JPS5933580Y2 - 工作機械用の位置出し具 - Google Patents

工作機械用の位置出し具

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Publication number
JPS5933580Y2
JPS5933580Y2 JP1367879U JP1367879U JPS5933580Y2 JP S5933580 Y2 JPS5933580 Y2 JP S5933580Y2 JP 1367879 U JP1367879 U JP 1367879U JP 1367879 U JP1367879 U JP 1367879U JP S5933580 Y2 JPS5933580 Y2 JP S5933580Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
shaft portion
cylinder
positioning tool
thin shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1367879U
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English (en)
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JPS55115737U (ja
Inventor
勇司 北村
興造 安藤
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フライス盤や□−リング盤などの工作機械の
回転刃物取付用のチャックに装着し、チャックすなわち
回転刃物と被加工物との位置出しく心出し)を行なうの
に用いる工作機械用の位置出し具に関するものである。
従来、この種の位置出し具としては、実公昭50−43
434号公報記載のものがある。
この従来の心決め具の構成は、筒体の一端に短円筒を接
触させ、この接触面を軸心に直交する平面となし、筒体
および短円筒内にそれぞれ横設する2本の支軸にスプリ
ングの両端を連結し、短円筒を筒体に弾接せしめたもの
である。
しかしこの従来技術は、部品数が多く、また両支軸の中
空部にスプリングを張設させるためにその組立が比較的
面倒であるなどの欠点があった。
本考案の目的は、部品数を少なくし、組立作業を容易に
することによって安価に製造し得る位置出LJj−を提
供することにある。
本考案の特徴は、磁化された動部と、この軸部に端面が
軸部の軸心方向と直交する方向で接触し磁気的に吸着し
ている筒体と、この軸部の一端面中心部よりこの軸方向
に突出し、筒体との間に所定の間隙を有しこの筒体の抜
は止め用の細軸部を具備したどころにある。
以下図面に示す一実施例について説明する。
本考案に基づく位置出し具1ば、軸部2とこの軸部の一
端面中心部に突設された細軸部5と、この細軸部の回り
に位置しこの軸部に磁気的に吸着している筒体6とより
構成されている。
ところで磁性材料で形成した軸部2は磁性材料にて形成
され、その上端部には凹部2aを穿設し、この凹部内に
永久磁石3を埋設し、この永久磁石3を凹部2aに接着
剤4にて固定しているものである。
軸部2の下端面の中心部には、この軸心方向に非磁性材
料(たとえば黄銅)の細軸部5の上端部が圧入固着して
いる。
細軸部50回りに所定の間隙をもって筒体6が嵌合し、
との細軸部の下端部には筒体6の抜は止め用のフランジ
状部片γを一体的に形成している。
軸部2と筒体6は、鉄などの磁性材料で同一外径に形成
されている。
軸部2は永久磁石3によって軸心方向に磁化され、その
下端部の接触端面2aは図示の例ではS極になっている
筒体6の上端部の接触端面6aは、軸部2の下端面2a
にその自重に抗して磁気的に所定の力で吸着結合してい
る。
さらに両接触面2aおよび6aは軸部2の軸心方向と直
交する方向に形成されている。
つぎに上記構成の本考案に基づく位置出し具1の使用方
法について説明する。
第2図に示すように、軸部2の上部をフライス盤やミー
リング盤などのチャック8に取付け、軸部2と筒体6の
外周面を一致させて回転させる。
筒体6は軸部2の下端部の接触面2aに磁気的に吸着結
合しているために軸部2と一緒に回転する。
そこで被加工物9を載置固定したテーブル10を矢印1
1方向に移動し、基準面9aを筒体6に向けて徐々に近
づけてゆく。
基準面9aが筒体6の外周面に触れるや否や、筒体6に
接線方向の摩擦抗力が作用し、この摩擦抗力によって筒
体6は軸部2との磁気的結合力に抗して第3図に示すよ
うに瞬時に一方へずれる。
この瞬時のずれは、目視によって確実に認められ、この
とき直ちにテーブル10の移動を停止する。
チャック8のセンタは筒体6の直径を2Dとすれば基準
面9aからDだけ離れていることになる。
つぎにチャック8の回転を停止して位置出し具1を回転
刃物に付は替え、ついでテーブル10を前記りなる距離
だけ左方へ移動すれば、チャック8すなわち回転刃物の
センタは基準面9aの真上に位置し、以後指定された寸
法に従ってテーブル10を移動して指定された加工を行
う。
なおこの実施例では、筒体6の抜は落ち防止用のフラン
ジ状部片7は、細軸部5と一体に形成しであるが、Eリ
ングなどで代用してもよい。
昔た軸部2を磁化する永久磁石3の設置位置、形状、固
定方法等は前記実施例に限らないし、さらには軸部2そ
のものを永久磁石で形成することも可能である。
以上詳述した本考案による位置出し具によれば、部品数
が少なく構成が簡単で、その組立が容易であり、そのた
め安価に製造でき、さらに細軸部によって筒体の抜けが
防止できるなどの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による位置出し具の一実施例を示すもので
あって、第1図はその縦断面図、第2図はその使用状態
を示す正面図、第3図はその動作を説明するための一部
断面平面図である。 2・・・軸部、3・・・永久磁石、5・・・細軸部、6
・・・筒体、7・・・フランジ状部片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (リ 磁化された軸部と、この軸部に接触端面がこの軸
    部の軸心方向と直交する方向で磁気的に吸着している筒
    体と、上記軸部の一端面中心部よりこの軸心方向に設け
    られかつ上記筒体との間に所定の間隙を有しこの筒体の
    抜は止め用の細軸部とからなる工作機械用の位置出し具
    。 (2)前記細軸部は、その下端部にフランジ状部片を備
    えたものである実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    工作機械用の位置出し具。 (3)前記細軸部は、非磁性材料で形成したものである
    実用新案登録請求の範囲第1頂芽たは第2項に記載の工
    作機械用の位置出し具。
JP1367879U 1979-02-05 1979-02-05 工作機械用の位置出し具 Expired JPS5933580Y2 (ja)

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JPS55115737U JPS55115737U (ja) 1980-08-15
JPS5933580Y2 true JPS5933580Y2 (ja) 1984-09-19

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