JPH0733827Y2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0733827Y2
JPH0733827Y2 JP1992089098U JP8909892U JPH0733827Y2 JP H0733827 Y2 JPH0733827 Y2 JP H0733827Y2 JP 1992089098 U JP1992089098 U JP 1992089098U JP 8909892 U JP8909892 U JP 8909892U JP H0733827 Y2 JPH0733827 Y2 JP H0733827Y2
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JP1992089098U
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治 里見
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サミー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、いわゆるパチンコ機
等のように遊技球を弾球することによって遊技を行なう
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、賞球数
が表示された複数の表示板と、各表示板を照明する個々
のランプとを備え、各ランプが点灯することで、当該表
示板に表示された賞球数を浮かび上がらせていた(特開
昭57−52472号公報)。 上記ランプは、遊技球が
入賞孔に入賞し、内部の入賞検知装置により検出される
度に、1個ずつ点灯する。そして、点灯中のランプは、
賞球払い出し装置が作動し、当該表示された賞球数の賞
球が排出されると、消灯する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の遊技機では、現在、未払い賞球数を遊技者が把握する
ことが困難であるという問題点があった。 すなわち、ラ
ンプの点灯中の表示板に表示された賞球数を遊技者が計
算しなければ、未払い賞球数の総数を遊技者が把握でき
ない。しかし、賞球数の計算が面倒であるばかるでな
く、賞球数の計算が面倒であるので、遊技者が遊技に集
中できなくなってしまう。特に賞球数の計算中に、賞球
払い出し装置の作動により、ランプが次々に消灯した
り、逆に入賞球の発生により、消灯中のランプが次々に
点灯してしまうので、賞球数の正確な計算は困難であっ
た。
【0004】そこで、本考案は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、遊技者により未払い賞球数の把握が容易
であるばかりでなく、賞球の払い出しに要する時間が短
縮でき、遊技の迅速化が図れるようにした遊技機を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の遊技機
は、利益付与装置が、異なる数(例えば「15」個や
「30」個)の賞球を払い出す少なくとも2台の賞球払
出装置(6,6a)から構成されるとともに、入賞検知装置
(5,5a)からの入賞信号(7,7a)の入力にもとづいて、予め
設定された賞球数を加算するとともに、前記少なくとも
2台の賞球払出装置(6,6a)にそれぞれ接続され、各賞球
払出装置(6,6a)からそれぞれ出力される各作動信号(8,8
a)の入力にもとづいて、当該賞球払出装置(6,6a)から払
い出される賞球数を、前記加算値から減算して未払い賞
球数を演算する演算装置(9)と、この演算装置(9)の演算
値を表示するデジタル表示装置(3)とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作 用】したがって、請求項1記載の考案によれば、
遊技球が入賞孔(4,4a)に入賞し、入賞検知装置(5,5a)に
より検出されると、入賞検知装置(5,5a)から演算装置
(9)に入賞信号(7,7a)が出力される。 演算装置(9)は入賞
信号(7,7a)を入力すると、当該入賞信号(7,7a)にもとづ
いて、予め設定された賞球数を加算する。
【0007】演算装置(9)の加算値は、デジタル表示装
置(3)に表示される。一方、入賞検知装置(5,5a)からの
入賞信号(7,7a)にもとづいて、異なる数(例えば「1
5」個や「30」個)の賞球を払い出す少なくとも2台
の賞球払出装置(6,6a)のいずれか一方乃至は両方が作動
する。そして、作動した賞球払出装置(6,6a)からは、
算装置(9)に作動信号(8,8a)がそれぞれ出力される。演
算装置(9)は作動信号(8,8a)を入力すると、当該作動信
号(8,8a)にもとづいて、当該作動信号(8,8a)が出力され
た賞球払出装置(6,6a)から払い出される賞球数を、前記
加算値から減算して未払い賞球数を演算する。
【0008】演算装置(9)の演算値は、デジタル表示装
置(3)に表示される。
【0009】
【実施例】図1〜2は、本考案の一実施例を示すもので
あり、図1は遊技機の概略正面図、図2は遊技機のブロ
ック図をそれぞれ示す。 図1中、1は、遊技機、2はそ
の盤面、3は盤面に設けられたデジタル表示装置であ
る。
【0010】上記デジタル表示装置3には、例えば7セ
グメントが使用され、未払い賞球数を3桁の数字で表示
している。もちろん、7セグメント表示のほか、液晶表
示等種々の手段が取り得ることはいうまでもない。 上記
盤面2には、図1に示すように、複数の入賞孔4,4a
が設けてある。複数の入賞孔4,4aは、入賞価値に差
があり、一方の入賞孔4に遊技球が入賞すると、15個
の賞球が発生する。これに対し、他方の入賞孔4aに遊
技球が入賞すると、30個の賞球が発生する。
【0011】図2中、5,5aは、入賞検知装置、6,
6aは利益付与装置としての賞球払出装置、9は演算装
置である。 上記入賞検知装置5,5aは、図1に示すよ
うに、各入賞孔4,4aにそれぞれ設けられ、各入賞孔
4,4aに入賞した遊技球を1個ずつ検出し、入賞信号
,7aをそれぞれ出力する。そして、入賞検知装置
5,5aには、接触或いは無接触式のセンサーが使用さ
れている。
【0012】前記賞球払出装置6,6aは、図1に示す
ように、各入賞検知装置4,4aからの入賞信号7,7
aにもとづいて、各入賞孔4,4aにそれぞれ対応した
賞球数に見合う利益、本実施例では賞球数に一致した遊
技球を遊技者に払い出す。なお、各入賞孔4,4aに対
応した賞球数に見合う利益として点数を記憶した磁気カ
ード等を遊技者に排出して、遊技球の払い出しにかえて
もよい。
【0013】前記演算装置9は、図1に示すように、入
賞検知装置6,6aからの各入賞信号7,7aの入力に
もとづいて、予め設定された賞球数を加算するととも
に、前記賞球払出装置6,6aからの各作動信号8,8
aの入力にもとづいて、賞球払出装置6,6aから払い
出された賞球数を、前記加算値から減算して未払い賞球
数を演算している。
【0014】つぎに、上記した構成を備えた遊技機1の
動作について説明する。 まず、遊技者が球技球を盤面2
へ弾球することにより、遊技が開始される。 そして、盤
面2を流下する遊技球が、いずれかの入賞孔4,4aに
流入し、入賞検知装置5,5aにより検出されると、図
2に示すように、当該入賞検知装置5,5aから演算装
置9に入賞信号7,7aが出力される。
【0015】演算装置9は入賞信号7,7aを入力する
と、当該入賞信号7,7aにもとづいて、予め設定され
た賞球数を加算する。 演算装置9の加算値は、図1に示
すように、盤面2の前面のデジタル表示装置3に表示さ
れる。 例えば、遊技球が一方の入賞孔4に入賞し、入賞
検知装置5により検出されると、図2に示すように、当
該入賞検知装置5から演算装置9に入賞信号7が出力さ
れる。その結果、演算装置9の初期値が「0」であれ
ば、「15」が加算され、演算値が「15」となる。こ
のため、デジタル表示装置3には、未払い賞球数として
「15」が表示される。
【0016】ついで、遊技球が他方の入賞孔4aに入賞
し、入賞検知装置5aにより検出されると、図2に示す
ように、当該入賞検知装置5aから演算装置9に入賞信
号7aが出力される。その結果、演算装置9の前記加算
値の「15」に、さらに「30」が加算され、演算値が
「45」に増加する。このため、デジタル表示装置3に
は、未払い賞球数として「45」が表示される。
【0017】一方、入賞検知装置5,5aからの入賞信
号7,7aにもとづいて、対応する賞球払出装置6,6
aが作動し、各入賞孔4,4aにそれぞれ対応した賞球
数の遊技球が遊技者に払い出される。その後、当該賞球
払出装置6,6aから演算装置9に作動信号8,8aが
出力される。 演算装置9は作動信号8,8aを入力する
と、当該作動信号8,8aにもとづいて、賞球払出装置
6,6aから払い出された賞球数を、前記加算値から減
算して未払い賞球数を演算する。
【0018】演算装置9の演算値は、図1に示すよう
に、盤面2の前面のデジタル表示装置3に表示される。
例えば、遊技球が一方の入賞孔4に入賞し、入賞検知装
置5により検出されると、図2に示すように、賞球払出
装置6が作動し、「15」個の賞球が遊技者に払い出さ
れる。その結果、演算装置9の前記演算値の「45」か
ら、「15」が減算され、演算値が「30」に減少す
る。このため、デジタル表示装置3には、未払い賞球数
として「30」が表示される。
【0019】ついで、遊技球が他方の入賞孔4aに入賞
し、入賞検知装置5aにより検出されると、図2に示す
ように、賞球払出装置6aが作動し、「30」個の賞球
が遊技者に払い出される。その結果、演算装置9の前記
演算値の「30」から、「30」が減算され、演算値が
「0」に減少する。このため、デジタル表示装置3に
は、未払い賞球数として「0」が表示される。
【0020】また、極めて短時間の間に、5個の遊技球
が一方の入賞孔4に入賞した場合には、5回の入賞信号
7によってデジタル表示装置3に「75」が表示され
る。そして、賞球払出装置6による賞球の払い出しに従
って、デジタル表示装置3の表示値が「75」から順次
「60」、「45」、「30」、「15」、「0」と順
次減算表示される。
【0021】なお、デジタル表示装置3の表示値が、
「30」を越えている場合、例えば「75」の場合に
は、15個払い出す賞球払出装置6を「5」回作動させ
てもよいし、あるいは30個払い出す賞球払出装置6a
を「2」回と、15個払い出す賞球払出装置6を「1」
回作動させてもよい。もちろん、後者の方が、払い出し
回数を減少できて、払い出しに要する時間が短縮でき、
遊技の迅速化を図ることができる。
【0022】また、先の例で、デジタル表示装置3の表
示値が「30」の時に、さらに4個の遊技球が一方の入
賞孔4に入賞した場合には、表示値が「90」となり、
その数字に対応した数の賞球が順次払い出されることと
なる。 本考案は、このように、未払い遊技球数を表示す
るデジタル表示装置3が設けてあるので、入賞に対して
払い出しに時間遅れがあったとしても、入賞回数に対応
した遊技球が払い出されることが確認できる。このた
め、遊技者に不信感を抱かれることがないので、遊技者
が安心して遊技できるばかりでなく、入賞に対応した払
い出しがなされたか否かという、遊技者と店とのトラブ
ルの発生も未然に防止できる。
【0023】なお、両入賞孔4,4aの入賞価値に差を
設けたが、これに限らずに、入賞孔4,4aの入賞価値
を等しく設定してもよい。例えば両入賞孔4,4aの入
賞により、共に15個の賞球を発生させてもよいし、あ
るいは特定の賞態様が達成された場合に、例えば7個の
賞球数を発生させてもよい。また、これに対応させて、
賞球払出装置6,6aの賞球の払い出し個数も自由に設
定可能である。
【0024】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の考案によれば、遊技者により未払い賞球数の把握
容易であるばかりでなく、賞球の払い出しに要する時
間が短縮でき、遊技の迅速化が図れるようにした遊技機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の概略正面図である。
【図2】遊技機のブロック図である。
【符号の説明】1 遊技機 2 盤面3 デジタル表示装置 4,4a 入賞孔 5 入賞検知装置6,6a 利益付与装置としての賞球払出装置 7,7a 入賞信号 8,8a 作動信号 9 演算装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞孔と、 この入賞孔に入賞した遊技球を1個ずつ検出し、入賞信
    号を出力する入賞検知装置と、 この入賞検知装置からの入賞信号にもとづいて、予め設
    定された賞球数に見合う利益を遊技者に付与し、作動信
    号を出力する利益付与装置とを備えた遊技機において、上記利益付与装置は、異なる数の賞球を払い出す少なく
    とも2台の賞球払出装置から構成されるとともに、 前記入賞検知装置からの入賞信号の入力にもとづいて、
    予め設定された賞球数を加算するとともに、前記少なく
    とも2台の賞球払出装置にそれぞれ接続され、各賞球払
    出装置からそれぞれ出力される各作動信号の入力にもと
    づいて、当該賞球払出装置から払い出される賞球数を、
    前記加算値から減算して未払い賞球数を演算する演算装
    置と、 この演算装置の演算値を表示するデジタル表示装置とを
    備えたことを特徴とする遊技機。
JP1992089098U 1992-12-28 1992-12-28 遊技機 Expired - Lifetime JPH0733827Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4538880B2 (ja) * 2000-01-26 2010-09-08 豊丸産業株式会社 遊技機
JP3621627B2 (ja) * 2000-04-28 2005-02-16 株式会社三共 遊技機
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