JP2001105834A - インテーク装置 - Google Patents
インテーク装置Info
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- JP2001105834A JP2001105834A JP29063499A JP29063499A JP2001105834A JP 2001105834 A JP2001105834 A JP 2001105834A JP 29063499 A JP29063499 A JP 29063499A JP 29063499 A JP29063499 A JP 29063499A JP 2001105834 A JP2001105834 A JP 2001105834A
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- Japan
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- intake
- introduction port
- air introduction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インテークボックスの外形寸法の変更を極力
抑えてフィルタの設置を可能とし、インテークボックス
内の通風抵抗の増加をできるだけ抑えるようにしたイン
テーク装置を提供する。 【解決手段】 内気導入口5及び外気導入口4をインテ
ークドア8の駆動にて開閉するインテーク装置1におい
て、内気導入口5及び外気導入口4に臨むように送風機
6が配置され、インテークドア8と送風機6との間にフ
ィルタ13を着脱自在に配設する。フィルタ13を一定
方向に折り畳まれたギャザー構造の濾過材によって構成
し、フィルタ13の各折目の延設方向を内気導入口5及
び外気導入口4の一方から他方に沿う方向とする。特
に、導入口に沿うようにインテークドア8がスライドす
る構成において上記構成は有益である。
抑えてフィルタの設置を可能とし、インテークボックス
内の通風抵抗の増加をできるだけ抑えるようにしたイン
テーク装置を提供する。 【解決手段】 内気導入口5及び外気導入口4をインテ
ークドア8の駆動にて開閉するインテーク装置1におい
て、内気導入口5及び外気導入口4に臨むように送風機
6が配置され、インテークドア8と送風機6との間にフ
ィルタ13を着脱自在に配設する。フィルタ13を一定
方向に折り畳まれたギャザー構造の濾過材によって構成
し、フィルタ13の各折目の延設方向を内気導入口5及
び外気導入口4の一方から他方に沿う方向とする。特
に、導入口に沿うようにインテークドア8がスライドす
る構成において上記構成は有益である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両等に搭載さ
れる空調装置のインテーク装置に関し、特にインテーク
ドアと送風機との間にフィルタを介在するようにしたも
のに関する。
れる空調装置のインテーク装置に関し、特にインテーク
ドアと送風機との間にフィルタを介在するようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】インテーク装置の高さを抑えて小型化を
図る目的から実開昭63−14411号公報に示される
ようなインテークドア構造が考えられている。これは、
図3にも示されるように、外気導入口4を略水平に開口
し、これに対して内気導入口5を傾斜させて設け、これ
ら導入口に沿うようにガイド溝9を設け、このガイド溝
9に沿ってインテークドア8をスライドさせることで内
気導入と外気導入とに切り換えるようにしたものであ
る。
図る目的から実開昭63−14411号公報に示される
ようなインテークドア構造が考えられている。これは、
図3にも示されるように、外気導入口4を略水平に開口
し、これに対して内気導入口5を傾斜させて設け、これ
ら導入口に沿うようにガイド溝9を設け、このガイド溝
9に沿ってインテークドア8をスライドさせることで内
気導入と外気導入とに切り換えるようにしたものであ
る。
【0003】このような構成においては、各導入口4,
5から送風機6の吸入部までの距離を短くすることがで
きるので、インテークドアがその一辺を支点として回動
する従来のインテーク装置に比べてインテークボックス
3の送風機ユニット2からの突設量(高さ方向の寸法)
Hを大幅に削減することができる。
5から送風機6の吸入部までの距離を短くすることがで
きるので、インテークドアがその一辺を支点として回動
する従来のインテーク装置に比べてインテークボックス
3の送風機ユニット2からの突設量(高さ方向の寸法)
Hを大幅に削減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インテ
ークボックスに花粉等を除去するフィルタを配設する場
合には、空気の吸込抵抗や騒音の影響上、送風機の吸入
部にいきおい近接してフィルタを配設することはでき
ず、フィルタと送風機の吸入部との間に所定のクリアラ
ンスを確保す必要がある。このため、もともと高さを抑
えたインテークボッックスにフィルタを配設しようとす
ると、フィルタと内気導入口又は外気導入口との間のス
ペースを大きくとることができず、ともすれば、インテ
ークボックスの高さ寸法を大きくすることを余儀なくさ
れたり、導入口から導入される空気がフィルタ全面に行
き届かず、フィルタの局所に導入空気が集中して通風抵
抗が大きくなる等の不都合が懸念される。
ークボックスに花粉等を除去するフィルタを配設する場
合には、空気の吸込抵抗や騒音の影響上、送風機の吸入
部にいきおい近接してフィルタを配設することはでき
ず、フィルタと送風機の吸入部との間に所定のクリアラ
ンスを確保す必要がある。このため、もともと高さを抑
えたインテークボッックスにフィルタを配設しようとす
ると、フィルタと内気導入口又は外気導入口との間のス
ペースを大きくとることができず、ともすれば、インテ
ークボックスの高さ寸法を大きくすることを余儀なくさ
れたり、導入口から導入される空気がフィルタ全面に行
き届かず、フィルタの局所に導入空気が集中して通風抵
抗が大きくなる等の不都合が懸念される。
【0005】そこで、この発明においては、インテーク
ボックスの外形寸法の変更を極力抑えてフィルタの設置
を可能とし、インテークボックス内の通風抵抗の増加を
できるだけ抑えるようにしたインテーク装置を提供する
ことを課題としている。
ボックスの外形寸法の変更を極力抑えてフィルタの設置
を可能とし、インテークボックス内の通風抵抗の増加を
できるだけ抑えるようにしたインテーク装置を提供する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明にかかるインテーク装置は、内気導入口及び
外気導入口を備え、これら内気導入口及び外気導入口を
インテークドアの駆動にて開閉するインテーク装置にお
いて、前記内気導入口及び外気導入口に臨むように送風
機が配置され、前記インテークドアと送風機との間にフ
ィルタを着脱自在に配設し、前記フィルタを一定方向に
折り畳まれたギャザー構造の濾過材によって構成し、前
記フィルタの各折目の延設方向を前記内気導入口及び外
気導入口に沿って一方の導入口から他方の導入口に向か
う方向とすることを特徴としている(請求項1)。
に、本発明にかかるインテーク装置は、内気導入口及び
外気導入口を備え、これら内気導入口及び外気導入口を
インテークドアの駆動にて開閉するインテーク装置にお
いて、前記内気導入口及び外気導入口に臨むように送風
機が配置され、前記インテークドアと送風機との間にフ
ィルタを着脱自在に配設し、前記フィルタを一定方向に
折り畳まれたギャザー構造の濾過材によって構成し、前
記フィルタの各折目の延設方向を前記内気導入口及び外
気導入口に沿って一方の導入口から他方の導入口に向か
う方向とすることを特徴としている(請求項1)。
【0007】このような構成によれば、フィルタと送風
機の吸入部との間に所定のクリアランスを確保す必要か
らフィルタと導入口との間のスペースを大きくとること
ができない場合であっても、フィルタをギャザー構造と
して折目の延設方向を内気導入口及び外気導入口に沿っ
て一方の導入口から他方の導入口に向かう方向と一致さ
せるようにしたので、導入口から導入される空気は、そ
の導入口と対峙するフィルタの部分のみならず、折目と
折目との間を通って他方の導入口と対峙するフィルタ部
分へもスムーズに送られ、その部分でフィルタを通過し
て送風機の吸入部へ導かれる。このため、フィルタの全
面を用いて花粉等を除去することができ、また導入空気
がフィルタ全面に送られることから通風抵抗もある程度
抑えることができ、その結果として、フィルタと導入口
との間のスペースを大きく確保しなくても不都合はな
く、フィルタを設けたことに伴ってインテークボックス
の送風機から導入口までの距離を大きくする必要もなく
なる。
機の吸入部との間に所定のクリアランスを確保す必要か
らフィルタと導入口との間のスペースを大きくとること
ができない場合であっても、フィルタをギャザー構造と
して折目の延設方向を内気導入口及び外気導入口に沿っ
て一方の導入口から他方の導入口に向かう方向と一致さ
せるようにしたので、導入口から導入される空気は、そ
の導入口と対峙するフィルタの部分のみならず、折目と
折目との間を通って他方の導入口と対峙するフィルタ部
分へもスムーズに送られ、その部分でフィルタを通過し
て送風機の吸入部へ導かれる。このため、フィルタの全
面を用いて花粉等を除去することができ、また導入空気
がフィルタ全面に送られることから通風抵抗もある程度
抑えることができ、その結果として、フィルタと導入口
との間のスペースを大きく確保しなくても不都合はな
く、フィルタを設けたことに伴ってインテークボックス
の送風機から導入口までの距離を大きくする必要もなく
なる。
【0008】特に、このような構成は、インテークボッ
クスの高さ寸法を抑えるために、内気導入口及び外気導
入口の一方から他方にかけてそれぞれの導入口に沿うよ
うにインテークドアが移動する構成において有益なもの
となる(請求項2)。
クスの高さ寸法を抑えるために、内気導入口及び外気導
入口の一方から他方にかけてそれぞれの導入口に沿うよ
うにインテークドアが移動する構成において有益なもの
となる(請求項2)。
【0009】ここで、導入口の一方から他方にかけてそ
れぞれの導入口に沿うように移動するインテークドアの
構成としては、実開昭63−14411号公報に示され
るように、インテークドアを導入口に沿って設けられた
ガイド溝に案内されてスライドさせるものや、円弧状の
ドアに径方向に延出するアーム部を設け、このアーム部
の端部を中心に回動させるロータリダンパ等が考えられ
る。
れぞれの導入口に沿うように移動するインテークドアの
構成としては、実開昭63−14411号公報に示され
るように、インテークドアを導入口に沿って設けられた
ガイド溝に案内されてスライドさせるものや、円弧状の
ドアに径方向に延出するアーム部を設け、このアーム部
の端部を中心に回動させるロータリダンパ等が考えられ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1において、車両に搭載される空
調ユニットのインテーク装置1の部分が示され、インテ
ーク装置1は、送風ユニット2が一体に形成されたイン
テークボックス3の上部に外気導入口4が略水平に開口
され、内気導入口5が傾斜して開口されており、これら
導入口は、送風ユニット2に収納される送風機6の吸入
側、即ち、ベルマウス7に臨むように設けられており、
インテークドア8で選択的に開閉されるようになってい
る。
面により説明する。図1において、車両に搭載される空
調ユニットのインテーク装置1の部分が示され、インテ
ーク装置1は、送風ユニット2が一体に形成されたイン
テークボックス3の上部に外気導入口4が略水平に開口
され、内気導入口5が傾斜して開口されており、これら
導入口は、送風ユニット2に収納される送風機6の吸入
側、即ち、ベルマウス7に臨むように設けられており、
インテークドア8で選択的に開閉されるようになってい
る。
【0011】インテークドア8は、ドア本体8aと、こ
のドア本体8aの側辺より垂下するレバー8bとにより
構成され、インテークボックス3の側壁に外気導入口4
と内気導入口5との一方から他方に沿って「ヘ」の字状
にガイド溝9を形成し、このガイド溝9にドア本体8a
に設けられたピン10を遊嵌し、レバー8bに図示しな
い動力伝達ワイヤが連結され、この動力伝達ワイヤの伸
縮によりインテークドア8をガイド溝9に沿ってスライ
ドさせるように構成されている。
のドア本体8aの側辺より垂下するレバー8bとにより
構成され、インテークボックス3の側壁に外気導入口4
と内気導入口5との一方から他方に沿って「ヘ」の字状
にガイド溝9を形成し、このガイド溝9にドア本体8a
に設けられたピン10を遊嵌し、レバー8bに図示しな
い動力伝達ワイヤが連結され、この動力伝達ワイヤの伸
縮によりインテークドア8をガイド溝9に沿ってスライ
ドさせるように構成されている。
【0012】また、インテークボックス3の側壁には、
ガイド溝と略平行になるようにフィルタ挿着溝11が同
じく「ヘ」の字状に形成されている。このように、フィ
ルタ挿着溝11を「ヘ」の字状に形成しているのは、フ
ィルタ13と送風機6との間に所定のクリアランスを確
保して、フィルタ13が送風機6の吸入部に近接するこ
とによる弊害(吸込抵抗の増大、騒音の増大)を除去す
るためである。
ガイド溝と略平行になるようにフィルタ挿着溝11が同
じく「ヘ」の字状に形成されている。このように、フィ
ルタ挿着溝11を「ヘ」の字状に形成しているのは、フ
ィルタ13と送風機6との間に所定のクリアランスを確
保して、フィルタ13が送風機6の吸入部に近接するこ
とによる弊害(吸込抵抗の増大、騒音の増大)を除去す
るためである。
【0013】インテークボックス3のフィルタ挿着溝1
1が設けられた側壁と直角に延びる側壁にはフィルタ着
脱孔12が形成されており、このフィルタ着脱孔12か
ら以下述べるフィルタが着脱自在に装着される。フィル
タ13は、多数段に折り畳まれたギャザー構造の濾過材
によって構成されているもので、それ自体柔軟に変形可
能なものであり、図2にも示されるように、中程がフィ
ルタ挿着溝11の形状に合わせて「ヘ」の字状に屈曲さ
れている。特にこのフィルタ13において特徴的なこと
は、フィルタの各折目14の延設方向が、内気導入口5
及び外気導入口4に沿って一方の導入口から他方の導入
口に向かう方向、即ち、この例ではフィルタ13の着脱
方向と一致して形成されている点にある。
1が設けられた側壁と直角に延びる側壁にはフィルタ着
脱孔12が形成されており、このフィルタ着脱孔12か
ら以下述べるフィルタが着脱自在に装着される。フィル
タ13は、多数段に折り畳まれたギャザー構造の濾過材
によって構成されているもので、それ自体柔軟に変形可
能なものであり、図2にも示されるように、中程がフィ
ルタ挿着溝11の形状に合わせて「ヘ」の字状に屈曲さ
れている。特にこのフィルタ13において特徴的なこと
は、フィルタの各折目14の延設方向が、内気導入口5
及び外気導入口4に沿って一方の導入口から他方の導入
口に向かう方向、即ち、この例ではフィルタ13の着脱
方向と一致して形成されている点にある。
【0014】上記構成において、インテークドア8が外
気導入口4を閉塞し、送風機6の回転によって内気導入
口5から空気が導入される場合を見ると、内気導入口5
から導入される空気は、図1及び図2の矢印で見られる
ように、内気導入口5と対峙するフィルタ部分に対して
は、導入空気がほぼ直角に当たり、この部分を通過して
送風機6へ送られ、外気導入口4と対峙するフィルタ部
分に対しては、外気導入口4とフィルタ13との間の空
間が狭いにも拘わらず、内気導入口5から導入された空
気がこの狭い空間のみならずフィルタ13の折目間を通
って全体に広がり、しかる後にフィルタ13を通過して
送風機6へ送られる。
気導入口4を閉塞し、送風機6の回転によって内気導入
口5から空気が導入される場合を見ると、内気導入口5
から導入される空気は、図1及び図2の矢印で見られる
ように、内気導入口5と対峙するフィルタ部分に対して
は、導入空気がほぼ直角に当たり、この部分を通過して
送風機6へ送られ、外気導入口4と対峙するフィルタ部
分に対しては、外気導入口4とフィルタ13との間の空
間が狭いにも拘わらず、内気導入口5から導入された空
気がこの狭い空間のみならずフィルタ13の折目間を通
って全体に広がり、しかる後にフィルタ13を通過して
送風機6へ送られる。
【0015】上述の構成を、フィルタ13の折目14が
図1や図2で示される方向と直角に形成されている場合
と比較すると、折目が一方の導入口から他方の導入口へ
沿う方向と直角に延設される場合には、内気導入口5か
ら導入される空気は、外気導入口4と対峙する部分に対
しては各折目が空気の流れを阻害するために全体に行き
届かず、内気導入口5と対峙する部分に導入空気が集中
し、通風抵抗が大きくなる不都合がある。
図1や図2で示される方向と直角に形成されている場合
と比較すると、折目が一方の導入口から他方の導入口へ
沿う方向と直角に延設される場合には、内気導入口5か
ら導入される空気は、外気導入口4と対峙する部分に対
しては各折目が空気の流れを阻害するために全体に行き
届かず、内気導入口5と対峙する部分に導入空気が集中
し、通風抵抗が大きくなる不都合がある。
【0016】これに対し、本構成のように折目14を一
方の導入口から他方の導入口に沿って設ける場合には、
内気導入口5から導入された空気を、フィルタ13の全
面に行き届かせることができるので、狭い空間にフィル
タを設けたことによって通風抵抗が著しく大きくなる不
都合を回避することができる。また、狭い空間にフィル
タ13を設けても支障がないことから、インテークボッ
クス3の送風機から導入口までの寸法(H’)を従来の
寸法(H)から変更する必要がなく、または、変更する
必要があるにしてもその変更は僅かで済み、インテーク
ボックス3の突設寸法を抑える要請を阻害することがな
い。
方の導入口から他方の導入口に沿って設ける場合には、
内気導入口5から導入された空気を、フィルタ13の全
面に行き届かせることができるので、狭い空間にフィル
タを設けたことによって通風抵抗が著しく大きくなる不
都合を回避することができる。また、狭い空間にフィル
タ13を設けても支障がないことから、インテークボッ
クス3の送風機から導入口までの寸法(H’)を従来の
寸法(H)から変更する必要がなく、または、変更する
必要があるにしてもその変更は僅かで済み、インテーク
ボックス3の突設寸法を抑える要請を阻害することがな
い。
【0017】同様に、インテークドア8が内気導入口5
を閉塞し、送風機6の回転によって外気導入口4から空
気が導入される場合においても、導入空気を折目間を介
してフィルタ13の内気導入口5と対峙する部分にも行
き渡らせることができ、内気投入モードと同様の作用効
果を奏することができる。
を閉塞し、送風機6の回転によって外気導入口4から空
気が導入される場合においても、導入空気を折目間を介
してフィルタ13の内気導入口5と対峙する部分にも行
き渡らせることができ、内気投入モードと同様の作用効
果を奏することができる。
【0018】尚、上記構成例においては、フィルタ挿着
溝11を「ヘ」の字状にすると共に、フィルタ13自体
もこれに合わせて「ヘ」の字状に形成した場合を示した
が、フィルタ挿着溝11やフィルタ13を屈曲させずに
真っ直ぐに形成し、送風機6の吸入部とのクリアランス
がとれるように全体を傾斜させてインテークボックス内
に設けるようにしてもよい。また、上記構成例では、フ
ィルタ着脱孔12をフィルタ13の挿着方向と折目14
の延設方向とが一致する壁面に形成したが、フィルタ1
3の挿着方向と折目14の延設方向とが直角になる壁面
に形成するようにしてもよい。
溝11を「ヘ」の字状にすると共に、フィルタ13自体
もこれに合わせて「ヘ」の字状に形成した場合を示した
が、フィルタ挿着溝11やフィルタ13を屈曲させずに
真っ直ぐに形成し、送風機6の吸入部とのクリアランス
がとれるように全体を傾斜させてインテークボックス内
に設けるようにしてもよい。また、上記構成例では、フ
ィルタ着脱孔12をフィルタ13の挿着方向と折目14
の延設方向とが一致する壁面に形成したが、フィルタ1
3の挿着方向と折目14の延設方向とが直角になる壁面
に形成するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
インテークドアと送風機との間にフィルタを着脱自在に
配設し、このフィルタを一定方向に折り畳まれたギャザ
ー構造の濾過材によって構成し、フィルタの折目の延設
方向を内気導入口及び外気導入口に沿って一方の導入口
から他方の導入口に向かう方向としたので、フィルタと
導入口との間のスペースを大きくとることができない場
合であっても、導入口から導入される空気をフィルタの
折目間を移動させて全面に行き渡らせることができ、通
風抵抗の増加を抑えると共にインテークボックスの寸法
を大きく設計変更する必要もなくなる。
インテークドアと送風機との間にフィルタを着脱自在に
配設し、このフィルタを一定方向に折り畳まれたギャザ
ー構造の濾過材によって構成し、フィルタの折目の延設
方向を内気導入口及び外気導入口に沿って一方の導入口
から他方の導入口に向かう方向としたので、フィルタと
導入口との間のスペースを大きくとることができない場
合であっても、導入口から導入される空気をフィルタの
折目間を移動させて全面に行き渡らせることができ、通
風抵抗の増加を抑えると共にインテークボックスの寸法
を大きく設計変更する必要もなくなる。
【0020】特に、本発明は、インテークボックスの送
風機から導入口までの寸法を抑えるためにインテークド
アが内気導入口及び外気導入口の一方から他方にかけて
沿うように移動されるインテーク装置において有益であ
り、インテークボックスの突設寸法が大きくできない構
成であっても、フィルタと送風機との間のクリアランス
を十分に確保し、なお且つ、通風抵抗の著しい増加を避
けるようにフィルタを設置することが可能となる。
風機から導入口までの寸法を抑えるためにインテークド
アが内気導入口及び外気導入口の一方から他方にかけて
沿うように移動されるインテーク装置において有益であ
り、インテークボックスの突設寸法が大きくできない構
成であっても、フィルタと送風機との間のクリアランス
を十分に確保し、なお且つ、通風抵抗の著しい増加を避
けるようにフィルタを設置することが可能となる。
【図1】図1は、この発明に係るインテーク装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図2は、図1のインテーク装置で用いられるフ
ィルタと、空気の流れを示す斜視図である。
ィルタと、空気の流れを示す斜視図である。
【図3】図3は、従来のインテーク装置を示す断面図で
ある。
ある。
1 インテーク装置 4 外気導入口 5 内気導入口 6 送風機 8 インテークドア 13 フィルタ 14 折目
Claims (2)
- 【請求項1】 内気導入口及び外気導入口を備え、これ
ら内気導入口及び外気導入口をインテークドアの駆動に
て開閉するインテーク装置において、前記内気導入口及
び外気導入口に臨むように送風機が配置され、前記イン
テークドアと送風機との間にフィルタを着脱自在に配設
し、前記フィルタを一定方向に折り畳まれたギャザー構
造の濾過材によって構成し、前記フィルタの各折目の延
設方向を前記内気導入口及び外気導入口に沿って一方の
導入口から他方の導入口に向かう方向とすることを特徴
とするインテーク装置。 - 【請求項2】 前記インテークドアは、前記内気導入口
及び外気導入口の一方から他方にかけて各導入口に沿う
ようにスライドするものである請求項1記載のインテー
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29063499A JP2001105834A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インテーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29063499A JP2001105834A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インテーク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001105834A true JP2001105834A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17758524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29063499A Withdrawn JP2001105834A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | インテーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001105834A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005019912A1 (de) * | 2005-04-27 | 2006-11-02 | Behr Gmbh & Co. Kg | Lüftungsvorrichtung, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
WO2023227555A1 (fr) * | 2022-05-24 | 2023-11-30 | Valeo Systemes Thermiques | Module d'entrée d'air et dispositif de chauffage, ventilation et/ou climatisation correspondant |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29063499A patent/JP2001105834A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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