JPH0737175Y2 - 自動販売機の冷却加熱装置 - Google Patents

自動販売機の冷却加熱装置

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JPH0737175Y2
JPH0737175Y2 JP6522389U JP6522389U JPH0737175Y2 JP H0737175 Y2 JPH0737175 Y2 JP H0737175Y2 JP 6522389 U JP6522389 U JP 6522389U JP 6522389 U JP6522389 U JP 6522389U JP H0737175 Y2 JPH0737175 Y2 JP H0737175Y2
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JP
Japan
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cooling
compressor
heater
heating
thermostat
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JP6522389U
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JPH036777U (ja
Inventor
英雄 中島
悟郎 岸本
隆宏 井上
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は包装容器入り飲料等を販売する自動販売機に関
するものである。
従来の技術 近年、包装容器入り飲料自動販売機(以下自販機と呼
ぶ)は、冷却と同時に加熱運転が出来るHOT&COLD型
(以下H&Cとする。)の大型自販機が開発されてい
る。
以下図面を参照しながら従来のH&C自販機の一例につ
いて説明する。
第3図は従来のH&C自販機の冷却加熱装置の構成を、
第4図は同じく電気回路を示すものである。
第3図において、1は断熱壁を有する本体で、本体1の
前面には断熱扉2が取付けられている。また、本体1の
内部には断熱仕切壁3を設けて、第1貯蔵室4a、第2貯
蔵室4bを構成している。さらに、圧縮機5、凝縮器6、
第1キャピラリー7a、及び第1貯蔵室4a内に設けた第1
冷却器8aを順次配管すると共に、凝縮器6から圧縮機5
までを電磁弁9、第2キャピラリー7b、第2貯蔵室4bに
設けた第2冷却器8bを順次並列に配管接続されている。
さらに第1,第2貯蔵室4a,4bには第1,第2庫内ファンモ
ータ10a,10bが各々設けられている。また第2貯蔵室4b
には加熱ヒータ11が設けられている。
次に電気回路について説明する。第4図において、第1,
第2庫内ファンモータ10a,10bは電源に直接並列接続さ
れている。12は切換スイッチでその共通端子は電源の一
端に、切換用のH端子からは第2貯蔵室に設けられた加
熱用サーモスタット13と温度ヒューズ14及び加熱ヒータ
11と順次電源の他端に接続されている。また、切換スイ
ッチ12の切換用のC端子からは第2貯蔵室に設けられた
第2冷却用サーモスタット15b、電磁弁9と順次電源の
他端に接続されている。16は第1貯蔵室4aに設けられた
第1冷用サーモスタット15aで、その一端を電源の一端
に、他端からは圧縮機5と凝縮器冷却用ファンモータ16
が並列に電源の他端に接続されている。
以上のように構成された従来のH&C自販機について以
下その動作について説明する。切換スイッチ12をH端子
側にすると加熱用サーモスタット13で加熱用ヒータが制
御されると共に第2庫内ファンモータ10bが連続回転し
第2貯蔵室4bは一定温度に加熱される。一方第1貯蔵室
4aは第1冷用サーモスタット15aで圧縮機5が制御され
第1冷却器8aが冷却されると共に第1庫内ファンモータ
10aが連続回転し一定温度に冷却される。さらに、切換
スイッチ12をC端子側にすると加熱用ヒータ11への通電
が遮断されると共に、第2冷用サーモスタット15bで電
磁弁9が制御され、第2冷却器8bが冷却されると共に、
第2庫内ファンモータ10bが連続回転し第2貯蔵室4bは
一定温度に冷却される。なお、第2貯蔵室4bは第1貯蔵
室4aより冷却負荷的に小さく設定されているため、圧縮
機5が第1冷用サーモスタット15aで制御されている範
囲内で、第2冷用サーモスタット15bでの電磁弁9の制
御で第2冷却器8bは冷却出来る。従って第1,第2貯蔵室
4a,4bは切換スイッチ12の装作により、冷却−冷却,冷
却−加熱の2種類の運転が可能である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、冷却−加熱運転す
ると、圧縮機5と加熱ヒータ11の電流,入力が合計され
自販機全体の電流,入力が高くなり、その分電源容量の
大きな設備が必要になるという欠点を有していた。特に
H&C自販機が大型化すると一般家庭設備のコンセント
容量15Aを超え、大きな設備の新設が必要になるという
欠点を有していた。
本考案は上記欠点に鑑み、冷却−加熱運転時圧縮機が運
転している時は加熱ヒータの出力(入力)を温度維持し
得る出力(入力)に下げ、圧縮機が停止している時は加
熱ヒータの出力(入力)を上げることにより、自販機全
体の入力,電流を一定値以下にし、しいては低い電源容
量の設備で対応できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の冷却加熱装置は、
第2貯蔵室の運転形態を選択する切換スイッチと、前記
切換スイッチのH側端子から加熱用サーモスタット、温
度ヒューズとに接続された主ヒータ及び補助ヒータと、
前記補助ヒータと並列に接続され圧縮機の運転・停止を
検知してON−OFFする接点を備えたものである。
作用 本考案は上記した構成によって、冷却−加熱運転の時、
圧縮機が運転時は主ヒータと補助ヒータに通電され、抵
抗値が増加し自販機の電流・入力が低い値で運転され
る。圧縮機が停止時はバイパスに電流が流れ、抵抗値が
小さくなるため電流・入力が高い値で運転される。従っ
て、全体の電流・入力は冷却・加熱運転時でも小さな電
流・入力で運転され、電源容量も小さくてよいことにな
る。
実施例 以下本考案の一実施例の自販機の冷却加熱装置について
図面を参照しながら説明するが従来と同一構造について
は同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
第1図は本考案の1実施例の冷却加熱装置の電気回路
を、第2図は同自販機の冷却加熱装置の構成を示すもの
である。図において、第1冷蔵用サーモスタット15aか
ら、圧縮機5と並列にリレー17が接続されている。一
方、切換スイッチ12のH端子から、加熱用サーモスタッ
ト13、温度ヒューズ14、主ヒータ18、補助ヒータ19が順
次直列に接続されている。さらに直列に接続された前記
切換スイッチ12のH端子、加熱用サーモスタット13、温
度ヒューズ14、主ヒータ18の後から、前記リレー17の接
点20が前記補助ヒータ19と並列に接続されている。
以上のように構成された自販機の冷却加熱装置について
以下第1図,第2図を用いてその動作を説明する。第1
貯蔵室4aは第1冷用サーモスタット15aにより圧縮機
5、凝縮器冷却用ファンモータ16が制御され第1冷却器
8aが冷却されると共に第1庫内ファンモータ10aが連続
回転し一定温度に冷却される。切換スイッチ12をC端子
側にすると、第2冷用サーモスタット15bで電磁弁9が
制御され、第2冷却器8bが冷却されると共に、第2庫内
ファンモータ10bが連続回転し第2貯蔵室4bは一定温度
に冷却される。切換スイッチ12をH端子側にすると、加
熱用サーモスタット13で主ヒータが通電制御されると共
に、第1冷用サーモスタット15aがOFFの時(この時圧縮
機5は停止)はリレー17が通電を遮断され、リレーの接
点20がONし電流はリレー接点20に流れ、補助ヒータ19は
通電されない。反対に第1冷用サーモスタット15aがON
の時(この時圧縮機5は運転)はリレー17が通電され、
リレーの接点20がOFFし補助ヒータ19に通電される。こ
のように圧縮機5が運転時は主ヒータ18及び補助ヒータ
19が、圧縮機5が停止時は主ヒータ18が加熱用サーモス
タット13で通電制御されると共に第2庫内ファンモータ
10bは連続回転し第2貯蔵室4bは一定温度に加熱され
る。
以上のように本実施例によれば、第2貯蔵室に主ヒータ
と補助ヒータを設け、圧縮機が運転の時は直列に接続さ
れた主ヒータ及び補助ヒータに通電し抵抗値を増加さ
せ、停止の時は主ヒータのみに通電し、抵抗値を低下さ
せる接点により圧縮機が停止の時のみ入力・電流値を増
加させるため、冷却−加熱運転時の電流・入力を低く運
転でき電源容量も小さくできる。さらに、一般的にヒー
タの出力(入力)を低くすると低外気温時の昇温性能
(低い温度から商品を加熱し一定温度に達するまでに要
する時間特性)が悪くなるが低外気温では圧縮機の運転
率は低く、補助ヒータの通電率は相当高くなり、従来よ
り低い電源容量で従来並の昇温性能を確保出来る。
考案の効果 以上のように本考案は、第2貯蔵室に主ヒータと補助ヒ
ータを設けると共に、圧縮機の運転・停止を検知し圧縮
機が運転の時はOFF,停止の時はONする接点で補助ヒータ
の通電制御することにより、冷却−加熱運転の時、圧縮
機が運転時、ヒータの抵抗値を増加させ入力・電流値を
下げるため、その分低い電流・入力で運転でき、その分
電源容量が低くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における自販機の冷却加熱装
置の電気回路図、第2図は同冷却加熱装置の構成図、第
3図は従来の自販機の冷却加熱装置の構成図、第4図は
同電気回路図である。 1……本体、4a……第1貯蔵室、4b……第2貯蔵室、5
……圧縮機、12……切換スイッチ、13……加熱用サーモ
スタット、15a……第1冷用サーモスタット、15b……第
2冷用サーモスタット、17……リレー、18……主ヒー
タ、19……補助ヒータ、20……リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱仕切壁で分割された複数の貯蔵室と、
    前記複数の貯蔵室に設けられた主ヒータと補助ヒータ
    と、前記複数の貯蔵室を冷却する圧縮機を有する冷却装
    置と、前記複数の貯蔵室の各々を冷却もしくは直列接続
    された主ヒータと補助ヒータに通電して加熱運転に切換
    える複数の切換えスイッチと、圧縮機の運転・停止を検
    知し圧縮機が運転の時はOFF、停止の時はONし、前記補
    助ヒータを制御する接点とを備えたことを特徴とする自
    動販売機の冷却加熱装置。
JP6522389U 1989-06-02 1989-06-02 自動販売機の冷却加熱装置 Expired - Lifetime JPH0737175Y2 (ja)

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JPH036777U JPH036777U (ja) 1991-01-23
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