JP2988359B2 - ケーブル接続箱 - Google Patents

ケーブル接続箱

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JP2988359B2
JP2988359B2 JP8034673A JP3467396A JP2988359B2 JP 2988359 B2 JP2988359 B2 JP 2988359B2 JP 8034673 A JP8034673 A JP 8034673A JP 3467396 A JP3467396 A JP 3467396A JP 2988359 B2 JP2988359 B2 JP 2988359B2
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cable
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cable connection
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剛 今泉
善幸 西澤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数条のケーブル
について接続あるいは分岐された部分を一括保護するケ
ーブル接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、図6(a)に示す
とおり接続部を収納するために円筒を2分割して形成し
たスリーブ20と、スリーブの両端にケーブルを貫通す
る孔25を設けた端面部材24とによって構成される
か、あるいは同図(b)に示すように円筒にスリット2
2を設けて形成したスリーブ21と、スリーブの両端に
ケーブルを貫通する孔25を設けた端面部材24とによ
って構成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6(a)の接続箱
は、部品の数が多くなり、かつ多数のケーブルを組み立
てながら部品の間をシールするので組み立てに難点があ
った。一方、同図(b)の場合はスリーブ21を開きな
がら組み立てなければならないので多数のケーブルには
適切な構成ではなかった。しかも、いずれか1本のケー
ブルについて接続あるいは修理等の処理をする場合にお
いても接続箱全体を分解し、処理後も全体についてシー
ルを施し、組み立てを行なう必要があり作業性の点に問
題があった。そこで本発明の目的は、主としてスリーブ
の構造を改善して取り扱い及び組み立てが容易なケーブ
ル接続箱を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるケーブル
接続箱は、複数条のケーブルについて接続あるいは分岐
された部分を一括保護するケーブル接続箱において、外
周部全体を保護するために方形あるいは長方形の平板を
折り曲げ両側を繋ぎ合わせて形成するスリーブと、両端
部を保護し複数条のケーブルを別個に貫通するための孔
を有する端面板とを備え、前記平板の外面には複数の細
溝が平行に設けられ、該平板の内面両側には夫々前記細
溝と直角方向に間隔を有する平行な2本のリブが設けら
れ、該平板を細溝に沿って折り曲げると共に2本のリブ
の間に前記端面板を把持することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を説明する。なお、図面の説明において同一要
素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1
は本発明に係わる接続箱の構成を示す斜視図であり、複
数条(特に、3本以上が適当である)のケーブル6につ
いて接続あるいは分岐された部分を一括保護するケーブ
ル接続箱において、同図(b)に示すように、外周部全
体を保護するために方形あるいは長方形の平板1を折り
曲げ両側を繋ぎ合わせて形成するスリーブ4と、両端部
を保護し複数条のケーブルを別個に貫通するための孔9
を有する端面板5とを備えている。前記平板1の外面に
は複数の細溝2が平行に設けられ、この平板1の内面の
両側には夫々細溝2と直角方向に間隔を有する平行な2
本のリブ3が設けられ、平板1を細溝2に沿って矢印1
6の方向に折り曲げると共に2本のリブの間に前記端面
板5を把持して形成される。
【0006】平板1の外面には細溝2が設けられている
ので曲げやすく、また2本のリブ3の間に端面板5をお
き、その周囲に一体のスリーブ4を巻き付けながら形成
するので組み立てが容易となる。
【0007】平板1の内面に設けられたリブ3は、図2
に示すように平板1の外面に設けられた細溝の間隔Lに
等しい長さの角棒を接続して形成され、かつ、角棒は両
端が傾斜面31を有する台形をなし、平板1を折り曲げ
たときに隣接する角棒の傾斜面31が接触して多角形の
空間32が形成される。リブの傾斜面によって所定の空
間は形成されるのでスリーブの組み立てが容易となり、
また外力に対する剛性が向上する。
【0008】本発明のケーブル6は光ケーブル、通信用
金属線絶縁ケーブル、電力ケーブル及びこれらの複合ケ
ーブルのいづれにも適用できる。スリーブ4及び端面板
5は、耐候性及び加工性の良いポリプロピレン、ナイロ
ンのようなプラスチック、FRPあるいは金属等によっ
て形成される。
【0009】ケーブル6と端面板5の間及びスリーブ4
の繋ぎ合わせ部には、図3に示すようにシール材8を充
填して気密を持たせる。スリーブ4の繋ぎ合わせ部は、
図1及び図4に示すように複数のバックル7を矢印17
の方向に回して固定すると組み立てがさらに簡単とな
る。
【0010】図5は本発明に適用される端面板の構成を
示す断面図であり、外周から中心に向かって複数の窪み
11−1を設け、各窪みの内面には略ケーブル外径に相
当する凹部11−2を有する保持部材11と、窪み11
−1に嵌合する突部12−1を有し、各突部12−1の
表面で保持部材11の凹部11−2に対向する位置に略
ケーブル外径に相当する凹部12−2を設けた押さえ部
材12とから構成され、各押さえ部材12の一端はヒン
ジ14によって保持部材11と結合され、他端は止め具
15によって固定される。
【0011】凹部11−2と12−2が形成する孔9に
ケーブル6が把持されると共に、各押さえ部材12は個
別に矢印18の方向に移動できるので、ケーブル毎に引
き出しあるいは収納することができて取り扱いが容易と
なる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】平板の外面には細溝が設けられているので
曲げやすく、また2本のリブの間に端面板をおき、その
周囲に一体のスリーブを巻き付けながら形成するので組
立てが容易となる。また、平板の内面に設けられたリブ
を形成する角棒の両端は傾斜しているので、平板を折り
曲げたとき隣接する傾斜面が接触して多角形の空間を形
成するので接続箱の剛性が向上する。
【0014】保持部材と押さえ部材の凹部が形成する孔
にケーブルを把持すると共に、各押さえ部材は個別に処
理できるので、ケーブル毎に引き出しあるいは収納する
ことができて取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる接続箱の構成を示す斜視図(同
図(a))、及びスリーブの展開図(同図(b))であ
る。
【図2】スリーブの構成を示す断面図である。
【図3】スリーブと端面板との接合部の構成を示す部分
拡大図である。
【図4】スリーブの繋ぎ合わせ部の構成を示す部分拡大
図である。
【図5】本発明に適用される端面板の構成を示す断面図
である。
【図6】従来の接続箱の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:平板 2:細溝 3:リブ 31:傾斜面 32:多角形の空間 4:スリーブ 5:端面板 6:ケーブル 7:バックル 8:シール材 9:孔 11:保持部材 11−1:窪み 11−2:凹部 12:押さえ部材 12−1:突部 12−2:凹部 14:ヒンジ 15:止め具 16、17、18:矢印 20、21:スリーブ 22:スリット 23:シール材 24:端面板 25:貫通孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−276619(JP,A) 特開 平1−198211(JP,A) 特開 昭61−231823(JP,A) 実開 昭63−88034(JP,U) 実公 昭41−22354(JP,Y1) 実公 昭31−843(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数条のケーブルについて接続あるいは
    分岐された部分を一括保護するケーブル接続箱におい
    て、 外周部全体を保護するために方形あるいは長方形の平板
    を折り曲げ両側を繋ぎ合わせて形成するスリーブと、両
    端部を保護し複数条のケーブルを別個に貫通するための
    孔を有する端面板とを備え、 前記平板の外面には複数の細溝が平行に設けられ、該平
    板の内面両側には夫々前記細溝と直角方向に間隔を有す
    る平行な2本のリブが設けられ、該平板を細溝に沿って
    折り曲げると共に2本のリブの間に前記端面板を把持す
    ることを特徴とするケーブル接続箱。
  2. 【請求項2】 平板の内面に設けられたリブは隣接する
    細溝の間隔に等しい長さの角棒を接続して形成され、か
    つ、角棒は両端が傾斜面を有する台形をなし、前記平板
    を折り曲げたときに隣接する角棒の傾斜面が接触して多
    角形の空間が形成されることを特徴とする請求項1に記
    載のケーブル接続箱。
  3. 【請求項3】スリーブと端面板との間あるいはスリーブ
    の繋ぎ合わせ部にシール材が充填されることを特徴とす
    る請求項1に記載のケーブル接続箱。
  4. 【請求項4】 スリーブの繋ぎ合わせ部は複数のバック
    ルによって固定されることを特徴とする請求項1に記載
    のケーブル接続箱。
  5. 【請求項5】 端面板は外周から中心に向かって複数の
    窪みを設け、各窪みの内面には略ケーブル外径に相当す
    る凹部を有する保持部材と前記窪みに嵌合する突部を有
    し、各突部の表面で前記保持部材の凹部に対向する位置
    に略ケーブル外径に相当する凹部を設けた押さえ板とで
    形成されたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル
    接続箱。
  6. 【請求項6】 保持部材及び押さえ板の凹部が形成する
    孔と該孔に挿入されるケーブルにシール材が充填される
    ことを特徴とする請求項5に記載のケーブル接続箱。
  7. 【請求項7】 保持部材の一端と押さえ板の一端がヒン
    ジで結合され、それらの他端は止め具で固定されること
    を特徴とする請求項5に記載のケーブル接続箱。
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