JP2011027286A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外気温が低いときでも、暖房サイクルを冷房サイクルに切替えて除霜運転を行なう方法を用いて、除霜運転の後の暖房運転を安定して行なうことができる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機の制御部32は、温度センサ12によって検出された外気温が所定の基準値以下の場合には、除霜運転から暖房運転に切替えるとき、四方弁10に切替指示を与えるとともに圧縮機11を最大の回転数で回転させる。一方、検出された外気温が外気温基準値を超えている場合には、制御部32は、圧縮機11の回転数を最大回転数よりも低い回転数に設定して暖房運転を再開する。このときの回転数は、除霜運転を開始する直前の暖房運転時の圧縮機11の回転数に基づいて設定される。
【選択図】図7

Description

この発明は、ヒートポンプ式の空気調和機に関し、特に暖房運転と除霜運転とを切替えて行う空気調和機に関する。
ヒートポンプ式の空気調和機では、暖房サイクルで室内を暖めるとき、室外の熱交換器は外気から吸熱するために温度が低下する。外気温が低い場合には、空気中の水分が凝結することによって室外熱交換機に霜が堆積する。ある一定以上の霜が室外熱交換器の表面に付いた場合には霜を取除く必要があり、この工程は一般に除霜と呼ばれる。
除霜運転では、四方弁を切り替えることにより、暖房サイクルから冷房サイクルに変更する。この結果、圧縮機で暖められた冷媒が室外熱交換器に流れることによって、室外熱交換器の表面に堆積した霜が取除かれる。除霜運転中には室内ファンおよび室外ファンは停止される。
特開昭58−115235号公報(特許文献1)は、除霜運転時間を短縮するための技術を開示する。この文献の技術によれば、除霜運転中およびその前後の暖房運転中の一定時間内は、圧縮機の回転数が室温および室温設定値に基づいて計算される設定回転数よりも高く設定される。
特開2007−278536号公報(特許文献2)は、ヒートポンプ式冷凍サイクルに、冷媒加熱器を有するバイパス回路を設けた空気調和機について開示する。この文献の空気調和器は、暖房運転終了時に、冷媒加熱器によって過熱された冷媒を室外熱交換器に流すことで四方弁を切換えることなく室外熱交換器の除霜を行なう。
特開昭58−115235号公報 特開2007−278536号公報
冷房サイクルを用いた除霜運転に要する時間は、外気温が−8℃以上であれば15分もかからずに終了するが、外気温が−15℃以下になると室外熱交換器の温度上昇に時間がかかるようになる。このため、外気温が低い状態で完全に除霜が完了するまで除霜運転を続けると、室温が低下しすぎてしまう。
前述の特開昭58−115235号公報(特許文献1)のように、除霜運転中およびその前後の暖房運転中の一定時間内の圧縮機の回転数を高く設定すれば、室温の低下を抑えることができる。
しかしながら、圧縮機の回転数を最大回転数まで上げることによって室温を急上昇させすぎると、その後のフィードバック運転によって室温が安定するのに時間がかかってしまうことがある。逆に、圧縮機の回転数が不十分だと、外気温が低い状態では冷媒圧力が低下するために冷媒圧力が不足して四方弁が切替わらなく可能性がある。四方弁の切替えは圧縮機からの冷媒圧力の補助が必要だからである。
特開2007−278536号公報(特許文献2)のように冷媒加熱器を有するバイパス回路を設ければ、圧縮機からの高圧吐出冷媒と冷媒加熱器双方によるエネルギーを全て室外熱交換器の除霜に使用することができる。したがって、除霜運転時間の短縮が可能である。しかしながら、通常の冷媒回路の他に冷媒加熱器やバイパス回路を設ける必要があるので、室外機が大型化し、制御も複雑になってしまう。
この発明の目的は、外気温が低いときでも、暖房サイクルを冷房サイクルに切替えて除霜運転を行なう方法を用いて、除霜運転の後の暖房運転を安定して行なうことができるような空気調和機を提供することである。
この発明は要約すれば空気調和機であって、回転数が可変の圧縮機と、室外熱交換器と、室内熱交換器と、四方弁と、第1の温度センサと、圧縮機および四方弁を制御する制御部とを備える。四方弁は、暖房運転時に圧縮機で圧縮された冷媒を室内熱交換器に流し、除霜運転時に圧縮された冷媒を室外熱交換器に流すように、圧縮された冷媒の流れを切替える。第1の温度センサは、外気温を検出する。制御部は、除霜運転から暖房運転に切替えるときに、外気温が所定の外気温基準値以下の場合には、四方弁に切替指示を与えるとともに圧縮機を第1の回転数で回転させる。一方、制御部は、除霜運転から暖房運転に切替えるときに、外気温が外気温基準値を超えている場合には、四方弁に切替指示を与えるとともに圧縮機を第1の回転数よりも低い第2の回転数で回転させる。
好ましくは、第1の回転数は、圧縮機の設定可能な回転数のうちの最大の回転数である。第2の回転数は、除霜運転を開始する直前の暖房運転時の圧縮機の回転数に基づいて設定される。
好ましくは、空気調和機は、室温を検出する第2の温度センサをさらに備える。この場合、制御部は、暖房運転の開始後に、検出された室温が室温設定値に応じた範囲に達したとき、圧縮機の回転数を第1または第2の回転数から第3の回転数に変更させ。その後、検出された室温が室温設定値に維持されるように圧縮機の回転数をフィードバック制御する。ここで、第3の回転数は、除霜運転を開始する直前の暖房運転時の圧縮機の回転数に基づいて設定される。
好ましくは、空気調和機は、室外熱交換器の温度を検出する第3の温度センサをさらに備える。この場合、制御部は、検出された室外熱交換器の温度が所定の除霜終了基準温度以上であるという第1の条件もしくは除霜運転を開始してから所定の最大除霜時間が経過したという第2の条件が成立したときに除霜運転を終了する。
好ましくは、制御部は、第2の条件が成立したことによって除霜運転を終了した場合に、第3の回転数、および圧縮機の回転数をフィードバック制御するときの回転数の上限値を、設定可能な最大の回転数よりも低い値に制限する。
好ましくは、制御部は、暖房運転を開始してから所定の除霜制限時間が経過した後であり、かつ、検出された室外熱交換器の温度が外気温に応じて予め設定された除霜開始基準温度以下である場合に除霜運転を開始する。この場合、制御部は、第2の条件が満たされたことによって除霜運転を終了した場合には、第1の条件が満たされたことによって除霜運転を終了した場合よりも、次に除霜運転を開始するときの条件である除霜制限時間を短く設定する。
好ましくは、空気調和機は、室外熱交換器に送風する回転数が可変の室外ファンをさらに備える。この場合、制御部は、検出された室外熱交換器の温度が、除霜開始基準温度より高くかつ外気温に応じて予め設定された着霜基準温度以下の場合に、着霜基準温度以より高い場合よりも室外ファンの回転数を増加させる。
この発明によれば、除霜運転の終了後に暖房運転を開始するときの圧縮機の回転数が外気温に応じて変更される。したがって、外気温が基準値よりも低い場合に圧縮機の吐出圧力の不足のために四方弁が切替わらなくなるような事態を回避できる。外気温が基準値よりも高いときには、基準値以下の場合に比べて圧縮機の回転数を低く設定して暖房運転が開始されるので、室温の急上昇を抑制することができる。この結果、その後のフィードバック運転による室温制御を安定して行なうことができる。
この発明の実施の形態1による空気調和機30の構成を示す冷媒回路図である。 図1の冷媒回路図において、除霜運転時の冷媒の流れを説明するための図である。 室内機7の外観図である。 図3の室内機7の内部構成を概略的に示す断面図である。 室外機14の外観図である。 図5の室外機14の内部構成を概略的に示す図である。 室外機14の機能ブロック図である。 図7の制御部32の動作を示すフローチャートである。 室外熱交換器8の着霜の判定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態2としての制御部32の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3としての制御部32の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による空気調和機30の構成を示す冷媒回路図である。図1は、暖房運転時の冷媒の流れを示す。
図1の空気調和機30は、室内機7および室外機14を含むセパレート型の装置である。室内機7は、室内熱交換器3と室内ファン4とを含む。室外機14は、室外熱交換器8と、室外ファン9と、四方弁10と、圧縮機11と、膨張機構としてのキャピラリーチューブ15と、三方弁16と、二方弁17とを含む。膨張機構として、キャピラリーチューブ15に代えて膨張弁を使用することもできる。
室内ファン4は、室内空気を室内熱交換器3に供給する。室内熱交換器3は、室内ファン4から供給された室内空気と冷媒の熱交換を行なう。室外ファン9は、室外空気を室外熱交換器8に供給する。室外熱交換器8は、室外ファン9から供給された室外空気と冷媒の熱交換を行なう。四方弁10は、暖房運転時と除霜運転時で冷媒の流れる方向を切換える。圧縮機11は、冷媒を圧縮する。キャピラリーチューブ15は、冷媒の圧力を低減させる。三方弁16および二方弁17は、室内機7および室外機14の設置工事時に冷媒を配管に注入するために設けられる。
暖房運転時の冷媒の流れの方向を図1の矢印で示す。室外熱交換器8で発生した冷媒ガスは、四方弁10を介して圧縮機11に与えられる。圧縮機11で圧縮された暖かい冷媒ガスは、室内熱交換器3で室内空気に熱を与えて液化する。これにより、室内空気が暖められる。室内熱交換器3で発生した冷媒液は、キャピラリーチューブ15で減圧されて室外熱交換器8に与えられ、室外熱交換器8によって室外空気の熱を吸収することにより気化する。
図2は、図1の冷媒回路図において、除霜運転時の冷媒の流れを説明するための図である。図2を参照して、室外熱交換器8に霜が付着すると、室外熱交換器8の熱交換効率が低下する。そこで、たとえば室外熱交換器8の温度が外気温に応じた所定値以下になった場合は、室外熱交換器8に着霜したと判断して除霜運転を行なう。着霜の判定基準の詳細については図9で説明する。
除霜運転時の冷媒の流れの方向を図2の矢印で示す。室内ファン4および室外ファン9は駆動停止される。室内熱交換器3で発生した冷媒ガスは、四方弁10を介して圧縮機11に与えられる。圧縮機11で圧縮された暖かい冷媒ガスは、室外熱交換器8に熱を与えて液化する。これにより、室外熱交換器8が暖められて、除霜される。室外熱交換器8で発生した冷媒液は、キャピラリーチューブ15で減圧されて室内熱交換器3に与えられ、室内熱交換器3によって室内空気の熱を吸収し、気化する。
図3は、室内機7の外観図である。
図4は、図3の室内機7の内部構成を概略的に示す断面図である。図4は、図3のY軸方向から見た室内機7の断面図を示す。
図4において、室内機7は、図1、図2で示した室内熱交換器3および室内ファン4に加えて、温度センサ1,2と、ルーバー5と、ルーバーモータ6とを含む。温度センサ1(第2の温度センサ)は室温を検出する。温度センサ2は、室内熱交換器3の温度を検出する。ルーバー5は、室内機7の吹出し口に設けられた風向案内部材である。ルーバーモータは、ルーバー5を回転駆動するためのモータである。複数のルーバーは同方向を向くように駆動される。
図5は、室外機14の外観図である。
図6は、図5の室外機14の内部構成を概略的に示す図である。図6において、室外機14は、図1、図2で示した室外熱交換器8、室外ファン9、四方弁10、および圧縮機11に加えて、温度センサ12,13を含む。温度センサ12(第1の温度センサ)は、外気温を検出する。温度センサ13(第3の温度センサ)は、室外熱交換器8の温度を検出する。
図7は、空気調和機30の機能ブロック図である。図7において、空気調和機30は、図1、図2、図4、および図6で示したものに加えて、操作部31および制御部32を含む。操作部31は、電源スイッチ、温度調節キー、風量調節キー、タイマなどを含む。制御部32は、室内機7に組み込まれたコンピュータである。制御部32は、操作部31によって入力された室温設定値などのユーザの指示および温度センサ1,2,12,13の検出結果などに基づいて、圧縮機11の回転数の制御、四方弁10の切替え、およびファン4,9の回転数の制御などを行なう。
実施の形態1の空気調和機30では、圧縮機11の回転数はFD値を用いて段階的に制御される。FD値は8段階以上に設定される。たとえば、回転数の最大をFD=10とすれば、最小はFD=1、停止はFD=0であり、定格回転数はFD=6に設定される。
暖房運転時には、制御部32は、ユーザの入力した室温設定値と室温とが等しくなるように圧縮機11の回転数をフィードバック制御する。外気温が低いほど室内から室外に流出する熱量(熱負荷)が大きくなるので、定常状態でのFD値は高くなる。ただし、寒冷地で普及している高断熱住宅では、外気温が−8℃であってもFD=1の最小回転数で運転される場合もある。
図8は、図7の制御部32の動作を示すフローチャートである。図8は、暖房運転中に室外熱交換器8の着霜が検知されたために除霜運転に切替えられ、その後、再び通常の暖房運転に復帰するまでの手順を示している。
暖房運転の開始直後のステップS1において、制御部32は、暖房運転の開始から所定の時間(除霜制限時間)が経過するまで、たとえ室外熱交換器8が着霜していたとしても除霜運転への切替えを行なわない。このステップS1は、空気調和機30の運転状態が安定するまでの時間、および、ある程度室温が上昇するまでの時間を確保するために行なわれる。この除霜制限時間は、通常、20〜40分に設定される。
除霜制限時間が経過すると、制御部32は、温度センサ12によって検出された外気温(ステップS2)および温度センサ13によって検出された室外熱交換器8の温度(ステップS3)に基づいて、室内熱交換器3が着霜しているか否かを判定する(ステップS4)。着霜の判定方法について次に説明する。
図9は、室外熱交換器8の着霜の判定方法を説明するための図である。図9の横軸は外気温を示し、縦軸は室外熱交換器8の温度を示す。
着霜は、外気温と室外熱交換器8の温度に基づいて判定される。室外熱交換器8のフィンに着霜が全く生じていない場合には、外気によって室外熱交換器8が温められる。したがって、図9の実線のグラフ35に示すように、室外熱交換器8の温度は外気温に比例する。これに対して、室外熱交換器8に着霜していくと外気が通らなくなるために、図9の破線のグラフ36のように室外熱交換器8の温度が下がってくる。着霜が進行すると、室外熱交換器8の温度は下がり続けてやがて基準線38より下の領域(図の点39)まで到達する。
制御部32は、この現象を利用して、着霜状態を判定する。具体的には、室外熱交換器8の温度が外気温に応じて予め設定された除霜開始基準温度以下である状態、すなわち、図9の二点鎖線の基準線38以下である状態が3分程度持続した場合に、制御部32は室外熱交換器8が完全に着霜していると判定し、運転モードを除霜運転に切替える。基準線38は、空気調和機30の機種ごとに異なるので、実際に試験を行なって決められる。より正確に着霜を判定するには、圧縮機11の回転数を用いて補正するのが望ましい。
再び図8を参照して、制御部32によって着霜が検知されると(ステップS4でYES)、ステップS5に進む。その後の手順は、ステップS5に進む直前のステップS2で測定した外気温が所定の基準値(たとえば、−15℃)を超えているか否かによって異なる。
(i)外気温が基準値(−15℃)以下の場合(ステップS5でNO)
外気温が−15℃以下で暖房運転を行っている場合でも、高断熱住宅が増えている昨今では、圧縮機11の回転数は最大回転数まで達していない場合が多い。たとえば、FD値の最大を10としたとき、FD=5程度で室温が設定値に等しくなり定常状態に達する場合もある。
制御部32は、着霜を検知すると除霜運転を開始する(ステップS10)。具体的には、四方弁10を切替えるために一旦、制御部32は圧縮機11を停止させる。制御部32は、四方弁10に切替指示を与えた後、制御部32は圧縮機11を再起動する。このとき、できるだけ除霜を早く終わらせるために、たとえば、圧縮機11の回転数は最大回転数(FD=10)に設定される。
圧縮機11が起動すると、四方弁10は圧縮機11の吐出圧力の補助を受けることによって切替わる。圧縮機11の回転数が最大回転数であるので、冷媒温度が低い場合でも四方弁10が切替わるのに十分な冷媒圧力が確保される。四方弁10が切替わったことは、室内熱交換器3の温度が下降し、室外熱交換器8の温度が上昇することで確認できる。
除霜運転時には、制御部32は、室内ファン4および室外ファン9を停止する。この理由は、室内に冷風が吹かないようにするためであり、さらに、除霜のために室外熱交換器8に供給される暖かい冷媒ガスの熱が外気に奪われないようにするためである。
除霜運転の開始後、制御部32は、温度センサ13によって室外熱交換器8の温度Thex1を検出し(ステップS11)、検出した温度Thex1が除霜終了基準温度以上になっているかを判定する(ステップS12)。原理的には、室外熱交換器8の温度が0℃を超えれば霜は除去されているが、余裕を見て除霜終了基準温度は10℃程度に設定される。
室外熱交換器8の温度Thex1が除霜終了基準温度(10℃)以上になると(ステップS12でYES)、制御部32は、暖房運転を再開する(ステップS13)。具体的には、四方弁10を切替えるために一旦、制御部32は圧縮機11を停止させる。制御部32は、四方弁10に切替指示を与えた後、圧縮機11を再起動する。このとき、外気温が基準値(−15℃)以下の場合には、圧縮機11の回転数は最大回転数(FD=10)に設定される。なお、長くても15分程度の除霜運転中には外気温はほとんど変化しないと仮定している。室外ファン9の停止中にも温度センサ12によって外気温が検出可能な場合には、ステップS13で改めて外気温を検出し、検出した外気温に基づいて暖房運転開始時の圧縮機11の回定数を設定するようにしてもよい。
圧縮機11が起動すると、四方弁10は圧縮機11の吐出圧力の補助を受けることによって切替わる。圧縮機11の回転数が最大回転数であるので、冷媒温度が低い場合でも四方弁10が切替わるのに十分な冷媒圧力が確保される。
制御部32は、四方弁10が切替わったことを室内熱交換器3および室外熱交換器8の温度で確認すると、室内ファン4および室外ファン9を回転させる。四方弁10の切替わりは、室内熱交換器3の温度が上昇し、室外熱交換器8の温度が下降することで確認できる。
暖房運転の再開後、制御部32は、温度センサ1で室温を検出し(ステップS14)、検出した室温がユーザの入力した室温設定値に応じた所定の範囲に到達したか否かを判定する(ステップS15)。図8の例では、検出した室温が設定値以上となっているか否かが判定される。
室温が設定値以上になったとき(ステップS15でYES)、制御部32は、運転モードを通常のフィードバック運転に復帰させる(ステップS16)。具体的には、制御部32は、除霜運転開始直前の暖房運転時における回転数(FD=5)よりも所定の値(+1)だけ高い回転数(FD=6)に圧縮機11の回転数を設定する。その後、制御部32は、温度センサ1によって検出された室温がユーザが入力した室温設定値に等しくなるように、圧縮機11の回転数をフィードバック制御する。
以下、ステップS2以降の手順が繰返される。除霜運転後の暖房運転の場合も、空気調和機30の運転状態を安定させるために、暖房運転開始直後の所定の時間(除霜制限時間)のあいだ除霜運転への切替えが制限される(ステップS2)。
(ii)外気温が基準値(−15℃)を超える場合(ステップS5でYES)
たとえば、高断熱住宅に設置された空気調和機30で外気温が2℃程度の場合には、圧縮機の回転数が最小設定回転数(FD=1)で暖房運転されている。
制御部32は、着霜を検知すると除霜運転を開始する(ステップS6)。具体的には、四方弁10を切替えるために一旦、制御部32は圧縮機11を停止させる。制御部32は、四方弁10に切替指示を与えた後、圧縮機11を再起動する。このとき、圧縮機の回転数は定格回転数(FD=6)かそれよりやや高めに設定される。外気温が高い場合は、四方弁10は、圧縮機11の吐出圧力受けて容易に切替わる。除霜運転中、制御部32は、室内ファン4および室外ファン9を停止する。
除霜運転が開始されると、制御部32は、温度センサ13によって室外熱交換器8の温度Thex1を検出し(ステップS7)、検出した温度Thex1が除霜終了基準温度(10℃)以上になっているかを判定する(ステップS8)。
室外熱交換器8の温度Thex1が除霜終了基準温度(10℃)以上になると(ステップS8でYES)、制御部32は、暖房運転を再開する(ステップS9)。具体的には、四方弁10を切替えるために一旦、制御部32は圧縮機11を停止させる。制御部32は、四方弁10に切替指示を与えた後、圧縮機11を再起動する。
このとき、外気温が基準値(−15℃)を超えている場合には、圧縮機11の回転数を最大回転数に設定しない。外気温が高い状態で、圧縮機11の回転数を最大回転数まで上げてしまうと室温が急上昇する。そのため、フィードバック運転に戻したときに室温のオーバーシュートが大きくなり、室温が安定するまでに時間がかかってしまうからである。
そこで、圧縮機11の回転数は、除霜運転直前の暖房運転における回転数(FD=1)に所定の値(+3〜4)だけ大きな値(FD=4〜5)に設定される。これによって、室温を急激に変化させることなく安定に制御することができる。外気温が高いので、圧縮機11の回転数が低くても四方弁10が切替わるのに十分な冷媒圧力を確保できる。
次のステップS14以降の手順は、外気温が基準値(−15℃)以下の場合と同じであるので説明を繰返さない。
このように実施の形態1の空気調和機30によれば、除霜運転の終了後に暖房運転を開始するときの圧縮機11の回転数は、外気温が基準値以下の場合には最大回転数に設定される。したがって、圧縮機11の吐出圧力不足のために四方弁10が切替わらなくなるような事態を回避できる。外気温が基準値よりも高い場合には、基準値以下の場合に比べて圧縮機の回転数を低く設定して暖房運転が開始されるので、室温の急上昇を抑制することができる。この結果、その後のフィードバック運転による室温制御を安定して行なうことができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、図8のステップS8,S12で、室外熱交換器8の温度Thex1が除霜終了基準温度(10℃)以上となっているとき(第1の除霜終了条件)、除霜運転を終了した。しかし、外気温が−20℃以下の場合には、除霜運転を行なっても室外熱交換器8の温度がなかなか上昇しない。このため、室外熱交換器8の霜が完全に取除かれるまで除霜運転を続けていると、室温が低下しすぎてしまう。
そこで、実施の形態2では、除霜運転時間が上限値(最大除霜時間)を超えた場合も除霜運転を終了するようにする(第2の除霜終了条件)。最大除霜時間は、15分程度に設定される。なお、除霜運転中は、室内ファン4が停止しているので、温度センサ1によって室温を正確に検知することができない。このため、室温ではなく除霜時間によって制御を行なう。
第2の除霜終了条件で除霜運転を終了した場合には、室外熱交換器8の除霜が完全に完了する前に暖房運転を再開することになる。したがって、完全に除霜できなかった霜が蓄積されて室外機14が氷付けの状態にならないように特別な制御を行なう必要がある。以下、具体的に説明する。
図10は、この発明の実施の形態2としての制御部32の動作を示すフローチャートである。図10の制御部32の動作手順は、ステップS11,S12の間に判断ステップS12Aを含む点で、図8の動作手順と異なる。ステップS12Aが第2の除霜終了条件である。さらに、図10の制御部32の動作手順は、第2の除霜終了条件が成立した場合(ステップS12AでYES)に実行されるステップS20〜S27を含む。その他の点については、図10の動作手順は、図8の場合と同じであるので、同一または相当するステップには同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
ステップS12Aにおいて、制御部32は、除霜運転を開始してから最大除霜時間(たとえば、15分)を経過しているか否かを判定する。最大除霜時間を経過していない場合には(ステップS12AでNO)、ステップS12に進み、制御部32は室外熱交換器8の温度Thex1が除霜終了基準温度(10℃)以上となっているか否か、すなわち、第1の除霜終了条件が成立しているか否かを判定する。
最大除霜時間を経過した場合には(ステップS12AでYES)、制御部32は、除霜運転を強制終了して暖房運転を再開する(ステップS20)。具体的には、制御部32は圧縮機11を一旦停止させ、四方弁10に切替指示を与えた後、圧縮機11を再起動する。このとき、外気温が基準値(−15℃)以下であるので、圧縮機11の回転数は最大回転数(FD=10)に設定される。圧縮機11が起動すると、四方弁10は圧縮機11の吐出圧力の補助を受けることによって切替わる。制御部32は、四方弁10の切替わったことを室内熱交換器3および室外熱交換器8の温度で確認すると、室内ファン4および室外ファン9を回転させる。
暖房運転の再開後、制御部32は、温度センサ1で室温を検出し(ステップS21)、検出した室温がユーザの入力した室温設定値に応じた所定の範囲に到達したか否かを確認する(ステップS22)。図10の例では、検出した室温が室温設定値以上となっているか否かが確認される。
室温が設定値以上になったとき(ステップS22でYES)、制御部32は、運転モードをフィードバック運転に復帰させる(ステップS23)。具体的には、制御部32は、除霜運転開始直前の暖房運転時における回転数よりも所定の値(+1)だけ高い回転数に圧縮機11の回転数を設定する。その後、制御部32は、温度センサ1によって検出された室温がユーザが入力した室温設定値に等しくなるように、圧縮機11の回転数をフィードバック制御する。
ただし、ステップS23の場合には、圧縮機11の回転数の上限値は最大回転数より低い値に制限される。たとえば、除霜運転開始直前の圧縮機11の回転数がFD=9であったとしても、フィードバック運転を開始するときの回転数は最大回転数(FD=10)まで上げずにそれより低い値(FD=9)に制限される。これによって、着霜のスピードを落とすことができる。
前述のように、空気調和機30の運転状態を安定させるために、暖房運転開始直後の所定の時間(除霜制限時間)のあいだ除霜運転への切替えを行なわない。ステップS24で、制御部32は、この除霜制限時間を通常の場合よりも短く設定する。たとえば、通常の除霜制限時間が30分程度であったとすると、ステップS24の場合には20分程度まで短縮される。これによって、室外熱交換器8が着霜しているか否かの判定を通常よりも早めに行なって、着霜が進行しないうちに除霜運転を行なうようにする。
さらに、図9で説明した除霜開始基準温度を通常よりも高く設定することによって、通常よりも少ない着霜量で除霜運転を開始するようにしてもよい。以上の手順により、着霜が進行して室外機14が氷付け状態になることを防ぐことできる。
その後、制御部32は、温度センサ12によって検出された外気温(ステップS25)および温度センサ13によって検出された室外熱交換器8の温度(ステップS26)に基づいて、室内熱交換器3が着霜しているか否かを判定する(ステップS27)。着霜が検知された場合には、ステップS10に戻って、制御部32は除霜運転を開始する。最大除霜時間内に除霜が終了した場合(ステップS12でYES)は、制御部32は、図8で説明したステップS13〜S16を実行し、通常のフィードバック運転に復帰させる。
[実施の形態3]
室外ファン9の回転数は回転数は大きい方が顕熱として使用される熱量が多くなるので、室外熱交換器8に着霜しにくくなる。しかし、室外ファン9は室外に取り付けられているために、回転数が大きすぎると騒音の元となる。したがって、室外ファン9は、運転可能な最大回転数よりも抑えた回転数で通常は運転される。
これに対して、室外熱交換器8に着霜し始めると、フィン間が霜で覆われるために室外ファン9の回転数を増やしても騒音はあまり大きくならない。そこで、実施の形態3では、制御部32は、室外熱交換器8が完全に着霜するには至っていない状態、すなわち、部分的に着霜し始めた状態を検知する。そして、室外熱交換器8が部分的に着霜し始めたとき、制御部32は、室外ファン9の回転数を通常の回転数よりも100〜200rpm程度上昇させる。これによって、顕熱として使用される熱量が多くなるので着霜しにくくなるとともに、室外熱交換器8の熱交換効率も上昇する。着霜が始まっているので、霜によって室外ファン9の騒音も無着霜状態の場合よりも小さくなる。
室外熱交換器8に着霜し始めた状態は、温度センサ12,13を用いた外気温および室外熱交換器8の温度検出に基づいて判定することができる。具体的には、図9に示すように、制御部32は、室外熱交換器8の温度が、前述の除霜開始基準温度(図9の二点鎖線38)より高くかつ外気温に応じて予め設定された着霜基準温度(図9の一点鎖線37)以下の場合に、室外ファン9の回転数を増加させる。着霜基準温度と除霜開始基準温度との差は1℃程度に設定される。
図11は、この発明の実施の形態3としての制御部32の動作を示すフローチャートである。図11の制御部32の動作手順は、ステップS4に代えて室外熱交換器8の着霜状態を判定するステップS4Aを含む点で、図10の動作手順と異なる。さらに、図11の動作手順は、ステップS4Aで室外熱交換器8が部分的に着霜されていると判定された場合に実行されるステップS30を含む。その他の点については、図11の動作手順は、図10の場合と同じであるので、同一または相当するステップには同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
ステップS4Aにおいて、制御部32は、ステップS2で検出した外気温とステップS3で検出した室外熱交換器8の温度とに基づいて、室外熱交換器8の着霜状態を判定する。具体的には、室外熱交換器8の温度が外気温に応じた着霜基準温度(図9の一点鎖線37)を超えている場合には、制御部32は、正常と判定して処理をステップS2に戻す。室外熱交換器8の温度が外気温に応じた除霜開始基準温度(図9の二点鎖線38)以下の場合には、制御部32は、処理をステップS5以下に進めて除霜運転を開始させる。室外熱交換器8の温度が外気温に応じた着霜基準温度以下であり、かつ、除霜開始基準温度を超えている場合には、制御部32は処理をステップS30に進める。
ステップS30において、制御部32は、室外ファン9の回転数を通常の回転数よりも100〜200rpm程度上昇させる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 温度センサ(室温用)、2 温度センサ(室内熱交換器用)、12 温度センサ(外気温用)、13 温度センサ(室外熱交換器用)、3 室内熱交換器、4 室内ファン、7 室内機、8 室外熱交換器、9 室外ファン、10 四方弁、11 圧縮機、14 室外機、15 キャピラリーチューブ、30 空気調和機、31 操作部、32 制御部。

Claims (7)

  1. 回転数が可変の圧縮機と、
    室外熱交換器と、
    室内熱交換器と、
    暖房運転時に前記圧縮機で圧縮された冷媒を前記室内熱交換器に流し、除霜運転時に前記圧縮された冷媒を前記室外熱交換器に流すように、前記圧縮された冷媒の流れを切替えるための四方弁と、
    外気温を検出する第1の温度センサと、
    前記圧縮機および前記四方弁を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、除霜運転から暖房運転に切替えるときに、外気温が所定の外気温基準値以下の場合には、前記四方弁に切替指示を与えるとともに前記圧縮機を第1の回転数で回転させ、
    前記制御部は、除霜運転から暖房運転に切替えるときに、外気温が前記外気温基準値を超えている場合には、前記四方弁に切替指示を与えるとともに前記圧縮機を前記第1の回転数よりも低い第2の回転数で回転させる、空気調和機。
  2. 前記第1の回転数は、前記圧縮機の設定可能な回転数のうちの最大の回転数であり、
    前記第2の回転数は、除霜運転を開始する直前の暖房運転時の前記圧縮機の回転数に基づいて設定される、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記空気調和機は、室温を検出する第2の温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、暖房運転の開始後に、検出された室温が室温設定値に応じた範囲に達したとき、前記圧縮機の回転数を前記第1または第2の回転数から第3の回転数に変更させ、その後、検出された室温が前記室温設定値に維持されるように前記圧縮機の回転数をフィードバック制御し、
    前記第3の回転数は、除霜運転を開始する直前の暖房運転時の前記圧縮機の回転数に基づいて設定される、請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記空気調和機は、前記室外熱交換器の温度を検出する第3の温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、検出された前記室外熱交換器の温度が所定の除霜終了基準温度以上であるという第1の条件もしくは除霜運転を開始してから所定の最大除霜時間が経過したという第2の条件が成立したときに除霜運転を終了する、請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記制御部は、前記第2の条件が成立したことによって除霜運転を終了した場合に、前記第3の回転数、および前記圧縮機の回転数をフィードバック制御するときの回転数の上限値を、設定可能な最大の回転数よりも低い値に制限する、請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記制御部は、暖房運転を開始してから所定の除霜制限時間が経過した後であり、かつ、検出された前記室外熱交換器の温度が外気温に応じて予め設定された除霜開始基準温度以下である場合に除霜運転を開始し、
    前記制御部は、前記第2の条件が満たされたことによって除霜運転を終了した場合には、前記第1の条件が満たされたことによって除霜運転を終了した場合よりも、次に除霜運転を開始するときの条件である前記除霜制限時間を短く設定する、請求項4または5に記載の空気調和機。
  7. 前記空気調和機は、前記室外熱交換器に送風する回転数が可変の室外ファンをさらに備え、
    前記制御部は、検出された前記室外熱交換器の温度が、前記除霜開始基準温度より高くかつ外気温に応じて予め設定された着霜基準温度以下の場合に、前記着霜基準温度より高い場合よりも前記室外ファンの回転数を増加させる、請求項6に記載の空気調和機。
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