JP5139141B2 - 流下式製氷機の運転方法 - Google Patents

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Description

この発明は、流下式製氷機の運転方法に関するものであって、更に詳細には、除氷運転に際し、蒸発器にホットガスを供給すると共に製氷部に除氷水を供給して、製氷部から氷を離脱させる流下式製氷機の運転方法に関するものである。
レストラン等の厨房に設置されて氷を連続的に製造する自動製氷機として、蒸発管(蒸発器)に供給される冷媒により製氷部を冷却して氷を製造する流下式の自動製氷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。流下式製氷機は、圧縮機、凝縮器等から構成される冷凍系と、一対の製氷板および蒸発管からなる製氷部とを備え、冷凍系と蒸発管とは冷媒配管を介して接続されている。前記冷媒配管における圧縮機の下流には、凝縮器をバイパスするホットガス管が接続され、該ホットガス管の下流端は、該凝縮器の下流側で冷媒配管に接続している。このホットガス管の途中には、ホットガス弁が介挿され、該ホットガス弁を開閉することでホットガスの供給が制御される。前記製氷部の上方には、製氷水供給管および除氷水供給管を備えた二重管が配設され、両供給管を介して製氷水または除氷水を製氷部へ供給するようになっている。
製氷運転においては、前記製氷水供給管から製氷板の製氷面に製氷水が供給されると共に、前記冷凍系からの冷媒が冷媒配管を介して蒸発管に供給され、該蒸発管に接触する製氷板を冷却して製氷面に氷を製造するようになっている。また、除氷運転においては、前記ホットガス弁が開放されてホットガスが蒸発管へ供給され、該ホットガスにより前記製氷板を加熱する。また、前記除氷水供給管から常温の除氷水が製氷板の裏面に供給され、該除氷水およびホットガスによる加熱により、製氷板と氷との氷結が融解し、該氷が製氷板から離脱されるようになっている。なお、蒸発管の出口側に蒸発管サーモが設けられ、該サーモにより製氷板と熱交換したホットガスの温度を検知して除氷運転を終了させる際に参照される。
前記流下式製氷機において、除氷運転を終了させるタイミングの決定手順について簡単に説明する。図5は、除氷運転中における前記蒸発管サーモの検知値の時間変化を示しており、除氷運転の進行と共に蒸発管サーモの検知値(ホットガスの温度)は上昇する。そして、蒸発管サーモの検知値が所定の除氷完了参照温度に到達すると、図示しない制御手段がタイマーを作動させるようになっている。なお、除氷完了参照温度とは、各流下式製氷機の特性に合わせて経験的に定められるものである。そして、前記タイマーが所定の遅延時間をカウントアップしたときに(図5の除氷完了時刻)、制御手段は除氷運転を終了させるようになっている。なお、次回の製氷水として使用される除氷水の余剰水は排出されることから、除氷水の使用量を抑制するべく、前記除氷完了参照温度に到達した後、所定のタイミング(給水完了時刻)で制御手段は給水弁を閉成して除氷水の供給を停止し、ホットガスのみによる除氷を行なう。
特開2006−78068号公報
ところが、夏場等において除氷水の温度が除氷完了参照温度よりも高い場合、ホットガスの温度が実際には除氷完了参照温度に到達していないにも拘らず、蒸発管サーモが除氷完了参照温度を検知してしまうことがある。そうすると、除氷運転を終了するタイミングが早まって、除氷が完全に行なわれないまま製氷運転に移行し、多重製氷が発生することがあった。この多重製氷により大径の異形氷が発生して、流下式製氷機が故障する要因となる。すなわち、従来の流下式製氷機では、予め設定された除氷完了参照温度および遅延時間により、実際の除氷の進行度合に拘らず、一律的に除氷運転の終了タイミングを決定しているため、上記の問題を招来していた。
そこで、本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、適正なタイミングで除氷運転を終了させて多重製氷の発生を防止し得る流下式製氷機の運転方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本願の請求項1に係る発明の流下式製氷機の運転方法は、
除氷運転に際し、製氷部に配設した蒸発器にホットガスを供給すると共に、該製氷部に除氷水を供給して、製氷部の製氷面から氷を離脱するようにした流下式製氷機において、
前記蒸発器の出口側に、前記製氷部と熱交換したホットガスの温度を検知する温度検知手段を設け、
除氷運転開始から給水時間を経過した給水完了時刻に、前記製氷部への除氷水の供給を停止し、
前記給水完了時刻から第1遅延時間を経過した基準時刻での前記温度検知手段の検知値を基準温度に設定し、
前記基準温度に予め設定された加算温度を加えて除氷完了参照温度を算出し、
前記温度検知手段の検知値が前記除氷完了参照温度に達したときの参照温度到達時刻から第2遅延時間を経過したときに除氷運転を終了させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、除氷完了参照温度を現実の除氷の進行度合に応じて変化させ、適正なタイミングで除氷運転を終了するようにしたので、多重製氷の発生を防止し得る。
請求項2に係る発明では、加算温度は、製氷部に供給される除氷水の温度と基準除氷水温度との温度差に応じて設定される。
請求項2の発明によれば、加算温度を除氷水の温度に応じて決定することで、より適正なタイミングで除氷運転を終了し得る。
本発明に係る流下式製氷機の運転方法によれば、適正なタイミングで除氷運転を終了して、多重製氷の発生を防止し得る。
次に、本発明に係る流下式製氷機の運転方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、実施例に係る流下式製氷機10の概略構成を示す。流下式製氷機10は、所定間隔離間して垂直に対向配置した一対の製氷板12,12の間に、冷凍系から導出して水平方向に蛇行する蒸発管(蒸発器)14が密着固定されて製氷部Mが構成されている。製氷部Mの直下には、除氷運転により製氷板12,12から離脱されて落下する氷を、下方に配設した図示しない貯氷庫に案内する案内板20,20が傾斜配置されている。各案内板20には複数の通孔22が穿設されており、製氷運転の際に製氷板12の表面(製氷面32)に供給された製氷水の未氷結水が、該通孔22を介して下方の製氷水タンク26に回収されるようにしてある。また、この製氷水タンク26には、除氷運転に際して製氷板12の裏面28に供給された除氷水も回収され、該除氷水が次回の製氷運転時の製氷水として使用されるようになっている。
前記製氷部Mの上方には、製氷水を各製氷板12の製氷面32に供給可能な製氷水供給管34および除氷水を前記裏面28に供給可能な除氷水供給管36を夫々有した二重管38が配設されている。前記製氷水供給管34は、循環ポンプ40が途中に介挿された製氷水給水管42を介して前記製氷水タンク26に接続されている。そして、前記循環ポンプ40により製氷水タンク26内の製氷水が圧送され、製氷水供給管34を介して各製氷板12の製氷面32に製氷水を供給するよう構成される。
前記除氷水供給管36は、外部水道源(図示せず)に接続された除氷水給水管48と連通接続され、該除氷水給水管48には、後述する制御手段44により開閉制御される給水弁46が介挿されている。すなわち、除氷運転に際して、前記蒸発管14にホットガスを循環させると共に、除氷水供給管36から除氷水を製氷板12,12の裏面28,28に供給することで、製氷部Mを加熱するようになっている。前記除氷水給水管48には、該給水管48を流通する除氷水の温度を検知する給水管サーモ50が設けられている。
前記蒸発管14の出口側には、蒸発管サーモ(温度検知手段)52が設けられ、蒸発管14を流通する間に製氷部Mと熱交換したホットガスの温度を検知するようになっている。この蒸発管サーモ52は、蒸発管14の出口側であって除氷水が飛散しない位置に設けられ、除氷水の温度による影響を受けないようになっている。また、蒸発管サーモ52は、後述するアキュムレータ62から一定間隔離間しており、該アキュムレータ62による温度の影響も受けることはない。前記制御手段44には、図2に示すように、タイマー53が内蔵され、該タイマー53は、後述するように、所定のタイミングで予め設定された給水時間δtおよび第1,第2遅延時間δt’,δt’’をカウントするようになっている。また、制御手段44は演算部55を備えており、該演算部55は、除氷運転を終了させるタイミングを計る際に参照される除氷完了参照温度Tおよび該参照温度Tを決定するための加算温度ΔTを算出するようになっている(図3参照)。制御手段44には、入力側に前記給水管サーモ50および蒸発管サーモ52が接続されると共に、出力側に前記給水弁46およびホットガス弁HV(後述)が接続され、両サーモ50,52での検知値に基づいて、給水弁46およびホットガス弁HVを開閉し、除氷運転の進行を統括的に制御する。
なお、流下式製氷機10における冷凍系については、従来の構成と基本的に同一であって、圧縮機54で圧縮された気化冷媒が、吐出管68を経て凝縮器56で凝縮液化し、ドライヤ58で脱湿された後キャピラリーチューブ60で減圧され、蒸発管14に流入してここで一挙に膨張して蒸発し、製氷板12,12と熱交換を行なって、各製氷板12を氷点下にまで冷却させる。この蒸発管14で蒸発した気化冷媒と未蒸発の液化冷媒とは、気液混相状態でアキュムレータ62に流入し、ここで気液分離がなされる。そして気相冷媒は、吸入管64を経て圧縮機54に帰還し、液相冷媒は当該アキュムレータ62内に貯留される。
前記圧縮機54の吐出管68からホットガス管66が分岐され、このホットガス管66はホットガス弁HVを経て、蒸発管14の入口側に連通されている。このホットガス弁HVは、除氷運転の際にのみ開放し、製氷運転時は閉成する制御がなされる。すなわち徐氷運転においては、前記圧縮機54から吐出されたホットガスがホットガス管66を介して蒸発管14に流入し、製氷板12,12との間で熱交換した後に、該蒸発管14から流出したホットガスは、アキュムレータ62に流入し、このアキュムレータ62中に滞留している液相冷媒を加熱して蒸発させ、気相冷媒として吸入管64から圧縮機54に再び帰還させる。
(実施例の作用)
次に、実施例に係る流下式製氷機10の運転方法につき、図3および図4を参照して、除氷運転を適正なタイミングで終了させる方法を中心に説明する。なお、図3は、除氷運転中における蒸発管サーモ52の検知値の時間変化を示すグラフであり、(a)は給水完了時(給水完了時刻t)に氷が製氷板12に残留している場合(以下、残留温度曲線という)を示し、(b)は給水完了時刻tに氷が製氷板12に残留していない場合(以下、非残留温度曲線という)を示す。また、図4は、除氷運転での運転手順を示すフローチャートである。
除氷運転が開始(ステップS1)すると、前記制御手段44は、前記給水弁46を開放して、除氷水を製氷板12,12の裏面28,28に供給すると共に、前記ホットガス弁HVを開放して、冷凍系から蒸発管14にホットガスを供給する。また、除氷運転の開始と同時に、制御手段44はタイマー53を作動させて、所定の給水時間δtをカウントさせる(ステップS2)。なお、この給水時間δtは、流下式製氷機10の冷却能力や製氷部Mの大きさ、設置環境等に応じて予め設定され、少なくとも、次回の製氷に必要な量の除氷水は供給される。
次いで、前記給水管サーモ50が除氷水の温度を検知し(ステップS3)、該検知値に基づいて、演算部55が加算温度ΔTを算出する。この加算温度ΔTとは、後述する除氷完了参照温度Tを算出するための補正値として後のステップで使用される。前記演算部55には、加算温度ΔTを決定する際の基準となる基準除氷水温度が記憶されており、該基準除氷水温度と給水管サーモ50での検知値との差に応じて、加算温度ΔTの値を決定するようになっている(ステップS4)。すなわち、除氷水の温度が基準除氷水温度に対して高い場合(ステップS4のYes)、演算部55は加算温度ΔTを小さく設定する(ステップS5)。一方、除氷水の温度が基準除氷水温度に対して低い場合(ステップS4のNo)、演算部55は加算温度ΔTの値を大きく設定する(ステップS6)。具体的な加算温度ΔTの値としては、例えば2±1[K]に設定される。
除氷運転が進行することで、次第に氷が製氷面32から落下していき、ホットガスと製氷板12との熱交換量が小さくなる。そのため、図3に示すように、蒸発管サーモ52の検知値(蒸発管14の出口側でのホットガスの温度)は、次第に上昇していく。なお、残留温度曲線および非残留温度曲線の変化率(温度上昇の割合)は、略同一である。そして、前記タイマー53が給水時間δtをカウントアップすると(ステップS7のYes,図3の給水完了時刻t)、制御手段44は給水弁46を閉成して除氷水の供給を停止させる(ステップS8)。このとき、除氷水の供給が停止されると、製氷部Mに対する加熱はホットガスのみとなる。すると、図3(a)に示すように、給水完了時刻tにおいて製氷板12に氷が残留している場合、製氷板12は残留する氷によって一時的に冷却され、ホットガスの温度(蒸発管サーモ52の検知値)は一旦低下する。その後、ホットガスの温度は上昇に転じるので、残留温度曲線には、給水完了時刻tにおいて凸状の変曲点Pが形成される。一方、図3(b)の非残留温度曲線に示すように、給水完了時刻tにおいて氷が製氷板12に残留していない場合、ホットガスの温度上昇は緩やかになるものの、ホットガスの一時的な温度低下はみられず、線形的な増加は維持される。
また、前記制御手段44は、除氷水の供給の停止と同時にタイマー53をリセットして、該タイマー53に第1遅延時間δt’をカウントさせる(ステップS8)。なお、この第1遅延時間δt’は、例えば、蒸発管サーモ52の検知値が給水完了時刻tから前記変曲点Pの頂部に至るまでの間の時間に設定される(例えば、5秒〜10秒)。そして、タイマー53が第1遅延時間δt’をカウントアップし、基準時刻tに到達すると(ステップS9のYes)、制御手段44は、そのときの蒸発管サーモ52の検知値を基準温度Tに設定する(ステップS10)。なお、図3に示すように、この基準温度Tは、残留温度曲線および非残留温度曲線の何れにおいても略同一の値となる。すると、前記演算部55は、この基準温度Tに、前述した加算温度ΔTを加えて、除氷完了参照温度Tを算出する(T=T+ΔT,ステップS11)。そして、制御手段44は、蒸発管サーモ52の検知値が、この算出した除氷完了参照温度Tに到達するまで除氷運転を継続する。なお、前述の如く基準温度Tは、残留温度曲線および非残留温度曲線の何れも略同一であるので、除氷完了参照温度Tも略同一の値に設定される。
除氷運転が進行し、蒸発管サーモ52の検知値が除氷完了参照温度Tに到達すると(ステップS12のYes,図3の参照温度到達時刻t)、前記制御手段44は、再びタイマー53を作動させて、第2遅延時間δt’’をカウントさせる(ステップS13)。そして、前記タイマー53が第2遅延時間δt’’をカウントアップしたときに(ステップS14のYes,図3の除氷完了時刻t)、制御手段44は除氷が完了したとみなして、除氷運転を終了させる(ステップS15)。すなわち、前記ホットガス弁HVを閉成して蒸発管14へのホットガスの供給を停止させ、製氷運転へ移行させる(ステップS16)。
ここで、図3に示すように、残留温度曲線においては、前記変曲点Pが生じることで除氷完了参照温度Tに到達するのに要する時間は長くなる。一方、非残留温度曲線の場合、除氷水の停止後も単調増加を続けるので、除氷完了参照温度Tに到達する時刻は短くなる。従って、実施例に係る運転方法によれば、除氷完了時刻tは、残留温度曲線の方が非残留温度曲線の場合に比べて長く設定される。すなわち、従来例の如く、一律的なタイミングで除氷運転を終了させるのでなく、給水完了時刻tにおける製氷板12に残留する氷の有無によって、除氷運転を終了させるタイミングが前後されるので、適正なタイミングで除氷運転を終了させることができる。従って、製氷板12に氷が残留しているのに拘らず除氷運転が終了し、製氷運転が実行されてしまう多重製氷を好適に防止することができる。
なお、実施例では、除氷水の温度と基準除氷水温度との温度差に応じて加算温度ΔTを決定した。しかしながら、例えば、除氷水の温度が所定温度以上であれば、一定の加算温度ΔTを用いると共に、また、実施例では、給水管サーモ50により除氷水の温度を直接的に検知したが、除氷水供給中の蒸発管サーモ52の検知値から間接的に除氷水の温度を推定するようにしてもよい。
実施例に係る流下式製氷機の概略構成図である。 制御手段の制御構成を示すブロック図である。 除氷運転中の蒸発管サーモの検知値の時間変化を示すグラフであって、(a)は給水完了時刻において製氷板に氷が残留している場合を示し、(b)は給水完了時刻において製氷板に氷が残留していない場合を示す。 流下式製氷機の除氷運転での運転方法を示すフローチャート図である。 従来例に係る流下式製氷機における蒸発管サーモの検知値の時間変化を示すグラフである。
符号の説明
14 蒸発管(蒸発器),32 製氷面,52 蒸発管サーモ(温度検知手段)
M 製氷部,T 基準温度,T 除氷完了参照温度,ΔT 加算温度
給水完了時刻,t 基準時刻,t 参照温度到達時刻,δt 給水時間
δt’ 第1遅延時間,δt’’ 第2遅延時間

Claims (2)

  1. 除氷運転に際し、製氷部(M)に配設した蒸発器(14)にホットガスを供給すると共に、該製氷部(M)に除氷水を供給して、製氷部(M)の製氷面(32)から氷を離脱するようにした流下式製氷機において、
    前記蒸発器(14)の出口側に、前記製氷部(M)と熱交換したホットガスの温度を検知する温度検知手段(52)を設け、
    除氷運転開始から給水時間(δt)を経過した給水完了時刻(t0)に、前記製氷部(M)への除氷水の供給を停止し、
    前記給水完了時刻(t0)から第1遅延時間(δt’)を経過した基準時刻(t1)での前記温度検知手段(52)の検知値を基準温度(T1)に設定し、
    前記基準温度(T1)に予め設定された加算温度(ΔT)を加えて除氷完了参照温度(T2)を算出し、
    前記温度検知手段(52)の検知値が前記除氷完了参照温度(T2)に達したときの参照温度到達時刻(t2)から第2遅延時間(δt’’)を経過したときに除氷運転を終了させる
    ことを特徴とする流下式製氷機の運転方法。
  2. 前記加算温度(ΔT)は、製氷部(M)に供給される除氷水の温度と基準除氷水温度との温度差に応じて設定される請求項1記載の流下式製氷機の運転方法。
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