JPH0778101A - 電子ファイル管理装置 - Google Patents
電子ファイル管理装置Info
- Publication number
- JPH0778101A JPH0778101A JP5222957A JP22295793A JPH0778101A JP H0778101 A JPH0778101 A JP H0778101A JP 5222957 A JP5222957 A JP 5222957A JP 22295793 A JP22295793 A JP 22295793A JP H0778101 A JPH0778101 A JP H0778101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic file
- user
- file
- restriction
- operation restriction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ある利用者のある電子ファイルに関するある
操作が、ある期間に限定される電子ファイルの操作制限
を、必要に応じて容易に設定できる。 【構成】 操作制限取得手段2は、操作制限設定手段3
が、利用者,利用期間,操作名を組にして設定した電子
ファイルの操作制限を操作制限記憶手段1に格納して、
操作制限記憶手段1から読出して取得する。利用者特定
手段4は、現在の利用者を特定する。時計5は、現在の
時刻の計時をする。ファイル操作要求手段6は、操作し
たい電子ファイルについての操作を要求する。要求検査
手段7は、利用者特定手段4からの利用者,時計5から
得た時刻,ファイル操作要求手段6からの操作名を操作
制限取得手段2から得た電子ファイルの操作制限に比較
して実行可能かどうかを調べる。操作実行手段8は、要
求検査手段7からの実行可能の指示により要求された電
子ファイルの操作を実行する。
操作が、ある期間に限定される電子ファイルの操作制限
を、必要に応じて容易に設定できる。 【構成】 操作制限取得手段2は、操作制限設定手段3
が、利用者,利用期間,操作名を組にして設定した電子
ファイルの操作制限を操作制限記憶手段1に格納して、
操作制限記憶手段1から読出して取得する。利用者特定
手段4は、現在の利用者を特定する。時計5は、現在の
時刻の計時をする。ファイル操作要求手段6は、操作し
たい電子ファイルについての操作を要求する。要求検査
手段7は、利用者特定手段4からの利用者,時計5から
得た時刻,ファイル操作要求手段6からの操作名を操作
制限取得手段2から得た電子ファイルの操作制限に比較
して実行可能かどうかを調べる。操作実行手段8は、要
求検査手段7からの実行可能の指示により要求された電
子ファイルの操作を実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイル管理装置
に関し、特に計算機上で複数の作業者により共有される
電子ファイルを操作する際に、個々の作業者に対して、
可能な操作や期間を制御する電子ファイル管理装置に関
する。
に関し、特に計算機上で複数の作業者により共有される
電子ファイルを操作する際に、個々の作業者に対して、
可能な操作や期間を制御する電子ファイル管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ファイル管理装置には、電子
ファイルの利用者に対して可能な操作に制限を設けるこ
とができるものがある。
ファイルの利用者に対して可能な操作に制限を設けるこ
とができるものがある。
【0003】例えば、オペレーティングシステム“UN
IX”の電子ファイル管理装置は、文献の「UNIX,
83頁〜85頁,1983年11月,共立出版」にある
ように、ファイルの利用者を、作成者,同一グループ
内,一般利用者に区分し、各々が加えられる操作を、表
示,内容変更,実行の3種類について設定できるように
なっている。しかし、時間に対する操作制限は設けられ
ておらず、一度設定した操作制限は、新たに再設定する
まで有効となっている。
IX”の電子ファイル管理装置は、文献の「UNIX,
83頁〜85頁,1983年11月,共立出版」にある
ように、ファイルの利用者を、作成者,同一グループ
内,一般利用者に区分し、各々が加えられる操作を、表
示,内容変更,実行の3種類について設定できるように
なっている。しかし、時間に対する操作制限は設けられ
ておらず、一度設定した操作制限は、新たに再設定する
まで有効となっている。
【0004】一方、時間に基く電子ファイル管理方式と
しては、例えば、文献「特願平01−052407デー
タファイル処理方式」にあるように、電子ファイルのバ
ックアップや不要な電子ファイルの除去などの目的で、
設定された時刻に特定の操作を自動的に加える方式があ
る。
しては、例えば、文献「特願平01−052407デー
タファイル処理方式」にあるように、電子ファイルのバ
ックアップや不要な電子ファイルの除去などの目的で、
設定された時刻に特定の操作を自動的に加える方式があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子フ
ァイル管理装置では、個々の利用者に対して特定の利用
期間を設定して、その間に限り利用可能なファイル操作
を必要に応じて設定するという管理方式は実現されてい
ない。
ァイル管理装置では、個々の利用者に対して特定の利用
期間を設定して、その間に限り利用可能なファイル操作
を必要に応じて設定するという管理方式は実現されてい
ない。
【0006】電子ファイル管理装置を用いた日常業務で
は、例えば、提出期限のある論文の文書ファイルに対し
て、“期限までは表示した内容の変更が可能であけれど
も、提出期限以降は内容を変更してはいけない”という
ようなファイル操作の制限が必要になる場合が数多くあ
るが、従来の電子ファイル管理装置では、このような要
求に答えることが出来ないという欠点を有している。
は、例えば、提出期限のある論文の文書ファイルに対し
て、“期限までは表示した内容の変更が可能であけれど
も、提出期限以降は内容を変更してはいけない”という
ようなファイル操作の制限が必要になる場合が数多くあ
るが、従来の電子ファイル管理装置では、このような要
求に答えることが出来ないという欠点を有している。
【0007】本発明の目的は、電子ファイルの操作に際
し、利用者とその利用者が操作可能な期間とその期間に
利用可能な操作とを組にして、電子ファイルごとに設定
することにより、ある利用者の特定の電子ファイルの操
作がある期間内に限定されるような操作制限を容易に設
定することができる電子ファイル管理装置を提供するこ
とにある。
し、利用者とその利用者が操作可能な期間とその期間に
利用可能な操作とを組にして、電子ファイルごとに設定
することにより、ある利用者の特定の電子ファイルの操
作がある期間内に限定されるような操作制限を容易に設
定することができる電子ファイル管理装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の電子ファイ
ル管理装置は、計算機上のデータファイルである電子フ
ァイルを管理する電子ファイル管理装置において、
(A)電子ファイルの作成者が、電子ファイルに対する
操作制限として、個々の電子ファイルの利用者の各々に
対して、利用できる期間および利用できる操作名を設定
する操作制限設定手段と、(B)前記操作制限設定手段
から個々の電子ファイルの操作制限を取得して保持する
操作制限取得手段と、(C)現在の時刻を計時する時計
である計時手段と、(D)電子ファイルに対して現在操
作している利用者を特定する利用者特定手段と、(E)
操作したい個々の電子ファイルに対する操作名などに関
する操作の要求を特定するファイル操作要求手段と、
(F)前記計時手段から受けた時刻,前記利用者特定手
段から得た利用者,前記ファイル操作要求手段から得た
操作名を前記操作制限取得手段に取得された操作制限の
時刻,利用者,操作名に比較して実行可能かどうかを調
べる要求検査手段と、(H)前記要求検査手段によって
操作が可能であると判定された場合にその電子ファイル
に対する操作を実行する操作実行手段と、を備えて構成
されている。
ル管理装置は、計算機上のデータファイルである電子フ
ァイルを管理する電子ファイル管理装置において、
(A)電子ファイルの作成者が、電子ファイルに対する
操作制限として、個々の電子ファイルの利用者の各々に
対して、利用できる期間および利用できる操作名を設定
する操作制限設定手段と、(B)前記操作制限設定手段
から個々の電子ファイルの操作制限を取得して保持する
操作制限取得手段と、(C)現在の時刻を計時する時計
である計時手段と、(D)電子ファイルに対して現在操
作している利用者を特定する利用者特定手段と、(E)
操作したい個々の電子ファイルに対する操作名などに関
する操作の要求を特定するファイル操作要求手段と、
(F)前記計時手段から受けた時刻,前記利用者特定手
段から得た利用者,前記ファイル操作要求手段から得た
操作名を前記操作制限取得手段に取得された操作制限の
時刻,利用者,操作名に比較して実行可能かどうかを調
べる要求検査手段と、(H)前記要求検査手段によって
操作が可能であると判定された場合にその電子ファイル
に対する操作を実行する操作実行手段と、を備えて構成
されている。
【0009】さらに、第2の発明の電子ファイル管理装
置は、計算機上のデータファイルである電子ファイルを
管理する電子ファイル管理装置において、(A)利用者
および利用期間並びに操作名を組にして個々の電子ファ
イルの操作制限を格納する操作制限記憶手段と、(B)
個々の電子ファイルの操作制限を前記操作制限記憶手段
に格納したり前記操作制限記憶手段から取得したりする
操作制限取得手段と、(C)個々の電子ファイルの操作
制限を新たに前記操作制限取得手段に入力する操作制限
設定手段と、(D)現在の利用者を特定する利用者特定
手段と、(E)現在の時刻の計時をする計時手段と、
(F)操作したい操作名などを含む個々の電子ファイル
に対する操作を要求するファイル操作要求手段と、
(G)前記利用者特定手段から受けた利用者および前記
計時手段から受けた時刻並びに前記ファイル操作要求手
段から要求された操作に対して前記操作制限取得手段か
ら得た電子ファイルの操作制限を比較して実行可能かど
うかを調べる要求検査手段7と、(H)要求検査手段か
らの実行可能の指示により前記ファイル操作要求手段か
ら要求された電子ファイルの操作を実行する操作実行手
段と、を備えて構成されている。
置は、計算機上のデータファイルである電子ファイルを
管理する電子ファイル管理装置において、(A)利用者
および利用期間並びに操作名を組にして個々の電子ファ
イルの操作制限を格納する操作制限記憶手段と、(B)
個々の電子ファイルの操作制限を前記操作制限記憶手段
に格納したり前記操作制限記憶手段から取得したりする
操作制限取得手段と、(C)個々の電子ファイルの操作
制限を新たに前記操作制限取得手段に入力する操作制限
設定手段と、(D)現在の利用者を特定する利用者特定
手段と、(E)現在の時刻の計時をする計時手段と、
(F)操作したい操作名などを含む個々の電子ファイル
に対する操作を要求するファイル操作要求手段と、
(G)前記利用者特定手段から受けた利用者および前記
計時手段から受けた時刻並びに前記ファイル操作要求手
段から要求された操作に対して前記操作制限取得手段か
ら得た電子ファイルの操作制限を比較して実行可能かど
うかを調べる要求検査手段7と、(H)要求検査手段か
らの実行可能の指示により前記ファイル操作要求手段か
ら要求された電子ファイルの操作を実行する操作実行手
段と、を備えて構成されている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の電子ファイル管理装置の一
実施例を示すブロック図である。図1に示すように、操
作制限記憶手段1は、利用者と利用期間と操作名とを組
にした個々の電子ファイルの操作制限を格納する。そし
て、操作制限取得手段2は、個々の電子ファイルの操作
制限を操作制限記憶手段1に格納したり操作制限記憶手
段1から取得したりする。また、操作制限設定手段3
は、個々の電子ファイルの操作制限を操作制限取得手段
2に入力する。
て説明する。図1は本発明の電子ファイル管理装置の一
実施例を示すブロック図である。図1に示すように、操
作制限記憶手段1は、利用者と利用期間と操作名とを組
にした個々の電子ファイルの操作制限を格納する。そし
て、操作制限取得手段2は、個々の電子ファイルの操作
制限を操作制限記憶手段1に格納したり操作制限記憶手
段1から取得したりする。また、操作制限設定手段3
は、個々の電子ファイルの操作制限を操作制限取得手段
2に入力する。
【0011】一方、利用者特定手段4は、現在の利用者
を特定する。また、計時手段である時計5は、現在の時
刻の計時をする。他方、ファイル操作要求手段6は、個
々の電子ファイルに対する操作を要求する。そして、要
求検査手段7は、利用者特定手段4からの利用者,時計
5からの時刻,ファイル操作要求手段6からの要求の操
作と、操作制限取得手段2から得たその電子ファイルの
操作制限とを比較して調べる。さらに、操作実行手段8
は、要求検査手段7の指示により、要求された電子ファ
イルの操作を実行する。
を特定する。また、計時手段である時計5は、現在の時
刻の計時をする。他方、ファイル操作要求手段6は、個
々の電子ファイルに対する操作を要求する。そして、要
求検査手段7は、利用者特定手段4からの利用者,時計
5からの時刻,ファイル操作要求手段6からの要求の操
作と、操作制限取得手段2から得たその電子ファイルの
操作制限とを比較して調べる。さらに、操作実行手段8
は、要求検査手段7の指示により、要求された電子ファ
イルの操作を実行する。
【0012】そこで、電子ファイルの作成者は、操作制
限設定手段3から操作制限取得手段2を通じて電子ファ
イルに対応付けられた操作制限の内容を設定し、設定さ
れた操作制限は、操作制限記憶手段1に格納されてい
る。
限設定手段3から操作制限取得手段2を通じて電子ファ
イルに対応付けられた操作制限の内容を設定し、設定さ
れた操作制限は、操作制限記憶手段1に格納されてい
る。
【0013】また、電子ファイルの利用者は、ファイル
操作要求手段6を通じて操作したい電子ファイルと操作
名とを指定するので、要求検査手段7は、操作制限取得
手段2を通じて、指定した電子ファイルに対応する操作
制限を全て操作制限記憶手段1から取得している。
操作要求手段6を通じて操作したい電子ファイルと操作
名とを指定するので、要求検査手段7は、操作制限取得
手段2を通じて、指定した電子ファイルに対応する操作
制限を全て操作制限記憶手段1から取得している。
【0014】そして、要求検査手段7は、要求した操作
名をファイル操作要求手段6から、操作を要求した時刻
を時計5から、操作を要求した利用者を特定する情報を
利用者特定手段4から、各々取得している。
名をファイル操作要求手段6から、操作を要求した時刻
を時計5から、操作を要求した利用者を特定する情報を
利用者特定手段4から、各々取得している。
【0015】そこで、要求検査手段7は、利用者の指定
した電子ファイルに対する操作制限がその操作を要求し
た利用者および要求した時刻並びに要求した操作名に関
して満たされているかどうかを調べている。そして、満
たされた場合に利用者からの操作は、操作実行手段8に
送られて指定された電子ファイルに対する操作が実行さ
れている。
した電子ファイルに対する操作制限がその操作を要求し
た利用者および要求した時刻並びに要求した操作名に関
して満たされているかどうかを調べている。そして、満
たされた場合に利用者からの操作は、操作実行手段8に
送られて指定された電子ファイルに対する操作が実行さ
れている。
【0016】図2は操作制限記憶手段1に格納された電
子ファイルの操作制限の一例を示す情報構成図である。
図2に示しているように、操作制限記憶手段1は、利用
者と利用期間と操作名とを組にした個々の電子ファイル
の操作制限のために、利用者特定情報格納部21,利用
期間格納部22,操作名格納部23を有している。
子ファイルの操作制限の一例を示す情報構成図である。
図2に示しているように、操作制限記憶手段1は、利用
者と利用期間と操作名とを組にした個々の電子ファイル
の操作制限のために、利用者特定情報格納部21,利用
期間格納部22,操作名格納部23を有している。
【0017】そして、利用者特定情報格納部21は、制
限の対象となった利用者を特定する情報であり、利用期
間格納部22は、制限を与える期間に関する開始時刻と
終了時刻とを示しており、操作名格納部23は、制限の
対象となる操作名を格納している。
限の対象となった利用者を特定する情報であり、利用期
間格納部22は、制限を与える期間に関する開始時刻と
終了時刻とを示しており、操作名格納部23は、制限の
対象となる操作名を格納している。
【0018】例えば、あるファイルについて、利用者t
abuchiに対して、1993年3月9日から同年3
月29日までは内容修正と電子メールでの送付とを許可
し、それ以降は表示のみを許可する場合には、次のよう
な記述を用いて操作制限設定手段3から操作制限取得手
段2を通じて、操作制限記憶手段1に入力することがで
きる。
abuchiに対して、1993年3月9日から同年3
月29日までは内容修正と電子メールでの送付とを許可
し、それ以降は表示のみを許可する場合には、次のよう
な記述を用いて操作制限設定手段3から操作制限取得手
段2を通じて、操作制限記憶手段1に入力することがで
きる。
【0019】 tabuchi;19930309−19930329 +edit&mail,19930329−*+sho
w: 但し、記号;は、利用者特定情報の終端を示し、記号+
は、利用期間とその間利用できる操作名の列挙との区切
りを示し、記号&は、操作名が複数あるときの区切りを
示し、記号,は、一つの利用期間と操作名との組の終端
を示し、記号*は、時刻を特定しないことを示し、記
号:は、一人の利用者に対する操作制限の終端を示して
いる。
w: 但し、記号;は、利用者特定情報の終端を示し、記号+
は、利用期間とその間利用できる操作名の列挙との区切
りを示し、記号&は、操作名が複数あるときの区切りを
示し、記号,は、一つの利用期間と操作名との組の終端
を示し、記号*は、時刻を特定しないことを示し、記
号:は、一人の利用者に対する操作制限の終端を示して
いる。
【0020】なお、このような操作制限の記述の詳細
は、本実施例における一例であって、本発明は、特に操
作制限の設定のための表記方法を限定するものではな
い。
は、本実施例における一例であって、本発明は、特に操
作制限の設定のための表記方法を限定するものではな
い。
【0021】そして、このような操作制限は、利用者特
定情報,利用期間,操作名の各々に分離された後に、図
2に示す如く格納される。なお、利用者特定情報格納部
21には、ファイルの利用者が一意に特定できるのであ
れば、名前,ID番号,諮問画像などのどのような情報
を格納しても構わない。一方、利用期間格納部22に
は、利用期間の開始あるいは終了時刻が特定できるので
あれば、その時刻を格納するが、そうでなければ空白に
している。利用期間とその間に可能な操作名との組合せ
が複数ある場合には、一つの操作名格納部23の終端に
続けて別の利用者に対する操作制限を割当てている。
定情報,利用期間,操作名の各々に分離された後に、図
2に示す如く格納される。なお、利用者特定情報格納部
21には、ファイルの利用者が一意に特定できるのであ
れば、名前,ID番号,諮問画像などのどのような情報
を格納しても構わない。一方、利用期間格納部22に
は、利用期間の開始あるいは終了時刻が特定できるので
あれば、その時刻を格納するが、そうでなければ空白に
している。利用期間とその間に可能な操作名との組合せ
が複数ある場合には、一つの操作名格納部23の終端に
続けて別の利用者に対する操作制限を割当てている。
【0022】図3は要求検査手段7の動作の一例を示す
流れ図である。図3に示すように、利用者が操作制限の
ある電子ファイルに操作を要求したときに、要求検査手
段7は、操作制限を照会して操作が可能であるかどうか
を判断している。
流れ図である。図3に示すように、利用者が操作制限の
ある電子ファイルに操作を要求したときに、要求検査手
段7は、操作制限を照会して操作が可能であるかどうか
を判断している。
【0023】まず、要求検査手段7は、始めのステップ
31で、操作を要求されたファイルに対する操作制限を
全て取得している。次に、ステップ32で、操作の要求
者を特定し、ステップ33で、取得された操作制限の中
に特定された要求者に対する操作制限があるかどうかを
調べている。
31で、操作を要求されたファイルに対する操作制限を
全て取得している。次に、ステップ32で、操作の要求
者を特定し、ステップ33で、取得された操作制限の中
に特定された要求者に対する操作制限があるかどうかを
調べている。
【0024】そして、特定された要求者に対する操作制
限が登録されていなければ、直ちにステップ38で、操
作の要求を破棄している。登録されているならば、ステ
ップ34で、現在時刻を取得して、ステップ35で、現
在時刻が特定された利用者に対する操作制限に記述され
た利用期間に含まれているかどうかを調べている。
限が登録されていなければ、直ちにステップ38で、操
作の要求を破棄している。登録されているならば、ステ
ップ34で、現在時刻を取得して、ステップ35で、現
在時刻が特定された利用者に対する操作制限に記述され
た利用期間に含まれているかどうかを調べている。
【0025】そして、現在時刻が利用期間内でなけれ
ば、直ちにステップ38で、この操作の要求を破棄して
いる。現在時刻が利用期間内であれば、ステップ36
で、要求された操作名を取得し、さらに、ステップ37
で、要求された操作名が操作制限の利用期間中に実行可
能な操作名として含まれているかどうかを調べている。
ば、直ちにステップ38で、この操作の要求を破棄して
いる。現在時刻が利用期間内であれば、ステップ36
で、要求された操作名を取得し、さらに、ステップ37
で、要求された操作名が操作制限の利用期間中に実行可
能な操作名として含まれているかどうかを調べている。
【0026】そして、実行可能な操作名でなければ、直
ちにステップ38で、操作の要求を破棄している。実行
可能な操作名であるならば、ステップ39では、要求さ
れた操作は、操作制限を満足するものとして、操作の実
行を許可している。
ちにステップ38で、操作の要求を破棄している。実行
可能な操作名であるならば、ステップ39では、要求さ
れた操作は、操作制限を満足するものとして、操作の実
行を許可している。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子ファ
イル管理装置は、個々の電子ファイルに対して、利用
者,利用期間,可能な操作名を組にした操作制限を設け
ることにより、ある利用者の特定の電子ファイルに関す
る操作が、ある期間に限定されるような操作制限を容易
に設定することができるという効果を有している。
イル管理装置は、個々の電子ファイルに対して、利用
者,利用期間,可能な操作名を組にした操作制限を設け
ることにより、ある利用者の特定の電子ファイルに関す
る操作が、ある期間に限定されるような操作制限を容易
に設定することができるという効果を有している。
【図1】本発明の電子ファイル管理装置の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】操作制限記憶手段1に格納された電子ファイル
の操作制限に関する一例を示す情報構成図である。
の操作制限に関する一例を示す情報構成図である。
【図3】要求検査手段7の動作の一例を示す流れ図であ
る。
る。
1 操作制限記憶手段 2 操作制限取得手段 3 操作制限設定手段 4 利用者特定手段 5 時計 6 ファイル操作要求手段 7 要求検査手段 8 操作実行手段 21 利用者特定情報格納部 22 利用期間格納部 23 操作名格納部
Claims (2)
- 【請求項1】計算機上のデータファイルである電子ファ
イルを管理する電子ファイル管理装置において、(A)
電子ファイルの作成者が、電子ファイルに対する操作制
限として、個々の電子ファイルの利用者の各々に対し
て、利用できる期間および利用できる操作名を設定する
操作制限設定手段と、(B)前記操作制限設定手段から
個々の電子ファイルの操作制限を取得して保持する操作
制限取得手段と、(C)現在の時刻を計時する時計であ
る計時手段と、(D)電子ファイルに対して現在操作し
ている利用者を特定する利用者特定手段と、(E)操作
したい個々の電子ファイルに対する操作名などに関する
操作の要求を特定するファイル操作要求手段と、(F)
前記計時手段から受けた時刻,前記利用者特定手段から
得た利用者,前記ファイル操作要求手段から得た操作名
を前記操作制限取得手段に取得された操作制限の時刻,
利用者,操作名に比較して実行可能かどうかを調べる要
求検査手段と、(H)前記要求検査手段によって操作が
可能であると判定された場合にその電子ファイルに対す
る操作を実行する操作実行手段と、を備えることを特徴
とする電子ファイル管理装置。 - 【請求項2】計算機上のデータファイルである電子ファ
イルを管理する電子ファイル管理装置において、(A)
利用者および利用期間並びに操作名を組にして個々の電
子ファイルの操作制限を格納する操作制限記憶手段と、
(B)個々の電子ファイルの操作制限を前記操作制限記
憶手段に格納したり前記操作制限記憶手段から取得した
りする操作制限取得手段と、(C)個々の電子ファイル
の操作制限を新たに前記操作制限取得手段に入力する操
作制限設定手段と、(D)現在の利用者を特定する利用
者特定手段と、(E)現在の時刻の計時をする計時手段
と、(F)操作したい操作名などを含む個々の電子ファ
イルに対する操作を要求するファイル操作要求手段と、
(G)前記利用者特定手段から受けた利用者および前記
計時手段から受けた時刻並びに前記ファイル操作要求手
段から要求された操作に対して前記操作制限取得手段か
ら得た電子ファイルの操作制限を比較して実行可能かど
うかを調べる要求検査手段と、(H)要求検査手段から
の実行可能の指示により前記ファイル操作要求手段から
要求された電子ファイルの操作を実行する操作実行手段
と、を備えることを特徴とする電子ファイル管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222957A JPH0778101A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電子ファイル管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222957A JPH0778101A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電子ファイル管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778101A true JPH0778101A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16790535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222957A Pending JPH0778101A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電子ファイル管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778101A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08314786A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-29 | Nec Corp | ファイルアクセス制御方式 |
KR100690593B1 (ko) * | 1999-03-18 | 2007-03-09 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한장치 |
KR100767424B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2007-10-17 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한방법 |
KR100773031B1 (ko) * | 2007-08-20 | 2007-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한장치 |
US8125659B2 (en) | 2007-02-26 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus disclosure information transmission method and disclosure information display method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197756A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | Nec Corp | フアイル機密保護方式 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5222957A patent/JPH0778101A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197756A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | Nec Corp | フアイル機密保護方式 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08314786A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-29 | Nec Corp | ファイルアクセス制御方式 |
KR100690593B1 (ko) * | 1999-03-18 | 2007-03-09 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한장치 |
KR100767424B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2007-10-17 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한방법 |
US8125659B2 (en) | 2007-02-26 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus disclosure information transmission method and disclosure information display method |
KR100773031B1 (ko) * | 2007-08-20 | 2007-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 전송시스템의 사용권 제한장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8577709B2 (en) | Workflow system, information processor, and method and program for workflow management | |
KR100781730B1 (ko) | 복합 문서를 전자적으로 관리하는 시스템 및 방법 | |
US9135229B2 (en) | Automated clipboard software | |
US20120166442A1 (en) | Categorizing data to perform access control | |
US20130346453A1 (en) | System and method for end-to-end exposure of exported representations of native data types to third-party applications | |
US8312508B2 (en) | Information processing apparatus, operation permission generating method, operation permission generation determining method, operation permission generating program product and computer-readable recording medium, and generation permission determining program product and computer-readable recording medium | |
JP2009238191A (ja) | Webアプリケーションシステム | |
US20120099143A1 (en) | Printing authentication system, printing device, device management apparatus and non-transitory computer readable recording medium | |
US6985894B2 (en) | Document management method and computer-readable storage medium storing program code for executing the same | |
US10110771B2 (en) | Managing printed documents in a document processing system | |
JPH06187213A (ja) | ファイルアクセス履歴管理方式 | |
US20060103872A1 (en) | Electronic document management program and electronic document management apparatus | |
US8095791B2 (en) | Distributed processing system, distributed processing method and image processing apparatus | |
JPH0778101A (ja) | 電子ファイル管理装置 | |
US20070226172A1 (en) | File-management apparatus, file-management method, and computer product | |
JP2009181495A (ja) | ジョブ処理システムおよびジョブ管理方法 | |
US7949939B2 (en) | Document processing and managing system, document processing-managing apparatus, document processing apparatus, document processing-managing method, document processing method and computer readable medium | |
US20110320234A1 (en) | System, Method, and Computer Readable Medium for Management of an Electronic Calendar | |
JP2005222462A (ja) | 印刷要求装置、印刷要求プログラム及び記録媒体 | |
US6433887B1 (en) | Systems and methods for managing print jobs | |
JP2003122603A (ja) | ドキュメント処理サーバ | |
JPH07175641A (ja) | 分散プログラム開発統合更新管理方式 | |
JP2006277037A (ja) | 文書管理システム | |
JPH05120037A (ja) | システム資源管理ジヨブ動的情報の動的管理表示方式 | |
JPH10269065A (ja) | ライブラリ管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960910 |