JPH0734748Y2 - 空調装置の内外気導入構造 - Google Patents

空調装置の内外気導入構造

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JPH0734748Y2
JPH0734748Y2 JP40523590U JP40523590U JPH0734748Y2 JP H0734748 Y2 JPH0734748 Y2 JP H0734748Y2 JP 40523590 U JP40523590 U JP 40523590U JP 40523590 U JP40523590 U JP 40523590U JP H0734748 Y2 JPH0734748 Y2 JP H0734748Y2
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outside air
air intake
duct
actuator
air conditioner
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間 豊 七
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Bosch Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空調ユニットの小型化と
その設置スペースのコンパクト化を図れるようにした空
調装置の内外気導入構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置の内外気切換手段
は、例えば特開昭62−268720号および実開昭6
2−102709号公報のように、ブロワの上流側に内
外気取入口と、これらを開閉する内外気切換ドアを設
け、これらのドアをケーシング側面に設置したアクチュ
エータと、リンク機構を介して開閉させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来の構
造ではアクチュエータがケーシング側面から突出してい
るために、その分空調ユニットが大型化して、その設置
スペースの確保が非常に困難になり、空調ユニットの小
型化や設置スペースのコンパクト化の要請に応じられな
い、という問題があった。
【0004】本考案はこのような問題を解決し、従来と
同様な内外気の取入量を維持しながら、空調ユニットの
小型化とその設置スペースのコンパクト化を図れるよう
にした空調装置の内外気導入構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の空調
装置の内外気導入構造は、内外気取り入れダクトに内外
気取入口を設け、これらの取入口をアクチュエータに連
係する内外気切換ドアで開閉させるようにした空調装置
の内外気導入構造において、上記ダクト周面に切欠凹部
を設け、該凹部内に上記アクチュエータを収容すること
で、空調ユニットの小型化とその設置スペースのコンパ
クト化を図れるようにしたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下、本考案を車両用空調装置に適用した図
示実施例について説明すると、図1乃至図4において1
は、ブロワ2を内部に収容したブロワケーシングで、該
ケーシング1の吸い込み側の端面に、内外気取り入れダ
クト3を突設している。
【0007】上記ダクト3は略箱形に形成され、その一
側に横長矩形の外気取入口4が開口され、その口縁部周
辺にシールパッキン5が取り付けられている。一方、上
記ダクト3の他側には傾斜面が設けられ、該面に横長矩
形の第1内気取入口6が形成されている。上記傾斜面の
一端、すなわち後述する送風ダクト側の端部は略矩形に
切り欠かれ、この切欠凹部7を区画する周面3a,3b
の一方に、第1内気取入口6よりも小さな矩形の第2内
気取入口8が設けられている。
【0008】内外気取り入れダクト3の上部には内外二
軸構造の軸9が回動可能に架設され、該軸9に第1およ
び第2切換ドア10,11の一端が独自に回動可能に取
り付けられている。これらの切換ドア10,11は略矩
形に形成され、このうち第1切換ドア10は第2切換ド
ア11よりも幅広に形成され、かつダクト3の内部に設
けた当接部12と、第1内気取入口6の開口縁部内面に
当接可能にされて、それらの内外気取入口4,6を開閉
可能にしている。
【0009】また、第2切換ドア11は上記当接部12
と第2内気取入口8の開口縁部内面に当接可能にされ
て、それらの内外気取入口4,8を開閉可能にしてお
り、外気取入口4の閉塞時には図3のように、第1切換
ドア10と共同して閉塞するようにしている。すなわ
ち、第1および第2切換ドア10,11の開口面積の和
は、外気取入口4の開口面積と略同大に構成され、しか
も従来の内外気導入量と同量に設定されている。
【0010】上記軸9の端部にはレバー13とリンク1
4が同軸位置に枢着され、このうちレバー13は第1切
換ドア10と同動可能に軸支され、その端部にカム溝1
5を形成している。また、リンク14は第2切換ドア1
1と同動可能に軸支され、その端部にピン16を突設し
ていて、これを前記カム溝15に係入させている。
【0011】一方、前記切欠凹部7内にはサーボモータ
等のアクチュエータ17が設置され、その回動軸18に
直結した駆動リンク19の端部に、連結杆20の一端が
枢着され、この他端が前記レバー13の他端に枢着され
ている。
【0012】前記ブロワケーシング1には送風ダクト2
1が接続され、該ダクト21は上記ケーシング1に形成
した送風口22に連通しており、上記ダクト21の内部
にエバポレータ23を収容している。この他、図中24
はブロワモータである。
【0013】なお、上述の実施例では内気取り入れ口側
に切欠凹部7を設けて、内気取り入れ口を二つに分割し
ているが、例えば外気取り入れ口側に切欠凹部7を設け
て、外気取り入れ口を二つに分割して構成することも可
能である。
【0014】
【作用】このように構成した空調装置の内外気導入構造
は、内外気取り入れダクト3の周面、実施例では送風ダ
クト21側の端部に近接する周面に切欠凹部7を設け、
該凹部7内にアクチュエータ17を収容したから、上記
ダクト21にアクチュエータ17の収容スペースを確保
できる一方、従来のようなダクト21周面からのアクチ
ュエータ17の突出を回避し、その分上記ダクト3周辺
のスペースの有効利用を図れる。
【0015】したがって、切欠凹部7に臨む内外気取り
入れダクト3周面のスペースを利用して、アクチュータ
17に連係する切換ドア10,11の駆動機構を配設し
得、その場合でもアクチュータ17の切欠凹部7内への
収容によって、上記駆動機構の占有スペースがコンパク
トになり、それだけ軸9の長さを抑制できる一方、上記
ダクト3周面と送風ダクト21との離間スペースS(図
3図示)のコンパクト化を図れ、ブロワ2とエバポレー
タ23との近接配置を促せるから、この種空調装置の小
型化とその設置スペースの小型化を図れ、それらの要請
が厳しい車両の要請に応じられる。
【0016】また、上記内外気導入構造は一つの外気取
入口4と、二つの内気取入口6,8を有し、それらの開
閉に第1および第2切換ドア10,11を用いている。
すなわち、内気取入口を第1および第2内気取入口6,
8に分割し、それらの開口面積の和を従来と同様に設定
して、従来と同様な内外気量を確保させる一方、外気取
入口4の開閉は第1および第2切換ドア10,11で行
ない、第1および第2内気取入口6,8の開閉は、各切
換ドア10,11で行なわせている。
【0017】例えば、内気導入モード時は図4のよう
に、外気取入口4が第1および第2切換ドア10,11
で閉塞され、この場合の駆動機構の状況は図4(a)の
ようである。また、外気導入モード時は駆動リンク19
が内気導入モード時と反対方向へ回動され、連結杆20
を介しレバー13が内気導入モード時と反対方向へ引き
回されて、第1切換ドア10がこれに同動し、外気取入
口4を開放する代わりに第1内気口6を閉塞する。
【0018】また、上記レバー13の回動によって、ピ
ン16がカム溝15の端部と係合し、リンク14が前記
と同方向へ引き回されて、第2切換ドア10がこれに同
動し、外気取入口4を開放する代わりに第2内気口8を
閉塞する。この場合の駆動機構の状況は図4(b)のよ
うである。
【0019】
【考案の効果】本考案の空調装置の内外気導入構造は以
上のように、内外気取り入れダクトの周面に切欠凹部を
設け、該凹部内に上記アクチュエータを収容したから、
従来のような上記ダクト周面からのアクチュエータの突
出を回避し、その分空調ユニットの小型化とその設置ス
ペースのコンパクト化を図れ、それらの要請が厳しい車
両用空調装置に好適な効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の要部を示す部分断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本考案の作動を示す説明図で、同図(a)は内
気導入状況を示し、同図(b)外気導入状況を示してい
る。
【符号の説明】
3 内外気取り入れダクト 4 外気取入口 6 第1内気取入口 7 切欠凹部 8 第2内気取入口 10 第1切換ドア 11 第2切換ドア 17 アクチュエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外気取り入れダクトに内外気取入口を
    設け、これらの取入口をアクチュエータに連係する内外
    気切換ドアで開閉させるようにした空調装置の内外気導
    入構造において、上記ダクト周面に切欠凹部を設け、該
    凹部内に上記アクチュエータを収容したことを特徴とす
    る空調装置の内外気導入構造。
JP40523590U 1990-12-28 1990-12-28 空調装置の内外気導入構造 Expired - Lifetime JPH0734748Y2 (ja)

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JP40523590U JPH0734748Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 空調装置の内外気導入構造

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JP40523590U JPH0734748Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 空調装置の内外気導入構造

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Publication Number Publication Date
JPH0492415U JPH0492415U (ja) 1992-08-12
JPH0734748Y2 true JPH0734748Y2 (ja) 1995-08-09

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JPH0492415U (ja) 1992-08-12

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