JP6785561B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関し、特に、室内機本体を天井内に設置し、ダクト接続型の天埋め型またはビルトイン型に関する。
空気調和機の室内機において、天埋め型空気調和機については、据付時やサービス時に電気品箱での作業を行う場合、機器の構成上、室内機本体の外側から作業する場合と室内機本体の内側から作業する場合とに分かれる。このため、通常、電気品箱を共通化することが難しい。この電気品箱を共通化し、室内機本体の外側からも内側からも作業することを可能とした空気調和機が各種提案されている。
特許文献1には、電気品箱は、開口を備えるとともに、室内機本体に反転取付け可能に設けられ、開口が室内機本体の内側または外側を向く位置で、室内機本体に固定して取付け可能に構成され、電気品箱の一部は、室内機本体から突出した構成が開示されている。
また、特許文献1には、略三角柱の形状をした電気品箱を軸支点に回転移動させることで、電気品箱の作業を本体の外側からも内側からも可能に構成されているが、電気品箱を回転させた場合、室内機本体から突出した構成が開示されている。
特許第3806536号(図2、図3、図10、図11)
天井に埋め込まれ、ダクト接続型の空気調和機は、本体背面から空気を吸い込む天埋め型空気調和機と、本体下面の天井に埋め込まれたパネルから空気を吸い込むビルトイン型空気調和機に大別される。ここで、天埋め型空気調和機とビルトイン型空気調和機は、空気の吸込み経路を除く構成部品について共用化できる部品が多く、生産効率の向上、原価低減を考慮して、なるべく共用化設計されることが望ましい。
特許文献1の空気調和機において、電気品箱が、室内機本体から、一部電気品箱が突出する構造であり、メンテナンス作業時の作業空間を制約する課題がある。
また、他の構成として略三角柱の形状をした電気品箱の場合、軸支点に回転移動させることで、電気品箱の作業を本体の外側からも内側からも可能にし、更に電気品箱の構成部品を共通化したものである。しかし、回転移動をさせるために電気品箱の形状に制約ができてしまい、かつ、電気品箱が回転する空間を確保する必要がある。さらには据付時やサービス時に電気品箱での作業を行う場合、電気部品を斜めに見る形での作業となり、作業性の改善には課題を残したものである。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、電気品箱の配設やメンテナンス性が容易な空気調和機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、熱交換器及び送風機を収納した室内機本体を有し、電気品を収納した電気品箱が該室内機本体内に配設され、電気品箱は、開口面を有し、該室内機本体の側面に対し、該開口面が外側に向く位置と、該開口面が内側に向く位置で、該室内機本体に固定して取付け可能に構成され、室内機本体の側面に対し開口面が外側に向く位置に取付けされた場合に、電気品箱の開口面を覆う第1のカバー部材と、開口面に対向する背面に対向して設置される第2のカバー部材とを備え、開口面が内側に向く位置に取付けされた場合、第2のカバー部材が開口面を覆うように構成され、室内機本体の側面に対し開口面が外側に向く位置に取付けされた場合に、第1のカバー部材は、室内機本体の側面に取付けられており、第2のカバー部材は、電気品箱の開口面に対向する面の外面に取付けられていることを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、電気品箱の配設やメンテナンス性が容易になる。
実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す図であり、(a)は天埋め型空気調和機であり、(b)はビルトイン型空気調和機である。 空気調和機の下面であり、室内機本体に電気品箱が組付けられた状態を示す図である。 電気品箱を外向きに配設した場合であり、第1のカバー部材の取付け方法を示す図である。 電気品箱を外向きに配設した場合であり、第2のカバー部材の取付け方法を示す図である。 電気品箱が外向き時に、筐体への取付け方法を示す図である。 電気品箱の筐体への取付け方法を示す図であり、(a)は電気品箱が外向きの場合、(b)は電気品箱が内向きの場合、(c)は電気品箱が内向き時に降ろした場合である。 電気品箱を内向き取付け状態で、第2のカバー部材を取外した状態を示す図である。 電気品箱を内向き時に降ろした場合を示す図である。
本発明を実施するための実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<<実施形態1>>
本実施形態では、空気調和機の室内機における電気品箱10のメンテナンスを、室内機本体100の外側からと、室内機本体100の内側からの、どちらからでも可能とする室内機の例を説明する。
図1は、実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す図であり、(a)は天埋め型空気調和機であり、(b)はビルトイン型空気調和機である。図1は、それぞれの空気調和機の側面図を示し、説明の都合上、空気の吹出し側を前として説明する。図2は、空気調和機の下面であり、室内機本体に電気品箱が組付けられた状態を示す図である。
図1(a)に示す天埋め型空気調和機100Aは、建屋の天井91と天井板92との間の天井空間内に懸吊して配設された室内機本体100、吹出グリル52、吹出ダクト51、フィルタボックス53、吸込ダクト54、吸込グリル55、空調制御用の電気品箱10などを有して構成される。
電気品箱10は、室内機本体100内に外向けに配設され、室内機本体100の側面板41(第2の側面板41R)に取付けされた第1のカバー部材21で閉鎖されている。電気品箱10のメンテナンス時には、第1のカバー部材21を取外すと、作業者は電気品箱を正面からみることができ、メンテナンス時の作業が容易になる効果がある。
室内機本体100は、互いに対向配置されて四角枠形状に設けられた4枚の側面板41(第1の側面板41F(前側面板)、第2の側面板41R(右側面板)、第3の側面板41L(左側面板)、第4の側面板41B(後側面板))、天面板42、底面板43で構成される。室内機本体100の側面板41には、吊り金具44が固着され、この吊り金具44が、建屋の天井91から垂下された吊りボルト45に止着されている。
空気調和機の動作としては、図2に示すように、空気吸込口31から、ファンモータ32の駆動の送風機33の回転による送風動作で、吸い込んだ空気を熱交換器34によって温度ならびに状態を変化させ、空気吹出口35から室内に繋がる吹出ダクト51へ空気を吹き出す構成となっている。
ここで、図2に示すように、電気品箱10は空気の流れを阻害しないよう、空気吸込口31から空気吹出口35への主な流路には配置しないことで空気調和機としての効率を確保している。このため、電気品を内部に備えた電気品箱10は、可能な限り小型化されることが望ましい。
図1に戻り、吹出ダクト51は、通常、室内機本体100から延設されている。吹出ダクト51は、室内機本体100の一つの側面板41に一体に設置された空気吹出口35に一端が嵌装され、他端に吹出グリル52が取付けられる。この吹出グリル52は、天井板92の適宜位置に設置される。室内機本体100内のファンの回転により、室内機本体100内に室内空気が吸い込まれ、室内熱交換器により熱交換された空気が、吹出ダクト51を経て吹出グリル52から室内へ吹き出される。
室内機本体100において、空気吹出口35が設置された側面板41(第4の側面板41B)に、吸込開口が形成され、例えばフィルタボックス53を介して、通常一本の吸込ダクト54が連接されている。吸込ダクト54の一端部に吸込グリル55が嵌装され、この吸込グリル55が、天井板92の適宜位置に設置される。この吸込グリル55から室内空気が取り込まれ、吸込ダクト54を経て室内機本体100内へ吸い込まれる。なお、室内機本体100の下部開口は、本体蓋49により閉鎖される。なお、天井板92には、点検口93を閉鎖する点検口蓋94を有する。
図1(b)に示すビルトイン型空気調和機100Bは、室内機本体100の下部開口に天井パネル56が嵌装されたものであり、天井空間内に懸吊して配設された室内機本体100、吹出グリル52、吹出ダクト51、天井パネル56、空調制御用の電気品箱10などを有して構成される。ビルトイン型空気調和機100Bは、天井パネル56から室内空気を吸い込み、室内機本体100内へ導入する。
電気品箱10は、室内機本体100内に内向けに配設され、室内機本体100の側面板41(第2の側面板41R)に取付けされた第1のカバー部材21で閉鎖されている。また、電気品箱10の開口面11(図3参照)は、第2のカバー部材22(図6(b)参照)で閉鎖されている。電気品箱10のメンテナンス時には、第2のカバー部材22を取外したのちに(図7参照)、電気品箱10を降ろすと(図8参照)、作業者は電気品箱を内側の正面からみることができ、メンテナンス時の作業が容易になる効果がある。
図3は、電気品箱を外向きに配設した場合であり、第1のカバー部材の取付け方法を示す図である。図4は、電気品箱を外向きに配設した場合であり、第2のカバー部材の取付け方法を示す図である。
図3に示す空気調和機は、天埋め型空気調和機100Aであり、電気品箱10を外側からサービスする場合である。空気吸込口31にはフィルタボックス53(図1参照)が接続され、室内機本体100の下面も塞がれる形態のため、サービス用のアクセス方法としては室内機本体100の側面を作業者が正面に見る格好となる。このため、室内機本体100の角部に内蔵された電気品箱10は、室内機本体100の外側から作業しやすいように外向けに配置し、開口面11を有している。第1のカバー部材21を取り外すことによって電気品箱10での作業がなされる。第1のカバー部材21は、側面板41(第2の側面板41R)に、第1のカバー取付ネジ23(締結手段)で締結される。
電気品箱10には、室内機本体100の側面に対し開口面11が外側に向く位置に取付けされた場合に、電気品箱10の開口面11を覆う第1のカバー部材21と、開口面11に対向する背面10B(図4参照)に対向して設置される第2のカバー部材22とを備えている。開口面11が内側に向く位置に取付けされた場合、第2のカバー部材22が開口面11を覆うように取付けられる。すなわち、室内機本体100の側面に対し開口面11が外側に向く位置に取付けされた場合に、第1のカバー部材21は、室内機本体100の側面に取付けられており、第2のカバー部材22は、電気品箱10の開口面11に対向する面の外面に取付けられている。なお、電気品箱10には、配線取込口18,19を有している。
図4に示すように、電気品箱10の底面10Dには、電気品箱10が外向き時に筐体に取付ける際に使用するふたつの取付フランジ12、電気品箱10が内向け時に筐体に取付る際に使用するふたつの取付フランジ13、第2のカバー部材22を電気品箱10の背面10Bに取付ける際に使用する第2のカバー取付フランジ14、電気品箱10が内向け時に電気品箱10の開口面11を閉鎖する第2のカバー取付フランジ15を有する。取付フランジ12,13には、取付ネジを貫通させる孔がある。第2のカバー取付フランジ14,15は、電気品箱10の底面10Dに対し傾斜を有し、取付ネジを締結させるネジ穴がある。第2のカバー部材22は、下端に取付フランジ24を有し、取付フランジ24を、第2のカバー取付フランジ14に取付ネジ25で締結することができる。
次に、電気品箱10の筐体への取付け方法について説明する。
図5は、電気品箱が外向き時に、筐体への取付け方法を示す図である。図6は、電気品箱の筐体への取付け方法を示す図であり、(a)は電気品箱が外向きの場合、(b)は電気品箱が内向きの場合、(c)は電気品箱が内向き時に降ろした場合である。図7は、電気品箱を内向き取付け状態で、第2のカバー部材を取外した状態を示す図である。図8は、電気品箱を内向き時に、電気品箱を降ろした場合を示す図である。
図6(a)に示す電気品箱10を外向き(図3参照)に取付ける際には、電気品箱10の上面10Uは、取付ネジ61で筐体に締結する。図6(a)においては、下から上に取付ネジ61を挿入して締結する。取付フランジ12は、室内機本体100のフランジ46(図5参照)のネジ穴121(図5参照)を用いて取付ネジ62で締結する。図6(a)においては、左から右に取付ネジ62を挿入して締結する。
前記説明は、室内機本体100を天井空間内に既に設置した場合であり、製造工程では、室内機本体100の天地が逆になり作業するとよい。作業姿勢としては電気品箱10を上から差し込む。図6(a)の場合、電気品箱10は右下角のフレームを避けるように、やや左側で下から上に差し込まれ、突き当たる時、真右にスライドすることでネジ位置に合わせるとよい。
図6(b)に示す電気品箱10を内向き(図7参照)に取付ける際には、電気品箱10の上面10Uは、取付ネジ63で筐体に締結する。図6(b)においては、下から上に取付ネジ63を挿入して締結する。取付フランジ13は、室内機本体100のフランジ46のネジ穴131(図5参照)を用いて取付ネジ64で締結する。図6(b)においては、左から右に取付ネジ64を挿入して締結する。
図6(c)には、電気品箱が内向き時に降ろした場合を示す。電気品箱10の背面10Bの上部には係止部17を有し、電気品箱10を降ろした場合に、筐体の右下のフレームに係止部17により係止される。電気品箱10の取り外し順番としては、まず第2のカバー部材22の下部斜めの取付ネジ25を外し、第2のカバー部材22の上端は、引っ掛け構造であるので、容易にはずすことができる。図7に第2のカバー部材22を取外した状態を示す。その後、筐体の上側に止めている電気品箱10の上部の取付ネジ63を2箇所外し、電気品箱10の下部の取付ネジ64を2箇所取り外し(図8参照)、係止位置まで電気品箱10を降ろす。なお、図6(c)では、電気品箱が係止位置にいるが、この係止を避けるように若干左側を下げてくれば、電気品箱は本体から完全に抜き取ることができる。
図7は、本実施形態の空気調和機のうち、多くは電気品箱10を内側(例えば、室内機本体100の真下)からサービスするビルトイン型空気調和機である。空気吸込口31は室内機本体100下面に配した天井パネル56(図1(b)参照)となり、室内機本体100の背面(第4の側面板41B)は塞がれる形態のため、サービス用のアクセス方法としては室内機本体100の内側から電気品箱10を正面に見る格好となる。具体的には、作業者は、天井板92の上で、室内機本体100の下面のフラットパネルを外し、天井板92と室内機本体100との間に頭をいれて、メンテナンス作業をする。このため、室内機本体100の角部に内蔵された電気品箱10は、室内機本体100の内側から作業しやすいように構成される電気部品を配置し、第2のカバー部材22を取り外すことによって電気品箱10での作業がなされる。なお、図7は、第2のカバー部材22が取り外された状態である。
この時、施工上の現地接続配線の取り込み口が室内機本体100の複数の面に備えてあり、現地接続配線の配線取込口は選択することを可能としている。本実施形態では、図3に示すように、第1の配線取込口47、第2の配線取込口48を有している。
また、この形態は、天埋め型空気調和機100Aで、室内機本体100の下面にダクトを接続し、室内機本体100の背面を塞ぐ場合においても適用される。
前記したように、電気品箱10は、図3、図7に示す通り、天埋め型空気調和機100Aとビルトイン型空気調和機100Bのそれぞれに適したアクセス方向があり、従来、部品の共用化が課題となっていた。本実施形態では、電気部品を備えた電気品箱10を、室内機本体100の角部で外向きに配置しても内向きに配置してもどちらでも取り付けられるように固定位置を定める。天埋め型空気調和機100Aで電気品箱10が外向きとなる場合には、室内機本体100側面に備えた第1のカバー部材21を開けることで電気品箱10の作業が可能であり、ビルトイン型空気調和機100Bで電気品箱10が内向きとなる場合には、室内機本体100の側面に備えた第1のカバー部材21は室内機本体100の外郭を構成するに留まり、代わりに室内機本体100の内側から見た際に、電気品箱10の蓋となる第2のカバー部材22を開けることで電気品箱10の作業が可能となる。
<<実施形態2>>
本実施例では、空気調和機が設置される時にその周囲部材の構成によって電気品箱10のアクセス方向を変更可能とする室内機の例を説明する。一例として、図1(a)に示す天埋め型空気調和機100Aの室内機において、据付場所の状態によっては天井内周囲にスペースが確保できず、室内機本体100の下面から空気を吸い込む構造としたい要望がある。この場合、電気品箱10へのアクセスはビルトイン型空気調和機100Bと同様に室内機本体100の下面内側からとなり、電気品箱10が外向きのままでは作業性が悪い。ここで、電気品箱10が外向きに取り付けられて出荷した天埋め型空気調和機100Aの室内機を、据付前に電気品箱10の向きを変更することができる。前記した電気品箱10は、取付ネジを外してから室内機本体100の下面側に引き出すことで、室内機本体100で組立時に結線されている内部配線を外すことなく宙吊り状態にすることができる。この状態から電気品箱10を内向きになるように回転し、再び室内機本体100の内部に収納固定することで、据付場所に応じて容易に電気品箱10へのアクセス方向を変更することが可能となる。
従来、ビルトイン型空気調和機100Bで、電気品箱10が室内機本体100内側からのアクセスとなっている場合、または、実施形態2に示す天埋めタイプで電気品箱10へのアクセス方向を内側からに変更した場合、第2のカバー部材22を取り外して電気箱の作業を行うが、この場合、室内機本体100の内側が電気品箱10の真正面となるため、機内の送風機33、ファンモータ32といった部品が障害となり、作業性を確保できない課題があった。図6(c)、図8に示すように、サービス時には、内向きとなっている電気品箱10を引き出す形で下方に降ろし、その途中で筐体に引掛け、係止できるような構造とすることで、電気品箱10の作業性を確保することができる。
本実施形態では、共通化された電気品箱10が室内機本体100内に配設されており、室内機の組立て時、または据付前に電気品箱10の向きを選択できるようにすることで、背面吸い込み時には室内機本体100の外側正面から、下面吸い込み時には室内機本体100の内側正面から電気品箱の作業することができる。
本実施形態では、室内機本体100に埋設される箱状の電気品箱10と、背面吸い込み時、室内機本体100の外側から作業するときに開けると電気品箱10が見えるようになる第1のカバー部材21、および下面吸い込み時、室内機本体100の内側から作業するときに開けると電気品箱10が見えるようになる第2のカバー部材22が設けられ、本体の組立て時、または据付時に電気品箱を任意の方向に取り付けられる。
本実施形態によれば、空気調和機の室内機において、天埋め型空気調和機とビルトイン型空気調和機の電気品箱10を共通化することが可能となり、生産効率の向上、原価低減の効果がある。また背面吸い込みの天埋め型空気調和機で下面吸い込みの要望があった場合にも、据付前に電気品箱10の向きを変更することでサービス性を確保できる効果がある。
10 電気品箱
11 開口面
12 取付フランジ
13 取付フランジ
14 第2のカバー取付フランジ
15 第2のカバー取付フランジ
17 係止部
18 配線取込口
19 配線取込口
21 第1カバー部材
22 第2カバー部材
23 第1カバー取付ネジ(締結手段)
24 取付フランジ
25 第2カバー取付ネジ(締結手段)
31 空気吸込口
32 ファンモータ
33 送風機
34 熱交換器
35 空気吹出口
41 側面
46 フランジ
47 第1の配線取込口
48 第2の配線取込口
51 吹出ダクト
52 吹出グリル
53 フィルタボックス
54 吸込ダクト
55 吸込グリル
56 天井パネル
61,62,63,64 取付ネジ(締結手段)
100A 天埋めタイプ空気調和機
100B ビルトインタイプ空気調和機
100 室内機本体

Claims (4)

  1. 熱交換器及び送風機を収納した室内機本体を有し、電気品を収納した電気品箱が該室内機本体内に配設され、
    前記電気品箱は、開口面を有し、該室内機本体の側面に対し、該開口面が外側に向く位置と、該開口面が内側に向く位置で、該室内機本体に固定して取付け可能に構成され、
    前記室内機本体の側面に対し前記開口面が外側に向く位置に取付けされた場合に、前記電気品箱の前記開口面を覆う第1のカバー部材と、前記開口面に対向する背面に対向して設置される第2のカバー部材とを備え、
    前記開口面が内側に向く位置に取付けされた場合、前記第2のカバー部材が前記開口面を覆うように構成され、
    前記室内機本体の側面に対し前記開口面が外側に向く位置に取付けされた場合に、
    前記第1のカバー部材は、前記室内機本体の側面に取付けられており、
    前記第2のカバー部材は、前記電気品箱の前記開口面に対向する面の外面に取付けられている
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 熱交換器及び送風機を収納した室内機本体を有し、電気品を収納した電気品箱が該室内機本体内に配設され、
    前記電気品箱は、開口面を有し、該室内機本体の側面に対し、該開口面が外側に向く位置と、該開口面が内側に向く位置で、該室内機本体に固定して取付け可能に構成され、
    前記室内機本体の側面のうち、前記電気品箱の前記開口面に対向する面および隣接する面に、配線取込口が設けられている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記室内機本体の側面に対し、前記開口面が内側に向く位置に取付けされた場合、前記電気品箱をメンテナンス時に下方に降ろす途中で、前記電気品箱が前記室内機本体の筐体に係止される係止部が前記電気品箱に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記空気調和機は、天埋め型空気調和機、または、ビルトイン型空気調和機である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の空気調和機。
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