JPH07160937A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH07160937A
JPH07160937A JP30644593A JP30644593A JPH07160937A JP H07160937 A JPH07160937 A JP H07160937A JP 30644593 A JP30644593 A JP 30644593A JP 30644593 A JP30644593 A JP 30644593A JP H07160937 A JPH07160937 A JP H07160937A
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JP
Japan
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refrigerating
compressor
evaporator
refrigerant
heating
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Pending
Application number
JP30644593A
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English (en)
Inventor
Masafumi Satomura
雅史 里村
Kazuaki Minato
和明 湊
Ryosuke Yamanaka
良亮 山中
Shuzo Sano
周造 佐野
Haruo Kanno
晴夫 管野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Sharp Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Sharp Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省エネルギー型のホットアンドコールド自動
販売機を実現する。 【構成】 冷蔵/温蔵室CHの内部に、蒸発器と凝縮器
とを兼用する熱交換器21および補助用の加熱器19を
設ける一方、冷蔵室Cの内部には蒸発器11を設け、各
貯蔵室CH,Cの室外には、圧縮機1ならびに外部凝縮
器2を配置し、冷媒が圧縮機1から外部凝縮器2を経由
して冷蔵室Cの蒸発器11と冷蔵/温蔵室CHの熱交換
器21とに流れてから圧縮機1に戻る第1循環経路と、
冷媒が圧縮機1から外部凝縮器2をバイパスしつつ冷蔵
/温蔵室CHの熱交換器21を経由して冷蔵室Cの蒸発
器11に流れてから圧縮機1に戻る第2循環経路とをそ
れぞれ形成するとともに、第1、第2循環経路に対する
冷媒の供給を切り換える切換手段22〜25を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶飲料を適温に冷蔵あ
るいは加熱したり、魚肉等の冷蔵を要する食品やパンや
コロッケ等の加温を要する食品を共に適温に保存して販
売することができる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機には、図3に示す構成
の冷却加熱システムを採用したものがある。
【0003】この例では、2つの貯蔵室C,CHを備
え、一方の貯蔵室Cは冷蔵専用のもの(以下、冷蔵室と
いう)、他方の貯蔵室CHは冷蔵と温蔵に切り換えられ
るもの(以下、冷蔵/温蔵室という)である。
【0004】そして、冷蔵室Cの室内には、蒸発器1
1、ファン13、および温度センサ16が配置され、ま
た、冷蔵/温蔵室CHの室内には、蒸発器12、ファン
14、および温度センサ17に加えて電気ヒータ19が
設けられている。
【0005】また、冷蔵室Cと冷蔵/温蔵室CHの各蒸
発器11,12は、圧縮機1に共通に接続され、圧縮機
1は外部凝縮器2に接続され、さらに、外部凝縮器2は
冷蔵室Cと冷蔵/温蔵室CHの手前で2つに分岐されて
各室C,CHの蒸発器11,12にそれぞれ接続されて
いる。そして、各蒸発器11,12の冷媒流入側の手前
には、電磁弁3、4,5,6、およびキャピラリ7、
8,9,10が並列に設けられている。また、外部凝縮
器2にはファン15が配置されている。
【0006】また、コントローラ183は、冷蔵室Cと
冷蔵/温蔵室CHを所望の温度状態に保つためのモード
を設定するためのモード設定スイッチ20、ならびに上
記の各温度センサー16、17の出力に基づいて、圧縮
機1、ファン13〜15、および各弁3〜6の動作を制
御するように構成されている。
【0007】上記構成において、たとえば、冷蔵室Cと
冷蔵/温蔵室CHを共に冷却する場合は、モード設定ス
イッチ20によって当該モードを設定すると、これに応
じてコントローラ183は、電磁弁3,5を開き、ファ
ン13〜15を回し、圧縮機1を起動する。これによ
り、外部凝縮器2で凝縮液化された冷媒が各蒸発器1
1,12に供給され、ここで冷媒が蒸発される際に各室
C,CHを冷却し、気化した冷媒が圧縮機1で圧縮され
た後、外部凝縮器2で再び凝縮される。
【0008】また、冷蔵室Cを冷却する一方、冷蔵/温
蔵室CHを加温する場合には、モード設定スイッチ20
によって当該モードを設定すると、これに応じてコント
ローラ183は、電磁弁4のみを開き、残りの電磁弁
3,5,6を閉じ、ファン13〜15を回し、圧縮機1
を起動し、さらに、電気ヒータ19に通電する。これに
より、冷蔵室11の蒸発器11にのみ冷媒が流れて冷蔵
室11内が冷蔵状態に保持される一方、冷蔵/温蔵室C
Hは電気ヒータ19によって加熱されて温蔵状態とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
従来構成において、上記のように冷蔵室Cを冷蔵運転
し、また、冷蔵/温蔵室CHを温蔵運転する場合、冷蔵
/温蔵室CHは、専ら電気ヒータ19のみによって加熱
される一方、冷蔵室Cの蒸発器11で気化され、さらに
圧縮機1で圧縮されて高温高圧になった冷媒は、外部凝
縮器2によって外気に放熱される。
【0010】したがって、従来構成の自動販売機におい
ては、冷蔵/温蔵室CHを温蔵運転する必要がある場合
には、販売機の全消費電力の内、電気ヒータ20の消費
電力量が大きな部分を占めることになり、ランニングコ
ストが高くなっていた。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、冷蔵/温蔵室を温蔵状態に保持す
るための電力消費を低減して、省エネルギ型の自動販売
機を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、複数の貯蔵室を有し、その内の一部が
冷蔵あるいは温蔵に切り換え可能な冷蔵/温蔵室とし
て、残りが冷蔵専用の冷蔵室としてそれぞれ設けられて
いる自動販売機において、次の構成を採る。
【0013】すなわち、本発明に係る自動販売機では、
冷蔵/温蔵室の内部に、蒸発器と凝縮器とを兼用する熱
交換器とともに補助用の加熱器を設け、また、冷蔵室の
内部には蒸発器を設ける一方、上記複数の貯蔵室の室外
には、冷媒を圧縮する圧縮機ならびに冷媒を凝縮する外
部凝縮器を配置し、かつ、冷媒が圧縮機から外部凝縮器
を経由して冷蔵室の蒸発器ならびに冷蔵/温蔵室の熱交
換器を共に流れてから圧縮機に戻る第1循環経路と、冷
媒が圧縮機から外部凝縮器をバイパスしつつ冷蔵/温蔵
室の熱交換器を経由して冷蔵室の蒸発器に流れてから圧
縮機に戻る第2循環経路とをそれぞれ形成するととも
に、第1、第2循環経路に対する冷媒の供給を切り換え
る切換手段を備えている。
【0014】
【作用】上記構成において、冷蔵室と冷蔵/温蔵室をい
ずれも冷蔵運転する場合には、切換手段によって第1循
環経路を選択する。このため、冷媒は、圧縮機から外部
凝縮器を経由して冷蔵室の蒸発器ならびに冷蔵/温蔵室
の熱交換器を共に流れてから圧縮機に戻る。したがっ
て、冷蔵/温蔵室の熱交換器は、冷媒の蒸発器として作
用するため、冷蔵/温蔵室内が冷却される。
【0015】一方、冷蔵室を冷蔵運転し、冷蔵/温蔵室
を温蔵運転する場合には、切換手段によって第2循環経
路を選択する。このため、冷媒は、圧縮機から外部凝縮
器をバイパスしつつ冷蔵/温蔵室の熱交換器を経由し、
さらに冷蔵室の蒸発器に流れてから圧縮機に戻る。した
がって、冷蔵/温蔵室の熱交換器は、冷媒の凝縮器とし
て作用して、室内に熱が放出されるため、冷蔵/温蔵室
が加温される。このため、補助用の加熱器は働かない。
【0016】なお、冷蔵室は冷蔵運転を停止して、冷蔵
/温蔵室のみを温蔵運転する必要がある場合には、補助
用の加熱器を動作させる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係る自動販売機の
冷却加熱システムの構成図であって、図3に示した従来
例に対応する部分には、同一の符号を付す。
【0018】この実施例の特徴は、冷蔵/温蔵室CH内
に、蒸発器と凝縮器を兼用する熱交換器21が配置され
ている。また、圧縮機1の冷媒流出側と熱交換器21と
の間が第1バイパス路30で接続されるとともに、この
第1バイパス路30の途中に電磁弁22が設けられ、冷
蔵室Cの手前の電磁弁3,4と熱交換器21との間が、
冷蔵/温蔵室CHの電磁弁5,6およびキャピラリ9,
10をバイパスする第2バイパス路31で接続されると
ともに、この第2バイパス路31の途中に電磁弁23が
設けられている。さらに、熱交換器21と圧縮機1の冷
媒流入側とを結ぶ経路の、蒸発器11の冷媒流出側との
合流点手前に電磁弁24が設けられている。また、外部
凝縮器2の冷媒流入側の第1バイパス路30との接続点
よりも下流側に電磁弁25が、外部凝縮器2の冷媒流出
側の電磁弁5,6との接続点よりも上流に逆止弁26が
それぞれ設けられている。
【0019】なお、逆止弁26は、冷蔵/温蔵室CHの
熱交換器21を凝縮器として使う場合に、温度が低くな
る外部凝縮器2側に冷媒が溜まり込むのを防止するため
のものである。
【0020】そして、本例では、冷媒が圧縮機1、電磁
弁25、外部凝縮器2、逆止弁26を順次経由してから
2分岐した後、一方が電磁弁3、キャピラリ7、および
冷蔵室Cの蒸発器11を、また、他方が電磁弁5、キャ
ピラリ9、冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21および電磁
弁24をそれぞれ通過してから共に圧縮機1に戻る経路
が特許請求の範囲における第1循環経路とされ、また、
冷媒が圧縮機1から第1バイパス路30、冷蔵/温蔵室
CHの熱交換器21、第2バイパス路31、電磁弁4、
およびキャピラリ8を順次経路してから冷蔵室Cの蒸発
器11を通って圧縮機1に戻る経路が特許請求の範囲に
おける第2循環経路とされる。
【0021】コントローラ181は、冷蔵室Cと冷蔵/
温蔵室CHを所望の温度状態に保つためのモードを設定
するためのモード設定スイッチ20、ならびに上記の各
温度センサー16、17の出力に基づいて、圧縮機1、
ファン13〜15、補助用の加熱器としての電気ヒータ
19、および各弁3〜6,23〜25の動作を制御する
ように構成されている。
【0022】そして、上記のコントローラ181、およ
び各弁22〜25が、特許請求の範囲における第1、第
2循環経路の切換手段とされる。
【0023】その他の構成は、従来例の場合と同様であ
る。
【0024】図1に示す構成において、冷蔵室Cは冷蔵
運転と運転停止の2つの状態、冷蔵/温蔵室CHは冷蔵
運転、温蔵運転、運転停止の3つの状態があるので、こ
れらの各状態の組み合わによって、表1(a)に示すよう
に、〜の5つのモードが存在する。したがって、モ
ード設定スイッチ20による各モード〜の設定に応
じて、コントローラ181は、表1(b)に示すように、各
部を制御する。
【0025】
【表1】
【0026】以下、各モード〜ごとに具体的に各部
の動作を説明する。
【0027】モードの場合 このモードでは、冷蔵室Cと冷蔵/温蔵室CHとを共
に冷蔵運転する必要がある。このため、コントローラ1
1は、圧縮機1を起動し、各ファン13〜15を回
し、電磁弁3,5を開いて最適のキャピラリ7,9を選
択する。さらに、第1,第2バイパス路30,31の各
電磁弁22,23を共に閉じ、残りの電磁弁24,25
を開く。これにより、第1循環経路が形成される。
【0028】したがって、冷媒は、圧縮機1、電磁弁2
5、外部凝縮器2、逆止弁28を順次経由してから2分
岐した後、一方が電磁弁3、キャピラリ7、および冷蔵
室Cの蒸発器11を、また、他方が電磁弁5、キャピラ
リ9、冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21および電磁弁2
4をそれぞれ通過してから共に圧縮機1に戻る。この場
合、冷蔵室Cは蒸発器11によって冷却されるととも
に、冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21は冷媒の蒸発器と
して作用するため、冷蔵/温蔵室CH内も同時に冷却さ
れて冷蔵状態が保持される。
【0029】モードの場合 このモードでは、冷蔵室Cを冷蔵運転する一方、冷蔵
/温蔵室CHを温蔵運転する必要がある。このため、コ
ントローラ181は、圧縮機1を起動し、各ファン1
3,14を回し、電磁弁4を開いて最適のキャピラリ8
を選択する。さらに、第1,第2バイパス路30,31
の各電磁弁22,23を共に開いて、残りの電磁弁2
4,25を閉じる。これにより、第2循環経路が形成さ
れる。
【0030】したがって、冷媒は、圧縮機1から第1バ
イパス路30、冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21、第2
バイパス路31、電磁弁4、およびキャピラリ8を順次
経路してから冷蔵室Cの蒸発器11を通って圧縮機1に
戻る。この場合、冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21は冷
媒の凝縮器として作用するため、冷蔵/温蔵室CH内が
冷媒の放熱によって加熱されて温蔵状態が保持される一
方、冷蔵室Cは蒸発器11によって冷却される。つま
り、冷蔵室C側が冷媒の蒸発、冷蔵/温蔵室CH側が冷
媒の凝縮となるヒートポンプが構成される。このため、
冷蔵/温蔵室CH内の電気ヒータ19への通電は不要
で、オフ状態が保持される。
【0031】なお、本例では、外部凝縮器2は使用しな
いため、そのファン15を停止しているが、圧縮機1の
動作継続によってその温度が上昇するのを防止する上
で、ファン15を起動して圧縮機1を冷却することも可
能である。
【0032】モードの場合 このモードでは、冷蔵室Cを冷蔵運転する一方、冷蔵
/温蔵室CHは冷蔵と温蔵のいずれの運転も停止する必
要がある。このため、コントローラ181は、圧縮機1
を起動し、各ファン13,15を回し、冷蔵/温蔵室C
Hのファン14を停止する。また、電磁弁4を開いて最
適のキャピラリ8を選択し、電磁弁5,6を閉じ、さら
に、第1,第2バイパス路30,31の各電磁弁22,
23と電磁弁24をいずれも閉じて、残りの電磁弁25
を開く。
【0033】したがって、冷媒は、圧縮機1から電磁弁
27,凝縮器2、電磁弁4、およびキャピラリ8を順次
経路してから冷蔵室Cの蒸発器11を通って圧縮機1に
戻る。そして、冷蔵室Cの蒸発器11によって室内が冷
却される。
【0034】モードの場合 このモードでは、冷蔵/温蔵室CHを冷蔵運転し、冷
蔵室Cは冷蔵運転を停止する必要がある。このため、コ
ントローラ181は、圧縮機1を起動し、各ファン1
4,15を回し、冷蔵室Cのファン13を停止する。ま
た、電磁弁6を開いて最適のキャピラリ10を選択し、
電磁弁3,4を閉じ、さらに、第1,第2バイパス路3
0,31の各電磁弁22,23を共に閉じて、残りの電
磁弁24,25を開く。
【0035】したがって、冷媒は、圧縮機1から電磁弁
27,凝縮器2、電磁弁6、およびキャピラリ10を順
次経路してから冷蔵/温蔵室CHの熱交換器21、電磁
弁24を通って圧縮機1に戻る。この場合も、冷蔵/温
蔵室CHの熱交換器21が蒸発器として作用するため、
その室内が冷却される。
【0036】モードの場合 このモードでは、冷蔵/温蔵室CHを温蔵運転し、冷
蔵室Cは冷蔵運転を停止する必要がある。このため、コ
ントローラ181は、ファン14を回すとともに、電気
ヒータ19に通電する。また、各電磁弁3〜6,22〜
25は閉じ、冷蔵室Cのファン13も停止する。
【0037】これにより、冷蔵/温蔵室CHは、電気ヒ
ータ19のみによって加熱される。図2は、本発明の実
施例に係る自動販売機の加熱冷却システムの変形例を示
す構成図である。
【0038】この実施例では、深夜電力を利用して冷蔵
室Cを効率良く冷却しようとするもので、冷蔵室C内に
蓄冷槽27が設置されており、その蓄冷槽27内に蒸発
器11が設置するとともに、潜熱蓄冷剤が充填されてい
る。
【0039】そして、夜間に蒸発器11を稼働してその
周囲に潜熱蓄冷剤の氷を生成して蓄冷し、昼間に蓄冷槽
27の表面からファン13を利用して冷熱を取り出して
貯蔵品を冷却する。
【0040】この場合には、コントローラ182は、蓄
冷量センサ28の検出出力を取り込み、深夜電力の時間
帯においては、このセンサ28から蓄冷完了信号が出力
されない限り圧縮機1を連続運転し、それ以外の時間帯
では、蓄冷量無しの信号を出さない限り圧縮機1は運転
を停止するようになっている。なお、蓄冷量センサ28
としては、たとえば製氷に伴う蓄冷剤の体積膨張による
蓄冷槽27からのオバーフローを水位で検知するフロー
ト式センサーが適用できる。
【0041】図1および図2に示した実施例では、冷蔵
室Cと冷蔵/温蔵室CHの2つの貯蔵室を設けた場合に
ついて説明したが、貯蔵室が多数ある場合にも本発明を
適用することができるのは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、冷蔵室と冷蔵/温蔵室
を共に運転して、冷蔵/温蔵室が温蔵状態にあるときに
は、冷蔵室の蒸発器が冷媒を蒸発し、冷蔵/温蔵室の熱
交換器が冷媒を凝縮する、いわゆるヒートポンプとなる
ため、従来、外気へ放出していた冷媒の凝縮排熱を冷蔵
/温蔵室の加熱源として利用することができる。このた
め、その際には補助用の加熱器への電力供給は不要とな
り、省エネルギー型の自動販売機を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機の冷却加熱シ
ステムの構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る自動販売機の冷却加熱シ
ステムの変形例を示す構成図である。
【図3】従来の自動販売機の冷却加熱システムの構成図
である。
【符号の説明】
C…冷蔵室、CH…冷蔵/温蔵室、1…圧縮機、2…外
部凝縮器、3〜6…電磁弁、11…蒸発器、181,1
2…コントローラ、19…加熱器(電気ヒータ)、20
…モード設定スイッチ、21…熱交換器、22〜25…
電磁弁、27…蓄冷槽、28…蓄冷量センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 良亮 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 佐野 周造 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 管野 晴夫 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貯蔵室を有し、その内の一部が冷
    蔵あるいは温蔵に切り換え可能な冷蔵/温蔵室として、
    残りが冷蔵専用の冷蔵室としてそれぞれ設けられている
    自動販売機において、 前記冷蔵/温蔵室の内部に、蒸発器と凝縮器とを兼用す
    る熱交換器とともに補助用の加熱器を設け、また、前記
    冷蔵室の内部には蒸発器を設ける一方、上記複数の貯蔵
    室の室外には、冷媒を圧縮する圧縮機ならびに冷媒を凝
    縮する外部凝縮器を配置し、かつ、冷媒が圧縮機から外
    部凝縮器を経由して冷蔵室の蒸発器ならびに冷蔵/温蔵
    室の熱交換器を共に流れてから圧縮機に戻る第1循環経
    路と、冷媒が圧縮機から外部凝縮器をバイパスしつつ冷
    蔵/温蔵室の熱交換器を経由して冷蔵室の蒸発器に流れ
    てから圧縮機に戻る第2循環経路とをそれぞれ形成する
    とともに、第1、第2循環経路に対する冷媒の供給を切
    り換える切換手段を備えることを特徴とする自動販売
    機。
JP30644593A 1993-12-07 1993-12-07 自動販売機 Pending JPH07160937A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288726A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機制御装置
JP2009042886A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Panasonic Corp 自動販売機
JP2009259287A (ja) * 2009-08-06 2009-11-05 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機制御装置
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KR20130096964A (ko) * 2012-02-23 2013-09-02 엘지전자 주식회사 냉장고 및 냉장고 제어방법

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