JPH0735225A - ポジション信号発生スイッチ - Google Patents

ポジション信号発生スイッチ

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JPH0735225A
JPH0735225A JP5758394A JP5758394A JPH0735225A JP H0735225 A JPH0735225 A JP H0735225A JP 5758394 A JP5758394 A JP 5758394A JP 5758394 A JP5758394 A JP 5758394A JP H0735225 A JPH0735225 A JP H0735225A
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housing
conductive plate
connector
position signal
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Tokuhiro Ida
徳浩 位田
Isao Oi
伊三雄 大井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が少なく、構成が簡単で組立作業も容
易なポジション信号発生スイッチを提供する。 【構成】アース用の導電板4’の端部をボディ1a及び
カバー1bの周部に延設する。延設された導電板4’の
端部をそれぞれボディ1aとカバー1bとの嵌合面の方
へ立ち上げて突出させ立ち上げ片4b’,4c’を形成
する。ボディ1a側の立ち上げ片4b’に湾曲側壁を有
する弾接ソケット7を取着する。ボディ1aにカバー1
bを嵌合したとき、カバー1b側の立ち上げ片4c’と
ボディ1a側の立ち上げ片4b’とが弾接ソケット7に
よって接続される。したがって、ボディ1a及びカバー
1bにそれぞれ埋設されたアース用の導電板4’が接続
されボディ1aにおいては、アース用の導電板4’の出
力端子6を省略することができ、出力端子6の数を減ら
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シフトレバーの切換操
作で、パーキング、リア、ニュートラル、ドライブ、2
速、1速(あるいはロー)という自動変速器のシフトポ
ジションを示すポジション信号を発生するポジション信
号発生スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を備えた自動車では、シフト
レバーの切換操作でパーキング、リア、ニュートラル、
ドライブ、2速、1速(あるいはロー)というシフトポ
ジションを示すポジション信号を発生するポジション信
号発生スイッチが用いられ、夫々のシフトポジション信
号に応じて制御系のマイクロコンピュータに操作指令を
与えるようになっている。
【0003】従来のこの種のポジション信号発生スイッ
チは、図17に示すように、ボディ1aとカバー1bと
からなるハウジング1と、このハウジング1の内部に回
動自在に収められる可動体10とで構成してある。ボデ
ィ1a及びカバー1bには、それぞれ、シフトレバー
(あるいはこのシフトレバーに連結して一体的に回動す
る軸)を挿通する挿通孔2を形成してあり、この挿通孔
2を中心とする略扇状に凹部3を形成してある。これら
凹部3には複数本の導電板4を埋設してあり、各導電板
4には固定接点4aを一体形成し、その固定接点4aを
凹部3から露出させてある。
【0004】可動体10は、ハウジング1の内部に通さ
れる上記シフトレバー(あるいはこのシフトレバーに連
結して一体的に回動する軸)に嵌着されるリング状部1
0aを形成してあり、シフトレバーの回動に応じて一体
的に回動する。リング状部10aからはハウジング1の
凹部3で形成される空間内を回動する可動片10bを突
設してある。可動片10bには、可動接点11が一体的
に取り付けられている。なお、詳細な構造は説明しない
が、可動接点11は、コイルスプリング(図1の12)
などで付勢することにより、ボディ1a,1bに対して
それぞれ弾接させてある。
【0005】そして、可動接点11と固定接点4aとの
導通角を規制リブ8で規制してある。例えば、図18
(a)に示すように、固定接点4aの高さよりも高い規
制リブ8を固定接点4aの間に設け、固定接点4aの間
では図18(b),(c)に示すように可動接点11が
規制リブ8上に乗り上がることにより、固定接点4aと
の高さ方向における距離を保ち、規制リブ8の幅により
可動接点11と固定接点4aとの導通角を規制してあ
る。なお、規制リブ8は、図17に示すように、可動体
10の回動中心に対して円弧状に形成してあり、固定接
点4aを配置した位置よりも外側に形成してある。
【0006】つまり、このポジション信号発生スイッチ
では、シフトレバーの回動操作に応じて可動体10が一
体的に回動して、可動接点11が固定接点4aと接触,
開離させることで切換出力としてポジション信号を得て
いる。また、この種のポジション信号発生スイッチは、
ボディ1a及びカバー1bの外側部の一部から導電板4
を突出させ、その突出部を出力端子6としてポジション
信号を出力するようにしてある。そして、出力端子6に
は制御系側の配線とコネクタ接続するため、図19に示
すように、ボディ1aとカバー1bの外側部を突出させ
て形成した出力端子部に、別体のコネクタハウジング4
0を取り付ける構造としてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、ボディ1a及びカバー1bの各凹部10bに共通す
る導電板4(例えば、アース用の導電板)が各々埋設さ
れている場合でも、共通する導電板4がそれぞれボディ
1a及びカバー1bから突出されて、同じ出力端子がボ
ディ1aとカバー1bとにそれぞれ存在し、出力端子の
数が多くなって構成の簡略化及び全体の小型化が図れな
いという問題があった。
【0008】また、コネクタハウジング40を個別にハ
ウジングに取り付けると、部品点数が多くなり、且つコ
ネクタハウジング40を取り付ける作業が必要であると
いう問題があった。さらに、ボディ1aとカバー1bと
はその形状が非対称であるために、右ハンドル車と左ハ
ンドル車とに同一のハウジング1を取り付けることがで
きず、ハンドル位置に対応して2種類のハウジング1を
容易しなければならず、コストが上昇するという問題が
あった。
【0009】ところで、可動接点11は導通角を規制す
る規制リブ8の表面を摺動するものであるから、可動接
点11の摺動面には組立時に潤滑用のグリスが塗布して
ある。しかしながら、使用中にグリスが乾燥しても、組
立後にグリスを補給することは実際上不可能であり、グ
リス乾燥による摺動抵抗の増大によって可動接点11の
寿命が低下してしまうという問題があった。
【0010】しかも、この種のポジション信号発生スイ
ッチでは、可動体10が収納されるハウジング1の内部
空間は気密状態に保つ必要がある。そこで、ボディ1a
とカバー1bとの外周の接合部にはパッキン17を嵌め
て気密性を確保してある。そこで、コネクタハウジング
40とハウジング1との接合部も気密性を確保するため
に、パッキン17’などでシールする処理を行ってい
た。従って、コネクタハウジング20の取付作業に手間
がかかるという問題もあった。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、部品点数が少なく、
構成が簡単で組立作業も容易なポジション信号発生スイ
ッチを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、ハウジングがボディとカバーと
で構成され、シフトレバーの切換操作に応じてハウジン
グ内で回動する可動体を備え、シフトレバーの切換操作
で、可動体に一体的に取り付けられた可動接点と、ボデ
ィ及びカバーに埋設された複数の導電板に一体形成され
た固定接点とを接触,開離させて、自動変速機のシフト
ポジションを示すポジション信号を発生するポジション
信号発生スイッチにおいて、ボディあるいはカバーの少
なくとも一方から各導電板と導通する複数の出力端子を
突設し、ボディにカバーを被着したとき、ボディ及びカ
バーの一方の導電板と他方の導電板とを接続するコネク
タ部をボディ及びカバーに設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディあるいはカバーの一方から複数の出力端子を
突設し、ボディにカバーを被着したとき、ボディあるい
はカバーの他方の導電板を所定の出力端子に圧入接続あ
るいは弾性接触により接続し、この出力端子に接続され
るコネクタ用のコネクタハウジング部を、出力端子が突
設されるボディあるいはカバーの一方に一体形成して成
ることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、コネクタ部によって接続される導電板
がアース用の導電板であることを特徴とする。請求項4
の発明は、請求項1乃至請求項3の発明において、コネ
クタ部をボディ及びカバーの中心線を挟んだ両側に設け
たことを特徴とする。請求項5の発明は、請求項1乃至
請求項4の発明において、ハウジングを構成するボディ
とカバーとを面対称に形成したことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の発明において、シフトレバーの切換操作によって可動
接点が摺動する摺動面を有するとともに可動接点をガイ
ドすることによって固定接点と開離させる可動接点ガイ
ド用のリブを固定接点に近接させてボディ及びカバーに
設け、このリブの摺動面にグリスを溜める凹所を設けた
ことを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1又は請求項3
乃至請求項6記載の発明において、出力端子に接続され
るコネクタ用のコネクタハウジング部を備え、このコネ
クタハウジング部を出力端子に接続してボディとカバー
から構成されるハウジングに取り付けたとき、このハウ
ジングとコネクタハウジング部との接続部分に介装され
るシール体を具備し、このシール体のハウジング側の面
にハウジングシール用の突出部を設けるとともに、シー
ル体のコネクタハウジング部側の面あるいはコネクタハ
ウジング部のシール体側の面の一方にシール体をハウジ
ング側に圧接させる突起部を設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明の構成では、ボディあるいはカ
バーの少なくとも一方から各導電板と導通する複数の出
力端子を突設し、ボディにカバーを被着したとき、ボデ
ィ及びカバーの一方の導電板と他方の導電板とを接続す
るコネクタ部をボディ及びカバーに設けたので、コネク
タ部によって接続される一対の導電板のうちの一方の導
電板については出力端子を省略して構造を簡略化するこ
とができる。
【0018】請求項2の発明の構成では、ボディあるい
はカバーの一方から複数の出力端子を突設し、ボディに
カバーを被着したとき、ボディあるいはカバーの他方の
導電板を所定の出力端子に圧入接続あるいは弾性接触に
より接続し、この出力端子に接続されるコネクタ用のコ
ネクタハウジング部を、出力端子が突設されるボディあ
るいはカバーの一方に一体形成したので、個別にコネク
タハウジングを設ける場合に比較して、部品点数を削減
し、コネクタハウジングのポジション信号発生スイッチ
本体への取付作業を不要とし、組立を容易とすることが
できる。
【0019】請求項3の発明の構成では、コネクタ部に
よって接続される導電板がアース用の導電板であるの
で、アース用の導電板を共通にして構造の簡略化を図る
ことができる。請求項4の発明の構成では、コネクタ部
をボディ及びカバーの中心線を挟んだ両側に設けたの
で、複数のコネクタ部によって接続された導電板間の接
触の信頼性を向上させることができる。
【0020】請求項5の発明の構成では、ハウジングを
構成するボディとカバーとを面対称に形成したので、ハ
ウジングをボディ側及びカバー側の何れからでも車体に
実装することができる。請求項6の発明の構成では、シ
フトレバーの切換操作によって可動接点が摺動する摺動
面を有するとともに可動接点をガイドすることによって
固定接点と開離させる可動接点ガイド用のリブを固定接
点に近接させてボディ及びカバーに設け、このリブの摺
動面にグリスを溜める凹所を設けたので、組立後にグリ
ス補給をすることなくグリスの乾燥を防ぐことができ、
シフトレバー切換操作時の摺動抵抗の増大を防止して作
動寿命を長くすることができる。
【0021】請求項7の発明の構成では、出力端子に接
続されるコネクタ用のコネクタハウジング部を備え、こ
のコネクタハウジング部を出力端子に接続してボディと
カバーから構成されるハウジングに取り付けたとき、こ
のハウジングとコネクタハウジング部との接続部分に介
装されるシール体を具備し、このシール体のハウジング
側の面にハウジングシール用の突出部を設けるととも
に、シール体のコネクタハウジング部側の面あるいはコ
ネクタハウジング部のシール体側の面の一方にシール体
をハウジング側に圧接させる突起部を設けたので、コネ
クタハウジング部をハウジングに取り付けた際、ハウジ
ングとコネクタハウジング部との接続部分に介装される
シール体が、シール体のコネクタハウジング部側の面あ
るいはコネクタハウジング部のシール体側の面の一方に
設けられた突起部によってハウジング側に圧接され、シ
ール体の突出部によってハウジングをシールするととも
にコネクタハウジング部のシールを行うことができ、ハ
ウジングとコネクタハウジング部とを個別にシールする
手間が省け、組立を容易とすることができる。
【0022】
【実施例】
(実施例1)本実施例のポジション信号発生スイッチ
は、図1に示すように、合成樹脂によりそれぞれ略扇形
に形成されたボディ1aとカバー1bとを嵌合してなる
ハウジング1と、このハウジング1の内部に回動自在に
収められる可動体10とで構成してある。
【0023】ボディ1a及びカバー1bには、それぞ
れ、シフトレバー(あるいはこのシフトレバーに連結し
て一体的に回動する軸)を挿通する挿通孔2を形成して
あり、この挿通孔2を中心とする略扇状に凹部3を形成
してある。これら凹部3には複数本の導電板4を埋設し
てあり、各導電板4には固定接点4aを一体形成し、そ
の固定接点4aを凹部3から露出させてある。また、導
電板4の一端部をボディ1a及びカバー1bの外へ突出
させ、その突出部を出力端子6としてポジション信号を
出力するようにしてある。そして、ボディ1a及びカバ
ー1bの外側部の一部を突出させて形成した出力端子部
5によって、これら出力端子6を囲み、別体のコネクタ
ハウジング20を取り付ける構造としてある。
【0024】複数の導電板4は、自動変速機のシフトポ
ジションに対応して埋設されており、本実施例の場合に
は、パーキングポジション、リバースポジション、ニュ
ートラルポジション、第1のドライブポジション、第2
のドライブポジション、2速ポジション及び1速ポジシ
ョンの計7つのシフトポジションに対応した導電板4
と、さらに、アース用の導電板4’、自動変速モードに
対応した導電板4、セルモータ駆動許可信号用の導電板
4及びリバースポジションにシフトした際にリバースポ
ジション表示用のランプを点灯させる一対のランプ点灯
用の導電板4の合計12枚がある。このうち、1速ポジ
ション以外の計6つのシフトポジションに対応した導電
板4とアース用の導電板4’とがボディ1a側に、そし
て、アース用の導電板4’を含む残りの6枚の導電板4
がカバー1b側に埋設してある。すなわち、回路構成上
各導電板4と関わりの多いアース用の導電板4’のみを
ボディ1aとカバー1bの両方に埋設することによっ
て、ハウジング1の小型化を図ることができる。
【0025】ここで、アース用の導電板4’の端部はボ
ディ1a及びカバー1bの周部にまでそれぞれ延設して
あり、その端部をそれぞれ嵌合面の方へ立ち上げてボデ
ィ1a及びカバー1bから突出させた立ち上げ片4
b’,4c’をそれぞれ形成してある。そして、ボディ
1a側の立ち上げ片4b’には、湾曲側壁を有する弾接
ソケット7が取着してあり、ボディ1aにカバー1bを
嵌合したとき、カバー1b側の立ち上げ片4c’が上記
弾接ソケット7に接続され、この弾接ソケット7を介し
て2つの立ち上げ片4b’,4c’が導通し、ボディ1
a及びカバー1bにそれぞれ埋設されたアース用の導電
板4’が接続される。すなわち、2つの立ち上げ片4
b’,4c’と弾接ソケット7とでコネクタ部が構成し
てあり、ボディ1aにおいては、アース用の導電板4’
の出力端子6を省略することができ、出力端子6の数を
減らすことができるのである。
【0026】一方、可動体10は、ハウジング1の内部
に通される上記シフトレバー(あるいはこのシフトレバ
ーに連結して一体的に回動する軸)に嵌着されるリング
状部10aが形成してあり、シフトレバーの回動に応じ
て一体的に回動する。なお、リング状部10aとハウジ
ング1との隙間はOリング1cによってシールしてあ
る。
【0027】また、リング状部10aからはハウジング
1の凹部3で形成される空間内を回動する可動片10b
を突設してある。可動片10bの両側面には、それぞれ
可動接点11が一体的に取り付けられている。この可動
接点11は、コイルスプリング12によって各々可動片
10bの両側面から外方へ弾性付勢することによって、
ボディ1a及びカバー1bに組み立てられたときにそれ
ぞれの凹部3に対して弾接するようにしてある。また、
可動片10bのボディ1a側の側面上部には、スプリン
グによって外方へ弾性付勢された鋼球15が取り付けて
ある。この鋼球15は、シフトレバーをニュートラルポ
ジションにシフトした際に、ボディ1aの凹部3上方に
設けたニュートラルポジション用凹所16にはまり込む
ことによって、ニュートラルポジションにシフトされた
というクリック感を操作者に与えることができるのであ
る。
【0028】そして、従来例で説明したように、可動接
点11と固定接点4aとの導通角を規制リブ8で規制し
てある。すなわち、ボディ1a及びカバー1bの凹部3
内に固定接点4aの高さよりも高い規制リブ8を固定接
点4aの間に設け、固定接点4aの間では可動接点11
が規制リブ8上に乗り上がることにより、固定接点4a
との高さ方向における距離を保ち、規制リブ8の幅によ
り可動接点11と固定接点4aとの導通角を規制してあ
る。なお、規制リブ8は、可動体10の回動中心に対し
て円弧状に形成してあり、固定接点4aを配置した位置
よりも外側に形成してある。
【0029】一方、コネクタハウジング20は、図2に
示すように、合成樹脂によって有底筒状に形成され、そ
の底部からハウジング1の出力端子部5に取り付けられ
る取付壁21が設けてある。この取付壁21内側の底部
には、出力端子6が挿通される挿通孔22が複数穿設さ
れ、さらに、後述するシール体30をハウジング1に圧
接するための突起部である押さえリブ23がこれらの挿
通孔22を囲むようにして突設してある。
【0030】また、上記シール体30は、図3に示すよ
うに、合成ゴムにより出力端子6を挿通する挿通孔31
を穿孔して板状に形成され、これらの挿通孔31を囲む
ようにハウジングシール用の突出部であるシール用リブ
32が突設してあり、コネクタハウジング20をハウジ
ング1に取り付ける際にハウジング1の出力端子部5と
コネクタハウジング20の底部との間に介装される。こ
のとき、コネクタハウジング20の押さえリブ23とシ
ール体30のシール用リブ32とは同じ形状でかつ同じ
位置になるようにに形成してあり、押さえリブ23によ
ってシール体30はハウジング1側へ圧接されるため、
ハウジング1のシールを簡単な作業で確実に行うことが
でき、防水性を高めることができるものである。なお、
本実施例においてはシール用リブ32を圧接する押さえ
リブ23をコネクタハウジング20に設けたが、これを
シール体30のシール用リブ32が突設されているのと
反対側の面に設けてもよい。
【0031】次に、本実施例の動作について、図4及び
図5により簡単に説明する。図4は可動体10の回動に
より上述した各シフトポジションに対応するポジション
信号が出力される回動範囲(導通角)を示すものであ
り、シフトレバーの操作に対応して、パーキングポジシ
ョン(P)、リバースポジション(R)、ニュートラル
ポジション(N)、第1のドライブポジション
(D4 )、第2のドライブポジション(D3 )、2速ポ
ジション(2)及び1速ポジション(1)の各ポジショ
ンに対応したポジション信号が順次出力される。また、
図5は、縦の欄が7つの各シフトポジション、横の欄が
12枚の導電板4に対応したシンボル(P〜1など)を
示し、各シフトポジションに対応するポジション信号が
出力される際に何れの導電板4が導通されるかを示した
ものである。例えば、2速ポジション(2)の場合に
は、自動変速モード(A)に対応した導電板4と、アー
ス用(E)の導電板4’及び2速ポジション(2)に対
応した導電板4が導通されるのである。
【0032】なお、同図中RL(IN),RL(OU
T)と表示してあるのは、リバースポジション(R)に
シフトされたときに導通され、リバースポジション表示
用のランプ(いわゆるバックランプ)を点灯させるため
の導電板4である。また、同じくSTと表示してある導
電板4は、パーキングポジション(P)及びニュートラ
ルポジション(N)にシフトされた時にのみ導通してセ
ルモータ駆動許可信号を出力するものである。すなわ
ち、自動車においては、安全のためにパーキングポジシ
ョン(P)及びニュートラルポジション(N)にシフト
されて上記セルモータ駆動許可信号が出力されていると
きにのみ、セルモータが駆動されてエンジンをかけるこ
とができるようにしてある。
【0033】(実施例2)本実施例の基本構成は実施例
1のものと共通するので、以下の説明は特徴とする点に
ついてのみ行う。本実施例では、ボディ1a側の導電板
4を図7(a)に示すように板金を打抜き加工すること
により形成する。ここで、出力端子6aとなる導電板4
の端部の間には、別の板金を打抜き加工して形成したカ
バー1b側の出力端子6bとなる導電板を配置する。こ
れら出力端子6bは、図7(b)に示すようにボディ1
aの出力端子6aよりも高い位置から突出させるように
折り曲げ加工してあり、出力側と反対側の端部は垂直上
方に立ち上げるように折り曲げ形成してある。
【0034】なお、上述の場合には、2枚の板金で、そ
れぞれ導電板4とカバー1b側の出力端子6bとを形成
する場合について説明したが、出力端子6a,6bのピ
ッチや配列を考慮すれば、1枚の板金で形成することも
可能である。一方、カバー1b側の導電板4も板金を打
抜き加工して図7(c)に示すように形成する。ここ
で、この導電板4の固定接点4aが形成された側と反対
の端部、つまりは実施例1のカバー1b側の導電板4の
出力端子側の端部は、図7に示すように実施例1よりも
短く形成し、その端部位置をボディ1a側の出力端子6
bの立上片6cの位置と一致させてある。そして、その
端部は垂直下方に折り曲げ形成してある。また、ボディ
1a側のアース用の導電板4’には、その端部近傍にお
いて側面より接続片4b’が立ち上げて形成してある。
一方、カバー1b側のアース用の導電板4’にも同じく
接続片4b’が立ち下げて形成してあり、これら一対の
接続片4b’によってコネクタ部を形成してある。
【0035】また、ボディ1a側の導電板4は、固定接
点4a、出力端子6a、カバー1b側の出力端子6bの
立上片6c及び接続片4b’を除いて合成樹脂によりモ
ールドし、ボディ1aが形成される。ここで、図7
(a)に想像線で示すように、1次成形し、その後2次
成形してボディ1aを形成するようにしてもよい。ま
た、カバー1b側の導電板4は、固定接点4aと立下片
6dと接続片4b’とを除いて合成樹脂によりモールド
し、カバー1bが形成される。
【0036】ここで、ボディ1aの出力端子6a,6b
に対応する部分には、図6に示すように、実施例1のコ
ネクタ用のコネクタハウジング20に相当するコネクタ
ハウジング部9を合成樹脂で一体成形する。このように
すれば、コネクタハウジング20を個別に備える場合の
ように、部品点数が多くなることがなく、コネクタハウ
ジング20の取付作業を必要としない。また、コネクタ
ハウジング20とハウジング1との間をシールする作業
も必要ない。なお、17はハウジング1内の気密性を高
めるためのパッキンである。
【0037】上記ボディ1aとカバー1bとの組立時に
は、立上片6cあるいは立下片6dの一方に環状の中継
端子13を溶接になどにより固着しておき、ボディ1a
にカバー1bを嵌め合わせるときに、中継端子13内に
立上片6cあるいは立下片6dの他方が圧入嵌合される
ようにすればよい。なお、上記中継端子13に相当する
構成を、立上片6cあるいは立下片6dの一方に一体形
成するようにしてもよいことは言うでもない。
【0038】なお、上述の場合には、中継端子13を用
いて、立上片6cと立下片6dとを圧入接続するもので
あったが、図8(b),(c)に示すように、立上片6
cと立下片6dとの先端を互いに逆方向に折り曲げ、ボ
ディ1aにカバー1bを被着したときに、弾性接触させ
るようにしてもよい。ところで、従来の可動接点11と
固定接点4aとの接触は、可動接点11が固定接点4a
に弾接することにより、1点で接触するものであった。
このため、ポジション信号発生スイッチに、振動や衝撃
が加わると、可動接点11がバウンドして一瞬開離する
恐れがあった。
【0039】そこで、この点を改善する方法として、図
9に示すように、可動接点11の固定接点4aの接触部
から、固定接点4aを幅方向の両側から挟み込む一対の
弾性保持片11aを突出し、弾性保持片11aで固定接
点4aに2点接触するようにすればよい。ここで、一対
の弾性保持片11aは、下方に開くハ字状に形成し、弾
性を持たせてある。このようにすれば、上下方向及び左
右方向における振動や衝撃でも開離しにくくなる。
【0040】しかも、従来のような1点接触であると、
接触の信頼性を良くするために、規制リブ8は、例えば
図17に示すように固定接点4aを配置した位置よりも
外側に形成する必要があった。しかし、上述のように接
点自体の接触信頼性が高まることにより、図10(a)
に示すように、規制リブ8を固定接点4aを配置したと
同じ可動体10の回動中心を中心とする円弧上に形成す
ることができる。このため、ポジション信号発生スイッ
チの形状を小型にすることが可能となる。ここで、上記
規制リブ8は、固定接点4aの幅よりも細く且つ高さを
高くするように形成すればよい(図12(c)参
照。)。
【0041】また、可動接点11としては、図13に示
すように、導電性を有するばね片18を弾性接触させる
構造のものもある。そこで、このような可動接点11で
ある場合、図11(a)に示すように、可動接点片14
の先端に弾性保持片14aを形成し、図10の場合と同
様に接触信頼性を向上させることができる。なお、図1
2(a),(b)にこの可動接点11と固定接点4aと
の接触状態を示す。
【0042】(実施例3)本実施例の基本構成は実施例
1のポジション信号発生スイッチと同じものであるの
で、以下の説明は特徴とする点についてのみ行う。本実
施例では、図14に示すように、ボディ1a及びカバー
1bのアース用の導電板4’を、ボディ1a及びカバー
1bの凹部3の略中心を挟んだ両側周部に延出し、その
端部を立ち上げてそれぞれ嵌合面側に露出させ、この立
ち上げ片4b’,4c’のボディ1a側の立ち上げ片4
b’に実施例1で説明した弾接ソケット7を取着し、2
対のコネクタ部を形成してある。
【0043】上記構成では、2対のコネクタ部の接続に
よって、ボディ1aとカバー1bとの嵌合状態をより安
定させることができ、また、コネクタ部が2箇所にある
ことで、大容量の電流通電にも対応できるとともに、ボ
ディ1a及びカバー1bのアース用の導電板4’の導通
の信頼性を向上させることができる。 (実施例4)本実施例の基本構成もまた実施例1のポジ
ション信号発生スイッチと同じものであるので、以下の
説明は特徴とする点についてのみ行う。
【0044】本実施例では、図15に示すように、ハウ
ジング1を構成するボディ1aとカバー1bとを面対称
に形成してある。すなわち、ボディ1aとカバー1bと
を嵌合させて構成されるハウジング1は、その中心線に
対して対称な形状となる。したがって、このようなポジ
ション信号発生スイッチを自動車に実装する際に、ハウ
ジング1をボディ1a側及びカバー1b側の何れからで
も実装することができ、1種類のハウジング1で右ハン
ドル車と左ハンドル車の両方に対応でき、部品点数を削
減してコストの削減を図ることができる。
【0045】(実施例5)本実施例の基本構成もまた実
施例1のポジション信号発生スイッチと同じものである
ので、以下の説明は特徴とする点についてのみ行う。本
実施例では、図16に示すように、可動接点11が摺動
する規制リブ8の摺動面に、グリス35を溜めておくた
めの凹所8aをボディ1a側とカバー1b側に複数設け
てあり、可動体10が回動されてこの凹所8aを通過す
る毎に可動接点11にグリス35を付着させることがで
きる。すなわち、組立時に塗布されたグリスが時間とと
もに乾燥し、シフトレバー切換操作時の可動接点11と
固定接点4a及び規制リブ8との摺動抵抗が増大し、作
動寿命が短くなってしまうのを防止することができるの
である。なお、本実施例においてはグリス35を溜める
ための凹所8aをボディ1aとカバー1bとの両方に設
けたが、何れか一方のみに設けても同様の効果を得るこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、ハウジングがボディ
とカバーとで構成され、シフトレバーの切換操作に応じ
てハウジング内で回動する可動体を備え、シフトレバー
の切換操作で、可動体に一体的に取り付けられた可動接
点と、ボディ及びカバーに埋設された複数の導電板に一
体形成された固定接点とを接触,開離させて、自動変速
機のシフトポジションを示すポジション信号を発生する
ポジション信号発生スイッチにおいて、ボディあるいは
カバーの少なくとも一方から各導電板と導通する複数の
出力端子を突設し、ボディにカバーを被着したとき、ボ
ディ及びカバーの一方の導電板と他方の導電板とを接続
するコネクタ部をボディ及びカバーに設けたので、コネ
クタ部によって接続される一対の導電板のうちの一方の
導電板については出力端子を省略して構造を簡略化する
ことができ、全体の小型化を図ることができるという効
果がある。
【0047】請求項2の発明は、ボディあるいはカバー
の一方から複数の出力端子を突設し、ボディにカバーを
被着したとき、ボディあるいはカバーの他方の導電板を
所定の出力端子に圧入接続あるいは弾性接触により接続
し、この出力端子に接続されるコネクタ用のコネクタハ
ウジング部を、出力端子が突設されるボディあるいはカ
バーの一方に一体形成したので、個別にコネクタハウジ
ングを設ける場合に比較して、部品点数を削減し、コネ
クタハウジングのポジション信号発生スイッチ本体への
取付作業を不要とし、組立を容易とすることができると
いう効果がある。
【0048】請求項3の発明は、コネクタ部によって接
続される導電板がアース用の導電板であるので、アース
用の導電板を共通にして構造の簡略化を図ることができ
るという効果がある。請求項4の発明は、コネクタ部を
ボディ及びカバーの中心線を挟んだ両側に設けたので、
複数のコネクタ部によって接続された導電板間の接触の
信頼性を向上させることができるという効果がある。
【0049】請求項5の発明は、ハウジングを構成する
ボディとカバーとを面対称に形成したので、ハウジング
をボディ側及びカバー側の何れからでも車体に実装する
ことができ、1種類のハウジングで右ハンドル車と左ハ
ンドル車の両方に対応でき、コストの削減を図ることが
できるという効果がある。請求項6の発明は、シフトレ
バーの切換操作によって可動接点が摺動する摺動面を有
するとともに可動接点をガイドすることによって固定接
点と開離させる可動接点ガイド用のリブを固定接点に近
接させてボディ及びカバーに設け、このリブの摺動面に
グリスを溜める凹所を設けたので、組立後にグリス補給
をすることなくグリスの乾燥を防ぐことができ、シフト
レバー切換操作時の摺動抵抗の増大を防止して作動寿命
を長くすることができるという効果がある。
【0050】請求項7の発明は、出力端子に接続される
コネクタ用のコネクタハウジング部を備え、このコネク
タハウジング部を出力端子に接続してボディとカバーか
ら構成されるハウジングに取り付けたとき、このハウジ
ングとコネクタハウジング部との接続部分に介装される
シール体を具備し、このシール体のハウジング側の面に
ハウジングシール用の突出部を設けるとともに、シール
体のコネクタハウジング部側の面あるいはコネクタハウ
ジング部のシール体側の面の一方にシール体をハウジン
グ側に圧接させる突起部を設けたので、コネクタハウジ
ング部をハウジングに取り付けた際、ハウジングとコネ
クタハウジング部との接続部分に介装されるシール体
が、シール体のコネクタハウジング部側の面あるいはコ
ネクタハウジング部のシール体側の面の一方に設けられ
た突起部によってハウジング側に圧接され、シール体の
突出部によってハウジングをシールするとともにコネク
タハウジング部のシールを行うことができ、ハウジング
とコネクタハウジング部とを個別にシールする手間が省
け、組立を容易とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すものであり、(a)はカバーの
平面図、(b)は断面図、(c)はボディの平面図、
(d)は上面図、(e)は同図(a)のA−A線要部部
分断面図である。
【図2】(a)〜(e)は同上のコネクタハウジングを
示す図である。
【図3】同上のシール体を示すもので、(a)は平面
図、(b)は断面図である。
【図4】同上の動作を説明する説明図である。
【図5】同上の動作を説明する説明図である。
【図6】実施例2の要部の部分断面図である。
【図7】(a)〜(d)は、ボディ側の導電板を示す平
面図、同上の側面図、カバー側の導電板の平面図及び同
上の側面図である。
【図8】(a)〜(d)は、別の接続方法で採用される
ボディ側の導電板を示す平面図、同上の側面図、カバー
側の導電板の平面図及び同上の側面図である。
【図9】(a),(b)は接触信頼性を高くした可動接
点の正面図及び側面図である。
【図10】(a),(b)は固定接点との接触状態を示
す部分斜視図及び断面図である。
【図11】(a),(b)は接触信頼性を高くした別の
可動接点部の部分正面図及び側面図である。
【図12】(a)〜(c)は固定接点との接触状態を示
す斜視図、断面図及び固定接点と形成リブとの構造を示
す断面図である。
【図13】(a)〜(c)は別構造の可動接点を備える
可動体の平面図、側面図及び部分断面図である。
【図14】実施例3を示すものであり、(a)はカバー
の平面図、(b)は断面図、(c)はボディの平面図、
(d)は上面図である。
【図15】実施例4を示すものであり、(a)はカバー
の平面図、(b)は断面図、(c)はボディの平面図、
(d)は上面図である。
【図16】実施例5のカバーを示すものであり、(a)
は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、
(d)は上面図、(e)は同図(b)のA−A線要部部
分断面図である。
【図17】従来のポジション信号発生スイッチの全体構
造を示す分解平面図である。
【図18】(a)〜(c)は、固定接点部の構造を示す
部分平面図、規制リブの働きを示す斜視図及び側面図で
ある。
【図19】出力端子部の従来構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a ボディ 1b カバー 4 導電板 6 出力端子 7 弾性ソケット 8 規制リブ 10 可動体 11 可動接点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングがボディとカバーとで構成さ
    れ、シフトレバーの切換操作に応じてハウジング内で回
    動する可動体を備え、シフトレバーの切換操作で、可動
    体に一体的に取り付けられた可動接点と、ボディ及びカ
    バーに埋設された複数の導電板に一体形成された固定接
    点とを接触,開離させて、自動変速機のシフトポジショ
    ンを示すポジション信号を発生するポジション信号発生
    スイッチにおいて、ボディあるいはカバーの少なくとも
    一方から各導電板と導通する複数の出力端子を突設し、
    ボディにカバーを被着したとき、ボディ及びカバーの一
    方の導電板と他方の導電板とを接続するコネクタ部をボ
    ディ及びカバーに設けたことを特徴とするポジション信
    号発生スイッチ。
  2. 【請求項2】 ボディあるいはカバーの一方から複数の
    出力端子を突設し、ボディにカバーを被着したとき、ボ
    ディあるいはカバーの他方の導電板を所定の出力端子に
    圧入接続あるいは弾性接触により接続し、この出力端子
    に接続されるコネクタ用のコネクタハウジング部を、出
    力端子が突設されるボディあるいはカバーの一方に一体
    形成して成ることを特徴とする請求項1記載のポジショ
    ン信号発生スイッチ。
  3. 【請求項3】 コネクタ部によって接続される導電板が
    アース用の導電板であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のポジション信号発生スイッチ。
  4. 【請求項4】 コネクタ部をボディ及びカバーの中心線
    を挟んだ両側に設けたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3記載のポジション信号発生スイッチ。
  5. 【請求項5】 ハウジングを構成するボディとカバーと
    を面対称に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載のポジション信号発生スイッチ。
  6. 【請求項6】 シフトレバーの切換操作によって可動接
    点が摺動する摺動面を有するとともに可動接点をガイド
    することによって固定接点と開離させる可動接点ガイド
    用のリブを固定接点に近接させてボディ及びカバーに設
    け、このリブの摺動面にグリスを溜める凹所を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のポジション
    信号発生スイッチ。
  7. 【請求項7】 出力端子に接続されるコネクタ用のコネ
    クタハウジング部を備え、このコネクタハウジング部を
    出力端子に接続してボディとカバーから構成されるハウ
    ジングに取り付けたとき、このハウジングとコネクタハ
    ウジング部との接続部分に介装されるシール体を具備
    し、このシール体のハウジング側の面にハウジングシー
    ル用の突出部を設けるとともに、シール体のコネクタハ
    ウジング部側の面あるいはコネクタハウジング部のシー
    ル体側の面の一方にシール体をハウジング側に圧接させ
    る突起部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    3乃至請求項6記載のポジション信号発生スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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