JPH0734879Y2 - 冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置 - Google Patents

冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置

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JPH0734879Y2
JPH0734879Y2 JP1988031611U JP3161188U JPH0734879Y2 JP H0734879 Y2 JPH0734879 Y2 JP H0734879Y2 JP 1988031611 U JP1988031611 U JP 1988031611U JP 3161188 U JP3161188 U JP 3161188U JP H0734879 Y2 JPH0734879 Y2 JP H0734879Y2
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dioxide gas
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政治 忠末
武明 船橋
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、冷凍炭酸飲料ディスペンサーに関し、特にそ
の原料の一つである炭酸ガスの減少、不足を検知する制
御装置に関するものである。
b.従来の技術 水、シロップ及び炭酸ガス等の原料をサブタンクで混合
貯蔵し、この混合原料をサブタンクに連絡した冷凍ケー
シングに順次供給し、そこで冷凍されて生成された冷凍
炭酸飲料を注出弁から出して販売する冷凍炭酸飲料ディ
スペンサーにおいては、本願の出願人による実開昭60-6
2496号公報及び実開昭61-120984号公報等に開示されて
いるように、炭酸ガスを内蔵した炭酸ガスボンベが、レ
ギュレータ、ガス電磁弁等を介してサブタンクに連絡し
ている。そして注出弁を有すると共に冷凍装置によって
冷却される冷凍ケーシングは、前述したようにサブタン
クに連絡し、これから、後述の混合原料の供給を受け
る。
フローレギュレータを介してサブタンクに連絡したシロ
ップタンクは、炭酸ガスボンベの圧力を受けてシロップ
を供給可能に貯蔵し、他方、ポンプを介してサブタンク
に連絡した水タンクは、フロートスイッチを備えると共
に給水系から水の供給を受ける。
そして、サブタンクに設けた圧力検知装置がサブタンク
の内部圧力の低下、即ち混合原料(含炭酸ガス)の減少
を検知すると、水タンク及びシロツプタンクからそれぞ
れ所定量の水及びシロツプがサブタンクへ供給され、混
合される。同時に、炭酸ガスボンベからも炭酸ガスがサ
ブタンク内に供給される。
冷凍ケーシングから冷凍炭酸飲料が注出されると、冷凍
ケーシングとサブタンクとの圧力関係に基づいて、サブ
タンク内の混合原料が順次冷凍ケーシング内へ送給され
る。このように、加圧された炭酸ガスは、原料の移動の
駆動源として機能すると共に、生成される飲料の風味、
舌ざわり等に大きな影響を及ぼす原料でもある。
c.考案が解決しようとする課題 前述したような従来装置においては、シロップや炭酸ガ
スは、サービス員の間欠補給を受けるが、補給を受ける
に至るまでに生ずる炭酸ガスの不足に対処する機構上の
方策が採られていなかった。このため、炭酸ガスの不足
により、品質の低下した冷凍飲料ができる等の不具合が
あった。
本考案は、かかる不具合に鑑みなされたもので炭酸ガス
の不足を未然に検知して、常に品質のよい冷凍炭酸飲料
を安定して供給しうる冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制
御装置を提供することを目的とするものである。
d.課題を解決するための手段及び作用 上述の目的を達成するため、本考案によると、シロップ
又は水等の原料を別々に貯えるタンクと炭酸ガスを貯え
るボンベとに連絡し、前記原料及び炭酸ガスを受け入れ
混合して貯蔵するサブタンク、及び該サブタンクから混
合原料の供給を受けて冷凍炭酸飲料を生成する冷凍ケー
シング、を有する冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装
置は、前記サブタンクに取り付けられて、該サブタンク
の内圧の低下及び上昇を検知する圧力検知装置と、該圧
力検知装置に電気的に直列に接続され前記内圧の低下を
検知してから所定時間経過した後に閉路する作動遅延装
置と、前記サブタンクに取り付けられ該サブタンクの内
部の混合原料の減少を検知するスイッチ装置と、前記作
動遅延装置の接点に接続され、該作動遅延装置の閉路時
に作動して、前記所定時間経過の後も前記サブタンクの
前記内圧が所定値以上にならないことを知らせる異常表
示装置とを有する。
このような構成において、サブタンク内の混合原料の減
少がスイッチ装置で検知され、内圧の低下が圧力検知装
置によって検知されると、炭酸ガス、水、及びシロップ
の供給が開始される。水及びシロップの1回当たりの供
給量は、混合割合等から決まっており、所定量が供給さ
れる。
サブタンク内の到達最大圧力は、炭酸ガスの供給圧に依
存しているから、所定時間後に作動遅延装置が作動、閉
路し、炭酸ガスが不足して圧力検知装置が閉じている
(高圧設定値に達していない)場合、その接点が閉じ、
これにより異常表示装置が作動し、炭酸ガスの不足を表
示する。
e.実施例 本考案の制御装置を説明する前に、本案に係る冷凍炭酸
飲料ディスペンサー本体の原料供給回路を第1図を参照
して説明する。
サブタンク1の底部1aから延びた接続パイプ2は、図示
しない冷凍装置の冷却管に囲撓された冷凍ケーシング3
に連絡し、注出弁3aが開けば内部の冷凍飲料が注出され
る。
圧力検知装置4が取り付けられたサブタンク1の上部1b
は、レギュレータ6、逆止弁6a及びガス電磁弁7を介し
て、炭酸ガスボンベ(ボンベ)5に連絡している。ま
た、上部1bは、電磁弁9及びフローレギュレータ10を介
してシロップタンク8に連絡している。
シロップタンク8は、原料の一つであるシロップを内蔵
すると共に、逆止弁15、6aを介して炭酸ガスボンベ5に
連絡し、該シロップタンク8内に加圧炭酸ガスがシロツ
プ液面に接するように供給される。従って、後述のよう
に電磁弁9が開けば、炭酸ガスの圧力を受けてシロップ
がサブタンク1へ供給される。
給水弁11を介して外部の水源に連絡すると共に、フロー
トスイッチ12を有する水タンク13は、ポンプ14を介し
て、サブタンク1の上部1bに連絡している。
サブタンク1の底部1aに設けたリードスイッチ(スイッ
チ装置)17及び圧力検知装置4が作動すれば、ポンプ14
が起動すると共に、電磁弁7、9が開き、水、シロッ
プ、炭酸ガスがそれぞれ、サブタンク1内へ送給され、
そこで混合され、貯えられる。注出弁3aよりの注出に対
応し、混合原料が冷凍ケーシング3へ適宜供給され、冷
却され、図示しない内部羽根によって撹拌されて冷凍炭
酸飲料が製造される。
次に、本考案の制御装置の好適な実施例を第2図の電気
回路図及び第3図の作用説明図を参照して説明する。
まず、圧力検知装置4は、低圧スイッチ4aと高圧スイッ
チ4bとからなり、低圧設定値及び高圧設定値はそれぞ
れ、例えば1.1kg/cm2、1.8kg/cm2である。これ等の設定
値は、ディスペンサーの種類によって変わりうるもので
あることを理解されたい。そして、その接点は、圧力が
1.8kg/cm2に上ると開接し、1.1kg/cm2に下がると閉接す
る。
水の定量装置18は、供給水量が一定量に達した場合に開
接し、それまでは閉接している。リードスイッチ17は、
サブタンク1内の混合原料(液)が実質的になくなる
と、接点が閉じる。
原料供給の待機状態では、定量装置13は前述のように閉
接しているので、リレーX1が通電され、リレー接点X11
は閉接している。サブタンク1内の混合原料の冷凍ケー
シング3への供給が進むと、第3図に示すように、サブ
タンク1内の内圧は下がり続け、低圧設定値1.1kg/cm2
に達する。この状態で、圧力検知装置4の低圧スイッチ
4aが閉じ、リレーX3に通電される。ガス電磁弁7も通電
されて開き、また、タイマー(作動遅延装置)TMも作動
を開始する。更に、リードスイッチ17が閉接しているの
で、閉成した接点X11及びX31を介してリレーX5にも通電
され、リレー接点X51の閉接によりリレーX5は自己保持
される。同時に、リレー接点X52も閉じるので、シロッ
プ電磁弁9に通電されて開き、モータ14にも通電されて
起動する。
要するに、圧力検知装置4が閉接すると、ガス電磁弁
7、シロップ電磁弁9が開き、ポンプ14が起動する。こ
れにより炭酸ガス、シロップ、水が、前述した回路を通
って、サブタンク1へ供給されるから、第3図に示すよ
うに内圧が上昇する。
炭酸ガスボンベ5に、炭酸ガスが十分ある場合には、約
1秒後に高圧設定値に達し、圧力検知装置4は開接し、
電磁弁7が閉じる。その後も、水及びシロップは、供給
され続け、水が一定量供給されれば定量装置13が開接
し、リレーX1に電流が流れなくなる。これによりリレー
接点X11は開き、リレーX5は不通電となってそのリレー
接点X52が開き、シロップ電磁弁9は閉じ、ポンプ14は
停止する。即ち、シロップと水の供給が終了する。この
時のサブタンク1内の内圧の変化が第3図に表わされて
いる。前述のように作動を開始したタイマーTMは、例え
ば2秒後に閉じるが、前述のように既に、圧力検知装置
4が開接しているので、通電されず、タイマー接点(作
動遅延装置)TM1は開接したまゝとなる。即ち、警告ラ
ンプL(異常表示装置)に通電されず、点灯しない。
これに対し、炭酸ガスボンベ5の炭酸ガス量が不足の場
合、例えば最悪の「無」の場合には、第4図に示すよう
に、圧力検知装置4が低圧設定値を検知し、電磁弁7、
9を開き、ポンプ14を起動しても、内圧は急には上昇し
ない。シロップ及び水の供給のみがサブタンク1の内圧
の上昇に寄与するから、第4図に示すように圧力の上昇
は極めてなだらかなものとなり、タイマーTMが2秒後に
閉じたとき、圧力検知装置4は、いまだ閉じたまゝであ
る。即ち、タイマーTMに通電され、タイマー接点TM1
閉じて、警告ランプLが点灯する。リレーX4にも通電さ
れ、リレー接点X41が閉じるから、自己保持され、警告
ランプLの点灯が維持される。
結局、炭酸ガスの減少、不足が警告ランプLの点灯によ
り表示される。警告ランプLの点灯に関係なく、シロッ
プ及び水が定量供給されれば、前述のようにシロップ電
磁弁9は閉じ、ポンプ14は停止する。
第5図は、本考案の別の実施例の電気回路を示したもの
であるが、前記第1実施例と異なる部分は、常開リレー
接点(作動遅延装置)X21を有するリレー(作動遅延装
置)X2が、タイマーTMに代わって設けられ、リレーX1
常閉接点X12がこれに直列に接続されている。
第4図に示すように、炭酸ガスが不足の場合、殆ど、水
とシロップの定量供給が終了しても、サブタンク1内の
内圧は、高圧設定値に達しないから、圧力検知装置4
は、閉じたまゝである。水が定量供給されると定量装置
18は開き、リレーX1は非通電、リレー接点X12は閉じ
る。従って、リレーX2に電流が流れ、リレー接点X21
閉じ、警告ランプLに通電、点灯する。
その他の電気回路の作用は、第2図のものと殆ど同じで
あるので、説明は省略することができる。
f.考案の効果 以上のように、炭酸ガスの量が減少し、不足すると、サ
ブタンク内の圧力がいつまでも高圧設定値に達せず、圧
力検知装置が閉じたまゝとなる。この圧力検知装置にタ
イマーやリレー等の作動遅延装置が協働し、異常表示装
置に炭酸ガス不足を表示し、速やかな炭酸ガスの補給
(ガスボンベの交換)を促し、また、品質の低下した商
品(冷凍炭酸飲料)の販売を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る冷凍炭酸飲料ディスペンサー本
体の原料供給回路図、第2図は、本考案に係る制御装置
の電気回路図、第3図及び第4図は、作用説明図、第5
図は、一部改変実施例の電気回路図である。 1……サブタンク、3……冷凍ケーシング 4……圧力検知装置、5……炭酸ガスボンベ 8……シロップタンク、13……水タンク 17……スイッチ装置(リードスイッチ) TM……作動遅延装置(タイマー) TM1……作動遅延装置(タイマー接点) X2……作動遅延装置(リレー) X21……作動遅延装置(常開リレー接点) L……異常表示装置(警告ランプ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シロップ又は水等の原料を別々に貯えるタ
    ンクと炭酸ガスを貯えるボンベとに連絡し、前記原料及
    び炭酸ガスを受け入れ混合して貯蔵するサブタンク、及
    び該サブタンクから混合原料の供給を受けて冷凍炭酸飲
    料を生成する冷凍ケーシング、を有する冷凍炭酸飲料デ
    ィスペンサーの制御装置であって、 前記サブタンクに取り付けられて、該サブタンクの内圧
    の低下及び上昇を検知する圧力検知装置と、該圧力検知
    装置に電気的に直列に接続され前記内圧の低下を検知し
    てから所定時間経過した後に閉路する作動遅延装置と、
    前記サブタンクに取り付けられ該サブタンクの内部の混
    合原料の減少を検知するスイッチ装置と、前記作動遅延
    装置の接点に接続され、該作動遅延装置の閉路時に作動
    して、前記所定時間経過の後も前記サブタンクの前記内
    圧が所定値以上にならないことを知らせる異常表示装置
    とを有することを特徴とする冷凍炭酸飲料ディスペンサ
    ーの制御装置。
JP1988031611U 1988-03-11 1988-03-11 冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置 Expired - Lifetime JPH0734879Y2 (ja)

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JPH01137899U JPH01137899U (ja) 1989-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993693A (ja) * 1982-11-11 1984-05-30 三洋電機株式会社 炭酸ガスを含有する飲料供給装置
JPS6062496U (ja) * 1983-10-07 1985-05-01 星崎電機株式会社 飲料デイスペンサ−
JPS6062500U (ja) * 1983-10-07 1985-05-01 星崎電機株式会社 飲料供給装置

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