JP5254098B2 - 製氷機 - Google Patents
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Description
製氷運転において氷塊を製造する製氷機構の製氷部と、冷凍回路を構成し、製氷運転において製氷部を冷却する蒸発器と、前記冷凍回路における蒸発器から圧縮機への冷媒の帰還経路に設けられ、冷媒を気液分離するアキュムレータとを備えた製氷機において、
製氷運転において前記製氷部に配設された温度測定手段で測定した該製氷部の温度が設定温度以下の場合に、前記アキュムレータを加温する加温手段を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、冷媒配管を介してアキュムレータによって蒸発器を冷却することを回避でき、製氷運転において、蒸発器とアキュムレータとが相乗して製氷部を冷却することによる製氷部の過度の冷却を防止することができる。すなわち、製氷部に生成される氷塊の部位による温度差を小さくできるので、除氷運転において製氷部の加熱により離氷する際に、氷塊にクラックが発生し難くなる。また、製氷部が設定温度以下になる過度の冷却が生じ易い段階においてのみに加温手段によってアキュムレータを加温することで、通常の冷却段階を阻害することを回避し得る。
請求項2に係る発明によれば、供給ポンプの駆動または停止により伝熱部からのアキュムレータの加温または加温停止を簡単に制御できるので、製氷運転の段階に合わせてアキュムレータを適切に加温し得る。
前記貯水タンクに設けた水温検知手段が、0℃より高く設定された設定水温まで該貯水タンクに貯留された水が低下したことを検知すると、前記配水弁を開放して貯水タンクから水を排出し、前記供給弁を開放して貯水タンクに給水源から水を供給するよう構成したことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、貯水タンクに貯留した製氷水の温度を水温検知手段で監視して、貯水タンクから製氷水を排出する一方、製氷水を供給することで、貯水タンクでの製氷水の凍結を防止でき、伝熱部によりアキュムレータを効率よく加温できるように製氷水の温度を維持できる。
請求項4に係る発明によれば、伝熱抑制部によってアキュムレータおよび蒸発器間の熱伝導を抑制できるので、製氷部の過度の冷却をより適切に抑制できる。
次に、実施例1に係る製氷機10の作用について説明する。製氷機10では、製氷運転において、蒸発器EPによって冷却された製氷室16の各製氷小室16aに対して水皿18の噴射孔18aから製氷水が供給されて、各製氷小室16aで製氷水が氷結して氷塊が徐々に成長する。また、製氷機10では、製氷運転において、蒸発器EPで膨張気化した冷媒が流入側冷媒配管32Aを介してアキュムレータ40に流入し、流入した冷媒に含まれる液相部分が筒状体40aの傾斜下部に貯まり、気相部分だけが圧縮機CM側の冷媒配管32を介して圧縮機CMに返送される。ここで、アキュムレータ40は、蒸発器EPから流入した冷媒によって冷却されて次第に温度低下する。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1)実施例では、製氷機として、オープンセル式の製氷機構を採用した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、製氷小室を下方から開閉する水皿を有する、所謂クロースドセル式の製氷機構、あるいは製氷板の製氷面に製氷水を流下供給する流下式の製氷機構等、各種の機構を採用し得る。
(2)実施例では、加温手段として、内部を流通する冷媒により冷却されるアキュムレータより高い温度を有する熱源(製氷水)と、アキュムレータと熱源との間で熱伝導を橋渡しする伝熱部とから構成する例を挙げたが、熱源自体をアキュムレータの外郭に直接接触させる構成も採用し得る。例えば、膨張弁から蒸発器に接続する冷媒配管をアキュムレータの外郭に接触するように設け、該冷媒配管に流通する比較的温度の高い冷媒を熱源として、アキュムレータを加温してもよい。また、加温手段として、アキュムレータにヒータを設け、ヒータによりアキュムレータを加温してもよい。更に、熱伝導の良好なステンレス等、その他各種の金属材料からアキュムレータおよび貯水タンクを形成し、該アキュムレータと貯水タンクとを直接接触させることで、アキュムレータと次回製氷用の製氷水との熱交換を行なう構成を採用することができる。この場合は、アキュムレータおよび貯水タンクが伝熱部として機能する。
(3)実施例1および2では、減圧手段として膨張弁を用いた場合で説明したが、これに限定されるものでなく、キャピラリーチューブ等、その他の手段を採用し得る。
(4)実施例では、製氷室または貯水タンクの製氷水の温度を指標にして、加温手段によってアキュムレータを加温または加温停止する例を挙げたが、製氷運転の開始と同時あるいは開始から所定時間経過後に加温手段によるアキュムレータの加温を行うようにしてもよい。
(5)製氷機は、温度測定手段が製氷完了温度を検知したタイミングや、温度測定手段が製氷完了温度を検知してから所定時間経過したタイミングで製氷が完了したと判定してもよい。
(6)製氷機は、除氷運転において貯水タンクから製氷水を製氷水タンクに供給している最中または供給後に、貯水タンクの水量が減少した適宜タイミングで供給弁を開放して、外部給水源から貯水タンクに製氷水を供給してもよい。
(7)実施例2で説明した貯水タンクの水温に応じて水を貯水タンクから排出および貯水タンクに供給する構成を、実施例1の構成に適用することも可能である。
(8)実施例では、製氷水タンクに製氷水を供給する給水手段と加温手段の一部構成を兼用したが、給水手段と加温手段とを独立して設けてもよい。
40 アキュムレータ,50 加温手段,52 貯水タンク,54 循環配管,
56 伝熱部,58 供給ポンプ,60 供給管,61 供給弁,62 配水管,
63 配水弁,70 加温手段,CM 圧縮機,EP 蒸発器,TA 温度測定手段,
TB 水温検知手段
Claims (4)
- 製氷運転において氷塊を製造する製氷機構(14)の製氷部(16)と、冷凍回路(30)を構成し、製氷運転において製氷部(16)を冷却する蒸発器(EP)と、前記冷凍回路(30)における蒸発器(EP)から圧縮機(CM)への冷媒の帰還経路に設けられ、冷媒を気液分離するアキュムレータ(40)とを備えた製氷機において、
製氷運転において前記製氷部(16)に配設された温度測定手段(TA)で測定した該製氷部(16)の温度が設定温度以下の場合に、前記アキュムレータ(40)を加温する加温手段(50,70)を設けた
ことを特徴とする製氷機。 - 前記加温手段(50)は、給水源から供給された水を貯留する貯水タンク(52)と、該貯水タンク(52)から導出して該貯水タンク(52)に戻るように連通する循環配管(54)に設けられ、前記アキュムレータ(40)に熱交換可能に接触する伝熱部(56)と、貯水タンク(52)の水を前記循環配管(54)に循環させる供給ポンプ(58)とを備えた請求項1記載の製氷機。
- 前記貯水タンク(52)には、給水源に連通する供給管(60)が接続されると共に該貯水タンク(52)から水を排出する配水管(62)が接続されて、該供給管(60)に介挿された供給弁(61)を開閉して該給水源から水が供給または供給停止される一方、該配水管(62)に介挿された配水弁(63)を開閉して貯水タンク(52)から水を排出または排出停止するよう構成され、
前記貯水タンク(52)に設けた水温検知手段(TB)が、0℃より高く設定された設定水温まで該貯水タンク(52)に貯留された水が低下したことを検知すると、前記配水弁(63)を開放して貯水タンク(52)から水を排出し、前記供給弁(61)を開放して貯水タンク(52)に給水源から水を供給するよう構成した請求項2記載の製氷機。 - 前記冷凍回路(20)における蒸発器(EP)からアキュムレータ(40)への冷媒の流通経路には、他の冷媒の流通経路より熱伝導率が低い材質からなる伝熱抑制部(34)が設けられる請求項1〜3の何れか一項に記載の製氷機。
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