JP7317108B2 - 室外機、空気調和装置および空気調和装置の運転制御方法 - Google Patents

室外機、空気調和装置および空気調和装置の運転制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、室外機、空気調和装置および空気調和装置の運転制御方法に関する。
空気調和装置の室外機では、送風機の駆動源として電動機が用いられる。また、近年、電動機のコイルの結線状態をY結線とデルタ結線とで切り替えることも提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2018-057114号公報(図1参照)
室外機では、送風機の停止時に、外風によって送風機が回転する場合がある。外風によって送風機が回転すると、電動機が発電機となって誘起電圧が発生する。そのため、このときの誘起電圧が電動機の駆動回路の耐電圧を超えないように、電動機におけるコイルの巻き数が制限される。一方、電動機の運転効率を向上するためには、コイルの巻き数を多くすることが必要であるため、上記のようにコイルの巻き数が制限されると、電動機の運転効率の向上の妨げになる。
また、外気温が低温の場合には、室外機に設けられた熱交換器のフィンに空気中の水分が付着して凍結する、着霜という現象が発生する。着霜が発生すると、フィンの通風抵抗が増加して熱交換器の運転能力が低下する。そのため、着霜の発生時には電動機の回転数を増加させ、送風量を増加させる必要がある。
しかしながら、電動機電圧は、商用電源の電圧によって規定される最大電圧を超えることができない。電動機の運転効率の向上のためにコイルの巻き数を増加させると、電動機電圧が最大電圧に達しやすくなるため、着霜時の送風量の増加が難しくなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、電動機の運転効率を向上させながら、外風による誘起電圧の上昇を抑制し、且つ着霜時の送風量の増加を可能にすることを目的とする。
本発明の室外機は、熱交換器と、コイルを有する電動機と、電動機によって回転する羽根車とを備え、熱交換器に送風する送風機と、コイルの結線状態を、第1の結線状態と、第1の結線状態よりも線間電圧が低い第2の結線状態とで切り替える結線切り替え部と、温度を検知する温度センサとを有する。電動機の停止時には、結線切り替え部は、コイルの結線状態を第2の結線状態とする。電動機の回転時には、結線切り替え部は、温度センサによる検知温度が閾値以上の場合にはコイルの結線状態を第1の結線状態とし、検知温度が閾値未満の場合にはコイルの結線状態を第2の結線状態とする。当該閾値は、前記熱交換器に着霜が生じる温度である。
本発明によれば、電動機の停止時に、コイルの結線状態が第2の結線状態であるため、外風によって電動機が回転した場合の誘起電圧の上昇が抑制される。そのため、コイルの巻き数を増加させることが可能になり、電動機の運転効率を向上することができる。また、温度センサによる検知温度と閾値との比較結果に応じてコイルの結線状態が切り換えられるため、着霜が発生しやすい温度では誘起電圧の上昇を抑制しながら送風量を増加させ、着霜が発生しにくい温度では電動機の運転効率を向上することができる。
実施の形態1の電動機を示す断面図である。 実施の形態1の空気調和装置を示す模式図である。 実施の形態1の空気調和装置を示す図(A)および室外送風機を示す断面図(B)である。 実施の形態1の室外機の熱交換器の一部を示す模式図である。 実施の形態1の電動機とインバータとを示すブロック図である。 実施の形態1の電動機を駆動する駆動装置を示すブロック図である。 実施の形態1の電動機を駆動する駆動装置を示すブロック図である。 実施の形態1のコイルの結線状態を示す模式図(A),(B)である。 実施の形態1の空気調和装置の動作を示すフローチャートである。 比較例の電動機を駆動する駆動装置を示すブロック図である。 外風による比較例の電動機の回転数と、誘起電圧との関係を示すグラフである。 外風による実施の形態1の電動機の回転数と、誘起電圧との関係を示すグラフである。 実施の形態1の変形例の空気調和装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の空気調和装置のリモコンの表示画面の例を示す模式図である。 実施の形態2の空気調和装置のリモコンの表示画面の例を示す模式図である。 実施の形態2の空気調和装置のリモコンの表示画面の例を示す模式図である。 変形例のコイルの結線状態の切り替え動作を示す模式図(A)、(B)である。 コイルの結線状態の切り替え動作の他の例を示す模式図(A)、(B)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
<電動機の構成>
図1は、実施の形態1の空気調和装置の室外機に用いられる電動機1を示す断面図である。電動機1は、ステータ10と、ステータ10の内側に回転可能に設けられたロータ20とを有する。ステータ10とロータ20との間には、例えば0.3~1.0mmのエアギャップが形成されている。
以下では、ロータ20の回転軸を規定する軸線を、軸線C1とする。また、軸線C1の方向を「軸方向」と称する。また、軸線C1を中心とする周方向を「周方向」と称する。軸線C1を中心とする径方向を「径方向」と称する。なお、図1は、軸線C1に直交する面における断面図である。
ステータ10は、ステータコア11と、ステータコア11に巻き付けられたコイル3とを備えている。ステータコア11は、厚さ0.2~0.5mmの複数の電磁鋼板を軸方向に積層し、カシメ等により締結したものである。
ステータコア11は、環状のヨーク12と、ヨーク12から径方向内側に突出する複数のティース13とを有している。ティース13の数は、ここでは12であるが、これに限定されるものではなく、2以上であればよい。各ティース13は、径方向内側の先端に、周方向の幅の広い歯先部を有する。
各ティース13には、図示しない絶縁体を介して、コイル3が巻き付けられている。コイル3は、例えば、アルミニウムまたは銅で形成された導線で構成され、各ティース13に集中巻きで巻かれている。より具体的には、コイル3は、線径(直径)が0.2~0.5mmのマグネットワイヤで構成される。
コイル3は、U相のコイル3Uと、V相のコイル3Vと、W相のコイル3Wとで構成されている。コイル3U,3V,3Wのそれぞれの両端子は、開放されている。すなわち、コイル3は、合計6つの端子を有している。コイル3の結線状態は、後述するように、Y結線とデルタ結線とで切り替え可能である。
ロータ20は、円筒状のロータコア21と、ロータコア21の中心に取り付けられたシャフト22と、ロータコア21の外周に取り付けられた永久磁石23a,23bとを有する。
ロータコア21は、厚さ0.2~0.5mmの複数の電磁鋼板を軸方向に積層し、カシメ等により締結したものである。ロータコア21の径方向中心には、シャフト22が固定されるシャフト孔が形成されている。シャフト孔には、シャフト22が、焼嵌または圧入等によって固定されている。
永久磁石23aおよび永久磁石23bは、周方向に交互に配置されている。ここでは、永久磁石23aがN極であり、永久磁石23bがS極である。永久磁石23aおよび永久磁石23bは、いずれも5個であり、従って極数は10である。但し、極数は、10に限定されるものではない。永久磁石23a,23bは、例えば、ネオジウム(Nd)、鉄(Fe)およびボロン(B)を含有する希土類磁石で構成されている。
ロータコア21の表面に永久磁石23a,23bが固定された電動機を、表面磁石型(SPM:Surface Permanent Manget)と称する。但し、電動機1はSPM型に限らず、ロータコア21の磁石挿入孔に永久磁石23が埋め込まれた埋込磁石型(IPM:Inner Permanent Magnet)であってもよい。
<空気調和装置の構成>
図2は、実施の形態1の空気調和装置5を示す模式図である。空気調和装置5は、室外に設置される室外機5Aと、空調対象である室内に設置される室内機5Bとを有する。室外機5Aと室内機5Bとは、冷媒配管50によって接続されている。
空気調和装置5は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機51と、冷媒と室内空気との熱交換を行う室内熱交換器52と、冷媒を減圧する減圧装置としての膨張弁53と、冷媒と外気との熱交換を行う熱交換器としての室外熱交換器6とを備える。これら圧縮機51、室内熱交換器52、膨張弁53および室外熱交換器6は、冷媒配管50によって接続され、冷媒回路を構成する。
暖房運転時には、圧縮機51から吐出された冷媒が、室内熱交換器52、膨張弁53および室外熱交換器6の順に流れる。冷房運転時には、図示しない冷媒流路切替弁(四方弁)によって流路を逆方向に切り替える。
室外機5Aは、上述した圧縮機51および室外熱交換器6と、送風機としての室外送風機4とを有する。室外送風機4は、室外熱交換器6に送風する。室外機5Aは、さらに、空気調和装置5の運転を制御する制御装置110を有する。
室内機5Bは、上述した室内熱交換器52と、室内送風機8とを有する。室内送風機8は、室内熱交換器52により熱交換された空気を室内に供給する。室内機5Bは、さらに、操作装置としてのリモコン9から送信された信号を受信する信号受信部108を有する。
暖房運転時には、圧縮機51から吐出された高温高圧のガス冷媒が、冷媒配管50を通って流れ、室内機5Bの室内熱交換器52に流入する。室内熱交換器52は凝縮器として動作する。室内送風機8により送風された空気が室内熱交換器52を通過する際に、熱交換により冷媒から凝縮熱を奪い、加熱された空気が室内に供給される。また、冷媒は凝縮して高圧低温の液冷媒となり、冷媒配管50を通って室外機5Aの膨張弁53に流入し、膨張弁53で断熱膨張して低圧低温の二相冷媒となる。
膨張弁53を通過した冷媒は、室外熱交換器6に流入する。室外熱交換器6は蒸発器として動作する。室外送風機4により送風された空気が室外熱交換器6を通過する際に、熱交換により冷媒に蒸発熱を奪われる。冷媒は蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、圧縮機51で再び高温高圧な冷媒に圧縮される。
図3(A)は、室外機5Aおよび室内機5Bの各構成要素を示す模式図である。室外機5Aの室外送風機4は、羽根車41と、羽根車41を回転させる電動機1とを有する。電動機1は、図1を参照して説明した構成を有する。羽根車41は、ハブ42により、電動機1のシャフト22に固定されている。
図3(B)は、室外機5Aを示す断面図である。室外熱交換器6は、電動機1の軸方向において、室外送風機4に対向するように配置されている。室外送風機4の送風により、室外熱交換器6を通過する空気流が生成される。なお、室外熱交換器6は、必ずしも室外送風機4に対向している必要はなく、室外送風機4の風路内にあればよい。
室外機5Aは、また、室外熱交換器6のフィン61(図4)の表面温度を測定する温度センサとしてのフィン温度センサ65を有する。フィン温度センサ65は、例えばサーミスタで構成される。但し、サーミスタ以外のセンサを用いてもよい。
室内機5Bの室内送風機8は、羽根車82と、羽根車82を回転させる電動機81とを有する。羽根車82は、例えばクロスフローファンで構成される。電動機81は、室外送風機4の電動機1(図1)と同じ構成を有していてもよいが、これに限定されるものではない。室内送風機8の送風により、室内熱交換器52(図2)を通過する空気流を生成する。
図4は、室外熱交換器6の一部を拡大して示す模式図である。室外熱交換器6は、例えば、フィンアンドチューブ型の熱交換器である。具体的には、室外熱交換器6は、図4中で上下方向に長く、左右方向に等間隔に配列された複数のフィン61を有する。フィン61は、平板状であり、アルミニウム等の金属で形成されている。
各フィン61には、長手方向に等間隔に複数の穴が形成されており、それぞれの穴には伝熱管62が挿入されている。伝熱管62は、フィン61の長手方向と直交する方向に長く、フィン61の配列方向と直交する方向に等間隔に配列されている。伝熱管62は、内側に冷媒の流路62aが形成されたチューブであり、アルミニウム等の金属で形成されている。フィン61および伝熱管62は、電動機1の軸方向に対して直交する面に沿って配列されていることが望ましい。
隣り合うフィン61の間を流れる空気と、伝熱管62内を流れる冷媒との間で、熱交換が行われる。フィン61および伝熱管62の数は、室外熱交換器6に要求される能力に応じて決定される。なお、図4に示したフィン61の構成はあくまでも一例であり、他の構成のフィンを用いてもよい。
<駆動装置の構成>
図5は、電動機1とこれを駆動するインバータ103とを示すブロック図である。インバータ103は、直流電圧である入力電圧Vを交流電圧に変換し、電動機1のコイル3U,3V,3Wに出力する。
インバータ103は、上アーム131と下アーム132とを有する。上アーム131および下アーム132は、いずれもU相、V相、W相のスイッチング素子を有する。これらのU,V,W相のスイッチング素子は、制御装置110(図6)からの制御信号によってPWM(Pulse Width Modulation)制御される。
図6は、上記のインバータ103を含む駆動装置100を示すブロック図である。駆動装置100は、電源101の出力を整流するコンバータ102と、電動機1のコイル3に交流電圧を出力するインバータ103と、コイル3の結線状態を切り替える結線切り替え部7と、制御装置110とを有する。
電源101は、例えば200V(実効電圧)の交流電源であり、例えば商用電源である。コンバータ102は、電源101から供給された交流電圧を直流電圧に変換する整流回路である。コンバータ102から出力される電圧を、母線電圧とも称する。
インバータ103は、図5を参照して説明した構成を有する。インバータ103は、コンバータ102から母線電圧を供給され、電動機1のコイル3に線間電圧(電動機電圧とも称する)を出力する。インバータ103には、コイル3U,3V,3Wにそれぞれ接続された配線104,105,106が接続されている。
コイル3Uは、端子31U,32Uを有する。コイル3Vは、端子31V,32Vを有する。コイル3Wは、端子31W,32Wを有する。配線104は、コイル3Uの端子31Uに接続されている。配線105は、コイル3Vの端子31Vに接続されている。配線106は、コイル3Wの端子31Wに接続されている。
結線切り替え部7は、スイッチ要素71,72,73を有する。スイッチ要素71は、コイル3Uの端子32Uを、配線105および中性点33の何れかに接続する。スイッチ要素72は、コイル3Vの端子32Vを、配線106および中性点33の何れかに接続する。スイッチ要素73は、コイル3の端子32Wを、配線104および中性点33の何れかに接続する。スイッチ要素71,72,73は、ここでは機械式スイッチすなわちリレー接点で構成されているが、半導体スイッチで構成してもよい。
制御装置110は、コンバータ102、インバータ103および結線切り替え部7を制御する。制御装置110には、室内機5Bの信号受信部108が受信したリモコン9からの運転指示信号と、フィン温度センサ65が検知したフィン61の表面温度と、室内温度センサが検知した室内温度とが入力される。
リモコン9は、表示部91と、操作部92とを有する。表示部91は、例えば液晶ディスプレイであり、空気調和装置5の運転状態またはメニュー画面を表示する。操作部92は、例えばキー等であり、空気調和装置5の起動および停止、運転モードの切り替え、並びに運転内容の設定を行う部分である。運転モードには、例えば、暖房運転および冷房運転がある。運転内容には、例えば、設定温度および風速がある。
制御装置110は、これらの入力情報に基づき、インバータ103にインバータ駆動信号を出力し、結線切り替え部7に結線切り替え信号を出力する。
図6に示した状態では、スイッチ要素71は、コイル3Uの端子32Uを中性点33に接続しており、スイッチ要素72は、コイル3Vの端子32Vを中性点33に接続しており、スイッチ要素73は、コイル3Wの端子32Wを中性点33に接続している。すなわち、コイル3U,3V,3Wの端子31U,31V,31Wはインバータ103に接続され、端子32U,32V,32Wは中性点33に接続されている。
図7は、駆動装置100において、結線切り替え部7のスイッチ要素71,72,73が切り替えられた状態を示すブロック図である。図7に示した状態では、スイッチ要素71は、コイル3Uの端子32Uを配線105に接続しており、スイッチ要素72は、コイル3Vの端子32Vを配線106に接続しており、スイッチ要素73は、コイル3Wの端子32Wを配線104に接続している。
図8(A)は、スイッチ要素71,72,73が図6に示した状態にあるときのコイル3U,3V,3Wの結線状態を示す模式図である。コイル3U、3V,3Wは、それぞれ端子32U,32V,32Wにおいて中性点33に接続されている。そのため、コイル3U、3V,3Wの結線状態は、Y結線(スター結線)となる。
図8(B)は、スイッチ要素71,72,73が図7に示した状態にあるときのコイル3U,3V,3Wの結線状態を示す模式図である。コイル3Uの端子32Uは、配線105(図7)を介してコイル3Vの端子31Vに接続される。コイル3Vの端子32Vは、配線106(図7)を介してコイル3Wの端子31Wに接続される。コイル3Wの端子32Wは、配線104(図7)を介してコイル3Uの端子31Uに接続される。そのため、コイル3U、3V,3Wの結線状態は、デルタ結線(三角結線)となる。
電動機1の回転数を同じとすると、コイル3の結線状態がY結線の場合の線間電圧は、デルタ結線の場合の線間電圧よりも高い。Y結線は第1の結線状態に相当し、デルタ結線は第2の結線状態に相当する。結線切り替え部7は、スイッチ要素71,72,73の切り替えにより、電動機1のコイル3U,3V,3Wの結線状態を、第1の結線状態としてのY結線と、第2の結線状態としてのデルタ結線との間で切り替える。
なお、図1に示したように電動機1は12のティース13を有し、コイル3U,3V,3Wはそれぞれ4つのティース13に巻かれている。すなわち、図8(A)および(B)に示したコイル3Uは、4つのティース13に巻かれたU相のコイル部分を直列に接続したものである。同様に、コイル3Vは、4つのティース13に巻かれたV相のコイル部分を直列に接続したものである。また、コイル3Wは、4つのティース13に巻かれたW相のコイル部分を直列に接続したものである。
<空気調和装置の動作>
図9は、空気調和装置5の動作を、室外機5Aの動作を中心として示すフローチャートである。空気調和装置5の制御装置110は、信号受信部108によりリモコン9から起動信号を受信することにより、運転を開始する(ステップS101)。この時点では、後述するように、室外送風機4の電動機1のコイル3の結線状態は、デルタ結線である。
制御装置110は、室外機5Aのフィン温度センサ65により検知されたフィン61の表面温度(検知温度Tfと称する)を取得し、閾値T以上か否かを判断する(ステップS102)。閾値Tは、フィン61の着霜が生じ得る温度であり、例えば0℃である。
検知温度Tfが閾値T以上であれば、電動機1のコイル3の結線状態をデルタ結線からY結線に切り替える(ステップS103)。一方、検知温度Tfが閾値T未満であれば、電動機1のコイル3の結線状態をデルタ結線のまま維持する。
その後、制御装置110は、電動機1を駆動し、室外送風機4による送風を開始する(ステップS104)。同時に、制御装置110は、室内送風機8の電動機81および圧縮機51の電動機を駆動する。
これにより、図2を参照して説明したように、圧縮機51から冷媒が吐出され、室内熱交換器52、膨張弁53および室外熱交換器6の順に流れる。また、室外熱交換器6には、室外送風機4の送風によって空気が供給され、室内熱交換器52には、室内送風機8の送風により空気が供給される。
室外送風機4の電動機1および室内送風機8の電動機81は、いずれも、予め設定された回転数で回転する。制御装置110は、室内温度と設定温度との温度差に応じて、圧縮機51の電動機回転数を制御するが、これについては説明を省略する。
制御装置110は、信号受信部108がリモコン9から停止信号を受信すると(ステップS105)、インバータ103に停止信号を出力する(ステップS106)。
電動機1のコイル3に流れる電流が0になると、電動機1は停止またはフリーラン状態となる。制御装置110は、電流が0になったことを検知すると(ステップS107)、電動機1のコイル3の結線状態がY結線かデルタ結線かを判断する(ステップS108)。
電動機1のコイル3の結線状態がY結線であった場合には、制御装置110は、結線切り替え部7によりデルタ結線への切り替えを行う(ステップS109)。電動機1のコイル3の結線状態がデルタ結線であった場合には、コイル3の結線状態をデルタ結線のまま維持する。そのため、電動機1が完全に停止した状態では、コイル3の結線状態はデルタ結線である。
なお、制御装置110は、ステップS106で電動機1を停止する際には、室内送風機8の電動機81および圧縮機51の電動機を停止する。これにより、冷媒配管50内の冷媒の循環、並びに室外熱交換器6および室内熱交換器52への送風が停止する。
<空気調和装置の作用>
次に、実施の形態1による空気調和装置の作用について説明する。一般に、ステータ10のコイル3の巻き数を増加させるほど、必要なトルクを得るための電流が少なくて済むため、インバータ103の通電による損失が減少し、電動機1の運転効率が向上する。また、コイル3の巻き数を増加させるほどインダクタンスが向上し、キャリア高調波に起因する鉄損が減少するため、電動機効率も向上する。
室外送風機4にも用いられる電動機1の場合、電動機1の停止時に外風によって羽根車41が回転すると、電動機1が発電機となり、回転数とコイル3の巻き数に比例した誘起電圧が発生する。そのため、外風に起因して発生する誘起電圧が、インバータ103等の駆動回路の耐電圧を超えないように、コイル3の巻き数が制限される。そのため、上述した電動機1の運転効率の向上と、外風による誘起電圧の抑制との両立が課題となる。
また、外気温が低い環境では、室外熱交換器6のフィン61に空気中の水分が付着して凍結する、着霜という現象が発生する。着霜が発生すると、フィン61の通風抵抗が増加し、室外熱交換器6の運転能力が低下するため、これを補うために電動機1の回転数を増加させる必要がある。
しかしながら、電動機1の回転数を増加させると、回転数に比例して誘起電圧が高くなり、誘起電圧に支配される電動機電圧(線間電圧)が高くなる。電動機電圧は、インバータ103への入力電圧V(図5)を超えることができず、この入力電圧Vは電源101(商用電源)の電圧によって決まるため、電動機1の最大回転数が制限される。電動機電圧は、コイル3の巻き数に比例するため、巻き数が増加するほど、電動機1の最大回転数が低下することになる。そのため、上述した電動機1の運転効率の向上と、着霜による室外熱交換器6の運転効率低下の抑制との両立が課題となる。
ここで、比較例の室外送風機の電動機1の駆動装置100Aについて説明する。図10は、比較例の室外送風機の電動機1の駆動装置100Aを示すブロック図である。
比較例の室外送風機の電動機1の駆動装置100Aは、コンバータ102、インバータ103、信号受信部108および制御装置110を有する。但し、比較例の駆動装置100Aは、結線切り替え部7(図6)を有さず、電動機1のコイル3の結線状態はY結線に固定されている。
図11は、比較例の室外送風機において、外風によって回転する電動機1の回転数と、電動機1のコイル3に発生する誘起電圧との関係を示すグラフである。コイル3の巻き数を一定とすると、電動機1の回転数すなわち外風の風速と比例して、誘起電圧が高くなる。そのため、想定される風速に対して、誘起電圧が耐電圧に達しないように、コイル3の巻き数を制限する必要がある。
図12は、実施の形態1の室外送風機において、外風によって回転する電動機1の回転数と、電動機1のコイル3に発生する誘起電圧との関係を示すグラフである。実施の形態1では、上記の通り、結線切り替え部7が、電動機1のコイル3の結線状態をY結線とデルタ結線とで切り替える。
コイル3の結線状態がデルタ結線である場合、外風に起因して発生する誘起電圧は、外風の風速およびコイル3の巻き数を同じとすると、Y結線である場合の1/√3倍となる。そのため、電動機1の停止時にコイル3の結線状態をデルタ結線とすることにより、誘起電圧が耐電圧に到達するときの外風の風速V2は、Y結線の場合の風速V1の√3倍となる。
すなわち、電動機1の停止時にコイル3の結線状態をデルタ結線とすることにより、誘起電圧が耐電圧を超えないようにしながら、電動機1をより高速で回転させることが可能になる。従って、比較例の電動機1と比較して、コイル3の巻き数を多くすることが可能になる。
そのため、上述したようにコイル3の巻き数を増加させ、これによりインバータ103の通電による損失を低減し、電動機1の運転効率を向上させることができる。また、コイル3の巻き数を増加させることで、キャリア高調波に起因する鉄損を低減し、電動機効率を向上させることができる。
さらに、電動機1の停止時にはコイル3の結線状態をデルタ結線とし、電動機1の回転開始前にフィン温度センサ65による検知温度Tfと閾値Tとを比較し、検知温度Tfが閾値T以上であればY結線への切り替えを行い、検知温度Tfが閾値T未満であればデルタ結線を維持する。
コイル3の結線状態がデルタ結線である場合、電動機1の回転によって発生する誘起電圧は、回転数およびコイル3の巻き数を同じとすると、Y結線である場合の1/√3倍となる。そのため、フィン61の表面温度が着霜が生じる温度である場合には、電動機1をデルタ結線で回転させることにより、誘起電圧の上昇を抑えながら、着霜による室外熱交換器6の運転能力の低下を補うように電動機1を高回転数で回転させることができる。
また、フィン61の表面温度が着霜が生じる温度でない場合には、電動機1を高効率なY結線で回転させることにより、電動機1の運転効率を向上することができる。
このように、実施の形態1では、外風に起因する誘起電圧の上昇を抑制しながら、コイル3の巻き数を多くして電動機1の運転効率を向上し、なお且つ、着霜による室外熱交換器6の運転力の低下を抑制することができる。
なお、ここでは、フィン61の表面温度(検知温度Tf)に基づいてコイル3の結線状態を切り替えたが、フィン61の表面温度に限らず、フィン61の着霜状態に影響する温度であればよい。例えば、伝熱管62の温度、あるいは室外機5Aの周囲の環境温度に応じてコイル3の結線状態を切り替えてもよい。
<実施の形態1の効果>
以上説明したように、実施の形態1の室外機5Aは、室外熱交換器6と、室外熱交換器6に送風する室外送風機4と、コイル3の結線状態を切り替える結線切り替え部7と、フィン温度センサ65とを有する。電動機1の停止時には、結線切り替え部7がコイル3の結線状態をデルタ結線とする。電動機1の回転時には、結線切り替え部7は、フィン温度センサ65による検知温度Tfが閾値T以上の場合にはコイル3の結線状態をY結線とし、検知温度Tfが閾値T未満の場合にはコイル3の結線状態をデルタ結線とする。これにより、電動機1の停止時の外風による誘起電圧の上昇を抑制しながら、コイル3の巻き数を多くして電動機1の運転効率を向上し、なお且つ、着霜による室外熱交換器6の運転応力の低下を抑制することができる。
また、フィン温度センサ65により、室外熱交換器6のフィン61の表面温度を検知するため、フィン61の着霜の発生しやすさに合わせて、コイル3の結線状態を切り替えることができる。
また、電動機1の回転開始前に検知温度Tfと閾値Tとを比較し、検知温度Tfが閾値T以上の場合にはコイル3の結線状態をY結線に切り替え、検知温度Tfが閾値T未満の場合にはコイル3の結線状態をデルタ結線のまま維持する。そのため、フィン61の着霜の発生しやすさに応じた結線状態で、電動機1の回転を開始することができる。
また、電動機1の停止前に、結線切り替え部7が、コイル3の結線状態をY結線からデルタ結線に切り替えるため、電動機1の停止時にはコイル3の結線状態を確実にデルタ結線とすることができ、外風に起因する誘起電圧の上昇を抑制することができる。
また、コイル3が3相コイルであり、Y結線とデルタ結線との間で結線切り替えが行われるため、着霜が発生しやすい状況であれば誘起電圧が上昇しにくいデルタ結線を選択し、そうでなければ高効率なY結線を選択することができる。
また、実施の形態1の運転制御方法によれば、フィン温度センサ65による検知温度Tfが閾値T以上の場合にはコイル3の結線状態をY結線とし、検知温度Tfが閾値T未満の場合にはコイル3の結線状態をデルタ結線として電動機1を回転させ、電動機1が停止する前にコイル3の結線状態をデルタ結線状態とするため、電動機1の停止時の外風による誘起電圧の上昇を抑制しながら、コイル3の巻き数を多くして電動機1の運転効率を向上し、なお且つ、着霜による室外熱交換器6の運転応力の低下を抑制することができる。
変形例.
次に、実施の形態1の変形例について説明する。上述した実施の形態1では、電動機1の回転開始時に、フィン温度センサ65の検知温度Tfと閾値Tとを比較し、その比較結果に基づいてコイル3の結線状態を選択した。
一方、電動機1の回転開始後に外気温が上昇し、これによりフィン61の温度も上昇して着霜が解消される場合もある。そこで、この変形例では、電動機1の回転開始後にもフィン温度センサ65の検知温度Tfと閾値Tとを比較し、その比較結果に基づいてコイル3の結線状態を選択する。
図13は、実施の形態1の変形例の空気調和装置の動作を説明するためのフローチャートである。電動機1の回転開始までの処理(ステップS101~S104)は、実施の形態1と同様である。
制御装置110は、電動機1の回転開始からの経過時間が規定時間に達すると(ステップS201)、フィン温度センサ65によりフィン60の表面温度すなわち検知温度Tfを取得し、閾値T以上か否かを判断する(ステップS202)。規定時間は、例えば1時間であるが、これに限定されるものではない。
検知温度Tfが閾値T以上であれば、電動機1のコイル3の結線状態を確認し(ステップS203)、コイル3の結線状態がデルタ結線であれば、インバータ103に停止信号を送信して電動機1の回転を停止したのち(ステップS204)、Y結線への切り替えを行う(ステップS205)。切り替え完了後、電動機1の回転を再開する(ステップS206)。一方、コイル3の結線状態がY結線であれば、Y結線のまま維持する。その後の処理(ステップS105~S109)は、実施の形態1で説明した通りである。
ステップS204で電動機1の回転を一旦停止するのは、結線切り替え部7のスイッチ要素71,72,73(図6)を構成するリレー接点の信頼性を確保するためである。結線切り替え部7のスイッチ要素71,72,73が半導体スイッチで構成されている場合には、電動機1を回転させたまま結線切り替えを行っても良い。
この変形例によれば、電動機1の回転開始後に外気温が上昇して着霜が解消された場合には、コイル3の結線状態が高効率なY結線に切り替えられるため、電動機1の運転効率をさらに向上することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、リモコン9の表示画面に関するものである。図14は、リモコン9を示す模式図である。リモコン9は、実施の形態1で説明したように、ユーザが空気調和装置5を操作するために使用する操作装置である。
リモコン9は、表示部91と操作部92とを有する。操作部92は、例えば、オンオフスイッチ93と、設定ボタン94とを有する。表示部91は、例えば液晶ディスプレイであり、空気調和装置5の運転状態またはメニュー画面を表示する。オンオフスイッチ93は、空気調和装置5の起動および停止時に操作される。設定ボタン94は、表示部91のメニュー画面に示された運転内容の設定を変更し、また確定する部分である。
上述した実施の形態1では、電動機1の回転開始時にフィン61の検知温度Tfと閾値Tとを比較し、その比較結果に応じてY結線またはデルタ結線を選択した。しかしながら、リモコン9で空気調和装置5を起動したユーザは、電動機1のコイル3の結線状態を把握することができない。
そこで、この実施の形態2では、結線切り替え部7が電動機1のコイル3の結線状態をデルタ結線からY結線に切り替えた場合に(図9のステップS103)、制御装置110がリモコン9の表示部91の表示画面95に、Y結線への切り替えが行われたことを示すメッセージを表示する。
具体的には、リモコン9の表示部91の表示画面95に、図14に示すように、「省エネモードに切り替えました」というメッセージを表示する。これにより、ユーザは、電動機1のコイル3の結線状態がデルタ結線から高効率のY結線に切り替えられたことを把握することができる。
また、電動機1の回転開始時にフィン61の検知温度Tfが閾値T未満、すなわち着霜が生じる温度であった場合には、電動機1のコイル3の結線状態がデルタ結線のまま維持される。このときには、リモコン9の表示部91の表示画面95に、図15に示すように、「着霜のためハイパワーモードに切り替えました」というメッセージを表示する。これにより、ユーザは、コイル3の結線状態がデルタ結線のまま電動機1の回転が開始されたことを把握することができる。
また、実施の形態1の変形例において、コイル3の結線状態の切り替えのために電動機1の回転を一旦停止する場合(図13のステップS204)には、リモコン9の表示部91の表示画面95に、図16に示すように、「運転モードを切り替えます。一時停止をします。」というメッセージを表示する。
なお、図14~図16に示した表示画面95の表示例はあくまでも一例であり、適宜変更することができる。
以上説明したように、実施の形態2では、結線切り替え部7によりコイル3の結線状態の切り替えが行われる場合に、操作装置であるリモコン9の表示部91の表示画面95に、結線切り替えを示すメッセージが表示される。そのため、ユーザは、コイル3の結線状態の切り替えが行われたことを把握することができる。
変形例.
次に、実施の形態1,2の変形例について説明する。上記の実施の形態1,2では、コイル3の結線状態をY結線とデルタ結線とで切り替えた。しかしながら、コイル3の結線状態を直列接続と並列接続とで切り替えることも可能である。
図17(A)および(B)は、変形例のコイル3の結線状態の切り替えを説明するための模式図である。
図17(A)では、コイル3U,3V,3WはY結線により結線されている。コイル3Uのコイル部分Ua,Ub,Uc,Udは、直列に接続されている。同様に、コイル3Vのコイル部分Va,Vb,Vc,Vdは直列に接続されており、コイル3Wのコイル部分Wa,Wb,Wc,Wdは直列に接続されている。この結線状態は、第1の結線状態に相当する。
一方、図17(B)では、コイル3U,3V,3WはY結線により結線されているが、コイル3Uのコイル部分Ua,Ub,Uc,Udは並列に接続され、コイル3Vのコイル部分Va,Vb,Vc,Vdは並列に接続され、コイル3Wのコイル部分Wa,Wb,Wc,Wdは並列に接続されている。言い換えると、コイル3の各相のコイル部分は並列に接続されている。この結線状態は、第2の結線状態に相当する。
図17(B)において各相の並列接続されたコイル部分の数(すなわち列数)をnとすると、直列接続(図17(A))から並列接続(図17(B))に切り替えることにより、線間電圧は1/n倍に低下する。従って、電動機1の停止時に、コイル3の結線状態を図17(B)に示した結線状態とすることにより、外風による誘起電圧の上昇を抑制することができる。nは、ここでは4であるが、2以上であればよい。
図17(A)および(B)に示したコイル3の結線状態の切り替えは、例えば、コイル3U,3V,3Wの各コイル部分に切り替えスイッチを設けることによって、実現することができる。
図18(A)および(B)は、変形例の別の構成例を説明するための模式図である。図18(A)では、3相のコイル3U,3V,3Wはデルタ結線により結線されている。さらに、コイル3Uのコイル部分Ua,Ub,Uc,Udは直列に接続され、コイル3Vのコイル部分Va,Vb,Vc,Vdは直列に接続され、コイル3Wのコイル部分Wa,Wb,Wc,Wdは直列に接続されている。すなわち、コイル3の各相のコイル部分は直列に接続されている。この結線状態は、第1の結線状態に相当する。
一方、図18(B)では、3相のコイル3U,3V,3Wはデルタ結線により結線されているが、コイル3Uのコイル部分Ua,Ub,Uc,Udは並列に接続され、コイル3Vのコイル部分Va,Vb,Vc,Vdは並列に接続され、コイル3Wのコイル部分Wa,Wb,Wc,Wdは並列に接続されている。すなわち、コイル3の各相のコイル部分は並列に接続されている。この結線状態は、第2の結線状態に相当する。
この場合も、図17(A)および図17(B)を参照して説明したように、直列接続(図18(A))から並列接続(図18(B))に切り替えることにより、線間電圧は1/n倍に低下する。従って、電動機1の停止時に、コイル3の結線状態を図18(B)に示した結線状態とすることにより、外風による誘起電圧の上昇を抑制することができる。
図17(A)および(B)に示した結線状態の切り替え、並びに、図18(A)および(B)に示した結線状態の切り替えによっても、Y結線とデルタ結線との切り替えと同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変形を行なうことができる。
1 電動機、 3,3U,3V,3W コイル、 4 室外送風機(送風機)、 5 空気調和装置、 5A 室外機、 5B 室内機、 6 室外熱交換器(熱交換器)、 7 結線切り替え部、 8 室内送風機、 9 リモコン(操作装置)、 10 ステータ、 11 ステータコア、 20 ロータ、 21 ロータコア、 22 シャフト、 23,23a,23b 永久磁石、 31U,31V,31W,32U,32V,32W 端子、 33 中性点、 41 羽根車、 50 冷媒配管、 51 圧縮機、 52 室内熱交換器、 53 膨張弁、 55 ハウジング、 61 フィン、 62 伝熱管、 65 フィン温度センサ(温度センサ)、 71,72,73 スイッチ要素、 81 電動機、 82 羽根車、 100,100A 駆動装置、 101 電源、 102 コンバータ、 103 インバータ、 108 信号受信部、 110 制御装置。

Claims (18)

  1. 熱交換器と、
    コイルを有する電動機と、前記電動機によって回転する羽根車とを備え、前記熱交換器に送風する送風機と、
    前記コイルの結線状態を、第1の結線状態と、前記第1の結線状態よりも線間電圧が低い第2の結線状態とで切り替える結線切り替え部と、
    温度を検知する温度センサと
    を有し、
    前記電動機の停止時には、前記結線切り替え部は、前記コイルの結線状態を前記第2の結線状態とし、
    前記電動機の回転時には、前記結線切り替え部は、前記温度センサによる検知温度が閾値以上の場合には前記コイルの結線状態を第1の結線状態とし、前記検知温度が前記閾値未満の場合には前記コイルの結線状態を第2の結線状態とし、
    前記閾値は、前記熱交換器に着霜が生じる温度である
    室外機。
  2. 前記熱交換器は、フィンを有し、
    前記温度センサは、前記熱交換器の前記フィンの温度を検知する
    請求項1に記載の室外機。
  3. 制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記電動機の回転開始前に前記検知温度と前記閾値とを比較し、前記検知温度が前記閾値以上の場合には、前記結線切り替え部により前記コイルの結線状態を前記第1の結線状態とし、前記検知温度が前記閾値未満の場合には、前記結線切り替え部により前記コイルの結線状態を前記第2の結線状態とする
    請求項1または2に記載の室外機。
  4. 前記制御部は、さらに前記電動機の回転開始後に前記検知温度と前記閾値とを比較し、前記検知温度が前記閾値以上の場合には、前記結線切り替え部により前記コイルの結線状態を前記第1の結線状態とし、前記検知温度が前記閾値未満の場合には、前記結線切り替え部により前記コイルの結線状態を前記第2の結線状態とする
    請求項3に記載の室外機。
  5. 前記電動機を停止するときには、前記結線切り替え部が前記コイルの結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態に切り替えてから、前記電動機を停止する
    請求項1から4までの何れか1項に記載の室外機。
  6. 前記コイルは、3相コイルであり、
    前記第1の結線状態は、前記3相コイルがY結線によって結線された状態であり、前記第2の結線状態は、前記3相コイルがデルタ結線によって結線された状態である
    請求項1から5までの何れか1項に記載の室外機。
  7. 前記コイルは、Y結線またはデルタ結線によって結線された3相コイルであり、
    前記第1の結線状態は、前記3相コイルが相毎に直列に結線されたコイル部分を有する状態であり、
    前記第2の結線状態は、前記3相コイルが相毎に並列に結線されたコイル部分を有する状態である
    請求項1から5までの何れか1項に記載の室外機。
  8. 前記結線切り替え部は、機械式スイッチまたは半導体スイッチを有する
    請求項1から7までの何れか1項に記載の室外機。
  9. 前記電動機は、ロータコアと、前記ロータコアに取り付けられた永久磁石とを有するロータを有する
    請求項1から8までの何れか1項に記載の室外機。
  10. 前記電動機は、ステータコアを有し、
    前記コイルは、前記ステータコアに集中巻で巻かれている
    請求項1から9までの何れか1項に記載の室外機。
  11. 前記電動機の前記コイルに交流電圧を出力するインバータをさらに備え、
    前記結線切り替え部は、前記電動機と前記インバータとの間に配置されている
    請求項1から1までの何れか1項に記載の室外機。
  12. 請求項1から1までの何れか1項に記載の室外機と、
    前記室外機と冷媒配管を介して接続された室内機と
    を備えた空気調和装置。
  13. 表示部を備えた操作装置を有し、
    前記結線切り替え部が前記コイルの結線状態を切り替える場合には、前記操作装置の前記表示部が前記コイルの結線状態の切り替えを示す情報を表示する
    請求項1に記載の空気調和装置。
  14. 熱交換器と、
    コイルを有する電動機と、前記電動機によって回転する羽根車とを備え、前記熱交換器に送風する送風機と、
    前記熱交換器の温度を検知する温度センサと
    を備えた室外機を有する空気調和装置の運転制御方法であって、
    前記温度センサによる検知温度が閾値以上の場合には前記コイルの結線状態を第1の結線状態とし、前記検知温度が前記閾値未満の場合には前記コイルの結線状態を第2の結線状態として、前記電動機を回転させ、
    前記電動機が停止する前に、前記コイルの結線状態を前記第2の結線状態とし、
    前記閾値は、前記熱交換器に着霜が生じる温度である
    空気調和装置の運転制御方法。
  15. 前記空気調和装置は、表示部を備えた操作装置を有し、
    前記コイルの結線状態を切り替える場合には、前記操作装置の前記表示部に、前記コイルの結線状態の切り替えを示す情報を表示する
    請求項1に記載の空気調和装置の運転制御方法。
  16. 前記コイルの結線状態を前記第2の結線状態から前記第1の結線状態に切り替える場合には、前記操作装置の前記表示部に、前記第1の結線状態への切り替えを示す情報を表示する
    請求項1に記載の空気調和装置の運転制御方法。
  17. 前記コイルの結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態に切り替える場合には、前記操作装置の前記表示部に、前記第2の結線状態への切り替えを示す情報を表示する
    請求項1または1に記載の空気調和装置の運転制御方法。
  18. 前記コイルの結線状態を切り替える場合には、前記操作装置の前記表示部に、空気調和装置の運転を一時停止することを示す情報を表示する
    請求項1から1までの何れか1項に記載の空気調和装置の運転制御方法。
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