JPH073551Y2 - 真空スイッチ装置 - Google Patents

真空スイッチ装置

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JPH073551Y2
JPH073551Y2 JP1105990U JP1105990U JPH073551Y2 JP H073551 Y2 JPH073551 Y2 JP H073551Y2 JP 1105990 U JP1105990 U JP 1105990U JP 1105990 U JP1105990 U JP 1105990U JP H073551 Y2 JPH073551 Y2 JP H073551Y2
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JP
Japan
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vacuum switch
movable electrode
electrode rod
terminal metal
movable
Prior art date
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JP1105990U
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JPH03103535U (ja
Inventor
和夫 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、負荷時タップ切換器等に使用する真空スイ
ッチ装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、例えば実公昭62−10915号公報に示されたよ
うな従来の電流引出構造による真空スイッチ装置であ
り、図において、(1)はベースプレート、(2)はベ
ースプレート(1)に起立させた絶縁柱、(3)は絶縁
柱(2)の他端に取付けられた真空スイッチ取付板、
(4)は固定側端子金、(5)は各々その端面にねじ穴
が穿された固定電極棒(51)と可動電極棒(52)と真空
容器(53)とを有し、その固定電極棒(51)を固定側端
子金(4)と共に真空スイッチ取付板(3)にボルト
(6)で締付けて取付けられた真空スイッチ、(7)は
一端のねじ部(71)を真空スイッチ(5)の可動電極棒
(52)の端面のねじ穴にねじ込まれ、他端につば(72)
を有するねじ棒、(8)は一端(81)をねじ棒(7)に
遊嵌させ、他端(82)を可動電極棒(52)にほぼ垂直な
方向に引出した可動側端子金、(9)はねじ棒(7)に
螺合されたうえ可動側端子金(8)を可動電極棒(52)
の端面に締付けて接触させるナット、(10)はねじ棒
(7)に遊嵌された駆動板、(11)は真空スイッチ
(5)が閉極したときに固定・可動電極間に接触荷重を
負与するためにナット(9)と駆動板(10)との間に挿
入された押しばねよりなる接圧ばね、(12)は真空スイ
ッチを常時開極状態にするためにベースプレート(1)
と駆動板(10)との間に挿入された押しばねよりなる開
極ばね、(13)は真空スイッチ(5)の可動電極棒(5
2)の開極方向への動きを制限する停止板である。(1
4)は組立時にナットを締付けるためのスパナが使用さ
れる様子を示す。なお、開極ばね(12)のばね荷重は真
空スイッチ(5)の真空自閉力より大きい値に設定され
ている。
第4図は上記の構成による真空スイッチユニットが、外
部からの駆動力を受けていない、いわゆる常態にある状
態を示している。すなわち、開極ばね(12)により、駆
動板(10)と、この駆動板(10)に係合したねじ棒
(7)と、ねじ棒(7)に締結された可動電極棒(52)
とが共に下方への押圧を受けている。開極ばね(12)の
ばね荷重は真空スイッチ(5)の真空自閉力より大きい
値に設定されているので、駆動板(10)、ねじ棒(7)
および可動電極棒(52)は共に下方へ移動し、ねじ棒
(7)の下端が停止板(13)に当接した位置で停止して
いる。つまり、真空スイッチ(5)は開極している。
以上の状態より、真空スイッチを閉極させたい場合に
は、開極ばね(12)のばね荷重に抗し得る外部駆動力を
与え、駆動板(10)を上方へ強制駆動すれば、開極ばね
(12)の押圧力を受けなくなったねじ棒(7)および可
動電極棒(52)は真空スイッチ(5)の真空自閉力によ
り共に上方へ移動し始め、開閉ストローク寸法(D)を
移動して可動電極棒(52)が固定電極棒(51)に当接し
た位置で停止する。つまり、真空スイッチ(5)は閉極
する。さらに駆動板(10)を上方へ駆動すれば、停止し
たままのねじ棒(7)のつば(72)と駆動板(10)との
間に隙間ができ、接圧ばね(11)のばね荷重が可動電極
棒(52)を上方へ押す有効力として作用するようになる
ので、真空スイッチ(5)は真空自閉力と接圧ばね(1
1)のばね荷重の和の接触荷重で閉極状態を維持する。
この状態では、可動側端子金(4)から流入した電流
は、固定電極棒(51)、可動電極棒(52)を経、可動側
端子金(8)の一端から他端(82)へ引出される。
[考案が解決しようとする課題] 従来の真空スイッチ装置は、可動電極の電流引出構造が
以上のような構成になっていたので、次のような欠点が
あった。
一般に、真空スイッチの可動電極棒は、ごく汎用的
な端子金や締付具でも使用できるように、突出長さが長
くなっているので、この突出部分の空間(第4図のA
部)が死空間となる。
ナットを締付けるための工具を挿入する空間(第4
図のC部)に端子金とベースプレートとの間に設ける必
要がある。
上記により、真空スイッチユニット全体の高さ
が大きくならざるを得ず、そのぶん負荷時タップ切換器
が大形化する。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、真空スイッチ可動電極棒突出部の死空間を有
効利用するとともに、ナットとベースプレートとの間の
締付工具挿入用空間をなくした、全体高さの小さい真空
スイッチ装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る真空スイッチ装置は、可動側端子金の他
端を可動電極棒の付根側に延設するとともに、この可動
側端子金の他端部以外の部分に被される袖部を端子金締
付用のナットに設け、この袖部の外周に締付工具係合用
の異形部を設けた。
[作用] この考案においては、可動側端子金の他端が可動電極棒
の付根側に延設されるとともに、その外周にナット締付
用工具の係合部が配設されているので、可動電極棒の突
出部の死空間が有効利用されるとともに、ナットとベー
スプレートとの間の工具用専有空間も不要となる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図、第2図により説明
する。図において、第4図と同一番号は同一部品を示す
ので改めて説明することを省く。第4図と異なる点は、
次の2点である。
可動側端子金(8)は、第2図にも示すように、可
動電極棒(52)に被さる円筒袖部(83)を有し、その一
端に、可動電極棒端部との接触部(81)を、他端に電流
引出口(82)を有する。
ナット(9)は、第2図にも示すように、可動側端
子金(8)の袖部(83)に被さる内側円形、外側六角形
の袖部(91)を有する。
次ぎに、動作については、第4図の場合と全く同一であ
るので、再述を省く。すなわち、真空スイッチ(5)は
常時開極状態にあり、駆動板(10)を上方に強制駆動す
れば真空スイッチは閉極する。固定側端子金(4)から
流入した電流は、固定電極棒(51)、可動電極棒(52)
を経、可動側端子(8)の一端(81)から他端(82)へ
引出される。
なお、上記実施例では、可動側端子金(8)の袖部(8
3)が円筒形のものについて示したが、第3図に示すよ
うな単なる板状のものとしてもよい。要は、可動側端子
金(8)の電流引出口(82)を可動電極棒(52)の付根
側に延設できる袖部(83)がありさえすればよい。
また、上記実施例では、ナット(9)の袖部(91)の外
側が六角形のものについて示したが、第3図に示すよう
な平行二面付円形としてもよい。要は、スパナ等の工具
が係合できる異形形状でありさえすればよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、可動側端子金の電流
引出口を真空スイッチ可動電極棒の付根側に寄せるとと
もに、ナットの締付工具係合部をもこの側に寄せたの
で、真空容器とベースとの間は、可動側端子金の開閉ス
トローク寸法(第1図のD寸法)と可動端子金の厚さ
(第1図のB寸法)とナット締付工具の厚さ(第1図の
C寸法)の合計寸法(B+C+D)を下限値として自由
に設定できる。第4図の従来の例のこの寸法は(A+B
+C)であるので、この寸法を下限値に設定した場合に
は、(A−D)の高さ寸法縮減が可能となり、装置の小
形化ひいては負荷時タップ切換器の小形化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部断面正面図、第2図
は同じく要部斜視図、第3図は他の実施例の要部斜視
図、第4図は従来の真空スイッチ装置の一部断面正面図
である。 (5)……真空スイッチ、(52)……可動電極棒、
(7)……ねじ棒、(8)……端子金、(81)……端子
金の一端、(82)……同他端、(9)……ナット、(9
1)……ナットの袖部。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空スイッチの可動電極棒の端面にねじ込
    まれたねじ棒に端子金の一端を嵌合させるとともに、前
    記ねじ棒に螺合したナットで前記端子金の一端を前記可
    動電極棒の端面に締付けて、可動電極側からの電流を前
    記端子金の他端から引出すようにした真空スイッチ装置
    において、 一端が前記可動電極棒の付根側に延設されている前記端
    子金と、前記端子金の他端部以外の部分に被さる袖部が
    形成されているとともにこの袖部の外面に締付用工具係
    合用の異形部が形成されている前記ナットとを備えてな
    ることを特徴とする真空スイッチ装置。
JP1105990U 1990-02-08 1990-02-08 真空スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH073551Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1105990U JPH073551Y2 (ja) 1990-02-08 1990-02-08 真空スイッチ装置

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JP1105990U JPH073551Y2 (ja) 1990-02-08 1990-02-08 真空スイッチ装置

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Publication Number Publication Date
JPH03103535U JPH03103535U (ja) 1991-10-28
JPH073551Y2 true JPH073551Y2 (ja) 1995-01-30

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JP1105990U Expired - Lifetime JPH073551Y2 (ja) 1990-02-08 1990-02-08 真空スイッチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4566216B2 (ja) * 2007-05-22 2010-10-20 三菱電機株式会社 真空開閉装置の絶縁フレーム

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JPH03103535U (ja) 1991-10-28

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