JPH0313782A - 自動販売機の冷却加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は包装容器入り飲料等を販売する自動販売機の冷
却加熱システムに関するものである。

従来の技術 近年、包装容器入り飲料自動販売機（以下自販機と呼ぶ
）は、冷却と同時に加熱運転が出来るＨＯＴ＆Ｃ０ＬＤ
型（以下Ｈ＆Ｃとする。）の大型自販機が開発されてい
る。

以下図面を参照しながら従来のＨ＆Ｃ自販機の一例につ
いて説明する。

第２図は従来のＨ＆Ｃ自販機の冷却加熱装置の構成を、
第３図は同じく電気回路を示すものである。

第２図において、１は断熱壁を有する本体で、本体１の
前面には断熱扉２が取付けられている。

また、本体１の内部には断熱仕切壁３ａ、断熱仕切壁３
ｂ、断熱仕切壁３ｃを設けて、第１貯蔵室４ａ、第２貯
蔵室４ｂ、第３貯蔵室４ｃ、第４貯蔵室４ｄを構成して
いる。さらに、圧縮機５、凝縮器６、第１キヤピラリー
７　ａ、及び第１貯蔵室４ａ内に設けた第１冷却器８ａ
を順次配管すると共に、凝縮器６から圧縮機６までを電
磁弁９ａ。

第２キャピラ！Ｊ−７ｂ、第２貯蔵室４ｂに設けた第２
冷却器８ｂと電磁弁９ｂ、第３キヤピラリー７ｃ１第３
貯蔵室４ｃに設けた第３冷却器８ｃと電磁弁９ｃ、第４
キャピラＩＪ−７ｄ、第４貯蔵室４ｄに設けた第４冷却
器４ｄを順次並列に配管接続されている。さらに第１．
第２．第３．第４貯蔵室４ａ、４ｂ、＋ｃ、４ｄには第
１．第２．第３、第４庫内ファンモータ１０ａ、１０ｂ
、１０ｃ。

１ｏｄが各々設けられている。また第２．第３゜第４貯
蔵室４ｂ、４Ｃ，４ｄには加熱ヒータ１１ａ。

１１ｂ、１１Ｃが設けられている。

次に電気回路について説明する。第３図において、第１
．第２．第３．第４庫内ファンモータ１ｏａ、１ｏｂ、
１ｏｅ、１ｏｄは電源に直接並列接続されている。１２
ａは切換スイッチでその共通端子は電源の一端に、切換
用のＨ端子からは第２貯蔵室に設けられた加熱用サーモ
スタフ）１３ａと温度ヒユーズ１４＆及び加熱ヒータ１
１ａと順次電源の他端に接続されている。また、切換ス
イッチ１２ａの切換用のＣ端子からは第２貯蔵室に設け
られた第２冷蔵用サーモスタツト１５ｂ、電磁弁９ａと
順次電源の他端に接続されている。

１２ｂは切換スイッチでその共通端子は電源の一端に、
切換用のＨ端子からは第３貯蔵室に設けられた加熱用サ
ーモスタット１３ｂと温度ヒユーズ１４ｂ及び加熱ヒー
タ１１ｂと順次電源の他端に接続されている。また、切
換スイッチ１２ｂの切換用のＣ端子からは第３貯蔵室に
設けられた第３冷蔵用サーモスタット１５ａ、電磁弁９
ｂと順次電源の他端に接続されている。１２ｃは切換２
イツチでその共通端子は電源の一端に、切換用のＨ端子
からは第４貯蔵室に設けられた加熱用サーモスタフ）１
３ｃと温度ヒユーズ１４ｃ及び加熱ヒータ１１ｃと順次
電源の他端に接続されている。

また、切換スイッチ１２ｃの切換用のＣ端子からは第４
貯蔵室に設けられた第４冷蔵用サーモスタツ）１５ｄ、
電磁弁９Ｃと順次電源の他端に接続されている。１５ａ
は第１貯蔵室４ａに設けられた第１冷蔵用サーモスタツ
トで、その一端を電源の一端に、他端からは圧縮機６と
凝縮器冷却用ファンモータ１６が並列に電源の他端に接
続されている。

以上のように構成された従来のＨ＆Ｃ自販機について以
下その動作について説明する。切換スイッチ１２ａをＨ
端子側にすると加熱用サーモスタフ）１３ａで加熱用ヒ
ータが制御されると共に第２庫内フアンモータ１０ｂが
連続回転し第２貯蔵室４ｂは一定温度に加熱される。

切換スイッチ１２ｂをＨ端子側にすると加熱用サーモス
タフ）１３ｂで加熱用ヒータが制御されると共に第３庫
内フアンモータ１００が連続回転し第３貯蔵室４Ｃは一
定温度に加熱される。切換スイッチ１２ｃをＨ端子側に
すると加熱用サーモスタフ）１３ｃで加熱用ヒータが制
御されると共に第４庫内フアンモータ１０ｄが連続回転
し第４貯蔵室４ｄは一定温度に加熱される。−力筒１貯
蔵室４ａは第１冷蔵用サーモスタツ）１５ａで圧縮機５
が制御され第１冷却器８ａが冷却されると共に第１庫内
フ１ンモータ１０　ａが連続回転し一定温度に冷却され
る。さらに、切換スイッチ１２ａをＣ端子側にすると加
熱用ヒータ１１ａへの通電が遮断されると共に、第２冷
蔵用サーモスタツト１６ｂで電磁弁９が制御され、第２
冷却器８ｂが冷却されると共に、第２庫内フアンモータ
１ｏｂが連接回転し第２貯蔵室４ｂは一定温度に冷却さ
れる。切換スイッチ１２ｂをＣ端子側にすると加熱用ヒ
ータ１１ｂへの通電が遮断されると共に、第３冷蔵用サ
ーモスタツ）１５ｃで電磁弁９ｂが制御され、第２冷却
器８Ｃが冷却されると共に、第３庫内フアンモータ１０
ｃが連続回転し第３貯蔵室４Ｃは一定温度に冷却される
。切換スイッチ１２０をＣ端子側にすると加熱用ヒータ
１１ｃへの通電が遮断されると共に、第４冷蔵用サーモ
スタツト１６ｄで電磁弁９ｃが制御され、第４冷却器８
ｄが冷却されると共に、第４庫内フ１ンモータ１０ｄが
連続回転し第４貯蔵室４ｄは一定温度に冷却される。

なお、第２貯蔵室４ｂ１第３貯蔵室４ｃ、第４貯蔵室４
ｄは、第１貯蔵室４ａより冷却負荷的に小さく設定され
ているため、圧縮機５が第１冷蔵用サーモスタツ）１５
ａで制御される範囲内で、第２冷蔵用サーモスタッｌ−
１ｓｂでの電磁弁９ａの制御で第２冷却器８ｂは冷却出
来、第３冷蔵用サーモスタフ　）　１５　Ｃでの電磁弁
９ｂの制御で第３冷却器８Ｃは冷却出来、第４冷蔵用サ
ーモスタツト１５ｄでの電磁弁９Ｃの制御で第４冷却器
８ｄは冷却出来る。従って第１．第２．第３．第４貯蔵
室４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄは切換スイッチ１２ａ。

１２ｂ、１２Ｃの操作によ９８種類の運転が可能である
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、冷却−加熱一加熱
一加熱運転すると、圧縮機５と加熱ヒータ１１ａ、１１
ｂ、１１ｃの電流、入力が合計され自販機全体の電流、
入力が高くなり、その分電源容量の大きな設備が必要に
なるという欠点を有していた。特にＨ＆Ｃ自販機が大型
化すると一般家庭設備のコンセント容量１ｓＡを超え、
大きな設備の新設が必要になるという欠点を有していた
。

本発明は上記欠点に鑑み、冷却−加熱一加熱一加熱運転
時圧縮機が運転している時は合計した加熱ヒータの出力
（入力）を温度維持し得る出力（人力）に下げ、圧縮機
が停止している時は加熱ヒータの出力（入力）を上げる
ことにより、自販機全体の入力、電流を一定値以下にし
、しいては低い電源容量の設備で対応できるようにする
ことを目的とする自動販売機の冷却加熱システムを提供
するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の冷却加熱装置は、
複数の断熱仕切壁で分割された複数の貯蔵室と、前記複
数の貯蔵室に設けられたヒータと、前記複数の貯蔵室を
冷却する圧縮機を有する冷却装置と、前記複数の貯蔵室
の各々を冷却運転もしくは加熱運転に切換える複数の切
換えスイッチと、圧縮機の運転・停止及び３室並んだ貯
蔵室のヒータの運転・停止の状態を検知し、前記３室並
んだ貯蔵室の中央の貯蔵室のヒータを制御する接点を備
えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、冷却−加熱一加熱一加
熱運転の時、圧縮機が運転時は左右の貯蔵室のヒータの
みに通電され、停止の時は全貯蔵室のヒータに通電され
るため、中央の貯蔵室のヒータの電流・入力分だけ自販
機の電流・入力が低い値で運転される。従って、その分
電源容量も小さくてよいことになる。

実施例 以下本発明の一実施例の自販機の冷却加熱装置について
図面を参照しながら説明するが従来と同一構造について
は同一番号を付してその詳細な説明を省略する。

第１図は本発明の一実施例の冷却加熱装置の電気回路を
示すものである。図において、第１冷蔵用サーモスタツ
）１５ａから、圧縮機５と並列にリレー１７ａが接続さ
れている。一方、切換スイッチ１２ａのＨ端子から、加
熱用サーモスタット１３ａ１温度ヒユーズ１４ａ１ヒー
タ１１ａが順次直列に接続されている。さらに直列に接
続された前記切換スイッチ１２ａのＨ端子、加熱用サー
モスタット１３８％温度ヒユーズ１４ａＯ後から、前記
リレーの接点１８ａを介してリレー１７ｂが接続されて
いる。

切換スィッチ１２ｂ１加熱用サーモスタツト１３ｂ１温
度ヒユーズ１４ｂ、主ヒータ１１ｂが順次直列に接続さ
れている。さらに直列に接続された前記切換スイッチの
Ｈ端子、加熱用サーモスタッ）１３ｂ、温度ヒユーズ１
４ｂの後から、前記リレーの接点１８ｂを介してリレー
１７ｃが接続されている。

切換スイッチ１２ｃのＨ端子から、加熱用サーモスタッ
ト１３Ｃ１温度ヒユーズ１４Ｃ１ヒータ１１Ｃ１前記リ
レーの接点１８Ｃが順次直列に接続されている。

以上のように構成された自販機の冷却加熱装置について
以下第１図、第２図を用いてその動作を説明する。第１
貯蔵室４ａは第１冷蔵用サーモスタツ）１５ａによシ圧
縮機６、凝縮器冷却用ファンモータ１６が制御され第１
冷却器８ａが冷却されると共に第１庫内フアンモータ１
０ａが連続回転し一定温度に冷却される。切換スイッチ
１２ａをＣ端子側にすると、第２冷蔵用サーモスタツト
１６ｂで電磁弁９ａが制御され、第２冷却器８ｂが冷却
されると共に、第２庫内ファンモータ１０ｂが連続回転
し第２貯蔵室４ｂは一定温度に冷却される。切換スイッ
チ１２ａをＨ端子側にすると、加熱用サーモスタッ）１
３ａで、ヒータ１１ａが通電制御されると共に、第１冷
蔵用サーモスタツト１５ａがＯＦＦ○の時（この時圧縮
機５は停止）はリレー１７ａが通電を遮断され、リレー
の接点１８ａがＯＦＦしリレー１７ｂも通電される。反
対に第１冷蔵用サーモスタツト１５ａがＯＮの時（この
時圧縮機６は運転）はリレー１７ａが通電され、リレー
の接点１８ａが○ＦＦＬＦＦ−１了すは通電されない。

切換スイッチ１２ｃをＣ端子側にすると、第４冷蔵用サ
ーモスタツ）１　ｓｄで電磁弁９Ｃが制御され、第４冷
却器８ｄが冷却されると共に、第４庫内フアンモータ１
０ｄが連続回転し第４貯蔵室４ｄは一定温度に冷却され
る。切換スイッチ１２ｃをＨ端子側にすると、加熱用サ
ーモスタッ）１３ｃでヒータ１１ｃが通電制御される。

この時、リレー１７ｂが０８時、リレーの接点１８ｂが
ＯＦＦし、リレー１７ｃの通電が遮断される。又、リレ
ー１７ｂがＯＦＦ時はリレー１７ｃが通電され、リレー
の接点１８ｂがＯＮする。

切換ヌイッチ１２ｂをＣ端子側にすると、第３冷蔵用サ
ーモヌタツ）１５ｃで電磁弁９ｂが制御され、第３冷却
器８Ｃが冷却されると共に、第３庫内フアンモータ１０
　ｃが接続回転し第３貯蔵室４Ｃは一定温度に冷却され
る。切換スイッチ１２ｂをＨ端子側にすると、加熱用サ
ーモスタッ）１３ｂでヒータが通電制御されると共に、
リレー１７ｃが０８時、リレーの接点１８ｃが０ＦＦＬ
、ヒータ１１ｂも通電制御される。反対に、リレー１７
ｃがＯＦＦの時、リレーの接点１８ａがＯＮし、ヒータ
１１ｂに通電される。

このように圧縮機５の運転時と同時に、ヒータ１１ａと
ヒータ１１ｃが０８時にヒータ１１ｂを０ＦＦＬ、圧縮
機が停止時、又はヒータ１１ａもしくはヒータ１１ｃの
いずれかがＯＦＦ時はヒータ１１ｂがＯＮする。又、第
２貯蔵室４ｂ、第３貯蔵室４ｃ１第４貯蔵室４ｄは、加
熱用サーモスタット１３ａ、１３ｂ、１３ｃで制御され
ると共に第２庫内フアンモータ１ｏｂ１第３庫内フアン
モータ１０Ｃ１第４庫内フ１ンモータ１ｏｄは、連続回
転し第２貯蔵室４ｂ、第３貯蔵室４Ｃ１第４貯蔵室４ｄ
は一定に加熱される。

以上のように本実施例によれば、第２貯蔵室４ａ、第３
貯蔵室４Ｃ１第４貯蔵室４ｄにヒータ１１ａ、１１ｂ、
１１ｃを設け、かつ第３貯蔵室４Ｃのヒータ１１ｂは圧
縮機６が運転と同時に第２貯蔵室４ｂと第４貯蔵室４ｄ
のヒータ１１ａ。

１１ＣがＯＮの時は○ＦＦＬ、圧縮機６．第２貯蔵室４
ｂのヒータ１１ｂ、第４貯蔵室４ｄのヒータ１１０のい
ずれかがＯＦＦ時はＯＮする接点により、圧縮機６が停
止又は第２貯蔵室４ｂのヒータ１１ａ１第４貯蔵室４ｄ
のヒータ１１ａがＯＦＦ時のみ通電されるため、冷却−
加熱一加熱一加熱時の電流、入力を低く運転できその分
電源容量も小さくできる。又、加熱する貯蔵室の中央の
ヒータをＯＦＦするため外気温の影響も少なく、商品の
温度変化も少ない。さらに、−収約にヒータの出力（入
力）を低くすると低外気温時の昇温性能（低い温度から
商品を加熱し一定温度に達するまでに要する時間特性）
が悪くなるが低外気温では圧縮機の運転率は低く、第３
貯蔵室ヒータの通電率は相当高くなり、従来より低い電
源容量で従来並の昇温性能を確保出来る。

発明の効果 以上のように本発明は、第２貯蔵室、第３貯蔵室、第４
貯蔵室にヒータを投けると共に、圧縮機の運転・停止及
び第２貯蔵室、第４貯蔵室のヒータの０Ｎ−ＯＦＦを検
知し圧縮機の運転、第２貯蔵室及び第４貯蔵室のヒータ
が同時にＯＮの時は０ＦＦＩ、、圧縮機の停止時又は第
２貯蔵室、第４貯蔵室いずれが片方でもヒータ○ＦＦ時
はＯＮする接点で第３貯蔵室のヒータの通電を制御する
ことにより、冷却−加熱一加熱一加熱運転時、第３貯蔵
室のヒータは圧縮機が停止時又は第２貯蔵室。

第４貯蔵室いずれか片方でもＯＦＦ時のみ通電して加熱
されるため、その分低い電流、入力で運転でき、その分
電源容量が低くできる。又、加熱している中央の貯蔵室
のヒータを０Ｎ−ＯＦＦするため、外気温の影響が少な
く、商品の温度変化も少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自販機の冷却加熱装
置の電気回路図、第２図は従来の自販機の冷却加熱装置
の構成図、第３図は同電気回路図である。 ３ａ、３ｂ、３ｃ・・・・・・断熱仕切壁、４ａ・・・
・・・第１貯蔵室、４ｂ・・・・・・第２貯蔵室、４ｃ
・・・・・・第３貯蔵室、４ｄ・・・・・第４貯蔵室、
１１ａ・・・・・第２貯蔵室用加熱ヒータ、１１ｂ・・
・・・・第３貯蔵室用加熱ヒータ、１１ｃ・・・・・・
第４貯蔵室用加熱ヒータ、１２ａ・・・・・・第２貯蔵
室用切換スイツチ、１２ｂ・・・・・・第３貯蔵室用切
換スイツチ、１２ｃ・・・・・・第４貯蔵室用切換スイ
ツチ、１８ａ・・・・・・第２貯蔵室用接点、１８ｂ・
・・・・・第４貯蔵室用接点、１８ｃ・・・・・・第３
貯蔵室用接点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の断熱仕切壁で分割された複数の貯蔵室と、前記複
   数の貯蔵室に設けられたヒータと、前記複数の貯蔵室を
   冷却する圧縮機を有する冷却装置と、前記複数の貯蔵室
   の各々を冷却運転もしくは加熱運転に切換える複数の切
   換えスイッチと圧縮機の運転・停止及び３室並んだ貯蔵
   室のヒータの運転・停止の状態を検知し、前記３室並ん
   だ貯蔵室の中央の貯蔵室のヒータを制御する接点を備え
   たことを特徴とする自動販売機の冷却加熱装置。