JPH0441723Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441723Y2 JPH0441723Y2 JP1984007827U JP782784U JPH0441723Y2 JP H0441723 Y2 JPH0441723 Y2 JP H0441723Y2 JP 1984007827 U JP1984007827 U JP 1984007827U JP 782784 U JP782784 U JP 782784U JP H0441723 Y2 JPH0441723 Y2 JP H0441723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- support
- cables
- legs
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は主として三相交流を三本の電力用ケー
ブルにより給電する場合において、夫々のケーブ
ルを一緒に支持するケーブルの支持具に関する。
ブルにより給電する場合において、夫々のケーブ
ルを一緒に支持するケーブルの支持具に関する。
三本のケーブルをラツク或いはダクト内に敷設
する方法として、従来いわゆる俵積み方式で敷設
し、適宜間隔ごとに三本のケーブルをバインド線
で縛る方法があつた。この方法は、三本のケーブ
ルの外面が互いに接するため、ケーブルの許容電
流が少なくなる欠点を有していた。そこで、従来
複数の比較的固い木材を用いて、三つのケーブル
を等間隔に離間するように挟持し、それらの木材
をボルト及びナツトからなる締結具により締結す
るものが存在した。しかしながら、この方法によ
る場合には木材の加工が面倒であり、且つそれら
の組立て及び締結も極めて面倒である欠点を有し
ていた。そこで、本出願人は既に特願昭57−
198503号でケーブルの支持具を提案したが、更に
改良が求められていた。
する方法として、従来いわゆる俵積み方式で敷設
し、適宜間隔ごとに三本のケーブルをバインド線
で縛る方法があつた。この方法は、三本のケーブ
ルの外面が互いに接するため、ケーブルの許容電
流が少なくなる欠点を有していた。そこで、従来
複数の比較的固い木材を用いて、三つのケーブル
を等間隔に離間するように挟持し、それらの木材
をボルト及びナツトからなる締結具により締結す
るものが存在した。しかしながら、この方法によ
る場合には木材の加工が面倒であり、且つそれら
の組立て及び締結も極めて面倒である欠点を有し
ていた。そこで、本出願人は既に特願昭57−
198503号でケーブルの支持具を提案したが、更に
改良が求められていた。
そこで本考案は前記問題点を解決するケーブル
の支持具であつて、その支持部にバンドを介して
極めて容易に締結できると共に、そのバンドの挿
通作業を容易にし、殆どワンタツチに近い状態で
ケーブルの敷設作業ができると共に、そのバンド
により三本のケーブルを夫々確実に締結し、それ
らが軸方向に移動することを防止できるものを提
供する。そしてその目的達成のために次の構成を
とる。
の支持具であつて、その支持部にバンドを介して
極めて容易に締結できると共に、そのバンドの挿
通作業を容易にし、殆どワンタツチに近い状態で
ケーブルの敷設作業ができると共に、そのバンド
により三本のケーブルを夫々確実に締結し、それ
らが軸方向に移動することを防止できるものを提
供する。そしてその目的達成のために次の構成を
とる。
本考案のケーブル支持具は、支持具本体5が中
心から放射状に三本の脚1,2,3を一体的に突
設形成し、それらの又部に夫々ケーブル案内面4
が形成される。そして一本の脚の端に本体取付け
用のフランジ6を突設形成する。さらに、三本の
全ての脚の側面にケーブル締結用のバンド挿通孔
7が夫々貫通されたことを特徴とする。
心から放射状に三本の脚1,2,3を一体的に突
設形成し、それらの又部に夫々ケーブル案内面4
が形成される。そして一本の脚の端に本体取付け
用のフランジ6を突設形成する。さらに、三本の
全ての脚の側面にケーブル締結用のバンド挿通孔
7が夫々貫通されたことを特徴とする。
従つて、本考案によれば支持具の外方から三本
のケーブルを夫々のケーブル案内面に接触させ、
各ケーブルを位置決めさせることができる。そし
て三つのバンド挿通孔7に一本のバンドを挿通し
て三本のケーブルに巻回することにより、極めて
容易に三本のケーブルを互いに離間して確実に締
結支持することができる。しかも三本のケーブル
はほぼ等間隔に離間して支持される。又そのバン
ドはケーブルの三つの脚に設けられた夫々のバン
ド挿通孔7を貫通できるように構成したため、各
ケーブルが軸方向に移動するのを確実に防止し信
頼性の高いケーブル支持具となる。しかも、体裁
がよく最小のスペースでケーブルを支持し得る。
のケーブルを夫々のケーブル案内面に接触させ、
各ケーブルを位置決めさせることができる。そし
て三つのバンド挿通孔7に一本のバンドを挿通し
て三本のケーブルに巻回することにより、極めて
容易に三本のケーブルを互いに離間して確実に締
結支持することができる。しかも三本のケーブル
はほぼ等間隔に離間して支持される。又そのバン
ドはケーブルの三つの脚に設けられた夫々のバン
ド挿通孔7を貫通できるように構成したため、各
ケーブルが軸方向に移動するのを確実に防止し信
頼性の高いケーブル支持具となる。しかも、体裁
がよく最小のスペースでケーブルを支持し得る。
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明
する。
する。
第1図は本考案の支持具の斜視図である。この
実施例はほぼ長さの等しい三本の脚をY字状に中
心から放射方向へ突出し、一体形成する。そして
夫々の脚の先端部端面に夫々ケーブル挿通用のバ
ンド挿通孔7を突設し、支持具本体5を形成す
る。この支持具本体5は各脚の横断面がコ字状に
形成された合成樹脂材からなる。そして、一本の
脚3の端のみにフランジ6を突設形成し、そこを
本体取付け部とする。
実施例はほぼ長さの等しい三本の脚をY字状に中
心から放射方向へ突出し、一体形成する。そして
夫々の脚の先端部端面に夫々ケーブル挿通用のバ
ンド挿通孔7を突設し、支持具本体5を形成す
る。この支持具本体5は各脚の横断面がコ字状に
形成された合成樹脂材からなる。そして、一本の
脚3の端のみにフランジ6を突設形成し、そこを
本体取付け部とする。
この実施例の支持具は、第2図の如くアングル
等の支持材10にボルト9を介してフランジ6を
固定する。このようにして多数の本締結具をケー
ブルの延線方向に定間隔に配置する。
等の支持材10にボルト9を介してフランジ6を
固定する。このようにして多数の本締結具をケー
ブルの延線方向に定間隔に配置する。
しかして、ケーブル11を夫々第1図〜第3図
に示す如く配置し、締結用バンド(商品名インシ
ユロツク等)を用い、それをバンド挿通孔7に
夫々挿通し、同図に示す如く締結すればよい。
に示す如く配置し、締結用バンド(商品名インシ
ユロツク等)を用い、それをバンド挿通孔7に
夫々挿通し、同図に示す如く締結すればよい。
本考案のケーブル支持具は、三本の脚が中心か
ら放射方向に突設され、その一本の脚に本体取付
け用のフランジ6を有すると共に、三本の全ての
脚の側面にケーブル挿通用のバンド挿通孔7が
夫々貫通されたものである。従つて、三本のケー
ブルをほぼ等間隔に離間して、それらを迅速に一
本のバンドによつて締結することができる。しか
もそのバンドは夫々の脚のバンド挿通孔を介して
締結されるため、三本のケーブルを均一に拘束し
て本支持具に締結する。そして各ケーブルが軸方
向に移動することを確実に防止できる。また夫々
のバンド挿通孔は各脚の側面に形成されているた
め、その挿通が極めて容易であり、ケーブルの締
結作業を迅速に行い得る。特に、この種の支持具
はケーブルの敷設に伴つて多数取付けられるた
め、該支持具にケーブルを支持させる締結作業の
作業が極めて重要な要素となる。しかしながら、
本考案の支持具は各脚の側面にバンド挿通孔7が
形成されているから、そこへバンドを挿通するこ
とが極めて容易であり、結果としてケーブルを迅
速に且つ等間隔に離間して締結することができ
る。しかも、一本のバンドのみでバランスよく三
本のケーブルが締結される。
ら放射方向に突設され、その一本の脚に本体取付
け用のフランジ6を有すると共に、三本の全ての
脚の側面にケーブル挿通用のバンド挿通孔7が
夫々貫通されたものである。従つて、三本のケー
ブルをほぼ等間隔に離間して、それらを迅速に一
本のバンドによつて締結することができる。しか
もそのバンドは夫々の脚のバンド挿通孔を介して
締結されるため、三本のケーブルを均一に拘束し
て本支持具に締結する。そして各ケーブルが軸方
向に移動することを確実に防止できる。また夫々
のバンド挿通孔は各脚の側面に形成されているた
め、その挿通が極めて容易であり、ケーブルの締
結作業を迅速に行い得る。特に、この種の支持具
はケーブルの敷設に伴つて多数取付けられるた
め、該支持具にケーブルを支持させる締結作業の
作業が極めて重要な要素となる。しかしながら、
本考案の支持具は各脚の側面にバンド挿通孔7が
形成されているから、そこへバンドを挿通するこ
とが極めて容易であり、結果としてケーブルを迅
速に且つ等間隔に離間して締結することができ
る。しかも、一本のバンドのみでバランスよく三
本のケーブルが締結される。
第1図は本考案の締結具の斜視図、第2図はそ
の使用状態を示す正面図、第3図は同側面図。 1〜3……脚、4……ケーブル案内面、5……
支持具本体、6……フランジ、7……バンド挿通
孔、8……ボルト孔、9……ボルト、10……支
持材、11……ケーブル、12……バンド。
の使用状態を示す正面図、第3図は同側面図。 1〜3……脚、4……ケーブル案内面、5……
支持具本体、6……フランジ、7……バンド挿通
孔、8……ボルト孔、9……ボルト、10……支
持材、11……ケーブル、12……バンド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 三本のケーブルが互いにほぼ等間隔に離間し
て位置決め支持されるように、中心から放射状
に三本の脚1,2,3をY字状に一体的に突設
形成し、それらの各又部に夫々ケーブル案内面
4が形成された支持具本体5と、一本の脚端に
突設形成した本体取付け用のフランジ6と、を
具備し、前記三本の全ての脚の側面にケーブル
締結用のバンド挿通孔7が夫々貫通されたケー
ブルの支持具。 2 前記支持具本体5の横断面がコ字状に形成さ
れた実用新案登録請求の範囲第1項記載の支持
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP782784U JPS60119827U (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ケ−ブルの支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP782784U JPS60119827U (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ケ−ブルの支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60119827U JPS60119827U (ja) | 1985-08-13 |
JPH0441723Y2 true JPH0441723Y2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=30486539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP782784U Granted JPS60119827U (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ケ−ブルの支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60119827U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4414613B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2010-02-10 | 住友電気工業株式会社 | 超電導ケーブルの相分離治具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755715A (en) * | 1980-08-13 | 1982-04-02 | British Insulated Callenders | Cable fastening device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5266989U (ja) * | 1975-11-13 | 1977-05-18 |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP782784U patent/JPS60119827U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755715A (en) * | 1980-08-13 | 1982-04-02 | British Insulated Callenders | Cable fastening device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60119827U (ja) | 1985-08-13 |
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