JP2007155189A - ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】給湯中にヒートポンプ装置の除霜運転を開始しても安定した出湯温度を確保することが可能なヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置を提供すること。
【解決手段】制御装置100は、サーミスタ7の検出温度に基づいて蒸発器5が除霜を必要とする着霜状態であると判断した場合には、ヒートポンプ装置1の除霜運転を行なうとともに、除霜運転の開始と略同時に給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは減少するようにバルブ17の開度変更を行なう。したがって、給湯中にヒートポンプ装置1の除霜運転を開始して沸き上げ温度が低下したり湯の沸き上げができなくなったりしても、貯湯タンク10からの出湯量を増加して安定した出湯温度を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプにより加熱した湯と貯湯タンクに貯留した湯とを混合して出湯可能な給湯装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された給湯装置がある。この給湯装置は、ヒートポンプと貯湯タンクとを備えており、使用側端末へ給湯するときには、ヒートポンプが沸き上げた湯に貯湯タンク内の湯を混合手段により適宜混合して出湯している。
特開2005−121284号公報
上記特許文献1では説明されていないが、一般的なヒートポンプ式給湯装置では、ヒートポンプの熱源用熱交換器に着霜すると、除霜のための運転が行なわれる。上記従来技術の給湯装置において、使用側端末へ給湯しているときにヒートポンプの除霜運転を開始した場合、ヒートポンプによる湯の沸き上げ温度が低下したり、湯の沸き上げができなくなったりして、混合後の出湯温度が不安定になるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、給湯中にヒートポンプ装置の除霜運転を開始しても安定した出湯温度を確保することが可能なヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、給湯用熱交換器(3)において冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、
給湯を行なうときには、開度を調節することで給湯用熱交換器(3)からの湯と貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、
熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)と、
ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なう制御手段(100)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
制御手段(100)は、着霜状態検出手段(7)が熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行なうとともに、除霜運転の開始と略同時に給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように前記混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴としている。
これによると、給湯中に熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出してヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始した場合に、除霜運転の開始と略同時にヒートポンプ装置(1)の給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。したがって、給湯中にヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始しても、安定した出湯温度を確保することが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、
圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、給湯用熱交換器(3)において冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、
給湯を行なうときには、開度を調節することで給湯用熱交換器(3)からの湯と貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、
熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)と、
熱源用熱交換器(5)の前記所定着霜状態に至る前の所定着霜前状態を検出する着霜前状態検出手段(7)と、
ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なう制御手段(100)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
制御手段(100)は、
着霜状態検出手段(7)が熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行ない、
着霜前状態検出手段(7)の所定着霜前状態検出結果に基づいて熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予測したときには、給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴としている。
これによると、給湯中に熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予見した場合には、ヒートポンプ装置(1)の給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。
したがって、給湯中に熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出してヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始したときには、既に給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加している。このようにして、給湯中にヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始しても、安定した出湯温度を確保することが可能である。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、制御手段(100)は、熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予測したときから、除霜運転の開始と略同時刻まで、混合割合調節手段(17)の開度を徐々に変更することを特徴としている。
これによると、給湯用熱交換器(3)からの出湯量減少および貯湯タンク(10)からの出湯量増加が比較的緩やかに行なわれ、安定した出湯温度を確実に確保することが可能である。
また、請求項4に記載の発明では、着霜前状態検出手段(7)は、熱源用熱交換器(5)の温度もしくはその関連値に基づいて熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を検出することを特徴としている。
これによると、比較的簡素な構成により熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を容易に検出することが可能である。
また、請求項5に記載の発明では、着霜前状態検出手段(S410)は、除霜運転開始までの時間に基づいて熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を検出することを特徴としている。
熱源用熱交換器(5)の環境条件が大きく変化しない場合には、熱源用熱交換器(5)の除霜を行なってから着霜が発生するまでの時間は略同一となり易い。したがって、次の除霜運転開始までの時間に基づいて熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を容易に検出することが可能である。
また、請求項6に記載の発明では、着霜前状態検出手段(S510、S520)は、熱源用熱交換器(5)の温度およびその関連値の少なくともいずれかに基づいて除霜運転開始までの時間を算出することを特徴としている。
これによると、熱源用熱交換器(5)の環境条件が変化したとしても、熱源用熱交換器(5)の温度およびその関連値の少なくともいずれかに基づいて除霜運転開始までの時間を算出し、算出した除霜運転開始までの時間に基づいて熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を精度よく検出することが可能である。
また、請求項7に記載の発明のように、除霜運転開始までの時間を算出するための熱源用熱交換器(5)の温度の関連値は、外気温度もしくは前記圧縮機周波数とすることができ、容易に除霜運転開始までの時間を算出することができる。
また、請求項8に記載の発明では、着霜検出手段(7)は、熱源用熱交換器(5)の温度もしくはその関連値に基づいて熱源用熱交換器(5)の着霜を検出することを特徴としている。
これによると、比較的簡素な構成により熱源用熱交換器(5)の着霜を容易に検出することが可能である。
また、請求項9に記載の発明では、ヒートポンプ装置(1)の冷媒は二酸化炭素であり、圧縮機(2)により臨界圧以上に加圧されることを特徴としている。
これによると、臨界圧以上に昇圧された二酸化炭素冷媒により、給湯用熱交換器(3)において水を加熱することができる。臨界圧以上に昇圧された冷媒は水と熱交換しても凝縮しないため、給湯用熱交換器(3)の全域において冷媒と水との温度差を確保し易い。したがって、熱交換効率を向上できるとともに高温の湯を得ることが容易である。
また、請求項10に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、給湯中に熱源用熱交換器(5)の着霜を検出してヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始した場合に、除霜運転の開始と同時にヒートポンプ装置(1)の給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。したがって、給湯中にヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始しても、安定した出湯温度を確保することが可能である。
また、請求項11に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様に、給湯中に熱源用熱交換器(5)の着霜を予見した場合には、ヒートポンプ装置(1)の給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。したがって、給湯中に熱源用熱交換器(5)の着霜を検出してヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始したときには、既に給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク(10)から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加している。このようにして、給湯中にヒートポンプ装置(1)の除霜運転を開始しても、安定した出湯温度を確保することが可能である。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。
10は耐食性に優れた金属製(例えばステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、給湯用の湯を長時間に渡って保温することができるようになっている。本実施形態の貯湯タンク10は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内に水道水を導入する給水経路である導入管12が接続されている。
貯湯タンク10の下部には、貯湯タンク10内の水を吸入するための吸入口13が設けられ、貯湯タンク10の上部には、貯湯タンク1内に湯を吐出するための吐出口14が設けられている。
吸入口13と吐出口14とは循環回路16で接続されており、循環回路16の一部はヒートポンプ装置1内に配置されている。循環回路16にはヒートポンプ装置1の内部もしくは外部に循環ポンプ16aが設けられている。
循環回路16のヒートポンプ装置1内に配置された部分には、給湯用熱交換器3が設けられており、吸入口13から吸入した貯湯タンク10内の下部の水を高温冷媒との熱交換により加熱して沸き上げて湯とし、吐出口14から貯湯タンク10内に戻すことができるようになっている。
ヒートポンプ装置1は、圧縮機2、給湯用熱交換器3、可変式の減圧装置(本発明における減圧手段に相当)4、蒸発器(本発明における熱源用熱交換器に相当)5、アキュムレータ6が順次環状に冷媒配管1aにより接続されて形成されたものである。冷媒配管1a内を循環する冷媒として二酸化炭素(CO)を使用している。
圧縮機2は、内蔵される図示しない電動モータによって駆動され、アキュムレータ6より吸入した気相冷媒を臨界圧力以上に圧縮して吐出する。なお、圧縮機2は、後述する制御装置100のヒートポンプ制御装置102によって稼働およびその冷媒吐出量(回転数)が制御されるようになっている。
給湯用熱交換器3は、圧縮機2より吐出された高温冷媒(ホットガス)と、後述する貯湯タンク10内から供給される給湯用水との間で熱交換し、放熱作用によって給湯用水を加熱して湯とするものである。
この給湯用熱交換器3は、冷媒が流れる冷媒流路3aと、給湯用水が流れる給湯用水流路3bとを有し、冷媒流路3aを流れる冷媒の流れ方向と給湯用水流路3bを流れる給湯用水の流れ方向とが対向するように構成されている。なお、給湯用熱交換器3を流れる二酸化炭素冷媒は、圧縮機2で臨界圧力以上に加圧されているので、給湯用熱交換器3を流通する給湯用水に放熱して温度低下しても凝縮することはない。
減圧装置4は、給湯用熱交換器3から流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する減圧手段であり、具体的には弁開度を小さくするほど大きく減圧を行なうようになっている。減圧装置4は、後述する制御装置100のヒートポンプ制御装置102によって弁開度が電気的に制御されるようになっている。
蒸発器5は、図示しないファンによって送風される外気から吸熱して、減圧装置4で減圧された冷媒を蒸発させる熱源用熱交換器である。アキュムレータ6は、蒸発器5より流出する冷媒を気液分離して、気相冷媒のみを圧縮機2に吸入させるとともに、サイクル中の余剰冷媒を液冷媒として蓄える気液分離器である。
前述した循環回路16のうち、ヒートポンプ装置1給湯用熱交換器3より下流側部位は、ヒートポンプ装置1により沸き上げられた湯を貯湯タンク10内の上部に供給するための供給配管18となっている。
循環回路16には、給湯用熱交換器3の下流側において循環回路16の供給配管18から分岐するように給湯配管19が接続している。そして、供給配管18の給湯配管19分岐接続点には、ヒートポンプ装置1で沸き上げた湯の流通経路を供給配管18の下流端部をなす配管18a方向もしくは給湯配管19方向に切り替える切替手段(切替バルブ)としての機能を有するバルブ17が設けられている。
貯湯タンク10上部の吐出口14は、貯湯タンク10内の上部の湯を導出するための導出口20としての機能も有しており、この吐出口14兼導出口20に接続する配管18aは、貯湯タンク10内の上部の湯を導出するための給湯配管でもある。
前述のバルブ17は、ヒートポンプ装置1で沸き上げた湯の流通経路を給湯配管19方向に切り替えたときには、給湯用熱交換器3から供給される湯の量と貯湯タンク10の導出口20から導出される湯の量との比率を制御するための混合バルブとしても機能するようになっている。すなわち、バルブ17は、本実施形態における混合割合調節手段に相当する。
給湯配管19には、導入管12から分岐した給水配管28の下流端が接続している。そして、この接続点には、給湯配管19を流れる湯の量と給水配管28を介して供給される水の量の比率を制御し、下流側にある風呂、シャワー、カラン等の使用側端末に送る湯の温度を設定温度とするための混合バルブ29が設けられている。
貯湯タンク1の外壁面には、図示しない複数のサーミスタ(水位サーミスタ)が縦方向に間隔をあけて配置され、貯湯タンク1内の各水位レベルにおける温度情報を後述する制御装置100に出力するようになっている。
また、各配管経路にはサーミスタが適宜配設され、各配管を流れる冷媒、湯もしくは水の温度情報を後述する制御装置100に出力するようになっている。
ヒートポンプ装置1において、冷媒配管1aの蒸発器3より下流側かつアキュムレータ6より上流側には、蒸発器5から流出する冷媒の温度を検出する温度検出手段である温度サーミスタ7が設けられている。
循環回路16の給湯用熱交換器3給湯用水流路3bより下流側かつバルブ17より上流側には、給湯用熱交換器3を通過した水の温度を検出する水温検出手段である温度サーミスタ31が設けられている。
また、給湯配管19のバルブ17の下流側かつ混合バルブ29より上流側には、バルブ17により混合された湯の温度を検出する水温検出手段である温度サーミスタ32が設けられている。
さらに、給湯配管19の混合バルブ29より下流側には、混合バルブ29により水を混合された湯の温度を検出する水温検出手段である温度サーミスタ33が設けられている。
また、給湯配管19には図示しない流量カウンタが設けられており、給湯配管19を流れる湯の流量情報を後述する制御装置100に出力するようになっている。
図1中の100は制御手段である制御装置であり、貯湯タンク10ユニットを制御する貯湯タンク制御装置(貯湯タンクECU)101とヒートポンプ装置1を制御するヒートポンプ制御装置(ヒートポンプECU)102とにより構成されている。また、図1中の110は操作手段をなす操作盤であり、操作盤100には各種操作スイッチや表示部が設けられている。
制御装置100は、サーミスタ7、31、32、33および図示しない他のサーミスタからの温度情報、図示しない流量カウンタからの流量情報、および操作盤110に設けられた操作スイッチからの信号等に基づいて、後述する手順にしたがってヒートポンプ装置1、ポンプ16a、各バルブ17、29等を制御するように構成されている。ヒートポンプ装置1の制御では、具体的には、可変式減圧装置4の開度や圧縮機2の周波数(回転数)を制御するようになっている。
次に、上記構成に基づき、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置の作動について説明する。
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置では、制御装置100が、電力コスト等に基づいて定まる所定時間帯(例えば電力供給契約に基づく電力コストが安価な深夜時間帯)に、過去の使用実績等に基づく所定熱量を貯湯タンク10内に貯留するようにヒートポンプ装置1を運転する。
このとき、制御装置100は、サーミスタ31の検出温度が貯湯目標温度となるようにヒートポンプ装置1の沸き上げ運転制御を行なうとともにポンプ16aの循環流量制御を行なう。また、バルブ17は、ヒートポンプ装置1で沸き上げた湯の流通経路を配管18a方向とする。
これにより、貯湯タンク10内の下方部の水がヒートポンプ装置1の給湯用熱交換器3で加熱されて沸き上げられ、貯湯タンク10内の上部側から貯えられる。
制御装置100は、使用側端末において出湯操作がなされると、使用側端末へ給湯するための給湯制御を行なう。図2は、制御装置100の給湯時の概略制御動作を示すフローチャートである。
給湯装置に電力供給されているときには、制御装置100は、図2に示すように、使用側端末において出湯操作がなされたか否かを、給湯配管19に設けた図示しない流量カウンタからの流量情報に基づいて監視している(ステップS210)。
使用側端末における出湯の検出は、流量カウンタからの流量情報によるものに限定されず、例えばフロースイッチ等による流れ情報によるものであってもよい。また、検出位置も給湯配管19に限定されず、例えば、導入管12で検出するものであってもよい。出湯検出としては、上記以外に、給湯配管19内の温度情報もしくは圧力情報、貯湯タンク10内の熱量情報や圧力情報等に基づいて行なうものであってもよい。
ステップS210において、出湯を検出した場合には、ヒートポンプ装置1を運転して給湯用熱交換器3で給湯用水の沸き上げを行なう(ステップS220)。ステップS220では、ヒートポンプ装置1が停止しているときには運転を開始し、ヒートポンプ装置1が既に運転されている場合には運転を継続する。
ステップS220でヒートポンプ装置1の運転を開始もしくは継続したら、混合弁であるバルブ17の開度(開度比)制御を行なう(ステップS230)。これに合わせて、混合バルブ29の開度(開度比)制御も行なう。
ステップS220、S230では、具体的には、サーミスタ31の検出温度が第1所定温度となるようにヒートポンプ装置1を運転し、サーミスタ32の検出温度が第2所定温度となるようにバルブ17の開度比を調節し、サーミスタ33の検出温度が第3所定温度となるように混合バルブ29の開度比を調節する。
ここで、第1所定温度は、操作盤110等において設定された使用側端末における給湯設定温度に基づいて決定された温度であってもよいし、一定温度であってもよい。ただし、第1所定温度を比較的低い温度とした方がヒートポンプ装置1を高効率で運転することができ好ましい。例えば、第1所定温度は、給湯設定温度より若干低い温度(例えば設定温度−5℃)であってもよいし、給湯設定温度と同等もしくは給湯設定温度より若干高い程度に抑制した温度(例えば設定温度+5℃)であってもよい。
また、第2所定温度は、給湯設定温度と同等もしくは給湯設定温度より若干高い温度(例えば設定温度+5℃)であればよい。ただし、給湯温度と同等温度とするよりも若干高い温度としたほうが、給湯配管19の下流側において水を混合することで湯温をコントロールし易く、使用側端末への流量を増加することができ好ましい。また、第3所定温度は、給湯設定温度とすればよい。
これにより、ヒートポンプ装置1で出湯用の湯を沸き上げ、バルブ17でヒートポンプ装置1給湯用熱交換器3からの湯に必要に応じて貯湯タンク10からの湯を混合して給湯配管19に送る。さらに、混合バルブ29で給湯配管19を流れる湯に必要に応じて水を混合し、設定された温度の湯を使用側端末から出湯する。
ステップS210において、出湯を検出しなかった場合には、ヒートポンプ装置1の運転を停止する(ステップS240)。ステップS240では、ヒートポンプ装置1が運転しているときには運転を停止し、ヒートポンプ装置1が既に停止されている場合には停止状態を継続する。そして、ステップS210へリターンする。
ステップS230を実行して、ヒートポンプ装置1により湯を沸き上げ使用側端末へ出湯しているときには、温度サーミスタ7の検出温度に基づいて、蒸発器5が所定着霜状態に至ったか否か監視している(ステップS250)。ステップS250で所定着霜状態に至っていないと判断した場合には、ステップS210へリターンする。
ここで、所定着霜状態とは、蒸発器5の外側に生成した霜により良好な熱交換(吸熱)が行なえず、除霜を必要とする着霜状態である。
前述したように、温度サーミスタ7は、蒸発器5から流出する冷媒の温度を検出する冷媒温検出手段である。流出冷媒温度は蒸発器5の着霜状態に応じて変動するものであるので、この検出温度に応じて蒸発器5が所定着霜状態であるか否かを判断することができる。したがって、温度サーミスタ7は、本実施形態における着霜状態検出手段であると言える。ちなみに、本例では温度サーミスタ7の検出温度が−10℃となったときに、蒸発器5が除霜を必要とする所定着霜状態になったと判断している。
なお、着霜状態検出手段は、蒸発器流出冷媒温度を検出するものに限定されず、蒸発器5の着霜状態を検出可能なものであればよい。したがって、蒸発器5の温度もしくはその関連値を検出できるものであればよい。
例えば、蒸発器5自体の温度(具体的には図示しない熱交換フィンの温度)、蒸発器5内を流通する冷媒の温度、蒸発器5の流入冷媒温度と流出冷媒温度との差、蒸発器5流入冷媒温度と蒸発器5中間部流通冷媒温度との差、蒸発器5中間部冷媒温度と蒸発器5流出冷媒温度との差、外気温度、圧縮機周波数(回転数)等を検出するものであってもよい。
ステップS250で蒸発器5が所定着霜状態になったと判断した場合には、蒸発器5から霜を除去するように、ヒートポンプ装置1を除霜運転状態とする(ステップS260)。具体的には、ヒートポンプ装置1の可変式減圧装置4の開度を大きく開き、蒸発器5内に高温の冷媒を流通する。これにより、蒸発器5外側の霜を融解して除霜する。
ここでは、減圧装置4の開度を調節して除霜運転状態としたが、蒸発器5内に高温の冷媒を導入することができれば、これに限定されるものではない。例えば、圧縮機2吐出側と蒸発器5入口側とを繋ぐバイパス通路を設け、沸き上げ運転時にはこのバイパス通路を閉塞し、除霜運転時にはこの通路を開くものであってもよい。
制御装置100は、ステップS260を実行したら、使用側端末から出湯中であるか否か判断する(ステップS270)。ここでの出湯の検出は、ステップS210と同様に、給湯配管19に設けた図示しない流量カウンタからの流量情報等に基づいて行なう。
ステップS270において使用側端末から出湯中であると判断した場合には、バルブ17の開度比を変更する(ステップS280)。ここでは、速やかに、給湯用熱交換器3側の開度を絞るとともに貯湯タンク10側の開度を開くように所定開度比に変更し、給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは大きく減少させる。
具体例としては、給湯用熱交換器3からの湯量と貯湯タンク10からの湯量の比が0%:100%、もしくは5%:95%となるような開度比に変更する。
その後、ステップS230と同様に、温度サーミスタ32の検出温度が給湯設定温度に基づく温度(前述の第2所定温度)となるように、開度比が制御される。
ステップS280の実行は、ステップS260におけるヒートポンプ装置1の除霜運転の開始とほぼ同時に行なわれるが、ステップS280の実行は、ステップS260におけるヒートポンプ装置1の除霜運転の開始に対し若干前後するものであってもよい。換言すれば、バルブ17の開度比変更は、ヒートポンプ装置1の除霜運転の開始に対し、略同時であればよい。
ヒートポンプ装置1が除霜運転を開始しても、給湯用熱交換器3の熱容量等の熱的特性や給湯用熱交換器3からバルブ17までの配管長さ等に応じて、給湯用熱交換器3側からバルブ17に到達する湯の温度低下の度合いが異なる。したがって、バルブ17の開度比変更は、ヒートポンプ装置1の除霜運転の開始に対し、若干遅らせるものであってもよい。
また、ステップS250において蒸発器5の所定着霜状態を検出した場合に、ステップS260においてヒートポンプ装置1の除霜運転を開始する前にステップS270、S280を実行して、バルブ17の開度比変更を、ヒートポンプ装置1の除霜運転の開始に対し、若干早めるものであってもよい。
バルブ17の開度比変更が、ヒートポンプ装置1の除霜運転の開始に対して略同時とは、例えば除霜運転開始の±30秒以内とすることができる。また、除霜運転開始の±15秒以内であれば好ましく、除霜運転開始の±5秒以内であればさらに好ましい。
制御装置100は、ステップS280を実行したらステップS250へリターンする。また、ステップS270において使用側端末から出湯中でないと判断した場合には、ステップS280を行なうことなくステップS270へリターンする。
上述の構成および作動によれば、制御装置100は、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態であると判断した場合には、蒸発器5に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置1の除霜運転を行なうとともに、除霜運転の開始と略同時に給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは減少するようにバルブ17の開度変更を行なう。
これによると、給湯中に蒸発器5の所定着霜状態を検出してヒートポンプ装置1の除霜運転を開始した場合に、除霜運転の開始と略同時にヒートポンプ装置1の給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク10から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。
したがって、給湯中にヒートポンプ装置1の除霜運転を開始して、給湯用熱交換器3の沸き上げ温度が低下したり湯の沸き上げができなくなったりしても、使用側端末における安定した出湯温度と出湯量を確保することができる。
また、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて所定着霜状態を検出するので、比較的簡素な構成により蒸発器5の着霜を容易に検出することができる。
また、本実施形態のヒートポンプ装置1は冷媒が二酸化炭素であり、圧縮機2により臨界圧以上に加圧される所謂超臨界冷凍サイクルである。
これによると、臨界圧以上に昇圧された二酸化炭素冷媒により、給湯用熱交換器3において水を加熱することができる。臨界圧以上に昇圧された冷媒は水と熱交換しても凝縮しないため、給湯用熱交換器3の全域において冷媒と水との温度差を確保し易い。したがって、熱交換効率を向上できるとともに高温の湯を得ることが容易である。したがって、本実施形態においても、高温のお湯を貯湯タンク10に貯められるため、ヒートポンプ装置1の除霜運転中に貯湯タンク10からの出湯量を多くしても、湯が不足することがない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図3に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、ヒートポンプ装置1の除霜運転を開始する前からバルブ17の開度変更を開始する点が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図3に制御手段の制御動作を示すように、本実施形態では、制御装置100は、ステップS230を実行して、ヒートポンプ装置1により湯を沸き上げ使用側端末へ出湯しているときには、温度サーミスタ7の検出温度に基づいて、蒸発器5が所定着霜前状態に至ったか否か監視している(ステップS310)。ステップS310で所定着霜前状態に至っていないと判断した場合には、ステップS210へリターンする。
ここで、所定着霜前状態とは、第1の実施形態で説明した蒸発器5の外側に生成した霜により良好な熱交換(吸熱)が行なえない所定着霜状態に至る前の所定兆候状態を言う。
第1の実施形態で説明したように、温度サーミスタ7は、蒸発器5から流出する冷媒の温度を検出する冷媒温検出手段である。流出冷媒温度は蒸発器5の着霜状態に応じて変動するものであるので、この検出温度に応じて蒸発器5の所定着霜前状態および所定着霜状態を判定することができる。したがって、温度サーミスタ7は、本実施形態における着霜前状態検出手段であると言える。ちなみに、本例では温度サーミスタ7の検出温度が−8℃となったときに所定着霜前状態であると判断し、検出温度が−10℃となったときに蒸発器5が除霜を必要とする所定着霜状態になったと判断している。
なお、着霜前状態検出手段は、蒸発器流出冷媒温度を検出するものに限定されず、蒸発器5の着霜前状態を検出可能なものであればよい。したがって、第1の実施形態で説明した着霜状態検出手段と同様に、蒸発器5の温度もしくはその関連値を検出できるものであればよい。
着霜前状態検出手段と着霜状態検出手段とを異なる特性値(蒸発器5の温度もしくはその関連値)を検出するものであってもよいが、同じ特性値を検出するものとしたほうが、制御を簡単にすることができる。
ステップS310で蒸発器5が所定着霜前状態になったと判断した場合には、温度サーミスタ7の検出温度に応じてバルブ17の開度の調節を行なう(ステップS320)。例えば、下記数式1に従って、給湯用熱交換器3側の開度を徐々に絞るとともに貯湯タンク10側の開度を徐々に開くように開度比を変更し、給湯用熱交換器3からの出湯を徐々に減少させる。
(数1)
バルブ17給湯用熱交換器3側開度=A×サーミスタ7検出温度+B
ここで、A、Bは定数である。
このように、温度サーミスタ7の検出温度に応じてバルブ17の開度の調節を行ないつつ、ステップS250で温度サーミスタ7の検出温度に基づいて蒸発器5が所定着霜状態になったと判断した場合には、第1の実施形態と同様に、蒸発器5から霜を除去するように、ヒートポンプ装置1を除霜運転状態とする(ステップS260)。以降、第1の実施形態と同様の制御を行なう。
本実施形態におけるステップS320では、徐々にバルブ17の開度比を変更する調節を行ない、蒸発器5が所定着霜状態となったときに、ステップS280の開度比に到達するように制御される。
上述の構成および制御によれば、制御装置100は、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態であると判断した場合には、蒸発器5に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置1の除霜運転を行なう。さらに、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態に至ることを予測したときから除霜運転の開始と略同時刻まで、バルブ17の開度を徐々に変更するように調節し、除霜運転の開始と略同時刻に給湯用熱交換器3からの出湯を大きく減少もしくは停止する。
これにより、給湯用熱交換器3からの出湯量減少および貯湯タンク10からの出湯量増加が比較的緩やかに行なわれ、使用側端末において安定した出湯温度と出湯量を確実に確保することができる。
また、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて所定着霜前状態を検出するので、比較的簡素な構成により蒸発器5の着霜の前兆を容易に検出することができる。
なお、本実施形態では、温度サーミスタ7の検出温度が所定温度(本例では−8℃)となったときにステップS320を開始していたが、前回の除霜運転が終了した直後から行なうものであってもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図4に基づいて説明する。
本第3の実施形態は、前述の第2の実施形態と比較して、ヒートポンプ装置1の除霜運転を開始する前のバルブ17の開度変更制御を、除霜運転までの時間に基づいて開始する点が異なる。なお、第1、第2の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図4に制御手段の制御動作を示すように、本実施形態では、制御装置100は、ステップS230を実行して、ヒートポンプ装置1により湯を沸き上げ使用側端末へ出湯しているときには、次回除霜運転までの残り時間が所定時間以内となったか否か監視している(ステップS410)。
ヒートポンプ装置1の運転条件が大きく変化せず蒸発器5の環境条件が大きく変化しない場合には、蒸発器5の除霜を行なってから再度除霜運転が必要となる所定着霜状態となるまでの時間は略同一となり易い。例えば、除霜終了から次回の除霜開始までの時間は約30分で繰り返される。
そこで、予め試験等により算出した除霜インターバル時間より、次回の除霜運転までの時間が所定時間以内(例えば10分以内)であるか否か判断することができる。すなわち、除霜運転までの残り時間により、蒸発器5が除霜運転を必要とする所定着霜状態に至る前の兆候状態(所定着霜前状態)であるか否か判定することができる。
ステップS410で次回除霜まで所定時間以内でないと判断した場合には、ステップS210へリターンする。
ステップS410で次回除霜までに所定時間以内になったと判断した場合(蒸発器5が所定着霜前状態になったと推定した場合)には、次回除霜運転までの残り時間に応じてバルブ17の開度の調節を行なう(ステップS420)。例えば、下記数式2に従って、給湯用熱交換器3側の開度を徐々に絞るとともに貯湯タンク10側の開度を徐々に開くように開度比を変更し、給湯用熱交換器3からの出湯を徐々に減少させる。
(数2)
バルブ17給湯用熱交換器3側開度=C×次回除霜までの残り時間+D
ここで、C、Dは定数である。
このように、次回除霜までの残り時間に応じてバルブ17の開度の調節を行ないつつ、ステップS250で温度サーミスタ7の検出温度に基づいて蒸発器5が所定着霜状態になったと判断した場合には、第1の実施形態と同様に、蒸発器5から霜を除去するように、ヒートポンプ装置1を除霜運転状態とする(ステップS260)。以降、第1の実施形態と同様の制御を行なう。
本実施形態におけるステップS420では、徐々にバルブ17の開度比を変更する調節を行ない、蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態となったときに、ステップS280の開度比に到達するように制御される。
上述の構成および制御によれば、制御装置100は、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態であると判断した場合には、蒸発器5に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置1の除霜運転を行なう。さらに、除霜運転開始までの残り時間に基づいて、除霜運転開始の所定時間前から除霜運転の開始と略同時刻まで、バルブ17の開度を徐々に変更するように調節し、除霜運転の開始と略同時刻に給湯用熱交換器3からの出湯を減少もしくは停止する。
これにより、給湯用熱交換器3からの出湯量減少および貯湯タンク10からの出湯量増加が比較的緩やかに行なわれ、使用側端末において安定した出湯温度と出湯量を確実に確保することができる。
本実施形態では、ステップS410は、蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態に至ることを予測するステップであり、ステップS410は、本実施形態における着霜前状態検出手段であると言える。
したがって、時間に基づいて所定着霜前状態を検出するので、極めてシンプルに蒸発器5の着霜の前兆を容易に検出することができる。
なお、本実施形態では、次回除霜運転までの残り時間が所定時間以内(本例では10分以内)となったときにステップS420を開始していたが、前回の除霜運転が終了した直後から行なうものであってもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図5に基づいて説明する。
本第4の実施形態は、前述の第3の実施形態と比較して、除霜運転開始までの時間の算出方法が異なる。なお、第1〜第3の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図5に制御手段の制御動作を示すように、本実施形態では、制御装置100は、ステップS230を実行して、ヒートポンプ装置1により湯を沸き上げ使用側端末へ出湯しているときには、温度サーミスタ7の検出温度に基づいて次回除霜運転までの時間を算出し(ステップS510)、この算出した時間が所定時間以内となったか否か監視している(ステップS520)。
例えば、温度サーミスタ7の検出温度が着霜温度帯(例えば0℃以下)に入った場合は、除霜開始までの時間を30分とする。
ステップS510では、蒸発器5からの流出冷媒温度に基づいて次回除霜運転までの時間を算出していたが、蒸発器5の温度もしくはその関連値の少なくともいずれかに基づいて算出するものであればよい。
例えば、蒸発器5自体の温度(具体的には図示しない熱交換フィンの温度)、蒸発器5内を流通する冷媒の温度、蒸発器5の流入冷媒温度と流出冷媒温度との差、蒸発器5流入冷媒温度と蒸発器5中間部流通冷媒温度との差、蒸発器5中間部冷媒温度と蒸発器5流出冷媒温度との差、外気温度、圧縮機周波数(回転数)等の少なくともいずれかに基づいて、次回除霜運転までの残り時間を算出するものであってもよい。
ステップS520では、ステップS510において算出した次回除霜運転までの時間が、所定時間以内(例えば10分以内)であるか否か判断する。除霜運転までの残り時間により、蒸発器5が除霜運転を必要とする所定着霜状態に至る前の兆候状態(所定着霜前状態)であるか否か判定することができる。
ステップS520で次回除霜まで所定時間以内でないと判断した場合には、ステップS210へリターンする。
ステップS520で次回除霜までに所定時間以内になったと判断した場合(蒸発器5が除霜を要する所定着霜前状態になったと推定した場合)には、第3の実施形態と同様に、次回除霜運転までの残り時間に応じてバルブ17の開度の調節を行なう(ステップS420)。
上述の構成および制御によれば、制御装置100は、温度サーミスタ7の検出冷媒温度に基づいて蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態であると判断した場合には、蒸発器5に高温冷媒を流通するようにヒートポンプ装置1の除霜運転を行なう。さらに、除霜運転開始までの残り時間に基づいて、除霜運転開始の所定時間前から除霜運転の開始と略同時刻まで、バルブ17の開度を徐々に変更するように調節し、除霜運転の開始と略同時刻に給湯用熱交換器3からの出湯を減少もしくは停止する。
これにより、給湯用熱交換器3からの出湯量減少および貯湯タンク10からの出湯量増加が比較的緩やかに行なわれ、使用側端末において安定した出湯温度と出湯量を確実に確保することができる。
さらに、運転条件等によって異なる除霜運転開始までの時間を、蒸発器の温度およびその関連値の少なくともいずれかに基づいて算出しているため、除霜運転開始までの時間、換言すれば蒸発器5の所定着霜前状態を、精度よく検出することができる。
本実施形態では、ステップS510、S520が、蒸発器5が除霜を要する所定着霜状態に至ることを予測するステップであり、ステップS410およびステップS520は、本実施形態における着霜前状態検出手段であると言える。
(他の実施形態)
上記第2〜第4の実施形態では、ステップS320もしくはステップS420において、蒸発器5の除霜が必要な所定着霜状態に至ることを予測したときから、除霜運転の開始と略同時刻まで、バルブ17の開度を徐々に変更するように制御していたが、蒸発器5の除霜が必要な所定着霜状態に至ることを予測したときには、給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは減少するようにバルブ17の開度変更を行なうものであればよい。
例えば、連続的に開度変更を行なうものに限定せず、段階的に変更するものであってもよいし、連続的もしくは段階的な変更ではなく、一度に最終開度にまで変更するものであってもよい。
これによると、給湯中に蒸発器5が除霜を要する着霜状態に至ることを予見した場合には、除霜運転を始める前からヒートポンプ装置1の給湯用熱交換器3からの出湯を停止もしくは減少して、貯湯タンク10から全給湯量を出湯もしくは出湯量を増加することができる。このようにして、給湯中にヒートポンプ装置1の除霜運転を開始しても、安定した出湯温度と出湯量を確保することが可能である。
また、本発明の適用は上記各実施形態の給湯装置に限定されるものではなく、使用側端末への出湯時に、ヒートポンプ装置で沸き上げた湯に、貯湯タンク内の湯を適宜混合可能な給湯装置であれば、本発明を適用して有効である。
例えば、図6に示すように、給湯配管19に混合バルブ25を設けて、ヒートポンプ1で沸き上げた湯に、貯湯タンク10内の高温の湯、および高温の湯より温度が低い中温の湯を適宜混合可能な給湯装置であってもよい。
また、図7に示すように、導入管12と循環回路16とを繋ぐ配管26と、配管26内の流れ方向を一方向に規制する逆止弁27とを設け、ヒートポンプ装置1が使用側端末へ出湯する湯を沸き上げるときには、貯湯タンク10内を介することなく、配管26を介してヒートポンプ装置1に給水する給湯装置であってもよい。
本発明を適用した第1の実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 第1の実施形態における制御装置100の給湯時の概略制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における制御装置100の給湯時の概略制御動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における制御装置100の給湯時の概略制御動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態における制御装置100の給湯時の概略制御動作を示すフローチャートである。 他の実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 他の実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 ヒートポンプ装置
2 圧縮機
3 給湯用熱交換器
4 減圧装置(減圧手段)
5 蒸発器(熱源用熱交換器)
7 温度サーミスタ(蒸発器出口冷媒温度センサ、着霜状態検出手段、着霜前状態検出手段)
10 貯湯タンク
17 バルブ(混合割合調節手段)
100 制御装置(制御手段)

Claims (11)

  1. 圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、前記給湯用熱交換器(3)において前記冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
    内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、
    給湯を行なうときには、開度を調節することで前記給湯用熱交換器(3)からの湯と前記貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、
    前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)と、
    前記ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および前記混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なう制御手段(100)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
    前記制御手段(100)は、前記着霜状態検出手段(7)が前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、前記熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するように前記ヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行なうとともに、前記除霜運転の開始と略同時に前記給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように前記混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、前記給湯用熱交換器(3)において前記冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
    内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、
    給湯を行なうときには、開度を調節することで前記給湯用熱交換器(3)からの湯と前記貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、
    前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)と、
    前記熱源用熱交換器(5)の前記所定着霜状態に至る前の所定着霜前状態を検出する着霜前状態検出手段(7)と、
    前記ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および前記混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なう制御手段(100)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
    前記制御手段(100)は、
    前記着霜状態検出手段(7)が前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、前記熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するように前記ヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行ない、
    前記着霜前状態検出手段(7)の所定着霜前状態検出結果に基づいて前記熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予測したときには、前記給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように前記混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  3. 前記制御手段(100)は、前記熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予測したときから、前記除霜運転の開始と略同時刻まで、前記混合割合調節手段(17)の開度を徐々に変更することを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  4. 前記着霜前状態検出手段(7)は、前記熱源用熱交換器(5)の温度もしくはその関連値に基づいて前記熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  5. 前記着霜前状態検出手段(S410)は、前記除霜運転開始までの時間に基づいて前記熱源用熱交換器(5)の着霜前状態を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  6. 前記着霜前状態検出手段(S510、S520)は、前記熱源用熱交換器(5)の温度およびその関連値の少なくともいずれかに基づいて前記除霜運転開始までの時間を算出することを特徴とする請求項5に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  7. 前記熱源用熱交換器(5)の温度の関連値は、外気温度もしくは前記圧縮機周波数であることを特徴とする請求項6に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  8. 前記着霜検出手段(7)は、前記熱源用熱交換器(5)の温度もしくはその関連値に基づいて前記熱源用熱交換器(5)の着霜を検出することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のヒートポンプ式給湯装置。
  9. 前記冷媒は二酸化炭素であり、前記圧縮機(2)により臨界圧以上に加圧されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載のヒートポンプ式給湯装置。
  10. 圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、前記給湯用熱交換器(3)において前記冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、給湯を行なうときには、開度を調節することで前記給湯用熱交換器(3)からの湯と前記貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)とを備えるヒートポンプ式給湯装置において、
    前記ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および前記混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なうヒートポンプ式給湯装置用制御装置であって、
    前記着霜状態検出手段(7)が前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、前記熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するように前記ヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行なうとともに、前記除霜運転の開始と略同時に前記給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように前記混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置用制御装置。
  11. 圧縮機(2)、給湯用熱交換器(3)、減圧手段(4)、熱源用熱交換器(5)を冷媒が循環可能に接続してなり、前記給湯用熱交換器(3)において前記冷媒との熱交換により水を沸き上げ給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(10)と、給湯を行なうときには、開度を調節することで前記給湯用熱交換器(3)からの湯と前記貯湯タンク(10)からの湯との混合割合を調節する混合割合調節手段(17)と、前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出する着霜状態検出手段(7)と、前記熱源用熱交換器(5)の前記所定着霜状態に至る前の所定着霜前状態を検出する着霜前状態検出手段(7)とを備えるヒートポンプ式給湯装置において、
    前記ヒートポンプ装置(1)による沸き上げ運転の制御、および前記混合割合調節手段(17)による出湯混合割合の制御を行なうヒートポンプ式給湯装置用制御装置であって、
    前記着霜状態検出手段(7)が前記熱源用熱交換器(5)の所定着霜状態を検出したときには、前記熱源用熱交換器(5)に高温冷媒を流通するように前記ヒートポンプ装置(1)の除霜運転を行ない、
    前記着霜前状態検出手段(7)の所定着霜前状態検出結果に基づいて前記熱源用熱交換器(5)が所定着霜状態に至ることを予測したときには、前記給湯用熱交換器(3)からの出湯を停止もしくは減少するように前記混合割合調節手段(17)の開度変更を行なうことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置用制御装置。
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