JP2500312Y2 - バッテリ―用タ―ミナル - Google Patents
バッテリ―用タ―ミナルInfo
- Publication number
- JP2500312Y2 JP2500312Y2 JP4274591U JP4274591U JP2500312Y2 JP 2500312 Y2 JP2500312 Y2 JP 2500312Y2 JP 4274591 U JP4274591 U JP 4274591U JP 4274591 U JP4274591 U JP 4274591U JP 2500312 Y2 JP2500312 Y2 JP 2500312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- post
- plate
- fitting body
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】車両等に搭載されるバッテリーの
ポストに電線を接続した端子を装着するためのバッテリ
ー接続用ターミナルの構造に関する。
ポストに電線を接続した端子を装着するためのバッテリ
ー接続用ターミナルの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４において、１枚の板体を折り返して
２枚板構造の金具本体ａを形成し、その折り返し部ｂに
隣接してバッテリーポストｐに固定されるポスト取付部
ｃａ，ｃｂを設け、その端部には金具本体ａの上板ｄと
下板ｅとの間に電線接続端子の一端であるスタッドボル
トｆの角状取付部ｇを支持している。折り返し部ｂはＣ
字状に湾曲するとともに、スリットｈが設けられこの内
側をボルト挿入孔ｉとしている（実開昭６３−１０９４
４２号公報）。
２枚板構造の金具本体ａを形成し、その折り返し部ｂに
隣接してバッテリーポストｐに固定されるポスト取付部
ｃａ，ｃｂを設け、その端部には金具本体ａの上板ｄと
下板ｅとの間に電線接続端子の一端であるスタッドボル
トｆの角状取付部ｇを支持している。折り返し部ｂはＣ
字状に湾曲するとともに、スリットｈが設けられこの内
側をボルト挿入孔ｉとしている（実開昭６３−１０９４
４２号公報）。
【０００３】上記のように構成されているので使用時に
おいて、バッテリーのバッテリーポストｐを金具本体ａ
のポスト取付部ｃａ，ｃｂに挿入し、ボルトｊをボルト
挿入孔ｉに挿入しワッシャーｋをボルトｊの端部ｊ′に
挿入後ナットｍにて螺着する。 次いで電線が接続され
た端子ｎをスタッドボルトｆの端部ｆ′に挿入し、ワッ
シャーｑを挿入した後ナットｒにて螺着する。
おいて、バッテリーのバッテリーポストｐを金具本体ａ
のポスト取付部ｃａ，ｃｂに挿入し、ボルトｊをボルト
挿入孔ｉに挿入しワッシャーｋをボルトｊの端部ｊ′に
挿入後ナットｍにて螺着する。 次いで電線が接続され
た端子ｎをスタッドボルトｆの端部ｆ′に挿入し、ワッ
シャーｑを挿入した後ナットｒにて螺着する。
【０００４】従って、ボルトｊの取付がスタッドボルト
ｆの取付方向と交叉した方向であるためこのボルトｊの
延長方向になにがしかの空間を必要とし、車両のエンジ
ンルームによってはバッテリーの配置のレイアウトが規
制される。また、バッテリーポストへの取付と電線の端
子の取付と別々に２度実施する要があり作業効率が悪
い。
ｆの取付方向と交叉した方向であるためこのボルトｊの
延長方向になにがしかの空間を必要とし、車両のエンジ
ンルームによってはバッテリーの配置のレイアウトが規
制される。また、バッテリーポストへの取付と電線の端
子の取付と別々に２度実施する要があり作業効率が悪
い。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
鑑み、バッテリー用ターミナルをバッテリーポストに接
続する場合、上下方向からの操作のみでしかも１回のナ
ットの螺着でバッテリーポストの接続と電線端子の接続
を併せて実施出来るバッテリー用ターミナルを提供する
ことを目的とする。
鑑み、バッテリー用ターミナルをバッテリーポストに接
続する場合、上下方向からの操作のみでしかも１回のナ
ットの螺着でバッテリーポストの接続と電線端子の接続
を併せて実施出来るバッテリー用ターミナルを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、一枚の板体を折り返してなる金具本体
の折り返し端部に該金具本体をバッテリーポストに固定
する一部を切り欠いた円筒状のポスト取付部を設けると
ともに、該金具本体の他の端部にスタッドボルトからな
る電線接続部を設け、一方の端部に圧接部を立ち上げ他
端に係合部を立ち上げた可動圧接板を、前記ポスト取付
部と電線接続部との間に摺動可能に配設するとともに、
底面にテーパー部を設けたナットを前記スタッドボルト
のねじ部に螺着するとき該ナットのテーパー部が前記可
動圧着板の係合部に当接し前記可動圧着板の圧接部がバ
ッテリーポストを挟圧する構成を採用した。
めに、本考案は、一枚の板体を折り返してなる金具本体
の折り返し端部に該金具本体をバッテリーポストに固定
する一部を切り欠いた円筒状のポスト取付部を設けると
ともに、該金具本体の他の端部にスタッドボルトからな
る電線接続部を設け、一方の端部に圧接部を立ち上げ他
端に係合部を立ち上げた可動圧接板を、前記ポスト取付
部と電線接続部との間に摺動可能に配設するとともに、
底面にテーパー部を設けたナットを前記スタッドボルト
のねじ部に螺着するとき該ナットのテーパー部が前記可
動圧着板の係合部に当接し前記可動圧着板の圧接部がバ
ッテリーポストを挟圧する構成を採用した。
【０００７】
【実施例】図１は本考案による実施例のバッテリー用タ
ーミナルＡの分解斜視図である。バッテリー用ターミナ
ルＡは１枚の板体を折り返した２枚構造の金具本体１の
一方の端に折り返し部２を形成して半筒状のポスト取付
部３を設けるとともに、他端に電線接続部９を構成する
スタッドボルト４の角状取付部５は金具本体１の上板６
と下板７との間に挟持され、スタッドボルト４のねじ部
４ａは上板６の挿通孔６ａを貫通して上方に突出してい
る。スタッドボルト４のねじ部４ａには電線１０ａが接
続された端子１０が、底側面にテーパ部１１ａが設けら
れたナット１１により螺着されている。
ーミナルＡの分解斜視図である。バッテリー用ターミナ
ルＡは１枚の板体を折り返した２枚構造の金具本体１の
一方の端に折り返し部２を形成して半筒状のポスト取付
部３を設けるとともに、他端に電線接続部９を構成する
スタッドボルト４の角状取付部５は金具本体１の上板６
と下板７との間に挟持され、スタッドボルト４のねじ部
４ａは上板６の挿通孔６ａを貫通して上方に突出してい
る。スタッドボルト４のねじ部４ａには電線１０ａが接
続された端子１０が、底側面にテーパ部１１ａが設けら
れたナット１１により螺着されている。
【０００８】ポスト取付部３は、折り返し部２の内周面
をバッテリーポストＰの外周の円錐状の湾曲に合わせて
半円筒状に形成され、折り返し部２内側にはスリット２
ａを設けて構成されている。両端を片側に折り曲げた可
動圧接板８の一方の折り曲げ端はバッテリーポストＰの
外周の円錐状の湾曲の一部に合わせた圧接部８ａが形成
されるとともに、他方の折り曲げ端は平板状に立ち上げ
られ係合部８ｂが形成され該係合部８ｂの端縁の外方に
テーパ部８ｃが設けられ、圧接部８ａをポスト取付部３
の方向に向けて前記スリット２ａ内に位置し、金具本体
１上の上板６から上方に延長した一対の鍵状の爪６ａ，
６ａにより上板６上に摺動可能に抱持されている。可動
圧接板８の長さＬは図３に示すように、スタッドボルト
４のねじ部４ａに電線１０ａが接続された端子１０がナ
ット１１で螺着された位置でテーパ部１１ａが可動圧接
板８の係合部８ｂのテーパ部８ｃに当接し、圧接部８ａ
が下板７のポスト取付部３の端縁７ａよりｍだけ突出す
るよう設定されている。
をバッテリーポストＰの外周の円錐状の湾曲に合わせて
半円筒状に形成され、折り返し部２内側にはスリット２
ａを設けて構成されている。両端を片側に折り曲げた可
動圧接板８の一方の折り曲げ端はバッテリーポストＰの
外周の円錐状の湾曲の一部に合わせた圧接部８ａが形成
されるとともに、他方の折り曲げ端は平板状に立ち上げ
られ係合部８ｂが形成され該係合部８ｂの端縁の外方に
テーパ部８ｃが設けられ、圧接部８ａをポスト取付部３
の方向に向けて前記スリット２ａ内に位置し、金具本体
１上の上板６から上方に延長した一対の鍵状の爪６ａ，
６ａにより上板６上に摺動可能に抱持されている。可動
圧接板８の長さＬは図３に示すように、スタッドボルト
４のねじ部４ａに電線１０ａが接続された端子１０がナ
ット１１で螺着された位置でテーパ部１１ａが可動圧接
板８の係合部８ｂのテーパ部８ｃに当接し、圧接部８ａ
が下板７のポスト取付部３の端縁７ａよりｍだけ突出す
るよう設定されている。
【０００９】上記のように構成されているので使用時に
おいて、金具本体１のポスト取付部３にバッテリーのポ
ストＰを挿入する、この時可動圧接板８はポストＰによ
り図２のように右ほうにスライドする。次いで電線１０
ａを接続された端子１０をスタッドボルト４のねじ部４
ａに挿通し、ナット１１を仮締めした後しかるべきレン
チでナット１１を螺着する。このとき、ナット１１によ
る螺着の途中においてナット１１のテーパ部１１ａが可
動圧接板８の係合部８ｂのテーパ部８ｃに当接し、ナッ
ト１１の下降に連れて可動圧接板８は上板６上を左方に
摺動する。ナット１１による端子１０の螺着が完了した
時点で図３に示すように、可動圧接板８の圧接部８ａは
下板７のポスト取付部３の端縁７ａよりｍだけ突出しこ
の突出に相当する押力によりポストＰをポスト取付部３
に挟圧して電気的に完全に接続される。即ち、ナット１
個を締めつけ取り付けることにより、ターミナルのバッ
テリーポストへの取付けと電線のターミナルへの取付け
が同時にしかも確実に実施出来る。
おいて、金具本体１のポスト取付部３にバッテリーのポ
ストＰを挿入する、この時可動圧接板８はポストＰによ
り図２のように右ほうにスライドする。次いで電線１０
ａを接続された端子１０をスタッドボルト４のねじ部４
ａに挿通し、ナット１１を仮締めした後しかるべきレン
チでナット１１を螺着する。このとき、ナット１１によ
る螺着の途中においてナット１１のテーパ部１１ａが可
動圧接板８の係合部８ｂのテーパ部８ｃに当接し、ナッ
ト１１の下降に連れて可動圧接板８は上板６上を左方に
摺動する。ナット１１による端子１０の螺着が完了した
時点で図３に示すように、可動圧接板８の圧接部８ａは
下板７のポスト取付部３の端縁７ａよりｍだけ突出しこ
の突出に相当する押力によりポストＰをポスト取付部３
に挟圧して電気的に完全に接続される。即ち、ナット１
個を締めつけ取り付けることにより、ターミナルのバッ
テリーポストへの取付けと電線のターミナルへの取付け
が同時にしかも確実に実施出来る。
【００１０】
【考案の効果】本考案は、上記したように構成したの
で、バッテリー用ターミナルをバッテリーポストに接続
する場合、上下方向からの操作のみでしかも１回のナッ
トの螺着でバッテリーポストの接続と電線端子の接続を
併せて実施出来ることを特長とする。
で、バッテリー用ターミナルをバッテリーポストに接続
する場合、上下方向からの操作のみでしかも１回のナッ
トの螺着でバッテリーポストの接続と電線端子の接続を
併せて実施出来ることを特長とする。
【図１】本考案による実施例のバッテリー用ターミナル
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】同じくバッテリー用ターミナルのバッテリーポ
ストへの取付け過程の断面図である。
ストへの取付け過程の断面図である。
【図３】同じくバッテリー用ターミナルのバッテリーポ
ストへの取付けが完了した状態の断面図である。
ストへの取付けが完了した状態の断面図である。
【図４】従来例の分解斜視図である。
Ａ バッテリー用ターミナル Ｐ ポスト １ 金具本体 ２ 折り返し部 ３ ポスト取付部 ４ スタッドボルト ５ 角状取付部 ６ 上板 ７ 下板 ８ 可動圧接板 ８ａ 圧接部 ８ｂ 係合部 ９ 電線接続部 １１ ナット １１ａ テーパー部
Claims (1)
- 【請求項１】 一枚の板体を折り返してなる金具本体の
折り返し端部に該金具本体をバッテリーポストに固定す
る一部を切り欠いた円筒状のポスト取付部を設けるとと
もに、該金具本体の他の端部にスタッドボルトからなる
電線接続部を設け、一方の端部に圧接部を立ち上げ他端
に係合部を立ち上げた可動圧接板を、前記ポスト取付部
と電線接続部との間に摺動可能に配設するとともに、底
面にテーパー部を設けたナットを前記スタッドボルトの
ねじ部に螺着するとき該ナットのテーパー部が前記可動
圧着板の係合部に当接し前記可動圧着板の圧接部がバッ
テリーポストを挟圧することを特徴とするバッテリー用
ターミナル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274591U JP2500312Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バッテリ―用タ―ミナル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274591U JP2500312Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バッテリ―用タ―ミナル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135170U JPH04135170U (ja) | 1992-12-16 |
| JP2500312Y2 true JP2500312Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31923192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4274591U Expired - Fee Related JP2500312Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バッテリ―用タ―ミナル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500312Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP4274591U patent/JP2500312Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04135170U (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |
|
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