JPH0735194Y2 - ブラケット部材による樹脂チューブの連結構造 - Google Patents
ブラケット部材による樹脂チューブの連結構造Info
- Publication number
- JPH0735194Y2 JPH0735194Y2 JP1990029390U JP2939090U JPH0735194Y2 JP H0735194 Y2 JPH0735194 Y2 JP H0735194Y2 JP 1990029390 U JP1990029390 U JP 1990029390U JP 2939090 U JP2939090 U JP 2939090U JP H0735194 Y2 JPH0735194 Y2 JP H0735194Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- resin tube
- resin
- bracket
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L13/00—Non-disconnectible pipe-joints, e.g. soldered, adhesive or caulked joints
- F16L13/10—Adhesive or cemented joints
- F16L13/11—Adhesive or cemented joints using materials which fill the space between parts of a joint before hardening
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に給
油、給気の供給路等として配設される太さ20m/m程度以
下の比較的細径からなる樹脂チューブにおける配設の際
のブラケット部材による連結構造の改良に関するもので
ある。
油、給気の供給路等として配設される太さ20m/m程度以
下の比較的細径からなる樹脂チューブにおける配設の際
のブラケット部材による連結構造の改良に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、この種の連結構造としては例えば第3図に示すよ
うに、金属板材の長手方向の一端側を欠円状に弯曲して
挾持壁(13)となして他端側を基体への取付け壁となす
ブラケット部材(11)によって、該挾持壁部に樹脂チュ
ーブ(12)を組込んだ状態で周面を挾持して連結してい
た。
うに、金属板材の長手方向の一端側を欠円状に弯曲して
挾持壁(13)となして他端側を基体への取付け壁となす
ブラケット部材(11)によって、該挾持壁部に樹脂チュ
ーブ(12)を組込んだ状態で周面を挾持して連結してい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、予め
形成された前記ブラケット部材(11)を使用して、且つ
挾持壁(13)部で挾持する構造によるため、樹脂チュー
ブ(12)の組付け作業に煩わしさを招くばかりでなく、
固定部での該樹脂チューブ側に潰れ、変形を生ぜしめ、
更に、配設状態下にあって機関或いは機械、装置の振動
に起因して樹脂チューブ(12)に固定部の位置ずれを招
き、同時にその外周面に擦れ傷を誘発して長期の間に破
損を生ぜしめる等、概して固定を不確実とする問題を有
するものであった。
形成された前記ブラケット部材(11)を使用して、且つ
挾持壁(13)部で挾持する構造によるため、樹脂チュー
ブ(12)の組付け作業に煩わしさを招くばかりでなく、
固定部での該樹脂チューブ側に潰れ、変形を生ぜしめ、
更に、配設状態下にあって機関或いは機械、装置の振動
に起因して樹脂チューブ(12)に固定部の位置ずれを招
き、同時にその外周面に擦れ傷を誘発して長期の間に破
損を生ぜしめる等、概して固定を不確実とする問題を有
するものであった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
ので、樹脂チューブの組付け作業の煩わしさをなくして
簡易に固定部を形成し、同時に樹脂チューブ側での潰
れ、変形をなくすと共に、配設状態での加振下にあって
もその軸芯方向並びに円周方向を問わず前記位置ずれを
効果的に防止して該樹脂チューブの外周面での擦れ傷発
生の憂いをなくして確実に固定することのできるブラケ
ット部材による樹脂チューブの連結構造を提案すること
を目的とするものである。
ので、樹脂チューブの組付け作業の煩わしさをなくして
簡易に固定部を形成し、同時に樹脂チューブ側での潰
れ、変形をなくすと共に、配設状態での加振下にあって
もその軸芯方向並びに円周方向を問わず前記位置ずれを
効果的に防止して該樹脂チューブの外周面での擦れ傷発
生の憂いをなくして確実に固定することのできるブラケ
ット部材による樹脂チューブの連結構造を提案すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、それぞれ別体からな
る細径樹脂チューブの接続端部を、好ましくは互いに間
隔を保持するよう、短片状の金属細管の嵌挿により連設
せしめ、更に相互の連設部分を射出成形して固化した樹
脂材によるブラケット体によって包持状に鋳着埋設して
構成したブラケット部材による樹脂チューブの連結構造
を要旨とするものであり、更に前記金属細管をその両側
の嵌挿周面部に外方への環状膨出壁を有して構成し、又
前記金属細管の両端をブラケット体の端面より突出して
構成するものである。
る細径樹脂チューブの接続端部を、好ましくは互いに間
隔を保持するよう、短片状の金属細管の嵌挿により連設
せしめ、更に相互の連設部分を射出成形して固化した樹
脂材によるブラケット体によって包持状に鋳着埋設して
構成したブラケット部材による樹脂チューブの連結構造
を要旨とするものであり、更に前記金属細管をその両側
の嵌挿周面部に外方への環状膨出壁を有して構成し、又
前記金属細管の両端をブラケット体の端面より突出して
構成するものである。
(作用) 本考案はこのように構成されているため、前記樹脂チュ
ーブ側に設けた金属細管を嵌挿してなる連設部分での包
持状の鋳着埋設したブラケット体の構造により、樹脂チ
ューブの該ブラケット体への組付け作業の煩わしさをな
くして簡易に固定部を形成することとなり、また該樹脂
チューブ側の固定部での潰れ、変形をなくすと共に、加
振状態下にあって金属細管の一部の周面での直接鋳着に
よって樹脂チューブの軸芯方向並びに円周方向への位置
ずれを効果的に防止することとなり、同時に周面での擦
れ傷の生ずる憂いをなくしてブラケット部材による固定
を確実とすることができ、更に樹脂チューブの接続端部
間に間隔部を保持することにより前記固定が一層確実と
なるものである。
ーブ側に設けた金属細管を嵌挿してなる連設部分での包
持状の鋳着埋設したブラケット体の構造により、樹脂チ
ューブの該ブラケット体への組付け作業の煩わしさをな
くして簡易に固定部を形成することとなり、また該樹脂
チューブ側の固定部での潰れ、変形をなくすと共に、加
振状態下にあって金属細管の一部の周面での直接鋳着に
よって樹脂チューブの軸芯方向並びに円周方向への位置
ずれを効果的に防止することとなり、同時に周面での擦
れ傷の生ずる憂いをなくしてブラケット部材による固定
を確実とすることができ、更に樹脂チューブの接続端部
間に間隔部を保持することにより前記固定が一層確実と
なるものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
1図は本考案のブラケット部材による樹脂チューブの連
結構造の一部切欠きによる平面図、第2図は他の実施例
を示す同上第1図相当図であって、(1)はナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール及びAB
S等の熱可塑性樹脂により射出成形してなるブラケット
体である。(2,3)は樹脂チューブであり、太さ20m/m程
度以下の比較的細径からなるそれぞれ別体によるもの
で、これら相互の接続端部(2′,3′)を互いに間隔
(5)を保持して短片状の金属細管(4)の嵌挿によっ
て連設せしめた状態で該連設部分を前記ソケット体
(1)の射出成形に伴い同時に包持状に鋳着埋設して構
成するものである。
1図は本考案のブラケット部材による樹脂チューブの連
結構造の一部切欠きによる平面図、第2図は他の実施例
を示す同上第1図相当図であって、(1)はナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール及びAB
S等の熱可塑性樹脂により射出成形してなるブラケット
体である。(2,3)は樹脂チューブであり、太さ20m/m程
度以下の比較的細径からなるそれぞれ別体によるもの
で、これら相互の接続端部(2′,3′)を互いに間隔
(5)を保持して短片状の金属細管(4)の嵌挿によっ
て連設せしめた状態で該連設部分を前記ソケット体
(1)の射出成形に伴い同時に包持状に鋳着埋設して構
成するものである。
尚、金属細管(4)の両端を図示のようにブラケット体
(1)の端面(1′,1″)より突出して構成することに
より、熱可塑性樹脂の射出圧が高い場合でも樹脂チュー
ブの潰れを防止することができる。
(1)の端面(1′,1″)より突出して構成することに
より、熱可塑性樹脂の射出圧が高い場合でも樹脂チュー
ブの潰れを防止することができる。
(4′)は前記金属細管(4)の他の実施例(第2図)
として、その両側の嵌挿周面部に有する外方への環状膨
出壁であり、樹脂チューブ(2,3)の接続端部(2′,
3′)との一層の密合を図ったものである。
として、その両側の嵌挿周面部に有する外方への環状膨
出壁であり、樹脂チューブ(2,3)の接続端部(2′,
3′)との一層の密合を図ったものである。
尚、上記実施例では1本の樹脂チューブの連結、固定に
ついて説明したが、複数の樹脂チューブを並列状等に一
括集合して配列固定される構造に応用できることは勿論
のことである。
ついて説明したが、複数の樹脂チューブを並列状等に一
括集合して配列固定される構造に応用できることは勿論
のことである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のブラケット部材による樹脂
チューブの固定構造は、特にブラケット体(1)の成形
に伴って同時に金属細管(4)を嵌挿した連設部分を包
持状に鋳着埋設して構成されるため、これら構造により
配管としての樹脂チューブの組付け作業の煩わしさがな
く簡易に固定することができ、また該樹脂チューブの固
定部での潰れ、変形の憂いがなく、更に、配設状態の加
振下にあっても樹脂チューブ(2,3)側での軸芯方向並
びに円周方向を問わずその位置ずれを防止することがで
き、同時にその周面の擦れ傷による破損の憂いがなく、
強固な固定によりブラケット体との固定を確実となし、
更に樹脂チューブ(2,3)の接続端部(2′,3′)を間
隔(5)部を保持して金属細管(4)に嵌挿すれば前記
固定を一層確実とすることができる等、極めて有用なブ
ラケット部材による樹脂チューブの連結構造である。
チューブの固定構造は、特にブラケット体(1)の成形
に伴って同時に金属細管(4)を嵌挿した連設部分を包
持状に鋳着埋設して構成されるため、これら構造により
配管としての樹脂チューブの組付け作業の煩わしさがな
く簡易に固定することができ、また該樹脂チューブの固
定部での潰れ、変形の憂いがなく、更に、配設状態の加
振下にあっても樹脂チューブ(2,3)側での軸芯方向並
びに円周方向を問わずその位置ずれを防止することがで
き、同時にその周面の擦れ傷による破損の憂いがなく、
強固な固定によりブラケット体との固定を確実となし、
更に樹脂チューブ(2,3)の接続端部(2′,3′)を間
隔(5)部を保持して金属細管(4)に嵌挿すれば前記
固定を一層確実とすることができる等、極めて有用なブ
ラケット部材による樹脂チューブの連結構造である。
第1図は本考案の一実施例を示すブラケット部材による
樹脂チューブの連結構造の一部切欠きによる平面図、第
2図は他の実施例の同上第1図相当図、第3図は従来例
を示す連結構造の平面図である。 (1)……ブラケット体、(2,3)……樹脂チューブ、
(2′,3′)……接続端部、(4)……金属細管、
(4′)……膨出壁、(5)……間隔。
樹脂チューブの連結構造の一部切欠きによる平面図、第
2図は他の実施例の同上第1図相当図、第3図は従来例
を示す連結構造の平面図である。 (1)……ブラケット体、(2,3)……樹脂チューブ、
(2′,3′)……接続端部、(4)……金属細管、
(4′)……膨出壁、(5)……間隔。
Claims (4)
- 【請求項1】それぞれ別体からなる細径樹脂チューブ
(2,3)の接続端部(2′,3′)を短片状の金属細管
(4)の嵌挿により連設せしめ、更に相互の連設部分を
射出成形して固化した樹脂材によるブラケット体(1)
によって包持状に鋳着埋設して構成したことを特徴とす
るブラケット部材による樹脂チューブの連結構造。 - 【請求項2】請求項1記載において、前記細径樹脂チュ
ーブ(2,3)の接続端部(2′,3′)を互いに間隔
(5)を保持して金属細管(4)に嵌挿せしめたことを
特徴とするブラケット部材による樹脂チューブの連結構
造。 - 【請求項3】請求項1記載において、前記金属細管
(4)をその両側の嵌挿周面部に外方への環状膨出壁
(4′)を有して構成したことを特徴とするブラケット
部材による樹脂チューブの連結構造。 - 【請求項4】請求項1記載において、前記金属細管
(4)の両端をブラケット体(1)の端面(1′,1″)
より突出して構成したことを特徴とするブラケット部材
による樹脂チューブの連結構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990029390U JPH0735194Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ブラケット部材による樹脂チューブの連結構造 |
KR2019910003825U KR940006954Y1 (ko) | 1990-03-22 | 1991-03-22 | 브래킷을 사용하는 수지 튜브 결합용 구조물 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990029390U JPH0735194Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ブラケット部材による樹脂チューブの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119695U JPH03119695U (ja) | 1991-12-10 |
JPH0735194Y2 true JPH0735194Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=12274818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990029390U Expired - Fee Related JPH0735194Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ブラケット部材による樹脂チューブの連結構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735194Y2 (ja) |
KR (1) | KR940006954Y1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101500A (ja) * | 2006-02-01 | 2010-05-06 | Seiko Epson Corp | コネクタ付きチューブとその成形方法 |
JP5670158B2 (ja) * | 2010-11-16 | 2015-02-18 | 坂本精器株式会社 | 管継ぎ手装置 |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP1990029390U patent/JPH0735194Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-22 KR KR2019910003825U patent/KR940006954Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119695U (ja) | 1991-12-10 |
KR910017047U (ko) | 1991-10-28 |
KR940006954Y1 (ko) | 1994-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |