JP7002281B2 - 製氷機 - Google Patents

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Description

本発明は、製氷運転と除氷運転とを繰り返し実行して氷を製造する製氷機に関する。
特許文献1には製氷部で氷を製造する製氷機が開示されている。特許文献1の製氷機は、製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、製氷部との間で循環供給する製氷水を貯える製氷水タンクと、製氷水タンク内の製氷水を製氷部に送出する送水ポンプと、製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、冷凍装置と送水ポンプの作動を制御する制御装置を備えている。この製氷機の冷凍装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器と、凝縮器にて液化させた液化冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張弁により膨張させた液化冷媒を気化させて製氷部を冷却する蒸発器と、圧縮機から蒸発器にホットガスを送出するホットガス経路と、ホットガス経路に介装されたホットガス弁とを有している。
この製氷機では、圧縮機から圧送されて凝縮器にて液化させた液化冷媒を膨張弁にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を蒸発器にて気化させた気化熱により製氷部を冷却し、送水ポンプにより送出された製氷水を製氷部で凍結させて氷を製造する製氷運転と、製氷運転後に、ホットガス弁を開放することで圧縮機から送られるホットガス冷媒を蒸発器に送出して製氷部を加温し、製氷部から氷を離脱させる除氷運転とを交互に繰り返し実行させるようにしている。
特開2009-243823号公報
上記の特許文献1の製氷機においては、除氷運転によってホットガス弁を開放して、製氷部の蒸発器にホットガス冷媒を送るようにしたときに、製氷部の蒸発器の入口部と出口部との温度差が大きくなっており、製氷部は蒸発器の入口部と出口部とで生じる大きな温度差により、製氷部に施した鍍金が剥がれるおそれがあった。製氷部の蒸発器の入口部と出口部とで大きな温度差が生じる原因は、ホットガス弁を開放したときに凝縮器に冷媒が残っていることで、製氷部と圧縮機とを循環するホットガス冷媒の流量が不足することに起因していることを新たに知得した。本発明は、製氷運転と除氷運転とを繰り返し実行する製氷機において、除氷運転の際に製氷部における蒸発器の冷媒の入口部と出口部とで温度差を小さくすることを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、製氷部との間で循環供給する製氷水を貯える製氷水タンクと、製氷水タンク内の製氷水を製氷部に送出する送水ポンプと、製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、冷凍装置の作動を制御する制御装置とを備え、冷凍装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器と、凝縮器にて液化させた液化冷媒を制御装置により開度を制御した状態で膨張させる電子膨張弁と、電子膨張弁により膨張させた液化冷媒を気化させて製氷部を冷却する蒸発器と、圧縮機から蒸発器にホットガスを送出するホットガス経路と、ホットガス経路に介装されたホットガス弁とを有し、制御装置は、圧縮機から圧送されて凝縮器にて液化させた液化冷媒を開度を制御した電子膨張弁にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を蒸発器にて気化させた気化熱により製氷部を冷却し、製氷部で送水ポンプにより送出された製氷水を凍結させて氷を製造する製氷運転と、製氷運転後に、ホットガス弁を開放することで圧縮機から送られるホットガス冷媒を蒸発器に送出して製氷部を加温し、製氷部から氷を離脱させる除氷運転とを交互に繰り返し実行させるようにした製氷機であって、制御装置は、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、電子膨張弁を製氷運転の際の開度よりも大きな開度で開放するように制御した製氷機を提供するものである。
この種の製氷機では、除氷運転の際にホットガス弁のみを開放すると、凝縮器に冷媒が滞留して、圧縮機と製氷部の蒸発器とを循環するホットガス冷媒が不足するおそれがある。これに対し、上記のように構成した製氷機においては、制御装置は除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、電子膨張弁を製氷運転の際の開度よりも大きな開度で開放するように制御した。これにより、除氷運転の際に凝縮器に残る冷媒が電子膨張弁を通って製氷部に送出されるようになるので、凝縮器に冷媒が滞留しないようになり、圧縮機と製氷部の蒸発器とを循環するホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部の冷媒の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができた。
上記のように構成した製氷機を設置した場所の外気温が高い状態で、除氷運転の際に電子膨張弁を開放すると、製氷部が早く加温されるために除氷に要する時間が短くなる。製氷部を加温する時間が短いと、製氷部における蒸発器の冷媒の入口部近傍で除氷がされるものの、製氷部における蒸発器の冷媒の出口部近傍で除氷がされないこととなる。この状態で再び製氷運転を実行すると、製氷部の蒸発器の出口部近傍で除氷されずに残る氷がさらに肥大化した状態で製氷されるおそれがある。
このため、上記のように構成した製氷機においては、製氷機を設置した場所の温度を検出する温度センサを設け、制御装置は、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、温度センサの検出温度が所定温度以下であるときにのみ、電子膨張弁を開放するように制御するのが好ましい。これにより、温度センサの検出温度が所定温度以下であるときには、除氷運転の際に凝縮器に残る冷媒が電子膨張弁を通って製氷部に送出されるようになるので、凝縮器に冷媒が滞留しないようになり、圧縮機と製氷部の蒸発器とを循環するホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部の冷媒の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができる。また、温度センサの検出温度が所定温度より高いときには、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、電子膨張弁を開放せずに閉止されたままとなり、製氷部に送出される冷媒量を抑えることで、製氷部を加温する時間を長くして、製氷部の全体が除氷されるようにすることができた。
上記のように構成した製氷機においては、制御装置は、製氷運転の終了する直前にホットガス弁を開放及び閉止する動作を繰り返し実行したときに、ホットガス弁を開放したときに電子膨張弁を直前の開度よりも大きくなるように制御し、ホットガス弁を閉止したときに電子膨張弁の開度を大きくする前の開度に戻すように制御するのが好ましい。このようにしたときには、除氷運転をするときに製氷部から氷を離脱させやすくすることができた。
本発明は上記課題を解決するための他の実施形態として、製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、製氷部との間で循環供給する製氷水を貯える製氷水タンクと、製氷水タンク内の製氷水を製氷部に送出する送水ポンプと、製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、冷凍装置の作動を制御する制御装置とを備え、冷凍装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器と、凝縮器にて液化させた液化冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張弁により膨張させた液化冷媒を気化させて製氷部を冷却する蒸発器と、圧縮機から蒸発器にホットガスを送出するホットガス経路と、ホットガス経路に介装されたホットガス弁とを有し、制御装置は、圧縮機から圧送されて凝縮器にて液化させた液化冷媒を膨張弁にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を蒸発器にて気化させた気化熱により製氷部を冷却し、製氷部で送水ポンプにより送出された製氷水を凍結させて氷を製造する製氷運転と、製氷運転後に、ホットガス弁を開放することで圧縮機から送られるホットガス冷媒を蒸発器に送出して製氷部を加温し、製氷部から氷を離脱させる除氷運転とを交互に繰り返し実行させるようにした製氷機であって、膨張弁には製氷部の温度に応じて開度が調整される感温式膨張弁を採用するとともに、制御装置の制御によって開閉制御される電磁弁を感温式膨張弁に対してのみ並列に設け、制御装置は、製氷運転の際には電磁弁を閉止するように制御し、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、電磁弁を開放するように制御したことを特徴とする製氷機を提供するものである。
この種の製氷機では、除氷運転の際にホットガス弁のみを開放すると、凝縮器に冷媒が滞留して、圧縮機と製氷部の蒸発器とを循環するホットガス冷媒が不足するおそれがある。上記のように構成した製氷機においては、膨張弁には製氷部の温度に応じて開度が調整される感温式膨張弁を採用するとともに、制御装置の制御によって開閉制御される電磁弁を感温式膨張弁に対してのみ並列に設け、制御装置は、製氷運転の際には電磁弁を閉止するように制御し、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに、電磁弁を開放するように制御した。これにより、除氷運転の際に凝縮器に残る冷媒が開放された電磁弁を通って製氷部に送出されるようになるので、凝縮器に冷媒が滞留しないようになり、圧縮機と製氷部の蒸発器とを循環するホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部の冷媒の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができた。
本発明の第1実施形態の製氷機の概略図である。 制御装置のブロック図である。 第2実施形態の製氷機の概略図である。 第3実施形態の製氷機の概略図である。
以下に、本発明の製氷機の実施形態を図面を用いて説明する。図1に示したように、第1実施形態の製氷機10は、製氷部11に設けた下向きに開口する多数の製氷小室13を水皿22により開閉自在に閉成し、水皿22から各製氷小室13へ製氷水を噴射送出して氷を製造する所謂クローズドセルタイプの製氷機である。この製氷機10は、製氷部11にて製氷水を凍結させる製氷運転と、製氷部11にて凍結させた氷を製氷部11から除く除氷運転を交互に実行して氷を製造するものであり、製氷部11を冷却及び加温する冷凍装置30の膨張弁に制御装置40の制御により開度が調整可能な電子膨張弁33を採用したものである。
製氷部11は、水平に配置された下面が開口した浅い箱形をし、仕切部材12によって多数の製氷小室13が形成されている。また、製氷部11の下方には各製氷小室13にて製造した氷を貯える貯氷庫14が設けられている。
製氷機10は製氷部11に製氷水を送出する送水部20を備えている。送水部20は製氷水タンク21を下部に一体的に備えた水皿22を備えている。製氷水タンク21は製氷部11に循環供給する製氷水を貯えるものである。水皿22は製氷部11の下側に接近して製氷小室13を閉止する閉止位置と、製氷部11の下側から離間して製氷小室13を開放する開放位置との間で傾動可能に支持されている。水皿22には閉止位置と開放位置との間で傾動させる開閉機構23が設けられており、水皿22は開閉機構23によって製氷部11の製氷小室13を開閉している。開閉機構23はアクチュエータモータ23aを備え、アクチュエータモータ23aの駆動により水皿22を閉止位置と開放位置との間で傾動させるものである。
送水部20には製氷水タンク21に製氷水を供給する給水手段24と、製氷水タンク21内の製氷水を製氷小室13に噴射送出させる送水ポンプ25が設けられている。給水手段24は製氷水タンク21に接続された給水管24aと、給水管24aに介装された給水弁24bとを備え、給水管24aから送られる製氷水は給水弁24bの開放によって製氷水タンク21に供給される。製氷水タンク21に供給された製氷水は送水ポンプ25により製氷小室13に噴射送出される。
製氷機10は、製氷部11を製氷運転際に冷却及び除氷運転の際に加温する冷凍装置30を備えている。冷凍装置30は、冷媒を圧縮する圧縮機31と、圧縮機31から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器32と、凝縮器32にて液化させた液化冷媒を膨張させて低圧の液化冷媒とする電子膨張弁33と、電子膨張弁33により膨張させた液化冷媒を気化させて製氷部11を冷却する蒸発器34とを備えている。冷凍装置30は圧縮機31、凝縮器32、電子膨張弁33及び蒸発器34が冷媒管によって環状に接続されて冷凍回路を構成している。電子膨張弁33は後述する制御装置40の制御信号により開度が調整可能な膨張弁(電動膨張弁)である。蒸発器34は製氷部11の上面に蛇行配置されており、製氷部11は蒸発器34を通過する液化冷媒が気化するときの気化熱によって冷却される。また、電子膨張弁33は除氷運転の際にも開度が調整されるように制御されており、除氷運転の際に凝縮器32に冷媒が滞留しないようにしてしている。
また、冷凍装置30は除氷運転をするときに蒸発器34にホットガスを供給するホットガス管(ホットガス経路)35を備えている。ホットガス管35は圧縮機31の下流と蒸発器34の上流とを接続して、圧縮機31からのホットガスを蒸発器34に導くようにしている。ホットガス管35には電磁弁よりなるホットガス弁36が介装されており、圧縮機31から送られるホットガスはホットガス弁36の開放によってホットガス管35を通って蒸発器34に導かれる。除氷運転時に、ホットガスがホットガス弁36の開放によって蒸発器34に導かれると、製氷部11の製氷小室13内はホットガスにより加温され、製氷小室13内で凍結した氷が除氷される。
製氷部11には温度センサ37が設けられており、温度センサ37は製氷部11の温度を検出する。温度センサ37は主として製氷運転をするときに電子膨張弁33の開度を調整する制御に用いられるだけでなく、製氷運転をするときの製氷の完了及び除氷運転をするときの除氷の完了を検知するのに用いられる。なお、この実施形態では、温度センサ37を製氷部11の中央部に設けたが、本発明はこれに限られるものでなく、温度センサ37を製氷部11の蒸発器34の冷媒の入口部及び/または出口部に設けたものであってもよいし、温度センサ37を製氷水タンク21内に設けて、製氷水の温度から間接的に製氷部11の温度を検知するようにしたものであってもよい。
製氷機10は制御装置40を備えており、図2に示したように、この制御装置40は、開閉機構23のアクチュエータモータ23a、給水弁24b、送水ポンプ25、冷凍装置30の圧縮機31と、ホットガス弁36と、温度センサ37に接続されている。制御装置40はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。制御装置40は製氷部11にて製氷水を凍結させて氷を製造する製氷運転と、製氷運転により製氷部11にて凍結させた氷を除氷する除氷運転とを繰り返し実行する製氷プログラムを有している。
次に、製氷機10の製氷プログラムについて説明する。製氷機10の始動時には予備的に除氷運転を実行し、製氷部11の製氷小室13内に氷が必ず残っていない状態とする。除氷運転では、圧縮機31を作動させた状態でホットガス弁36を開放するとともに、開閉機構23のアクチュエータモータ23aにより水皿22を開放位置に傾動させる。また、制御装置40は製氷運転だけでなく除氷運転を実行するときにも電子膨張弁33を開放するように制御しており、具体的には、制御装置40は製氷運転にて製氷部11を0℃以下となったときに制御する開度よりも大きな開度(必要に応じて全開)で電子膨張弁33を開放するように制御している。なお、ホットガス弁36を開放しているときには、凝縮器32の冷却ファン(図示省略)は停止するように制御されている。圧縮機31から送出されるホットガスの大部分はホットガス管35を通って製氷部11の蒸発器34に導かれて、一部は電子膨張弁33が開放されていることで凝縮器32を通って製氷部11の蒸発器34に導かれる。製氷部11の蒸発器34にはホットガス管35を通ったホットガスとともに凝縮器32を通った液化冷媒が混ざり合って流入し、ホットガスだけよりも温度が低くなるものの、製氷部11の蒸発器34に導かれる冷媒量を多くすることができた。これによって、製氷部11の加温時間が少し長くなるものの、製氷部11の出口部で加温する冷媒が不足しないようにして、製氷部11の入口部と出口部とで温度差が大きくなることなく、製氷部11は加温されるようになっている。
温度センサ37の検出温度が除氷が完了したことを検知する所定温度として5℃以上となると、制御装置40は、製氷部11の製氷小室13に氷が残ってない、即ち除氷が完了していると検知して、ホットガス弁36を閉止する。ホットガス弁36を閉止すると、圧縮機31から圧送された冷媒がホットガス管35を通過しないようになって凝縮器32に送られるようになり、凝縮器32により液化された液化冷媒は電子膨張弁33により膨張して低圧の液化冷媒となり、低圧の液化冷媒は蒸発器34で気化することにより製氷部11を冷却する。また、制御装置40は、開閉機構23のアクチュエータモータ23aにより水皿22を閉止位置に傾動させるとともに、給水弁24bを開放することで製氷水タンク21に製氷水を供給する。制御装置40は製氷水タンク21が所定水位となると給水弁24bを閉止して給水を終了する。
製氷部11にて予め除氷運転を実行した後で、制御装置40は、製氷部11にて製氷運転と除氷運転を繰り返し実行する。上述したように、ホットガス弁36を閉止すると、圧縮機31から圧送された冷媒が凝縮器32により液化されて液化冷媒となり、液化冷媒は電子膨張弁33により膨張して低圧の液化冷媒となって製氷部11の蒸発器34に送られる。このとき、送水ポンプ25によって製氷部11に製氷水を送出開始するまでは、製氷水を冷却する必要がないので、製氷部11を冷却するのに要する負荷が小さく、制御装置40は、電子膨張弁33の開度を最大と最小との中間よりも小さく、具体的には、製氷部11の温度が0℃以下となったときに制御する電子膨張弁33の開度と同等の開度となるように制御している。このように、製氷部11を冷却するのに要する負荷が小さなときには、電子膨張弁33の開度を絞って小さくするようにして、製氷部11を温度の低い冷媒によって素早く冷却するようにしている。
製氷運転では、上記のように製氷部11を十分に冷却した状態で、製氷水タンク21内の製氷水を送水ポンプ25によって製氷部11の各製氷小室13に送出開始する。製氷水タンク21内の製氷水は製氷部11との間を循環する前であるために温度が低くないので、製氷部11で製氷水を冷却するための負荷が高いことになる。製氷部11に製氷水を送出開始するときに、製氷部11の温度が0℃以下となったときに制御する電子膨張弁33の開度と同様の開度で製氷部11に冷媒を送出すると、製氷部11の全体に冷却に必要な冷媒を届けることができないおそれがある。また、製氷部11に多くの冷媒を送る必要があるにもかかわらず、温度センサ37の検出温度に基づいて電子膨張弁33の開度を制御すると、電子膨張弁33の開度を応答性よく制御できないおそれがある。このため、この製氷機10の制御装置40は、製氷水タンク21内の製氷水を送水ポンプ25によって製氷部11の各製氷小室13に送出開始するときに、電子膨張弁33の開度を所定の開度として、製氷部11の温度が0℃以下となったときに制御する電子膨張弁33の開度よりも大きな開度となるように制御している。これによって、製氷水タンク21内の製氷水を送水ポンプ25によって製氷部11の各製氷小室13に送出開始するときに、温度センサ37の検出温度に基づかずに電子膨張弁33の開度を十分な冷媒を送出できる開度で制御して、製氷部11に応答性をよく多くの冷媒を送出することができるようになった。
また、製氷水タンク21内の製氷水を送水ポンプ25によって製氷部11に送出開始してから温度センサ37の検出温度の上昇が停止するまで、上述したように電子膨張弁33を所定の開度以上で制御して、製氷水タンク21内の製氷水が十分に冷却されるまで、製氷部11に応答性をよく多くの冷媒を送出するようにして、製氷水タンク21内の製氷水が冷却される時間を短くするようにしている。また、製氷水タンク21内の製氷水は製氷部11との間を循環して徐々に冷却され、製氷部11の製氷小室13で製氷水を凍結させるには、製氷部11の蒸発器34に送られる冷媒の流量を抑えることで過熱度を上昇させて製氷部11の温度を低く冷却する必要がある。このため、製氷水タンク21の製氷水がある程度冷却されて、温度センサ37の検出温度が下降し始めると電子膨張弁33の開度を小さくするように制御している。これ以後については、制御装置40は、温度センサ37の検出温度に基づいて電子膨張弁33の開度を徐々に小さくするように制御して、製氷部11の製氷小室13内で製氷水を凍結させる。特に、温度センサ37により検出される製氷部11の検出温度が0℃以下となったときには、製氷部11では製氷水を冷却する負荷が小さくなっているので、制御装置40は電子膨張弁33の開度を小さく絞るようにすることで、製氷部11は開度が絞られて温度の低くなった冷媒によって製氷水が凍結するように冷却される。
製氷部11は温度センサ37の検出温度に基づいて電子膨張弁33の開度を制御された状態で冷却され、製氷水タンク21から噴射送出される製氷水は製氷小室13内で徐々に凍結し、製氷水タンク21内の製氷水が徐々に減少する。このとき、温度センサ37の検出温度を-5℃~-15℃となるように電子膨張弁33の開度を制御すると、クラックの少ない透明度の高い氷を製造することができる。温度センサ37の検出温度に基づく製氷の完了の検知としては、製氷部11の温度が0℃に達したときから単位時間毎に検出した温度センサ37の検出温度と単位時間との積である単位積算数値を求め、これら単位積算数値を順次加算した加算合計数値が目標積算値となると、制御装置40は製氷小室13内にブロック形の氷が形成されて製氷が完了したことを検知して、送水ポンプ25の駆動を停止させて製氷運転を終了させる。なお、製氷が完了する直前のタイミングから、電子膨張弁33の開度を大きくすることで、凍結した氷が各製氷小室13内にへばりつくのを抑制できる。
製氷運転後の除氷運転では、制御装置40は、圧縮機31を作動させた状態でホットガス弁36を開放するとともに、開閉機構23のアクチュエータモータ23aにより水皿22を開放位置に傾動させる。また、制御装置40は製氷運転だけでなく除氷運転を実行するときにも電子膨張弁33を開放するように制御しており、具体的には、制御装置40は製氷運転にて製氷部11を0℃以下となったときに制御する開度よりも大きな開度(必要に応じて全開)で電子膨張弁33を開放するように制御している。なお、ホットガス弁36を開放しているときには、凝縮器32の冷却ファン(図示省略)は停止するように制御されている。圧縮機31から送出されるホットガスの大部分はホットガス管35を通って製氷部11の蒸発器34に導かれて、一部は電子膨張弁33が開放されていることで凝縮器32を通って製氷部11の蒸発器34に導かれる。製氷部11の蒸発器34にはホットガス管35を通ったホットガスとともに凝縮器32を通った液化冷媒が混ざり合って流入し、ホットガスだけよりも温度が低くなるものの、製氷部11の蒸発器34に導かれる冷媒量を多くすることができた。これによって、製氷部11の加温時間が少し長くなるものの、製氷部11の出口部で加温する冷媒が不足しないようにして、製氷部11の入口部と出口部とで温度差が大きくなることなく、製氷部11は加温されるようになっている。
製氷完了時の製氷部11の温度は約-20℃となっているが、製氷部11の温度が徐々に上昇しながら、製氷小室13内から氷が離脱する。温度センサ37の検出温度が除氷が完了したことを検知する所定温度として5℃以上となると、制御装置40は、製氷部11の製氷小室13に氷が残ってない、即ち除氷が完了していると検知して、ホットガス弁36を閉止して除氷運転を終了して再び上述したように製氷運転を実行する。このように、制御装置40によって製氷運転と除氷運転を繰り返し実行させることにより、製氷部11ではブロック形の氷が連続的に製造される。
上記のように構成した製氷機10においては、製氷部11には温度センサ37が設けられ、製氷部11は温度センサ37の検出温度に基づいて開度が制御された電子膨張弁33を備えた冷凍装置30により冷却されている。製氷運転を実行したときに、圧縮機31から圧送されて凝縮器32にて液化させた液化冷媒を電子膨張弁33にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を蒸発器34にて気化させた気化熱により製氷部11を冷却し、製氷水タンク21内の製氷水はこの冷凍装置30により冷却された製氷部11との間を循環して冷却され、製氷水は製氷部11の製氷小室13内で漸次凍結して氷となる。
除氷運転を実行したときに、ホットガス弁36のみを開放して圧縮機31から送られるホットガス冷媒を製氷部11の蒸発器34に送出したときに、凝縮器32に冷媒が残ることになって、圧縮機31と製氷部11の蒸発器34を循環するホットガス冷媒が不足するおそれがある。圧縮機31と製氷部11の蒸発器34を循環するホットガス冷媒が不足すると、製氷部11の蒸発器34の入口部はホットガス冷媒によって加温されて温度が上昇するものの、製氷部11の蒸発器34の出口部はホットガス冷媒によって十分に加温されずに温度が上昇せず、製氷部11の入口部と出口部との温度差が大きくなるおそれがある。
このため、この製氷機10においては、除氷運転を実行する際にホットガス弁36を開放したときに、電子膨張弁33を開放するように制御した。これにより、圧縮機31から送られるホットガス冷媒を製氷部11の蒸発器34に導くだけでなく、凝縮器32に残る冷媒が電子膨張弁33を通って製氷部11の蒸発器34に送出されるようになる。凝縮器32に冷媒が多く滞留しないようになると、圧縮機31と製氷部11の蒸発器34とを循環するホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部11の蒸発器34の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができ、製氷部11は蒸発器34の入口部と出口部とで生じる大きな温度差に起因して鍍金が剥がれるおそれがなくなった。
また、この製氷機10においては、制御装置40は、製氷運転の終了する直前にホットガス弁36を開放及び閉止する動作を繰り返し実行してもよい。ホットガス弁36を開放及び閉止する動作を繰り返し実行したときにおいて、ホットガス弁36を開放したときに電子膨張弁33を直前の開度よりも大きくなるように制御し、ホットガス弁36を閉止したときに電子膨張弁33の開度を大きくする前の開度に戻すように制御する。このようにしたときには、除氷運転をするときに製氷部11から氷を離脱させやすくすることができた。
また、上述した第1実施形態の製氷機10においては、設置場所の外気温が高い状態で、除氷運転の際に電子膨張弁33を開放すると、製氷部11が早く加温されるために除氷に要する時間が短くなる。製氷部11を加温する時間が短いと、製氷部11の蒸発器34の冷媒の入口部近傍で除氷がされるものの、製氷部11の蒸発器34の冷媒の出口部近傍で除氷がされないことがある。この状態で再び製氷運転を実行すると、製氷部11の蒸発器34の冷媒の出口部近傍で氷が肥大化した状態で製氷されるおそれがある。
これに対して、第2実施形態の製氷機10Aは、図3に示したように、製氷機10Aのケーシング(図示省略)には製氷機10Aを設置した場所の温度を検出する外気用の温度センサ38を設け、制御装置40は、除氷運転の際にホットガス弁36を開放したときに、温度センサ38の検出温度が所定温度として30℃以下であるときにのみ、電子膨張弁33を開放するように制御した。温度センサ38の検出温度が30℃以下のような外気温が低いときは、除氷運転の際にホットガス弁を開放したときに電子膨張弁33を開放するようにして、圧縮機31から送られるホットガス冷媒を製氷部11の蒸発器34に導くだけでなく、凝縮器32に残る冷媒が電子膨張弁33を通って製氷部11の蒸発器34に送出されるようになる。凝縮器32に冷媒が多く滞留しないようになると、圧縮機31と製氷部11の蒸発器34とを循環するホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部11の蒸発器34の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができる。
これに対し、温度センサ38の検出温度が30℃より高いときのような外気温が高いときには、除氷運転の際にホットガス弁36を開放したときに、電子膨張弁33を開放せずに閉止するようにして、圧縮機31から送出されるホットガス冷媒のみを製氷部11に送出するようにした。これによって、除氷運転の際に製氷部11に送出される冷媒量を抑えることで、製氷部11を加温する時間を長くして、製氷部11の全体を除氷できるようにすることができ、製氷部の蒸発器の出口部近傍で除氷されずに残る氷がさらに肥大化した状態で製氷されるおそれがなくなった。
第3実施形態の製氷機10Bも第1実施形態の製氷機10と同様に除氷運転の際に製氷部11の入口部と出口部とで温度差を小さくすることを目的としたものである。第3実施形態の製氷機10Bは、図4に示したように、第1実施形態の製氷機10の電子膨張弁33に代えて、製氷部11の温度に応じて開度が調整される感温式膨張弁33Bを採用し、制御装置40の制御によって開閉制御される電磁弁39を並列に設けたものである。なお、これ以外の構成については上述した第1実施形態の製氷機10と同様である。
この第3実施形態の製氷機10Bにおいては、製氷運転の際には、電磁弁39を閉止するように制御して、凝縮器32により冷却された液化冷媒は閉止された電磁弁39を通過せずに感温式膨張弁(温度式膨張弁)33Bのみを通過して膨張し、膨張した液化冷媒は製氷部11に導出されて製氷部11を冷却している。これに対し、除氷運転の際には、ホットガス弁36を開放したときに、電磁弁39を開放するように制御した。圧縮機31から送出されたホットガス冷媒の大部分がホットガス管35を通って製氷部11に送られるだけでなく、冷媒の一部が電磁弁39が開放されていることで凝縮器32を通って製氷部11に送られるようになる。これにより、除氷運転の際に凝縮器32に冷媒が滞留しないようにでき、製氷部11の蒸発器34に送出されるホットガス冷媒が不足することに起因して、製氷部11における蒸発器34の冷媒の入口部と出口部とで温度差が大きくなるのを防ぐことができる。この第3実施形態の製氷機10であれば、第1実施形態のように電子膨張弁を用いずに感温式膨張弁33Bを用いた製氷機であっても、感温式膨張弁33Bと並列にコストの低い電磁弁39設けるだけで、第1実施形態の製氷機10と同様の作用効果を得ることができ、コストを零点に抑える効果も得ることができた。
上記の各実施形態の製氷機10は、製氷部11に設けた下向きに開口する多数の製氷小室13を水皿22により開閉自在に閉成し、水皿22から各製氷小室13へ製氷水を噴射供給して氷を製造する所謂クローズドセルタイプの製氷機であるが、本発明はこれに限られるものでなく、製氷小室を開放状態で製氷水を噴射供給して製氷を行う所謂オープンセルタイプの製氷機であってもよいし、製氷小室を水平方向に開口させて、製氷小室内に製氷水を流下させる、または、鉛直に起立させた製氷板に製氷水を流下させる流下式の製氷機であってもよい。
上記の各実施形態の製氷機10においては、ホットガス弁36に電磁弁を採用したが、本発明はこれに限られるものでなく、ホットガス弁36に開度を制御可能な電子膨張弁を採用してもよい。このようにしたときには、コストが高くなるものの、除氷運転をするときに製氷部11の氷が過剰に融解するのを防ぐことができる。
10…製氷機、11…製氷部、21…製氷水タンク、25…送水ポンプ、31…圧縮機、32…凝縮器、33…電子膨張弁、33B…感温式膨張弁、34…蒸発器、35…ホットガス経路(ホットガス管)、36…ホットガス弁、38…温度センサ、39…電磁弁、40…制御装置。

Claims (4)

  1. 製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、
    前記製氷部との間で循環供給する製氷水を貯える製氷水タンクと、
    前記製氷水タンク内の製氷水を前記製氷部に送出する送水ポンプと、
    前記製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、
    前記冷凍装置の作動を制御する制御装置とを備え、
    前記冷凍装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器と、前記凝縮器にて液化させた液化冷媒を前記制御装置により開度を制御した状態で膨張させる電子膨張弁と、前記電子膨張弁により膨張させた液化冷媒を気化させて前記製氷部を冷却する蒸発器と、前記圧縮機から前記蒸発器にホットガスを送出するホットガス経路と、前記ホットガス経路に介装されたホットガス弁とを有し、
    前記制御装置は、前記圧縮機から圧送されて前記凝縮器にて液化させた液化冷媒を開度を制御した前記電子膨張弁にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を前記蒸発器にて気化させた気化熱により前記製氷部を冷却し、前記製氷部で前記送水ポンプにより送出された製氷水を凍結させて氷を製造する製氷運転と、前記製氷運転後に、前記ホットガス弁を開放することで前記圧縮機から送られるホットガス冷媒を前記蒸発器に送出して前記製氷部を加温し、前記製氷部から氷を離脱させる除氷運転とを交互に繰り返し実行させるようにした製氷機であって、
    前記制御装置は、前記除氷運転の際に前記ホットガス弁を開放したときに、前記電子膨張弁を前記製氷運転の際の開度よりも大きな開度で開放するように制御したことを特徴とする製氷機。
  2. 請求項に記載の製氷機において、
    前記製氷機を設置した場所の温度を検出する温度センサを設け、
    前記制御装置は、前記除氷運転の際に前記ホットガス弁を開放したときに、前記温度センサの検出温度が所定温度以下であるときにのみ、前記電子膨張弁を開放するように制御したことを特徴とする製氷機。
  3. 請求項1または2に記載の製氷機において、
    前記制御装置は、前記製氷運転の終了する直前に前記ホットガス弁を開放及び閉止する動作を繰り返し実行したときに、前記ホットガス弁を開放したときに前記電子膨張弁を直前の開度よりも大きくなるように制御し、前記ホットガス弁を閉止したときに前記電子膨張弁の開度を大きくなる前の開度に戻すように制御したことを特徴とする製氷機。
  4. 製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、
    前記製氷部との間で循環供給する製氷水を貯える製氷水タンクと、
    前記製氷水タンク内の製氷水を前記製氷部に送出する送水ポンプと、
    前記製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、
    前記冷凍装置の作動を制御する制御装置とを備え、
    前記冷凍装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から圧送された冷媒を冷却して液化させる凝縮器と、前記凝縮器にて液化させた液化冷媒を膨張させる膨張弁と、前記膨張弁により膨張させた液化冷媒を気化させて前記製氷部を冷却する蒸発器と、前記圧縮機から前記蒸発器にホットガスを送出するホットガス経路と、前記ホットガス経路に介装されたホットガス弁とを有し、
    前記制御装置は、前記圧縮機から圧送されて前記凝縮器にて液化させた液化冷媒を前記膨張弁にて膨張させ、膨張させた液化冷媒を前記蒸発器にて気化させた気化熱により前記製氷部を冷却し、前記製氷部で前記送水ポンプにより送出された製氷水を凍結させて氷を製造する製氷運転と、前記製氷運転後に、前記ホットガス弁を開放することで前記圧縮機から送られるホットガス冷媒を前記蒸発器に送出して前記製氷部を加温し、前記製氷部から氷を離脱させる除氷運転とを交互に繰り返し実行させるようにした製氷機であって、
    前記膨張弁には前記製氷部の温度に応じて開度が調整される感温式膨張弁を採用するとともに、前記制御装置の制御によって開閉制御される電磁弁を前記感温式膨張弁に対してのみ並列に設け、
    前記制御装置は、前記製氷運転の際には前記電磁弁を閉止するように制御し、前記除氷運転の際に前記ホットガス弁を開放したときに、前記電磁弁を開放するように制御したことを特徴とする製氷機。
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