JPH07335731A - 吸着装置およびその製造方法 - Google Patents

吸着装置およびその製造方法

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JPH07335731A
JPH07335731A JP12506594A JP12506594A JPH07335731A JP H07335731 A JPH07335731 A JP H07335731A JP 12506594 A JP12506594 A JP 12506594A JP 12506594 A JP12506594 A JP 12506594A JP H07335731 A JPH07335731 A JP H07335731A
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JP
Japan
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ceramic plate
adhesive
metal base
thermal expansion
adsorption device
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Application number
JP12506594A
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English (en)
Inventor
Akihiro Endo
明博 遠藤
Teruki Tamagawa
晃樹 玉川
Takahiko Suzuki
貴彦 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体製造プロセスにおいてウェー
ハを静電力、電磁力、真空の吸引力を利用して吸着保持
する吸着装置およびその製造方法に関し、吸着される被
吸着体に対する熱的悪影響を低減することを目的とす
る。 【構成】 ウェーハ20を吸着固定する構成とされてお
り、上記ウェーハ20と接触可能であり所定の熱膨張係
数を有するセラミック板11と、このセラミック板11
を装着し、該セラミック板11と異なる熱膨張係数を有
する金属製のベース12と、この金属製のベース12と
上記セラミック板11とを接着する接着部13と、を有
した吸着装置において、上記接着部13が上記セラミッ
ク板11の熱膨張係数と上記金属製のベース12の熱膨
張係数との差による該セラミック板11の機械的熱的応
力を緩和するようにゲル状に固化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着装置およびその製
造方法に係り、特に、半導体製造プロセスにおいてウェ
ーハを静電力、電磁力、真空の吸引力を利用して吸着保
持する吸着装置およびその製造方法に関する。
【0002】近年、吸着装置には、半導体製造プロセス
での使用が要求され、吸着される被吸着体に対する熱的
悪影響を低減させる必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来の吸着装置は、半導体製造プロセス
においてウェーハの吸着保持に用いられていた。
【0004】この吸着装置としては、静電力を利用して
被吸着体であるウェーハを吸着する構成とされており、
静電力を発生する電極部と、この電極部が埋設され上記
ウェーハと接触可能であるセラミック板と、このセラミ
ック板を接着剤を介して装着する金属製のベースと、を
有したものがある。
【0005】そして、上記接着剤には、エポキシ樹脂等
の耐熱性の接着剤が用いられていた。このエポキシ等の
耐熱性の接着剤を金属製のベースの上面に塗布し、この
接着剤にセラミック板の下面を接着させた状態で、接着
剤を硬化させる加熱処理が施されていた。
【0006】例えば、直径100mm(4インチ)、厚
さ1mmのセラミック板をアルミニウム製の金属製のベ
ースと接着させる場合、120℃の加熱処理でエポキシ
系樹脂の接着剤を硬化させた後、常温に戻す方法が用い
られていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吸着装置にあっては、エポキシ系樹脂等の耐熱性の接着
剤が耐熱性および放熱性に優れるが、加熱されると硬さ
(JIS−A)が大きくなり過ぎる。
【0008】このため、該接着剤の加熱処理において、
セラミック板の熱膨張係数と金属製のベースの熱膨張係
数との違いによるセラミック板の機械的熱的応力を緩和
できないという課題があった。このため、セラミック板
に機械的変形である反りおよび割れが発生することもあ
った。
【0009】例えば、直径100mm、厚さ1mmのセ
ラミック板をアルミニウム製の金属製のベースと接着さ
せる場合、120℃の加熱処理でエポキシ系樹脂の接着
剤を硬化させた後、常温に戻すと、セラミック板には、
100〜200μm程度の反りが発生していた。
【0010】また、吸着装置は、イオンエッチング装置
またはCVD(Chemical Vapor Deposition)装置に組
み込まれ、ウェーハを装置内の所定位置に固定するため
に、用いられる。
【0011】このイオンエッチング装置によるエッチン
グ処理においては、加熱雰囲気下で行われることが多い
が、上記のようにセラミック板の反りが発生すると、ウ
ェーハの裏面とセラミック板の上面との密着性が悪くな
り、ウェーハからセラミック板に伝導された熱を金属製
のベースへ放熱することができず、ウェーハの温度分布
が悪くなってしまった。
【0012】また、CVD装置においては、反応速度を
早めるために金属製のベースを加熱することにより、ウ
ェーハを所定温度に加熱する場合があり、この場合にお
いては、セラミック板の上面とウェーハの裏面との密着
性が悪いことに起因して、ウェーハの表面温度にバラツ
キが生じ、ウェーハの表面に均一な薄膜を形成できない
ことがあった。
【0013】このウェーハの温度分布を図8(A)に示
す。図8(A)は、ウェーハを所定温度に加熱すると共
に、室温のガスをウェーハ表面に流したときと流さなか
ったときの結果を示す。室温のガスを流したときも、流
さなかったときも、ウェーハ中心部の温度とウェーハ周
縁部の温度とには、30℃程度の違いが生じてしまうも
のであった。なお、この場合のセラミック板の直径は、
6インチである。
【0014】そして、接着部に気泡が入った状態でウェ
ーハが吸着されると、その部分のセラミック板と金属製
のベースとの熱伝導率が悪くなり、ウェーハの温度が局
所的に高くなり、ウェーハ上のレジストが焦げたり、ウ
ェーハのエッチング特性または成膜特性に悪影響を与え
ることがあった。
【0015】さらに、接着部の材質としては、半導体プ
ロセスの塩素雰囲気などの化学薬品との耐食性が考慮さ
れないと、接着部が化学薬品の雰囲気で侵食され、セラ
ミック板の剥がれが発生し、結果的には、ウェーハの温
度分布が異常となり、正常なエッチングまたは成膜の妨
げとなった。
【0016】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、吸着される被吸着体に対する熱的悪影響を低減
できる吸着装置およびその製造方法を提供することを、
その目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
の構成で解決される。
【0018】請求項1の発明は、被吸着体と接触可能で
あり所定の熱膨張係数を有するセラミック板と、このセ
ラミック板を支持し、該セラミック板と異なる熱膨張係
数を有する金属製のベースと、この金属製のベースと上
記セラミック板とを接着する接着部と、を備え、上記被
吸着体を吸着固定する構成とされた吸着装置において、
上記接着部をゲル状に固化した状態を有する構成とした
ことを特徴とするものである。
【0019】また請求項2の発明は、被吸着体と接触可
能であり所定の熱膨張係数を有するセラミック板と、こ
のセラミック板を支持し、該セラミック板と異なる熱膨
張係数を有する金属製のベースと、この金属製のベース
と上記セラミック板とを接着する接着部と、を備え、上
記被吸着体を吸着固定する構成とされた吸着装置におい
て、上記接着部をゴム状に固化した状態を有する構成と
したことを特徴とするものである。
【0020】また請求項3の発明は、上記接着部を複数
の層が積重なる構成としたことを特徴とする吸着装置で
ある。
【0021】また請求項4の発明は、上記接着部を被覆
し、耐食性を有した保護部を更に備える構成としたこと
を特徴とする吸着装置である。
【0022】また請求項5の発明は、被吸着体と接触可
能であるセラミック板と、このセラミック板を支持する
金属製のベースと、この金属製のベースと上記セラミッ
ク板とを接着する接着部と、を備え、上記被吸着体を吸
着固定する構成とされた吸着装置において、上記接着部
を無気泡状態に構成したことを特徴とするものである。
【0023】また請求項6の発明は、被吸着体と接触可
能であり所定の熱膨張係数を有するセラミック板と、こ
のセラミック板を支持し、該セラミック板と異なる熱膨
張係数を有する金属製のベースと、この金属製のベース
と上記セラミック板とを接着する接着部と、を備え、上
記被吸着体を吸着固定する構成とされた吸着装置を製造
する吸着装置の製造方法において、上記接着部をゲル状
に固化した状態に形成する構成としたことを特徴とする
ものである。
【0024】また請求項7の発明は、被吸着体と接触可
能であり所定の熱膨張係数を有するセラミック板と、こ
のセラミック板を支持し、該セラミック板と異なる熱膨
張係数を有する金属製のベースと、この金属製のベース
と上記セラミック板とを接着する接着部と、を備え、上
記被吸着体を吸着固定する構成とされた吸着装置を製造
する吸着装置の製造方法において、上記接着部をゴム状
に固化した状態に形成する構成としたことを特徴とする
ものである。
【0025】また請求項8の発明は、上記接着部を複数
の層が積重なるように形成する構成としたことを特徴と
する吸着装置の製造方法である。
【0026】また請求項9の発明は、上記接着部を被覆
するように耐食性を有した保護部を形成する構成とした
ことを特徴とする吸着装置の製造方法である。
【0027】また請求項10の発明は、被吸着体と接触
可能であるセラミック板と、このセラミック板を支持す
る金属製のベースと、この金属製のベースと上記セラミ
ック板とを接着する接着部と、を備え、上記被吸着体を
吸着固定する構成とされた吸着装置を製造する吸着装置
の製造方法において、上記接着部を無気泡状態に形成す
る構成としたことを特徴とするものである。
【0028】
【作用】上述のように、請求項1または2の発明に係る
吸着装置は、接着部をゲル状またはゴム状に固化した状
態を有する構成としたので、セラミック板の熱膨張係数
と金属製のベースの熱膨張係数との差による該セラミッ
ク板の機械的熱的応力が接着部に緩和され、セラミック
板の機械的変形が防止されるように作用する。
【0029】また、請求項3の発明に係る吸着装置は、
接着部を複数の層が積み重なる構成としたので、接着部
の厚さが単層の場合より厚くなるように作用する。
【0030】また、請求項4の発明に係る吸着装置は、
接着部を被覆し、耐食性を有した保護部更に備える構成
としたので、塩素などの化学薬品の雰囲気から接着部が
保護部で保護されるように作用する。
【0031】また、請求項5の発明に係る吸着装置は、
接着部を無気泡状態に構成したので、セラミック板と金
属製のベースとの間における熱伝導率を減少させないよ
うに作用する。
【0032】また、請求項6または7の発明に係る吸着
装置の製造方法は、接着部をゲル状またはゴム状に固化
した状態に形成する構成としたので、この接着部を有す
る吸着装置を製造するように作用する。
【0033】また、請求項8の発明に係る吸着装置の製
造方法は、接着部を複数の層積み重なるように形成する
構成としたので、この接着部を有する吸着装置を製造す
るように作用する。また、請求項9の発明に係る吸着装
置の製造方法は、接着部を被覆するように耐食性を有し
た保護部を形成する構成としたので、この保護部を有す
る吸着装置を製造するように作用する。
【0034】また、請求項10の発明に係る吸着装置の
製造方法は、接着部を無気泡状態に形成する構成とした
ので、この接着部を有する吸着装置を製造するように作
用する。
【0035】
【実施例】図1に、本発明の吸着装置の一実施例である
静電チャック10の構成図を示す。
【0036】図1(A)は平面図を示し、図1(B)は
図1(A)のB−B線に沿う断面図(1点鎖線Aより左
側)および正面図(1点鎖線Aより右側)を示し、図1
(C)は図1(B)の円Cの拡大断面図を示し、図1
(D)は図1(B)の円Dの拡大断面図を示す。
【0037】この静電チャック10は、半導体プロセス
のRIE(反応性イオンエッチング装置)またはCVD
装置の下部位置に配設されるものであり、被吸着体とな
るウェーハ20(2点鎖線で示す)を静電力により吸着
固定する。
【0038】静電チャック10は、内部に電極部15が
埋設され、上面11aが上記ウェーハ20の裏面と接触
可能であり、所定の熱膨張係数を有し、熱伝導性の良好
なセラミック板11と、このセラミック板11の下面を
上面12bで支持し、該セラミック板11と異なる熱膨
張係数を有するアルミニウム製の金属製のベース12
と、この金属製のベース12の上面12bと上記セラミ
ック板11の下面とを接着する接着部13と、を有す
る。
【0039】上記ウェーハ20の表面および裏面、セラ
ミック板11の上面(11a)および下面、金属製のベ
ース12の上面12bは、従来と同様に平滑面とされ
る。
【0040】セラミック板11の直径は5インチであ
る。
【0041】上記接着部13は、上記セラミック板11
の熱膨張係数と上記金属製のベース12の熱膨張係数と
の差による該セラミック板11の機械的熱的応力を緩和
し、複数の層に形成され、耐食性を有した保護部14で
被覆され、接着性の部材で満たされる構成とされる。
【0042】この接着部13の材質としては、シリコン
系樹脂の様な高弾性で柔らかく固化する接着剤が使用さ
れる。例えば、120℃3分にて加熱処理されることに
より、ゲル状に固化し、硬さが60(JIS−A)より
はるかに小さく、針入度が60(JIS K222
0)、熱伝導率が1.8×10-3(cal/cm・℃・
sec)、絶縁破壊耐圧が12kV/mm、体積抵抗率
が5.0×1014(Ωcm)、誘電率が4.0(1MH
z)、誘電正接が0.001(1MHz)となる接着剤
が適している。
【0043】または、ゴム状に固化し、比重が2.7、
硬さが85(JIS−A)、引張強さ50kg/c
2 、伸び30%、熱伝導率が4.5×10-3(cal
/cm・℃・sec)、絶縁破壊耐圧が25kV/m
m、体積抵抗率が2.0×1014(Ωcm)、引張剪断
接着強さ30(kg/cm2 ,アルミ/アルミ)となる
接着剤が適している。
【0044】電極部15は図2に示すような形状であ
る。図2(A)は平面図を示し、図2(B)は図2
(A)の破線で囲まれたA部の拡大図を示す。
【0045】図2に示すように、電極部15は正電極1
5aおよび負電極15bの導電金属板を有し、正電極1
5aおよび負電極15bが絶縁部15cにより電気的に
絶縁され、放射状に形成されている。
【0046】正電極15aには、図1のリード棒15d
を介して、半導体プロセスのRIE装置またはCVD装
置から750Vの直流電圧が供給される。負電極15b
には、図1のリード棒15eを介して、−750Vの直
流電圧が供給される。
【0047】正電極15aには正電圧が印加され、負電
極15bには負電圧が印加される構成とされている。
【0048】このように、正電極15aおよび負電極1
5bにそれぞれ直流電圧を印加することにより、セラミ
ック板11上に載置されるウェーハ20に誘電分極を起
こし、これにより、ウェーハ20に誘起される正負の電
荷の静電力により、ウェーハ20は静電チャック10に
吸着される。
【0049】保護部14は、セラミック板11と金属製
のベース12とを接着部13で接着させた状態で形成さ
れる外周の溝12aの全周に沿って充填され、接着部1
3をエッチング時のサイドエッチまたは塩素などの化学
薬品から保護するものでる。この保護部14の材質とし
ては、エポキシ系またはポリイミド系の熱硬化性樹脂が
適している。セラミック板11および金属製のベース1
2と良好に密着し、セラミック板11および金属製のベ
ース12との間に隙間が生じないからである。
【0050】16は、金属製のベース12を加熱する加
熱部である。
【0051】次に、図3〜図7を用いて図1の静電チャ
ック10の製造方法を説明する。
【0052】図3は図1の静電チャックの製造方法を説
明するための図、図4は図3(C)に続く図1の静電チ
ャックの製造方法を説明するための図、図5は図1の接
着部13および保護部14の形成の工程図、図6は図5
の複数の層形成工程を説明するための図、図7は図5の
気泡除去工程を説明するための図である。
【0053】先ず、図3(A)に示す形状に金属製のベ
ース12を製作する。シリコン系の接着剤を真空中に放
置し、接着剤そのものに混入している気泡を取り除く。
【0054】次に、金属製のベース12の上面12a上
に、図5の複数の層形成工程100、気泡除去工程20
0、最終的固化処理工程300を経て接着部13を形成
し、保護部形成工程400を経て保護部14を形成する
方法を説明する。
【0055】まず、図3および図6を参照して、図5の
複数の層形成工程100を説明する。
【0056】本実施例の接着部13の複数の層形成に用
いるシリコン系の接着剤は、120℃3分の最終的加熱
処理が施されると、撥水性を示し、さらに重ね合わせて
形成することができないものであるが、以下の方法で重
ね合わせて複数の層に厚く形成することができる。
【0057】所定のスクリーン印刷により金属製のベー
ス12の上面12bに数十μmの厚さのシリコン系接着
剤を塗布する(図6の101)。この結果、金属製のベ
ース12の上面12b上に第1の接着層13aが形成さ
れる(図3(B)参照)。
【0058】この塗布後に、上記120℃の半分程度の
温度にて簡易固化処理を行う(102)。この簡易固化
処理の温度は、シリコン系の接触剤が半分程度ゲル状に
固化され表面が撥水性を有しない温度である。
【0059】さらに、簡易固化処理が施された第1の接
着層13aの上に上記スクリーン印刷(101)と同じ
処理を行う(103)。この結果、シリコン系接着剤が
2層に形成される。すなわち、金属製のベース12の上
面12b上に第1の接着層13aおよび第2の接着層1
3bが形成される(図3(C)参照)。
【0060】さらに、上記簡易処理(102)と同じ処
理を行い(104)、さらに、上記スクリーン印刷(1
01)と同じ処理を行う(105)。この結果、シリコ
ン系接着剤が3層に形成される。すなわち、金属製のベ
ース12の上面12b上に第1の接着層13a、第2の
接着層13bおよび第3の接着層13cが形成される
(図3(D)参照)。
【0061】このように、スクリーン印刷と簡易熱処理
とを処理を繰り返すことにより、接着層13a、13
b、13cを3層に均一に厚く塗布したものの形成が可
能となる。
【0062】次に、図3および図7を参照して図5の気
泡除去工程200を説明する。
【0063】図3(D)の状態で第3の接着層13c上
にセラミック板11を重ね合わせる(図7の201)。
【0064】この後、セラミック板11および金属製の
ベース12同士を互いに押し付けながら、真空中に放置
する(202)。この結果、セラミック板11の下面と
接着層13a,13b,13cとの隙間および金属製の
ベース12の上面12bと接着層13a,13b,13
cとの隙間に混入している気泡が除去される。
【0065】シリコン系接着剤の場合、1torr、1
80秒の処理時間でウェーハ20の温度分布特性に悪影
響を与える気泡を除去することができる。
【0066】次に、図5の最終的固化処理工程300を
行う。
【0067】この工程は、真空中で重ね合わせた接着層
13a,13b,13cの全体をゲル状に固化させる温
度である120℃3分の熱処理を行い、大気中に取り出
す。この結果、接着層13a,13b,13cがゲル状
またはゴム状に固化し、気泡が除去され、接着部材で満
たされた接着部13を形成することができる。
【0068】すなわち、接着部13は、ゲル状またはゴ
ム状に固化した状態を有し、3個の層が積み重なり、厚
さが1層の3倍の0.1mm程度となり、内部の気泡が
除去され、無気泡状態となる。
【0069】次に、図5の保護部形成工程400を説明
する。
【0070】まず、セラミック板11の下面と金属製の
ベース12とで構成される溝12a(接着部13の外周
部)の全周(図4(A)参照)にサイドエッチおよび塩
素等の化学薬品雰囲気に侵食されないエポキシ系または
ポリイミド系の接着剤を塗布する。
【0071】この後、120℃の熱処理を行うことによ
り、エポキシ系またはポリイミド系の接着剤が熱硬化さ
れる。
【0072】この結果、接着部13の外周部12aに保
護部14が被覆される(図4(B)参照)。したがっ
て、接着部13は、サイドエッチおよび塩素等の化学薬
品雰囲気から保護部14で保護される。
【0073】このように製造された静電チャック10を
用いてCVD装置でウェーハ20表面に成膜する場合を
説明する。
【0074】このCVD装置においては、反応速度を早
めるために金属製のベース12が加熱部16により加熱
される。この結果、ウェーハ20が所定温度に加熱され
る。この状態で室温のガスでウェーハ20表面の冷却が
行われる場合と行われない場合とがある。
【0075】このときのウェーハ20の表面の温度分布
を図8(B)に示す。室温のガスでウェーハ20の表面
を冷却した場合は、線V,VIに示すように、ウェーハ
20中心部の温度とウェーハ20周縁部の温度の差が1
5℃程度となり、差が従来の半分まで少なくなってい
る。
【0076】また、室温のガスでウェーハ20の表面を
冷却しない場合でも、線IVに示すように、ウェーハ2
0中心部の温度とウェーハ20周縁部の温度の違いが1
5℃程度となり、従来の半分まで少なくなっている。
【0077】この場合においては、ウェーハ20の表面
温度のバラツキが減少し、ウェーハ20の表面に均一な
薄膜を形成することができる。
【0078】したがって、接着部13を耐熱性および放
熱性に優れるものとし、接着部13が加熱されたときの
硬さ(JIS−A)を小さくし、弾性を高め、ゲル状ま
たはゴム状に固化されたため、該接着剤13の加熱処理
において、セラミック板11の熱膨張係数と金属製のベ
ース12の熱膨張係数との違いによるセラミック板11
の機械的熱的応力を緩和することができる。さらに、接
着部13を複数の層に厚く形成したので、上記機械的熱
的応力を更に緩和することができる。
【0079】このため、セラミック板11に機械的変形
である反りおよび割れが発生しないものである。例え
ば、直径100mm、厚さ1mmのセラミック板11を
アルミニウム製の金属製のベース12と接着させる場
合、セラミック板11の上面11aの平面度は0μmで
ある。
【0080】また、このイオンエッチング装置によるエ
ッチング処理においては、加熱雰囲気下で行われること
が多いが、上記のようにセラミック板11の反りが少な
いので、ウェーハ20とセラミック板11との密着性が
悪くならず、ウェーハ20からセラミック板11に伝導
された熱を金属製のベース12へ放熱することができ、
ウェーハ20の温度分布を良好にすることができる。
【0081】また、接着部13がシリコン系の接着剤で
満たされるので、接着部13内に気泡が存在しない。
【0082】この状態でウェーハ20が吸着されても、
セラミック板11と金属板12との間の熱伝導率が悪く
ならない。この結果、ウェーハ20の温度が局所的に高
くならない。ウェーハ20上のレジストが焦げず、ウェ
ーハ20のエッチャグ特性または成膜特性に悪影響を与
えない。
【0083】さらに、接着部13を保護部14で保護す
るので、接着部13がサイドエッチまたは化学薬品の雰
囲気で侵食されない。この結果、セラミック板11の剥
がれが発生しない。したがって、ウェーハ20の温度分
布が異常とならず、正常なエッチングまたは成膜の妨げ
とならない。
【0084】そして、この静電チャック10は、アルミ
ニウムのエッチング装置において、5万枚以上のウェー
ハ20のエッチング処理が可能となる。すなわち、接着
部13が保護されない静電チャックが約1万枚程度のウ
ェーハ20のエッチング処理しかできなかったことに対
して、本実施例では5倍以上の処理が可能となる。
【0085】なお、本実施例では、吸着装置として、静
電力を利用したものを用いて説明したが、電磁力、真空
の吸引力などの吸着装置に用いられてもよい。
【0086】
【発明の効果】以上のように請求項1または2の発明に
よれば、接着部をゲル状またはゴム状に固化した状態を
有する構成としたので、セラミック板の熱膨張係数と金
属製のベースの熱膨張係数との差による該セラミック板
の機械的熱的応力が接着部に緩和され、セラミック板の
機械的変形を防止することができる。このため、セラミ
ック板と被吸着体とを密着状態にすることができ、吸着
される被吸着体に対する熱的悪影響を低減させることが
できる。
【0087】すなわち、被吸着体に印可された熱を放熱
したい場合には、被吸収体に印可された熱は、被吸収体
からセラミック板を経て金属製のベースへ効率よく熱伝
導される。このため、被吸収体の温度が異常に上昇する
のを防止することができる。また被吸収体を加熱したい
場合には、金属製のベースに印可された熱は、セラミッ
ク板を経て被吸収体を均一に加熱することが可能とな
る。
【0088】また、請求項3の発明によれば、接着部を
複数の層が積み重なる構成としたので、接着部の厚さを
単層の場合より厚くすることができる。このため、セラ
ミック板の熱膨張係数と金属製のベースの熱膨張係数と
の差による該セラミック板の機械的熱的応力を接着部に
よって更に緩和させることができる。
【0089】また、請求項4の発明によれば、接着部を
被覆し、耐食性を有した保護部を更に備える構成とした
ので、塩素などの化学薬品の雰囲気から接着部を保護部
で保護することができる。このため、化学薬品の雰囲気
と接着部を接触させない。したがって、接着部が化学薬
品の雰囲気に侵され易い場合でも、接着部を化学薬品の
雰囲気に侵食されないようにすることができる。
【0090】また、請求項5の発明によれば、接着部を
無気泡状態に構成したので、セラミック板と金属製のベ
ースとの間における熱伝導効率を減少させることがな
い。
【0091】また、請求項6または7の発明によれば、
接着部をゲル状またはゴム状に固化した状態に形成する
構成としたので、この接着部を有する吸着装置を製造す
ることができる。また、請求項8の発明によれば、接着
部を複数の層が積み重なるように形成する構成としたの
で、この接着部を有する吸着装置を製造することができ
る。
【0092】また、請求項9の発明によれば、接着部を
被覆し、耐食性を有した保護部を形成する構成としたの
で、この保護部を有する吸着装置を製造することができ
る。また、請求項10の発明によれば、接着部を無気泡
状態に形成する構成としたので、この接着部を有する吸
着装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の静電チャックの電極部を示す図である。
【図3】図1の静電チャックの製造方法を説明するため
の断面図である。
【図4】図3(D)に続く図1の静電チャックの製造方
法を説明するための断面図である。
【図5】図1の接着部および保護部の形成の工程図であ
る。
【図6】図5の複数の層形成工程を説明するための図で
ある。
【図7】図5の気泡除去工程を説明するための図であ
る。
【図8】ウェーハ表面の温度分布を示す図である。
【符号の説明】
10 静電チャック 11 セラミック板 12 金属製のベース 13 接着部 14 保護部 15 電極部 16 加熱部 20 ウェーハ(被吸着体)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吸着体(20)と接触可能であり所定
    の熱膨張係数を有するセラミック板(11)と、 このセラミック板(11)を支持し、該セラミック板
    (11)と異なる熱膨張係数を有する金属製のベース
    (12)と、 この金属製のベース(12)と上記セラミック板(1
    1)とを接着する接着部(13)と、を備え、 上記被吸着体(20)を吸着固定する構成とされた吸着
    装置において、 上記接着部(13)をゲル状に固化した状態を有する構
    成としたことを特徴とする吸着装置。
  2. 【請求項2】 被吸着体(20)と接触可能であり所定
    の熱膨張係数を有するセラミック板(11)と、 このセラミック板(11)を支持し、該セラミック板
    (11)と異なる熱膨張係数を有する金属製のベース
    (12)と、 この金属製のベース(12)と上記セラミック板(1
    1)とを接着する接着部(13)と、を備え、 上記被吸着体(20)を吸着固定する構成とされた吸着
    装置において、 上記接着部(13)をゴム状に固化した状態を有する構
    成としたことを特徴とする吸着装置。
  3. 【請求項3】 上記接着部(13)を複数の層が積重な
    る構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の
    吸着装置。
  4. 【請求項4】 上記接着部(13)を被覆し、耐食性を
    有した保護部(14)を更に備える構成としたことを特
    徴とする請求項1、2または3記載の吸着装置。
  5. 【請求項5】 被吸着体(20)と接触可能であるセラ
    ミック板(11)と、 このセラミック板(11)を支持する金属製のベース
    (12)と、 この金属製のベース(12)と上記セラミック板(1
    1)とを接着する接着部(13)と、を備え、 上記被吸着体(20)を吸着固定する構成とされた吸着
    装置において、 上記接着部(13)を無気泡状態に構成したことを特徴
    とする吸着装置。
  6. 【請求項6】 被吸着体(20)と接触可能であり所定
    の熱膨張係数を有するセラミック板(11)と、このセ
    ラミック板(11)を支持し、該セラミック板(11)
    と異なる熱膨張係数を有する金属製のベース(12)
    と、この金属製のベース(12)と上記セラミック板
    (11)とを接着する接着部(13)と、を備え、上記
    被吸着体(20)を吸着固定する構成とされた吸着装置
    を製造する吸着装置の製造方法において、 上記接着部(13)をゲル状に固化した状態に形成する
    構成としたことを特徴とする吸着装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 被吸着体(20)と接触可能であり所定
    の熱膨張係数を有するセラミック板(11)と、このセ
    ラミック板(11)を支持し、該セラミック板(11)
    と異なる熱膨張係数を有する金属製のベース(12)
    と、この金属製のベース(12)と上記セラミック板
    (11)とを接着する接着部(13)と、を備え、上記
    被吸着体(20)を吸着固定する構成とされた吸着装置
    を製造する吸着装置の製造方法において、 上記接着部(13)をゴム状に固化した状態に形成する
    構成としたことを特徴とする吸着装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記接着部(13)を複数の層が積重な
    るように形成する構成としたことを特徴とする請求項6
    または7記載の吸着装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記接着部(13)を被覆するように耐
    食性を有した保護部(14)を形成する構成としたこと
    を特徴とする請求項6、7または8記載の吸着装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 被吸着体(20)と接触可能であるセ
    ラミック板(11)と、このセラミック板(11)を支
    持する金属製のベース(12)と、この金属製のベース
    (12)と上記セラミック板(11)とを接着する接着
    部(13)と、を備え、上記被吸着体(20)を吸着固
    定する構成とされた吸着装置を製造する吸着装置の製造
    方法において、 上記接着部(13)を無気泡状態に形成する構成とした
    ことを特徴とする吸着装置の製造方法。
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