JPH07334329A - ジョブ管理装置 - Google Patents

ジョブ管理装置

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JPH07334329A
JPH07334329A JP6150321A JP15032194A JPH07334329A JP H07334329 A JPH07334329 A JP H07334329A JP 6150321 A JP6150321 A JP 6150321A JP 15032194 A JP15032194 A JP 15032194A JP H07334329 A JPH07334329 A JP H07334329A
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JP
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Application number
JP6150321A
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English (en)
Inventor
Shiyouji Karakida
章次 柄木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理結果をユーザ毎にまとめて出力するよう
にして、処理結果を仕分け直すというような作業を不要
にすること。 【構成】 受信手段1により、受信したソースデータを
プリントファイルとして蓄積し、データ処理手段5によ
り、データ処理制御情報に基づいて前記プリントファイ
ルを処理し印字手段6に送る。決定手段3は、受信した
ソースデータの識別データに対応するデータ処理制御情
報名を、対応テーブル8を参照して決定する。キュー管
理手段2は、キュー管理テーブル7により、プリントフ
ァイルを処理するジョブの順序をユーザ毎に管理し、あ
るユーザのジョブを開始したらそのユーザのジョブがキ
ュー管理テーブル7中に存在する間は、他のユーザのジ
ョブを実行しないように次のジョブの指定を行う。設定
手段4は、ジョブ指定を受けて、印刷制御情報ファイル
9から取り出したデータ処理制御情報をデータ処理手段
5に設定し、ジョブ要求を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータや
ユーザに対する優先順位を設定せずに、ホストコンピュ
ータから送られてきた印刷データを一旦固定ディスク等
の外部記憶装置に蓄積した後、プリント出力するジョブ
管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のジョブ管理装置では、ホストコン
ピュータやユーザに対する優先順位を設定しない場合、
ホストコンピュータから送られてきた印刷データを一旦
固定ディスク等の外部記憶装置に蓄積した後、送られて
きた順にプリント出力することが一般的に行われてい
る。その際、印刷データを処理するに当たり、印字開始
位置や印字終了位置、使用するフォントやフォーム等の
ページ書式を決める印刷制御情報をジョブ毎に設定する
必要がある。
【0003】図7は、従来のジョブ管理装置の概略の構
成を示すブロック図である。図7において、1は受信手
段、2はキュー管理手段、3は決定手段、4は設定手
段、5はデータ処理手段、6は印字機構部、7はキュー
管理テーブル、8は対応テーブル、9は印刷制御情報フ
ァイル、10はプリントファイル格納領域である。
【0004】受信手段1は、ホストコンピュータ(図示
せず)から、印刷データに識別データが付加された、図
8に示すようなソースデータを受信し、それをプリント
ファイルPD1 ,PD2 ,・・・として外部記憶装置の
プリントファイル格納領域10に格納する。その受信が
完了したら、キュー管理手段2に対して、受信してプリ
ントファイルPD1 ,PD2 ,・・・として格納したソ
ースデータの格納アドレスを含む受信完了通知を出す。
キュー管理手段2は、その通知を受けたら、その中に含
まれる格納アドレスをキュー管理テーブル7の最後尾の
エントリに登録する。そのようにしてキュー管理テーブ
ル7には、プリントファイル格納領域10に格納された
プリントファイルPD1 ,PD2 ,・・・の格納アドレ
スPA1,PA2 ,・・・が受信順に格納される。ま
た、キュー管理手段2は、キュー管理テーブル7の先頭
のエントリに対応するプリントファイルPD1 を処理す
るジョブが終了した時点でキュー管理テーブル7から、
該プリントファイルPD1 の格納アドレスPA1 を書き
込んだエントリを削除する。
【0005】決定手段3は、プリントファイル格納領域
10に格納されたプリントファイルPD1 ,PD2 ,・
・・を処理するジョブの開始時点で、外部記憶装置に予
め登録されている対応テーブル8を読み出し、対応テー
ブル8内の各エントリに登録された識別データID1
ID2 ,・・・とプリントファイルPD1 ,PD2 ,・
・・内にある識別データとを比較する。そして、両者が
一致した対応テーブル8のエントリから一致した識別デ
ータID1 ,ID2 ,・・・に対応する印刷制御情報名
(E1 /F1 ),(E2 /F1 ),・・・を得る。この
場合、印刷制御情報名は、印刷制御情報ファイル名F1
とそのエントリ名E1 とから成る。なお、対応テーブル
8中の「=」は、識別データと印刷制御情報名との境界
を表す。設定手段4は、決定手段3から上記印刷制御情
報名を受け、印刷制御情報ファイル9の該当するエント
リに格納されている印刷制御情報PC1 ,PC2 ,・・
・を読み出し、それをデータ処理手段5の印刷制御パラ
メータ領域に設定する。なお、印刷制御情報ファイル9
の管理情報は、各エントリの先頭アドレスとサイズから
成る。そのようにして印刷制御パラメータが設定された
ら、データ処理手段5は、それに従ってプリントファイ
ルPD1 ,PD2 ,・・・の印刷データを印字機構部6
が印字できるイメージ信号に変換した後、印字機構部6
に出力する。
【0006】なお、このようなジョブ管理装置に関連す
る従来の文献としては、例えば、発明協会公開技報92
−267号がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、複数のユーザから同時に複数文書の
ソースデータが送られると、キュー管理テーブル7に各
ユーザのプリントファイルが混在した形でキューイング
されるため、印刷文書がユーザ毎ではなく、各ユーザの
文書が混在した形で出力される。そのため、印刷結果を
各ユーザ毎に仕分け直すという負担が発生するという問
題点があった。また、あるユーザの大量ページの中に他
のユーザの1ページが混入してしまった場合、大量ペー
ジを出力したユーザがそれに気付かずに他のユーザの文
書を一緒に持っていってしまうおそれがあるという問題
点もあった。本発明は、そのような問題点を解決し、複
数のユーザが同時に複数文書の印刷要求を出した場合で
も、ユーザ毎に出力されるようにして、印刷出力文書の
ユーザ毎の仕分け作業の負担を軽減することを課題とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のジョブ管理装置では、上位装置から受信し
たジョブ対象データを記憶装置に蓄積する受信手段と、
データ処理制御情報に基づいて前記ジョブ対象データを
処理し、ジョブ実行用下位装置に送るデータ処理手段
と、ユーザを識別するための識別データとデータ処理制
御情報名との対応関係を示す対応テーブルと、前記受信
手段が1つのジョブ対象データの受信を完了する毎に、
前記対応テーブル内の識別データと受信したジョブ対象
データ内の識別データとを比較し、対応するデータ処理
制御情報名を決定する決定手段と、ジョブをユーザ毎に
設けられるユーザエントリに登録し、各ユーザエントリ
間で順序付けを行うと共に同一ユーザエントリ内のジョ
ブ間で順序付けを行うキュー管理テーブルと、前記受信
手段が1つのジョブ対象データの受信を完了する毎に、
該ジョブ対象データのユーザのユーザエントリが前記キ
ュー管理テーブルに登録されていない場合は、該ユーザ
の識別データと前記決定手段で決定したデータ処理制御
情報名とを含む新規ユーザエントリを、前記キュー管理
テーブルに登録し、かつ、該新規ユーザエントリにジョ
ブを登録し、前記ジョブ対象データのユーザのユーザエ
ントリが前記キュー管理テーブルに登録されている場合
は、該ユーザエントリに登録されたジョブ列の最後尾に
順序付けてジョブを登録し、また、前記下位装置のジョ
ブが終了する毎に、次の実行ジョブとして、終了したジ
ョブと同一のユーザエントリ内で次に順序付けられてい
るジョブを指定し、該ユーザエントリ内に次に順序付け
られたジョブがないときは、終了したジョブが登録され
ていたユーザエントリの次に順序付けられているユーザ
エントリのデータ処理制御情報名と共に、該ユーザエン
トリのジョブを指定するキュー管理手段と、前記次の実
行ジョブの指定を受けて、指定されたデータ処理制御情
報名に基づいてデータ処理制御情報を前記データ処理手
段に設定し、ジョブの実行要求を出力する設定手段とを
具えることとした。また、前記キュー管理テーブルは、
各ユーザエントリに登録されたジョブ数をユーザエント
リ毎に保持し、キュー管理手段は、キュー管理テーブル
に新規ジョブを登録する際に、該ジョブを登録すべきユ
ーザエントリの前記ジョブ数が所定数に達しているとき
は、新規に作成したユーザエントリに登録することとし
た。そしてまた、前記キュー管理テーブルは、各ユーザ
エントリに登録されたジョブの合計データ量をユーザエ
ントリ毎に保持し、キュー管理手段は、キュー管理テー
ブルに新規ジョブを登録する際に、該ジョブを登録すべ
きユーザエントリの前記合計データ量が所定値に達して
いるときは、新規に作成したユーザエントリに登録する
こととした。さらにまた、前記キュー管理手段は、キュ
ー管理テーブルに新規ジョブを登録する毎に、前記合計
データ量が少ない順になるように、キュー管理テーブル
内のユーザエントリ間の順序付けをし直すこととした。
【0009】
【作 用】決定手段は、受信手段が1つのジョブ対象
データの受信を完了する毎に、前記対応テーブル内の識
別データと受信したジョブ対象データ内の識別データと
を比較し、対応するデータ処理制御情報名を決定する。
また、キュー管理手段は、前記受信手段が1つの該ジョ
ブ対象データの受信を完了する毎に次のような処理を行
う。すなわち、受信したジョブ対象データのユーザのユ
ーザエントリがキュー管理テーブルに登録されていない
場合は、該ユーザの識別データと前記決定手段で決定し
たデータ処理制御情報名とを含む新規ユーザエントリ
を、前記キュー管理テーブルに登録すると共に、該新規
ユーザエントリにジョブを登録する。一方、前記ユーザ
のユーザエントリが前記キュー管理テーブルに登録され
ている場合は、該ユーザエントリに登録されたジョブ列
の最後尾に順序付けてジョブを登録する。また、下位装
置のジョブが終了する毎に、次の実行ジョブとして、終
了したジョブと同一のユーザエントリ内で次に順序付け
られているジョブを指定する。その際、該ユーザエント
リ内に次に順序付けられたジョブがないときは、終了し
たジョブが登録されていたユーザエントリの次に順序付
けられているユーザエントリのデータ処理制御情報名と
共に、該ユーザエントリのジョブを指定する。そして、
設定手段は、指定されたデータ処理制御情報名に基づい
てデータ処理制御情報を前記データ処理手段に設定し、
ジョブの実行要求を出力する。
【0010】そのようにして、処理結果をユーザ毎にま
とめて出力するようにし、処理結果を各ユーザ毎に仕分
け直すというような作業を不要とする。また、本発明を
プリンタに適用した場合、あるユーザの大量ページの中
に他のユーザの1ページが混入してしまうというような
ことを防止する。
【0011】また、前記キュー管理テーブルは、各ユー
ザエントリに登録されたジョブ数をユーザエントリ毎に
保持するようにし、キュー管理手段は、キュー管理テー
ブルに新規ジョブを登録する際に、該ジョブを登録すべ
きユーザエントリの前記ジョブ数が所定数に達している
ときは、新規に作成したユーザエントリに登録する。そ
のようにすれば、1つのユーザエントリについて連続し
て処理されるジョブ数が所定数に制限され、1人のユー
ザが長時間処理装置を専有することがなくなる。
【0012】そしてまた、前記キュー管理テーブルは、
各ユーザエントリに登録されたジョブの合計データ量を
ユーザエントリ毎に保持するようにし、キュー管理手段
は、キュー管理テーブルに新規ジョブを登録する際に、
該ジョブを登録すべきユーザエントリの前記合計データ
量が所定値に達しているときは、新規に作成したユーザ
エントリに登録する。その結果、1つのユーザエントリ
について連続して処理されるジョブの合計のデータ量が
所定値に制限され、各ユーザに処理時間の均等配分がな
される。
【0013】さらにまた、前記キュー管理手段は、キュ
ー管理テーブルに新規ジョブを登録する毎に、ユーザエ
ントリの順序が前記合計データ量が少ない順になるよう
に、キュー管理テーブル内のユーザエントリ間の順序付
けをし直す。その結果、処理量の少ないユーザ程、処理
の待ち時間が短くなって、長時間処理待ちをする割合を
低減させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をプリンタに適用した場合を例
にして、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図2は、本発明を適用するプリンタの概略のハード
ウェア構成を示すブロック図である。図2において、1
1はCPU(中央演算処理装置)、12はメモリ、13
はホストインターフェース、14は印字装置、15は印
字装置制御回路、16は固定ディスク、17は固定ディ
スク制御回路、18はバス、19はホストコンピュータ
である。
【0015】CPU11は、ROM(リードオンリーメ
モリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)から成るメ
モリ12に格納されたプログラムに従ってプリンタ全体
を制御する。メモリ12は、上記プログラムやシステム
パラメータをROMに記憶したり、処理に使われるデー
タを一時的に記憶したりする。ホストインターフェース
13は、ホストコンピュータ19からソースデータを受
信する。印字装置14は、印字装置制御回路15を介し
て送られてきた印字データの印字を行う。固定ディスク
16は、固定ディスク制御回路17により入出力制御を
受けながら、各種テーブルやファイルを記憶する。バス
18は、アドレスバス,データバス,制御信号線から成
る。
【0016】(第1実施例)図1は、本発明の概略の構
成を示すブロック図である。符号は、図7のものに対応
している。これらの手段は、図2に示すハードウェア構
成により実現されるものである。図7に示した従来のも
のと比較して、受信手段1,設定手段4,データ処理手
段、及び、対応テーブル8,印刷制御情報ファイル9,
プリントファイル格納領域10は、実質的な差異はない
が、決定手段3,キュー管理手段2及びキュー管理テー
ブル7は異なっている。
【0017】まず、決定手段3について説明すると、図
7のものにおける決定手段3は、プリントファイルPD
1 ,PD2 ,・・・を処理するジョブの開始時点で、対
応テーブル8を参照して必要な印刷制御情報名を得るよ
うにしていた。それに対して、本発明における決定手段
3は、受信手段が1つのジョブ対象データの受信を完了
する毎に、対応テーブル8内の識別データと受信したジ
ョブ対象データ内の識別データとを比較し、対応するデ
ータ処理制御情報名を決定する。
【0018】次に、本発明におけるキュー管理テーブル
7について説明する。図3は、キュー管理テーブルの内
容を示す図である。キュー管理テーブル7は、プリント
ファイル名を書き込んだジョブパケットJ11,J12,・
・・と、識別データ,印刷制御情報名及びジョブ数等を
書き込んだユーザパケットU1 ,U2 ,・・・との2種
類のパケット、及び、最先のユーザパケットU1 の先頭
アドレスUP1 を書き込んだキューポインタとから成
る。なお、キュー管理テーブル7中にユーザパケットが
登録されていないときは、そのことを示すため、キュー
ポインタに、例えば、「0」を書き込む。
【0019】ユーザパケットU1 ,U2 ,・・・の先頭
にある第1ポインタ領域には、次に印刷処理を待つユー
ザパケットの先頭アドレスUP2 ,UP3 ,・・・を書
き込み、その次の第2ポインタ領域には、同一の識別デ
ータを持つプリントファイルのジョブパケットの内の最
先のジョブパケットの先頭アドレスJP11,JP21,・
・・を書き込む。また、ジョブパケットJ11,J12,・
・・の先頭にあるポインタ領域には、次に印刷処理を待
つジョプパケットの先頭アドレスJP12,JP13,・・
・を書き込む。なお、次に続くユーザパケットやジョブ
パケットがないときは、そのことを示すため、例えば、
「0」を書き込む。このようにして、ユーザパケットU
1 ,U2 ,・・・とジョブパケットJ11,J12,・・・
との間、及び、各ユーザパケットU1 ,U2 ,・・・間
をリンクさせている。これら、ユーザパケットU1 とそ
れにリンクしたジョブパケットJ11,J12,J13や、ユ
ーザパケットU2 とそれにリンクしたジョブパケットJ
21,J22は、それぞれキュー管理テーブル7の1つのユ
ーザエントリと見なすことができる。
【0020】次に、キュー管理手段の処理を説明する。
図4は、第1実施例の処理を示すフローチャートであ
る。各ステップは、特にどの手段によるかの記述がある
もの以外は、全てキュー管理手段による処理である。 ステップ1…受信手段1からソースデータの受信終了通
知、すなわち、新規なプリントファイルの作成終了を知
らせる通知が来たか否かを判別する。 ステップ2…来たとき、決定手段3により、ソースデー
タ中の識別データと対応テーブル8の各エントリの識別
データとを比較して、一致した識別データに対応する印
刷制御情報名を、対応テーブル8から取り出す。 ステップ3…キュー管理テーブル7からキューポインタ
の値を読み出す。 ステップ4…読み出したキューポインタの値からキュー
管理テーブル7に登録されたユーザパケットがあるか否
かを判別する。例えば、キューポインタの値が「0」な
ら「ユーザパケットなし」、「0」でなければ、「ユー
ザパケットあり」と判定する。
【0021】ステップ5…ステップ4で「ユーザパケッ
トなし」のとき、新しいユーザパケットを作成し、その
先頭アドレスをキューポインタに書き込む。あるいは、
後述するステップ12までの処理を行った後なら、キュ
ー管理テーブル7中の最後尾にリンクされているユーザ
パケットの第1ポインタ領域に書き込む。 ステップ6…新規に作成したユーザパケットにステップ
2で取り出した印刷制御情報名と識別データを書き込
み、ジョブ数の欄に「1」を書き込む。 ステップ7…ジョブパケットを新規に作成し、その先頭
アドレスを作成したユーザパケットの第2ポインタ領域
に書き込む。 ステップ8…現在、印字機構部6が印刷ジョブを実行中
か否かを判別する。 ステップ9…実行中でなければ、設定手段4により、ス
テップ6で新規ユーザパケットに書き込んだ印刷制御情
報名に対応する印刷制御情報を、印刷制御情報ファイル
9から取り出して、データ処理手段5に設定する。 ステップ10…設定手段4は、キュー管理手段2から次
にジョブを実行すべきプリントファイル名を受け取っ
て、データ処理手段5に対してジョブ実行を要求する。
【0022】ステップ11…ステップ4で「ユーザパケ
ットあり」のとき、新規に作成されたプリントファイル
が持つ識別データと、キュー管理テーブル7中の、その
時比較対象となっているユーザパケットの識別データと
を比較して、一致したか否かを判別する。 ステップ12…一致しなかったら、比較対象をその次の
ユーザパケットに移す。
【0023】ステップ13…ステップ11で一致したと
き、そのユーザパケットに登録されたジョブ数が所定
値、例えば、10以上になったか否かを判別する。 ステップ14…所定値以上でなければ、そのユーザパケ
ットのジョブ数に1を加えてジョブ数を更新する。 ステップ15…ジョブパケットを新規に作成し、ステッ
プ11で識別データが一致したユーザパケットにリンク
されているものの内の最後尾のジョブパケットのポイン
タ領域に、新規ジョブパケットの先頭アドレスを書き込
む。
【0024】ステップ16…ステップ1で通知が来ない
とき、印字機構部6におけるジョブが終了したか否かを
判別する。 ステップ17…終了したとき、終了したジョブのジョブ
パケットをキュー管理テーブル7から削除する。その
際、この時ジョブ実行中のユーザが長時間プリンタを占
有するのを防ぐために、ジョブパケットが削除されて
も、ユーザパケットのジョブ数は変更しない。 ステップ18…当該ユーザパケットにリンクしたジョブ
パケットがまだ残っているか否かを判別する。 ステップ19…なければ、当該ユーザパケットをキュー
管理テーブル7から削除する。それと同時に、削除した
ユーザパケットの次にリンクされているユーザパケット
の先頭アドレスを、キューポインタに書き込む。 ステップ20…キュー管理テーブル7中にまだユーザパ
ケットが残っているか否かを判別する。 ステップ21…あれば、設定手段4により、そのユーザ
パケットに登録されている印刷制御情報名に対応する印
刷制御情報を、印刷制御情報ファイル9から取り出し
て、データ処理手段5に設定する。 ステップ22…設定手段4は、キュー管理手段2から次
にジョブを実行すべきプリントファイル名を受け取っ
て、データ処理手段5に対してジョブ実行を要求する。
【0025】なお、本実施例においては、ステップ6に
おいて、ユーザパケットにジョブ数を登録し、ステップ
13において、ジョブ数が所定値以上であれば、そのユ
ーザパケットに新規のジョブパケットを追加しないよう
にした。そうすることにより、1つのユーザパケットに
ついて連続して処理されるジョブ数を制限するようにし
たが、その必要がなければ、それらの処理を省略するこ
ともできる。
【0026】(第2実施例)第1実施例では、1人のユ
ーザが長時間プリンタを専有しないように、1つのユー
ザパケットに対して連続して処理されるジョブ数が所定
値以内になるように制限したが、本実施例では、ジョブ
数に代えて、ユーザパケットにリンクするジョブパケッ
トのプリントファイルの全データ量で制限するようにし
ている。それに伴って、キュー管理テーブル7のユーザ
パケットには、ジョブ数の代わりに全データ量を登録す
るようにする。また、第2実施例では、キュー管理テー
ブル7に新規ジョブパケットが追加される度毎に、ユー
ザパケットの全データ量が小さい順にユーザパケットの
リンク順を並べ替える処理(出力順変更処理)も付加し
ている。
【0027】図5は、第2実施例の処理を示すフローチ
ャートである。図4に示した第1実施例のものと比較し
て、ステップ6,ステップ14,ステップ15が全デー
タ量でジョブパケットの追加を制限することに関連して
変更され、さらに、ステップ8,ステップ17の出力順
変更処理が付加されている点のみが異なっており、その
他は図4のものと同様である。そのため、ここでは、重
複を避けるため、図4のものと異なっているステップの
みを説明する。
【0028】ステップ6…新規に作成したユーザパケッ
トにステップ2で取り出した印刷制御情報名と識別デー
タを書き込んだ後、データ量の欄に新規プリントファイ
ルのデータ量を書き込む。 ステップ14…そのユーザパケットに登録された全ジョ
ブパケットのプリントファイルの全データ量が所定値、
例えば、1MB以上になったか否かを判別する。 ステップ15…所定値以上になっていなければ、そのユ
ーザパケットの「全データ量」に新規なプリントファイ
ルのデータ量を加えることにより、上記「全データ量」
を更新する。 ステップ8,17…出力順変更処理として、新規プリン
トファイルのジョブパケットが追加される度に、ユーザ
パケットの全データ量の小さい順にユーザパケット単位
で出力順序を変更する。
【0029】次に、その出力順変更処理について詳細に
説明する。図6は、出力順変更処理を示すフローチャー
トである。 ステップ1…新規にジョブパケットを追加した現ユーザ
パケットが、キュー管理テーブル7中の先頭パケットで
あるか否かを判別する。 ステップ2…先頭パケットでなければ、当該処理のポイ
ンタをキュー管理テーブル7中の2番目のユーザパケッ
トに置く。 ステップ3…ポインタが指すユーザパケットの識別デー
タが現ユーザパケットの識別データと一致するか否かを
判別する。 ステップ4…一致しなければ、ポインタが指すユーザパ
ケットの全データ量Sn が、現ユーザパケットの全デー
タ量Sより小さいか否かを判別する。 ステップ5…現ユーザパケットの全データ量Sの方が小
さければ、ポインタが指すユーザパケットと現ユーザパ
ケットの順序を入れ換える。すなわち、ポインタが指す
ユーザパケットの1つ前のユーザパケットの第1ポイン
タ領域に現ユーザパケットの先頭アドレスを書き込み、
現ユーザパケットの第1ポインタ領域にポインタが指す
ユーザパケットの先頭アドレスを書き込む。そして、現
ユーザパケットの1つ前のユーザパケットの第1ポイン
タ領域に現ユーザパケットの第1ポインタ領域に書き込
まれていた値を書き込む。
【0030】ステップ6…ステップ3で一致したとき
は、これから全データ量を比較しようとしていた相手が
自分自身ということになって、比較する意味がないの
で、また、ステップ4で現ユーザパケットのデータ量S
より小さかったときは、順序を変更する必要がないの
で、ポインタを次のユーザパケットに移す。 ステップ7…ポインタが指すべきユーザパケットがまだ
あるか否かを判別する。 ステップ8…なければ、現ユーザパケットのデータ量が
最も多いということになるので、現ユーザパケットをキ
ューの最後尾に移す。現ユーザパケット自体がキューの
最後尾にある場合は、移す必要はない。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のジョブ管理装
置によれば、処理結果がユーザ毎にまとまって出力され
るため、処理結果を各ユーザ毎に仕分け直すというよう
な作業が不要となる。また、本発明をプリンタに適用し
た場合、あるユーザの大量ページの中に他のユーザの1
ページが混入してしまうというようなことも防止するこ
とができる。
【0032】また、キュー管理テーブルに新規ジョブを
登録する際に、該ジョブを登録すべきユーザエントリの
前記ジョブ数が所定数に達しているときは、新規に作成
したユーザエントリに登録するようにすれば、1つのユ
ーザエントリについて連続して処理されるジョブ数が所
定数に制限される。その結果、1人のユーザが長時間処
理装置を専有することを防止することができる。
【0033】そしてまた、キュー管理テーブルに新規ジ
ョブを登録する際に、該ジョブを登録すべきユーザエン
トリの前記合計データ量が所定値に達しているときは、
新規に作成したユーザエントリに登録するようにすれ
ば、1つのユーザエントリについて連続して処理される
ジョブの合計のデータ量が所定値に制限される。その結
果、各ユーザに処理時間を均等に配分することができ
る。
【0034】さらにまた、キュー管理テーブルに新規ジ
ョブを登録する毎に、各ユーザエントリの合計データ量
が少ない順になるように、キュー管理テーブル内のユー
ザエントリ間の順序付けをし直すようにすれば、処理量
の少ないユーザ程、処理の待ち時間が短くなって、長時
間処理待ちをする割合を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略の構成を示すブロック図
【図2】 本発明を適用するプリンタの概略のハードウ
ェア構成を示すブロック図
【図3】 キュー管理テーブルの内容を示す図
【図4】 第1実施例の処理を示すフローチャート
【図5】 第2実施例の処理を示すフローチャート
【図6】 出力順変更処理を示すフローチャート
【図7】 従来のジョブ管理装置の概略の構成を示すブ
ロック図
【図8】 ソースデータの内容を示す図
【符号の説明】
1…受信手段、2…キュー管理手段、3…決定手段、4
…設定手段、5…データ処理手段、6…印字機構部、7
…キュー管理テーブル、8…対応テーブル、9…印刷制
御情報ファイル、10…プリントファイル領域、11…
CPU、12…メモリ、13…ホストインターフェー
ス、14…印字装置、15…印字装置制御回路、16…
固定ディスク、17…固定ディスク制御回路、18…バ
ス、19…ホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から受信したジョブ対象データ
    を記憶装置に蓄積する受信手段と、データ処理制御情報
    に基づいて前記ジョブ対象データを処理し、ジョブ実行
    用下位装置に送るデータ処理手段と、ユーザを識別する
    ための識別データとデータ処理制御情報名との対応関係
    を示す対応テーブルと、前記受信手段が1つのジョブ対
    象データの受信を完了する毎に、前記対応テーブル内の
    識別データと受信したジョブ対象データ内の識別データ
    とを比較し、対応するデータ処理制御情報名を決定する
    決定手段と、ジョブをユーザ毎に設けられるユーザエン
    トリに登録し、各ユーザエントリ間で順序付けを行うと
    共に同一ユーザエントリ内のジョブ間で順序付けを行う
    キュー管理テーブルと、前記受信手段が1つのジョブ対
    象データの受信を完了する毎に、該ジョブ対象データの
    ユーザのユーザエントリが前記キュー管理テーブルに登
    録されていない場合は、該ユーザの識別データと前記決
    定手段で決定したデータ処理制御情報名とを含む新規ユ
    ーザエントリを、前記キュー管理テーブルに登録し、か
    つ、該新規ユーザエントリにジョブを登録し、前記ジョ
    ブ対象データのユーザのユーザエントリが前記キュー管
    理テーブルに登録されている場合は、該ユーザエントリ
    に登録されたジョブ列の最後尾にジョブを登録し、ま
    た、前記ジョブ実行用下位装置のジョブが終了する毎
    に、次の実行ジョブとして、終了したジョブと同一のユ
    ーザエントリ内で次に順序付けられているジョブを指定
    し、該ユーザエントリ内に次に順序付けられたジョブが
    ないときは、終了したジョブが登録されていたユーザエ
    ントリの次に順序付けられているユーザエントリのデー
    タ処理制御情報名と共に、該ユーザエントリのジョブを
    指定するキュー管理手段と、前記次の実行ジョブの指定
    を受けて、指定されたデータ処理制御情報名に基づいて
    データ処理制御情報を前記データ処理手段に設定し、ジ
    ョブの実行要求を出力する設定手段とを具えたことを特
    徴とするジョブ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記キュー管理テーブルは、各ユーザエ
    ントリに登録されたジョブ数をユーザエントリ毎に保持
    し、キュー管理手段は、キュー管理テーブルに新規ジョ
    ブを登録する際に、該ジョブを登録すべきユーザエント
    リの前記ジョブ数が所定数に達しているときは、新規に
    作成したユーザエントリに登録することを特徴とする請
    求項1記載のジョブ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記キュー管理テーブルは、各ユーザエ
    ントリに登録されたジョブの合計データ量をユーザエン
    トリ毎に保持し、キュー管理手段は、キュー管理テーブ
    ルに新規ジョブを登録する際に、該ジョブを登録すべき
    ユーザエントリの前記合計データ量が所定値に達してい
    るときは、新規に作成したユーザエントリに登録するこ
    とを特徴とする請求項1記載のジョブ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記キュー管理手段は、キュー管理テー
    ブルに新規ジョブを登録する毎に、前記合計データ量が
    少ない順になるように、キュー管理テーブル内のユーザ
    エントリ間の順序付けをし直すことを特徴とする請求項
    3記載のジョブ管理装置。
JP6150321A 1994-06-07 1994-06-07 ジョブ管理装置 Pending JPH07334329A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326267A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Toshiba Corp 画像形成装置および画像形成装置の制御方法および画像形成装置に利用されるプログラム
JP2008299671A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Canon Inc 情報処理装置と方法、プログラム及び印刷システム

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