JPH073364U - 配線孔キャップ装置 - Google Patents

配線孔キャップ装置

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JPH073364U
JPH073364U JP3294993U JP3294993U JPH073364U JP H073364 U JPH073364 U JP H073364U JP 3294993 U JP3294993 U JP 3294993U JP 3294993 U JP3294993 U JP 3294993U JP H073364 U JPH073364 U JP H073364U
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wiring protection
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線を通した状態で使用する際にキャップを
紛失することがなく、配線孔閉塞時のキャップを安定し
て支持することができるとともに、取扱いの便利な配線
孔キャ配線を提供する。 【構成】 一端が配線保護枠7に枢着されたキャップ8
の他端部を内方に向けて押し込むか、又はキャップ8に
設けられた内向きの突片15を内方から手前に引き込むこ
とによりキャップ8を開き、配線保護枠7に配線を挿通
させることができるとともに、配線を挿通させないとき
は、キャップ8を閉じておくことにより、キャップ8は
枢着部分と保持手段12とにより、配線保護枠7に対して
安定して保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線孔キャップ装置に関し、特に机や間仕切りパネル等に設置され るOA機器用配線孔キャップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の配線孔キャップ装置は机やパネル等に設けられた開口に嵌合さ れた配線保護枠にキャップ(又はカバー)を着脱自在に載置し、OA機器等の配線 を通す場合、キャップを取り外すようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような配線孔キャップ装置は、配線保護枠とキャップは別 々になっているので、キャップを取外した後、キャップを保管しなければならず 、長期保管の場合はキャップを紛失するおそれがあったり、他物が当ることによ り、キャップが不意に外れて机から脱落したり、キャップの着脱操作が面倒であ る等の問題点があった。
【0004】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、配線を通した状態 で使用する際にキャップを紛失することがなく、配線孔閉塞時のキャップを安定 して支持することができるとともに、取扱いの便利な配線孔キャップ装置を提供 することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、板体に穿設した配線孔に、額縁状の配 線保護枠を嵌着し、配線保護枠にその開口部を閉塞するキャップの一端部を枢着 するとともに、キャップの他端部中央とそれに対向する配線保護枠とに、互いに 係合することによりキャップを前記開口を閉塞する位置に保持する保持手段を設 け、該保持手段を、配線保護枠より内方に向かって延出する舌片と、キャップよ り内方へ向かって延出する突片とのいずれか一方に設けた突起と、他方に設けら れ、かつ前記突起が係合する係合孔とからなるものとし、かつ前記舌片と突片と の少なくとも一方を弾性撓曲可能としたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
一端が配線保護枠に枢着されたキャップの他端部を内方に向けて押し込むか、 又はキャップに設けられた内向きの突片を内方から手前に引き込むことによりキ ャップを開き、配線保護枠に配線を挿通させることができるとともに、配線を挿 通させないときは、キャップを閉じておくことにより、キャップは枢着部分と保 持手段とにより、配線保護枠に対して安定して保持される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、添付図面を参照して説明する。 図1は、机(1)を後方より見た背面図で、机(1)の天板(2)の後端一側部には 、天板(1)上に載置したOA機器等(図示略)の電源コードや接続コード等の配線 (3)(想像線で示す)を下方に挿通させるための切欠部(4)が設けられている。
【0008】 切欠部(4)を通った配線(3)を、机(1)の内方に取り込むため、図2及び図3 に示すように、机(1)の後面を覆う板体である後面板(5)の適所に、方形の配線 孔(6)が穿設されている。
【0009】 この配線孔(6)には、方形の額縁状をなす合成樹脂製の配線保護枠(7)が嵌着 されている。
【0010】 配線保護枠(7)は、方形枠状をなし、かつ後面板(5)の後面に当接する鍔部(7 a)と、鍔部(7a)より机(1)の前方に向かって延出し、全体としてほぼ角筒状をな して配線孔(6)内に嵌合された複数の内向き片(7b)と、両側部の内向き片(7b)の 中位部と上下部の内向き片(7b)の左右両側部とに設けられ、内向き片(7b)を配線 孔(6)に後方より嵌合したとき、後面板(5)の前面に係合して、配線保護枠(7) を配線孔(6)より抜け止めする弾性撓曲可能な山形の係止片(7c)とからなってい る。
【0011】 (8)は、配線保護枠(7)の開口部(7d)を閉塞する方形板状の合成樹脂製キャッ プで、その下端両側部より前方に延出する突片(9)の外側面に突設した短寸の突 軸(10)を、配線保護枠(7)における両側下部の内向き片(7b)に穿設した軸受孔(1 1)に嵌合することにより、図3に実線で示すように、配線保護枠(7)の開口部(7 d)を閉塞する閉塞位置と、同じく想像線で示すように、配線保護枠(7)の下部よ り後面板(5)の内方に垂下する開放位置とに回動しうるようになっている。
【0012】 キャップ(8)の上端中央部と、それに対向する配線保護枠(7)とには、互いに 係合することによりキャップ(8)を閉塞位置に保持する保持手段(12)が設けられ ている。
【0013】 保持手段(12)は、配線保護枠(7)より前方に向かって延出し、かつ内向き片(7 b)の一部をなす弾性撓曲可能な舌片(13)の先端部下面に設けられた山形の突起(1 4)と、キャップ(8)の上端中央部より前方に向かって延出する突片(15)の中間部 に穿設され、キャップ(8)を閉塞位置としたとき、上記突起(14)が嵌合するよう にした係合孔(16)とからなっている。
【0014】 また本実施例においては、突片(15)の先端部を丸めて、突片(15)を、キャップ (8)を机の前方より開閉する際の取手として使用できるようにしてある。
【0015】 キャップ(8)の両側の上方の角部には、L字状の切り込み(17)を付設すること により、方形の切除可能部(8a)を設け、このいずれかの切除可能部(8a)を、切り 込み(17)に沿って引きちぎることにより、その後に配線(3)を挿通させうるよう にしている。
【0016】 本実施例は、上記のような構成としたので、後面板(5)の後方より、キャップ (8)の上部を前方に押し込むか、又は机(1)の前方より、突片(15)を手前に引く ことにより、キャップ(8)を開き、挿通させようとする配線(3)の束が細い場合 は、いずれか一方又は両方の切除可能部(8a)を切り込み(17)に沿って引きちぎり 、配線(3)がその引きちぎられた部分を通るようにして、キャップ(8)を閉め直 すことにより、配線(3)を体裁よく後面板(5)に貫通させることができる。
【0017】 また、配線(3)の束が太い場合は、キャップ(8)を開いたままの状態で、配線 保護枠(7)内を挿通させることができる。 このとき、キャップ(8)は、配線保護枠(7)に枢着されたままであり、完全に 分離されることはないので、キャップ(8)が紛失することはない。
【0018】 また、キャップ(8)をその下端部で配線保護枠(7)に枢着するとともに、キャ ップ(8)の上端部中央とそれに対向する配線保護枠(7)の上部中央との間に保持 手段(12)を設け、かつキャップ(8)の切除可能部(8a)を、保持手段(12)の両側方 に設けたので、キャップ(8)を閉塞位置としたときのキャップ(8)の保持が安定 するとともに、切除可能部(8a)を広くすることができる。
【0019】 なお、上記実施例においては、舌片(13)を弾性撓曲可能としたが、キャップ( 8)の突片(15)を弾性撓曲可能とし、舌片(13)を剛体としたり、又は舌片(13)と 突片(15)の両方を弾性撓曲可能としてもよい。
【0020】 また、配線保護枠(7)より前方に向かって延出する舌片(13)に係合孔を設け、 かつキャップ(8)の上端中央部より前方に向かって延出する突片(15)に特記を設 けて、それらを互いに係合させるようにしてもよい。 さらに、キャップ(8)に切除可能部(8a)を設けないで実施してもよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案によると、次のような効果を奏する。 (a) キャップが常時配線保護枠に枢着され、分離されることがないので、キ ャップが紛失することがない。
【0022】 (b) キャップの一端部を配線保護枠に枢着し、かつキャップの他端部中央を 保持手段により保持するようにしたことにより、配線孔閉塞時のキャップを安定 して支持することができる。
【0023】 (c) 板体の外方からキャップの他端部を内方に向けて押し込むか、又は板体 の内方からキャップに設けられた内向きの突片を手前に引き込むことにより、キ ャップを板体の内外いずれの方向からでも簡単に開くことができ、取扱いが便利 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を備える机の一例を示す背面
図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】図2のB−B線拡大断面図である。
【符号の説明】
(1)机 (2)天板 (3)配線 (4)切欠部 (5)後面板(板体) (6)配線孔 (7)配線保護枠 (7a)鍔部 (7b)内向き片 (7c)係止片 (7)開口部 (8)キャップ (8a)切除可能部 (9)突片 (10)突軸 (11)軸受孔 (12)保持手段 (13)舌片 (14)突起 (15)突片 (16)係合孔 (17)切り込み

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板体に穿設した配線孔に、額縁状の配線
    保護枠を嵌着し、配線保護枠にその開口部を閉塞するキ
    ャップの一端部を枢着するとともに、キャップの他端部
    中央とそれに対向する配線保護枠とに、互いに係合する
    ことによりキャップを前記開口を閉塞する位置に保持す
    る保持手段を設け、該保持手段を、配線保護枠より内方
    に向かって延出する舌片と、キャップより内方へ向かっ
    て延出する突片とのいずれか一方に設けた突起と、他方
    に設けられ、かつ前記突起が係合する係合孔とからなる
    ものとし、かつ前記舌片と突片との少なくとも一方を弾
    性撓曲可能としたことを特徴とする配線孔キャップ装
    置。
  2. 【請求項2】 キャップを、閉塞位置としたとき、板体
    の外面とほぼ同一面内に位置し、かつ板体の内方に向か
    って回動可能とした請求項1記載の配線孔キャップ装
    置。
  3. 【請求項3】 キャップに設けた内向きの突片を、板体
    の内方よりキャップを開閉する際の取手とした請求項1
    又は2記載の配線孔キャップ装置。
  4. 【請求項4】 板体が、机の後面板である請求項1〜3
    のいずれかに記載の配線孔キャップ装置。
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JP1993032949U JPH083300Y2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 配線孔キャップ装置
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JPH073364U true JPH073364U (ja) 1995-01-20
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JPH083300Y2 (ja) 1996-01-31

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