JPH07334330A - データ処理制御情報選択装置 - Google Patents

データ処理制御情報選択装置

Info

Publication number
JPH07334330A
JPH07334330A JP6150322A JP15032294A JPH07334330A JP H07334330 A JPH07334330 A JP H07334330A JP 6150322 A JP6150322 A JP 6150322A JP 15032294 A JP15032294 A JP 15032294A JP H07334330 A JPH07334330 A JP H07334330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
identification data
control information
file
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6150322A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouji Karakida
章次 柄木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6150322A priority Critical patent/JPH07334330A/ja
Publication of JPH07334330A publication Critical patent/JPH07334330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザを識別する識別データとして、ロゴデ
ータ等のイメージデータを使用可能にし、また、1人の
ユーザに対して同時に複数の識別データを使用可能にす
ること。 【構成】 識別データと印刷制御情報名の対応テーブル
9の特定のエントリに対応して、複数の識別データを保
持する識別データファイル10とイメージデータを保持
するイメージファイル11を設ける。ソースデータを受
信したとき、検出手段4は、対応テーブル9の各エント
リ内の識別データを順次取り出すが、そこにイメージフ
ァイルが指定されている場合は、対応するイメージファ
イルのイメージ識別データを取り出し、識別データファ
イルが指定されている場合は、対応する識別データファ
イル内の複数の識別データを順次取り出す。それらとソ
ースデータ内の識別データとを比較して、一致したらそ
のエントリから印刷制御情報名を取り出し、それに基づ
いて、データ処理手段7に印刷制御情報を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置において出力
ページの書式を決めるための印刷制御情報のようなデー
タ処理制御情報を選択するデータ処理制御情報選択装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ネットワークに接続されたプリ
ントサーバでは、異機種のホストコンピュータから印刷
データを受信し、印刷出力を行う。その際、各ホストコ
ンピュータからの印刷データに対応したデータフォーマ
ット,使用するフォント及びページの書式を決めるため
の各種パラメータ情報を含む印刷制御情報を各印刷ジョ
ブ毎に設定する必要がある。その印刷制御情報は、予め
プリンタの外部記憶装置に記憶させておいて、印刷ジョ
ブの開始時点に、その印刷ジョブに必要な印刷制御情報
をオペレータの手動により、またはオペレータの介入な
しで自動的に選択することが行われている。
【0003】その内、印刷制御情報を自動的に選択する
場合、本出願人が先に特願平4−325413号として
提案した発明では、各グループや各個人ユーザに割り当
てた識別データと、それに対応させて印刷制御情報名を
登録した対応テーブルのファイルをプリンタの外部記憶
装置に作成しておく。そして、印刷ジョブの開始時に、
印刷データ内の識別データと上記対応テーブルの識別デ
ータとを比較して、一致した対応テーブルエントリの印
刷制御情報名を得るようにしている。
【0004】図7は、先に提案したデータ処理制御情報
選択装置の概略の構成を示すブロック図である。図7に
おいて、1は受信手段、2は入力手段、3は比較手段、
4は検出手段、5は判別手段、6は設定手段、7はデー
タ処理手段、8は印字機構部、9は対応テーブル、12
は印刷制御情報ファイルである。
【0005】対応テーブル9、及び、印刷制御情報ファ
イル12は、図8にその内容の一例を示す。対応テーブ
ル9の1つのエントリは、識別データID1 ,ID2
・・・、その属性POS,COD、及び、印刷制御情報
名(E11/F1 ),(E12/F1 )または他の対応テー
ブルファイル名T1 ,T2 ,T3 から成る。属性POS
は、ソースデータ内の識別データの位置を示し、括弧
( )内はソースデータの先頭からのオフセット位置を
バイト単位で表すパラメータで、例えば、属性POS
(5)は、識別データがソースデータの先頭から5バイ
ト目にあることを示す。また、属性CODは、変換すべ
きコードを示し、括弧( )内はコード記号を表すパラ
メータで、例えば、属性COD(A)は、アスキー(ASC
II) コードで変換すべきことを示している。
【0006】コンマ「,」は、属性フィールドの区切り
記号であり、等号「=」は、印刷制御情報名フィールド
または対応テーブルファイル名フィールドの区切り記号
である。それらの区切り記号は、その直後に属性フィー
ルドあるいは印刷制御情報フィールド等があることを示
している。印刷制御情報名は、印刷制御情報ファイル名
とエントリ名とから成っており、例えば、(E11
1 )は、印刷制御情報ファイル名F1 とそのファイル
内にあるエントリ名E11で示している。印刷制御情報フ
ァイル12は、各エントリの先頭アドレス及びサイズを
示すエントリ管理情報と、各エントリ名E11,E12,・
・・に対応させて印刷制御情報C11,C12,・・・を保
持している。
【0007】受信手段1がホストコンピュータ(図示せ
ず)からソースデータを受信して、プリンタの外部記憶
装置にプリントファイルとして一旦蓄積し、そのプリン
トファイルの印刷ジョブを入力手段2と検出手段4に対
して要求する。検出手段4は、対応テーブル9を読み出
し、その最初のエントリ内の属性を調べ、属性が示すソ
ースデータ内の識別データの位置情報と、属性が示す使
用コードに合わせてコード変換した識別データとを比較
手段3に渡す。
【0008】比較手段3は、ソースデータ内の識別デー
タの位置を示す位置情報を受け、入力手段2に対して、
ソースデータ中の識別データを含むブロックデータを要
求し、該ブロックデータ内の識別データを検出手段4よ
り受け取ったコード変換後の識別データと比較する。一
致するまで、順次、対応テーブル9のエントリを代えな
がら同様の処理を繰り返す。判別手段5は、比較手段3
での一致信号を受け、対応する印刷制御情報名または対
応テーブルファイル名を、検出手段4が読み出した対応
テーブルから取得する。取得したデータが、対応テーブ
ルファイル名であれば、検出手段4にその対応テーブル
ファイル名の対応テーブルファイルに対して上と同様の
処理を行うように指示する。また、取得したデータが、
印刷制御情報名であれば、設定手段6により印刷制御情
報ファイル12中の該印刷制御情報名(E11/F1 ),
(E12/F1 ),・・・に対応するエントリE11
12,・・・の印刷制御情報C11,C12,・・・を読み
出し、それをデータ処理手段7に設定する。データ処理
手段7は、印刷制御情報を設定後、それに基づいて入力
手段2から印刷データを受け、それをイメージデータに
変換してから印字機構部8に送る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、会社のロゴデータやユーザ固有のイ
メージデータを識別データとして使用することができな
いという問題点があった。特に、印刷データがイメージ
データのみの場合、それにわざわざ識別データを付加し
なければならず、ユーザに負担を与えることになる。ま
た、ユーザやグループの識別データが途中で変更された
ような場合、混乱を避けるため、旧識別データを暫くの
間、扱えるようにしたいことがある。そのようなとき、
旧識別データと新識別データを併用するため、同じ印刷
制御情報名を対応させた複数の識別データを割り当てる
ことになるが、その数が多数になるとその管理のための
負担が増大するという問題点があった。本発明は、その
ような問題点を解決することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のデータ処理制御情報選択装置では、イメー
ジデータによりユーザを識別するイメージ識別データを
保持するイメージファイルと、コードデータによりユー
ザを識別するコード識別データまたは前記イメージファ
イルのファイル名に対応させて他の対応テーブル名また
はデータ処理制御情報名を保持する対応テーブルと、ジ
ョブ要求を受けたとき、前記対応テーブルの各エントリ
を順次参照し、コード識別データを検出した場合は、該
コード識別データを出力し、イメージファイル名を検出
した場合は、そのイメージファイルからイメージ識別デ
ータを取り出して出力する検出手段と、前記検出手段か
らの識別データと、受信したジョブ対象データ内の識別
データとを比較して一致したとき一致信号を出力する比
較手段と、前記比較手段からの一致信号を受け、そのと
き参照中の対応テーブルエントリに他の対応テーブル名
が保持されていれば、前記検出手段に対して、該他の対
応テーブルの各エントリを順次参照して識別データを出
力することを要求し、前記対応テーブルエントリにデー
タ処理制御情報名が保持されていれば、該データ処理制
御情報名を出力する判別手段と、前記判別手段からデー
タ処理制御情報名を受け、該データ処理制御情報名に基
づいてデータ処理制御情報をデータ処理手段に設定する
設定手段とを具えることとした。また、ユーザを識別す
る複数の識別データを保持する識別データファイルと、
識別データまたは前記識別データファイルのファイル名
に対応させて、他の対応テーブル名またはデータ処理制
御情報名を保持する対応テーブルと、ジョブ要求を受け
たとき、前記対応テーブルの各エントリを順次参照し、
識別データを検出した場合は、該識別データを出力し、
識別データファイル名を検出した場合は、その識別デー
タファイルから識別データを順次取り出して出力する検
出手段と、前記検出手段からの識別データと、受信した
ジョブ対象データ内の識別データとを比較して一致した
とき一致信号を出力する比較手段と、前記比較手段から
の一致信号を受け、そのとき参照中の対応テーブルエン
トリに他の対応テーブル名が保持されていれば、前記検
出手段に対して、該他の対応テーブルの各エントリを順
次参照して識別データを出力することを要求し、前記対
応テーブルエントリにデータ処理制御情報名が保持され
ていれば、該データ処理制御情報名を出力する判別手段
と、前記判別手段からデータ処理制御情報名を受け、該
データ処理制御情報名に基づいてデータ処理制御情報を
データ処理手段に設定する設定手段とを具えることとし
た。
【0011】
【作 用】イメージファイルにイメージ識別データを
保持しておき、対応テーブルの各エントリには、コード
識別データまたは前記イメージファイルのファイル名に
対応させて、他の対応テーブル名またはデータ処理制御
情報名を保持させておく。そして、ジョブ要求を受けた
とき、検出手段により前記対応テーブルの各エントリを
順次参照する。その結果、コード識別データを検出した
場合はそれを出力し、イメージファイル名を検出した場
合は、そのイメージファイルからイメージ識別データを
取り出して出力する。比較手段は、前記検出手段からの
識別データを受け、それと前記入力手段が読み出したジ
ョブ対象データ内の識別データとを比較して一致したと
き一致信号を出力する。判別手段は、その一致信号を受
け、一致した対応テーブルエントリに他の対応テーブル
名が保持されているときは、前記検出手段に対して、指
定された他の対応テーブルの各エントリを順次参照して
識別データを出力することを要求する。また、一致した
対応テーブルエントリにデータ処理制御情報名が保持さ
れているときは、該データ処理制御情報名を出力する。
設定手段は、前記判別手段からデータ処理制御情報名を
受け、該データ処理制御情報名に基づいてデータ処理制
御情報を前記データ処理手段に設定し、ジョブの実行要
求を出す。データ処理手段は、設定されたデータ処理制
御情報に基づいて前記ジョブ対象データを処理し、ジョ
ブ実行用下位装置に送る。
【0012】そのように、イメージファイルにイメージ
識別データを保持しておき、ジョブ対象データ中に識別
データとしてイメージデータが使用されても、イメージ
ファイルのイメージ識別データとジョブ対象データ中の
イメージ識別データとを比較することにより、対応する
ジョブ処理制御情報名を取得可能にする。その結果、会
社のロゴデータやユーザ固有のイメージデータがグルー
プや個人ユーザを特定する識別データとして使用可能に
なる。
【0013】また、識別データファイルに複数の識別デ
ータを保持しておき、対応テーブルの各エントリには、
識別データまたは前記識別データファイルのファイル名
に対応させて、他の対応テーブル名またはデータ処理制
御情報名を保持させておく。そして、ジョブ要求を受け
たとき、検出手段により、前記対応テーブルの各エント
リを順次参照する。その結果、識別データを検出した場
合はそれを出力し、識別データファイル名を検出した場
合は、その識別データファイルから識別データを順次取
り出して出力する。比較手段は、前記検出手段からの識
別データを受け、それと前記入力手段が読み出したジョ
ブ対象データ内の識別データとを比較して一致したとき
一致信号を出力する。判別手段は、その一致信号を受
け、一致した対応テーブルエントリに他の対応テーブル
名が保持されているときは、前記検出手段に対して、該
他の対応テーブルの各エントリを順次参照して識別デー
タを出力することを要求する。また、一致した対応テー
ブルエントリにデータ処理制御情報名が保持されている
ときは、該データ処理制御情報名を出力する。設定手段
は、前記判別手段からデータ処理制御情報名を受け、該
データ処理制御情報名に基づいてデータ処理制御情報を
前記データ処理手段に設定し、ジョブの実行要求を出力
する。
【0014】そのように、識別データファイルに複数の
識別データを保持しておき、同時に複数の識別データを
持っているユーザについては、識別データファイルに保
持しておいた複数の識別データとジョブ対象データ中の
識別データとを順次比較することにより、該ユーザに対
応するジョブ処理制御情報名を取得可能にする。その結
果、あるグループやある個人ユーザが新旧の識別データ
を併用するような場合等に、対応テーブルにおいて、そ
れら各識別データ毎に同じジョブ処理制御情報名をいち
いち対応させる必要がなくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をプリンタに適用した場合を例
にして、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図2は、本発明を適用するプリンタの概略のハード
ウェア構成を示すブロック図である。図2において、1
3はCPU(中央演算処理装置)、14はメモリ、15
はホストインターフェース回路、16は印字装置、17
は印字装置制御回路、18は固定ディスク、19は固定
ディスク制御回路、20はバス、21はホストコンピュ
ータである。
【0016】CPU13は、ROM(リードオンリーメ
モリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)から成るメ
モリ14に格納されたプログラムに従ってプリンタ全体
を制御する。メモリ14は、上記プログラムやシステム
パラメータをROMに記憶したり、処理に使われるデー
タをRAMに一時的に記憶したりする。ホストインター
フェース回路15は、ホストコンピュータ21からソー
スデータを受信する。印字装置16は、印字装置制御回
路17を介して送られてきた印字データの印字を行う。
固定ディスク18は、固定ディスク制御回路19により
入出力制御を受けながら、各種テーブルやファイルを記
憶する。バス20は、アドレスバス,データバス,制御
信号線から成る。
【0017】図1は、本発明の概略の構成を示すブロッ
ク図である。符号は、図7のものに対応し、10は識別
データファイル、11はイメージファイルである。これ
らの手段は、図2に示すハードウェア構成により実現さ
れるものである。図7に示した従来のものと比較して、
受信手段1,入力手段2,比較手段3,判別手段5,設
定手段6,データ処理手段7,印字機構部8、及び、印
刷制御情報ファイル12は、実質的な差異はない。しか
し、検出手段4の処理内容が異なり、対応テーブル9の
内容が異なり、さらに、識別データファイル10とイメ
ージファイル11とを付加している点で異なっている。
【0018】まず、対応テーブル9,識別データファイ
ル10及びイメージファイル11について説明する。図
3は、対応テーブル,識別データファイル,イメージフ
ァイル及び印刷制御情報ファイルの内容を示す図であ
る。
【0019】対応テーブル9には、属性としてソースデ
ータ内の識別データの位置を示す属性POS,変換すべ
きコードを示す属性CODの他に、イメージファイルか
識別データファイルかを示す属性FILを付加してい
る。すなわち、FIL(I)がエントリの属性フィール
ドにあれば、そのエントリの先頭にあるデータID
n は、イメージファイル名を示し、FIL(D)がエン
トリの属性フィールドにあれば、そのエントリの先頭に
あるデータIDn は、識別データファイルを示すことと
した。
【0020】識別データファイル10は、複数の識別デ
ータを保持するファイルで、例えば、会社名を「富士株
式会社」から「株式会社フジ」に変更した場合、新旧の
社名を識別データとして併用する場合、識別データとし
て「富士株式会社」と「株式会社フジ」とを保持する。
イメージファイル11は、会社のロゴマーク等、ユーザ
固有のイメージデータを、識別データとして利用できる
ようにするため、イメージ識別データを保持する。
【0021】次に、本発明における検出手段4の処理に
ついて説明する。検出手段4は、入力手段2が記憶装置
(固定ディスク18)から1つのソースデータを読み出
したとき、対応テーブル9の各エントリを順次参照す
る。その結果、イメージファイルを示す属性FIL
(I)を検出した場合は、そのエントリの先頭にあるデ
ータIDn をファイル名とするイメージファイルからイ
メージ識別データを取り出して出力する。また、識別デ
ータファイルの種類を示す属性FIL(D)を検出した
場合は、そのエントリの先頭にあるデータIDn をファ
イル名とする識別データファイルを読み出して、そのフ
ァイル内の識別データを順次出力する。そしてまた、イ
メージファイルを示す属性FIL(I)も識別データフ
ァイルを示す属性FIL(D)も検出しなかった場合
は、そのエントリの先頭にあるデータIDn を識別デー
タとして出力する。
【0022】次に、本発明の動作を説明する。図4は、
本発明の動作を示すフローチャートである。 ステップ1…受信手段1が受信して記憶装置に蓄積した
ソースデータを入力手段2が読み出したら、比較手段3
は、複数ある対応テーブルファイルの中で最初に参照す
ることになっているルート対応テーブルファイルのファ
イル名を指定して、検出手段4に通知する。 ステップ2…検出手段4は、指定された対応テーブルフ
ァイルを読み出す。 ステップ3…読み出した対応テーブルの最初のエントリ
に比較ポインタをおく。 ステップ4…対応テーブルのエントリに、ソースデータ
内の識別データの位置を示す属性POSが設定されてい
ない場合(例えば、標準位置を採用する場合)に備え
て、ソースデータ内の識別データの開始位置(ブロック
番号とオフセット値)を、標準位置、例えば、ソースデ
ータの先頭位置に初期設定する。
【0023】ステップ5…比較ポインタのあるエントリ
の属性の検出処理を行う。すなわち、まず、エントリ内
の「,」で始まる属性フィールドから、ソースデータ内
の識別データの位置を示す属性POS,変換すべきコー
ドを示す属性COD,識別データファイルの種類を示す
属性FILを検出する。そして、検出した属性に基づい
て、ソースデータ内識別データ位置情報の取得、識別デ
ータのコード変換及びイメージファイル,識別データフ
ァイルの読込等を行う。なお、識別データファイルの読
込を行ったときは、識別データファイルの比較が終了し
た後、再び対応テーブルの属性の検出処理が続けられる
ように、対応テーブルの次のエントリ位置をセーブして
おく。 ステップ6…取得したソースデータ内識別データ位置情
報に基づいて、ソースデータの中から識別データが含ま
れるブロックのデータを読み込む。 ステップ7…読み込んだブロックデータの識別データの
位置にポインタをおく。
【0024】ステップ8…対応テーブルまたは識別デー
タファイルの識別データとソースデータ内の識別データ
との比較処理を行う。すなわち、両識別データを先頭か
ら1バイト分ずつ比較して、全て一致したら、次の処理
のため、当該対応テーブルエントリの属性フィールドの
次のフィールドである他の対応テーブルファイル名また
は印刷制御情報名を示すフィールドにポインタをおく。
もし、1バイトでも一致しなかったら、直ちに不一致フ
ラグをセットする。 ステップ9…上記不一致フラグを調べて、上記両識別デ
ータが一致したか否かを判別する。 ステップ10…一致しなかったら、対応テーブルまたは
識別データファイルの次のエントリにポインタを移す。 ステップ11…次のエントリがあるか否かを判別する。
【0025】ステップ12…ステップ9で一致したら、
ステップ8でポインタをおいた当該エントリの他の対応
テーブルファイル名または印刷制御情報名を示すフィー
ルドの括弧( )の有無をみて、そのフィールドのもの
が印刷制御情報名であるか否かを判別する。すなわち、
括弧( )があれば、印刷制御情報名であると判定す
る。 ステップ13…印刷制御情報名でなければ、他の対応テ
ーブルファイル名であるということになるので、その対
応テーブルファイル名を設定し、ステップ2に戻る。
【0026】ステップ14…ステップ12で印刷制御情
報名であれば、それに基づいて印刷制御情報ファイル名
とエントリ名を設定する。 ステップ15…印刷制御情報ファイルF1 ,F2 ,・・
・から印刷制御情報C11,C12,・・・を読み込む。 ステップ16…データ処理手段7に印刷制御情報C11
12,・・・を設定する。
【0027】ステップ17…ステップ11で次のエント
リがなくなったら、ステップ5において、属性の検出処
理を続けるため位置を一時セーブしておいたエントリが
あるか否かを判別する。 ステップ18…あれば、セーブしておいた位置のエント
リをリストアし、ステップ11に戻りそのエントリの有
無をチェックする。
【0028】次に、上記ステップ5の属性の検出処理を
詳しく説明する。図5は、属性の検出処理を示すフロー
チャートである。 ステップ1…エントリ内の区切り記号「,」を調べるこ
とにより、次の属性フィールドの先頭位置を検出する。 ステップ2…区切り記号「,」が検出されたか否かを判
別する。 ステップ3…検出されたら、その属性フィールドから、
ソースデータ内の識別データの位置を示す属性POS,
変換すべきコードを示す属性COD,識別データファイ
ルの種類を示す属性FILの内のどれかを識別する。 ステップ4…識別データファイルを示す属性FIL
(D)であるか否かを判別する。 ステップ5…属性FIL(D)であれば、識別データフ
ァイルが指定されていることを示す識別データファイル
フラグをセットする。
【0029】ステップ6…ステップ4で属性FIL
(D)でなければ、イメージファイルを示す属性FIL
(I)であるか否かを判別する。 ステップ7…属性FIL(I)であれば、当該エントリ
の先頭にあるイメージデータファイル名ID11,ID12
を抽出する。 ステップ8…抽出したファイル名のイメージファイルか
らイメージデータを読み出して、バッファに読み込む。 ステップ9…そのバッファの先頭にポインタをおく。 ステップ10…イメージファイルが指定されていること
を示すイメージファイルフラグをセットする。
【0030】ステップ11…ステップ6で属性FIL
(I)でなければ、ソースデータ内の識別データの位置
を示す属性POSであるか否かを判別する。 ステップ12…属性POSであれば、括弧( )内のパ
ラメータを、ソースデータ内の識別データが含まれるブ
ロック番号とそのブロック内のオフセット値に変換す
る。 ステップ13…ステップ11で属性POSでなければ、
変換すべきコードを示す属性CODであるか否かを判別
する。 ステップ14…属性CODであれば、コード変換を行う
べきことを示すコード変換フラグをセットする。 ステップ15…ステップ13で属性CODでなければ、
コード変換フラグをリセットする。
【0031】ステップ16…ステップ2で区切り記
号「,」が検出されなかったとき、識別データファイル
フラグ(ステップ5参照)を調べることにより、識別デ
ータファイルが指定されているか否かを調べる。 ステップ17…指定されていれば、次に識別データファ
イルの識別データの比較に移るが、その前に、識別デー
タファイルの比較が終了した後、再び対応テーブルの属
性の検出処理が続けられるように、対応テーブルの次の
エントリ位置をセーブする。 ステップ18…指定された識別データファイルをバッフ
ァに読み込む。それと同時に、ステップ5でセットした
識別データファイルフラグをリセットする。 ステップ19…バッファに読み込んだ識別データファイ
ルの最初のエントリに比較ポインタをおく。
【0032】ステップ20…ステップ16で、識別デー
タファイルが指定されていなかったとき、コード変換フ
ラグ(ステップ14参照)がセットされているか否かを
調べる。 ステップ21…セットされていれば、指定された方式に
従って、比較ポインタが指すエントリの識別データのコ
ード変換を行う。
【0033】次に、上記ステップ8の比較処理を詳しく
説明する。図6は、比較処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、1バイト単位で処理が行われる。 ステップ1…イメージファイルフラグ(図5のステップ
10参照)がセットされているか否かを調べる。 ステップ2…セットされていなければ、識別データはコ
ードデータであるが、次の文字コードが比較対象外の文
字(例えば、「ABC**D」のように、中間にいくつ
かの任意文字「**」を含んで識別データが設定されて
いる場合に、「**」の部分が比較対象外の文字とな
る)であるか否かを判別する。 ステップ3…ステップ1でイメージファイルフラグがセ
ットされていたとき、または、ステップ2で比較対象外
の文字でなかったとき、指定されたイメージファイルの
イメージデータ、または、対応テーブルエントリ内もし
くは識別データファイル内の識別データを1バイト分取
り、ソースデータ内の識別データも1バイト分を取っ
て、両者を比較する。 ステップ4…両者が一致したか否かを判別する。
【0034】ステップ5…ステップ2で比較対象外の文
字であったとき、または、ステップ4で一致したとき、
両識別データのポインタを1バイト分先に移動させる。 ステップ6…識別データが終了したか否かを判別する。 ステップ7…終了したら、対応テーブルのポインタを区
切記号「=」の後に移す。 ステップ8…ステップ4で一致しなかったとき、両識別
データの不一致が確認されたので、残りのバイトがあっ
ても、直ちに識別データの不一致を示す不一致フラグを
セットする。 ステップ9…イメージファイルフラグがセットされてい
たら、それをリセットする。
【0035】なお、ここの比較処理ではイメージ識別デ
ータに対して全バイトの比較を行っているが、予め選択
された位置のバイトだけを比較し、比較回数を間引く処
理も容易に考えられる。そのようにすれば、イメージフ
ァイルが大きい場合に有効である。
【0036】上記実施例では、イメージファイルと識別
データファイルの両方を設けて、イメージデータを識別
データとして使用可能にすると共に、1グループあるい
は1個人ユーザを特定するために同時に複数の識別デー
タを使用可能にする場合で説明した。しかし、それらの
ファイルのいずれか一方を設けて、上記事項の内一方の
みを可能にすることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のデータ処理制
御情報選択装置によれば、イメージファイルにイメージ
識別データを保持しておき、イメージファイルのイメー
ジ識別データとジョブ対象データ中のイメージ識別デー
タとを比較することにより、対応する印刷制御情報名を
取得可能にした。そのため、ジョブ対象データ中に会社
のロゴデータやユーザ固有のイメージデータを、グルー
プや個人ユーザを特定する識別データとして使用するこ
とができるようになった。その結果、例えば、ジョブ対
象データが印刷データであって、それが全てイメージデ
ータの場合、それにわざわざコード識別データを付加し
なくても、識別可能になった。
【0038】また、識別データファイルに複数の識別デ
ータを保持しておき、それら複数の識別データとジョブ
対象データ中の識別データとを順次比較することによ
り、該ジョブ対象データのユーザに対応する印刷制御情
報名を取得可能にした。そのため、あるグループやある
個人ユーザが新旧の識別データを併用するような場合等
に、対応テーブルにおいて、それら各識別データ毎に同
じ印刷制御情報名をいちいち対応させる必要がなくな
り、管理のための負担が軽減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略の構成を示すブロック図
【図2】 本発明を適用するプリンタの概略のハードウ
ェア構成を示すブロック図
【図3】 対応テーブル,識別データファイル,イメー
ジファイル及び印刷制御情報ファイルの内容を示す図
【図4】 本発明の動作を示すフローチャート
【図5】 属性の検出処理を示すフローチャート
【図6】 比較処理を示すフローチャート
【図7】 先に提案したデータ処理制御情報選択装置の
概略の構成を示すブロック図
【図8】 先に提案したデータ処理制御情報選択装置の
対応テーブル及び印刷制御情報ファイルの内容を示す図
【符号の説明】
1…受信手段、2…入力手段、3…比較手段、4…検出
手段、5…判別手段、6…設定手段、7…データ処理手
段、8…印字機構部、9…対応テーブル、10…識別デ
ータファイル、11…イメージファイル、12…印刷制
御情報ファイル、13…CPU、14…メモリ、15…
ホストインターフェース回路、16…印字装置、17…
印字装置制御回路、18…固定ディスク、19…固定デ
ィスク制御回路、20…バス、21…ホストコンピュー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージデータによりユーザを識別する
    イメージ識別データを保持するイメージファイルと、コ
    ードデータによりユーザを識別するコード識別データま
    たは前記イメージファイルのファイル名に対応させて他
    の対応テーブル名またはデータ処理制御情報名を保持す
    る対応テーブルと、ジョブ要求を受けたとき、前記対応
    テーブルの各エントリを順次参照し、コード識別データ
    を検出した場合は、該コード識別データを出力し、イメ
    ージファイル名を検出した場合は、そのイメージファイ
    ルからイメージ識別データを取り出して出力する検出手
    段と、前記検出手段からの識別データと、受信したジョ
    ブ対象データ内の識別データとを比較して一致したとき
    一致信号を出力する比較手段と、前記比較手段からの一
    致信号を受け、そのとき前記検出手段が参照中の対応テ
    ーブルエントリに他の対応テーブル名が保持されていれ
    ば、前記検出手段に対して、該他の対応テーブルの各エ
    ントリを順次参照して識別データを出力することを要求
    し、前記対応テーブルエントリにデータ処理制御情報名
    が保持されていれば、該データ処理制御情報名を出力す
    る判別手段と、前記判別手段からデータ処理制御情報名
    を受け、該データ処理制御情報名に基づいてデータ処理
    制御情報をデータ処理手段に設定する設定手段とを具え
    たことを特徴とするデータ処理制御情報選択装置。
  2. 【請求項2】 ユーザを識別する複数の識別データを保
    持する識別データファイルと、識別データまたは前記識
    別データファイルのファイル名に対応させて、他の対応
    テーブル名またはデータ処理制御情報名を保持する対応
    テーブルと、ジョブ要求を受けたとき、前記対応テーブ
    ルの各エントリを順次参照し、識別データを検出した場
    合は、該識別データを出力し、識別データファイル名を
    検出した場合は、その識別データファイルから識別デー
    タを順次取り出して出力する検出手段と、前記検出手段
    からの識別データと、受信したジョブ対象データ内の識
    別データとを比較して一致したとき一致信号を出力する
    比較手段と、前記比較手段からの一致信号を受け、その
    とき前記検出手段が参照中の対応テーブルエントリに他
    の対応テーブル名が保持されていれば、前記検出手段に
    対して、該他の対応テーブルの各エントリを順次参照し
    て識別データを出力することを要求し、前記対応テーブ
    ルエントリにデータ処理制御情報名が保持されていれ
    ば、該データ処理制御情報名を出力する判別手段と、前
    記判別手段からデータ処理制御情報名を受け、該データ
    処理制御情報名に基づいてデータ処理制御情報をデータ
    処理手段に設定する設定手段とを具えたことを特徴とす
    るデータ処理制御情報選択装置。
JP6150322A 1994-06-07 1994-06-07 データ処理制御情報選択装置 Pending JPH07334330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150322A JPH07334330A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 データ処理制御情報選択装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150322A JPH07334330A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 データ処理制御情報選択装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07334330A true JPH07334330A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15494493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6150322A Pending JPH07334330A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 データ処理制御情報選択装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07334330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152726A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置及び印刷制御方法、並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152726A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置及び印刷制御方法、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5682549A (en) Image data management system for accessing image data from communication network by reading file name information stored in an IC card
CA2348239C (en) Culturally correct ordering of keyed records
EP0702289B1 (en) A method of automatically recognizing a language in which digital data are received
JP2002236569A (ja) 複合文書をディジタル印刷する方法
JPH06161685A (ja) プリンタ選択装置
JPH07334330A (ja) データ処理制御情報選択装置
JP2004213091A (ja) 文書画像検索装置及びその方法、文書画像検索システム、プログラム
JPH05147275A (ja) 印刷装置
JP2001256256A (ja) 電子文書検索装置および電子文書検索方法
JP2000003403A (ja) 帳票入力支援方法
JPH06187107A (ja) 帳票配布出力装置
JPH09190313A (ja) プリンタ制御装置及び方法
JP4333297B2 (ja) 印刷イメージ表示装置
JPH0778101A (ja) 電子ファイル管理装置
JP2665016B2 (ja) コード変換方式
JP2001290809A (ja) データ処理装置、及び記憶媒体
JPH05150919A (ja) プリンタ
JPH0926864A (ja) 印刷システムおよび印刷システムのフォントデータ転送方法
JP2002051230A (ja) 画像処理装置及びその方法並びに記憶媒体
JPH0259963A (ja) 文章データベース処理方式
JP2003308325A (ja) データ登録装置、データ登録方法、データ登録プログラムおよび記録媒体
JPH07334331A (ja) 資源データ管理装置
JP2001010146A (ja) 書式指定印刷システムおよび方法
JPH0858177A (ja) 印刷装置
JPH07334329A (ja) ジョブ管理装置