JPS6259359B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6259359B2 JPS6259359B2 JP56114066A JP11406681A JPS6259359B2 JP S6259359 B2 JPS6259359 B2 JP S6259359B2 JP 56114066 A JP56114066 A JP 56114066A JP 11406681 A JP11406681 A JP 11406681A JP S6259359 B2 JPS6259359 B2 JP S6259359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold
- product storage
- hot
- condensing unit
- chambers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 19
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はホツトアンドコールド自動販売機の
庫内冷却装置に関する。
庫内冷却装置に関する。
自動販売機で取り扱われる飲料などの缶、びん
商品は機内で冷却ないし加温され、コールド商品
ないしホツト商品として販売に供されるのが一般
的である。更に商品の多様化、季節に合わせて同
一機でコールド商品、ホツト商品の販売が行える
ように商品収納庫を複数の室に仕切り、各室ごと
に保冷運転ないしは加温運転を選択できるように
した頭記自動販売機が実用化されている。この場
合に保冷手段には冷凍機、加温手段には電熱ヒー
タが一般に採用されている。
商品は機内で冷却ないし加温され、コールド商品
ないしホツト商品として販売に供されるのが一般
的である。更に商品の多様化、季節に合わせて同
一機でコールド商品、ホツト商品の販売が行える
ように商品収納庫を複数の室に仕切り、各室ごと
に保冷運転ないしは加温運転を選択できるように
した頭記自動販売機が実用化されている。この場
合に保冷手段には冷凍機、加温手段には電熱ヒー
タが一般に採用されている。
ここで従来の頭記ホツトアンドコールド自動販
売機の概要を図について述べる。第１図、第２図
において１は自動販売機のキヤビネツト、２は前
面扉であり、キヤビネツト１の庫内は左右二つの
商品収納室３Ａ，３Ｂに仕切られていて各室には
それぞれ商品棚４が収設されている。販売指令に
基づいて搬出された商品はシユータ５を経て商品
取出口６へ取り出される。ところで室３Ａはコー
ルド専用商品収納室としてここに冷凍機のエバポ
レータ７Ａおよび庫内送風フアン８Ａが設置され
ている。これに対し室３Ｂはホツトオアコールド
商品収納室としてここにエバポレータ７Ｂ、送風
フアン８Ｂおよびヒータ９が設置されている。ま
たキヤビネツト１の下部機械室にはモータコンプ
レツサ１０、コンデンサ１１、庫外フアン１２を
組合わせた冷凍機のコンデンシングユニツト１３
が配備されていて前記のエバポレータ７Ａ，７Ｂ
とで冷媒回路を構成している。
売機の概要を図について述べる。第１図、第２図
において１は自動販売機のキヤビネツト、２は前
面扉であり、キヤビネツト１の庫内は左右二つの
商品収納室３Ａ，３Ｂに仕切られていて各室には
それぞれ商品棚４が収設されている。販売指令に
基づいて搬出された商品はシユータ５を経て商品
取出口６へ取り出される。ところで室３Ａはコー
ルド専用商品収納室としてここに冷凍機のエバポ
レータ７Ａおよび庫内送風フアン８Ａが設置され
ている。これに対し室３Ｂはホツトオアコールド
商品収納室としてここにエバポレータ７Ｂ、送風
フアン８Ｂおよびヒータ９が設置されている。ま
たキヤビネツト１の下部機械室にはモータコンプ
レツサ１０、コンデンサ１１、庫外フアン１２を
組合わせた冷凍機のコンデンシングユニツト１３
が配備されていて前記のエバポレータ７Ａ，７Ｂ
とで冷媒回路を構成している。
次に上記冷媒回路の従来回路を第３図に示す。
すなわち室３Ａ，３Ｂのエバポレータ７Ａ，７Ｂ
はそれぞれキヤピラリーチユーブとしての膨張弁
１４を介してコンデンシングユニツト１３へ互い
に並列に配管接続されている。ここで各室のエバ
ポレータを含む２系列の分岐冷媒回路を符号１５
Ａ，１５Ｂで示す。また各室３Ａ，３Ｂにおける
コールド商品の保冷温度を適温に維持するための
制御手段として各室にはそれぞれ室温を感知して
設定温度で作動するサーモスタツト１６Ａ，１６
Ｂを備え、かつ各分岐冷媒回路１５Ａ，１５Ｂに
は入口側にそれぞれ電磁弁１７Ａ，１７Ｂが介挿
接続されている。
すなわち室３Ａ，３Ｂのエバポレータ７Ａ，７Ｂ
はそれぞれキヤピラリーチユーブとしての膨張弁
１４を介してコンデンシングユニツト１３へ互い
に並列に配管接続されている。ここで各室のエバ
ポレータを含む２系列の分岐冷媒回路を符号１５
Ａ，１５Ｂで示す。また各室３Ａ，３Ｂにおける
コールド商品の保冷温度を適温に維持するための
制御手段として各室にはそれぞれ室温を感知して
設定温度で作動するサーモスタツト１６Ａ，１６
Ｂを備え、かつ各分岐冷媒回路１５Ａ，１５Ｂに
は入口側にそれぞれ電磁弁１７Ａ，１７Ｂが介挿
接続されている。
次に第３図の冷媒回路の電気的な制御回路を第
４図に示す。なお図中１８Ａ，１８Ｂは補助リレ
ー、１９は保冷、加温運転選択スイツチ、２０は
ヒータ９の制御用サーモスタツトである。図示回
路から明らかなように各室３Ａ，３Ｂのサーモス
タツト１６Ａ，１６Ｂはそれぞれ電磁弁１７Ａ，
１７Ｂを開閉制御して各分岐冷媒回路１５Ａ，１
５Ｂへの冷媒の流れを制御し、更に電磁弁１７
Ａ，１７Ｂが共に閉じた際には補助リレー１８
Ａ，１８Ｂを介してコンデンシングユニツト１３
のコンプレツサ１０、庫外フアン１２の運転が停
止される。なお、第４図は略示的に表わしたもの
であり、コンプレツサモータの起動リレー、過負
荷リレーなどは省略してある。なお、室３Ｂでホ
ツト商品を販売するよう運転選択スイツチ１９を
切換えると、電磁弁１７Ｂは非通電となつて閉
じ、補助リレー１８Ｂも不動作のまま保持され、
ヒータ９が通電する。かかる保冷運転制御方式に
より室３Ａと３Ｂを共に保冷運転する場合の実際
の運転経過を示すと第７図のようになる。図中
ｍ，ｎ，m′，n′は各室のサーモスタツト１６
Ａ，１６Ｂの接点閉、開動作点を表わし、また
ON、OFFはコンデンシングユニツト１３の運
転、停止期間を示している。
４図に示す。なお図中１８Ａ，１８Ｂは補助リレ
ー、１９は保冷、加温運転選択スイツチ、２０は
ヒータ９の制御用サーモスタツトである。図示回
路から明らかなように各室３Ａ，３Ｂのサーモス
タツト１６Ａ，１６Ｂはそれぞれ電磁弁１７Ａ，
１７Ｂを開閉制御して各分岐冷媒回路１５Ａ，１
５Ｂへの冷媒の流れを制御し、更に電磁弁１７
Ａ，１７Ｂが共に閉じた際には補助リレー１８
Ａ，１８Ｂを介してコンデンシングユニツト１３
のコンプレツサ１０、庫外フアン１２の運転が停
止される。なお、第４図は略示的に表わしたもの
であり、コンプレツサモータの起動リレー、過負
荷リレーなどは省略してある。なお、室３Ｂでホ
ツト商品を販売するよう運転選択スイツチ１９を
切換えると、電磁弁１７Ｂは非通電となつて閉
じ、補助リレー１８Ｂも不動作のまま保持され、
ヒータ９が通電する。かかる保冷運転制御方式に
より室３Ａと３Ｂを共に保冷運転する場合の実際
の運転経過を示すと第７図のようになる。図中
ｍ，ｎ，m′，n′は各室のサーモスタツト１６
Ａ，１６Ｂの接点閉、開動作点を表わし、また
ON、OFFはコンデンシングユニツト１３の運
転、停止期間を示している。
ところで前述の従来の構成では第７図に示すご
とく室３Ａと３Ｂとでは冷凍負荷のアンバランス
などが原因となつてサーモスタツト１６Ａ，１６
Ｂの開閉サイクルは一般に一致せずまちまちであ
る。これに対しコンデンシングユニツト１３は少
なくとも一方の室のサーモスタツトが接点を閉じ
ている限り他方の室の電磁弁が閉じてエバポレー
タが休止状態にあつても運転を継続するよう制御
される。この結果コンデンシングユニツト１３の
運転期間ONは停止期間OFFに較べて極めて長
く、自動販売機の稼働中殆んど運転されたままの
状態が続くことになる。しかもコンデンシングユ
ニツト１３の容量は予め室３Ａと３Ｂの冷凍負荷
の合計に見合つて定められており、室３Ａ，３Ｂ
いずれか一方の冷媒負荷しか加わらなくてもコン
デンシングユニツトの運転に必要な電力を消費す
るために全体としての消費電力が多く運転効率が
低下する。加えて第４図の制御回路構成からも明
らかなように、各サーモスタツト１６Ａ，１６Ｂ
が電磁弁の開閉制御とコンデンシングユニツトの
運転制御を司どることから、補助リレーが必要に
なるなど回路構成も複雑となる難点がある。
とく室３Ａと３Ｂとでは冷凍負荷のアンバランス
などが原因となつてサーモスタツト１６Ａ，１６
Ｂの開閉サイクルは一般に一致せずまちまちであ
る。これに対しコンデンシングユニツト１３は少
なくとも一方の室のサーモスタツトが接点を閉じ
ている限り他方の室の電磁弁が閉じてエバポレー
タが休止状態にあつても運転を継続するよう制御
される。この結果コンデンシングユニツト１３の
運転期間ONは停止期間OFFに較べて極めて長
く、自動販売機の稼働中殆んど運転されたままの
状態が続くことになる。しかもコンデンシングユ
ニツト１３の容量は予め室３Ａと３Ｂの冷凍負荷
の合計に見合つて定められており、室３Ａ，３Ｂ
いずれか一方の冷媒負荷しか加わらなくてもコン
デンシングユニツトの運転に必要な電力を消費す
るために全体としての消費電力が多く運転効率が
低下する。加えて第４図の制御回路構成からも明
らかなように、各サーモスタツト１６Ａ，１６Ｂ
が電磁弁の開閉制御とコンデンシングユニツトの
運転制御を司どることから、補助リレーが必要に
なるなど回路構成も複雑となる難点がある。
そこでこの発明は、各室の保冷運転サイクルを
一致させつつ各室の保冷温度を適温に維持させる
ようにすることにより、前記従来の冷凍機が連続
的に運転され運転効率が低下していた不都合を排
除して、省エネルギー化、ランニングコストの低
減を図り、消費電力量が少なくて済む、加えて制
御回路も簡易に構成できる有利なホツトアンドコ
ールド自動販売機の庫内冷却装置を提供すること
を目的とする。
一致させつつ各室の保冷温度を適温に維持させる
ようにすることにより、前記従来の冷凍機が連続
的に運転され運転効率が低下していた不都合を排
除して、省エネルギー化、ランニングコストの低
減を図り、消費電力量が少なくて済む、加えて制
御回路も簡易に構成できる有利なホツトアンドコ
ールド自動販売機の庫内冷却装置を提供すること
を目的とする。
この発明は、キヤビネツト内に冷凍機のエバポ
レータを備えたコールド専用商品収納室、および
ヒータと冷凍機のエバポレータを備えたホツトオ
アコールド商品収納室を設け、庫内収納商品を冷
却ないし加温するホツトアンドコールド自動販売
機において、両商品収納室を両室が互いに同じ運
転サイクルの保冷運転によつてそれぞれ適温に維
持される如く冷却条件を設定して設けるととも
に、各商品収納室のエバポレータをそれぞれ膨張
弁を介して１基の冷凍機コンデンシングユニツト
へ互いに並列に配管接続して冷媒回路を構成し、
かつコールド専用商品収納室にのみ冷凍機コンデ
ンシングユニツトの運転制御用サーモスタツトを
設け、しかもホツトオアコールド商品収納室のエ
バポレータを含む分岐冷媒回路にのみ、保冷運転
ないし加温運転の選択指令により保冷運転時には
開制御、加温運転時には閉制御される電磁弁を介
挿したものである。
レータを備えたコールド専用商品収納室、および
ヒータと冷凍機のエバポレータを備えたホツトオ
アコールド商品収納室を設け、庫内収納商品を冷
却ないし加温するホツトアンドコールド自動販売
機において、両商品収納室を両室が互いに同じ運
転サイクルの保冷運転によつてそれぞれ適温に維
持される如く冷却条件を設定して設けるととも
に、各商品収納室のエバポレータをそれぞれ膨張
弁を介して１基の冷凍機コンデンシングユニツト
へ互いに並列に配管接続して冷媒回路を構成し、
かつコールド専用商品収納室にのみ冷凍機コンデ
ンシングユニツトの運転制御用サーモスタツトを
設け、しかもホツトオアコールド商品収納室のエ
バポレータを含む分岐冷媒回路にのみ、保冷運転
ないし加温運転の選択指令により保冷運転時には
開制御、加温運転時には閉制御される電磁弁を介
挿したものである。
上記手段により構成された庫内冷却装置による
と、ホツトオアコールド商品収納室の保冷ないし
加温の運転選択に応じて、保冷運転選択時にはホ
ツトオアコールド商品収納室のエバポレータを含
む分岐冷媒回路に介挿した電磁弁が開かれて、ホ
ツトオアコールド商品収納室およびコールド専用
商品収納室の両室が並列運転され、同時に冷凍機
コンデンシングユニツトがコールド専用商品収納
室に設けたサーモスタツトを介して運転制御され
る。従つて、前記両室の各エバポレータが互いに
同じ運転サイクルで効率よく運転制御される。一
方コールド専用商品収納室とホツトオアコールド
商品収納室とは、両室が互いに同じ運転サイクル
の保冷運転によつてそれぞれ適温に維持される如
く冷却条件が設定して設けられるので、前記各エ
バポレータの同じ運転サイクルにより、両室がそ
れぞれ適温に維持される。またホツトオアコール
ド商品収納室の加温運転選択時には前記電磁弁が
閉じられ、従つて、コールド専用商品収納室のみ
保冷運転制御されるようになる。
と、ホツトオアコールド商品収納室の保冷ないし
加温の運転選択に応じて、保冷運転選択時にはホ
ツトオアコールド商品収納室のエバポレータを含
む分岐冷媒回路に介挿した電磁弁が開かれて、ホ
ツトオアコールド商品収納室およびコールド専用
商品収納室の両室が並列運転され、同時に冷凍機
コンデンシングユニツトがコールド専用商品収納
室に設けたサーモスタツトを介して運転制御され
る。従つて、前記両室の各エバポレータが互いに
同じ運転サイクルで効率よく運転制御される。一
方コールド専用商品収納室とホツトオアコールド
商品収納室とは、両室が互いに同じ運転サイクル
の保冷運転によつてそれぞれ適温に維持される如
く冷却条件が設定して設けられるので、前記各エ
バポレータの同じ運転サイクルにより、両室がそ
れぞれ適温に維持される。またホツトオアコール
ド商品収納室の加温運転選択時には前記電磁弁が
閉じられ、従つて、コールド専用商品収納室のみ
保冷運転制御されるようになる。
以下この発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。まず第５図の冷媒回路において、その基本回
路は第３図と同様であるが、第３図の従来回路と
異なる点は室３Ａ，３Ｂのうち、保冷運転に際し
冷凍機コンデンシングユニツト１３を運転制御す
る室内保冷温度調節用サーモスタツト１６Ａがコ
ールド専用室３Ａにのみ備えられており、更にホ
ツトオアコールド室３Ｂ側の分岐冷媒回路１５Ｂ
にのみ電磁弁１７Ｂが介挿されている。ここで室
３Ａ，３Ｂとは、両室が互いに同じ運転サイクル
の保冷運転によつてそれぞれ適温に維持される如
く冷却条件が設定して設けられる。すなわちここ
では、室３Ａ，３Ｂに設置されているエバポレー
タ７Ａ，７Ｂ、および庫内フアン８Ａ，８Ｂの仕
様が、予め各室３Ａ，３Ｂの容積、断熱性能、冷
凍負荷の条件を基に、各室とも同じ保冷運転サイ
クルでそれぞれの庫内温度がほぼ所定の冷蔵温度
に維持できるように選定されている。一方、運転
制御回路は第６図のように、コンデンシングユニ
ツト１３の給電回路には前記サーモスタツト１６
Ａが、また電磁弁１７Ｂの回路には運転選択スイ
ツチ１９の保冷選択接点が介挿されている。
る。まず第５図の冷媒回路において、その基本回
路は第３図と同様であるが、第３図の従来回路と
異なる点は室３Ａ，３Ｂのうち、保冷運転に際し
冷凍機コンデンシングユニツト１３を運転制御す
る室内保冷温度調節用サーモスタツト１６Ａがコ
ールド専用室３Ａにのみ備えられており、更にホ
ツトオアコールド室３Ｂ側の分岐冷媒回路１５Ｂ
にのみ電磁弁１７Ｂが介挿されている。ここで室
３Ａ，３Ｂとは、両室が互いに同じ運転サイクル
の保冷運転によつてそれぞれ適温に維持される如
く冷却条件が設定して設けられる。すなわちここ
では、室３Ａ，３Ｂに設置されているエバポレー
タ７Ａ，７Ｂ、および庫内フアン８Ａ，８Ｂの仕
様が、予め各室３Ａ，３Ｂの容積、断熱性能、冷
凍負荷の条件を基に、各室とも同じ保冷運転サイ
クルでそれぞれの庫内温度がほぼ所定の冷蔵温度
に維持できるように選定されている。一方、運転
制御回路は第６図のように、コンデンシングユニ
ツト１３の給電回路には前記サーモスタツト１６
Ａが、また電磁弁１７Ｂの回路には運転選択スイ
ツチ１９の保冷選択接点が介挿されている。
かかる回路構成により、コンデンシングユニツ
ト１３はサーモスタツト１６Ａの動作条件で運
転、停止制御される。一方、電磁弁１７Ｂはホツ
トオアコールド室３Ｂの運転選択に応じて開閉制
御される。すなわち保冷運転選択時には弁１７Ｂ
が開いて室３Ａと３Ｂが並列運転に入り、加温運
転選択に切換えると弁１７Ｂが閉じ、代わりにヒ
ータ９が通電して収納商品を加熱する。上記によ
る２室同時保冷運転を行つた際の運転チヤートは
第８図のようになる。この図から明らかなよう
に、コンデンシングユニツト１３は室３Ａの庫内
温度条件によりサーモスタツト１６Ａを介して運
転制御され、同じ運転サイクルで同時に室３Ｂの
エバポレータ７Ｂも運転制御して両室３Ａと３Ｂ
をほぼ適温に維持する。しかもコンデンシングユ
ニツトの運転時間は第７図の従来方式と比較して
大巾に縮減されており、それだけ消費電力量の節
電化に大きく寄与できることになる。更に第４図
の制御回路と較べて、電磁弁１７Ａ、サーモスタ
ツト１６Ｂ、補助リレー１８Ａ，１８Ｂなどが省
略できて部品点数が少なくて済む。
ト１３はサーモスタツト１６Ａの動作条件で運
転、停止制御される。一方、電磁弁１７Ｂはホツ
トオアコールド室３Ｂの運転選択に応じて開閉制
御される。すなわち保冷運転選択時には弁１７Ｂ
が開いて室３Ａと３Ｂが並列運転に入り、加温運
転選択に切換えると弁１７Ｂが閉じ、代わりにヒ
ータ９が通電して収納商品を加熱する。上記によ
る２室同時保冷運転を行つた際の運転チヤートは
第８図のようになる。この図から明らかなよう
に、コンデンシングユニツト１３は室３Ａの庫内
温度条件によりサーモスタツト１６Ａを介して運
転制御され、同じ運転サイクルで同時に室３Ｂの
エバポレータ７Ｂも運転制御して両室３Ａと３Ｂ
をほぼ適温に維持する。しかもコンデンシングユ
ニツトの運転時間は第７図の従来方式と比較して
大巾に縮減されており、それだけ消費電力量の節
電化に大きく寄与できることになる。更に第４図
の制御回路と較べて、電磁弁１７Ａ、サーモスタ
ツト１６Ｂ、補助リレー１８Ａ，１８Ｂなどが省
略できて部品点数が少なくて済む。
以上述べたようにこの発明によれば、コールド
専用商品収納室およびホツトオアコールド商品収
納室の両室が同じ運転サイクルで並列運転される
ので、両室の各エバポレータが別々に運転制御さ
れる従来方式に比較してコンデンシングユニツト
の運転時間が短縮でき、その分消費電力量を低減
できる。しかもサーモスタツトや電磁弁はそれぞ
れ１個で足り、制御回路が簡易に構成できるので
製作費も安価となる等、実用的な利点が得られ
る。
専用商品収納室およびホツトオアコールド商品収
納室の両室が同じ運転サイクルで並列運転される
ので、両室の各エバポレータが別々に運転制御さ
れる従来方式に比較してコンデンシングユニツト
の運転時間が短縮でき、その分消費電力量を低減
できる。しかもサーモスタツトや電磁弁はそれぞ
れ１個で足り、制御回路が簡易に構成できるので
製作費も安価となる等、実用的な利点が得られ
る。
第１図、第２図はホツトアンドコールド自動販
売機の全体構造を示す正面および側面図、第３図
は従来における庫内冷却装置の冷媒回路図、第４
図は第３図の制御回路図、第５図はこの発明の実
施例の冷媒回路図、第６図は第５図の制御回路
図、第７図、第８図はそれぞれ従来およびこの発
明の実施例による２室同時保冷運転の運転チヤー
トである。 １……キヤビネツト、３Ａ……コールド専用商
品収納室、３Ｂ……ホツトアンドコールド商品収
納室、７Ａ，７Ｂ……エバポレータ、１３……コ
ンデンシングユニツト、１４……膨張弁、１５
Ａ，１５Ｂ……分岐冷媒回路、１６Ａ……サーモ
スタツト、１７Ｂ……電磁弁、１９……運転選択
スイツチ。
売機の全体構造を示す正面および側面図、第３図
は従来における庫内冷却装置の冷媒回路図、第４
図は第３図の制御回路図、第５図はこの発明の実
施例の冷媒回路図、第６図は第５図の制御回路
図、第７図、第８図はそれぞれ従来およびこの発
明の実施例による２室同時保冷運転の運転チヤー
トである。 １……キヤビネツト、３Ａ……コールド専用商
品収納室、３Ｂ……ホツトアンドコールド商品収
納室、７Ａ，７Ｂ……エバポレータ、１３……コ
ンデンシングユニツト、１４……膨張弁、１５
Ａ，１５Ｂ……分岐冷媒回路、１６Ａ……サーモ
スタツト、１７Ｂ……電磁弁、１９……運転選択
スイツチ。
Claims (1)
- １ キヤビネツト内に冷凍機のエバポレータを備
えたコールド専用商品収納室、およびヒータと冷
凍機のエバポレータを備えたホツトオアコールド
商品収納室を設け、庫内収納商品を冷却ないし加
温するホツトアンドコールド自動販売機におい
て、両商品収納室を両室が互いに同じ運転サイク
ルの保冷運転によつてそれぞれ適温に維持される
如く冷却条件を設定して設けるとともに、各商品
収納室のエバポレータをそれぞれ膨張弁を介して
１基の冷凍機コンデンシングユニツトへ互いに並
列に配管接続して冷媒回路を構成し、かつコール
ド専用商品収納室にのみ冷凍機コンデンシングユ
ニツトの運転制御用サーモスタツトを設け、しか
もホツトオアコールド商品収納室のエバポレータ
を含む分岐冷媒回路にのみ、保冷運転ないし加温
運転の選択指令により保冷運転時には開制御、加
温運転時には閉制御される電磁弁を介挿したこと
を特徴とするホツトアンドコールド自動販売機の
庫内冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11406681A JPS5816390A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ホツトアンドコ−ルド自動販売機の庫内冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11406681A JPS5816390A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ホツトアンドコ−ルド自動販売機の庫内冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816390A JPS5816390A (ja) | 1983-01-31 |
| JPS6259359B2 true JPS6259359B2 (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=14628172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11406681A Granted JPS5816390A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | ホツトアンドコ−ルド自動販売機の庫内冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816390A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63139675U (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-14 | ||
| JP2572410Y2 (ja) * | 1991-01-29 | 1998-05-25 | 松下冷機株式会社 | 自動販売機の冷却装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5073069U (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-26 |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11406681A patent/JPS5816390A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5816390A (ja) | 1983-01-31 |
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