JPH11257820A - 主として用いられる冷却室だけを冷却させることができる冷蔵庫 - Google Patents
主として用いられる冷却室だけを冷却させることができる冷蔵庫Info
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- JPH11257820A JPH11257820A JP10351626A JP35162698A JPH11257820A JP H11257820 A JPH11257820 A JP H11257820A JP 10351626 A JP10351626 A JP 10351626A JP 35162698 A JP35162698 A JP 35162698A JP H11257820 A JPH11257820 A JP H11257820A
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- F25B5/02—Compression machines, plants or systems, with several evaporator circuits, e.g. for varying refrigerating capacity arranged in parallel
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- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/20—Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
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- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2511—Evaporator distribution valves
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- Thermal Sciences (AREA)
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１及び第２冷却室を有し、第１及び第２冷
却室にそれぞれ第１及び第２蒸発器が対応される冷蔵庫
を提供する。 【解決手段】 第１蒸発器と第２蒸発器は凝縮器と圧縮
機との間に直列連結されている。第１蒸発器と第２蒸発
器との間の分岐点には第１蒸発器から流出される冷媒を
前記圧縮機にバイパスさせるバイパス管が分岐されてい
る。該分岐点には第１蒸発器から流出される冷媒を第２
蒸発器及び前記バイパス管に選択的に供給するための選
択弁が設けられている。ユーザーが操作した選択弁の状
態によって第１蒸発器から流出された冷媒が第２蒸発器
に供給されるとかバイパス管を通って圧縮機に循環され
る。したがって、主として用いられる冷却室だけを冷却
させることができ、また冷却室の過冷または不十分な冷
却を防止することができる。
却室にそれぞれ第１及び第２蒸発器が対応される冷蔵庫
を提供する。 【解決手段】 第１蒸発器と第２蒸発器は凝縮器と圧縮
機との間に直列連結されている。第１蒸発器と第２蒸発
器との間の分岐点には第１蒸発器から流出される冷媒を
前記圧縮機にバイパスさせるバイパス管が分岐されてい
る。該分岐点には第１蒸発器から流出される冷媒を第２
蒸発器及び前記バイパス管に選択的に供給するための選
択弁が設けられている。ユーザーが操作した選択弁の状
態によって第１蒸発器から流出された冷媒が第２蒸発器
に供給されるとかバイパス管を通って圧縮機に循環され
る。したがって、主として用いられる冷却室だけを冷却
させることができ、また冷却室の過冷または不十分な冷
却を防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、さら
に詳しく言えば、ユーザーが主として用いる一つの冷却
室だけを冷却させることができる冷凍システムを備える
冷蔵庫に関する。
に詳しく言えば、ユーザーが主として用いる一つの冷却
室だけを冷却させることができる冷凍システムを備える
冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫は一対の冷却室を形成す
る本体、及びこれら冷却室に供給される冷気を生成する
ための冷凍システムを有している。冷却室は低温を維持
する冷凍室、及び冷凍室より相対的に高温を維持する冷
蔵室から構成されている。
る本体、及びこれら冷却室に供給される冷気を生成する
ための冷凍システムを有している。冷却室は低温を維持
する冷凍室、及び冷凍室より相対的に高温を維持する冷
蔵室から構成されている。
【０００３】冷凍システムは冷媒を圧縮させる圧縮機、
圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、及び凝縮
器で凝縮された冷媒を蒸発させて冷気を生成する蒸発器
から構成されている。蒸発器で生成された冷気はファン
により送風されて冷凍室及び冷蔵室に供給される。
圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、及び凝縮
器で凝縮された冷媒を蒸発させて冷気を生成する蒸発器
から構成されている。蒸発器で生成された冷気はファン
により送風されて冷凍室及び冷蔵室に供給される。
【０００４】ところが、冷蔵庫は一般に相互相異の温度
を維持する一対の冷却室、即ち冷凍室と冷蔵室とを有し
ており、これらの温度をそれぞれ希望する温度に維持す
るためには、冷凍室及び冷蔵室にそれぞれ必要な量の冷
気を配分しなければならない。ところが、単一の蒸発器
を備えた冷蔵庫においてはそれぞれの冷蔵室及び冷凍室
に蒸発器で生成された冷気を適切に配分することが容易
ではない。
を維持する一対の冷却室、即ち冷凍室と冷蔵室とを有し
ており、これらの温度をそれぞれ希望する温度に維持す
るためには、冷凍室及び冷蔵室にそれぞれ必要な量の冷
気を配分しなければならない。ところが、単一の蒸発器
を備えた冷蔵庫においてはそれぞれの冷蔵室及び冷凍室
に蒸発器で生成された冷気を適切に配分することが容易
ではない。
【０００５】このような欠点を克服するためにいわゆる
独立冷却方式を採用した冷蔵庫が提案されている。独立
冷却方式を採用した冷蔵庫においては、冷凍室及び冷蔵
室にそれぞれ対応される一対の冷凍システムが設けられ
ている。該冷凍システムはそれぞれ個別的に制御されて
冷凍室及び冷蔵室内に必要な量の冷気をそれぞれ供給す
る。
独立冷却方式を採用した冷蔵庫が提案されている。独立
冷却方式を採用した冷蔵庫においては、冷凍室及び冷蔵
室にそれぞれ対応される一対の冷凍システムが設けられ
ている。該冷凍システムはそれぞれ個別的に制御されて
冷凍室及び冷蔵室内に必要な量の冷気をそれぞれ供給す
る。
【０００６】しかしながら、このような独立冷却方式を
採用した冷蔵庫は、それぞれの冷凍システムが圧縮機、
凝縮器、及び蒸発器を備えているので、冷凍システムを
設けるために広い空間が必要であり、また、コストアッ
プの短所もある。そのため、このような独立冷却方式は
大型冷蔵庫においては採用することができるが、大部分
の冷蔵庫においては採用することが難しいのが実情であ
る。
採用した冷蔵庫は、それぞれの冷凍システムが圧縮機、
凝縮器、及び蒸発器を備えているので、冷凍システムを
設けるために広い空間が必要であり、また、コストアッ
プの短所もある。そのため、このような独立冷却方式は
大型冷蔵庫においては採用することができるが、大部分
の冷蔵庫においては採用することが難しいのが実情であ
る。
【０００７】このような問題点を解決するために、図３
に示したように、単一の圧縮機と一対の蒸発器とを有す
る冷凍システムを採用した冷蔵庫が提案されている。図
３を参照すると、このような従来の冷蔵庫の冷凍システ
ムにおいては、圧縮機１０３、凝縮器１０４、第１蒸発
器１０１、及び第２蒸発器１０２が直列連結されてお
り、これらは一つの循環ループを形成している。第１蒸
発器１０１は冷凍室に対応され、第２蒸発器１０２は冷
蔵室に対応される。
に示したように、単一の圧縮機と一対の蒸発器とを有す
る冷凍システムを採用した冷蔵庫が提案されている。図
３を参照すると、このような従来の冷蔵庫の冷凍システ
ムにおいては、圧縮機１０３、凝縮器１０４、第１蒸発
器１０１、及び第２蒸発器１０２が直列連結されてお
り、これらは一つの循環ループを形成している。第１蒸
発器１０１は冷凍室に対応され、第２蒸発器１０２は冷
蔵室に対応される。
【０００８】圧縮機１０３で圧縮された冷媒は凝縮器１
０４を経て第１蒸発器１０１に供給される。供給された
冷媒は第１蒸発器１０１内で蒸発し、これにより第１蒸
発器１０１の周りに冷気が生成される。生成された冷気
は冷凍室ファン(図示せず)により送風されて冷凍室に供
給される。
０４を経て第１蒸発器１０１に供給される。供給された
冷媒は第１蒸発器１０１内で蒸発し、これにより第１蒸
発器１０１の周りに冷気が生成される。生成された冷気
は冷凍室ファン(図示せず)により送風されて冷凍室に供
給される。
【０００９】また、第１蒸発器１０１から流出された冷
媒は第２蒸発器１０２に供給される。第２蒸発器１０２
では第１蒸発器１０１で蒸発されなかった残留圧縮冷媒
が蒸発され、これにより第２蒸発器の周りに冷気が生成
される。生成された冷気は冷蔵室ファン(図示せず)によ
り送風されて冷蔵室に供給される。
媒は第２蒸発器１０２に供給される。第２蒸発器１０２
では第１蒸発器１０１で蒸発されなかった残留圧縮冷媒
が蒸発され、これにより第２蒸発器の周りに冷気が生成
される。生成された冷気は冷蔵室ファン(図示せず)によ
り送風されて冷蔵室に供給される。
【００１０】ところが、このような従来の冷蔵庫におい
ては、圧縮機１０３の動作を制御することにより第１蒸
発器１０１で生成される冷気の量を調節することができ
るが、第２蒸発器１０２で生成される冷気の量は調節す
ることができない短所がある。即ち、第２蒸発器１０２
で生成される冷気の量は第１蒸発器１０１で蒸発されな
かった残留圧縮冷媒の量に依存するので、第１蒸発器１
０１の蒸発量により第２蒸発器１０２で生成される冷気
の量が相対的に決まる。したがって、冷凍室はユーザー
が設定した望む温度を維持することができるが、冷蔵室
は望む温度を維持することができず、これにより冷蔵室
内に収容された飲食物が十分に冷却されないとか過冷さ
れる短所がある。
ては、圧縮機１０３の動作を制御することにより第１蒸
発器１０１で生成される冷気の量を調節することができ
るが、第２蒸発器１０２で生成される冷気の量は調節す
ることができない短所がある。即ち、第２蒸発器１０２
で生成される冷気の量は第１蒸発器１０１で蒸発されな
かった残留圧縮冷媒の量に依存するので、第１蒸発器１
０１の蒸発量により第２蒸発器１０２で生成される冷気
の量が相対的に決まる。したがって、冷凍室はユーザー
が設定した望む温度を維持することができるが、冷蔵室
は望む温度を維持することができず、これにより冷蔵室
内に収容された飲食物が十分に冷却されないとか過冷さ
れる短所がある。
【００１１】また、このような従来の冷蔵庫において
は、ユーザーが任意に主として用いる冷却室だけを冷却
させることができない短所もある。そのため、一つの冷
却室に飲食物の収容されない場合にも、該用いられない
冷却室が用いられる冷却室と共に不必要な冷却がされる
ので、電力消費が増加する。
は、ユーザーが任意に主として用いる冷却室だけを冷却
させることができない短所もある。そのため、一つの冷
却室に飲食物の収容されない場合にも、該用いられない
冷却室が用いられる冷却室と共に不必要な冷却がされる
ので、電力消費が増加する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のこのような問題点を考慮して、ユーザーが主
として使用する冷却室だけを冷却させることにより使用
されない冷却室の不必要な冷却を防止し電力消費を減る
ことができる冷蔵庫を提供することである。また、本発
明の他の目的は、冷却室の過冷及び不十分な冷却を防止
することができる冷蔵庫を提供することである。
は、従来のこのような問題点を考慮して、ユーザーが主
として使用する冷却室だけを冷却させることにより使用
されない冷却室の不必要な冷却を防止し電力消費を減る
ことができる冷蔵庫を提供することである。また、本発
明の他の目的は、冷却室の過冷及び不十分な冷却を防止
することができる冷蔵庫を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、第１及び第２冷却室を形成する本体、冷媒
を圧縮するための圧縮機、及び前記圧縮機で圧縮された
冷媒を凝縮させる凝縮器を備える冷蔵庫において、前記
第１及び第２冷却室にそれぞれ対応し、前記凝縮器と前
記圧縮機との間に直列連結された第１及び第２蒸発器；
前記第１蒸発器と前記第２蒸発器との間の分岐点で分岐
されて、前記第１蒸発器から流出される冷媒をバイパス
させて前記圧縮機へ循環させるバイパス管；及び前記分
岐点に設けられて、前記第１蒸発器から流出される冷媒
を前記第２蒸発器及び前記バイパス管に選択的に供給す
るための選択弁を含むことを特徴とする冷蔵庫により達
成される。
決するため、第１及び第２冷却室を形成する本体、冷媒
を圧縮するための圧縮機、及び前記圧縮機で圧縮された
冷媒を凝縮させる凝縮器を備える冷蔵庫において、前記
第１及び第２冷却室にそれぞれ対応し、前記凝縮器と前
記圧縮機との間に直列連結された第１及び第２蒸発器；
前記第１蒸発器と前記第２蒸発器との間の分岐点で分岐
されて、前記第１蒸発器から流出される冷媒をバイパス
させて前記圧縮機へ循環させるバイパス管；及び前記分
岐点に設けられて、前記第１蒸発器から流出される冷媒
を前記第２蒸発器及び前記バイパス管に選択的に供給す
るための選択弁を含むことを特徴とする冷蔵庫により達
成される。
【００１４】ここで、前記第１蒸発器に対応する前記第
１冷却室は冷凍室であり、前記第２蒸発器に対応する前
記第２冷却室は冷蔵室である。望ましくは、前記第２蒸
発器の流出口とバイパス管との間にはチェック弁が設け
られる。該チェック弁は、前記バイパス管を通って前記
圧縮機に循環される冷媒の前記第２蒸発器への逆流を防
止する。
１冷却室は冷凍室であり、前記第２蒸発器に対応する前
記第２冷却室は冷蔵室である。望ましくは、前記第２蒸
発器の流出口とバイパス管との間にはチェック弁が設け
られる。該チェック弁は、前記バイパス管を通って前記
圧縮機に循環される冷媒の前記第２蒸発器への逆流を防
止する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。図１は本発
明による冷蔵庫の側断面図であり、図２は図１に示され
た冷蔵庫に適用される冷凍システムのブロック図であ
る。
発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。図１は本発
明による冷蔵庫の側断面図であり、図２は図１に示され
た冷蔵庫に適用される冷凍システムのブロック図であ
る。
【００１６】本発明による冷蔵庫は、一対の冷却室１
１，１２を形成する本体１０、及びこれら冷却室１１，
１２に供給される冷気を生成するための冷凍システムを
有している。冷却室１１，１２は低温を維持する冷凍室
１１、及び冷凍室１１より相対的に高温を維持する冷蔵
室１２から構成されている。冷凍室１１及び冷蔵室１２
にはそれぞれこれらの開閉のためのドア１３，１４が設
けられている。
１，１２を形成する本体１０、及びこれら冷却室１１，
１２に供給される冷気を生成するための冷凍システムを
有している。冷却室１１，１２は低温を維持する冷凍室
１１、及び冷凍室１１より相対的に高温を維持する冷蔵
室１２から構成されている。冷凍室１１及び冷蔵室１２
にはそれぞれこれらの開閉のためのドア１３，１４が設
けられている。
【００１７】冷凍システムは冷媒を圧縮させる圧縮機
３、圧縮機３で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器４、
及び凝縮器４で凝縮された冷媒を蒸発させて冷気を生成
する蒸発器１，２から構成されている。第１蒸発器１は
冷凍室１１に対応し、第２蒸発器２は冷蔵室に対応す
る。また、第１及び第２蒸発器１，２で生成された冷気
は冷凍室ファン１５及び冷蔵室ファン１６により送風さ
れて冷凍室１１及び冷蔵室１２にそれぞれ供給される。
３、圧縮機３で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器４、
及び凝縮器４で凝縮された冷媒を蒸発させて冷気を生成
する蒸発器１，２から構成されている。第１蒸発器１は
冷凍室１１に対応し、第２蒸発器２は冷蔵室に対応す
る。また、第１及び第２蒸発器１，２で生成された冷気
は冷凍室ファン１５及び冷蔵室ファン１６により送風さ
れて冷凍室１１及び冷蔵室１２にそれぞれ供給される。
【００１８】第１蒸発器１と第２蒸発器２とは凝縮器４
と圧縮機との間に直列連結されている。第１蒸発器１と
第２蒸発器２とは連結管２１により連結されており、第
２蒸発器２と圧縮機３は循環管２３により連結されてい
る。これにより、冷凍システムは、圧縮機３で圧縮され
た冷媒が凝縮器４、第１蒸発器１、及び第２蒸発器２を
経て圧縮機３に反復的に循環する循環ループを形成して
いる。
と圧縮機との間に直列連結されている。第１蒸発器１と
第２蒸発器２とは連結管２１により連結されており、第
２蒸発器２と圧縮機３は循環管２３により連結されてい
る。これにより、冷凍システムは、圧縮機３で圧縮され
た冷媒が凝縮器４、第１蒸発器１、及び第２蒸発器２を
経て圧縮機３に反復的に循環する循環ループを形成して
いる。
【００１９】一方、連結管２１にはバイパス管６が分岐
されている。バイパス管６は連結管２１と循環管２３と
を連結している。連結管２１の一地点、即ち、バイパス
管６の分岐点には選択弁５が設けられている。該選択弁
５は一般の３方向の弁(3-wayvalve)であり、操作スイッ
チ(図示せず)によりユーザーが該作動を制御するとか、
望ましくは、制御部(図示せず)により自動的に制御され
る。選択弁５は第１蒸発器１から流出される冷媒を第２
蒸発器２及びバイパス管６に選択的に供給する機能をす
る。
されている。バイパス管６は連結管２１と循環管２３と
を連結している。連結管２１の一地点、即ち、バイパス
管６の分岐点には選択弁５が設けられている。該選択弁
５は一般の３方向の弁(3-wayvalve)であり、操作スイッ
チ(図示せず)によりユーザーが該作動を制御するとか、
望ましくは、制御部(図示せず)により自動的に制御され
る。選択弁５は第１蒸発器１から流出される冷媒を第２
蒸発器２及びバイパス管６に選択的に供給する機能をす
る。
【００２０】また、循環管７の一部位、即ち、第２蒸発
器２の流出口とバイパス管との間にはチェック弁７が設
けられている。該チェック弁７は循環管２３を経た冷媒
の一方向への流れだけを許容する。即ち、第２蒸発器２
から圧縮機３への冷媒の流れはチェック弁７により許容
され、バイパス管６から第２蒸発器２への冷媒の流れは
チェック弁７により遮断される。
器２の流出口とバイパス管との間にはチェック弁７が設
けられている。該チェック弁７は循環管２３を経た冷媒
の一方向への流れだけを許容する。即ち、第２蒸発器２
から圧縮機３への冷媒の流れはチェック弁７により許容
され、バイパス管６から第２蒸発器２への冷媒の流れは
チェック弁７により遮断される。
【００２１】以下では本発明による冷蔵庫の冷却作動を
説明する。圧縮機３で圧縮された冷媒は凝縮器で凝縮さ
れた後、第１蒸発器１に供給される。第１蒸発器１内で
冷媒は蒸発し、これにより第１蒸発器１の周りには冷気
が生成される。該冷気は冷凍室ファン１５により送風さ
れて冷凍室１１に供給され、これにより冷凍室１１に収
容されている飲食物が冷凍される。
説明する。圧縮機３で圧縮された冷媒は凝縮器で凝縮さ
れた後、第１蒸発器１に供給される。第１蒸発器１内で
冷媒は蒸発し、これにより第１蒸発器１の周りには冷気
が生成される。該冷気は冷凍室ファン１５により送風さ
れて冷凍室１１に供給され、これにより冷凍室１１に収
容されている飲食物が冷凍される。
【００２２】第１蒸発器１から流出された冷気は連結管
２１を経て第２蒸発器２に流入される。第２蒸発器２内
では圧縮冷媒の中で第１蒸発器１で蒸発されなかった圧
縮冷媒が蒸発し、これにより第２蒸発器２の周りには冷
気が生成される。該冷気は冷蔵室ファン１６により送風
されて冷蔵室１２に供給され、これにより冷蔵室１２に
収容されている飲食物が冷却される。第２蒸発器２から
流出された冷媒は循環管２３を経て圧縮機３に循環す
る。
２１を経て第２蒸発器２に流入される。第２蒸発器２内
では圧縮冷媒の中で第１蒸発器１で蒸発されなかった圧
縮冷媒が蒸発し、これにより第２蒸発器２の周りには冷
気が生成される。該冷気は冷蔵室ファン１６により送風
されて冷蔵室１２に供給され、これにより冷蔵室１２に
収容されている飲食物が冷却される。第２蒸発器２から
流出された冷媒は循環管２３を経て圧縮機３に循環す
る。
【００２３】ユーザーが冷凍室１１だけを使用しようと
する場合には、操作スイッチ(図示せず)により選択弁５
を操作する。これにより第１蒸発器１から流出された冷
媒は選択弁５によりバイパス管６に供給される。バイパ
ス管６に供給された冷気は循環管２３を経て圧縮機３に
直接循環する。この時、チェック弁７によりバイパス管
６から第２蒸発器２への冷媒の逆流が防止される。
する場合には、操作スイッチ(図示せず)により選択弁５
を操作する。これにより第１蒸発器１から流出された冷
媒は選択弁５によりバイパス管６に供給される。バイパ
ス管６に供給された冷気は循環管２３を経て圧縮機３に
直接循環する。この時、チェック弁７によりバイパス管
６から第２蒸発器２への冷媒の逆流が防止される。
【００２４】このように、ユーザーが選択弁５を駆動す
ることにより第２蒸発器２への冷媒の供給が遮断され、
これにより冷蔵室１２への冷気の供給が中断される。し
たがって、ユーザーは冷凍室１１だけを使用することが
できる。また、冷凍室１１だけを使用する場合、ユーザ
ーが設定した温度により冷凍室１１が実質的に冷蔵室１
２の機能をすることもできる。即ち、ユーザーが冷凍室
１１の温度を冷蔵室１２の通常的な温度に設定すると、
冷凍室１１に収容されている飲食物を冷凍せず単に冷却
させることができる。
ることにより第２蒸発器２への冷媒の供給が遮断され、
これにより冷蔵室１２への冷気の供給が中断される。し
たがって、ユーザーは冷凍室１１だけを使用することが
できる。また、冷凍室１１だけを使用する場合、ユーザ
ーが設定した温度により冷凍室１１が実質的に冷蔵室１
２の機能をすることもできる。即ち、ユーザーが冷凍室
１１の温度を冷蔵室１２の通常的な温度に設定すると、
冷凍室１１に収容されている飲食物を冷凍せず単に冷却
させることができる。
【００２５】また、ユーザーが冷凍室１１と冷蔵室１２
とを全て使用する場合にも、選択弁５を適切に制御する
ことにより冷凍室１１と冷蔵室１２との過冷及び不十分
な冷却を防止することができる。この時、冷凍室１１の
温度は圧縮機３の作動により調節され、冷蔵室１２の温
度は選択弁５の状態により調節される。即ち、第１蒸発
器１及び第２蒸発器２全てから冷気が生成されている
間、冷蔵室１２の温度が望む温度に十分に冷却された場
合、選択弁を制御して第２蒸発器２への冷媒の供給を遮
断することにより冷蔵室１２の過冷を防止することがで
きる。冷蔵室１２内の温度が上昇すると、さらに選択弁
５を制御して冷蔵室１２への冷気の供給を再開する。
とを全て使用する場合にも、選択弁５を適切に制御する
ことにより冷凍室１１と冷蔵室１２との過冷及び不十分
な冷却を防止することができる。この時、冷凍室１１の
温度は圧縮機３の作動により調節され、冷蔵室１２の温
度は選択弁５の状態により調節される。即ち、第１蒸発
器１及び第２蒸発器２全てから冷気が生成されている
間、冷蔵室１２の温度が望む温度に十分に冷却された場
合、選択弁を制御して第２蒸発器２への冷媒の供給を遮
断することにより冷蔵室１２の過冷を防止することがで
きる。冷蔵室１２内の温度が上昇すると、さらに選択弁
５を制御して冷蔵室１２への冷気の供給を再開する。
【００２６】
【発明の効果】前述したように、本発明によると、ユー
ザーが主として使用する冷却室だけを冷却させることに
より用いられない冷却室の不必要な冷却を防止し電力消
費を減ることができる。また、冷却室の過冷または不十
分な冷却を防止することができる。
ザーが主として使用する冷却室だけを冷却させることに
より用いられない冷却室の不必要な冷却を防止し電力消
費を減ることができる。また、冷却室の過冷または不十
分な冷却を防止することができる。
【００２７】以上、本発明を望ましい実施形態により詳
しく説明したが、前記の内容を理解した当業者は、その
変更及び改変を容易に考えられるであろう。従って、本
発明の範囲は、請求範囲と均等の範囲とするべきであ
る。
しく説明したが、前記の内容を理解した当業者は、その
変更及び改変を容易に考えられるであろう。従って、本
発明の範囲は、請求範囲と均等の範囲とするべきであ
る。
【図１】本発明による冷蔵庫の側断面図である。
【図２】図１に示された冷蔵庫に適用される冷凍システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
【図３】従来の冷蔵庫の冷凍システムのブロック図であ
る。
る。
１ 第１蒸発器 ２ 第２蒸発器 ３ 圧縮機 ４ 凝縮器 ５ 選択弁 ６ バイパス管 ７ チェック弁 １１ 冷凍室 １２ 冷蔵室
Claims (3)
- 【請求項１】 第１及び第２冷却室を形成する本体、冷
媒を圧縮するための圧縮機、及び前記圧縮機で圧縮され
た冷媒を凝縮させる凝縮器を備える冷蔵庫において、 前記第１及び第２冷却室にそれぞれ対応し、前記凝縮器
と前記圧縮機との間に直列連結された第１及び第２蒸発
器；前記第１蒸発器と前記第２蒸発器との間の分岐点で
分岐されて、前記第１蒸発器から流出された冷媒をバイ
パスさせて前記圧縮機へ循環させるバイパス管；及び前
記分岐点に設けられて、前記第１蒸発器から流出される
冷媒を前記第２蒸発器及び前記バイパス管に選択的に供
給するための選択弁を含むことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記第２蒸発器の流出口とバイパス管と
の間に設けられて前記バイパス管を通って前記圧縮機に
循環される冷媒の第２蒸発器への逆流を防止するチェッ
ク弁をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の冷
蔵庫。 - 【請求項３】 前記第１蒸発器に対応する前記第１冷却
室は冷凍室であり、前記第２蒸発器に対応する前記第２
冷却室は冷蔵室であることを特徴とする請求項１に記載
の冷蔵庫。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199736444 | 1997-12-10 | ||
| KR2019970036444U KR19990024025U (ko) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 냉장고 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257820A true JPH11257820A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=19516416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10351626A Pending JPH11257820A (ja) | 1997-12-10 | 1998-12-10 | 主として用いられる冷却室だけを冷却させることができる冷蔵庫 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257820A (ja) |
| KR (1) | KR19990024025U (ja) |
| CN (1) | CN1231411A (ja) |
| ID (1) | ID21735A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020030295A (ko) * | 2000-10-17 | 2002-04-25 | 구자홍 | 열교환사이클 |
| CN100400983C (zh) * | 2001-01-10 | 2008-07-09 | 广东科龙电器股份有限公司 | 制冷系统及其回油方法 |
| KR100424294B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-03-25 | 엘지전자 주식회사 | 직냉식 냉장고의 증발기 |
| CN110671855A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-10 | 海信（山东）冰箱有限公司 | 一种冷柜 |
-
1997
- 1997-12-10 KR KR2019970036444U patent/KR19990024025U/ko not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-12-09 CN CN98122792A patent/CN1231411A/zh active Pending
- 1998-12-10 ID IDP981607A patent/ID21735A/id unknown
- 1998-12-10 JP JP10351626A patent/JPH11257820A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1231411A (zh) | 1999-10-13 |
| ID21735A (id) | 1999-07-15 |
| KR19990024025U (ko) | 1999-07-05 |
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