JPH0430158Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430158Y2
JPH0430158Y2 JP1987039882U JP3988287U JPH0430158Y2 JP H0430158 Y2 JPH0430158 Y2 JP H0430158Y2 JP 1987039882 U JP1987039882 U JP 1987039882U JP 3988287 U JP3988287 U JP 3988287U JP H0430158 Y2 JPH0430158 Y2 JP H0430158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
liquid
beverage
detection device
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987039882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63147499U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987039882U priority Critical patent/JPH0430158Y2/ja
Publication of JPS63147499U publication Critical patent/JPS63147499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430158Y2 publication Critical patent/JPH0430158Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、デイスペンサにミネラルウオータ等
の飲料を供給すめための飲料供給装置に関するも
のである。
【従来の技術】
従来の飲料供給装置では、第1図に代表的に示
すように、1個のパツク容器1を接続器具3でポ
ンプ6を有する供給路8に接続し、送出圧力検知
装置11及び圧力スイツチ10の制御下にポンプ
6を運転することによりパツク容器1内の飲料を
デイスペンサに供給していた。7は供給路8に設
けられた逆止弁である。 しかし、パツク容器を1個だけ用いた場合、該
容器の容量を大きくして貯留する量を多くしない
と、すぐに空になつてしまう不都合があり、ま
た、容器の容量を大きくすると、運搬や設置が困
難になるという不具合があつた。また、使用途中
で空になつた場合には、その場で容器を交換しな
くてはならないので、常に、残量を気にしていな
ければならず、使用上、非常に不便なものであつ
た。更に、注出途中でパツク容器が空になつた場
合には、容器交換の間、顧客を待たせてしまうこ
ととなり、サービス上問題を生じていた。 上述したような問題を解消するため、例えば特
開昭55−5348号公報に開示されているように、複
数のタンクをそれぞれ電磁弁を介して並列接続す
ると共に、各タンクの液有無センサの出力によつ
て前記電磁弁を切り替える装置が提案されてい
た。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる切り替え式の装置では、本考案
の知見によると、切り替えた後にも、電磁弁を有
する供給路に脈流が発生し、そのため、特に切り
替え直後には、液有無センサが液が有るにも拘わ
らず再び液無しと判断する誤動作が生じて、飲料
を安定供給し得ないことが分かつた。 従つて、本考案の目的は、脈流による飲料の不
安定な供給が生じるようなことのない飲料供給装
置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、ポンプを
有する供給路と、前記供給路にそれぞれ電磁弁を
介して並列接続された複数の飲料容器と、前記飲
料容器が液無しになつたことを検知する液有無検
知装置と、前記飲料容器の液有無を記憶すると共
に、前記液有無検知装置が飲料容器の液無しを検
知した際、自動的に、該液無し飲料容器に接続さ
れた電磁弁を閉弁し液有り飲料容器の電磁弁を開
弁する切り替え動作を行うように、前記電磁弁に
接続された記憶回路とを備えた飲料供給装置にお
いて、前記液有無検知装置及び前記記憶回路に電
気的に接続され、前記液有無検知装置が飲料容器
の液無しを検知した際に、所定時間遅延して前記
記憶回路に切り変え動作を行わせる、遅延装置を
更に備えたことを特徴としている。
【作用】
1つの飲料容器が空になつたことを液有無検知
装置が検知すると、その検知信号が遅延装置に送
られる。遅延装置は、実施例では、タイマTM2
と、その常開接点T2と、リレーX3と、その常開
接点X31とを含んでおり、先ずタイマが上述の遅
延信号を受けて作動し、脈流が生じないような所
定時間になるとタイムアツプしてその常開接点が
閉じる。そのため、リレーが励磁してその常開接
点が閉成するため、該リレーの常開接点に接続さ
れた記憶回路が動作し、空になつた飲料容器の電
磁弁を閉じ、液が有る飲料容器の電磁弁を開く切
り替えを行う。
【実施例】
本考案による飲料供給装置の概略が第2図に示
されている。パツク容器もしくは飲料容器1及び
2は、各接続器具3によりそれぞれ電磁弁4及び
5を介して、ポンプ6及び逆止弁7を有する供給
路8に接続されている。パツク容器の飲料はこの
供給路8を介して図示しないデイスペンサに供給
される。また、供給路8には、同供給路8内の液
有無を検知する液有無検知装置としての圧力スイ
ツチ10と、送出圧力検知装置11とが接続され
ている。 次に、第2図及び第3図を参照して、本考案の
飲料供給装置の構成及び動作について若干詳しく
説明する。 先ず、ミネラルウオータ等の充満したパツク容
器1及び2を接続器具3によつて供給路8に接続
する。リセツトスイツチ等によつて構成されたリ
セツト機構12により制御回路をリセツトするこ
とにより、送出圧力検知装置11は供給路8内の
流体圧力を検知して後述するようにポンプ6の制
御を行うと共に、第2図の圧力スイツチ10を含
む液有無検知装置9はパツク容器1及び2の液有
無を検知する。ここで、デイスペンサ(図示せ
ず)に給水して、パツク容器1が空になつたとす
ると、それを液有無検知装置9が検知し、第2図
の電磁弁4を閉じ、電磁弁5を開いて、パツク容
器1及び2のラインを切り替えると共に、この切
り替えを記憶回路14に記憶させる。 更に、デイスペンサへの給水が続けられパツク
容器2が空になるまでに、パツク容器1がミネラ
ルウオータ等の充満した新パツク容器に交換され
ないでいると、記憶回路14が液無しの判断をし
て、ポンプ6を停止しデイスペンサへの給水を停
止する。しかし、パツク容器1が新パツク容器に
交換され、リセツト機構12が動作されていれ
ば、パツク容器2が空になつたことを液有無検知
装置9が検知したとき、電磁弁5を閉じ電磁弁4
を開いて、パツク容器1のラインに切り替えるこ
とになる。この場合、デイスペンサへの給水は、
後述するように送出圧力検知装置11からポンプ
6への信号に基づいて行われ、また、パツク容器
の液有無の判定は、液有無検知装置9と、記憶回
路14とによつて行われて、液無しの判定が出る
とポンプ6を停止し、デイスペンサへの給水を停
止するようになつている。 尚、液有無検知装置9としては、第4図に関連し
て詳述する圧力スイツチ10に代えて、第5図及
び第6図に示すように、電極15を各電磁弁のパ
ツク容器側に設けたり、双方の電磁弁の下流側即
ちポンプ側に設け、該電極15間の導電度を測定
することにより、個々のパツク容器の液有無の検
知を行つたり、供給路8の液有無の検知を行つた
りしてもよい。 実施例ではパツク容器を2個設けているが、勿
論、当業者なら複数個のパツク容器を用いるよう
に容易に改変することができる。 更に、パツク容器に収容されるものは飲料に限
定されず、任意の流体でよいので、本考案は、流
体を連続供給することが要求される一般の装置に
も適用し得る。従つて、この明細書で「飲料」と
は「流体」の意味で使用されていることに留意さ
れたい。 以下、第4図に示した制御回路をも参照して本
考案による飲料供給装置の詳細について説明す
る。第2図に示すようにパツク容器1及び2は接
続器具3によつて供給路8に接続されている。記
憶回路14としてはキープリレーXKが用いられ
ており、最初、このキープリレーXKはリセツト
状態になつており、また、供給路8内の圧力は低
いため、圧力スイツチ10の接点10a及び10
cと、送出圧力検知装置11の接点11a及び1
1bとは閉じている。 電源を投入すると、リレーX4の常閉接点X44
び/又はリレーX5の常閉接点X54と送出圧力検知
装置11の接点11a及び11bとを介してポン
プ6を駆動すると同時に、キープリレーXKの常
閉接点XK2を介して電磁弁4を開弁し、パツク容
器1よりデイスペンサ側に給水を開始する。しか
し、この時点ではデイスペンサ側は給水状態にな
つていないので、供給路8の内圧が徐々に上昇す
ることになる。更に、リレーX4の常閉接点X44
び/又はリレーX5の常閉接点X54と、リレーX6
常閉接点X64と、圧力スイツチ10の接点10a
及び10cとを介してタイマTM1及びTM2にも
通電されるが、パツク容器1からの給水により供
給路8の内圧が上述のように上昇するため、タイ
マTM1及びTM2がタイムアツプする前に、圧力
スイツチ10の接点10a及び10cが開いて接
点10a及び10bが閉じ、キープリレーXK
常閉接点XK4を介して、リレーX2を励磁する。リ
レーX2は、その常開接点X21及びリレーX1の常閉
接点X14を介して自己保持される。ポンプ6が駆
動し続け、供給路8の内圧が更に上昇すると、送
出圧力検知装置11の接点11a及び11bが開
き、ポンプ6を停止し、給水を停止する。 実施例では、圧力スイツチ10は動作圧1Kg/
cm2でデイフアレンシヤルを1Kg/cm2に、送出圧力
検知装置11は動作圧3.5Kg/cm2でデイフアレン
シヤルを1.5Kg/cm2に設定してある。ここで、デ
イスペンサ側を動作させ、デイスペンサ側が給水
状態になると、供給路8の内圧が低下し、2Kg/
cm2以下になると、送出圧力検知装置11の接点1
1a及び11bが閉じ、ポンプ6が動作し、デイ
スペンサに給水を開始する。また、デイスペンサ
側が給水停止状態になると、供給路8内圧が上昇
し、送出圧力検知装置11の接点11a及び11
bは開いてポンプ6は停止する。 このような動作を繰り返し行うことによりパツ
ク容器1が空になると、ポンプ6が空気を吸い込
んで供給路8の内圧は急激に低下し、0.5Kg/cm2
以下になる。そうすると、圧力スイツチ10の接
点10a及び10bが開いて接点10a及び10
cが閉じ、タイマTM1及びTM2に通電する。タ
イムアツプ時間は、例えば、タイマTM1は3秒、
タイマTM2は1.5秒に設定されているため、まず、
タイマTM2がタイムアツプして、その接点T2
閉じ、リレーX3が励磁して、その常開接点X31
びX33が閉じる。この時、前述のように自己保持
されたリレーX2は励磁していて、その常開接点
X23及びX25が閉じているので、リレーX3の常開
接点X31、リレーX2の常開接点X23を介してキー
プリレーXKのセツト端子Sに電圧が与えられて
該キープリレーXKはセツトされ、キープリレー
の常閉接点XK2及びXK4が開き、常開接点XK1
XK3が閉じる。同時に、リレーX3の常開接点X33
リレーX2の常開接点X25を介して、リレーX4は励
磁し、その常開接点X41とリセツトスイツチ13
とを介して自己保持する。更に、パツク容器1が
空になつたことを示す表示灯L1が点灯する。 次に、タイマTM1がタイムアツプすると、そ
の常開接点T1が閉じ、タイマTM3に通電される
と共に、タイマTM3の常閉接点T3を介してリレ
ーX6を励磁し、該リレーX6はその常開接点X61
よつて自己保持される。リレーX6の自己保持に
より、その常閉接点X64が開放するので、リレー
X3、タイマTM1,TM2の通電を遮断すると同時
に、リレーX6の常開接点X63が閉じるので、キー
プリレーXKの常開接点XK3を介してリレーX1
励磁され、これにより、リレーX1の常閉接点X14
が開放し、リレーX2の自己保持を解除する。リ
レーX2が解磁されるとその常閉接点X22が閉じ、
リレーX1はその常閉接点X22とリレーX1の常開接
点X11とにより自己保持される。 次に、タイマTM3がタイムアツプすると、同
タイマTM3の常閉接点T3が開放し、リレーX6
解磁され、その常開接点X63は開放し、常閉接点
X64は閉じる。 パツク容器1からパツク容器2へのラインの切
り替えは、上述したようにタイマTM2のタイム
アツプ時に、リレーX3が励磁して、キープリレ
ーXKがセツトされ、その常開接点XK1が閉じ常閉
接点XK2が開いた時に、電磁弁4が閉じ電磁弁5
が開くことにより行われる。タイマTM3は、リ
レーX1が励磁し、リレーX2が解磁して、リレー
X1が自己保持するためのタイミング用タイマで
あり、その設定時間は0.5秒である。また、タイ
マTM2は、供給路8の内圧が0.5Kg/cm2に低下し
て圧力スイツチ10が接点10a及び10bから
接点10a及び10cに切り替わつた時点でパツ
ク容器のラインを切り替えた場合、本考案者の知
見によると、切り替え後のライン内に大きな脈流
が発生し、供給路8の内圧がライン切り替え後で
も0.5Kg/cm2以下に低下することがあるので、供
給路8の内圧が0.5Kg/cm2以上に安定するための
時間を取つてからライン切り替えを行うように、
キープリレーXK及び電磁弁4,5に接続されて
いる。 従つて、タイマTM2と、その常開接点T2と、
リレーX3と、その常開接点X31とは、圧力スイツ
チ10がパツク容器の液無しを検知した際に、所
定時間遅延してキープリレーXKに電磁弁の切り
替え動作を行わせる、遅延装置を構成しているこ
とが分かる。 ここで、空のパツク容器1を交換せずにパツク
容器2からデイスペンサ側に給水を続けて、パツ
ク容器2が空になると、供給路8内の圧力が低下
し圧力スイツチ10が接点10a及び10bの閉
から接点10a及び10cの閉に切り替わり、タ
イマTM2がタイムアツプし、タイマTM2の常開
接点T2が閉じ、リレーX3が励磁し、リレーX3
常開接点X33、リレーX2の常閉接点X26、リレー
X1の常開接点X15を介して、リレーX5が励磁し、
リレーX5は、その常開接点X51及びリセツトスイ
ツチ13を介して自己保持する。リレーX4,X5
が励磁するため、リレーX4,X5の常閉接点X44
X54が開放し、ポンプ6を停止し、デイスペンサ
への給水を停止する。この時表示灯L1,L2は点
灯する。同時にリレーX3の常開接点X31、リレー
X2の常閉接点X24を介してキープリレーXKのリ
セツト端子Rに通電され、キープリレーXKはリ
セツトされる。 パツク容器1をパツク容器2が空になる前に新
パツク容器に交換して、リセツトスイツチ13
(第2図のリセツト機構12に相当)を開放する
と、リレーX4が解磁され、表示灯L1も消灯する。
この状態で、パツク容器2が空になると、圧力ス
イツチ10は接点10a及び10bの閉から接点
10a及び10cの閉に切り替わり、タイマ
TM2がタイムアツプし、リレーX3が励磁する。
リレーX3の常開接点X31及びリレーX2の常閉接点
X24を介してキープリレーXKのリセツトコイルに
通電されるとキープリレーXKの常開接点XK1
XK3は開放し、常閉接点XK2,XK4は閉じる。ま
た、リレーX3の常閉接点X33,リレーX2の常閉接
点X26、リレーX1の常開接点X15を介してリレー
X5が励磁し、リレーX5はその常開接点X51で自己
保持し、表示灯L2が点灯する。しかし、リレー
X4が解磁しているので、リレーX4の常閉接点X44
を介して、ポンプ6、電磁弁4に通電され、パツ
ク容器1からデイスペンサへの給水が行われる。
更にタイマTM1がタイムアツプしてその常開接
点T1が閉じて、リレーX6が励磁し、リレーX6
その常開接点X61で自己保持し、タイマTM3にも
通電する。タイマTM3がタイムアツプしリレー
X6を解磁するまでには、供給路8内圧力が1.5
Kg/cm2以上に上昇して圧力スイツチ10は接点1
0a及び10bの閉に切り替えられており、リレ
ーX2は、リレーX6の常閉接点X64、圧力スイツチ
10の接点10a及び10b並びにキープリレー
XKの常閉接点XK4を介して励磁され、リレーX2
の常閉接点X22が開放してリレーX1の自己保持を
解きリレーX1を解磁させると同時に、リレーX2
の常開接点X21、リレーX1の常閉接点X14でリレ
ーX2を自己保持させる。 ここで、パツク容器2を新パツク容器に交換し
て、リセツトスイツチ13を開放すれば、リレー
X5か解磁されて初期状態に戻る。このように、
両方のパツク容器1及び2が空にならない限り、
デイスペンサには常に給水されることとなる。こ
れにより、パツク容器は、大きなものでなくても
良く、運搬したり設置したりするのに手頃な10〜
15程度のものにすることができる。 反対に、本考案に従つて遅延装置が設けられて
いない場合には、圧力スイツチ10がパツク容器
の液無しを検知すると、即座に弁が切り替わり、
液有りのパツク容器からの飲料供給が行われる。
この時に生ずる上述の脈流現象を、第2図におい
て、例えばパツク容器1が液無しになり、その電
磁弁4を閉じ、液有りのパツク容器2に関連した
電磁弁5を開くものと仮定して、説明する。 先ず、パツク容器1がほぼ空になると、ポンプ
6が空気を吸い込むような状態となり、パツク容
器1内も、同パツク容器1から圧力スイツチ10
に通じる供給路8内も、圧力が前述したようにほ
ぼ0.5Kg/cm2以下に低下し、この圧力を圧力スイ
ツチ10が検知して液無しの信号を送る。この状
態では供給路8内はほぼ空である。 圧力スイツチ10の液無し検知に応動して、ほ
ぼ同時に電磁弁4が閉じ電磁弁5が開くが、前述
したように供給路8内はほぼ空であるから、電磁
弁5の開弁に伴う液体供給により供給路8内全体
が即座にほぼ満液状態になることはなく、切り替
え初期には空隙が存在している。一方、電磁弁5
の開弁に伴う液体の初期供給により、電磁弁5か
ら圧力スイツチ10側の供給路においては、液体
が瞬時に流れて急激な圧力上昇をもたらし、圧力
スイツチ10が液有りと検知するほぼ1.5Kg/cm2
以上に達してしまう。 しかし、このように圧力が約1.5Kg/cm2以上に
達するまでに要する時間は、瞬時であり、電磁弁
5を経て供給路8に供給された液体の流量が供給
路8内の前記空隙を満たすのに十分なほど長くは
ないので、圧力スイツチ10側での圧力の急激な
上昇の反動として、供給路8内の空隙の圧縮が起
こり、その結果、圧力スイツチ10側において供
給路8内の圧力が急速に低下して、約0.5Kg/cm2
以下となつて、今度は電磁弁4が開弁し、電磁弁
5が閉弁する動作が繰り返される。従つて、上述
のような脈流現象が起こることが分かる。 これに対して、本考案に従つて遅延装置が設け
られている場合には、圧力スイツチ10が例えば
パツク容器1の液無しを検知してその接点10
a,10cが接続されると、タイマTM2のタイ
ムアツプ時に電磁弁4が閉弁し、電磁弁5が開弁
するため、遅延装置が設けられていない場合と同
様に、供給路8内の圧力が、瞬時に約1.5Kg/cm2
以上に上昇してから約0.5Kg/cm2以下に低下し、
そのために圧力スイツチ10はその接点10a,
10cが再接続される。このように再接続された
場合、遅延装置が設けられていると、タイマ
TM2がタイムアツプするまでは電磁弁4,5の
開閉が行われないため、その間に、供給路8内の
圧力が安定し、その結果、パツク容器の切り替え
時に電磁弁が1回開閉されるだけであり、脈流の
影響を実質的に受けることがない。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、液有無検知装
置が飲料容器の液無しを検知した後、記憶回路を
介して直ぐ電磁弁を切り替えるのではなく、遅延
装置を設けて、所定時間後に電磁弁の切り替えを
行うようにしたので、液有無検知装置が誤動作を
するようなことがなくなり、飲料を安定供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の飲料供給装置を示す概略構成
図、第2図は、本考案の実施例による飲料供給装
置を示す概略構成図、第3図は、第2図に示した
飲料供給装置の動作の概略を説明するためのブロ
ツク図、第4図は、第2図に示した飲料供給装置
の電気回路図、第5図及び第6図は、本考案によ
るそれぞれ別の実施例を示す概略構成図である。 1,2……パツク容器(飲料容器)、4,5…
…電磁弁、6……ポンプ、8……供給路、9……
液有無検知装置、10……圧力スイツチ(液有無
検知装置)、14……記憶回路、15……電極
(液有無検知装置)、XK……キープリレー(記憶
回路)、TM2……タイマ(遅延装置)、T2……タ
イマの常開接点(遅延装置)、X3……リレー(遅
延装置)、X31……リレーの常開接点(遅延装
置)、XK1,XK2……キープリレーの接点(記憶回
路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ6を有する供給路8と、前記供給路8に
    それぞれ電磁弁4,5を介して並列接続された複
    数の飲料容器1,2と、前記飲料容器1,2が液
    無しになつたことを検知する液有無検知装置9
    と、前記飲料容器1,2の液有無を記憶すると共
    に、前記液有無検知装置9が飲料容器の液無しを
    検知した際、自動的に、該液無し飲料容器に接続
    された電磁弁を閉弁し液有り飲料容器の電磁弁を
    開弁する切り替え動作を行うように、前記電磁弁
    1,2に接続された記憶回路14とを備えた飲料
    供給装置において、更に、前記液有無検知装置9
    及び前記記憶回路14に電気的に接続され、前記
    液有無検知装置9が飲料容器の液無しを検知した
    際に、所定時間遅延して前記記憶回路14に切り
    替え動作を行わせる、遅延装置TM2,T2,X3
    X31を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
JP1987039882U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0430158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987039882U JPH0430158Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987039882U JPH0430158Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147499U JPS63147499U (ja) 1988-09-28
JPH0430158Y2 true JPH0430158Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=30853469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987039882U Expired JPH0430158Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430158Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542529A (ja) * 2006-07-03 2009-12-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 鮮度表示器を備える飲料計量分配装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532205B2 (ja) * 2009-07-01 2014-06-25 東洋製罐株式会社 液体供給装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555348A (en) * 1978-06-22 1980-01-16 Cornelius Co Carbonated bevarage distributing method and apparatus
JPS5757389A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Tsugami Kk Cup-shaped drinking liquid vending machine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555348A (en) * 1978-06-22 1980-01-16 Cornelius Co Carbonated bevarage distributing method and apparatus
JPS5757389A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Tsugami Kk Cup-shaped drinking liquid vending machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542529A (ja) * 2006-07-03 2009-12-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 鮮度表示器を備える飲料計量分配装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63147499U (ja) 1988-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2339604B1 (en) System and method for detecting a switching device malfunction
JPH0430158Y2 (ja)
JPH0547475B2 (ja)
US4876751A (en) Automatic toilet flush control system
JPS6128840B2 (ja)
JPH07229178A (ja) 給水制御装置
JPH0734879Y2 (ja) 冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置
JPH0442538Y2 (ja)
JP3110595B2 (ja) 冷凍炭酸飲料デイスペンサのシロップ切れ検出方法
JPH0120315Y2 (ja)
GB2046709A (en) Apparatus for dispensing a carbonated beverage
JPH07229176A (ja) 給水制御装置
JPH07309397A (ja) バッグインボックスの原液注出装置
JPH07229175A (ja) 給水制御装置
JPH07229174A (ja) 給水制御装置
JPH0335760Y2 (ja)
JPS6227211Y2 (ja)
JP3394831B2 (ja) 給水制御装置
JP3268488B2 (ja) 水位制御装置
JPH07229180A (ja) 給水制御装置
JPH0232995A (ja) 冷凍炭酸飲料デイスペンサの制御装置
JP2000213040A (ja) 温水タンク装置
JPH07229179A (ja) 給水制御装置
JP3113004U (ja) 充填装置
RU2072936C1 (ru) Комплексная грузовая жидкостная система козина валентина ивановича