JP2009204297A - 自動製氷機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷凍装置12は、蒸発器14と圧縮機32との間に、蒸発器14で蒸発した気化冷媒と未蒸発の液化冷媒とを分離するアキュームレータ40を備える。自動製氷機は、外部水道系に接続する給水管26が接続する給水タンク28を備え、該給水タンク28には外部水道系から水道水が供給されて貯留される。アキュームレータ40に突設した伝熱板50が、給水タンク28内に貯留した製氷水に浸漬される。すなわち、製氷工程に際してアキュームレータ40内の液化冷媒と、給水タンク28内に貯留した製氷水とが伝熱板50を介して熱交換されて、該製氷水が冷却される。
【選択図】図1
Description
製氷部と、製氷工程に際して製氷部に供給する製氷水が貯留される製氷水タンクと、前記製氷部を冷却する冷凍装置とを備え、該冷凍装置は、圧縮機と、圧縮機から吐出された気化冷媒を凝縮する凝縮器と、前記製氷部に配設され、前記凝縮器で液化された液化冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器に接続され、該蒸発器から流入する冷媒を気化冷媒および液化冷媒に分離するアキュームレータとを有する自動製氷機において、
前記製氷水タンクに供給する製氷水が貯留される給水タンクを備え、
前記アキュームレータに、該アキュームレータで分離される液化冷媒を前記給水タンクに貯留された製氷水との間で熱交換させる熱交換手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、アキュームレータに貯留される液化冷媒と給水タンクに貯留される製氷水とを熱交換手段により熱交換して、アキュームレータに貯留された液化冷媒の冷熱を利用して次回製氷用の製氷水を冷却することができる。すなわち、アキュームレータの液化冷媒が有する冷熱を有効利用することができ、エネルギーの無駄を低減し得る。また、製氷水タンクには冷えた製氷水が供給されるから、製氷工程において製氷部に供給される製氷水を短時間で氷結温度(0℃)まで冷却でき、製氷工程を短縮して製氷能力を向上すると共に消費電力を低減し得る。
請求項2の発明によれば、除氷工程中、熱交換手段による熱交換は遮断されるので、ホットガスの熱が給水タンク内の製氷水に伝わるのを防止して、次回の製氷工程での製氷時間の短縮を図り得る。
請求項3の発明によれば、製氷工程において、給水タンクに貯留された製氷水が下限温度以下の場合、アキュームレータの液化冷媒と製氷水との熱交換が遮断されるので、該製氷水が過冷却となるのを防止して凍り付き等の発生を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、切替部を接触位置から非接触位置まで変位可能に構成したので、アキュームレータの液化冷媒と給水タンク内の製氷水との熱交換を容易に制御し得る。
請求項5の発明によれば、給水タンクに貯留されている製氷水と液化冷媒との熱交換を、該製氷水に浸漬する熱交換手段により効率的に行なうことができる。
次に、実施例1に係る自動製氷機の作用につき、以下説明する。なお、前記給水タンク28には、製氷水が上限水位まで貯留されているものとする。
次に、実施例2に係る自動製氷機の作用について説明する。なお、初期段階において切替部66は接触位置にあるものとする。
本願は前述した実施例1および2の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例1および2では、自動製氷機として、オープンセル式の製氷機構を採用した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、製氷小室を下方から開閉自在に閉成する水皿を有する、所謂クロースドセル式の製氷機構、あるいは製氷板の製氷面に製氷水を流下供給する流下式の製氷機構等、各種の機構を採用し得る。
2.実施例1および2では、アキュームレータに突設した伝熱板を給水タンク内に臨ませて次回製氷用の製氷水に浸漬するよう構成したが、アキュームレータに貯留されている液化冷媒と給水タンク内に貯留されている次回製氷用の製氷水とを熱交換し得るものであれば、その他各種の形状や構成を採用し得る。例えば、熱伝導の良好なステンレス等、その他各種の金属材料からアキュームレータおよび給水タンクを形成し、該アキュームレータと給水タンクとを直接接触させることで、液化冷媒と次回製氷用の製氷水との熱交換を行なう構成を採用することができる。この場合は、アキュームレータおよび給水タンクが熱交換手段として機能する。
3.実施例1および2では、給水タンクから製氷水タンクへの製氷水の供給を、サイホンの原理を利用して行なうようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、製氷水タンクの上方で開口する供給管を給水タンクの底面から垂下するように接続すると共に、該供給管に切換弁を配設し、給水弁を閉成した状態で、切換弁を開放することで、給水タンク内の製氷水を製氷水タンクに供給する等、その他各種の方式を採用し得る。
4.実施例1および2では、減圧手段としてキャピラリーチューブを用いた場合で説明したが、これに限定されるものでなく、膨張弁等、その他の手段を採用し得る。
5.実施例2の熱交換手段60は、一例を示したものであり、前記測定温度Tが下限温度TUより高い場合は、アキュームレータ40の液化冷媒と給水タンク28内の製氷水との熱交換を許容すると共に、測定温度Tが下限温度TU以下の場合は、前記液化冷媒と前記製氷水との熱交換を抑制するものであれば、他の構成を採用することが可能である。例えば、熱交換手段を給水タンク28に対し進退自在に構成して、前記測定温度Tが下限温度TUより高い場合に該熱交換手段が給水タンク28内の製氷水に接触すると共に、測定温度Tが下限温度TU以下の場合に熱交換手段が給水タンク28内の製氷水から離間する構成としてもよい。更に、実施例では、熱交換手段60による熱交換を許容または遮断する判断基準として下限温度TUを用いたが、例えば、熱交換手段60による熱交換の時間を計測するタイマーを設け、該タイマーによる計測時間が所定時間を越えた場合に熱交換を遮断する構成としてもよい。
28 給水タンク,32 圧縮機,34 凝縮器
38 キャピラリーチューブ(減圧手段),40 アキュームレータ
50 伝熱板(熱交換手段),60 熱交換手段,62 第1伝熱部
64 第2伝熱部,66 切替部,TU 下限温度
Claims (5)
- 製氷部(10)と、製氷工程に際して製氷部(10)に供給する製氷水が貯留される製氷水タンク(16)と、前記製氷部(10)を冷却する冷凍装置(12)とを備え、該冷凍装置(12)は、圧縮機(32)と、圧縮機(32)から吐出された気化冷媒を凝縮する凝縮器(34)と、前記製氷部(10)に配設され、前記凝縮器(34)で液化された液化冷媒を蒸発させる蒸発器(14)と、前記蒸発器(14)に接続され、該蒸発器(14)から流入する冷媒を気化冷媒および液化冷媒に分離するアキュームレータ(40)とを有する自動製氷機において、
前記製氷水タンク(16)に供給する製氷水が貯留される給水タンク(28)を備え、
前記アキュームレータ(40)に、該アキュームレータ(40)で分離される液化冷媒を前記給水タンク(28)に貯留された製氷水との間で熱交換させる熱交換手段(40,60)を設けた
ことを特徴とする自動製氷機。 - 前記アキュームレータ(40)には、除氷工程において前記蒸発器(14)に供給されたホットガスが流入し、前記熱交換手段(60)によるアキュームレータ(40)の液化冷媒と前記給水タンク(28)に貯留された製氷水との熱交換は、除氷工程の間遮断される請求項1記載の自動製氷機。
- 前記熱交換手段(60)は、製氷工程において、前記給水タンク(28)に貯留された製氷水が予め設定された下限温度(TU)より高い場合に、前記アキュームレータ(40)の液化冷媒と該製氷水との熱交換を許容すると共に、前記製氷水が前記下限温度(TU)以下の場合に、前記液化冷媒と前記製氷水との熱交換を遮断する切替部(66)を備えている請求項1または2記載の自動製氷機。
- 前記熱交換手段(60)は、前記アキュームレータ(40)の液化冷媒に接触すると共に前記給水タンク(28)に貯留された製氷水に非接触な第1伝熱部(62)と、前記液化冷媒に非接触であると共に前記製氷水に接触する第2伝熱部(64)と、両第1,第2伝熱部(62,64)に接触する接触位置および両第1,第2伝熱部(62,64)から離間する非接触位置の間で変位可能な前記切替部(66)とを有する請求項3記載の自動製氷機。
- 前記熱交換手段(50,60)は、前記給水タンク(28)に貯留された製氷水に浸漬される請求項1〜4の何れか一項に記載の自動製氷機。
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