JP2011091297A - 静電チャック - Google Patents

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Abstract

【課題】熱伝導率が高く、熱ストレスに強いヒータ接着層を有し、信頼性の向上と共に、ヒータを貼り合わせる際の作業性の向上に寄与すること。
【解決手段】静電チャック10は、ベース部材11と、被加工物Wを吸着保持する静電チャック基板17との間にヒータ13が挟み込まれ、このヒータ13が接着層14を介在させてベース部材11に接着された構造を有している。ヒータ13とベース部材11の間に介在する接着層14は、熱伝導率の高い接着剤を硬化させてなる第1の接着剤層15と、該接着剤よりも粘度の低い接着剤を硬化させてゲル状にした第2の接着剤層16とが積層された構造を有している。第1、第2の各接着剤層15,16の材料として、好適には、同じシリコーン系の樹脂が使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種加工装置において被加工物を保持するための静電チャックに関し、より詳細には、ドライエッチング装置、プラズマCVD装置、イオン注入装置、スパッタリング装置等の半導体製造装置において半導体ウエハを保持するのに適応されたヒータ付きの静電チャックに関する。
ドライエッチング技術は、プラズマエッチング、反応性スパッタエッチング装置等を用いてシリコン、二酸化シリコン、窒化シリコン等のシリコン化合物や、アルミニウム、タングステン、モリブデン、チタン等の金属、レジスト等のポリマーの被エッチング物をエッチングする技術として知られている。かかる技術には、反応性イオンエッチング(RIE)、電子サイクロトロン共鳴エッチング(ECR)、ダウンフローエッチングなど種々のものがある。このうちでも、量産性と微細パターン形成を可能にする異方性エッチング特性を兼ね備えたものとして、RIEやRFバイアスECR等が、従来より半導体装置の製造に広く用いられている。
従来のRIE装置においては、先ず、チャンバ内に装着したRF(高周波)電極上にウエハを配置し、チャンバ内をいったん排気した後、プラズマ発生用のガスをチャンバ内に導入し、ガス流量と排気速度を調整してチャンバ内を所定の圧力にする。次に、RF電極に、RF整合器を通じて所定の高周波を印加し、チャンバ内にプラズマを発生させる。そして、このプラズマにウエハ表面を曝して反応させ、ウエハをエッチングする。その際、ウエハ上の目的とする箇所のみを選択的にエッチングするため、ウエハ表面には所要のエッチングマスク(レジスト)が塗布されている。エッチングの際、ウエハはプラズマとの化学反応熱や、プラズマ状態にあるイオン等の衝突入射エネルギーにより加熱されるが、その際ウエハ上のレジストが焦げてしまうので、ウエハを冷却する必要がある。また、エッチングプロセスは温度の影響を受けやすいため、微細パターンを形成する上で、ウエハの温度を精密に制御することが重要となる。
そのためには、ウエハを載せるRF電極を、冷却水等の媒体を用いて適宜温度調整するとともに、ウエハとRF電極とを密着させて両者間の熱伝導を良くする必要がある。このため、従来より、RF電極上に静電チャック(基板)を設け、ウエハを静電チャックに密着させ、接触面積を増やして熱的コンタクトをとり、ウエハの温度制御を効果的に行えるようにしている。
また、近年のウエハプロセスでは、処理時の細かな温度制御が非常に重要となってきているため、静電チャックにヒータを付属させたものが主流となっている。このようなヒータ付き静電チャックは、一般的に、金属製の基盤(水等の冷媒を流すための冷却用流路を内蔵したアルミニウム等からなるベースプレート)と、静電吸着用の電極層が埋め込まれたセラミック材等からなる静電チャック基板との間に、フィルム状のヒータが挟み込まれた構造を有している。そして、このヒータは、接着層を介在させてベースプレートに接着されている。
ヒータとベースプレートの間に介在する接着層(以下、便宜上「ヒータ接着層」ともいう。)は、表面温度の均一化及び安定化のためにある程度の厚さ(0.5〜2mm程度)が必要である。このヒータ接着層に気泡(ボイド)が存在していると、熱伝導の差によって表面の温度分布にばらつきが生じるため、ヒータとベースプレートの接着後は接着層内にボイドが無いことが重要である。また、接着層について面内の厚さばらつきも温度分布に影響するため、可能な限りばらつきを小さくすることが必要である。
最近ではウエハ処理時の条件がさらに過酷になってきており、使用温度も高くなるためにヒータのパワーも高くなってきている。温度制御の応答性やスループットを上げるためには冷却効率の向上も必要となるため、ヒータ接着層には熱伝導率の高い材料が要求されている。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、下記の特許文献1に記載されるように、基板の温度制御を行う装置において、温度制御された台座の上面に、接着材料の第1の層を介在させて金属プレートとヒータを接着し、さらに金属プレートの上面に、接着材料の第2の層を介在させて誘電材料の層を接着するようにしたものがある。
また、下記の特許文献2に記載されるように、静電チャックの下部絶縁層とベース部材との間に、下部絶縁層の熱膨張率とベース部材の熱膨張率との間の所定の範囲で下部絶縁層側からベース部材側に向けて徐々に熱膨張率が高くなるように、マトリクス金属と添加材との割合が変化する複合材からなるダンパ層を設けるようにしたものもある。
さらに、下記の特許文献3に記載されるように、板状体の一方の主面をウエハを載せる載置面とした保持部と、絶縁性樹脂にヒータが埋設され、該絶縁性樹脂の表面に凹部を有し、該凹部を埋めるように当該絶縁性樹脂と異なる組成の樹脂を充填したヒータ部と、導電性ベース部とを備え、保持部と導電性ベース部との間にヒータ部を挟着するようにしたものもある。
特表2008−527694号公報 特開平10−41377号公報 特開2005−277074号公報
上述したように従来のヒータ付き静電チャックにおいては、ヒータとベースプレートの間に介在するヒータ接着層の熱伝導性を高める必要があり、そのため、熱伝導率の高い接着剤(代表的にはシリコーン系の樹脂)を使用しなければならない。
しかしながら、一般的に熱伝導率の高い接着剤は、フィラー含有率が高く、粘度が高くなるため(シリコーン樹脂の場合、500P(ポアズ)以上)、作業性が低下する。つまり、粘度が高いために均一の厚さに塗布するのが難しく、塗布してからヒータをベースプレートに貼り合わせるための作業をスムーズに行えないといった課題があった。
また、粘度が高いために脱泡性が悪く、キュア後(ヒータとベースプレートの接着後)にヒータ接着層内に気泡(ボイド)が残りやすいという不都合もあった。
さらに、フィラーの含有率も高く粘度が高いために接着剤の硬化後は硬度が高くなり、その結果、静電チャック使用中の繰り返しの熱ストレスによって生じる応力を十分に緩和できず、接着界面からヒータが剥がれてしまうといった問題(静電チャックとしての信頼性の低下)もあった。
なお、上記の特許文献3には、完成体の静電チャックの温度分布を良くするためのヒータと導電性ベース部の接着方法として、接着層は複数回にわたって積層して形成され、ヒータとベース部の接合は減圧雰囲気で行われることが記載されているが、ヒータに積層する接着剤層と、ヒータとベース部を接合するための接着剤層にそれぞれ性質の異なる接着剤を使用する点については特に言及されていない。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、熱伝導率が高く、熱ストレスに強いヒータ接着層を有し、信頼性の向上と共に、ヒータを貼り合わせる際の作業性の向上に寄与することができる静電チャックを提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するため、本発明によれば、金属製のベース部材と、被加工物を吸着保持する静電チャック基板との間にヒータが挟み込まれ、前記ヒータが接着層を介在させて前記ベース部材に接着された構造を有する静電チャックにおいて、前記接着層は、熱伝導率の高い接着剤を硬化させてなる第1の接着剤層と、該接着剤よりも粘度の低い接着剤を硬化させてゲル状にした第2の接着剤層とが積層された構造を有することを特徴とする静電チャックが提供される。
本発明に係る静電チャックの構成によれば、ヒータとベース部材の間に介在する接着層を構成する一方の接着剤層(第1の接着剤層)は、熱伝導率の高い材料からなり、他方の接着剤層(第2の接着剤層)は、第1の接着剤よりも粘度が低く、硬化後はゲル状で軟らかいため、応力緩和層として機能することができる。その結果、接着層全体としては、熱伝導率が高く、かつ、熱ストレスに強くなる。
すなわち、第2の接着剤層(応力緩和層)の存在により、静電チャックの使用時における繰り返しの熱ストレスによって生じる応力を十分に緩和することができ、従来技術に見られたような、接着界面からヒータが剥がれてしまうといった不都合を解消することができる。これは、静電チャックとしての信頼性の向上につながる。
また、第2の接着剤層は粘度が低く気泡の抜けが良いため、前述した特許文献3に記載されているような、減圧下でのヒータの貼り合わせ(ベース部との接合)を行う必要はなく、第2の接着剤層を介してヒータをベース部材に貼り合わせた後の真空脱泡により気泡を取り除くことができるため、工程の簡素化につながる。つまり、ヒータを貼り合わせる際の作業性の向上に寄与することができる。
本発明の一実施形態に係るヒータ付き静電チャックの構成を示す縦断面図である。 図1の静電チャックにおいてヒータとベースプレートを貼り合わせる方法を説明するための工程図である。 図1の実施形態の変形例に係るヒータ付き静電チャックの構成を示す縦断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るヒータ付き静電チャックの構成を縦断面図の形態で示したものである。
本実施形態に係るヒータ付き静電チャック10は、基本的には、金属製の基盤(ベースプレート)11と、このベースプレート11上にヒータ接着層14を介して接着されたフィルム状のヒータ13と、このヒータ13上に基板接着層18を介して接着された静電チャック(ESC)基板17とを備えている。ヒータ13の上面(基板接着層18と接触する側の面)には、均熱板としての役割をもたせるアルミニウム(Al)板等からなる金属板13Aが貼り合わされている。
ベースプレート11は、基本的には導電性を有した材料から構成されていれば十分であり、例えば、アルミニウム(Al)や超硬合金等の金属材料、あるいはこの金属材料とセラミック材との複合材料等を使用することができる。本実施形態では、入手のし易さ、加工のし易さ、熱伝導性が良好であるなどの点から、アルミニウム(Al)もしくはその合金を使用し、その表面にアルマイト処理(絶縁層形成)を施したものを使用している。
また、ベースプレート11の内部には、図示のようにヒータ接着層14と平行する面内で複数の冷却用流路12が並列して形成されており、各冷却用流路12はベースプレート11内で連通している。図中矢印で示すように左側の流路12から右側の流路12に、水やガルデン等の冷却媒体を流すことにより、このベースプレート11上にヒータ接着層14、ヒータ13(均熱板13A)及び基板接着層18を介して接合されたESC基板17上に吸着保持されるウエハWの温度が所定の温度となるように調整することができる。
このベースプレート11は、プラズマを制御するための電極として利用することができる。つまり、このベースプレート11に所定の高周波電力(通常は複数の高周波)を給電することで、発生したプラズマ状態にあるイオン等をウエハWに衝突させるためのエネルギーを制御し、エッチング処理を効果的に行うことができる。なお、このベースプレート11は、プラズマを発生させるための電極として利用することも可能である。
ヒータ接着層14は本発明を特徴付ける部材であり、特性の異なる2種類の接着剤層が積層された構造を有している。本実施形態では、ヒータ13側に接着された接着剤層15と、ベースプレート11側に接着された接着剤層16とが積層された2層構造を有している。
ヒータ接着層14の厚さは、例えば、0.5〜2mm程度に選定され、このうち接着剤層16の厚さは、0.05〜0.3mm程度(好適には0.1mm程度)に選定されている。従って、接着剤層15は、ヒータ接着層14の厚さから接着剤層16の厚さを減じた分に相当する厚さを有している。
接着剤層15は、主としてヒータ13とベースプレート11との間の熱伝導を良好に維持するために設けられている。すなわち、ヒータ13はESC基板17上のウエハWを加熱するために設けられているが、プラズマ等によりウエハWが急速に加熱された場合にその熱を外部に逃がす必要があり、また、ヒータ13からの熱をベースプレート11に流しながらウエハWを加熱する必要がある。このため、ヒータ13とベースプレート11の間に介在する接着剤層15には、熱伝導率の高い材料を選択するのが望ましい。本実施形態では、シリコーン系の樹脂を使用している。
使用するシリコーン樹脂の特性としては、キュア前の粘度が100〜1000P(ポアズ)程度、キュア後の硬度(ショア硬さ)がShoreA:50〜100程度、熱伝導率が2W/(m・K)程度のものを選択している。
一方、ヒータ接着層14の一部を構成する接着剤層16は、静電チャック10の使用時における繰り返しの熱ストレスによって生じる応力を緩和するために設けられている。このため、接着剤層16(応力緩和層)には、少なくとも接着剤層15よりも粘度の低い、軟らかい材料が用いられる。本実施形態では、シリコーンゲル(シリコーンゴムをシリコーンオイルで膨潤させたもの)を使用している。
使用するシリコーン系の樹脂の特性としては、キュア前の粘度が10〜200P(ポアズ)程度で、キュア(硬化)後にゲル状となり、熱伝導率は接着剤層15と同程度のものを選択している。この接着剤層16にも同様の高熱伝導率を要求するのは、ヒータ13とベースプレート11の間の熱伝達効率を高めるためである。
ヒータ13とESC基板17の間に介在される基板接着層18は、主としてヒータ13とESC基板17との間の熱伝導を良好に維持するのが目的であるため、その材料としては、ヒータ接着層14の接着剤層15と同様に、熱伝導率の高い材料(シリコーン系の樹脂)が用いられる。この基板接着層18の厚さは、例えば、100μm程度に選定されている。
ESC基板17は、基本的には絶縁性を有した材料から構成されていれば十分であり、例えば、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素等のセラミック材や、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等の有機材料などを使用することができる。本実施形態では、入手のし易さ、加工のし易さ、プラズマ等に対する耐性が比較的高いなどの点から、アルミナや窒化アルミニウム等のセラミックを使用している。特に、窒化アルミニウムを使用した場合、その熱伝導率は150〜250W/(m・K)と大きいため、ESC基板17に吸着保持されるウエハW面内の温度差を小さくする上で好ましい。
ESC基板17は、これに吸着されるウエハWのサイズ(例えば、直径が300mm)よりもひと回り小さく形成されており、これにより、少なくとも吸着面17Sの部分がプラズマに曝されないようにしている。このESC基板17は、例えば、1〜10mm程度の厚さに形成されている。
このESC基板17の内部には、特に図示はしていないが、所要の電極層が埋め込まれている。少なくとも、ウエハWを保持する側の吸着面17Sの近傍の基板部分に、静電吸着用の直流(DC)電圧が印加される電極層が埋め込まれている。さらに必要に応じて、この吸着用電極層の吸着面17Sと反対側の基板部分に、プラズマ制御用の高周波電力が給電される複数のRF電極層が埋め込まれていてもよい。
ESC基板17の内部に埋め込まれる電極層の材料としては、当該基板17の素材がセラミックであることから、タングステン(W)やモリブデン(Mo)、銅(Cu)等が好適に用いられる。例えば、所要の厚さに積み重ねたセラミックグリーンシートに厚膜法で所要の電極層をパターン形成しておき、セラミック材を介在させて一体焼成することにより、所望のESC基板17を作製することができる。
次に、本実施形態のヒータ付き静電チャック10においてヒータ13とベースプレート11を貼り合わせる方法について、図2を参照しながら説明する。
先ず、フィルム状のヒータ13を用意する(図2(a)参照)。例えば、ポリイミド樹脂フィルム上にヒータ電極(金属配線)を所要の形状にパターン形成し、このヒータ電極を挟み込むように別のポリイミド樹脂フィルムを重ね合わせ、熱硬化させて一体化したものを、アルミニウム(Al)板等からなる金属板(均熱板)13Aに貼り合わせることにより、所望のヒータ13を得ることができる。ヒータ電極の金属材料としては、本実施形態ではインコネルを使用している。これは、ニッケル(Ni)と約15〜23%のクロム(Cr)を主成分とする耐熱合金であり、鉄(Fe)、コバルト(Co)あるいはモリブデン(Mo)を含有する場合がある。加工性がよく、熱間・冷間加工が可能で、耐食性に優れている。
次に、このヒータ13の一方の面に、シリコーン樹脂を厚めに塗布し、接着剤層15Aを形成する。
さらに、この接着剤層15Aをキュア(硬化)した後、CMP(化学機械研磨)等により、この硬化された接着剤層15Aを研磨して平坦化し(図2(b)参照)、所定の厚さを有した接着剤層15とする。
次に(図2(c)参照)、あらかじめ所要の形状に加工成形されたベースプレート11上に、接着剤16として、接着剤層15の材料(シリコーン樹脂)よりも粘度の低いシリコーンゲルを塗布しておき、この接着剤層16上に、ヒータ13の接着剤層15が形成されている側の面を下にして重ね、貼り合わせる。
さらに、この接着剤層16をキュア(硬化)して接着剤層15との接着を行い、ヒータ接着層14とする(図2(d)参照)。以上の工程により、ヒータ接着層14を介在させてヒータ13がベースプレート11に接着された構造体が作製されたことになる。
さらに、この構造体に対し、所要の電極層(少なくとも、静電吸着用の電極層を含む)が埋め込み形成されたアルミナ等のセラミックからなる静電チャック(ESC)基板17を、シリコーン樹脂等の接着剤を用いて接着(基板接着層18)することにより、本実施形態の静電チャック10が得られる。
以上説明したように、本実施形態に係る静電チャック10(図1)の構成によれば、2層構造のヒータ接着層14を構成する一方の接着剤層15は、熱伝導率の高い材料からなり、他方の接着剤層16は、キュア後はゲル状で非常に軟らかいため、応力緩和層として機能する。その結果、ヒータ接着層14全体としては、熱伝導率が高く、かつ、熱ストレスに強くなる。すなわち、接着剤層16(応力緩和層)の存在により、静電チャック10の使用時における繰り返しの熱ストレスによって生じる応力を緩和することができ、従来技術に見られたような、接着界面からヒータが剥がれてしまうといった不都合を解消することができる。これは、静電チャック10としての信頼性の向上につながる。
また、接着剤層16は粘度が低く気泡の抜けが良いため、前述した特許文献3に記載されているような、減圧雰囲気でのヒータの貼り合わせ(ベース部との接合)を行う必要はなく、接着剤層16を介してヒータ13(及び接着剤層15)をベースプレート11に貼り合わせた後の真空脱泡により気泡を取り除くことが可能であるため、工程を簡単にすることができる。つまり、ヒータを貼り合わせる際の作業性を向上させることができる。
また、ヒータ接着層14を構成する各接着剤層15,16の材料として、同じシリコーン系の樹脂(一方はシリコーン樹脂で、他方はシリコーンゲル)を使用し、その属性が類似しているため、接着剤層15,16の接着を行ったときにその密着性を高めることができる。これは、静電チャック10としての信頼性の向上に寄与する。
上述した実施形態に係る静電チャック10(図1)の構成では、ヒータ接着層14を構成する接着剤層15はヒータ13側に配置し、接着剤層16(応力緩和層)はベースプレート11側に配置した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨(熱伝導率の高い接着剤を用いてヒータをベース部材に接着するに際し、この接着剤よりも粘度の低い(軟らかい)接着剤を介在させて接着を行うこと)からも明らかなように、各接着剤層15,16の配置(順序)もしくはその層数は必ずしもこれに限定されないことはもちろんである。例えば、図3に示すような種々の変形が考えられる。
図3(a)に示す静電チャック10aは、図1の実施形態に係る静電チャック10の構成と比べて、ヒータ接着層14aは同様に接着剤層15と接着剤層16の2層構造から構成されているものの、上記の配置形態とは逆に、接着剤層15はベースプレート11側に接着し、接着剤層16(応力緩和層)はヒータ13側に接着した点で相違している。他の構成については、図1の実施形態の場合と同じであるのでその説明は省略する。
この静電チャック10aにおいてヒータ13とベースプレート11を貼り合わせる方法については、基本的には図2に示した工程で行った処理と同様にして行うことができる。ただし、図2(a)の工程においてヒータ13の代わりにベースプレート11上に接着剤層15Aを形成する点、図2(c)の工程においてベースプレート11の代わりにヒータ13上に接着剤16を塗布する点で、上記の処理内容と相違する。
図3(a)に示す静電チャック10aにおいても、図1の実施形態の静電チャック10と同様に、接着剤層16は応力緩和層として機能し得るので、図1の実施形態の場合と同様の作用効果を奏することができる。
図3(b)に示す静電チャック10bは、図1の実施形態に係る静電チャック10の構成と比べて、ヒータ13とベースプレート11の間に介在するヒータ接着層14bを、2層の接着剤層15a及び15bの間に1層の接着剤層16(応力緩和層)を挟み込んだ3層構造とした点で相違している。他の構成については、図1の実施形態の場合と同じであるのでその説明は省略する。
この静電チャック10bにおいても、ヒータ13とベースプレート11を貼り合わせる方法については、基本的には図2に示した工程で行った処理と同様にして行うことができる。ただし、図2(a),(b)の工程で行った処理(ヒータ13上に所定の厚さを有した接着剤層15bを形成する処理)と同様にして、ベースプレート11上にも所定の厚さを有した接着剤層15aを形成する点、図2(c)の工程においてベースプレート11上の接着剤層15a上に接着剤16を塗布する点で、上記の処理内容と相違する。
図3(b)に示す静電チャック10bにおいても、図1の実施形態の静電チャック10と同様に、接着剤層16は応力緩和層として機能し得るので、図1の実施形態の場合と同様の作用効果を奏することができる。
10,10a,10b…ヒータ付き静電チャック、
11…ベースプレート(金属製の基盤/ベース部材)、
13…ヒータ、
14,14a,14b…ヒータ接着層、
15,15a,15b…接着剤層(第1の接着剤層)、
16…接着剤層(応力緩和層/第2の接着剤層)、
17…静電チャック(ESC)基板、
17S…吸着面、
18…基板接着層、
W…(加工処理対象の)ウエハ。

Claims (5)

  1. 金属製のベース部材と、被加工物を吸着保持する静電チャック基板との間にヒータが挟み込まれ、前記ヒータが接着層を介在させて前記ベース部材に接着された構造を有する静電チャックにおいて、
    前記接着層は、熱伝導率の高い接着剤を硬化させてなる第1の接着剤層と、該接着剤よりも粘度の低い接着剤を硬化させてゲル状にした第2の接着剤層とが積層された構造を有することを特徴とする静電チャック。
  2. 前記第1、第2の各接着剤層の材料として、同じシリコーン系の樹脂を使用したことを特徴とする請求項1に記載の静電チャック。
  3. 前記第1の接着剤層は前記ヒータに接着され、前記第2の接着剤層は前記ベース部材に接着されていることを特徴とする請求項2に記載の静電チャック。
  4. 前記第1の接着剤層は前記ベース部材に接着され、前記第2の接着剤層は前記ヒータに接着されていることを特徴とする請求項2に記載の静電チャック。
  5. 前記接着層は、前記ヒータ及び前記ベース部材にそれぞれ接着された前記第1の接着剤層の間に前記第2の接着剤層が挟み込まれた構造を有することを特徴とする請求項2に記載の静電チャック。
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