JPH0120315Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0120315Y2
JPH0120315Y2 JP15500483U JP15500483U JPH0120315Y2 JP H0120315 Y2 JPH0120315 Y2 JP H0120315Y2 JP 15500483 U JP15500483 U JP 15500483U JP 15500483 U JP15500483 U JP 15500483U JP H0120315 Y2 JPH0120315 Y2 JP H0120315Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water
syrup
lower limit
liquid level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15500483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6062496U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15500483U priority Critical patent/JPS6062496U/ja
Publication of JPS6062496U publication Critical patent/JPS6062496U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0120315Y2 publication Critical patent/JPH0120315Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水、シロツプ及び炭酸ガス等の原料
を密閉タンク内で混合して、冷凍系に接続した冷
却室内に適宜供給する形式の飲料デイスペンサー
に関するものである。
従来、この種の飲料デイスペンサーの原料供給
系統では、密閉タンクに供給される水及びシロツ
プの量を制御する方法として、例えば、電極棒等
からなる液面検知装置により液面を検知するか、
或は密閉タンク内の圧力変化を検知し、その検知
結果に基づいて水及びシロツプを供給する方法が
用いられていた。しかし、前者の方法では、電極
棒に微弱電流が流れるために、食品衛生上、電極
棒の材質に厳しい制限があり、また、液面検知装
置自体も高価なものであつた。また、後者の方法
では、炭酸ガスが水に溶け易いために、密閉タン
クの内圧と液位とが比例しなかつた。従つて、こ
の種の飲料デイスペンサーにおいては、密閉タン
ク内にある程度の気相部分が必要であるにも拘わ
らず、液面が上昇し気相部分が殆ど無くなつてし
まう傾向があるため、圧力と並行して上限液位を
検知し、それ以上液面が上昇しないような複雑な
構造にする必要があつた。
従つて、本考案の目的は、これ等の欠点を解消
し、密閉タンク内の圧力が変化しても、この変化
に関係なく、確実に貯水タンクから定量の水を密
閉タンクに供給すると共に、シロツプタンクから
も定量のシロツプを密閉タンクに供給し、常に密
閉タンク内に気相部を形成することができる飲料
デイスペンサーを提供することである。
この目的から、本考案による飲料デイスペンサ
ーは、水を貯留する貯水タンクと、炭酸ガスを貯
留する炭酸ガスボンベと、シロツプを貯留するシ
ロツプタンクと、前記水、前記炭酸ガス及び前記
シロツプを受け入れて混合液にすべく、前記貯水
タンク、前記炭酸ガスボンベ及び前記シロツプタ
ンクに別個の管路を介して連通した密閉タンク
と、前記シロツプタンク内のシロツプを前記シロ
ツプタンク及び前記密閉タンクに連通した前記管
路を介して前記密閉タンク内に移送するための移
送手段と、前記混合液を冷却して製品にすべく、
前記密閉タンクに接続管を介して連通した冷却室
とを備えた飲料デイスペンサーであつて、前記密
閉タンクに設けられ、その内部の混合液の下限液
位を検知する下限液位検知装置と、前記貯水タン
クに水を供給する給水用電磁弁を含むと共に、前
記貯水タンクに設けられ、その内部の水を上限水
位及び下限水位間に制御する液位制御手段と、前
記シロツプタンク及び前記密閉タンクを連通する
前記管路に設けられた電磁弁と、前記貯水タンク
及び前記密閉タンクを連通する前記管路に設けら
れたポンプを駆動するポンプモータとを有し、前
記下限液位検知装置、液位制御手段、電磁弁及び
ポンプモータは、前記下限液位検知装置が前記密
閉タンク内の混合液の下限液位を検知した時に、
前記貯水タンク内の水が前記上限水位から前記下
限水位に低下するまで、前記電磁弁を開弁状態に
保持すると共に前記ポンプモータを駆動状態に保
持するように接続されていることを特徴とするも
のである。
次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。
第1図は、冷凍炭酸飲料デイスペンサーの全体
系統図であり、炭酸ガスボンベ1内の炭酸ガス
は、炭酸ガスボンベ1の調整器9によりガス圧調
整され、シロツプタンク2と密閉タンク3、及び
炭酸ガスボンベ1と密閉タンク3をそれぞれ連通
する管路を通り、シロツプタンク2と電磁弁11
とに向けて供給される。炭酸ガスボンベ1と密閉
タンク3とを接続する管路からは、図示のように
シロツプタンク2内に延びる分岐管が分岐してお
り、この分岐管が、シロツプタンク2内のシロツ
プを前述の管路を介して密閉タンク3内に移送す
るための移送手段として動作する。電磁弁11を
経た炭酸ガスは調整器10により減圧調整され電
磁弁13を経て密閉タンク3に入る。シロツプタ
ンク2内のシロツプは、前述の分岐管を介して該
シロツプ上にかかる炭酸ガス圧によりシロツプタ
ンク2から押し出されて、電磁弁12を経て、密
閉タンク3内に供給される。飲料デイスペンサー
内の貯水タンク6に貯留された水は、ポンプモー
タ7の駆動により加圧され、貯水タンク6と密閉
タンク3とを連通する管路に設けられた調整器8
により減圧調整され、逆止弁16を経て密閉タン
ク3に供給される。以上の経路で密閉タンク3に
供給された水、シロツプ及び炭酸ガスは密閉タン
ク3内で混合液となつて密閉タンク3から接続管
3′を介して、冷凍系(図示せず)に接続された
冷却室4に供給される。冷却室4内で冷却された
混合液、即ち冷凍炭酸飲料は注出弁14から注出
される。また、排出弁15は冷却室4内の混合液
を排出する時に使われる。圧力スイツチ5はシロ
ツプ切れを検知すると共に密閉タンク3内の圧力
が異常に高くなつた時の安全装置として働く。
第2図は、密閉タンク3と貯水タンク6の詳細
を示した拡大図で、給水用電磁弁(液位制御手
段)20を介して供給された貯水タンク6内の水
は、フロートスイツチ(液位制御手段)19によ
り上限水位19Aまで供給されている。密閉タン
ク3に付設されたリードスイツチ(下限液位検知
装置)18はポンプモータ7及び電磁弁12を制
御する。冷却室4への混合液供給により、密閉タ
ンク3内の液面が所定の液位まで低下すると、フ
ロート17が下がり、該フロート17内に設けら
れたマグネツト(下限液位検知装置)17aによ
りリードスイツチ18の接点が閉路する。かくし
てポンプモータ7が作動し且つシロツプ用電磁弁
12が開路し、貯水タンク6内の水位が上限水位
6Aから下がり始める。水及びシロツプが密閉タ
ンク3内に供給され、密閉タンク3内の液面が所
定液位以上に上昇すると、リードスイツチ18の
接点が開路し、ポンプモータ7の動作が停止し電
磁弁12が閉じる。貯水タンク6内の水位が下限
水位19Bまで下降すると、後述する電気回路に
よりポンプモータ7の動作が停止し電磁弁12が
閉じるようになつている。
第3図の電気回路図は、貯水タンク6内に水が
貯留されていない時の回路状態を示している。こ
の回路状態で通電すると、リレーX2には通電さ
れないので、常閉接点X22は閉じており、給水用
電磁弁20が開路し、貯水タンク6に給水され
る。貯水タンク6内の水が下限水位19Bに達す
ると、フロートスイツチ19の接点19bが閉
じ、更に給水されて上限水位19Aに達すると、
接点19aが閉じる。かくしてリレーX2が通電
され、常開接点X23の閉路によりリレーX2が自己
保持されると共に、常閉接点X22が開いて給水用
電磁弁20が閉路し、給水が停止される。密閉タ
ンク3内の混合液が空であればリードスイツチ1
8は閉じており、リレーX2の常開接点X21はリレ
ーX2が自己保持されているので閉じており、リ
レーX1が通電される。従つて常開接点X11が閉
じ、ポンプモータ7及びシロツプ用電磁弁12が
作動し、同時に常開接点X13が閉じ、リレーX1
自己保持される。上記の回路構成により貯水タン
ク6からポンプモータ7を介して密閉タンク3に
定量の水及びシロツプが供給される。
従つて、本考案の飲料デイスペンサーでは、マ
グネツト17aとリードスイツチ18とを含む密
閉タンクの混合液の下限液位検知装置が密閉タン
ク内の混合液が所定液位以下であることを検知し
た時、貯水タンク6内の上限水位19Aと下限水
位19Bとの間の一定水量がポンプモータ7によ
り圧送され調整器8により減圧調整されて逆止弁
16を介し密閉タンク3に供給されると共に、こ
のように供給されている間、シロツプタンク2内
のシロツプが電磁弁12を介して密閉タンク3内
に供給される。
従つて、本考案によれば、密閉タンクへの水及
びシロツプの供給は、密閉タンク内の混合液が空
もしくはそれに近い状態になつて初めて行われ且
つ定量の水とシロツプとが確実に密閉タンクに供
給されるため、密閉タンク上部内に常に気相部即
ち炭酸ガス相が形成され、混合液中の炭酸ガスの
割合が安定する。
また、上述したように密閉タンクと冷却室とが
接続管を介して連通する本考案に係る飲料デイス
ペンサーにおいては、密閉タンクに水、シロツプ
及び炭酸ガスが供給されると、その量は接続管を
経て密閉タンクから出て行く量より多いので、密
閉タンクの内圧は上昇する。圧力検知式の従来の
ものでは、密閉タンクの内圧を検知しつつ、内圧
がAからBに上昇するまで、水及びシロツプを密
閉タンクに供給するようになつている。即ち、密
閉タンク内の液面がどのレベルにあるかに関係な
く、内圧がAまで低下すれば、水用ポンプモータ
とシロツプ用電磁弁とが作動し、水及びシロツプ
を密閉タンクに供給していた。従つて、内圧がB
になるまでに供給される水及びシロツプの供給量
は、前記供給の前に密閉タンク内に残留していた
混合液の液面レベルにより変化する。換言すれ
ば、単位時間当たりの水及びシロツプの供給量は
同じなので、内圧Bに達するまでの供給時間に変
化が生じることになる。このように、内圧A←→B
間で制御することは残留混合液の液面レベルに関
係なく同じであつても、水及びシロツプの供給時
間即ち供給量が変わつてくると、密閉タンク内の
混合液の糖度は、一般にポンプの立ち上がり時間
(所定圧力に達するまでの時間)や、シロツプの
粘度等の影響を受けるので、混合液の糖度も変わ
つてくる。
しかし、本考案によれば、ポンプモータ7が作
動して貯水タンク6の上限水位19A及び下限水
位19B間の量の水が密閉タンク3に供給されて
いる間、電磁弁12が開弁してシロツプタンク2
内のシロツプが密閉タンク3に供給されるように
構成されているので、密閉タンクへの水及びシロ
ツプの供給毎に実質的に一定量が送り込まれ、混
合液延いては冷凍炭酸飲料の糖度を常にほぼ一定
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による飲料デイスペンサーの全
体構成を示す系統図、第2図は第1図の飲料デイ
スペンサーに含まれた密閉タンク及び貯水タンク
の拡大詳細図、第3図は第1図の飲料デイスペン
サーの電気回路図である。 1……炭酸ガスボンベ、2……シロツプタン
ク、3……密閉タンク、3′……接続管、4……
冷却室、6……貯水タンク、7……ポンプモー
タ、12……電磁弁、17a……マグネツト(下
限液位検知装置)、18……リードスイツチ(下
限液位検知装置)、19……フロートスイツチ
(液位制御手段)、19A……貯水タンク内の上限
水位、19B……貯水タンク内の下限水位、20
……給水用電磁弁(液位制御手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水を貯留する貯水タンク6と、炭酸ガスを貯留
    する炭酸ガスボンベ1と、シロツプを貯留するシ
    ロツプタンク2と、前記水、前記炭酸ガス及び前
    記シロツプを受け入れて混合液にすべく、前記貯
    水タンク、前記炭酸ガスボンベ及び前記シロツプ
    タンクに別個の管路を介して連通した密閉タンク
    3と、前記シロツプタンク2内のシロツプを前記
    シロツプタンク2及び前記密閉タンク3に連通し
    た前記管路を介して前記密閉タンク3内に移送す
    るための移送手段と、前記混合液を冷却して製品
    にすべく、前記密閉タンクに接続管3′を介して
    連通した冷却室4とを備えた飲料デイスペンサー
    であつて、前記密閉タンクに設けられ、その内部
    の混合液の下限液位を検知する下限液位検知装置
    17a,18と、前記貯水タンク6に水を供給す
    る給水用電磁弁20を含むと共に、前記貯水タン
    ク6に設けられ、その内部の水を上限水位19A
    及び下限水位19B間に制御する液位制御手段1
    9,20と、前記シロツプタンク及び前記密閉タ
    ンクを連通する前記管路に設けられた電磁弁12
    と、前記貯水タンク及び前記密閉タンク3を連通
    する前記管路に設けられたポンプを駆動するポン
    プモータ7とを有し、前記下限液位検知装置17
    a,18、液位制御手段19,20、電磁弁12
    及びポンプモータ7は、前記下限液位検知装置が
    前記密閉タンク3内の混合液の下限液位を検知し
    た時に、前記貯水タンク内の水が前記上限水位1
    9Aから前記下限水位19Bに低下するまで、前
    記電磁弁12を開弁状態に保持すると共に前記ポ
    ンプモータ7を駆動状態に保持するように接続さ
    れていることを特徴とする飲料デイスペンサー。
JP15500483U 1983-10-07 1983-10-07 飲料デイスペンサ− Granted JPS6062496U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15500483U JPS6062496U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 飲料デイスペンサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15500483U JPS6062496U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 飲料デイスペンサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062496U JPS6062496U (ja) 1985-05-01
JPH0120315Y2 true JPH0120315Y2 (ja) 1989-06-15

Family

ID=30342455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15500483U Granted JPS6062496U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 飲料デイスペンサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6062496U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734879Y2 (ja) * 1988-03-11 1995-08-09 ホシザキ電機株式会社 冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置
CN114097097A (zh) 2019-07-10 2022-02-25 株式会社村田制作所 光学传感器以及具备该光学传感器的接近传感器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6062496U (ja) 1985-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3552726A (en) Motorless carbonator and method of operation
US4728005A (en) Self-fill system
EP0460522A1 (en) Soft drink dispenser
US4632275A (en) Palatability stabilizer
US4008832A (en) Three drink gravity dispenser for cool beverages
US4940164A (en) Drink dispenser and method of preparation
US5139708A (en) Dual chamber carbonator for dispensing drinks
EP0364206B1 (en) Post-mix beverage dispenser unit
US3206069A (en) Apparatus and method for carbonating and dispensing beverages
US4771609A (en) Ice making machine
EP0161042B1 (en) Self-fill system
US4226267A (en) Vending machine with self contained water supply
US3479835A (en) Machine for dispensing a semi-solid,chilled,edible product
JPH0120315Y2 (ja)
JP4011928B2 (ja) 飲料注出装置
JP3110595B2 (ja) 冷凍炭酸飲料デイスペンサのシロップ切れ検出方法
JPH0734879Y2 (ja) 冷凍炭酸飲料ディスペンサーの制御装置
JPS6327760B2 (ja)
JPH0414393Y2 (ja)
JPH0340796Y2 (ja)
JP3635731B2 (ja) コーヒー・ディスペンサ
JPS6227211Y2 (ja)
JPH0430158Y2 (ja)
JPS6245598B2 (ja)
JPS6341359Y2 (ja)