JPH0412287Y2 - - Google Patents

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JPH0412287Y2
JPH0412287Y2 JP17654086U JP17654086U JPH0412287Y2 JP H0412287 Y2 JPH0412287 Y2 JP H0412287Y2 JP 17654086 U JP17654086 U JP 17654086U JP 17654086 U JP17654086 U JP 17654086U JP H0412287 Y2 JPH0412287 Y2 JP H0412287Y2
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assembled
engagement
wire harness
resin tube
wall
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JP17654086U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一般に自動車或いは各種の機械、設
備装置等に給油、給気の供給路として配設多用さ
れる太さ約20m/m程度以下の比較的細径からな
る樹脂チユーブもしくはワイヤーハーネス材を、
基体に取付けてなる固定用クランプの特にこれら
被組付け部材との係合固定構造の改良に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、この種の固定用クランプの係合固定構造
としては、例えば第7図に示すように取付け孔1
3を有する取付け壁12の一方表面に、起立する
挟持壁による係合溝14を備えたクランプ本体1
1により、該係合溝部に樹脂チユーブからなる被
組付け部材T′をセツトした状態で挟持するか、
或いは第8図に示すように取付け孔13′を有す
る取付け壁12′の幅手方向の両側に突出壁1
4′,14″を有したクランプ本体11′により、
該突出壁部にワイヤーハーネス材の被組付け部材
T″を接着テープ15等により捲き付けるかして
固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の固定構造にお
いて、前者にあつては被組付け部材T′のセツト
時の手により押圧するため、概して挟持力を充分
となし得ず、配設状態での加振下等にしばしば被
組付け部材T′に軸芯方向への移動或いは周方向
への回動による位置ずれを許容して、係合溝14
部に離体等を生ぜしめる問題を有し、又後者にあ
つては長期に亘つて経時変化により接着テープ1
5に劣化或いは受熱等による軟化を生ぜしめ、し
ばしば剥離を招いて脱落する問題を有するもので
あつた。
本考案は、上記した従来の問題を極めて効果的
に解決するため、クランプ本体の係合壁を取付け
壁の幅手方向に少なくとも1つ一体に設け、該係
合壁部に樹脂チユーブ或いはワイヤーハーネス材
の被組付け部材をセツトして熱収縮性樹脂からな
るソケツト部材により前記係合壁部を含む被組付
け部材のセツト部附近を一括包持して熱収縮によ
り包持部を圧縮して被組付け部材を固定すること
により、極めて強固にして且つ確実に固定するこ
とができ、例え配設状態での加振下等にあつても
長期に亘つて被組付け部材の移動や回転による位
置ずれ、或いは離体、脱落等の生じない係合固定
構造を提案することを目的とするものである。
[問題を解決するための手段] 本考案は、相手基体への取付け孔を有する板状
取付け壁の長手方向に、該取付け壁の幅手方向に
突出する少なくとも1つの係合壁を一体に設けた
金属製もしくは樹脂製のクランプ本体の該係合壁
部に、樹脂チユーブ或いはワイヤーハーネス材の
被組付け部材をセツトせしめた状態で、別体の熱
収縮性樹脂による短寸状の筒体もしくは環体のソ
ケツト部材により、前記係合壁を含む被組付け部
材のセツト部附近を一括包持せしめ、ソケツト部
材の熱収縮によりそれぞれの包持部を圧縮して被
組付け部材を固定した樹脂チユーブ及びワイヤー
ハーネス材固定用クランプの係合固定構造を要旨
とするものであり、更に前記係合壁をそれぞれ間
隔を保持して複数並列状に列設するか、或いは該
係合壁を取付け壁の取付け方向の前後、もしくは
上下に隣接するかして構成するものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
れば、第1図は本考案の樹脂チユーブ及びワイヤ
ーハーネス材固定用クランプの係合固定構造を示
す平面図、第2図は第1図A−A線の断面図、第
3図は他の実施例を示す同上平面図、第4図は第
3図B−B線の断面図、第5図は更に他の実施例
を示す同上平面図、第6図は第5図C−C線の断
面図であつて、1は相手基体へのボルト等による
取付け孔3を有する板状取付け壁2の長手方向
に、該取付け壁の幅手方向に突出する少なくとも
1つの断面半円状の係合壁4,4′を一体に設け
たプレス成型或いは射出成型による金属製もしく
は樹脂製のクランプ本体であつて、該係合壁部に
樹脂チユーブ或いはワイヤーハーネス材からなる
被組付け部材Tをセツトして、予め該組付け部材
側に組込んだ別体の熱収縮性樹脂による短寸状の
筒体もしくは環体のソケツト部材5,5′により、
前記係合壁4,4′を含む被組付け部材Tのセツ
ト部附近を一括包持せしめ、製品全体或いは包持
部だけをソケツト部材5,5′の有する熱収縮温
度に加温することにより熱収縮させて包持部を圧
縮して被組付け部材Tを固定して構成するもので
ある。
尚第3図及び第4図は、前記係合壁4,4′を
それぞれ間隔6,6′を保持して複数並列状に列
設して構成するものであり、又第5図及び第6図
は該係合壁を取付け壁2の前後に隣接して構成し
たものである。更に設計の如何によつては該係合
壁を取付け壁2の上下に位置して隣設構成しても
よいことは勿論のことであり、又必要に応じて前
記ソケツト部材5,5′の内周面に接着剤を塗布
して構成しても、本考案の要旨を異にするもので
はない。更に図示実施例では係合壁4,4′を断
面半円状としたが、断面V字状、断面コ字状もし
くは断面欠円状に形成することもできる。又、被
組付け部材Tを樹脂チユーブ又はワイヤーハーネ
ス材とした実施例を説明したが、本考案は金属管
にも応用可能である。
[作用] 本考案はこのように構成されているため、被組
付け部材Tのセツトに際して該被組付け部材をそ
の周方向よりクランプ本体1の係合壁4,4′部
にセツトせしめた状態で、左右のソケツト部材
5,5′を対向方向に移動して係合壁4,4′部を
含む被組付け部材Tのセツト部附近を一括包持せ
しめ、包持部を加温処理することにより、ソケツ
ト部材5,5′に熱収縮を生ぜしめて包持部を圧
縮して被組付け部材Tを固定することとなる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案による固定用クラン
プの係合固定構造は、少なくとも1つの係合壁
4,4′での該係合壁を含む被組付け部材Tのセ
ツト附近を一括包持した前記ソケツト部材5,
5′を加温することにより熱収縮せしめ、包持部
を圧縮して被組付け部材Tを固定することとなる
ため、係合壁4,4′部での断面半円状の構造に
より被組付け部材Tのセツトに際して、該被組付
け部材をその周方向より該係合壁部にセツトする
ことができ、組付け作業を極めて簡易となし、ま
た曲げ成型を必要とする樹脂チユーブの場合の加
温をソケツト部材5,5′に及ぼす熱収縮のため
の加温をもつて同時に行うことができて著しく生
産性を向上することは勿論のこと、一括包持した
状態での熱収縮による圧縮された係合固定構造に
よつて強固にして且つ確実に固定することがで
き、配設状態での加振下等にあつても長期に亘つ
て被組付け部材Tの移動や回転による位置ずれ或
いは離体、脱落等の生じない極めて有用な樹脂チ
ユーブ及びワイヤーハーネス材固定用クランプの
係合固定構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す樹脂チユーブ
及びワイヤーハーネス材固定用クランプの係合固
定構造の平面図、第2図は第1図A−A線の断面
図、第3図は他の実施例を示す同上平面図、第4
図は第3図B−B線の断面図、第5図は更に他の
実施例を示す同上平面図、第6図は第5図C−C
線の断面図、第7図及び第8図は従来例の被組付
け部材の係合固定状態を示すそれぞれの斜視図で
ある。 1……クランプ本体、2……取付け壁、3……
取付け孔、4,4′……係合壁、5,5′……ソケ
ツト部材、6,6′……間隔、T……被組付け部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相手基体への取付け孔3を有する板状取付け
    壁2の長手方向に、該取付け壁の幅手方向に突
    出する少なくとも1つの係合壁4,4′を一体
    に設けた金属製もしくは樹脂製のクランク本体
    1の該係合壁部に、樹脂チユーブ或いはワイヤ
    ーハーネス材の被組付け部材Tをセツトせしめ
    て、別体の熱収縮性樹脂による短寸状の筒体も
    しくは環体のソケツト部材5,5′により、前
    記係合壁4,4′を含む被組付け部材Tのセツ
    ト部附近を一括包持せしめ、ソケツト部材5,
    5′の熱収縮によりそれぞれの包持部を圧縮し
    て被組付け部材Tを固定したことを特徴とする
    樹脂チユーブ及びワイヤーハーネス材固定用ク
    ランプの係合固定構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、前記係合壁4,4′をそれぞれ間隔6,
    6′……を保持して複数並列状に列設して構成
    したことを特徴とする樹脂チユーブ及びワイヤ
    ーハーネス材固定用クランプの係合固定構造。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、前記係合壁4,4′を取付け壁2の取付け
    方向の前後もしくは上下に隣接して構成したこ
    とを特徴とする樹脂チユーブ及びワイヤーハー
    ネス材固定用クランプの係合固定構造。
JP17654086U 1986-08-19 1986-11-17 Expired JPH0412287Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654086U JPH0412287Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17
US07/078,234 US4795114A (en) 1986-08-19 1987-07-27 Stationary clamping device
KR1019870008533A KR900008343B1 (ko) 1986-08-19 1987-08-04 고정용 클램프장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654086U JPH0412287Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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Publication Number Publication Date
JPS6382884U JPS6382884U (ja) 1988-05-31
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ID=31116879

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JP17654086U Expired JPH0412287Y2 (ja) 1986-08-19 1986-11-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735174Y2 (ja) * 1989-08-03 1995-08-09 有限会社第一樹脂工業 クランプ部材による配管の包持固定構造

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Publication number Publication date
JPS6382884U (ja) 1988-05-31

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