部面31cに所要間隙を持って対向するように構成して
いる。
【0017】このようにモータシャーシ21とロータ2
9を構成し、ロータ29のボス27に一端部側28aが
圧入固定されたロータシャフト28の他半部側28bを
モータシャーシ21側の軸受支持機構30の焼結含油軸
受32に、吸引マグネット34を軸受ハウジング部31
に前述のように嵌挿した状態で挿入することにより、吸
引マグネット34とモータシャーシ21の底部内面とが
直接磁性吸引されてロータ29全体がモータシャーシ2
1の底部側に偏倚され、ロータシャフト28は他半部側
28bの端面がスラスト受33に当接した状態で軸支さ
れると共にモータシャーシ21の底部内面と吸引マグネ
ット34が所要の間隙を置いて対峙して互いに吸引さ
れ、ステータ基板22がモータシャーシ21の周縁部の
所定位置に係合保持される。この状態でモータシャーシ
21の開放面側にはロータ29を保護するモータカバー
35を嵌着することによりブラシレスモータが構成され
る。また、本例においてもボス27の外端部にはプーリ
ー36が一体に設けられている。
【0018】以上のように本例の偏平状のブラシレスモ
ータにおいては、ロータシャフト28を軸支する焼結含
油軸受32を保持する軸受ハウジング部31は、モータ
シャーシ21に深絞り加工によって一体に形成し、吸引
マグネット34は、ロータ29のボス27に固定してこ
の吸引マグネット34とモータシャーシ21の底部内面
とを直接磁性吸引させてロータ29をモータシャーシ2
1の底部側に偏倚させるように構成したので、軸受ハウ
ジングをモータシャーシと別体に磁性金属により形成
し、ロータ側に固定した吸引マグネットと吸引させるよ
うに構成した従来の偏平ブラシレスモータに比し、軸受
ハウジング自体の部品代及び加工費が削減され、そして
モータシャーシへのかしめ等による固定作業が不要とな
ってコストの低減化が可能になる。
【0019】また、軸受ハウジング部31はモータシャ
ーシ21に一体に形成することにより正位置に高い寸法
精度により形成できると共に、吸引マグネット34とモ
ータシャーシ21は直接磁性吸引されることにより、ロ
ータ29をモータシャーシ21の底部側に確実に偏倚さ
せることができて、ロータシャフト28をスラスト方向
に高精度で軸支できロータ29を安定して回転させるこ
とができる。
【0020】また、図3は本発明によるモータの他の実
施例を示すものである。
【0021】本例は図1及び図2に示す実施例において
軸受支持機構、特に軸受ハウジング部を改良したもので
あり、他の部材は同一に構成されるので、同一部材には
同一符号を付して説明を省略する。
【0022】本例においてもロータ29の軸受支持機構
40をモータシャーシ21に一体に設けるもので、モー
タシャーシ21の底面中心部に深絞り加工により円筒状
の軸受ハウジング部41を一体に立上げ形成したもので
ある。この軸受ハウジング部41の深絞り加工によりモ
ータシャーシ21の底部下面側には軸受ハウジング部4
1の中空基端部としての下端の円筒口部41aを囲繞す
る外周面部が凹面部41bとして形成されている。
【0023】そして、この軸受ハウジング部41を囲繞
する部面、即ち、凹面部41bに軸受ハウジング部41
の下端円筒口部41a側へ支持部としての折返し可能な
複数の支持片41cを軸受ハウジング部41の基端周縁
から放射方向に切起し状に形成してある。
【0024】このようにモータシャーシ21に深絞り加
工により一体に形成された軸受ハウジング部41に焼結
含油軸受32を上端口側から圧入固定すると共に、この
軸受ハウジング部41の下端の円筒口部41aからナイ
ロン等の耐摩耗性物質により形成されるスラスト受33
を嵌合して焼結含油軸受32の下端面に当接させ、この
状態で支持片41cを軸受ハウジング部41の下端の円
筒口部41a側へ折返してスラスト受33を保持するこ
とにより軸受支持機構40を構成している。
【0025】このように構成される軸受支持機構40側
の焼結含油軸受32に、ロータ29側のボス27に一端
部側28aにおいて圧入固定されたロータシャフト28
の他半部側28bを、ボス27に固定された吸引マグネ
ット34を軸受ハウジング部41に所要の間隔を持って
嵌挿した状態で挿入することにより、吸引マグネット3
4とモータシャーシ21の底部内面とが直接磁性吸引さ
れてロータ29全体がモータシャーシ21の底部側に偏
倚され、ロータシャフト28は他半部側28bの端面が
スラスト受33に当接した状態で軸支されると共に、ス
テータ基板22がモータシャーシ21の周縁部の所要位
置に係合保持される。そして、モータシャーシ21の開
放面側にはロータ29を保護するモータカバー35が嵌
合されて偏平状のブラシレスレスモータが構成されてい
る。また、本例においてもボス27の外端部にはプーリ
ー36が一体に設けられている。
【0026】以上のように構成される本例の偏平状のブ
ラシレスモータにおいて、ロータシャフト28を軸支す
る焼結含油軸受32を保持し、モータシャーシ21に固
定する軸受ハウジング部41は、モータシャーシ21に
深絞り加工によって一体に形成し、また、軸受ハウジン
グ部41の下端円筒口部41aに嵌合するスラスト受3
3を保持する支持片41cをモータシャーシ21に切起
し状に形成するので、軸受ハウジング及びスラスト受の
支持部材自体の部品代及び加工費が削減され、そしてモ
ータシャーシへのかしめ等による固定作業が不要とな
り、また、スラスト受33の保持も支持片41cを軸受
ハウジング部41の下端円筒口部41a側に折返すだけ
でかしめ等による固定作業が不要となってコストの低減
化が可能になる。また、本例の場合も軸受ハウジング部
41はモータシャーシ21に一体に形成することにより
正位置に高い寸法精度により形成できると共に、吸引マ
グネット34とモータシャーシ21は直接磁性吸引され
ることにより、ロータ29をモータシャーシ21の底部
側に確実に偏倚させることができてロータシャフト28
をスラスト方向に高精度で軸支でき安定して回転させる
ことができることになる。
【0027】また、図4はさらに他の実施例の軸受支持
機構を示すものである。
【0028】本例の軸受支持機構50は前述した両実施
例と同様に焼結含油軸受32を固定保持する軸受ハウジ
ング部51をモータシャーシ21に深絞り加工により円
筒状に一体に形成し、この軸受ハウジング部51の中空
基端部としての下端の円筒口部51aに嵌合するスラス
ト受33を支持する支持片51cを、軸受ハウジング部
51の周面に周方向に所要間隔で基端から軸方向に切起
し状に複数形成してある。この支持片51cは軸受ハウ
ジング部51の下端の円筒口部51a側に折曲、即ち、
円筒口部51aの口端を塞ぐように軸方向と直交する方
向に折曲しておき、この状態で軸受ハウジング部51の
上端口部からスラスト受33を嵌挿して支持片51cに
より支持させた後、焼結含油軸受32を軸受ハウジング
部51に圧入固定することによりロータシャフト28を
軸支する軸受支持機構50が構成される。なお図4にお
いて51bは軸受ハウジング部51の絞り加工により形
成される肉薄の凹面部である。
【0029】このように構成される本例の軸受支持機構
50はスラスト受33を支持する支持片51cを切起し
折曲した跡の軸受ハウジング部51の周面に開放する開
口部は、軸受32とスラスト受33の周面によって閉塞
されてモータシャーシ21内への塵埃等の侵入が防止さ
れる。
【0030】以上、本発明の各実施例を説明したが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0031】例えば、軸受ハウジング部は円筒状に限る
ことなく、角形筒状に形成してもよく、また、支持片の
形状も任意に変更できるものである。
【0032】また、本例のブラシレスモータはステータ
基板に対しロータマグネットを両面側から対応させて垂
直磁束を発生させるように構成しているが、ロータマグ
ネットをステータ基板の一方の面、即ち、ステータコイ
ル面側のみに対応させた構成でもよい。
【0033】また、ステータ基板のステータコイルとし
てはプリントコイルに限ることなく、巻線により形成し
たコイルを用いた構成でもよい。
【0034】また、ボスにはプーリーを形成することな
く、ロータシャフトを延長して、他の回転部材を軸着す
ることができる。
【0035】そして、本発明は、偏平状のブラシレスモ
ータに限ることなく、軸方向に厚みを有するモータにも
適用することができ、また、軸受支持機構はモータのロ
ータシャフトの軸支に限ることなく、他の回転装置の軸
の軸支にも適用できるものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータシ
ャーシに一体にロータシャフトを軸支する軸受を保持す
る保持部を形成し、モータシャーシとロータとの間に吸
引マグネットを配してロータとモータシャーシとを直接
吸引するように構成したので、軸受ハウジングをモータ
シャーシと別体に磁性金属により形成し、この軸受ハウ
ジングを介して吸引マグネットによりロータをモータシ
ャーシ側に偏倚させる従来のモータに比し、部品代及び
加工費が削減され、また、この軸受ハウジングのかしめ
等の固定作業等を省略できてモータ全体の大幅なコスト
ダウンが可能になる。
【0037】また、軸受の保持部はモータシャーシに一
体に形成することにより正位置に高い寸法精度により形
成できると共に吸引マグネットとモータシャーシは直接
吸引されることによりロータをモータシャーシ側に確実
に偏倚させることができて、ロータシャフトを高精度で
軸支でき、安定回転を確保できて信頼性の高いモータを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブラシレスモータの一実施例
の断面図である。
【図2】図1に示すブラシレスモータの分解斜視図であ
る。
【図3】本発明を適用したブラシレスモータの他実施例
の断面図である。
【図4】本発明によるモータの軸受機構の他実施例の斜
視図である。
【図5】従来の偏平ブラシレスモータの断面図である。
【符号の説明】
21 モータシャーシ 22 ステータ基板 27 ボス 28 ロータシャフト 29 ロータ 31,41,51 保持部としての軸受ハウジング部 32 軸受 33 スラスト受 34 吸引マグネット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 29/00 H02K 29/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータシャフトを軸支する軸受と、 モータシャーシに一体に形成され、上記軸受を保持する
    筒状の保持部と、 ロータ側に固定され、上記モータシャーシに直接吸引さ
    れる吸引マグネットとを具備したことを特徴とするモー
    タ。
  2. 【請求項2】 上記吸引マグネットを、上記モータシャ
    ーシの上記保持部を囲繞する部面に対応して上記ロータ
    側に固定したことを特徴とする請求項1に記載のモー
    タ。
  3. 【請求項3】 上記モータシャーシに上記保持部を絞り
    加工により一体に形成し、上記吸引マグネットを、上記
    モータシャーシの上記保持部を囲繞する部面に対応して
    上記ロータ側に固定したことを特徴とする請求項1に記
    載のモータ。
  4. 【請求項4】 上記モータシャーシに、上記保持部の中
    空基端部に対応して上記ロータシャフトのスラスト受を
    支持する支持部を一体に形成したことを特徴とする請求
    項1に記載のモータ。
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