JPH0735448A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH0735448A
JPH0735448A JP20294593A JP20294593A JPH0735448A JP H0735448 A JPH0735448 A JP H0735448A JP 20294593 A JP20294593 A JP 20294593A JP 20294593 A JP20294593 A JP 20294593A JP H0735448 A JPH0735448 A JP H0735448A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水温センサーに異常が発生した場合にも、引
き続き支障無く製氷運転を実行することができる製氷機
を提供する。 【構成】 水タンク6内の製氷用水の温度を検出するW
Tセンサー51と、冷却器の温度を検出するETセンサ
ー26と、製氷行程の終了時点を決定するための製氷タ
イマと、WTセンサー51の出力に基づき、製氷用水の
温度が所定の温度に低下した場合に予冷を終了し、製氷
タイマの積算を開始させるマイクロコンピュータ25を
設ける。マイクロコンピュータ25は、WTセンサー5
1が取付不良の場合に、ETセンサー26の出力に基づ
き、冷却器の温度が所定の温度に低下したことにより製
氷タイマの積算を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂逆セル型製氷機や
プレート型製氷機等の自動製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種製氷機、特に逆セル型製氷機
と称されるものは、例えば特開平2−93266号公報
(F25C1/04)に示されるように、下向きに開口
する多数の製氷室を区画形成した冷却器の下側に傾復動
可能な水皿を設け、水皿が製氷室を閉塞する水平閉塞位
置において、水タンク内の製氷用水を水皿表面から各製
氷室に噴水して製氷行程を行うと共に、水皿が製氷室を
開放する傾斜開放位置において前記冷却器に圧縮機から
の高温高圧冷媒を流し、加熱して離氷行程を行うよう構
成されている。
【0003】また、従来よりこの種製氷機においては、
製氷行程の開始当初、水タンク内の製氷用水を冷却器へ
循環することにより水温を低下させる予冷が行われると
共に、水タンク内の製氷用水の温度を検出する水温セン
サーが所定の水温(例えば+3℃)を検知した時点で製
氷タイマの積算を開始させ、この製氷タイマの精算終了
にて製氷行程を終了し、離氷行程に移行するように構成
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
水タンク内の製氷用水の温度に基づいて製氷タイマの積
算を開始させていたため、この水タンク内の水温を検出
する水温センサーに取付不良、或いは断線・短絡等の故
障が発生している場合には、製氷タイマの積算を開始さ
せることが不可能となり、製氷機に電源が印加されてい
るにも係わらず、いつまでも氷が得られないと云う不都
合が発生していた。
【0005】本発明は係る従来技術の課題を解決するた
めに成されたものであり、水温センサーに異常が発生し
た場合にも、引き続き支障無く製氷運転を実行すること
ができる製氷機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
製氷機Iは、水タンク6内に貯溜した製氷用水を冷却装
置Rの冷却器1に循環して製氷行程を実行し、冷却器1
に圧縮機21からの高温冷媒を流して離氷行程を実行す
るものであって、水タンク6内の製氷用水の温度を検出
する水温センサー(WTセンサー)51と、冷却器1の
温度を検出する冷却器温度センサー(ETセンサー)2
6と、製氷行程の終了時点を決定するための製氷タイマ
と、水温センサーの出力に基づき、製氷用水の温度が所
定の温度に低下した場合に予冷を終了し、製氷タイマの
積算を開始させる制御手段(マイクロコンピュータ)2
5とを具備しており、制御手段は、水温センサーが取付
不良の場合に、冷却器温度センサーの出力に基づき、冷
却器1の温度が所定の温度に低下したことにより製氷タ
イマの積算を開始させるものである。
【0007】また、請求項2の発明の製氷機Iは、水タ
ンク内に貯溜した製氷用水を冷却装置の冷却器に循環し
て製氷行程を実行し、冷却器に圧縮機からの高温冷媒を
流して離氷行程を実行するものであって、水タンク内の
製氷用水の温度を検出する水温センサーと、冷却器の温
度を検出する冷却器温度センサーと、製氷行程の終了時
点を決定するための製氷タイマと、水温センサーの出力
に基づき、製氷用水の温度が所定の温度に低下した場合
に予冷を終了し、製氷タイマの積算を開始させる制御手
段とを具備しており、制御手段は、水温センサーが故障
した場合に、冷却器温度センサーの出力に基づき、冷却
器の温度が所定の温度に低下したことにより製氷タイマ
の積算を開始させるものである。
【0008】更に、請求項3の発明の製氷機Iは、水タ
ンク内に貯溜した製氷用水を冷却装置の冷却器に循環し
て製氷行程を実行し、冷却器に圧縮機からの高温冷媒を
流して離氷行程を実行するものであって、水タンク内の
製氷用水の温度を検出する水温センサーと、冷却器の温
度を検出する冷却器温度センサーと、冷却装置の凝縮器
42の温度を検出する凝縮器温度センサー(CTセンサ
ー)31と、製氷行程の終了時点を決定するための製氷
タイマと、水温センサーの出力に基づき、製氷用水の温
度が所定の温度に低下した場合に予冷を終了し、製氷タ
イマの積算を開始させる制御手段とを具備しており、制
御手段は、水温センサーが故障した場合に、冷却器温度
センサーの出力に基づき、冷却器の温度が所定の温度に
低下したことにより製氷タイマの積算を開始させると共
に、水温センサー及び冷却器温度センサーの双方が故障
した場合には、凝縮器温度センサーの出力に基づいた予
冷時間後に製氷タイマの積算を開始させるものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の製氷機Iによれば、水温セン
サー(WTセンサー)51が取付不良の場合には、制御
手段(マイクロコンピュータ)25が冷却器温度センサ
ー(ETセンサー)26の出力に基づき、冷却器1の温
度が所定の温度に低下したことにより製氷タイマの積算
を開始させるので、冷却器1における過冷却を防止しな
がら、引き続き製氷運転を実行することが可能となる。
【0010】また、請求項2の発明の製氷機Iによれ
ば、水温センサー自体に断線や短絡等の故障が発生して
いる場合には、制御手段が冷却器温度センサーの出力に
基づき、冷却器の温度が所定の温度に低下したことによ
り製氷タイマの積算を開始させるので、同様に冷却器に
おける過冷却を防止しながら、引き続き製氷運転を実行
することが可能となる。
【0011】更に、請求項3の発明の製氷機Iによれ
ば、水温センサー及び冷却器温度センサーの双方が故障
している場合には、制御手段が凝縮器温度センサー(C
Tセンサー)31の出力に基づいた予冷時間後に製氷タ
イマの積算を開始させるので、係る異常時にも同様に引
き続き製氷運転を実行することが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の製氷機Iの制御装置20の電気回路
図、図2は水皿5が水平閉塞位置にある状態の製氷機I
の製氷室部分の側面図、図3は水皿5が傾斜開放位置に
ある状態の製氷機Iの製氷室部分の側面図、図4は製氷
機Iの冷却装置Rの冷媒回路図である。
【0013】図2及び図3において、実施例の製氷機I
は所謂逆セル型製氷機と称されるものであり、下向きに
開口した多数の製氷室1Aを有し、上壁外面に冷却装置
Rの蒸発パイプ2を配設した冷却器1と、図2の如き所
定の水平閉塞位置において各製氷室1Aを下方から充分
余裕をもって閉塞し、表面には各製氷室1Aに対応する
図示しない噴水孔及び戻り孔を形成した水皿5と、該水
皿5に固定され、前記戻り孔に連通する水タンク6と、
水タンク6内の水を送水管7、更に図示しない分配管を
経て前記噴水孔から噴出し、各製氷室1Aへ循環せしめ
る循環ポンプ9と、水皿5を傾動及び復動せしめる正逆
回転可能な高ギヤ比の減速モータ10を含む駆動装置1
1と、図4の給水電磁弁12が開いたとき水皿5の表面
に散水する散水器13と、水タンク6の内に設けられた
フロートによって作動し、水タンク6の所定の満水位を
検出する水位スイッチWLSW等にて構成されている。
【0014】そして、支持梁15に固定された取付板1
6に支持させた前記減速モータ10の出力軸には、相互
に逆方向に延出した第1及び第2のアーム17A及び1
7Bを有する駆動カム17を連結し、該駆動カム17の
第1のアーム17Aの端部に取り付けたコイルバネ18
の他端を水皿5の側部に連結すると共に、水皿5の後部
は回動軸19に支持させている。
【0015】また、ASWはその接点の開閉により水皿
5の前記水平閉塞位置と傾斜開放位置を検出するための
水皿位置検出手段としての接触式の水皿位置検出スイッ
チである。この水皿位置検出スイッチASWは前記駆動
カム17の第1及び第2のアーム17A及び17Bが当
接する位置関係にあり、減速モータ10の正転により駆
動カム17が図中反時計回りに回転すると、水皿5が前
記傾斜開放位置となったところで図3の如く前記第2の
アーム17Bが水皿位置検出スイッチASWに当接し、
それによって水皿位置検出スイッチASWの接点は閉じ
て復動側に切換反転される。
【0016】また、減速モータ10の逆転により駆動カ
ム17が図中時計回りに回転すると、水皿5が前記水平
閉塞位置となったところで図2の如く前記第1のアーム
17Aが水皿位置検出スイッチASWに当接し、それに
よって水皿位置検出スイッチASWの接点は開いて傾動
側に切換反転される。
【0017】以上は製氷機Iの製氷室側に設けられた構
成部品であるが、製氷機Iの機械室側には図4に示す如
き冷却装置Rの圧縮機21、補助凝縮器41及び凝縮器
42等が設けられる。次に、図4の冷媒回路図を用いて
冷却装置R内の冷媒循環について説明すると、圧縮機2
1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、補助凝縮器4
1に流入して放熱した後、一旦圧縮機21に戻り、再び
吐出されて三方管43に至る。三方管43の一方の出口
から出た冷媒は凝縮器42にて空冷されて凝縮し、受液
器44及び乾燥器45を経て膨張弁46に至る。この膨
張弁46にて絞られた冷媒は、前記蒸発パイプ2に流入
して蒸発し、冷却器1から吸熱することによりそれを冷
却する。そして、この蒸発パイプ2を出た冷媒はアキュ
ムレータ47を経て圧縮機21に帰還する。また、三方
弁43の他方の出口から膨張弁46の出口側にはホット
ガス電磁弁23が介設されたホットガス管48が接続さ
れており、ホットガス電磁弁23が開いた状態で圧縮機
21から吐出された高温高圧のガス冷媒(ホットガス)
が蒸発パイプ2に直接供給される構成とされている。
【0018】次に、図1の制御装置20において、電源
ACには操作スイッチ35を介して以下の各回路が接続
されている。即ち、冷却装置Rを構成する圧縮機21は
リレーR1と直列に接続され、前記冷却装置Rの凝縮器
42を冷却する凝縮器冷却用のファン22はリレーR2
と直列に接続されている。前記循環ポンプ9はリレーR
3と直列に接続され、前記ホットガス電磁弁23はリレ
ーR7と直列に接続されると共に、前記給水電磁弁12
はリレーR4と直列に接続される。また、前記減速モー
タ10はリレーR5及び切換リレーR6と直列に接続さ
れる。この切換リレーR6は接点a側に閉じて減速モー
タ10を正転させ、接点b側に切り換わって減速モータ
10を逆転させるものである。
【0019】これらリレーR1乃至R7は制御手段とし
ての汎用のマイクロコンピュータ25によって制御され
る。マイクロコンピュータ25の入力には前記水位スイ
ッチWLSW及び水皿位置検出スイッチASWが接続さ
れると共に、図示しない貯氷庫内の所定の満氷量を検出
したときに接点を閉じる貯氷スイッチBSWが接続され
る。また、マイクロコンピュータ25の入力には、前記
冷却器1の温度を検出する冷却器温度センサーとしての
ETセンサー26、前記凝縮器42の出口温度を検出す
る凝縮器温度センサーとしてのCTセンサー31、前記
水タンク6内の水温を検出する水温センサーとしてのW
Tセンサー51及び外気温度を検出するATセンサー5
2が接続され、更に、前記給水電磁弁12により強制的
に給水を行う強制給水スイッチ53、強制的に離氷を行
わせる強制離氷スイッチ55及び、後述する表示器29
の表示を切り換えたり、時刻の早送りを行うための送り
スイッチ54がそれぞれ接続されている。そして、これ
ら強制給水スイッチ53、強制離氷スイッチ55及び送
りスイッチ54は、この順で基板上に並設されている。
【0020】マイクロコンピュータ25の出力にはモニ
ター27及び表示器29が接続されており、この表示器
29は7セグメントの2桁LEDから構成されている。
また、マイクロコンピュータ25には例えばEEPRO
Mから成るメモリ30が接続されており、メモリ30は
製氷機Iへの通電が断たれた場合にも記憶内容を失わず
に保持し続け、後述するクリヤ操作によって記憶内容を
消去する。
【0021】次に、図5及び図6のマイクロコンピュー
タ25のプログラムを示すフローチャートと、図7〜図
9に示す製氷機Iの動作行程図に基づいて製氷機Iの動
作を説明する。製氷機Iを据え付けた後、若しくは長期
不使用のため、或いは瞬時停電により電源ACが断たれ
た後、操作スイッチ35を再度閉じて製氷機Iに電源を
投入(ON)したものとする。このとき水皿5の位置は
確定しておらず、前記水平閉塞位置(図2)か、若しく
は傾斜開放位置(図3)か、或いはその途中の傾斜状態
であり、該傾斜状態も傾動途中と復動途中とが考えられ
る。
【0022】しかしならが、係る状態は水皿位置検出ス
イッチASWの接点の開閉状態によって二種類に判別で
きる。即ち、水皿位置検出スイッチASWの接点が開い
ていて傾動側にあるときは、水皿5は水平閉塞位置か傾
動途中であり、水皿位置検出スイッチASWの接点が閉
じていて復動側にあるときは、水皿5は傾斜開放位置か
復動途中である。
【0023】そこで、マイクロコンピュータ25は操作
スイッチ35が閉じられて電源ACが投入(ON)され
ると、ステップS1で水皿位置検出スイッチASWの状
態を判別し、接点が開いていて傾動側にある場合(図7
のの状況。水皿5は水平閉塞位置か傾動途中)には、
ステップS2に進んでリレーR5を閉じ、切換リレーR
6を接点a側に閉じて減速モータ10を正転させ、水皿
5を傾動させる。そして、ステップS4にて水皿位置検
出スイッチASWの状態を再び判別し、依然傾動側にあ
るときはステップS2に戻って傾動を続ける。水皿5が
所定の傾斜開放位置となり、水皿位置検出スイッチAS
Wの接点が閉じて復動側に反転すると、マイクロコンピ
ュータ25はステップS4からステップS5に進んで今
度は切換リレーR6を接点b側に閉じ、減速モータ10
を逆転させて水皿5の復動を開始する。
【0024】マイクロコンピュータ25は次にステップ
S6で水皿5が閉完了(水平閉塞位置)する15秒前か
否か判断し、否である場合にはステップS9に進んで再
び水皿位置検出スイッチASWの状態を判断し、依然復
動側にあるときはステップS5に戻って復動を継続す
る。そして、15秒前になるとステップS6からステッ
プS7に進み、リレーR4を閉じて給水電磁弁12を開
く(ON)。給水電磁弁12が開くと散水器13から水
皿5の表面に散水され、主に戻り孔を通って水タンク6
に給水される。次に、ステップS8で水位スイッチWL
SWにより水タンク6の水位が所定の満水位に達してい
るか否か判断し、否であればステップS9に進む。
【0025】その後、水皿5が前記水平閉塞位置(図
2)となり、水皿位置検出スイッチASWの接点が開い
て傾動側に反転されると、マイクロコンピュータ25は
ステップS9からステップS6に戻るようになるので水
皿5の復動は停止する。
【0026】一方、電源ACが投入(ON)されたとき
に水皿位置検出スイッチASWの接点が閉じていて復動
側にある場合(図7のの状況。水皿5は傾斜開放位置
か復動途中)には、マイクロコンピュータ25はステッ
プS1からステップS3に進んでリレーR5を閉じ、切
換リレーR6を接点b側に閉じて減速モータ10を逆転
させ、水皿5を復動させる。その後はステップS6に進
み、以後前述の如くステップS9で水皿位置検出スイッ
チASWが傾動側に反転するまで復動を続け、水皿5が
水平閉塞位置となったところで同様に停止させる。
【0027】このように、マイクロコンピュータ25は
電源の投入(ON)時、水皿位置検出スイッチASWの
接点の開閉状態に応じて水皿5の状態を判別し、水皿5
が水平閉塞位置か傾動途中と判断される場合には水皿5
を一旦傾動させ、次に復動させて所定の水平閉塞位置と
すると共に、水皿5が傾斜開放位置か復動途中と判断さ
れる場合には、水皿5を復動させて前記水平閉塞位置と
する。いずれにしても実施例の製氷機Iによれば電源投
入後、水皿5を必ず水平閉塞位置に初期設定する。
【0028】その後、水タンク6内が満水となると、ス
テップS8から図6のステップS10に進んでリレーR
4を開き、給水電磁弁12を停止(OFF)する。次
に、マイクロコンピュータ25はステップS12に進ん
でリレーR3及びリレーR7を閉じ、循環ポンプ9を運
転(ON)すると共にホットガス電磁弁23を開く(O
N)。
【0029】この循環ポンプ9が運転されると、水タン
ク6内の水は前記噴水孔から製氷室1Aに噴水され、戻
り孔から水タンク6に戻る経路で循環される。これによ
って係る循環水路内に堆積、又は付着した塵埃や水アカ
が洗浄され、噴水孔に詰まった塵埃も除去される。
【0030】次に、マイクロコンピュータ25はステッ
プS13でその機能として有するタイマーのカウントが
30秒となっているか否か判断し、否であればステップ
S12に戻って上記洗浄を継続する。係る洗浄が30秒
実行された後、マイクロコンピュータ25はステップS
13からステップS14に進んでリレーR1を閉じ、圧
縮機21を起動すると共に、以下の離氷行程に移行す
る。
【0031】この離氷行程ではマイクロコンピュータ2
5はリレーR2及びリレーR3を開き、凝縮器冷却用の
ファン22及び循環ポンプ9を停止させ、リレーR5及
びリレーR7を閉じ、切換リレーR6を接点a側に閉じ
て減速モータ10を正転させ、水皿5を傾動させて行
く。また、ホットガス電磁弁23が開いているので蒸発
パイプ2に圧縮機21から吐出された高温高圧ガス冷媒
(ホットガス)が循環され、冷却器1が加熱される。
【0032】そして、水皿5が図3に示す如き所定の傾
斜開放位置(全開)まで傾動すると、駆動カム17の第
2のアーム17Bが水皿位置検出スイッチASWに当接
して復動側に反転させるので、マイクロコンピュータ2
5はリレーR5を開き、減速モータ10を停止させて水
皿5の傾動を停止させる。水皿5が傾斜開放位置となる
と、水タンク6内の前記循環水は水タンク6直下に位置
する図示しない排水部に排水される。そして、ETセン
サー26により取り込んだ冷却器1の温度が例えば+9
℃等の離氷完了温度より高くなったか否か判断し、高く
なっていればリレーR5を閉じると共に、切換リレーR
6を接点bに閉じて減速モータ10を逆転させ、水皿5
を上方に復動させて行く。
【0033】係る復動により水皿5が図2に示す如き所
定の水平閉塞位置(全閉)まで復帰すると、駆動カム1
7の第1のアーム17Aが水皿位置検出スイッチASW
に当接して傾動側に反転させるので、マイクロコンピュ
ータ25はリレーR5及びリレーR7を開き、ホットガ
ス電磁弁23を閉じると共に、減速モータ10を停止さ
せて水皿5の復動を停止させる。そして、マイクロコン
ピュータ25はステップS15に進んでリレーR1を閉
じ、圧縮機21を運転しつつ以下の製氷行程に移行す
る。尚、マイクロコンピュータ25は水皿5が閉完了す
る以前の15秒前からリレーR4を閉じて給水電磁弁1
2を開き、前述同様に水タンク6への給水を開始してい
る。
【0034】製氷行程では圧縮機21から吐出された冷
媒は前述の如く補助凝縮器41及び凝縮器42にて凝縮
液化され、膨張弁46にて絞られた後、蒸発パイプ2に
供給され、そこで蒸発して冷却器1を冷却する。また、
マイクロコンピュータ25は、リレーR2及びリレーR
4を閉じて給水しつつ凝縮器冷却用のファン22を運転
し、また、リレーR3を閉じ、循環ポンプ9を運転して
水タンク6内の水を噴水孔から各製氷室1Aに循環させ
ることにより予冷運転を開始する。
【0035】その後、マイクロコンピュータ25は水位
スイッチWLSWが閉じたか否か判断し、水タンク6内
に所定量の水が給水され、水位スイッチWLSWが所定
の満水位を検出して閉じたらリレーR4を開き、給水電
磁弁12を閉じて給水を停止する。また、マイクロコン
ピュータ25は後に詳述する如く、WTセンサー51に
より取り込んだ水タンク6内の水温に基づき、その温度
(水温)が例えば+3℃以下に低下して3秒経過したら
予冷運転を終了し、マイクロコンピュータ25がその機
能として有する製氷タイマの積算を開始して製氷運転に
移行する。
【0036】この製氷タイマは製氷行程の終了時点を決
定するためのものであり、この製氷タイマの積算中、製
氷運転が行われて冷却器1の製氷室1A内には徐々に氷
が生成されて行き、製氷タイマの積算が終了すると、マ
イクロコンピュータ25はステップS16に進んでリレ
ーR2及びリレーR3を開き、凝縮器冷却用のファン2
2及び循環ポンプ9を停止させる。次に、リレーR5及
びリレーR7を閉じ、また、切換リレーR6を接点a側
に閉じて減速モータ10を正転させ、水皿5の傾動を開
始すると共に、ホットガス電磁弁23が開いて蒸発パイ
プ2に前記高温高圧ガス冷媒(ホットガス)を循環し、
冷却器1を加熱して製氷室1Aに凍結した氷の離氷行程
に移行する。
【0037】この離氷行程は前述同様に実行される。そ
して、この離氷行程の間マイクロコンピュータ25は貯
氷スイッチBSWが閉じているか否か判断し、図示しな
い貯氷庫内に所定量の氷が貯えられている場合はステッ
プS17に進んでリレーR1及びリレーR7を開き、圧
縮機21の運転を停止して貯氷行程に移行する。そし
て、その後貯氷庫内の氷が減少して貯氷スイッチBSW
が閉じるまでその状態を維持し、貯氷スイッチBSWが
閉じたら、再び前記製氷行程を実行する。
【0038】次に、図10及び図11のフローチャート
に基づいて前記WTセンサー51の異常時における製氷
機Iの動作を説明する。先ず、図10はWTセンサー5
1の断線或いは短絡等、それ自体が故障した場合のマイ
クロコンピュータ25の制御を示している。尚、係るW
Tセンサー51自体の故障はその出力が異常な値となっ
ている(例えば、−5℃等の異常な温度値)ことから検
出できる。即ち、マイクロコンピュータ25は図10の
ステップS18で、WTセンサー51の出力によりそれ
が故障しているか否か判断し、故障していなければステ
ップS19に進んで前述の如くWTセンサー51の出力
(水温+3℃以下で3秒経過)により製氷タイマの積算
を開始させる。
【0039】一方、WTセンサー51が故障していると
きには、ステップS18からステップS20に進んで今
度はETセンサー26が故障しているか否か判断する。
そして、同じくその出力に基づいてETセンサー26の
故障が生じていない場合には、ステップS21に進んで
ETセンサー26の出力により製氷タイマの積算を開始
させる。即ち、マイクロコンピュータ25はステップS
21において、ETセンサー26により取り込んだ冷却
器1の温度に基づき、その温度が例えば+3℃以下に低
下して3秒経過したら予冷運転を終了し、製氷タイマの
積算を開始して製氷運転に移行する。
【0040】このように、本発明の製氷機IによればW
Tセンサー51が故障している場合に、ETセンサー2
6に基づいて予冷運転を終了し、製氷タイマの積算を開
始させることができるので、冷却器1の過冷却を防止し
つつ、以後引く続き製氷運転を行うことができるように
なる。
【0041】他方、ステップS20においてETセンサ
ー26も故障しているときには、ステップS20からス
テップS22に進んで製氷機Iに電源を投入された後の
初回であるか否か判断し、初回の場合にはステップS2
3に進んで予めマイクロコンピュータ25に設定された
初期設定予冷時間により制御する。即ち、マイクロコン
ピュータ25は製氷行程の開始から製氷タイマの積算を
開始するまでの予冷時間の初期設定値(3分)を予め記
憶しており、製氷機Iに電源を投入した時点から前記W
Tセンサー51、ETセンサー26のいずれもが故障し
ている場合には、ステップS23において製氷行程の開
始から3分後に予冷運転を終了し、製氷タイマの積算を
開始して製氷運転に移行する。
【0042】また、ステップS22において初回ではな
い場合、即ち、少なくとも一回離氷行程を終了している
場合には、ステップS24に進んでCTセンサー31が
故障しているか否か判断する。そして、同じくその出力
に基づいてCTセンサー31の故障が生じていない場合
には、ステップS25に進んでCTセンサー31の出力
により予冷時間を設定して制御する。即ち、マイクロコ
ンピュータ25は製氷行程終了時にCTセンサー31が
検出している温度に対応した予冷時間(例えば+50℃
以上のときには5分、+35℃〜+50℃のときには4
分、+35℃より低いときには3分)を予め記憶してお
り、前回の製氷行程終了時にCTセンサー31が検出し
た温度により上記3分〜5分の間で予冷時間を設定し、
製氷行程の開始から当該予冷時間の経過後に予冷運転を
終了し、製氷タイマの積算を開始して製氷運転に移行す
る。
【0043】このように、本発明の製氷機IによればW
Tセンサー51とETセンサー26のいずれもが故障し
ている場合には、初期設定値或いはCTセンサー31の
検出する温度に基づいた予冷時間後に予冷運転を終了
し、製氷タイマの積算を開始させることができるので、
同様に冷却器1の過冷却を防止しつつ、以後引く続き製
氷運転を行うことができるようになる。
【0044】尚、ステップS24でCTセンサー31も
故障している場合には、マイクロコンピュータ25は循
環ポンプ9や圧縮機21等の他の機器を強制的に停止さ
せ、製氷機Iの運転を停止する。また、上記各センサー
の故障については表示器29に所定の警報表示(コー
ド)を行うと共に、前記メモリ30に当該異常データを
記憶する。
【0045】次に、図11はWTセンサー51の取付不
良の場合のマイクロコンピュータ25の制御を示してい
る。WTセンサー51の取付不良が発生して水タンク6
内の水温を検知できなくなっている場合、それ自体の故
障ではないので、WTセンサー51からの出力は例えば
0℃〜+50℃等の正常な値となるため、当該出力のみ
からは取付不良を検知できない。そこで、マイクロコン
ピュータ25はステップS26で先ず、取付不良フラグ
が「H」(セット)か否か判断し、ここでは「L」(リ
セット)であるからステップS27に進んで取付不良検
知所定時間経過フラグが「H」か否か判断する。ここで
も「L」であるから、マイクロコンピュータ25はステ
ップS28に進んでWTセンサー51から取り込んだ水
温が前記+3℃以下となって3秒間経過したか否か判断
し、この条件を満たしていればステップS47に進んで
予冷運転を終了し、製氷タイマの積算を開始して製氷運
転に移行する。
【0046】一方、ステップS28で否の場合にはステ
ップS29に進んで製氷機Iに電源を投入した後の一回
目(初回)か否か判断し、一回目の場合にはステップS
34に進んで取付不良検知所定時間を30分にセットす
る。また、ステップS29で一回目でない場合にはステ
ップS30に進んでCTセンサー31の検出する温度が
+35℃より低いか否か判断し、低ければステップS3
1に進んで取付不良検知所定時間を10分にセットす
る。更に、ステップS30で温度が+35℃以上の場合
にはステップS32に進んでCTセンサー31の検出す
る温度が+50℃より低いか否か判断し、低ければステ
ップS33に進んで取付不良検知所定時間を15分にセ
ットする。更にまた、ステップS32で温度が+50℃
以上の場合にはステップS35に進んで取付不良検知所
定時間を20分にセットする。
【0047】このように、WTセンサー51の取付不良
検知のための時間を電源投入後の初回に最も長く、CT
センサー31の検出する温度が低い程短く、且つ、高い
程長くすることにより、外気温度に影響される水タンク
6内の水温により誤って取付不良と検知し、或いは不良
を見過ごしてしまう不都合の発生を防止している。
【0048】次に、マイクロコンピュータ25はステッ
プS36にて、マイクロコンピュータ25がその機能と
して有するタイマに基づいて製氷行程の開始から前述の
如く設定した取付不良検知所定時間が経過したか否か判
断し、否であればステップS26に戻る。そして、ステ
ップS36で取付不良検知所定時間が経過した場合に
は、ステップS37で取付不良検知所定時間経過フラグ
を「H」とし、ステップS26に戻る。次に、マイクロ
コンピュータ25はステップS27からステップS38
に進み、マイクロコンピュータ25がその機能として有
する取付不良2回連続検知カウンタをカウントしてステ
ップS39に進み、ETセンサー26により取り込んだ
冷却器1の温度が0℃より低いか否か判断する。そし
て、高ければステップS44に進んで製氷行程の開始か
ら90分経過したか否か判断し、否であればステップS
26に戻り、経過している場合には冷却装置Rの以上と
判断し、ステップS45で前述同様製氷機Iの運転を停
止する。
【0049】一方、ステップS39で0℃より低い場合
にはステップS40に進んで取付不良2回連続検知カウ
ンタのカウントが2以上か否か判断し、否であればステ
ップS43に進んで離氷行程に移行する。即ち、製氷行
程の開始から前記取付不良検知所定時間が経過してもW
Tセンサー51の検知する温度が+3℃以下に3秒間な
らず、且つ、ETセンサー26の検出する冷却器1の温
度が0℃より低くなっている場合、一回目は製氷行程を
中断して離氷行程に移行し、それまでに製氷室1A内に
生成された氷を排出する(この時点で取付不良検知所定
時間経過フラグがリセットされる)。
【0050】次に、係る状態が2回連続して発生し、ス
テップS40で取付不良2回連続検知カウンタのカウン
トが2となると、マイクロコンピュータ25はWTセン
サー51の取付不良と判断してステップS41に進み、
表示器29に取付不良に関する所定の警報表示(コー
ド)を行うと共に、前記メモリ30に当該取付不良デー
タを記憶する。そして、ステップS42で取付不良フラ
グを「H」とし、ステップS43に進んで前述同様に離
氷行程に移行する。そして、次回製氷行程が開始された
場合、ステップS26では取付不良フラグが「H」とな
っているので、ステップS26からはステップS46に
進み、ETセンサー26の検知する冷却器1の温度が+
3℃以下に低下して3秒間しているか否か判断する。そ
して、冷却器1の温度が係る条件を満たした時点でステ
ップS47に進み、予冷運転を終了し、製氷タイマの積
算を開始して製氷運転に移行する。
【0051】このように、本発明の製氷機IによればW
Tセンサー51が取付不良となっている場合に、ETセ
ンサー26に基づいて予冷運転を終了し、製氷タイマの
積算を開始させることができるので、同様に冷却器1の
過冷却を防止しつつ、以後引く続き製氷運転を行うこと
ができるようになる。
【0052】尚、実施例では所謂逆セル型の製氷機に本
発明を適用したが、それに限らず、所謂プレート型の製
氷機に適用しても本発明は有効である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、水温センサーが取付不良の場合には、制御手段が冷
却器温度センサーの出力に基づき、冷却器の温度が所定
の温度に低下したことにより製氷タイマの積算を開始さ
せるので、冷却器における過冷却を防止しながら、引き
続き製氷運転を実行することが可能となる。従って、製
氷機の運転を停止させることなく運転を継続することが
できるので、特に、店舗において業務用として用いる場
合に絶大な効果を奏するものである。
【0054】また、請求項2の発明によれば、水温セン
サー自体に断線や短絡等の故障が発生している場合に
は、制御手段が冷却器温度センサーの出力に基づき、冷
却器の温度が所定の温度に低下したことにより製氷タイ
マの積算を開始させるので、同様に冷却器における過冷
却を防止しながら、引き続き製氷運転を実行することが
可能となるものである。
【0055】更に、請求項3の発明によれば、水温セン
サー及び冷却器温度センサーの双方が故障している場合
には、制御手段が凝縮器温度センサーの出力に基づいた
予冷時間後に製氷タイマの積算を開始させるので、係る
異常時にも同様に引き続き製氷運転を実行することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製氷機の制御装置の電気回路図であ
る。
【図2】水皿が水平閉塞位置にある状態の製氷機の製氷
室部分の側面図である。
【図3】水皿が傾斜開放位置にある状態の製氷機の製氷
室部分の側面図である。
【図4】本発明の製氷機の冷却装置の冷媒回路図であ
る。
【図5】マイクロコンピュータのプログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図6】同じくマイクロコンピュータのプログラムを示
すフローチャートである。
【図7】製氷機の動作行程図である。
【図8】同じく製氷機の動作行程図である。
【図9】同じく製氷機の動作行程図である。
【図10】WTセンサー等の故障時の動作を説明するた
めのマイクロコンピュータのプログラムを示すフローチ
ャートである。
【図11】WTセンサーの取付不良時の動作を説明する
ためのマイクロコンピュータのプログラムを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
I 製氷機 R 冷却装置 1 冷却器 1A 製氷室 2 蒸発パイプ 5 水皿 6 水タンク 9 循環ポンプ 10 減速モータ 20 制御装置 21 圧縮機 25 マイクロコンピュータ 26 ETセンサー 31 CTセンサー 51 WTセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡島 稔 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンク内に貯溜した製氷用水を冷却装
    置の冷却器に循環して製氷行程を実行し、前記冷却器に
    圧縮機からの高温冷媒を流して離氷行程を実行する製氷
    機において、前記水タンク内の製氷用水の温度を検出す
    る水温センサーと、前記冷却器の温度を検出する冷却器
    温度センサーと、製氷行程の終了時点を決定するための
    製氷タイマと、前記水温センサーの出力に基づき、前記
    製氷用水の温度が所定の温度に低下した場合に予冷を終
    了し、前記製氷タイマの積算を開始させる制御手段とを
    具備して成り、該制御手段は、前記水温センサーが取付
    不良の場合に、前記冷却器温度センサーの出力に基づ
    き、前記冷却器の温度が所定の温度に低下したことによ
    り前記製氷タイマの積算を開始させることを特徴とする
    製氷機。
  2. 【請求項2】 水タンク内に貯溜した製氷用水を冷却装
    置の冷却器に循環して製氷行程を実行し、前記冷却器に
    圧縮機からの高温冷媒を流して離氷行程を実行する製氷
    機において、前記水タンク内の製氷用水の温度を検出す
    る水温センサーと、前記冷却器の温度を検出する冷却器
    温度センサーと、製氷行程の終了時点を決定するための
    製氷タイマと、前記水温センサーの出力に基づき、前記
    製氷用水の温度が所定の温度に低下した場合に予冷を終
    了し、前記製氷タイマの積算を開始させる制御手段とを
    具備して成り、該制御手段は、前記水温センサーが故障
    した場合に、前記冷却器温度センサーの出力に基づき、
    前記冷却器の温度が所定の温度に低下したことにより前
    記製氷タイマの積算を開始させることを特徴とする製氷
    機。
  3. 【請求項3】 水タンク内に貯溜した製氷用水を冷却装
    置の冷却器に循環して製氷行程を実行し、前記冷却器に
    圧縮機からの高温冷媒を流して離氷行程を実行する製氷
    機において、前記水タンク内の製氷用水の温度を検出す
    る水温センサーと、前記冷却器の温度を検出する冷却器
    温度センサーと、前記冷却装置の凝縮器の温度を検出す
    る凝縮器温度センサーと、製氷行程の終了時点を決定す
    るための製氷タイマと、前記水温センサーの出力に基づ
    き、前記製氷用水の温度が所定の温度に低下した場合に
    予冷を終了し、前記製氷タイマの積算を開始させる制御
    手段とを具備して成り、該制御手段は、前記水温センサ
    ーが故障した場合に、前記冷却器温度センサーの出力に
    基づき、前記冷却器の温度が所定の温度に低下したこと
    により前記製氷タイマの積算を開始させると共に、前記
    水温センサー及び冷却器温度センサーの双方が故障した
    場合には、前記凝縮器温度センサーの出力に基づいた予
    冷時間後に前記製氷タイマの積算を開始させることを特
    徴とする製氷機。
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