JP4954684B2 - 自動製氷機の運転方法 - Google Patents
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Description
製氷運転時に、圧縮機から冷却ファンで冷却される凝縮器および膨張手段を介して蒸発器へ冷媒を供給すると共に、蒸発器により冷却された製氷部へ製氷水を供給して氷塊を生成し、除氷運転時に、ホットガス弁の開放により圧縮機から蒸発器にホットガスを直接供給することで、蒸発器の加熱により前記製氷部から離氷させるようにした自動製氷機の運転方法において、
除氷運転に際し、前記凝縮器の周辺に設けられた温度検知手段で検知した該凝縮器の周囲温度が、予め設定した設定温度以下の場合は、除氷過程の間で前記ホットガス弁を所定時間だけ閉成して、前記冷却ファンを停止した状態で、前記凝縮器および膨張手段を介して前記蒸発器へホットガスを供給する時間帯を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、凝縮器の周囲温度が設定温度以下の場合は、除氷過程の間で冷却ファンを停止した状態で凝縮器にホットガスを供給することで、凝縮器の圧力を上昇させることができる。これにより、凝縮器に滞留している液化冷媒の気化を促すことができ、滞留した液化冷媒に起因するホットガスの循環量の低下を解消することができる。
請求項2に係る発明によれば、除氷運転開始と同時にホットガス弁を開放することで、蒸発器に滞留した液化冷媒の循環を促すことができる。この後、ホットガス弁を閉成することで、充分な量のホットガスを凝縮器に供給することができる。すなわち、ホットガスの供給量を多く確保することができ、凝縮器における液化冷媒の滞留状態をより円滑に解消し得る。
請求項3に係る発明によれば、圧縮機の起動時における除氷運転では、蒸発器の温度が製氷完了時と比べて高く、蒸発器における液化冷媒の滞留量が少ないから、除氷運転開始からホットガス弁を遅延させて開放するように設定することで、無駄なく凝縮器における液化冷媒の滞留状態を解消し得る。
次に、実施例に係る自動製氷機の運転方法の作用について、図3〜図5のフローチャートおよび図6および図7のタイミングチャートを参照して説明する。図3に示すように、自動製氷機を起動すると、構成機器を保護するために制御手段Cに設定した保護時間だけ遅延させて(ステップS1)、除氷運転が開始される(ステップS10)。先ず、温度検知手段THで検知した周囲温度が、設定温度以下であるか否かが判定される(ステップS11)。温度検知手段THによる周囲温度の検知結果が設定温度を上回る場合は、通常起動工程に移行し(ステップS12)、自動製氷機の設置環境が低温域にあって設定温度以下となる場合は、低温起動工程に移行する(ステップS16)。通常起動工程では、冷却ファンFM、製氷水ポンプPMは停止状態が維持され、圧縮機CMが駆動される(ステップS13)。また、ホットガス弁HVを開放して蒸発器14にバイパス管24aを介してホットガスが供給されると共に、開閉モータAMが駆動されて水皿開閉機構28の付勢により水皿16が下方へ向けて傾動される(ステップS13)。水皿16が開放位置まで到来すると、切替スイッチSWの検知により開閉モータAMが停止され(ステップS14,S15)、水皿16が製氷小室12aを開放した開放位置で停止される。バイパス回路24にホットガスを循環させることで、ホットガスによって蒸発器14が加熱されて製氷室12の温度を徐々に上昇させる。
本発明は、実施例の構成に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1)実施例の製氷機構は、水皿により製氷室を開閉する所謂クローズドセル方式であるが、これに限定されず、オープンセル方式や流下式等の除氷運転においてホットガスを利用する製氷機構であれば、前述した運転方法を適用し得る。
(2)低温除氷工程におけるホットガス弁の開閉を計時手段ではなく、水皿開閉機構による水皿の開閉に連動させてもよい。
(3)ホットガス弁は、電磁弁や電動弁等が好適に採用されるが、制御手段の制御によって任意に動作(バイパス管の開閉)するものであれば特に限定されない。
(4)実施例では、計時手段が開放時間を1回計時した後に、閉成時間を1回計時する態様について説明したが、ホットガス弁を閉成した後に開放する態様であっても、開放時間と閉成時間とを複数回交互に計時する態様であってもよい。
(5)除氷運転の開始時に、毎回温度検知手段の温度検知結果を参照するステップを有する場合について説明したが、これに限定されず、除氷運転の複数回毎や月日毎等で検知する態様であってもよい。
(6)低温起動工程では、ホットガス弁の開放制御を水皿の下方傾動に連動させたが、低温除氷工程と同様に、除氷運転の開始と共に起動する計時手段による計時に基づいてホットガス弁の開閉を行なってもよい。
(7)周囲温度が設定温度を上回る場合において、バイパス回路に温度検知手段を設け、除氷運転開始時に温度検知手段の検知した温度が設定値より高い場合に、ホットガス弁を所定時間閉成すると共に、冷却ファンを駆動することで、除氷過程において蒸発器の過熱を防ぐために冷凍サイクルを行なってもよい。
EV 膨張手段,HV ホットガス弁,TH 温度検知手段
Claims (3)
- 製氷運転時に、圧縮機(CM)から冷却ファン(FM)で冷却される凝縮器(CD)および膨張手段(EV)を介して蒸発器(14)へ冷媒を供給すると共に、蒸発器(14)により冷却された製氷部(12)へ製氷水を供給して氷塊を生成し、除氷運転時に、ホットガス弁(HV)の開放により圧縮機(CM)から蒸発器(14)にホットガスを直接供給することで、蒸発器(14)の加熱により前記製氷部(12)から離氷させるようにした自動製氷機の運転方法において、
除氷運転に際し、前記凝縮器(CD)の周辺に設けられた温度検知手段(TH)で検知した該凝縮器(CD)の周囲温度が、予め設定した設定温度以下の場合は、除氷過程の間で前記ホットガス弁(HV)を所定時間だけ閉成して、前記冷却ファン(FM)を停止した状態で、前記凝縮器(CD)および膨張手段(EV)を介して前記蒸発器(14)へホットガスを供給する時間帯を設けた
ことを特徴とする自動製氷機の運転方法。 - 前記温度検知手段(TH)で検知した凝縮器(CD)の周囲温度が前記設定温度以下の場合において、除氷運転開始と同時に前記ホットガス弁(HV)を開放した後、該ホットガス弁(HV)を閉成および開放する工程を所定回数繰返すように設定した請求項1記載の自動製氷機の運転方法。
- 前記圧縮機(CM)の起動時における除氷運転において、前記温度検知手段(TH)で検知した凝縮器(CD)の周囲温度が設定温度以下の場合は、除氷運転開始から前記ホットガス弁(HV)を遅延させて開放するように設定した請求項1記載の自動製氷機の運転方法。
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