JPS5822356Y2 - 高電圧回路部品用ケ−ス - Google Patents
高電圧回路部品用ケ−スInfo
- Publication number
- JPS5822356Y2 JPS5822356Y2 JP1977081434U JP8143477U JPS5822356Y2 JP S5822356 Y2 JPS5822356 Y2 JP S5822356Y2 JP 1977081434 U JP1977081434 U JP 1977081434U JP 8143477 U JP8143477 U JP 8143477U JP S5822356 Y2 JPS5822356 Y2 JP S5822356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- lid
- case
- voltage circuit
- adjustment volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、たとえば、テレビジョン受像機のフォーカ
ス調整回路などの高電圧回路部品を収納するケースの改
良に関するものである。
ス調整回路などの高電圧回路部品を収納するケースの改
良に関するものである。
従来の高電圧回路部品用ケースは、ケース本体の中に回
路素子と共に調整ボリュームを収納し、他の部品との絶
縁、および塵埃の付着による沿面放電の防止を目的とし
た蓋で前記本体を密閉し、調整ボリュームはケース本体
の外部がらワッシャトナットを用いて前記本体に固定し
ていた。
路素子と共に調整ボリュームを収納し、他の部品との絶
縁、および塵埃の付着による沿面放電の防止を目的とし
た蓋で前記本体を密閉し、調整ボリュームはケース本体
の外部がらワッシャトナットを用いて前記本体に固定し
ていた。
また、前記蓋は、ケース本体に設けたボスで焼止めし、
あるいは蓋に設けた保合片を前記本体に係合させるなど
によって本体に固定していた。
あるいは蓋に設けた保合片を前記本体に係合させるなど
によって本体に固定していた。
従って、蓋と調整ボリュームの取付けが、従来はそれぞ
れ別個ニ行ナワれており、作業性が悪カリだ。
れ別個ニ行ナワれており、作業性が悪カリだ。
この考案は、蓋の固定と、調整ボリュームのような軸を
有する部品の固定とが同時に行なえるようにして、組立
時の作業性を向上させると共に、ワッシャやナツトを不
要にした高電圧回路部品用ケースを提供することを目的
としたものである。
有する部品の固定とが同時に行なえるようにして、組立
時の作業性を向上させると共に、ワッシャやナツトを不
要にした高電圧回路部品用ケースを提供することを目的
としたものである。
以下この考案の一実施例を図に基いて説明する。
図において、1は回路素子3.調整ボリューム4が収納
されるケース本体2と、蓋5とで構成される高電圧回路
部品用ケースである。
されるケース本体2と、蓋5とで構成される高電圧回路
部品用ケースである。
前記本体2は、周壁外面の短辺には舌片嵌入部2aが、
長辺には相対向する1対の逆くさび状の突出部2bがそ
れぞれ設けられ、端壁には調整ボリューム4の操作軸部
4aが嵌挿される嵌合穴2Cが設けられ、この嵌合穴2
Cの周面には第4図に示すように複数の突起部2dが形
成され、さらに嵌合穴2C外周側には突出部2eが本体
2の端壁内面に形成されている。
長辺には相対向する1対の逆くさび状の突出部2bがそ
れぞれ設けられ、端壁には調整ボリューム4の操作軸部
4aが嵌挿される嵌合穴2Cが設けられ、この嵌合穴2
Cの周面には第4図に示すように複数の突起部2dが形
成され、さらに嵌合穴2C外周側には突出部2eが本体
2の端壁内面に形成されている。
また、蓋5は外周の短辺に舌片5aが、長辺に保合穴5
dを有する1対の係合爪5bが設けられ、調整ボリュー
ム4の押圧用突出部5Cが内面に形成されている。
dを有する1対の係合爪5bが設けられ、調整ボリュー
ム4の押圧用突出部5Cが内面に形成されている。
組立ては、まず、回路素子3.調整ボリューム4をケー
ス本体2内の所定位置に収納し、調整ボリューム4の操
作軸部4aを嵌合穴2Cに嵌挿して前記本体2外に突出
させ、回路素子3.調整ボリューム4に所要の接続配線
をする。
ス本体2内の所定位置に収納し、調整ボリューム4の操
作軸部4aを嵌合穴2Cに嵌挿して前記本体2外に突出
させ、回路素子3.調整ボリューム4に所要の接続配線
をする。
この場合に、前記嵌合穴2Cの周面に設けた突起部2d
が調整ボリューム4の操作軸部4aに圧接しているので
、配線接続時における調整ボリューム4の傾きを防止し
、またケース本体2を垂直にして作業をする場合すなわ
ち、ケース本体2をシャーシなどに取付けた状態での作
業を可能にする仮固定をしている。
が調整ボリューム4の操作軸部4aに圧接しているので
、配線接続時における調整ボリューム4の傾きを防止し
、またケース本体2を垂直にして作業をする場合すなわ
ち、ケース本体2をシャーシなどに取付けた状態での作
業を可能にする仮固定をしている。
その後、第3図に示すように、蓋5の短辺に設けた舌片
5aをケース本体2の舌片嵌入部2aに嵌入させ、ここ
を支点として蓋5を回動させ、その長辺に設けた係合爪
5bの係合穴5dをケース本体2の逆くさび状の突出部
2bに係合させ、蓋5をケース本体2に固定する。
5aをケース本体2の舌片嵌入部2aに嵌入させ、ここ
を支点として蓋5を回動させ、その長辺に設けた係合爪
5bの係合穴5dをケース本体2の逆くさび状の突出部
2bに係合させ、蓋5をケース本体2に固定する。
この時、蓋5の内面に設けた押圧用突出部5Cが調整ボ
リューム4をケース本体2の突出部2bに蓋5の弾性に
よって押圧し、調整ボリューム4を固定するものである
。
リューム4をケース本体2の突出部2bに蓋5の弾性に
よって押圧し、調整ボリューム4を固定するものである
。
以上説明したようにこの考案は、調整ボリュームのよう
な軸部を有する部品を、蓋の弾性を利用して、この蓋を
ケース本体に係合すると同時に、蓋とケース本体とで挾
持して固定するものであり、また、前記軸部をケース本
体の嵌合式周面に設けた突起部で仮固定するようにした
ものである。
な軸部を有する部品を、蓋の弾性を利用して、この蓋を
ケース本体に係合すると同時に、蓋とケース本体とで挾
持して固定するものであり、また、前記軸部をケース本
体の嵌合式周面に設けた突起部で仮固定するようにした
ものである。
従って、従来の調整ボリュームの取付けが、これを治具
を用いてケース本体に固定し、ワッシャを入れエアドラ
イバなどでナツトを締付けて前記本体に取付けていたの
に比べ、この考案によれば治具などを必要とせず、しか
も蓋を固定するだけで容易に調整ボリュームの取付けが
なされ、大幅に作業時間を短縮させることができ、ワッ
シャ、ナツトも不要になり、さらに調整ボリュームが仮
固定されるので作業性がよいなどの効果がある。
を用いてケース本体に固定し、ワッシャを入れエアドラ
イバなどでナツトを締付けて前記本体に取付けていたの
に比べ、この考案によれば治具などを必要とせず、しか
も蓋を固定するだけで容易に調整ボリュームの取付けが
なされ、大幅に作業時間を短縮させることができ、ワッ
シャ、ナツトも不要になり、さらに調整ボリュームが仮
固定されるので作業性がよいなどの効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は調整ボリューム固定部の断面図、第3図は蓋の取付け
を説明するための側面図、第4図はケース本体の嵌合穴
部の拡大正面図、第5図は調整ボリュームの拡大平面図
である。 1・・・・・・高電圧回路部品用ケース、2・・・・・
・ケース本体、3・・・・・・回路素子、4・・・・・
・調整ボリューム、5・・・・・・蓋、2C・・・・・
・嵌合穴、2d・・・・・・突起部、4a・・・・・・
操作軸部。
は調整ボリューム固定部の断面図、第3図は蓋の取付け
を説明するための側面図、第4図はケース本体の嵌合穴
部の拡大正面図、第5図は調整ボリュームの拡大平面図
である。 1・・・・・・高電圧回路部品用ケース、2・・・・・
・ケース本体、3・・・・・・回路素子、4・・・・・
・調整ボリューム、5・・・・・・蓋、2C・・・・・
・嵌合穴、2d・・・・・・突起部、4a・・・・・・
操作軸部。
Claims (1)
- 配線回路を収納保持するケース本体と、防塵および絶縁
用の蓋とからなり、内部に高電圧回路部品を収納するよ
うにしたケースにおいて、弾性を有する上記蓋ケース本
体と係合させる手段を設け、この手段により蓋をケース
本体に保合固定すると共に、このケース本体内において
操作用の軸部を有する部品をケース本体と蓋の内部の押
圧用突出部とによって挟持し、さらに上記軸部が嵌挿さ
れる嵌合穴をケース本体に設け、この嵌合穴の周面に等
間隔に設けた突起部で前記軸部を仮固定するようにした
ことを特徴とする高電圧回路部品用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977081434U JPS5822356Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 高電圧回路部品用ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977081434U JPS5822356Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 高電圧回路部品用ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS548326U JPS548326U (ja) | 1979-01-19 |
JPS5822356Y2 true JPS5822356Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29001291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977081434U Expired JPS5822356Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 高電圧回路部品用ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822356Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5319423Y2 (ja) * | 1972-09-27 | 1978-05-23 |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP1977081434U patent/JPS5822356Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS548326U (ja) | 1979-01-19 |
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