JPH11108398A - 空気調和機用室外機 - Google Patents
空気調和機用室外機Info
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- JPH11108398A JPH11108398A JP26949897A JP26949897A JPH11108398A JP H11108398 A JPH11108398 A JP H11108398A JP 26949897 A JP26949897 A JP 26949897A JP 26949897 A JP26949897 A JP 26949897A JP H11108398 A JPH11108398 A JP H11108398A
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Abstract
ことにより運搬作業性の改善と外観向上とを図る。 【解決手段】 空気調和機用室外機におけるケーシング
1に形成された空気吹出口3に、吹出空気流Wの吹出方
向を規定する吹出グリル9を取り付けるとともに、該吹
出グリル9の下部に、室外機運搬時に手指を引っかける
把手13を形成して、運搬作業時に適した吹出グリル9
下部に形成された把手13に手指を引っかけることによ
り室外機の運搬を行うことができるようにし、もって運
搬作業性の向上と外観の向上とを図るようにしている。
Description
外機に関するものである。
機運搬時に手指を引っかける把手が設けられるが、従来
製品においては、該把手は、ケーシングにおける空気吸
込口および空気吹出口を除いた位置に形成されていた。
機のコンパクト化のためにケーシングが小型化する傾向
にあるとともに、吹出グリルに風向調整機能を持たせる
ために吹出グリルが大型化する傾向にあり、ケーシング
において空気吸込口および空気吹出口を除く部分のスペ
ースが限定されるようになってきている。
に、ケーシングにおける空気吸込口および空気吹出口を
除いた位置に把手を形成しようとすると、上記したスペ
ース的な制約により、把手形成位置が限定されることと
なり、製品運搬時における作業者の姿勢が悪くなる場合
が生じ、作業性が低下するという問題があった。また、
ケーシングに把手を形成する場合、把手が露出するため
外観的によくないという問題もあった。
ので、室外機運搬用の把手を吹出グリルに形成すること
により運搬作業性の改善と外観向上とを図ることを目的
とするものである。
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機4、熱交換器5および室外ファン6を内蔵
したケーシング1の一面に、前記熱交換器5を通過した
空気の出口となる空気吹出口3を形成し且つ該空気吹出
口3に、吹出空気流Wの吹出方向を規定する吹出グリル
9を取り付けるとともに、該吹出グリル9の下部に、室
外機運搬時に手指を引っかける把手13を形成してい
る。
業に適した位置である吹出グリル9下部に形成された把
手13に手指を引っかけることにより室外機の運搬を行
うことができる。しかも、把手13は吹出グリル9と一
体化されているので、外観も向上する。なお、吹出グリ
ル9内方には圧縮機4のように重い部品が存在せず、吹
出グリル9に形成された把手13に手指を引っかけて
も、軽い運搬荷重しかかからないので、十分に耐えるこ
とができる。
グリル9を、前記ケーシング1の外面より突出する合成
樹脂製の枠体10と、該枠体10に一体に架設された合
成樹脂製の斜め上向きの多数の水平桟11,11・・と
により構成するとともに、前記把手13を、前記枠体1
0の下部に形成した凹部とした場合、吹出グリル9と把
手13を同時成形することができるとともに、簡単な構
成で吹出空気流を斜め上吹きとすることができる。
シング1内に、上下2個の室外ファン6,6を内蔵する
とともに、該室外ファン6,6に対応する2個の吹出グ
リル9,9を備えて構成した場合、上下2個の吹出グリ
ル9,9の下部に形成される把手13,13の位置が室
外機の下部および中間高さとなり、運搬時に状況に応じ
て使い分けができる。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
3に示すように、前面1aおよび背面1bに空気吸込口
2および上下2個の正方形の空気吹出口3,3をそれぞ
れ有する縦長の直方体形状のケーシング1内に圧縮機
4、熱交換器5および上下2個の室外ファン6,6を配
設して構成されている。前記圧縮機4は、前記ケーシン
グ1内おいて隔壁7により区画された機械室15(図1
および図2参照)内に配設されている。符号8は吸込グ
リルである。
吹出方向を規定する吹出グリル9,9が取り付けられて
いる。該各吹出グリル9は、図4および図5に示すよう
に、前記ケーシング1の背面1aより突出する合成樹脂
製の正方形の枠体10と、該枠体10に一体に架設され
た合成樹脂製の斜め上向きの多数の水平桟11,11・
・とによりそれぞれ構成されており、四隅に設けられた
取付部12,12・・を前記空気吹出口3の口縁四隅に
ビス(図示省略)により固定することにより取り付けら
れている。このようにすると、熱交換器5を通過した吹
出空気流Wは、水平桟11,11・・にガイドされて斜
め上向きに吹き出されることとなる。また、前記吹出グ
リル9は、室外機の設置環境によっては横向きあるいは
上下逆に空気吹出口3に取り付けることもできる。符号
18は水平桟11,11・・間の間隔を保持するととも
に補強部材として作用する縦桟である。
機械室側下部には、室外機運搬時に手指を引っかける把
手13が形成されている。該把手13は、前記枠体10
の反機械室側下部に一体に形成され且つ下方が開放され
た箱体14内に形成された凹部とされている。このよう
にすると、前記箱体14が形成されている部分は吹出空
気が流通しない部分となるが、室外ファン6の回転半径
外に位置することとなっているので、吹出風量にはほと
んど影響しない。符号16は前記ケーシング1の前面1
aにおいて前記機械室15の外壁部における上下方向中
間部位に形成された運搬用の把手、17は前記ケーシン
グ1の背面1bにおいて前記機械室15の外壁部におけ
る上下方向中間部位に形成された運搬用の把手である。
の形態においては、一人がケーシング1に形成された把
手16,17に手指を引っかけ、他の一人が吹出グリル
9に形成された把手13に手指を引っかけて、室外機の
運搬を行うことができる。しかも、状況に応じて上下の
吹出グリル9,9に形成された把手13,13のうちの
いずれかを選択することができるので、例えば平地運搬
の場合と階段運搬の場合とで把手13を使い分けること
ができる。さらに、把手13は吹出グリル9と一体化さ
れているので、露出することがなく外観も向上する。な
お、吹出グリル9内方には圧縮機4のように重い部品が
存在せず、吹出グリル9に形成された把手13に手指を
引っかけても、軽い運搬荷重しかかからないので、十分
に耐えることができる。
環境によっては横向きあるいは上下逆に空気吹出口3に
取り付けることができるが、現地据え付け時において
は、水平桟11,11・・が水平となるように取り付け
られるので、把手13の機能は損なわれない。
の室外ファンと吹出グリルとを有する空気調和機用室外
機について説明したが、本願発明は、1個の室外ファン
と吹出グリルとを有する空気調和機用室外機にも適用可
能なことは勿論である。
圧縮機4、熱交換器5および室外ファン6を内蔵したケ
ーシング1の一面に、前記熱交換器5を通過した空気の
出口となる空気吹出口3を形成し且つ該空気吹出口3
に、吹出空気流の吹出方向を規定する吹出グリル9を取
り付けるとともに、該吹出グリル9の下部に、室外機運
搬時に手指を引っかける把手13を形成して、運搬作業
に適した位置である吹出グリル9下部に形成された把手
13に手指を引っかけることにより室外機の運搬を行う
ことができるようにしているので、運搬作業性が向上す
るとともに、外観も向上するという優れた効果がある。
なお、吹出グリル9内方には圧縮機4のように重い部品
が存在せず、吹出グリル9に形成された把手13に手指
を引っかけても、軽い運搬荷重しかかからないので、十
分に耐えることができる。
グリル9を、前記ケーシング1の外面より突出する合成
樹脂製の枠体10と、該枠体10に一体に架設された合
成樹脂製の斜め上向きの多数の水平桟11,11・・と
により構成するとともに、前記把手13を、前記枠体1
0の下部に形成した凹部とした場合、吹出グリル9と把
手13を同時成形することができるとともに、簡単な構
成で吹出空気流を斜め上吹きとすることができる。
シング1内に、上下2個の室外ファン6,6を内蔵する
とともに、該室外ファン6,6に対応する2個の吹出グ
リル9,9を備えて構成した場合、上下2個の吹出グリ
ル9,9の下部に形成される把手13,13の位置が室
外機の下部および中間高さとなり、運搬時の状況に応じ
て使い分けができる。
外機の背面側から見た斜視図である。
外機の前面側から見た斜視図である。
外機の縦断面図である。
外機における吹出グリルの拡大正面図である。
込口、3は空気吹出口、4は圧縮機、5は熱交換器、6
は室外ファン、9は吹出グリル、10は枠体、11は水
平桟、13は把手、Wは吹出空気流。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機(4)、熱交換器(5)および室
外ファン(6)を内蔵したケーシング(1)の一面に
は、前記熱交換器(5)を通過した空気の出口となる空
気吹出口(3)を形成し且つ該空気吹出口(3)には、
吹出空気流(W)の吹出方向を規定する吹出グリル
(9)を取り付けるとともに、該吹出グリル(9)の下
部には、室外機運搬時に手指を引っかける把手(13)
を形成したことを特徴とする空気調和機用室外機。 - 【請求項2】 前記吹出グリル(9)を、前記ケーシン
グ(1)の外面より突出する合成樹脂製の枠体(10)
と、該枠体(10)に一体に架設された合成樹脂製の斜
め上向きの多数の水平桟(11),(11)・・とによ
り構成するとともに、前記把手(13)を、前記枠体
(10)の下部に形成された凹部としたことを特徴とす
る前記請求項1記載の空気調和機用室外機。 - 【請求項3】 前記ケーシング(1)内には、上下2個
の室外ファン(6),(6)を内蔵するとともに、該室
外ファン(6),(6)に対応する2個の吹出グリル
(9),(9)を備えて構成したことを特徴とする前記
請求項1および請求項2のいずれか一項記載の空気調和
機用室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26949897A JP3459344B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 空気調和機用室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26949897A JP3459344B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 空気調和機用室外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11108398A true JPH11108398A (ja) | 1999-04-23 |
JP3459344B2 JP3459344B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=17473273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26949897A Expired - Fee Related JP3459344B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 空気調和機用室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3459344B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100724390B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-06-04 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실외기 |
JP2013139926A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置の室外ユニット |
JP2018151136A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
JP2018151137A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
JP2021011984A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 株式会社イーズ | 空気調和機及びその風向ガイド |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26949897A patent/JP3459344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100724390B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-06-04 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실외기 |
JP2013139926A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置の室外ユニット |
JP2018151136A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
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JP2021011984A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 株式会社イーズ | 空気調和機及びその風向ガイド |
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JP3459344B2 (ja) | 2003-10-20 |
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