JPH0734256Y2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機

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JPH0734256Y2
JPH0734256Y2 JP1990402471U JP40247190U JPH0734256Y2 JP H0734256 Y2 JPH0734256 Y2 JP H0734256Y2 JP 1990402471 U JP1990402471 U JP 1990402471U JP 40247190 U JP40247190 U JP 40247190U JP H0734256 Y2 JPH0734256 Y2 JP H0734256Y2
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air conditioner
locking
switch box
body casing
ceiling
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文則 梶野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井埋込形空気調和機
に係り、特に、スイッチボックス周辺構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、天井埋込形の空気調和機は、
実開昭62−117428号公報に示されているよう
に、天井に形成された開口部に配設されており、送風フ
ァンや熱交換器を備えた空調機本体と、該空調機本体
に、その下側を覆蓋するように取付けられた表面パネル
とで構成されている。また、図13に示すように、前記
空調機本体(a)の本体ケ―シング(b)の内壁面
(c)には、前記送風ファン等の運転制御を行う制御機
器(d)を収容したスイッチボックス(e)が取付けら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そして、これまで、前
記スイッチボックス(e)を空調機本体(a)に組付け
る際の作業としては、スイッチボックス(e)内の制御
機器(d)には図示しない電源リ―ド線やリモコンリ―
ド線等の各種リ―ド線が接続されるために、この各リ―
ド線を制御機器(d)に接続した後、スイッチボックス
(e)を本体ケ―シング(b)の内壁面(c)にビス止
めなどによって取付けるようにしている。従って、この
ような組付作業において、前記リ―ド線を接続する際に
は、該各リ―ド線の長さに限度があるために、作業者が
スイッチボックス(e)を保持して本体ケ―シング
(b)の近傍まで持上げた状態でリ―ド線接続作業を行
わねばならず極めて作業性の悪いものであった。また、
スイッチボックス(e)を保持することなく、接続され
たリ―ド線によってスイッチボックス(e)を宙吊り状
態として、その他のリ―ド線の接続作業を行うこともあ
るが、このような作業ではリ―ド線へスイッチボックス
(e)の重量による荷重が掛り、接触不良などの原因に
なる虞れがある。また、このような状況は各制御機器
(d)のメンテナンス時にあっても同様に生じるもので
ある。
【0004】本考案は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、スイッチボックスの組付作業、特にリ―ド
線の接続作業における作業性の向上を図ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、スイッチボックスのリ―ド線接続作業
の際には、スイッチボックスを空調機本体に仮掛けする
ようにした。具体的に、請求項1記載の考案は、天井
(2)に形成された開口部(2a)に配設され、本体ケ
―シング(5)内に送風用ファン(6)及び熱交換器
(7)が収容されていると共に、下部に空気吸込口(1
2)及び空気吹出口(11)が開口されており、前記本
体ケ―シング(5)の内壁面(5b)にスイッチボック
ス(17)が取付けられる空調機本体(3)と、前記空
調機本体(3)の下側に取付けられ、前記空気吸込口
(12)の下側に位置する吸込グリル(8)と空気吹出
口(11)の下側に位置する吹出グリル(9)とを備え
る天井埋込形空気調和機を前提としている。そして、前
記スイッチボックス(17)に、本体ケ―シング(5)
の内壁面(5b)に向って出没自在な係止部材(34)
を配設し、前記本体ケ―シング(5)における前記係止
部材(34)の配設位置に対応した位置に、前記係止部
材(34)が係止可能な係止部(5c)を形成するよう
な構成とした。
【0006】また、請求項2記載の考案では、請求項1
記載の天井埋込形空気調和機において、本体ケ―シング
(5)に設けられた係止部(5c)を、水平方向に複数
個配設し、スイッチボックス(17)の係止部材(3
4)の本体ケ―シング(5)への係止位置が水平方向に
変更可能となるような構成とした。
【0007】
【作用】上記の構成による本考案の作用は以下の如くで
ある。先ず、請求項1記載の考案では、スイッチボック
ス(17)の空調機本体(3)への組付時には、先ず、
係止部材(34)を引出して本体ケ―シング(5)の係
止部(5c)に係止させることによってスイッチボック
ス(17)を仮掛けしておき、この状態で各種リ―ド線
を接続する。その後、前記係止状態を解除して係止部材
(34)を没入させて、スイッチボックス(17)を本
体ケ―シング(5)の内壁面(5b)に取付ける。この
ように、スイッチボックス(17)を一旦仮掛けするよ
うにしているために、リ―ド線接続作業の作業性が向上
される。
【0008】また、請求項2記載の考案では、本体ケ―
シング(5)の係止部(5c)が水平方向に複数個配設
されているために、スイッチボックス(17)の係止位
置が任意に変更でき、スイッチボックス組立時の作業性
がいっそう向上する。
【0009】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図3及び図4に示すように、本実施例における
天井埋込形空気調和機(1)は、天井(2)の段下げ部
に配置されるものであって、底面が開口された本体ケ―
シング(5)内にファン(6)や熱交換器(7)等が配
設されてなる空調機本体(3)と、該空調機本体(3)
の下側を閉蓋し、吸込グリル(8)や吹出グリル(9)
等を備えた表面パネル(4)とから成っている。
【0010】前記空調機本体(3)は、天井(2)の段
下げ部の水平面に形成された開口部(2a)に臨むよう
に天井(2)の上方に位置する図示しない構造物に対し
て支持ボルトにより支持されている。また、この空調機
本体(3)における前記熱交換器(7)の下側にはドレ
ンパン(10)が配設されている。そして、該ドレンパ
ン(10)の前側(図3の左側)には下向きに空調空気
を吹き出すべく開口された下向吹出口(11)が形成さ
れており、一方、前記ドレンパン(10)の後側(図3
の右側)には室内空気を空調機本体(3)内に吸込むた
めの吸込口(12)が形成されている。また、前記本体
ケ―シング(5)において前記下向吹出口(11)に近
接した前側壁には、ダクト(13)を接続すべく開口さ
れた前向吹出口(14)が形成されている。そして、こ
の前向吹出口(14)は前記ダクト(13)を介して前
記段下げ部の鉛直面に形成された吹出開口(2b)に連
通されている。この吹出開口(2b)には前向吹出グリ
ル(2c)が取付けられており、その上流側には空調空
気の流通を遮断可能なシャッタ(2d)が配設されてい
る。
【0011】そして、この本体ケ―シング(5)内にお
いて前記吸込口(12)の上方にはファン(6)が配設
されており、このファン(6)の下流側には電気ヒ―タ
(15)、熱交換器(7)及び自然蒸発式の加湿器(1
6)が空気流通方向に順に並設されている。
【0012】また、前記空調機本体(3)内にはファン
(6)の吸込側と吹出側とを仕切る仕切板(18)が設
けられており、この仕切板(18)の下端には略L字状
を呈し且つその水平端部に立上り部を一体に延設してな
る係止部材(18a)が設けられている。本実施例の場
合、該係止部材(18a)は、仕切板(18)と一体の
樋状部として形成されているが、別体構成であってもよ
く、部分的なものであってもよい。更に、前記本体ケ―
シング(5)の底面適所には、前記表面パネル(4)を
取付けるための固定金具(3a),(3a),…が設け
られている。
【0013】次に、表面パネル(4)について説明す
る。この表面パネル(4)は、図5に示すように、矩形
状の枠部材(20)と、前記空調機本体(3)側の吸込
口(12)及び下向吹出口(11)に夫々対応した位置
に取付けられた吸込グリル(8)及び吹出グリル(9)
と、これら吸込グリル(8)と吹出グリル(9)との間
つまり前記ドレンパン(10)の下側に配置される底板
(21)とを備えて成っている。
【0014】枠部材(20)は表面パネル(4)の外形
を形成するものであって、前後左右4本の第1〜第4枠
体(22)〜(25)から成っている。第1枠体(2
2)及び第2枠体(23)は、アルミニウム製であっ
て、図6及び図7にも示すように、その上面の内側半分
が前記本体ケ―シング(5)の下端に接続する本体接続
面(22a),(23a)とされ、外側半分が天井面に
当接する天井当接面(22b),(23b)とされてい
る。また、第1枠体(22)は、前記下向吹出口(1
1)の前端部に配置されるものであって、その下面(2
2c)は水平方向前側に向うにしたがって上方へ湾曲さ
れていると共に、その表面が凹凸状の装飾面とされてい
る。第2枠体(23)は、前記吸込口(12)の後端部
に配置されるものであって、その下面(23c)は水平
方向後側に向うにしたがって上方へ湾曲されていると共
に、その表面が前記第1枠体(22)と同様に凹凸状の
装飾面とされている。左右の第2及び第3枠体(2
3),(24)は、互いに同形状のプラスチック製部材
であって、前記第1及び第2枠体(22),(23)の
左右各両端に亘って前後方向に架設されている。そし
て、この第2及び第3枠体(23),(24)は、その
前後両端部分が枠部材(20)のコ―ナ部を構成するよ
うになっている。また、図8に示すように、この第3及
び第4枠体(24),(25)の下面(24a),(2
5a)は、水平方向外側に向うにしたがって上方へ湾曲
されていると共に、前記第1及び第2枠体(22),
(23)と同様にその表面が凹凸状の装飾面とされてい
る。
【0015】そして、前記第3及び第4枠体(24),
(25)の内側には第1及び第2パネル補強部材(2
6),(27)が夫々配設されている。この各パネル補
強部材(26),(27)は、図5に示すように、その
外側縁に折曲成形された取付フランジ(26a),(2
7a)が設けられており、この取付フランジ(26
a),(27a)が第3及び第4枠体(24),(2
5)の上面内側にビス止めされて、この各枠体(2
4),(25)の剛性を確保し、ひいては表面パネル
(4)全体の剛性を確保するようになっている。
【0016】一方、前記底板(21)は、前記パネル補
強材(26),(27)間に架設されており、その前後
両縁に水平方向に延びるフランジ部(21a),(21
b)が形成されている。そして、このフランジ部(21
a),(21b)によって前記各補強部材(26),
(27)を介して枠部材(20)に取付けられている。
従って、この底板(21)は前記第1枠体(22)との
間で前記下向吹出口(11)の一部を構成しており、こ
れによって形成される空間部分に前記吹出グリル(9)
及びスイングフラップ(9a)が取付けられている(図
3参照)。また、この底板(21)は第2枠体(23)
との間で吸込口(12)の一部を構成しており、これに
よって形成される空間部分に前記吸込グリル(8)及び
フィルタ(8a)が取付けられている(図3参照)。ま
た、この底板(21)と第2枠体(23)との間には、
前後方向に延びる第3パネル補強部材(28)が架設さ
れている。この第3パネル補強部材(28)は、前記第
2パネル補強部材(27)と所定間隔を存した位置にお
いて吸込口(12)の左端に配置され、その左側にサ―
ビス空間(29)を形成するようになっている。
【0017】そして、本例の特徴とする構成としては、
前記空調機本体(3)内に配設されているスイッチボッ
クス(17)周辺の構造にある。このスイッチボックス
(17)は、前記本体ケ―シング(5)の一部を構成す
る天板部材(5a)に取付けられている、この天板部材
(5a)は、図9及び図10に示すように、L字状に折
曲されたパネル材で成り、この天板部材(5a)の垂直
面(5b)の下端縁近傍において、水平方向に所定間隔
を存した2箇所には係止フック(5c),(5c)が設
けられている。この係止フック(5c)は、図11に示
すように、前記垂直面(5b)の一部がコ字状に切り込
まれ、この切り込みによって形成された小片が本体ケ―
シング(5)の内側へ略L字状に折曲されて形成されて
いる。また、この係止フック(5c)の下側に位置する
垂直面(5b)の下端縁は本体ケ―シング(5)の内側
へ小寸法をもって折曲されてボックス当接部(5d)が
形成されている。
【0018】次に、スイッチボックス(17)について
説明する。このスイッチボックス(17)は、図9に示
すように、内部に各種制御機器(30)を備えており、
この制御機器(30)によって電気ヒ―タ(15)、加
湿器(16)、図示しないドレンポンプ及びスイングフ
ラップモ―タ等、空調機本体(3)内の各種電気機器の
運転制御を行うようになっている。そして、このスイッ
チボックス(17)は、第1〜第3の3つの箱体(3
1),(32),(33)が組付けられて成る。第1箱
体(31)は、前記各制御機器(30)が取付けられる
縦壁(31a)と、該縦壁(31a)の上端から水平方
向に延びる水平部(31b)と、左右両側の側壁(31
c),(31c)とで成っており、本体ケ―シング
(5)に取付けられる際には、前記縦壁(31a)が前
記本体ケ―シング(5)の天板部材(5a)の垂直面
(5b)にビス止めされることになる。第2箱体(3
2)はスイッチボックス(17)の右側前面を形成する
縦壁(32a)と、その下端から水平方向に延びる水平
部(32b)とで成っている。第3箱体(33)はスイ
ッチボックス(17)の左側前面を形成する縦壁(33
a)と、その下端から水平方向に延びる水平部(33
b)とで成っている。そして、これら3者(31),
(32),(33)が一体的に組付けられることによっ
て、前記制御機器(30)の収容空間を備えたスイッチ
ボックス(17)が形成されることになる。
【0019】そして、このスイッチボックス(17)の
特徴とする構成として、前記第1箱体(31)の水平部
(31b)には係止金具(34)(図1参照)が配設さ
れている。この係止金具(34)は図12に示すよう
に、断面円形の線材が折曲形成されて成り、その前端に
水平部(34a)が、後端両側にU字状の湾曲部(34
b),(34b)が形成されている。また、この係止金
具(34)は前端から後端に亘ってその幅寸法が次第に
小さくなるような形状を呈している。そして、この係止
金具(34)は図2に示すように、第1箱体(31)の
水平部(31b)に、所定のストロ―ク内で水平方向に
スライド自在に配設されている。つまり、前記第1箱体
(31)には係止金具(34)の取付部が折曲形成され
ており、図1及び図2に示すような引き出された状態で
は、係止金具(34)の水平部(34a)が第1箱体
(31)の縦壁よりも後方に位置されるようになってい
る。また、この引き出された状態では係止金具(34)
の湾曲部(34b)が前記取付部の後端に当接すること
によって、係止金具(34)の脱落が防止されている。
【0020】次いで、本実施例におけるスイッチボック
ス(17)の取付け作業について説明する。先ず、図2
に示すように、係止金具(34)を引出しておき、この
係止金具(34)の水平部(34a)を本体ケ―シング
(5)の係止フック(5c)に引掛ける。この状態で
は、係止金具(34)により第1箱体(31)の落下が
防止され、また、この第1箱体(31)の縦壁外側が前
記ボックス当接部(5d)に当接されて、図1及び図9
の如く第1箱体(31)は直立状態で仮掛け状態で支持
される。そして、このようにして第1箱体(31)を支
持した状態で各制御機器(30)に図示しない各種リ―
ド線を接続する。このような接続作業であるために、従
来のように作業者が第1箱体(3)を保持して持上げて
おく必要はなくなり、作業性が向上されている。そし
て、各種リ―ド線が接続された後、第2箱体(32)及
び第3箱体(33)を第1箱体(31)に組付けてスイ
ッチボックス(17)を完成させる。その後、前記仮掛
け支持状態を解除し、係止金具(34)をスイッチボッ
クス(17)内に押し込んで没入させ、スイッチボック
ス(17)を本体ケ―シング(5)の天板部材(5a)
の垂直面(5b)にビス止めする。これによって、スイ
ッチボックス(17)の取付作業が終了する。
【0021】そして、空気調和機(1)を天井(2)に
取付ける際には、空調機本体(3)を、天井上方の構造
物に対して支持ボルトを介して支持した後、この空調機
本体(3)に表面パネル(4)を取付ける。この表面パ
ネル(4)の取付の際には、該表面パネル(4)を持ち
上げて、図示しない仮掛け金具を空調機本体(3)側の
係止部材(18a)に係止する。これによって表面パネ
ル(4)は、係止部材(18a)によって宙吊り状態で
仮止め状態とされる。そこで、表面パネル(4)側を空
調機本体(3)側の固定金具(3a)に対してビスを用
いて固着すれば、図4の如く表面パネル(4)の組付け
が完了し、これによって空調機(1)が据付けられる。
【0022】上述したように、本例の構成によれば、ス
イッチボックス(17)の組付作業において、該スイッ
チボックス(17)を組立てる際の作業性が向上され
る。また、スイッチボックス(17)のメンテナンス時
においては、表面パネル(4)を空調機本体(3)から
取外すことなく、吸込グリル(8)を開放すると共にフ
ィルタ(8a)を取外すのみでスイッチボックス(1
7)を取外して仮掛けできるようになっており、また、
このときリ―ド線を外す必要もないために、メンテナン
ス時の作業性の向上が図られている。更には、本体ケ―
シング(5)側の係止フック(5c)を多数設けると、
作業に応じてスイッチボックス(17)の仮掛け支持位
置を任意に設定することができ、よりいっそう作業性の
向上が図れる。
【0023】尚、本例では、係止金具(34)を、断面
円形の線材の折曲形成によって構成したが、本考案はこ
れに限らず、本体ケ―シング(5)の係止フック(5
c)に係止可能な同様のフック状部材によって構成して
もよい。
【0024】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、以下に述
べるような効果が発揮される。請求項1記載の考案によ
れば、スイッチボックスの空調機本体への組付時に、係
止部材を引出して本体ケ―シングの係止部に係止させる
ことによってスイッチボックスを仮掛けするようになっ
ているために、リ―ド線の接続作業等スイッチボックス
の組立作業の作業性の向上が図れる。
【0025】また、請求項2記載の考案によれば、本体
ケ―シングの係止部が水平方向に複数個配設されている
ために、スイッチボックスの係止位置が任意に変更で
き、スイッチボックス組立時の作業性をいっそう向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチボックスの仮掛支持状態を示す一部を
省略した斜視図である。
【図2】係止金具と係止フックとの係止状態を示す斜視
図である。
【図3】空気調和機の縦断側面図である。
【図4】空気調和機の一部を省略した斜視図である。
【図5】表面パネルを空調機本体側から見た平面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿った断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】スイッチボックスの組付け作業を説明するため
の斜視図である。
【図10】本体ケ―シングの天板部材の背面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図である。
【図12】係止金具の平面図である。
【図13】従来例における図9相当図である。
【符号の説明】
(1) 天井埋込形空気調和機 (2) 天井 (2a) 開口部 (3) 空調機本体 (5) 本体ケ―シング (5b) 垂直面(内壁面) (5c) 係止フック(係止部) (6) ファン (7) 熱交換器 (8) 吸込グリル (9) 吹出グリル (11) 下向吹出口 (12) 吸込口 (17) スイッチボックス (34) 係止金具(係止部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井(2)に形成された開口部(2a)
    に配設され、本体ケ―シング(5)内に送風用ファン
    (6)及び熱交換器(7)が収容されていると共に、下
    部に空気吸込口(12)及び空気吹出口(11)が開口
    されており、前記本体ケ―シング(5)の内壁面(5
    b)にスイッチボックス(17)が取付けられる空調機
    本体(3)と、前記空調機本体(3)の下側に取付けら
    れ、前記空気吸込口(12)の下側に位置する吸込グリ
    ル(8)と空気吹出口(11)の下側に位置する吹出グ
    リル(9)とを備える天井埋込形空気調和機において、
    前記スイッチボックス(17)には、本体ケ―シング
    (5)の内壁面(5b)に向って出没自在な係止部材
    (34)が配設されており、前記本体ケ―シング(5)
    における前記係止部材(34)の配設位置に対応した位
    置には、前記係止部材(34)が係止可能な係止部(5
    c)が形成されていることを特徴とする天井埋込形空気
    調和機。
  2. 【請求項2】 本体ケ―シング(5)に設けられた係止
    部(5c)は、水平方向に複数個配設されており、スイ
    ッチボックス(17)の係止部材(34)の本体ケ―シ
    ング(5)への係止位置が水平方向に変更可能となるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の天
    井埋込形空気調和機。
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