JPH0736282A - マグネットロール - Google Patents
マグネットロールInfo
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- JPH0736282A JPH0736282A JP20275393A JP20275393A JPH0736282A JP H0736282 A JPH0736282 A JP H0736282A JP 20275393 A JP20275393 A JP 20275393A JP 20275393 A JP20275393 A JP 20275393A JP H0736282 A JPH0736282 A JP H0736282A
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Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺軸方向にたわみが発生しない樹脂磁石を
用いて、シャフト不要の構造とした低価格・小形のマグ
ネットロールを提供する。 【構成】 少なくとも、Ba−フェライトや希土類磁石
粉末等の強磁性粉末と、ナイロンやポリフェニレンスル
フィド等の熱可塑性樹脂との混合物を、押出成形により
L/Dが13〜30の異方性を有する縦弾性率が10×
104 kg/cm2 以上の樹脂磁石からなる円柱体に成
形する。その後着磁してマグネットロール10とする。
また、成形時には円柱体の軸方向端部に、画像形成装置
の現像装置への取りつけ用の位置決め部50として切り
欠きを設けておく。
用いて、シャフト不要の構造とした低価格・小形のマグ
ネットロールを提供する。 【構成】 少なくとも、Ba−フェライトや希土類磁石
粉末等の強磁性粉末と、ナイロンやポリフェニレンスル
フィド等の熱可塑性樹脂との混合物を、押出成形により
L/Dが13〜30の異方性を有する縦弾性率が10×
104 kg/cm2 以上の樹脂磁石からなる円柱体に成
形する。その後着磁してマグネットロール10とする。
また、成形時には円柱体の軸方向端部に、画像形成装置
の現像装置への取りつけ用の位置決め部50として切り
欠きを設けておく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置等で使用されるマグネットロールに関する。
成装置等で使用されるマグネットロールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、電子写真方式
による画像形成装置で現像ロールやクリーニングロール
として使用されている磁性粉体搬送ロール60として
は、一般に中央にシャフト61を有し、シャフトの周囲
に円筒形状に形成した磁石62を設け、さらにその磁石
62の周囲に非磁性体からなるスリーブ63を有する構
造のものが広く知られている。この磁性粉体搬送ロール
60に使用されるマグネットロール64は、フェライト
粉末を磁場中で成形後焼結して得られた異方性ブロック
磁石をシャフト61の周囲に固定したものや、フェライ
ト粉末をラバープレス法により成形後焼結して得られる
等方性フェライト磁石からなる円筒状永久磁石をシャフ
ト61の周囲に固定したもの等がある。これに対し、マ
グネットロールの軽量化及び低コスト化のために、近年
フェライト粉末等の強磁性粉末とゴムやプラスチック等
の高分子化合物を主体とする樹脂磁石を用いたマグネッ
トロール64が使用されるようになってきた。
による画像形成装置で現像ロールやクリーニングロール
として使用されている磁性粉体搬送ロール60として
は、一般に中央にシャフト61を有し、シャフトの周囲
に円筒形状に形成した磁石62を設け、さらにその磁石
62の周囲に非磁性体からなるスリーブ63を有する構
造のものが広く知られている。この磁性粉体搬送ロール
60に使用されるマグネットロール64は、フェライト
粉末を磁場中で成形後焼結して得られた異方性ブロック
磁石をシャフト61の周囲に固定したものや、フェライ
ト粉末をラバープレス法により成形後焼結して得られる
等方性フェライト磁石からなる円筒状永久磁石をシャフ
ト61の周囲に固定したもの等がある。これに対し、マ
グネットロールの軽量化及び低コスト化のために、近年
フェライト粉末等の強磁性粉末とゴムやプラスチック等
の高分子化合物を主体とする樹脂磁石を用いたマグネッ
トロール64が使用されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の社会的、
経済的情勢の中で、電子写真方式による画像装置全体の
小型、低価格化が、市場性という面から従来よりも一層
強く求められている。このような中で、近年使用される
ようになってきた樹脂磁石を用いたマグネットロール
は、樹脂磁石の成形性、壊れにくさ、軽量化等という点
で優れてはいるものの、製造コストという面では、例え
ば、シャフトを金型にインサートし、原料混練物を金型
に射出し、冷却固化させるという手間のかかる製造工程
を経なければならず、大幅な低コスト化という課題を満
足させることはできなかった。さらに、樹脂磁石を用い
てマグネットロールを小型化するさいには、特に小口径
の長尺形状とするときは、軸方向に対するそりや曲りの
発生が問題となる。そこで、本発明は上記問題点に鑑み
て、長尺軸方向にたわみが発生しない樹脂磁石を用い
て、シャフト不要の構造とした製造コストの低い小型の
マグネットロールを提供することを目的とする。
経済的情勢の中で、電子写真方式による画像装置全体の
小型、低価格化が、市場性という面から従来よりも一層
強く求められている。このような中で、近年使用される
ようになってきた樹脂磁石を用いたマグネットロール
は、樹脂磁石の成形性、壊れにくさ、軽量化等という点
で優れてはいるものの、製造コストという面では、例え
ば、シャフトを金型にインサートし、原料混練物を金型
に射出し、冷却固化させるという手間のかかる製造工程
を経なければならず、大幅な低コスト化という課題を満
足させることはできなかった。さらに、樹脂磁石を用い
てマグネットロールを小型化するさいには、特に小口径
の長尺形状とするときは、軸方向に対するそりや曲りの
発生が問題となる。そこで、本発明は上記問題点に鑑み
て、長尺軸方向にたわみが発生しない樹脂磁石を用い
て、シャフト不要の構造とした製造コストの低い小型の
マグネットロールを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、表面に複数個の磁極を有するマグネットロールにお
いて、マグネットロールが10×104 kg/cm2 以
上の縦弾性率を有し、少なくとも強磁性粉末と熱可塑性
樹脂との混合物から形成されるとともに、全長[L(m
m)、但し200<L<350]が同一径であって、そ
の直径をD(mm)とするとL/Dが13〜30の円柱
体に形成される。さらに、円柱体の端部に現像装置への
取り付け用位置決め部を設ける。
に、表面に複数個の磁極を有するマグネットロールにお
いて、マグネットロールが10×104 kg/cm2 以
上の縦弾性率を有し、少なくとも強磁性粉末と熱可塑性
樹脂との混合物から形成されるとともに、全長[L(m
m)、但し200<L<350]が同一径であって、そ
の直径をD(mm)とするとL/Dが13〜30の円柱
体に形成される。さらに、円柱体の端部に現像装置への
取り付け用位置決め部を設ける。
【0005】全長を350mm未満としたのは、小口径
化とした場合の軸方向のたわみを少なくするためであ
る。但し、通常の現像幅はA4サイズ以上であることが
多いので、全長は200mmより大きくする。全長が同
一径の円柱体に形成したのは、成形性の良い製造コスト
の低いシャフト不要の構造を有する、小型のマグネット
ロールを得るためである。また、L/Dが13未満であ
ると、大口径となって、それが組み込まれる現像装置等
を小型化しにくくなり、一方、L/Dが30より小さい
と、たわみが大きくなるので、L/Dは13〜30とす
る必要がある。また、樹脂磁石の縦弾性率を10×10
4 kg/cm2 以上としたのは、マグネットロールをシ
ャフト不要の小口径の円柱体構造としたために発生する
長尺軸方向のたわみを、マグネットロール全体に剛性を
付与することにより少なくするためである。
化とした場合の軸方向のたわみを少なくするためであ
る。但し、通常の現像幅はA4サイズ以上であることが
多いので、全長は200mmより大きくする。全長が同
一径の円柱体に形成したのは、成形性の良い製造コスト
の低いシャフト不要の構造を有する、小型のマグネット
ロールを得るためである。また、L/Dが13未満であ
ると、大口径となって、それが組み込まれる現像装置等
を小型化しにくくなり、一方、L/Dが30より小さい
と、たわみが大きくなるので、L/Dは13〜30とす
る必要がある。また、樹脂磁石の縦弾性率を10×10
4 kg/cm2 以上としたのは、マグネットロールをシ
ャフト不要の小口径の円柱体構造としたために発生する
長尺軸方向のたわみを、マグネットロール全体に剛性を
付与することにより少なくするためである。
【0006】強磁性粉末としては、Ba−フェライト、
Sr−フェライト等のフェライト粉末、アルニコ磁石粉
末、Fe−Cr−Co磁石粉末、あるいは希土類コバル
ト磁石粉末等を使用することができる。熱可塑性樹脂と
しては、例えば、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリ
フェニレンスルフィド等を使用することができる。さら
に、成形性を改善するためにポリエチレン、ステアリン
酸カルシウム等の少量の滑剤や、有機ケイ素化合物又は
有機チタネート化合物等の強磁性粉末と樹脂のぬれ性改
善用の添加物を加えても構わない。
Sr−フェライト等のフェライト粉末、アルニコ磁石粉
末、Fe−Cr−Co磁石粉末、あるいは希土類コバル
ト磁石粉末等を使用することができる。熱可塑性樹脂と
しては、例えば、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリ
フェニレンスルフィド等を使用することができる。さら
に、成形性を改善するためにポリエチレン、ステアリン
酸カルシウム等の少量の滑剤や、有機ケイ素化合物又は
有機チタネート化合物等の強磁性粉末と樹脂のぬれ性改
善用の添加物を加えても構わない。
【0007】
【作用】本発明のマグネットロールは、樹脂磁石を用い
てL/Dが13〜30で、全長が同一径の円柱体状のス
トレート形状で、シャフト不要の構造としているため、
小型で成形性をよくすることができ、製造工程を従来よ
り単純化してコストの低減を図ることができる。また、
使用する樹脂磁石として縦弾性率が10×104 kg/
cm2 以上のものを使用し、且つ全長(L)を200〜
350mmとするため、全長が同一径であってL/Dが
13〜30の細長い円柱体のマグネットロールの長尺軸
方向のたわみを少なくすることができる。さらに、マグ
ネットロールの円柱体の端部に、現像装置への取りつけ
用位置決め部を設けることにより、シャフト不要の構造
としても、予め現像装置の所定位置に設けた嵌合部に位
置決め部を合わせることにより、このマグネットロール
を現像装置に短時間で正確に取りつけることができる。
てL/Dが13〜30で、全長が同一径の円柱体状のス
トレート形状で、シャフト不要の構造としているため、
小型で成形性をよくすることができ、製造工程を従来よ
り単純化してコストの低減を図ることができる。また、
使用する樹脂磁石として縦弾性率が10×104 kg/
cm2 以上のものを使用し、且つ全長(L)を200〜
350mmとするため、全長が同一径であってL/Dが
13〜30の細長い円柱体のマグネットロールの長尺軸
方向のたわみを少なくすることができる。さらに、マグ
ネットロールの円柱体の端部に、現像装置への取りつけ
用位置決め部を設けることにより、シャフト不要の構造
としても、予め現像装置の所定位置に設けた嵌合部に位
置決め部を合わせることにより、このマグネットロール
を現像装置に短時間で正確に取りつけることができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本実施
例の磁性粉体マグネットロール10には、強磁性粉末と
してBa−フェライトを使用し、高い剛性を有する熱可
塑性樹脂としてはナイロン6(縦弾性率2×105kg
/cm2)を使用した。平均粒径1μmのBa−フェラ
イト粒子90重量部に対して、ナイロン6を10重量部
を加えて、約240℃でバッチ式ニーダにより混練し
た。この混練物を押出成形機に投入し、所定長で切断し
て冷却固化させ、異方性を有した円柱体状の成形体を得
た。その後、得られた円柱体状の成形体の異方性方向に
着磁して、ナイロン系樹脂磁石からなるマグネットロー
ル10を得た。また、比較のために、ナイロン6の代わ
りにエチレン・エチルアクリレート共重合体を用いた以
外は上記と同様の条件で、EEA系樹脂磁石からなるマ
グネットロールを得た。
例の磁性粉体マグネットロール10には、強磁性粉末と
してBa−フェライトを使用し、高い剛性を有する熱可
塑性樹脂としてはナイロン6(縦弾性率2×105kg
/cm2)を使用した。平均粒径1μmのBa−フェラ
イト粒子90重量部に対して、ナイロン6を10重量部
を加えて、約240℃でバッチ式ニーダにより混練し
た。この混練物を押出成形機に投入し、所定長で切断し
て冷却固化させ、異方性を有した円柱体状の成形体を得
た。その後、得られた円柱体状の成形体の異方性方向に
着磁して、ナイロン系樹脂磁石からなるマグネットロー
ル10を得た。また、比較のために、ナイロン6の代わ
りにエチレン・エチルアクリレート共重合体を用いた以
外は上記と同様の条件で、EEA系樹脂磁石からなるマ
グネットロールを得た。
【0009】本実施例では、上記マグネットロール10
をA4の用紙の横サイズに合わせて長さ230mmと
し、直径を4〜20mmとした円柱体に形成した。ま
た、押出成形機の金型出口20の口金30周囲には磁化
コイル40を設けて、押し出し時に成形体に異方性を付
与することができるようになっている。本実施例では、
最終的に4極対称着磁を施すために金型出口20の口金
30周縁に磁化コイル40を等間隔に4個設けたが(図
2)、配置する磁化コイル40の数を適宜変えることに
より、必要な極数を得ることができる。
をA4の用紙の横サイズに合わせて長さ230mmと
し、直径を4〜20mmとした円柱体に形成した。ま
た、押出成形機の金型出口20の口金30周囲には磁化
コイル40を設けて、押し出し時に成形体に異方性を付
与することができるようになっている。本実施例では、
最終的に4極対称着磁を施すために金型出口20の口金
30周縁に磁化コイル40を等間隔に4個設けたが(図
2)、配置する磁化コイル40の数を適宜変えることに
より、必要な極数を得ることができる。
【0010】上記マグネットロールを、磁性ブレードを
用いる非接触現像法に使用した場合、マグネットには長
手方向にわたって均一に約1kgの磁気吸着力が作用
し、マグネットにはたわみが生ずる。しかしてたわみが
大きくなると、スリーブ上での磁束密度分布が不均一と
なってしまうので(スリーブ上でのトナー層の厚みが不
均一となる)、たわみは少ない程よく実用上0.02c
m以下であることが好ましい(より好ましくは、0.0
1cm以下)。
用いる非接触現像法に使用した場合、マグネットには長
手方向にわたって均一に約1kgの磁気吸着力が作用
し、マグネットにはたわみが生ずる。しかしてたわみが
大きくなると、スリーブ上での磁束密度分布が不均一と
なってしまうので(スリーブ上でのトナー層の厚みが不
均一となる)、たわみは少ない程よく実用上0.02c
m以下であることが好ましい(より好ましくは、0.0
1cm以下)。
【0011】ここで円柱体を上記樹脂磁石で形成した場
合のたわみ量の測定結果を示すと次ぎの通りである。ま
ず円柱体を両端支持の水平ばりとし、支点間に均一荷重
が作用したとすると、円柱体の最大たわみ量は数1から
求められる。また、断面二次モーメントは数2で表わせ
られるので、数1と数2から最大たわみ量(w)が算出
できる。この場合の縦弾性率(E)は、ナイロン系樹脂
磁石が約2×105 kg/cm2 で、EEA系樹脂磁石
が約2×104 kg/cm2 である。
合のたわみ量の測定結果を示すと次ぎの通りである。ま
ず円柱体を両端支持の水平ばりとし、支点間に均一荷重
が作用したとすると、円柱体の最大たわみ量は数1から
求められる。また、断面二次モーメントは数2で表わせ
られるので、数1と数2から最大たわみ量(w)が算出
できる。この場合の縦弾性率(E)は、ナイロン系樹脂
磁石が約2×105 kg/cm2 で、EEA系樹脂磁石
が約2×104 kg/cm2 である。
【0012】
【数1】
【数2】
【0013】表1は、l=230mmで、dを4〜20
mmまで変えた時の上記2種類の磁石の最大たわみ量
(mm)を示すもので、表1から、円柱体をナイロン系
樹脂磁石で形成することにより、EEA系樹脂磁石より
も最大たわみ量を大幅に少なくできることがわかる。
mmまで変えた時の上記2種類の磁石の最大たわみ量
(mm)を示すもので、表1から、円柱体をナイロン系
樹脂磁石で形成することにより、EEA系樹脂磁石より
も最大たわみ量を大幅に少なくできることがわかる。
【表1】
【0014】また表1から、ナイロン系樹脂磁石の場
合、最大たわみ量を0.2mm以下にするためには、直
径を約10mm以上とすればよいことがわかる。但し、
通常の磁気ブラシ現像の場合は、上述した磁気吸引力は
現像剤吸着搬送によるもののみで作用力は小さいので、
直径は若干小さくできる。また、直径が大きくなると、
現像装置も大型化してしまうので、直径は16mm以下
がよい。これらのことから、剛性の大なる樹脂磁石を使
用した場合のL/Dは、13〜30の範囲に設定するこ
とが好ましく、より好ましくは14〜23の範囲であ
る。
合、最大たわみ量を0.2mm以下にするためには、直
径を約10mm以上とすればよいことがわかる。但し、
通常の磁気ブラシ現像の場合は、上述した磁気吸引力は
現像剤吸着搬送によるもののみで作用力は小さいので、
直径は若干小さくできる。また、直径が大きくなると、
現像装置も大型化してしまうので、直径は16mm以下
がよい。これらのことから、剛性の大なる樹脂磁石を使
用した場合のL/Dは、13〜30の範囲に設定するこ
とが好ましく、より好ましくは14〜23の範囲であ
る。
【0015】本実施例では、シャフト不要のストレート
形状であるため、生産性の面から押出成形機を使用して
マグネットロール10を形成したが、射出成形機により
成形しても構わない。この場合は、金型の成形空間の周
囲に、半径方向に着磁された希土類コバルト磁石と、円
周方向に着磁された希土類コバルト磁石を設置し、これ
らの永久磁石の周囲を軟磁性体からなるヨークで囲み、
この金型の磁場中で成形すればよい。尚、この場合は、
希土類コバルト磁石としては、金型内の樹脂の異方性化
に必要な磁界が得られるように、Brが8000G以
上、IHCが10000 Oe 以上の磁気特性を有するも
のを使用することが好ましい。
形状であるため、生産性の面から押出成形機を使用して
マグネットロール10を形成したが、射出成形機により
成形しても構わない。この場合は、金型の成形空間の周
囲に、半径方向に着磁された希土類コバルト磁石と、円
周方向に着磁された希土類コバルト磁石を設置し、これ
らの永久磁石の周囲を軟磁性体からなるヨークで囲み、
この金型の磁場中で成形すればよい。尚、この場合は、
希土類コバルト磁石としては、金型内の樹脂の異方性化
に必要な磁界が得られるように、Brが8000G以
上、IHCが10000 Oe 以上の磁気特性を有するも
のを使用することが好ましい。
【0016】また、マグネットロール10は、シャフト
不要の構造をしているため、現像装置の定位置にきちん
とセットすることができるように、位置決め部50とし
て切り欠きが円柱体状の成形体の軸方向端部に設けられ
ている。予め現像装置の所定位置に設けられた嵌合部
に、位置決め部50を嵌合させることによりセットする
ことができるようになっている。位置決め部50の切り
欠きは、予め金型出口20の口金30部分に位置決め用
の段部を設けて一体に成形されるようになっている。切
り欠きの形状は、図3(a)〜(d)のように、金型の
段部の形状に合わせて種々のものが考えられる。また、
切り欠きは、図3(e)のように円柱体の端面を凹部に
形成したものでも構わない。
不要の構造をしているため、現像装置の定位置にきちん
とセットすることができるように、位置決め部50とし
て切り欠きが円柱体状の成形体の軸方向端部に設けられ
ている。予め現像装置の所定位置に設けられた嵌合部
に、位置決め部50を嵌合させることによりセットする
ことができるようになっている。位置決め部50の切り
欠きは、予め金型出口20の口金30部分に位置決め用
の段部を設けて一体に成形されるようになっている。切
り欠きの形状は、図3(a)〜(d)のように、金型の
段部の形状に合わせて種々のものが考えられる。また、
切り欠きは、図3(e)のように円柱体の端面を凹部に
形成したものでも構わない。
【0017】
【発明の効果】本発明により、マグネットロールの構造
をシャフト不要の小型の構造としても、剛性を高めた樹
脂磁石を使用することにより、画像品質に重要な影響を
及ぼす長尺軸方向のたわみを極力少なくすることがで
き、マグネットロールの低価格、小型化を達成すること
ができる。そのため、本発明のマグネットロールを使用
することにより、従来より一層、画像品質を維持しなが
ら、画像形成装置全体の低価格、小型化を推進すること
ができる。
をシャフト不要の小型の構造としても、剛性を高めた樹
脂磁石を使用することにより、画像品質に重要な影響を
及ぼす長尺軸方向のたわみを極力少なくすることがで
き、マグネットロールの低価格、小型化を達成すること
ができる。そのため、本発明のマグネットロールを使用
することにより、従来より一層、画像品質を維持しなが
ら、画像形成装置全体の低価格、小型化を推進すること
ができる。
【図1】本発明に係るマグネットロールの斜視図。
【図2】成形体に異方性を付与するための金型出口の口
金の断面模式図。
金の断面模式図。
【図3】マグネットロールの位置決め部を示す端面図
(a)〜(e)。
(a)〜(e)。
【図4】従来の磁性粉体搬送ロールの断面図。
10 マグネットロール 20 金型出口 30 口金 40 磁化コイル 50 位置決め部
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に複数個の磁極を有するマグネット
ロールにおいて、マグネットロールが10×104 kg
/cm2 以上の縦弾性率を有し、少なくとも強磁性粉末
と熱可塑性樹脂との混合物から形成されるとともに、全
長[L(mm)、但し200<L<350]が同一径で
あって、その直径をD(mm)とするとL/Dが13〜
30の円柱体に形成されていることを特徴とするマグネ
ットロール。 - 【請求項2】 円柱体の端部に現像装置への取り付け用
位置決め部が設けられたことを特徴とする請求項1に記
載のマグネットロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20275393A JPH0736282A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | マグネットロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20275393A JPH0736282A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | マグネットロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736282A true JPH0736282A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16462600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20275393A Pending JPH0736282A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | マグネットロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736282A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001052278A1 (fr) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Kaneka Corporation | Galet magnétique |
| US6703915B1 (en) * | 2000-09-01 | 2004-03-09 | Kaneka Corporation | Magnet roller |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP20275393A patent/JPH0736282A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001052278A1 (fr) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Kaneka Corporation | Galet magnétique |
| US6703915B1 (en) * | 2000-09-01 | 2004-03-09 | Kaneka Corporation | Magnet roller |
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