JPH0734770B2 - 出窓調理台 - Google Patents

出窓調理台

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JPH0734770B2
JPH0734770B2 JP1326747A JP32674789A JPH0734770B2 JP H0734770 B2 JPH0734770 B2 JP H0734770B2 JP 1326747 A JP1326747 A JP 1326747A JP 32674789 A JP32674789 A JP 32674789A JP H0734770 B2 JPH0734770 B2 JP H0734770B2
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JP
Japan
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wall portion
bay window
exhaust
lower wall
smoke
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JP1326747A
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JPH03186209A (ja
Inventor
哲 横田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、出窓スペースを有効活用しうるとともに設計
自由度を低下することなく構造簡易にかつ施工能率よく
排煙機能を付与しうる出窓調理台に関する。
〔従来の技術〕
近年、住宅事情の悪化に伴い、厨房室等を縮小化する傾
向が強く、従ってその内部スペースを有効活用しかつ使
い勝手を高めるために、例えば第5図に示すように厨房
室Rに出窓Aを形成し、その出窓スペースを利用して調
理台Kを配置することが強く望まれている。
一方このような出窓Aを利用した出窓調理台にあって
は、調理用のコンロBが外壁Wの外方側に移行するた
め、効率のよい換気を行うためには排煙用の通気口Cを
出窓Aの小屋根Dに設ける必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような小屋根Dに設ける通気口Cは、
出窓Aの張出し長さ等によりその寸法が大きく制約され
るなど設計自由度の低下を招来する。さらにこのものに
は、高精度の雨仕舞機能Eが要求されるなど出窓構造を
複雑化し、施工能率の低下、コストの上昇等を招くとと
もに、メンテナンスを不便とするなど多くの問題点があ
る。
本発明は、出窓部に配する調理台本体の天板部に排気口
を設け、該排気口と出窓部の下壁部に設ける通気口とを
排気ダクトで連通することを基本として、設計の自由度
を低下させることなくかつ構成簡易に排煙機能を付与し
うるとともに施工能率を大巾に向上でき前記問題点を解
決しうる出窓調理台の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために本発明の出窓調理台は、床面
から立上がる小高さの下壁部と、該下壁部上端で外に突
出する張出し部と、該張出し部の外縁に立設されかつ上
方の透光部下方に盲壁部を有する上壁部と、該上壁部を
覆う小屋根とを具える出窓部の前記下壁部、張出し部、
盲壁部に背部が沿う調理台本体の天板部に、コンロと排
気口とを設けるとともに、前記排気口と、前記下壁部に
設ける通気口とを排気ダクトを介して連通し、前記通気
口前方を覆う排煙フードをその前面板を前記上壁部下端
から垂下して設けている。
〔作用〕
このように構成する本発明の出窓調理台は、調理台本体
をその背部を出窓部に沿って設けているため、厨房室の
内部スペースを有効活用しうる。又天板部に設ける排気
口を用いて下壁部の通気口から排煙する引きの排煙機能
を設けているため排煙効果を向上でき又このものは通気
口への高精度の雨仕舞を必要とせずその構造を簡易化し
うるとともに施工能率を向上しうる。又通気口の寸法及
び形成位置等を出窓部の張出し長さ等に応じることなく
自在に設定でき設計の自由度を大巾に高めうる。しかも
通気口は下方に位置するためそのメンテナンスを便宜に
行ないうる。又通気口前方を覆う排煙フードをその前面
板を前記上壁部下端から垂下して設けているため、通気
口を目隠し見映えを向上しうるうえ、上壁部と排煙フー
ドの前面板を略同一面に形成できるので、排煙フードと
上壁部があたかも一体のように構成でき美観を保つこと
ができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1〜3図において出窓調理台1は、出窓部2の下壁部
3、張出し部5、盲壁部7に背部12が沿う調理台本体13
の天板部15に、コンロ16と排気口17とを設けるととも
に、該排気口17と前記下壁部3に設ける通気口19とを排
気ダクト20を介して連通しており、又本例では出窓調理
台1は、第4図に示すように、前記出窓部2と調理台本
体13とを予め一体連結したワンユニットとして形成する
一方、厨房室Rの外壁Wに透設する開口部21に形設され
る。
なお前記外壁Wは、下端が、布基礎Fの天端に取付く取
付金具22に又上端が梁材24に夫々支持される壁パネルに
よって形成され、その略中央には下端を開く前記開口部
21が設けられる一方、前記布基礎F天端は、床面S形成
用の床体23の一端を維持している。そして該開口部21に
は出窓部2が形設される。
前記出窓部2は、第1〜3図に示すように、前記取付金
具22の取付片22Aにその下端が支持されることにより前
記床面Sから立上がる小高さの下壁部3と、その上端に
固定され該上端から外に突出する張出し部5と、該張出
し部5の外縁で立設される上壁部9と、該上壁部9を覆
う小屋根10とを具え、前記下壁部3、張出し部5、上壁
部9は夫々パネル体の各端部を互いに接合することによ
り形成される。なお出窓部2は前記開口部21に配される
ことにより下壁部3を外壁Wと同一面内に形成するとと
もにその両側部は側壁部25により閉止している。
又前記下壁部3には、屋外に通じる例えば矩形な通気口
19が透設される。
又前記上壁部9は、その上方部分に採光用の窓体26を開
閉自在に装着した開口からなる透光部6を有し、従って
上壁部9は透光部6の下方に閉じた盲壁部7を形成して
いる。
又前記小屋根10は、前記開口部21の上縁に一端が取付き
かつ外方にのびる他端が前記上壁部9上端を外にこえる
ことにより該上壁部9を覆う水平な基片27と、該基片27
の外端から上傾斜で折返される上端が外壁Wの外面で固
着される傾斜屋根片29とを具え、該基片27と上壁部9上
端とは水密に接合される。
又このような出窓部2には、本例では前記開口部21への
取付に先がけて調理台本体13が一体に固着する。
調理台本体13は、背縁が前記下壁部3、張出し部5、盲
壁部7に沿う一対の側板31の各前縁間及び下縁間を、夫
々前板32及び底板33で継ぐ上開放の基箱35を有し、該基
箱35はその下方に、前記下壁部3の下端に一端が支持さ
れかつ床面S上をのびる台板36と前記底板33との間に介
在する台縁37により空所34を形成している。なお基箱35
には前記前板32に、扉体38により開閉しうる孔部39が透
設される。
又基箱35には、前記盲壁部7内面に沿いかつ基箱35の上
開放部を閉止する例えばステンレス鋼板等からなる天板
部15が配されるとともに、該天板部15には加熱調理用の
コンロ16及びその背方に位置する排煙用の排気口17が夫
々形成される。
なお排気口17は、本例ではコンロ16をこえる広巾の横長
矩形状をなし前記通気口19とは排気ダクト20を介して連
通される。
該排気ダクト20は、第2〜3図に示すように、前、後片
41、42を側片43で継ぐ角管材からなり、本例では排気口
17から垂下する上ダクト部20A下端に、傾斜ダクト部20B
を介して、後片42が前記下壁部3内面に沿う下ダクト部
20Cを設けている。
又下ダクト部20Cの後片42には前記通気口19と合う位置
に導通孔45が穿設され、本例では通気口19に嵌着する下
地枠46を介して通気口19と導通孔45とが連通する。なお
通気口19には前記排気口17からの空気を排気ダクト20を
へて該通気口19から屋外に送気する吸引ファン47が取付
く。
又前記下ダクト部20Cにはその前片41に、前記吸引ファ
ン47に臨む位置で開口する点検窓49が扉片50により開閉
自在に透設され、該扉片50による点検窓49の開放によっ
て前記吸引ファン49の清掃、点検、メンテナンス等を室
内側から便宜に行ないうる。
なお前記下ダクト部20Cは、本例ではその下端を前記底
板33を貫通して前記空所34で開口しており、該開口部下
方には、油受け51が前記前の台縁37を切除してなる出入
れ口52から引出し引入れ自在に配される。なお油受け51
は下ダクト部20Cの内壁を外にこえるフランジ53を周設
した有底の容器状をなし、排煙により排気ダクト内壁に
付着しかつ垂れ落ちる油を収容することにより該油によ
る汚損を防止するとともに、その引出しにより清掃作業
を便宜に行ないうる。
又通気口19の前方には排煙用の排煙フード56が配される
が、さらに本例においては前記排気口17には集煙用の集
煙フード55が配設される。
なお排煙フード56は、前記盲壁部7下端に上端が取付き
かつ通気口19の前方を通ってその下縁を下にこえて垂下
する前面板57と、前記通気口19の上縁に一端が取付きか
つ他端が前記前面板57下端に係止される円弧状の案内片
58とから形成され、前記通気口19を目隠し見映えを向上
するとともに、排煙を下方に向かって拡散しつつ案内し
前記透光部6からの煙の逆流を防止している。
なお本発明においては出窓調理台1は、調理台本体13を
出窓部2の建込みの後、取付しうるが、本実施例のごと
く調理台本体13と出窓部2とを予め一体にユニット化し
た場合には開口部21にワンタッチで建込みでき施工能率
を大巾に向上しうる。なお出窓部2には調理台本体13に
隣接して他の調理台60等を配置できる。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の出窓調理台は、出窓部に取付く調
理台本体の天板部に排気口を設けるとともに、該排気口
と、出窓部の下壁部に設ける通気口とを排気ダクトを介
して連通しているため、厨房室の内部スペースを有効活
用しうるとともに、効率のよい排煙を行ないうる。又該
通気口前方を覆う排煙フードをその前面板を前記上壁部
下端から垂下して設けているため、通気口を目隠し見映
えを向上しうるうえ、上壁部と排煙フードの前面板を略
同一面に形成できるので、排煙フードを出窓部の上壁部
とあたかも一体のように構成でき美観を保つことができ
る。又構造を簡易化しうるとともに施工能率を向上でき
さらには設計の自由度を拡大しうるなど多くの効果を奏
しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図はその
断面図、第3図はその一部を拡大して示す斜視図、第4
図は外壁と出窓部の建込み状態を示す分解斜視図、第5
図従来技術を示す断面図である。 2……出窓部、3……下壁部、5……張出し部、6……
透光部、7……盲壁部、9……上壁部、10……小屋根、
12……背部、13……調理台本体、15……天板部、16……
コンロ、17……排気口、19……通気口、20……排気ダク
ト、56……排煙フード、57……前面板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面から立上がる小高さの下壁部と、該下
    壁部上端で外に突出する張出し部と、該張出し部の外縁
    に立設されかつ上方の透光部下方に盲壁部を有する上壁
    部と、該上壁部を覆う小屋根とを具える出窓部の前記下
    壁部、張出し部、盲壁部に背部が沿う調理台本体の天板
    部に、コンロと排気口とを設けるとともに、前記排気口
    と、前記下壁部に設ける通気口とを排気ダクトを介して
    連通し、前記通気口前方を覆う排煙フードをその前面板
    を前記上壁部下端から垂下して設けてなる出窓調理台。
JP1326747A 1989-12-15 1989-12-15 出窓調理台 Expired - Lifetime JPH0734770B2 (ja)

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JP1326747A JPH0734770B2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 出窓調理台

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JP1326747A JPH0734770B2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 出窓調理台

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JPH03186209A JPH03186209A (ja) 1991-08-14
JPH0734770B2 true JPH0734770B2 (ja) 1995-04-19

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JPS60236608A (ja) * 1984-05-11 1985-11-25 三菱電機株式会社 調理台
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